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トカラ列島遠征釣行 その5@マリンチャレンジャー号

二日目の深夜、船が走り始めたのを夢の中で感じた。しばらくうとうとすると船の揺れが次第に大きくなってきた。予報通り海が荒れ始めたのだった。エンジン音と船の波への当たり方から察するに余りスピードは出ていないようだった。
次に目が覚めたのは外が薄明るくなり始めた5時頃だった。船は相変わらず波に当たって揺れており止まる気配はない。まだポイント到着までには時間がかかるのだろうと再び床に入った。
次に目が覚めたのは船が泊まったのに気づいた時だった。波に揺られる船の薄暗い中で人の話し声がする。船長と店長が今日の釣りについて話し合っていた。
当初の予定では口永良部島周辺で釣りをしてから指宿に戻る予定だったが、思いの外波が高く釣りをするには危険なので錦江湾まで戻りましょう、というような話をしていた。ああ、まだしばらくは走り続けるんだな、と思い毛布を頭から被る。
やっととこから出た時にはすでに日も高く上がり青い海が美しかった、しかし波は高い。
それからしばらく走り続けると次第に波が静かになり船が湾内に入ったと気づく。
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錦江湾内の最初のポイントに着いたのは午前10時近くだった。
前夜の0時頃から走り始めたのでおよそ10時間船は走り続けてここまで来たのだ。
外に出ると海も空も青く澄み渡り波は静かになっていた、遠く桜島らしい山が見えたので誰かに聞いた。
やっと釣りが出来る、と思ったのは僕だけではないだろう。一同思いおもいにキャビンから出て来てすぐに釣りの支度を始めた。まだ朝食も食べていないというのに。
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船長曰く、このあたりは当たりはスジアラとクエ、ハズレでもマダイが釣れます、というので一同のエンジンに火が入る。
最初の一流し目、いきなりミヨシのF氏がカンパチを釣り上げる。トモの昆虫大好きさんにもアタリがあった。
僕はマダイを狙っちゃおう、とほくそ笑んでいた。かつてテレビの釣り番組や釣り雑誌で錦江湾のマダイ釣りについて何度か見ているがデカイマダイがたくさん釣れるイメージしか残っていなかった。今日ここでタイを釣らずして何時釣る!的に確信的マダイ釣りを始めたのだが海の神様はなかなか微笑んでくれない。
東京湾のマダイ釣りで実績のあるゴビアス・ブルスリムというジグを落としてタイラバのような使い方で狙ってみたのだが全くアタリが無い。他の釣り師の皆さんもそれぞれに狙いをつけてシャクっていたのだが全くアタリが無い。
「潮が止まっちゃってるなあ」と船長が誰にいうでもなく困った調子でボソリと言いながらポイントを次々と変えて行った。
深いところ、浅いところ、漁礁など次々に場所を変えて攻めてみるものの全くアタリがなかった。


鹿児島出身のバイク大好きさんは船酔いにもめげず釣りをしていたので、「もう大丈夫?」と声をかけたら「地元の錦江湾で釣りをしたことがないので今日どうしても地元で釣りをしておきたかった」というようなことを言いながら竿をしゃくっていた。
お昼近くまであれこれやってみたが、どこを探ってもなんのジグを落としても魚の反応はさっぱりで、時間もなくなってきたので上がることになった。「ああ終わってしまった」と思いながらも疲れた体にどこかホットしながら竿を片付ける。
釣り場から港までは思いの外近く、あっという間に帰港して船は岸壁に横付けさせられた。
すぐに荷物を船からあげてタックルを片付ける。時間に余裕があったので比較的ゆったりと帰り支度をした。
持ち帰る魚を船長に箱に詰めてもらい梱包した。キハダとカンパチにアカヤガラなど詰め込み家に送る。もちろんクエも。ジギング王の釣ったツチホゼリは後日僕の知っている中華料理店で宴会をしましょう、ということになりクエと一緒に我が家に送られた。
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支度が終わると船長の車で近くの温泉に行き汗を流した。船上でのシャワーは使う水の量を気にしなければならないのでふんだんなお湯で全身を洗えるのは嬉しかった。この日は食事を取らずに遊んでいたので食事を取ろうと温泉に併設されたレストランに向かったらちょうど午後の休憩に入ったところでまたまた食事を食べ損なう。仕方ないので港に戻り空港までのバスを待ち、途中で何か買って食べることになった。
三日目はほとんど釣りにならなかったものの初日二日がまる丸一日釣りを満喫できたので僕の心は満たされていた。身体ももうこれ以上は無理、と言っていた。それでも次回来るときにはもっと太いタックルを用意して、今回切られた大物を仕留めてやろうとすでに次回のことを考えていたのでありました。

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2019年4月22日 (月)

トカラ列島遠征釣行 その4@マリンチャレンジャー号

トカラ列島遠征釣行二日目。朝5時に目がさめると船はすでにポイント近くまで移動してきていた。今日は一日ジギングでカンパチを狙う。もちろん大物を。20キロ、30キロ、40キロいや50キロオーバーと夢も欲も尽きない。
船長の作ってくれた朝食を手早に食べると早速釣りを開始する。
最初に釣れたのは7時過ぎ、根魚を狙っていた根魚王にカンパチがきた。カンパチは大きさの割にはよく引く魚なのでファイトは油断ならないし引きを楽しむことができる。
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続いてきたのはトモでシャクっていた昆虫大好きさんに来た。よく走り引きがカンパチと違う。しばし緊張したファイトが続き上がって来たのは10キロ近いイソマグロだった。トカラ周辺には比較的多くいる魚だったが今回の釣行ではイソマグロはこの一匹だけだった。
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このあとはもう入れ食い状態。ジグを落とせばカンパチが掛かる。船上はダブルヒット、トリプルヒット、挙げ句の果てには全員ヒットなどとカンパチだらけ。こんな釣れ方をしたのは初めてかもしれない。ただし大きさはなかなか大きいものが来ない。群れの中には必ず大きいのもいるはずなので小さいものから先にルアーに食いついて来てしまうようだ。
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それでも入れ食いは釣り師にとって楽しくないわけはない。みんながカンパチの引きを満喫している。
中でも絶好調だったのは昨日船酔いでほとんど登場しなかったバイク大好きさん。僕のすぐ右隣で釣りをしていたのでよく見ていたのだが、ジグを落とすたびにカンパチが釣れていた。連続して7回くらいは魚がかかったろうか。使っていたジグを失い別なジグに変えても同じように入れ食いだった。しかもまだ船酔いから完璧に復活はしておらず時折うずくまり背中を震わせながら釣りをしている。
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船酔いをしながらよく釣りができるなあ、とこの時は僕は傍観者で見ていた。僕は船酔いをしたことがないので船酔いを実感できなかったのだ。
ところがこの釣行から帰ってきた後、ある飲み会で日本酒を飲みすぎて久しぶりに二日酔いをしてトイレのお世話になった。その時思ったのはこんなに辛い思いをするのがわかっていても高いお金を払って釣りに行く人たちの執念というか狂気というか、たとえ今はアネロンという強力な酔い止め薬があるとは言っても、このリスクを承知で釣りに出かける人たちの釣りにかける情熱を尊敬せざるを得ない。
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今回の釣行でもアネロンを飲んでいなかったのはおそらく僕とジギング王だけだった。他の釣り師の皆さんは薬を飲みつつ、船の揺れとタタカイつつ魚ともタタカウのだ。Fさんはアネロンが効かないと感じて二錠飲んだら効きすぎて眠くなり一時釣りを中断したとか。船酔いとのタタカイは本当に厄介なものらしい。僕がどうして酔わないのかは不明だけれど、おそらくはかつてスキーで頭から何度も転んで強打しているので三半規管がいかれてしまっているんだろう。ともあれタタカイが一つ少なくて済む僕としてはとても快適な船旅なのだ。
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カンパチは昼頃まで釣れ続いた。もちろん一箇所ではなく、ポイントは移動しながら、さらには同じポイントを流し変えながらではあるがとめどなく釣れた。ジグの色もシルバー、ピンク、ムロアジカラーと、形も様々な形になんでも来た。こう書くと誰が言って何を落としても簡単に釣れてしまうと思われてしまうかもしれないがそれは誤りだ。
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この船に乗っているのはみんなそれなれの経験豊かな手練れの釣り師ばかりだ。各自自分の持つテクニックを駆使しての上での入れ食いである。
初心者でもそれなりに釣れるだろうが、ファイト慣れしていない人がこれだけのカンパチをやり取りしきれようか。
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昼近くなると潮が止まりあたりも遠のいて来た。それと同時にやってきたのがサメだ。釣れなくなった上に釣った魚を横取りするヤツが来たのではたまらない。船長は巧みにポイントを移動してサメの攻撃をかわしてくれた。
昼近くになり当たりが遠のいたので昼食をとり大きく移動することになった。移動はおよそ四時間。また今日もシエスタを味わえる。
思う存分釣りをして、おなかいっぱい食べてビールを飲み昼寝をしてまた釣りをする。釣り師にとってこんな天国のような経験はなかなかできない。
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ゆっくり昼寝して起きた時、まだ船は走っていた。午後5時頃になってようやくポイントにつき再び釣りを始めた。
ここでもまた入れ食いか?と思ったが状況は大きく変わっていた。潮が緩み動かない。魚というのはハッキリしたものでどんなに沢山いても潮が動かない時は活性が落ちてエサやジグに食いついてこなくなる。そしてこんな時に逆に活発になる魚もいる。ヤガラという1メートル近くある細長い魚だ。
この魚は潮が緩んだ時に釣れるので釣り人には嫌がられるが食べると大層美味しく高級魚として取引されている。もちろん市場に流れる量は少ないので魚屋の店頭に並ぶこともないので見たことのある方は少ないと思うのだが。
このヤガラには黒っぽいアオヤガラと赤いアカヤガラがいて後者の方が上手いと言われている、このアカヤガラが入れ食いになってしまった。
午前中のカンパチ全員ヒットよろしくアカヤガラが全員ヒット。みんな長くて太い。美味しい魚と知っているので「うまい棒」などと僕らは言うのだけれど釣ったみんなの表情は微妙だ。
この魚引き味も楽しくなく重いだけ、海中に細長いものが見えてくるとガッカリする。
そんなアカヤガラの猛攻にあいながらもカンパチを求めて釣り続けた中僕に変なアタリがあった。
ジグがそこに落ちた瞬間、ブルン!という生き物のアタル反応があったにも関わらず巻き上げてくるとあまり引かない。またまたアカヤガラか?とも思ったが妙に重い。何だろう?と言いながら上げてきたら姿が浮かび上がってきた途端見ていた一同が声をあげた。
なんと釣れたのは超高級魚のクエだったのだ。
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僕はやったー!と叫び隣の根魚王が悔しがる。船長がタモに入れた後初めて「おめでとうございます」と握手を求めてきた。そのくらい貴重な魚なのだ。思わぬゲストに僕の顔はほころびっぱなし、さぞやだらしない顔になっていたのだろう。
その後、暗闇迫るまで釣ったがあまり大した釣果は得られずに夜になり夕食となる。
この日の夕食は鍋。ビールを飲みながら島も見えない沖の海上で夜を迎えるのは初めての経験だったが海は凪いでいたので不安はなかった。
今日一日の興奮をみんなで反芻しながら鍋をむさぼり食べ腹一杯になる。
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二日目のこの日はこのままこの海上で深夜まで過ごし、午前0時頃から移動して明日のポイントまで行くことになった。予報では明日は少々波が出るようなので沖の海上ではなく島周りを攻めることになりそうだ。
この晩は食後釣りをする元気もないほど遊び疲れていた。ビールとワインにもよっていい気持ちになってしまっていたので釣りはせずにシャワーを浴びて早々に床に入った。

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2019年4月21日 (日)

トカラ列島遠征釣行 その3@マリンチャレンジャー号

一時間ほど寝ただろうか、船のスピードが落ちてポイントが近いことがわかると自然と目が覚めた。
キャスティングとジギングでと船長のアナウンスに迷わずライトジギングの竿を手に取った。初日なので体力温存のためにもあまり力を使いたくなかったのだ。そうは言っても僕の使っているロタシオン のベルサリオという竿は強い竿で10キロくらいの獲物までは耐えてくれると思うのでラインの細さを腕でカバーすればそれなりの大物も取れるはず、という確信はあった。
開始早々怪魚ハンター氏にカンパチがヒット。先ほどのポイントよりは魚の活性も良さそうだ。
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僕にも続いてヒットがありグイグイと良く引く。カンパチかと思ったらツムブリだった。ブルーに光る魚体が美しい。
さらに僕にヒット、今度はツムブリよりデカイ。グイグイと竿を引き込む。カンパチか!?いいぞいいぞ、もっと引いてくれ!とファイトしていると突然プツッという感触が手元に伝わったかと思ったら竿が軽くなってしまった。糸が切れたか?と上げてきたらなんと釣り針が折れている。
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この釣り針は根魚のエサ釣り用のものをちょうど良さそうなサイズだからと買い込んでアシストフックに自分で仕立て上げたものなのだが、まさか簡単に折れるとは思わなかった。やはり餅は餅屋、ルアー用の針はそれなりの強度が保証されたものでないとダメだということがよく分かった。
ということでルアー用の針を交換しようと針のケースから針を選んで取り出したところで船が揺れた拍子になんと針が薬指に刺さってしまった。
刺さった針はカエシの奥まで指に食い込んでしまっていて引っ張っても抜けない。これはちょっと面倒なことになってしまったと船長を呼ぶ。
流石の船長、一目見て刺さった針をさらに刺してカエシを指先に出しましょう。というので指を見ないようにして船長に一気にグッと刺してもらった。想像していたほどの痛みもなく針先は指から出て、あとはワイヤーカッターで針を切り消毒をしていただく。幸い傷口は小さくすぐに血も止まり船長の処置が良かったのでバンドエイド程度の怪我で済んだが、こういう自分の不注意で釣りが中止という事態にでもなればみんなに迷惑をかけてしまうな、と思うと身が引き締まる思いだった。
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そんな事件もありつつ釣りは続けられており、ミヨシのF氏にヒット!今度は大きなフエダイが上がってきた。南の海らしい魚だ。これもまた魚体の模様が美しい。
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このあと、どうも本命カンパチ、GTの反応が今ひとつということで30分ほど移動することになる。
移動した先には小さな島が見えた。
潮の流れも良さそうでいかにも釣れそう、時間も夕まずめの時間帯に入っていたので期待が膨らむ。
船が止まってキャスティング組が投げ始めて間もなくミヨシのF氏にヒット!ところが一気にルアーごと飲まれて糸を切られてしまったらしい。GTだ!と声が飛んだと思ったら今度はトモで投げていたジギング王にヒット!
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しかしこれもバレてしまう。
魚はいる。活性も高い。釣り師一同の活性も一気に上がりキャストにジギングに力が入る。
間も無くヒットしたのは再びトモで投げてたジギング王。
ギュルギュルギュル!とドラグが鳴る。魚はでかそうだ。GTか!とファイトするジギング王。ところが引き方がGTとはちょっと違ったらしい。やがて魚体が姿を現したらキハダマグロだった。そつのないファイトでランディングされたキハダマグロは推定25キロクラス。お腹がパンパンに膨れた見事な魚体だ。

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この魚のヒットが入れ食いの始まりのゴングを鳴らしたかのように他の釣り師にも次々と大物がヒットする。
ジグをシャクっていた僕にも来た!ドン!というアタリと同時にドラグが鳴りリールが逆回転をして糸を吐き出す。マグロの場合はある程度糸を出して相手が疲れたところで勝負に出るのだがなかなか出て行く糸が止まらない。止まってくれ!と心で念じた瞬間、プッ!と糸が切れてしまった。
がっかりしつつもすぐに次のジグを結び直して海中に落とす。船長から60メートル付近にキハダマグロの群れがいる。とアナウンスされその深さを測って糸を出ししゃくり始めた途端にまたしてもドン!とアタル。
今度こそ仕留めてやる、とファイトに望むのだがしばらく糸を出された後に先ほどと同じように切られてしまった。どうも針の掛かり所が悪いようだ。あるいはジグが丸呑みされてしまい糸が口にかかってしまっているのかもしれない。
三度目の正直!と三度ジグを落とすと、これまた間も無くドン!と来る。こんなにキハダマグロが連続してかかったのは沖縄のパヤオでの釣り以来だったが、今回はかかるサイズが違ったようだ。三度目の正直もなすすべも無くプッ!と切られてしまった。流石に少々気落ちして釣りする手を休め他の人の釣りを見ていたのだが、僕と同じように切られる人が続出している。
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そんな中でミヨシでファイトしていたのはF氏。
どうやら大物らしくドラグがギュンギュン鳴って糸を出されている。船がフォローに入り浅場から魚を引き離しファイトを有利に進めて行く。
魚の止まった瞬間を見ては糸を巻きまた出される、体格のいいF氏のファイトは見応えがあった。
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15分くらいファイトしただろうか、魚との間が詰められいよいよ魚体が見えて来る。釣りをしていて一番ワクワクする瞬間だ。
澄んだ海中からやがて魚の影が浮かんで来る。ところがその影は銀色に光る魚では無く鈍く茶色い。サメだ。
ワクワクがガッカリに転じてしまいこれ以上のファイトも危険なのでルアーだけでも回収できるか、と手を尽くしていたところで糸が切れてしまいファイトは終わった。
サメが出てきたのでポイントを変えます。というアナウンスと共に船は走り出し30分ほど走った。
マグロの入れ食いははたまたサメの入れ食いだったのか?という疑問も浮かんだが僕のジグに食ってきたヤツのファイトはサメのそれとは明らかに違っていた。
ポイント移動後再びジギング組とキャスティング組に分かれて釣り始める。
すると瞬く間にヒットの連続。
最初にキャッチしたのは昆虫大好きさん。先ほどのジギング王のキハダよりは少々小ぶりながらもようやくのキャッチに顔がほころぶ。
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シャクっていた僕にもすぐに来た。先ほど切られた時と同様にヒットの瞬間は糸を出されたがそれを止めることができた。そうなればこっちのもの、少しずつ糸を巻いて間を詰めていくだけだ。
何度か糸を出されながらも5分ほどのファイトでようやくのキャッチ。今度は針がキハダの口の閂のところにしっかりかかっていた。
いい場所にフッキングすれば取れる!と自信が湧く。
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船上は次々とヒットしていくので船長も大忙しだ。
僕は再びかけたが今度はまたまた切られてしまった。なかなか簡単には釣れてくれない。
怪魚ハンターは運悪く取り込み寸前のところをサメにやられてしまい上がって来たのは頭だけだった。
サメは頭が良く、弱った魚がやってくる船の近くで待ち伏せしていてチャンスと見計らったら飛びかかってくる。
僕も相模湾でやられたことがあるが苦労して寄せて来た魚を眼の前でやられることの悔しさといったらない。根魚王もキハダをかけていたがやられていたようだ。
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キャスティング組では先ほどはサメの餌食になったF氏が今度は無事にキャッチ。
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続いてキャスティングの上州親分とジギングのY店長がダブルヒットでダブルキャッチした。
僕も先ほどのものより少し大きいのをキャッチし二本目。
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しかしこの辺りから再びサメが湧いて来てかかったマグロが襲われるようになった。
針にかかったマグロが何かから逃げるように暴れ出したと思うと突然ドラグがジャー!!!と音を立てて糸が出て行く。
僕もこれにやられてジグをまた失う。
さらに怪魚ハンター氏、昆虫大好きさん、と次々に襲われたところで日も落ちて暗くなったので昼の部の釣りは終了となり、船は浅場を探して錨を下ろした。
それにしてもなんというキハダマグロの群れだったんだろう。釣りをしていた全員に何度もヒットし糸を引きちぎって行った。大物を取れなかったのは悔しいが素晴らしい体験をさせてもらった。
そういえば9人いるはずの釣り師が一人足らない。そうだ!バイク大好きさんの姿が見えない。
キャビンを覗き込んでみたら苦しそうな表情で寝ていた。船酔いでダウンしていたのだ。
夕食は盛り沢山の焼肉、エビなどの鉄板焼きに舌鼓を打ち、満腹になったらシャワーで汗を流す。
普通ならここでその日の釣りは終わるのだがそうはいかないのが船中泊だ。暗くなった海に船のライトが照らされたらそこにプランクトン、小魚、中魚、大魚という順番で集まってくる。これを釣れるのが船中泊の最も大きな楽しみだ。
夕食が終わるとシャワーも浴びずに早速釣りを始める。
ライトタックルを落としてしゃくり始めた途端何かがヒット。名前の知らない魚が上がってきた。楽しい。
続いて投げ込むと今度は一気に糸を吐き出されてラインブレイクしてしまった。大きい魚が来たようだ。タックルをヘビーなものに変えてジグを投入するとすぐにヒット、よく走りいい引きをする魚だ。上がって来たのはギンガメアジ。夜の釣りの主役だ。
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すぐ横でエギを投げていた根魚王にもすぐにヒット。竿は大きく曲がり重そう。上がって来たのはなんと2キロは軽くありそうなアオリイカだ。関東周辺では考えられない大きさ。これだから船中泊はやめられない。
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ギンガメアジを釣って満足したのと酔いも回って来たので僕は9時ごろ寝た。
午前0時船が明日のポイントまで移動を始める。我々が寝ている間に移動してくれるのだ。
エンジンの音に目がさめるとだれかが話をしていた。どうやらこの時間まで釣りをしていたらしい。
後で聞いた話ではY店長が投げれば大物がかかって切られ、リーダーを結び直して投げるとまた切られる、というのを延々と続けていたらしい。
寝ている時と食事以外は釣りをしていられる。釣り師には天国のような船中泊の夜なのでありました。

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2019年4月17日 (水)

輪島ブリジギング2019

本ブログの順番からいくと「トカラ列島遠征その3」が来るはずだったんですが、突然輪島にブリを釣りに行くことになったので、記憶の新しいうちにそちらのお話を書かせていただきます。

輪島のブリ釣行というと僕にとってはちょうど6年前に連れて行っていただいたのが本格ジギング初の釣行でありまして、毎年春の輪島釣行は僕にとっては一つの節目になる釣行であります。

初めての時はビギナーズラックで渋い中もブリを2本釣ることができたのですが、その後も回を重ね行く度に自分のジギングのレベルがそれなりに上達しているバロメーター的な釣行になっているのがこの6年間の輪島で、7年目に入る今年はいかに昨年とは違う自分の釣りができるかがそれなりの楽しみな訳なんですね。

ということで、輪島釣行といえ0泊3日とあいかわらずの強行軍。4月15日月曜日の夕方7時過ぎにルアーショップ・エブアンドフローに5名が集合し出発、東名・新東名をぶっ飛ばし岐阜にて午前0時に岐阜の帝王を拾い一気に輪島へと向かいます。

これで6名全員が揃い初めましての挨拶やら再会を懐かしがる声やらで深夜零時の車中は一瞬盛り上がる。帝王とヨッシーさんの話を聞いていたら、以前帝王からKHKさんという本ブログの常連さんに可愛いお姉さんのフィギュアを上げたことについて、ヨッシーさんが自分も欲しい的な発言をしていたように聞こえた。しばらく2人のやりとりがあったのち、ヨッシーさんにも釣れたら帝王からフィギュアのプレゼントという話になったようだ。相変わらず面白い冗談を言う人だと聞き流していた。

そんなこんなで高速を走ること3時間、輪島のコンビニに立ち寄り食事を買い込んで港に到着したのは午前4時過ぎ。まだ明けぬ輪島の港で灯りを煌々と寺にながら待ち受けているのはいつもの天翔丸さんであります。

すぐに荷物を載せて出船。向かうは舳倉島、およそ2時間走る。

徹夜で運転し続けてきたY店長は即キャビンで寝る。他の一同もそれに続けと寝てしまった。ミヨシで釣りの準備をしていた僕は出遅れて寝るスペースの確保ができなくなってしまったものの、空いている隙間に身をねじって入り込み無理やり横になって寝た。

5時半過ぎ、明るくなって目が覚めたので船長の操舵室に行く。このところの釣況や今日の天気などのことをポツリポツリと話しているうちに舳倉島に到着。船が止まり外に出たらキャビンで寝ていたみんなはもう釣りの体制になっていた。

天気は晴れ、北西の風5mくらい、潮は流れているようだが澄んでいるのが気になった。

この日は先日バンド仲間に貰った猫の顔をした帽子で釣りすることに。猫と魚といったら縁が切れない中だからこちらが猫なら魚もやってくるだろうと冗談で被ってみたのだ魚がヒットしたら「にゃー」って言ってね、と帝王から指示が飛ぶ。寒いので防寒にちょうどいい。

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太陽が上がりきって少し暖かく感じ始めた頃、トモで釣っていたAさんにヒット!ところがどうも引きが違う。根魚か?と言いながら上がってきたのはなんとフグ!

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そこからしばらくアタリもなかったが8時半をすぎたあたりで再びAさんにヒット。今度は間違いなくブリ。いい引きをしている。

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それを見ながらしゃくっていたら僕にも「にゃにゃにゃ」とヒット。しかし魚は軽く引かない。ブリじゃないや、寝魚かな?フグかもしれない、などと巻き巻きしてきたらカレイだった。一応猫的にはカレイでも文句ないので顔の前に魚を持って写真を撮る。

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しばらくして今度は僕の右隣にいた帝王に来た!活性は上がりつつあるのか?帝王の魚はなかなかの引きをしていて上がってこない。船長がブリクラスか?と話すも帝王は冷静に重いだけであまり暴れんね、と返していた。魚が見えて来たら二匹付いてる。ああ、これじゃ引かないし重いわけだ、と船長も納得。救おうとした直前に一匹は外れてしまったがとりあえずそつなく一匹キャッチ。

すっかり日が上がりきった9時過ぎヨッシーさんにヒット。これでフィギュアをゲットだ!と冗談言いながらファイトしているが、重くてなかなか上がってこない。ヨッシーさん輪島は二度目で前回はキャスティングできたがゲキ渋の上、やっとかけたワラサを船べりでバラしてしまったのでこの魚が輪島初フィッシュになる可能性がある。

魚はあまり暴れないのだが重いらしくやや長いファイトなので、またまた帝王についでダブル?などと言っていた上がってきたら本当にダブルだった。ヨッシーさんこれで輪島のワラサではあるけどブリを初キャッチとなる。

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さらに少ししてヨッシーさんにまたまたヒット。これでフィギュア確定だね、などとまだ言ってる。

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この間僕はいろいろ試していた。水深が80〜100メートルと比較的深いので沈みの軽いジグは使いずらかったが最小は80グラムから最大は520グラムまで、サイズの違いだけでなくフォールスピードの違いや色などを変えつつ、それに合わせてしゃくり方も早くしゃくってみたり、大きくしゃくってみたりといろいろ試すがヒットがない。こんな中から正解を探し出すのがルアーでの釣りの楽しみでもあるのだ。

10時頃に地合いがきて僕の左隣、ミヨシで釣っていたY店長にヒット。隣が釣れた時はその周りの魚の活性も一瞬上がるのでチャンスとしゃくっていたら僕にもヒット!「ニャ~ゴ!!」と声を上げてみんなに笑われる。バカだなあ。楽しく釣れたらそれでいいのだ。しかし暑くなって頭が蒸れてきたのでニャンコ作戦はここでやめて普段の帽子を被る。

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Y店長も帝王もこの地合いで一匹追加する。帝王はみんなの釣った魚の血抜きなどし始めてすっかり中乗りさん化していた。

しばらくして再びミヨシの店長にヒットした瞬間、チャンスとばかりにしゃくっていた途中のスキルL520グラムを落としてしゃくり始めたらショートフォールにヒット!重いジグで素早くフォールさせる作戦が成功。三年前に輪島で覚えた手だ。型も良く丸々太ったいい魚だったがブリというほどのサイズではなかった。

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さああ、行くぞう!と気合が入ったのだがここからが釣れない。船もポイントを大きく変えたりして魚を探すが、魚探に写っているのに食ってこない。

そんな中Y店長が底付近を巧みに誘っていいサイズの魚を上げた。船長もやっとぶりが上がったと喜ぶ。8キロは超えていそうないい魚だ。しかしその後はさっぱりアタらないすでにお昼近くなっていたので食事をとったら今度は眠くなる。どこかもう一度地合いがくるだろうとそれまでに体力を温存しようと少し寝る。

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1時前から再び釣り始める。しばらくして店長が潮が変わったので釣れるかもしれない、と話していた矢先に地合いがやってきた。

地合いのゴングを鳴らしたのはミヨシの店長のヒット。首を傾げながら上がってきたのはなんとフグだったが、これを合図にしたかのように活性が上がった。

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まずはトモ方面で苦戦していたYさんに待望のヒット、そしてこれがまたまたダブル。

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ほぼ同時に僕にもヒット。フォールで落としたところにドスンと来た。そして他の誰かにもヒットしてトリプルヒットしていたようだだが自分のファイトに精一杯で記憶がない。僕の魚も重くなかなか糸を巻けないのだがさほど暴れない、ひょっとして自分にもか?と思っていたらやはりダブルだった。

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ヨッシーさんもダブルでキャッチ。ダブルがこんなに多いのは初めての経験。よほどたくさんの魚がいるに違いない。何かの拍子に魚にスイッチが入るといきなりジグを奪い合うように食いついてくるのがこの日のパターンだった。

残り時間は少なくなってきたが船上はがぜん賑やかになり誰かしらがヒットさせている状態。

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僕も気合いを入れてしゃくっていたらヨッシーさんとオマツリをしてしまった。船長が解いてくださっている間、何かを感じて自分の道糸を握ってオマツリを解くのに加勢しながら密かに道糸をしゃくってみた。するとオマツリが解けて糸を巻き始めたら重いじゃあないか!魚がついてる、しかも重い。

ラッキーなヒットにみんなマジか?光線とズルイ光線を発していたけれど釣れたらいいのだ。というか釣れる気がしていた。これもまたダブルだったようで魚は重い割りにあまり引かないファイトだったが残り20メートルくらいのところで、ズルッという感触とともに急に軽くなったので一匹外れたらしい。上がって来たのは今日の平均サイズのワラサだった。

さらに残り時間あと10分、という船長のアナウンスがあった直後にフワッとしたアタリ。すかさず合わせたが魚が小さい。引きも根魚の引きだったのでソイあたりかな?と思いながらあげて来たらその通りだった。その間も誰かがファイトしていた様子。

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さらにもう一匹!とジグを投入しようとしたところで船長から時間ですとストップがかかり本日の釣りは終了。

初めは渋く中間ポツポツでどうなることかと思ったが最後には地合いがきてまあまあの釣りになり全員魚をキャッチして良かった。ブリ釣りは地合いが必ず来ると信じてそれに準備することが大切だと思い知らされた。また渋い中でもテクニックで釣り上げてしまうY店長はさすがというしかない。7年目に入った僕の大物釣り人生の門出としては色々と得ることが多くいい釣行となった。

舳倉島から輪島まで2時間、輪島で温泉に浸かってから走ること4時間で岐阜へ、さらに4時間走って横浜に着いたのは午前3時近く。輪島への道は遠いことだけは変わらないのだが、こんなことも6年やっていると精神的には随分と近く感じるようになった。

ところで、フィギュアの冗談を交わしていた岐阜の帝王とヨッシーさんだが、帝王邸に荷物を運ぶときに帝王から声をかけられたヨッシーさんが思いクーラーボックスを一緒に運んで行ったと思ったら思わぬお土産を手にして帰ってきた。ヨッシーさん、魚釣った時より嬉しそう。

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2019年4月14日 (日)

トカラ列島遠征釣行 その2@マリンチャレンジャー号

深夜1時に鹿児島の指宿を出ておよそ8時間、午前9時になろうとしていた。数キロ先に島が見えるポイントに船は止まる。

さあいいよいよ釣り開始、キャビンのベッドで寝ていた釣り師一同が出てきてキャスティングするもの、ジギングをするものと思い思いに準備をする。

船長からのアナウンスでキャスティングはGT、キハダマグロなど、ジギングは根魚という。

釣行前から右肩を痛めて治療中の僕はまずはライトタックルを手にして根魚を狙ってみた。

海は青く空も日が差し暖かい。南の海の香りがした。昨夜は多少うねっていた海もだいぶ凪いできて船の揺れは小さくなっていた。

開始早々、左隣の根魚王がヒット!でもなんだか変な引き方をしているようで王様の表情は冴えない。ハタじゃあないな、と予言した通り上がってきたのはカワハギの仲間で南の島独特の鮮やかな色をしている。根魚王のターゲットは基本的にハタ類の高級魚。この海域ではスジアラ、クエあたりがその筆頭となる。

しばらくして再び根魚王にヒット。今度もまたまた冴えない表情。確かフエフキダイがあがってきた。

開始して1時間ほどして僕にもようやくヒット!これはハタの引きだな、なんだろう?と思いながら上げてきたらバラハタだった。バラハタは大変美味しい根魚なのだけれど、この海域ではシガテラという毒を持っているものがいるというのでリリースする。

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続いてまたまた根魚王、今度もカワハギ系だな、と予言通り通称ドラキュラと言われるキレイなハギの仲間だった。

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僕にもいいアタリがありヒット!竿はいい感じで絞り込まれて、魚らしい魚がきたぞ!と喜んだのもつかの間、スッと軽くなってしまった。あげて見たら針が折れている。この針はエサ釣り用品のお店で安売りしていたエサ釣り用の赤い針をジグ用に自分で作ってきたのだが耐久性に問題ありとここで判明しお蔵入りとなる。

 

一方のキャスティング組は今の所バイトもないようで苦戦している。船はどんどんポイントを小移動して流していった。

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根魚王がまた何か釣っている。今度はアオヤガラが上がってきた。この魚が釣れる時は潮が動いていない時が多いのでまり歓迎される魚ではなかった。食べた時の味は料理次第では美味しく、湯引きで食べたことがあるがとても淡白で美味しかった記憶がある。

 

その後も根魚王がポツリポツリとバラハタなどをかけるもののキャスティング、ジギング共に渋い状態が続いた。

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釣り始めて2時間ほど経っただろうか、トモでジグをシャクっていた昆虫大好きさんにヒット!竿はしなり本日これまででいちばんの獲物のよう。しばらくファイトを見る。

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上がってきたのは小ぶりながらも綺麗なカンパチ。やっとターゲットが上がってきた。

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そのカンパチを見てか、それまでトモでキャスティングをしていたジギング王がジギングロッドを手にシャクリ始めた。そして何度か落とし返したと思ったところで大物らしき魚をヒット!しかし竿が曲がる割には引かない。それは根魚である証拠でもある。ひょっとしていきなりクエでも釣っちゃったか?と見ていたら見たことのない茶色い大きなハタが上がってきた。

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その姿に即座に反応したのは根魚王だった。ツチホゼリだ!と叫ぶ。僕にとっては名前は聞いたことはあるが見たことない幻のハタ、根魚王もまだ釣ったことがないらしい、というくらい珍しいハタをジギング王があっさり釣ってしまったのだ。

一方で青物にしか興味のないジギング王はこの大物に狼狽している様子でどうしようか困っている。持ち帰って中華料理店で宴会しましょう!と僕が言ったら急に明るい顔になってキープした。

悔しさを隠しつつ気合が入ったであろう根魚王はこの後も次々と様々な魚をかけていく。

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12時半を過ぎたあたりで船長から大移動しましょう、という話があり一同お昼ご飯を食べてキャビンで昼寝となる。

この船はゆこはばは狭いものの一人一人仕切られたベッドがあるので寝心地は大変良い。

満腹になり眠くなった僕もベッドに入りシエスタのひと時となった。まだまだ釣りは始まったばかり、夕まずめが楽しみだ。

 

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2019年4月11日 (木)

トカラ列島遠征釣行 その1@マリンチャレンジャー

トカラ列島という地名を聞いてその場所を即座に地図上に思い浮かべられる人はどれだけいるだろうか?何人かに聞いてみたところ、北の方?とか日本海?沖縄の方?などと皆さん曖昧な答えだった。

そのトカラ列島があるのは九州の南端鹿児島県の屋久島をさらに南下して行くと奄美大島との間にいくつかの小島が列状に点在している。

北から口之島、中之島、平島、諏訪之瀬島、悪石島、小宝島、宝島、と並んでいるおり人が住んでいるのでありますが、僕らが釣りに行くのは観光ではないので人がいなくても魚がたくさんいるところ、ということになるのでこれらの島からさらに西に離れた臥蛇島(ガジャジマ)周辺ということになります。

人のいないところに行くのだから宿の問題やら食事の問題やらが発生してくるのでありますが、そこに釣り人の強い味方、船中泊のできるマリンチャレンジャーという遊漁船が鹿児島県の指宿にある。そこから船に乗って釣りに行こうというわけであります。

2019年4月5日の午後遅く、いつも遠征釣行を企画しているルアーショップ、エブアンドフローに集う釣りバカ仲間9名が羽田空港に集合。今回は本ブログに何度か登場している方々ばかりで、群馬から参戦の上州空っ風親分、東京代表の怪魚ハンターS氏、残りは横浜から昆虫大好き、バイク大好きの大好きブラザース、ベルファイヤーさん改め元オートバイレーサーの卵だったF氏、根魚王にジギング王、僕にエブフロのY店長の9名であります。

この日は午後19時過ぎの飛行機で鹿児島に飛び、鹿児島空港で待ち構えているバスに乗り換えて指宿のマリンチャレンジャー号のある山川港まで2時間の陸路移動。

途中コンビニで翌日の昼までの食事に三日分の酒類、お菓子類、飲み物などを各自大量購入し、コンビニには時ならぬレジの大行列を作り地元の客に迷惑をかけつつ日付の変わる午前零時ちょうどに山川港のマリンチャレンジャー号に到着。即座に釣り具、食料、衣類などを積み込むと船は深夜の港を出港し遠きとからの海に向かうというヘビースケジュールなのでありました。

午前1時、闇の中をマリンチャレンジャー号(以下マリチャレ)はゆっくりと港を出て闇の大海原に向かいます。ポイントまでの移動はおよそ8時間!その間我々は船室の奥にあるベッドの中で揺られながら寝ていればいいわけですが操船する船長はたいへんだ。

このマリチャレの船長は二代目の中村船長。年齢は伺わなかったが見た所50歳前後か?気さくに話ができて腕も超一流、頼もしい船長であります。その頼もしい船長に操船を任せて我ら9人は翌朝ポイントに到着するまで呑気に寝ていればいい。と言いたいところでありますが海は多少ウネリがあり船の揺れに弱い釣り師の皆さんには船酔いとのタタカイがあるのであります。

今回の9名の中で特に船酔いに弱いのはバイク大好きさんと上州親分にF氏の三人、船に乗った瞬間から顔色が曇っている。僕は船酔いというものを全くしないのでその苦しみは想像でしかできないのでありますが、大酒飲んで次の日動けなくなるほどの気持ち悪さが船上にいる間ず〜っと続いていると思うと想像を絶する辛さなのだろうなあと思うのでありました。

もちろん、皆さん酔う方はアネロンという酔い止めを飲まれるのですが、ひどい時はそれも効かないらしいのであります。とにかくそうは言っても船に乗ってしまった以上もうどこにも逃げることはできないので何が起ころうとタタカウしかないのでありますが。

僕にとってはゆりかごのような揺れの中で熟睡し目が覚めたら外はまだ薄暗かった。二度寝して目が覚めたら外が明るいのでベッドを出て外を見たら日が昇っている。カメラを持って外に出たら船の後方に見える屋久島から日が昇ってくるところだった。この時点で出航からおよそ5時間あまり、まだまだポイント到着までは3時間ある。

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この時間を利用して、事前に送った釣具の中に入れてしまい家で準備のできなかったアシストフック作りをした。通常のアシストフックは作っておいたのだが、このトカラ海域にはバラクーダやイソマグロ、ワフーといった歯の鋭い魚が多いのでアシストラインには細いワイヤーを編んだデビルラインでないとダメ!という話を聞いたのが荷物を送った後だったのだ。

出来上がったアシストラインを竿にセットする。

今回は大物用スピニングのジギングロッドを三本、小物・中物用ベイトロッドを一本、もう少し大物まで行けるベイトロッドを一本、GT、マグロ用キャスティングロッドを一本の合計六本の竿を持ってきた。

そのうちのジギング用の大物にこのアシストフックをセットする。あとはポイントに着くのを待つばかりだ。僕にとっては初めてのトカラの海、Y店長の話ではカンパチやイソマグロの100キロクラスがウジャウジャいるという。一体どんな魚と出会えるのか?大いに期待しながら船に揺られていた。

 

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2019年4月 4日 (木)

エノカフェというお店ができたらしい

全国の有名船を中心に船の上や港で自家焙煎コーヒーを淹れては周囲にいる人たちに無理矢理飲ませてはうまいと言わせるEno Cafe(エノカフェ)でありますが、なにやら最近同じ名前のカフェの店舗ができたらしい。

大阪の南あたりにできたEnoCafe(エノカフェ)がそれで、全く僕のところと同じ名前だ。どうやら昨年の春あたりに開店したらしく評判もいいのでネット検索で「エノカフェ」と入力するとあちらさんがヒットすることが多いので僕の方の船のエノカフェファンの方は(いるのか?)店舗展開を始めたか、と勘違いして行かれても当方とは関係ないのでご勘弁いただきたい。

商売上(こちらは商売でやっていないけど)競合しないので、別に同じ名前のお店ができたところで全く問題ないので気にしていないのではあるが、間違ってこちらに問い合わせなど来られても対応できないので悪しからず。

 

さて、話は次のエノカフェの話にうつります。

最近エノカフェ記事を更新していないので、飽きてヤメてしまったかと思われる方々もいらっしゃるかと思うのでありますが、記事にはしなくても地道に続けているのでありますよ。この時期は遠征よりも地元横浜は本牧の長崎丸さんでのシーバスジギングに多く訪れるので、その際にもコーヒー豆、コーヒーミル、カップ持参で地道に活動しております。

長崎丸さんの時は釣り始めると釣りに忙しくてコーヒーなんて入れている場合じゃなくなるので、出港前に港の倉庫のところでお湯を借りて開店しているのです。ご存知ない方は船が出る時間が近くなるまで駐車場の車の中で待っていられる方が多いのですが、うんよく僕が出かけた日に当たったら倉庫まで来ていただければ引き立て、淹れたてのコーヒーをご馳走いたしますよ。

倉庫付近で白い紙コップで何か飲んでる人の姿を見かけた時がチャンスです。様子を見にきてみてくださいね。ちなみに今シーズンはもう開店は予定していないので来シーズンにご期待ください。

 

ああ、話が脱線してしまった。次の遠征のエノカフェの話がしたかったんですよ。

今週末、2019年4月5日から今年初めての遠征で鹿児島のマリンチャレンジャーという船に乗ることになっているんです。釣りに行く場所はまだ決まっていないのですが、候補に挙がっているのは吐噶喇列島方面か草垣群島方面で、どちらか釣況のいい方を選ぶことになっているらしいのであります。

どちらも僕としては初めての釣り場でありますし、マリンチャレンジャー号は船中泊ができる船なので夜釣りができるし、早朝目が覚めたらすぐに釣りができる!という楽しみがあるわけでとてもワクワクしているのでありますね。

よってもって、エノカフェにも気合が入るわけでありまして本日豆を三種類の豆を煎りました。豆はコロンビアのクレオパトラ、アフリカはルワンダのムササ、コスタリカのセントタラスSHBという三種類でありまして、それぞれ個性の光る三品なのでありますね。毎日違う豆のコーヒーを楽しもうというわけであります。

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豆を選ぶにあたっては遠視メンバーの顔を思い出しつつその方々の好みなどにも配慮しつつ選ぶのでありますがそんなこんなもエノカフェをやってる楽しみの一つなのであります。

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海の上での一杯が大物を仕留めた翌日の極上の一杯となるのか、はたまたラインを引きちぎられて悔しい思い出の一杯となるのか、想いは勝手に膨らんで行くのでありますね。

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夜明けの海を見ながら美味しいコーヒーを飲むなんていうのは最高の一杯なのでありますが、吐噶喇の夜明けか、はたまた草垣群島の夜明けか、朝日に照らされる島を見ながらの一杯を楽しみに用意周到に準備をするのであります。

 

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2019年3月27日 (水)

初春の東京湾シーバスジギング2019は入れ食い!@第十長崎丸 本牧港

桜の開花宣言も出てすっかり春らしくなってきました。

一方冬の釣りである東京湾のシーバスジギングはそろそろ終盤戦をむかえつつある時期でありまして、最後の爆発的な荒ぐいが期待できる時季でもあります。

今回は釣り仲間のヨッシーさんに誘われての釣行ですが、前日の釣果が最高78匹、というのをネットで見てすぐさまヨッシーさんにメールした。

明日も爆釣ですぜ、へへへ、予約入れときましたんで朝港でよろしく〜!と。

当日朝6時過ぎ、長崎屋さんのお店に行って手続きしてお店を出たところにヨッシーさんが登場したので一緒に港へ。

港に着いたらいつものように中乗りのIさんが倉庫のところでお湯を沸かして待っていてくださったので、シーバス師匠の若林さんがくるタイミングを見計らってコーヒーを淹れエノカフェ長崎丸店を開店する。

 

話は変わるけれど、最近大阪に「エノカフェ」という名前のカフェが本当にできていて(どちらが先かは不明)なかなか評判がいいらしい。

大阪に行ったら是非訪れて店主とコーヒ談義などして見たいものだ。

 

話は釣りに戻って、コーヒーを飲みながら師匠も交えて昨日の状況や今日の予測など色々話し合う。

この日は中潮で釣りの時間はずーっと下げ潮の状態、いいらしい。天気も曇り予報だったのだが小雨がぱらつく状況。

気温も予報より低かったが晴天で暖かくなるよりは魚の活性にはいい方向に働く、などと話していたらなんだかワクワクしてくるじゃないですか。

なんと行っても今年のシーバス、入れ食いらしい入れ食いはまだ経験していないので良型のシーバスが次々と釣れてくるのを想像しただけでたまらない。

 

出船の時間となり港を出る。雨は本降りになってきた。

どうやら最初から羽田のポイントまで船を走らせる様子なので、キャビンに入り入れ食いの話をしたりウトウトしたりしていると雨に煙る羽田空港を通過して北側の誘導灯の橋脚に到着。

昨日同様鳥山が立ち、たくさんのカモメたちが水面で騒いでいる。

鳥山を見ただけでテンションの上がる僕は際いまでの眠気は何処へやら小雨そぼ降るデッキへ飛び出し釣り開始。

 

すると一投目から小型ながらシーバスがヒットする。なんと出だしのいいことか。

ところが二匹目がなかなか来ない。グズグズしているうちに右隣のヨッシーさんも左隣の若林師匠も数匹釣り上げている。

 

どうやら前回の釣りで閃いたショートフォールのアタリ取りに固執し過ぎてしまっていたようで、釣り方を少し変えて普段通りに巻きとフォールともに集中して釣り始めたらポツポツと釣れてきた。

この日は前回のような小型ばかりでなく40〜50センチ台の魚も混ざるので油断できない。

しばらくして60センチ台の魚が釣れたのを船長に写真を撮っていただいた。

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雨は相川ラスポツポツと小ぶりながらも降り続き座ると古くなった防寒着の尻から水が浸透してが濡れてしまうほどに船は濡れていた。

それでも魚が釣れるので雨など気にせず夢中になって釣りをする。

 

この日はピンク系のジグが良さそうだったので色々試してみたけれど、”これ!”というパターンにはまるまでに至らず入れ食いとまではいかずプチ入れ食いという感じ。左隣の師匠はすでに入れグッてバケツな魚で満タンになっている。

11時頃までやっただろうか、移動することになった。移動中にリリースしながら魚の数を数えたら21匹。昨日は師匠は同じ場所で40くらい釣ったという。

 

移動先は木更津の沖に停泊している鉱石船周り。

今年はこの鉱石船周りは良くなかった。例年、爆発的に入れぐう上に型も揃うのがこのポイントなのだけれど、今年は毎度幾たびに魚は船の下に潜り込んで出て来なかったり、釣り船の気配で移動をしてしまったりで釣りにならなかったのが昨日は爆発したらしい。

 

20分ほど走って船に到着、巨大な塀のような鉱石船を見上げながら船ギリギリにジグを投げ込みフォールのアタリに神経を研ぎ澄ます。

糸がスルスル出て行く途中でフッ!と糸がたるんだり、コツ!と手元にアタリが伝わる瞬間を見逃さずにいると、来た!

手元にコツ!というあたりを感じで即座に竿を居合抜きのごとく素早くしゃくりあげ同時に糸を巻くハンドルを回す。

手元にズン!グググ!という手応えがくる。来た!またまた一投目からヒット!しかもサイズが良さそうだ。

 

周りを見回すとすでにダブルヒット、トリプルヒットと船の上は大にぎわいになっている。

ここでの僕は先日発売になったプロセレ社のプチブル、という小型のシルエットの80gのジグを使っていた。

これが正解だったようで、ジグが海底に着く前に魚が食って来てしまい立て続けに魚がかかってくる。

途中で外れてしまっても、少し巻き直して再び落とすと食ってくる。

このまま釣れたらいくらでも釣れてしまいそうなのだがそうは甘くなく、水面でエラ洗いした時に針が外れたり、抜き上げに失敗して海に落ちてしまったりと、二割くらいの魚がサヨナラしてしまう。この辺りは技術でカバーできる問題なので今後の課題だなあ。

 

ともあれ入れ食いは続き、群れが移動したのを追って鉱石船の周りを移動しながらも入れ食い。

さらに別の鉱石船に移動してみると、こちらではさらに入れ食い、この日初めて釣りにきた。という女性客二人が次々に魚をかけて師匠がタモどりしている。

 

アタリはフォールでもはっきりと手元に感じるくらいいいアタリが出るし、フォールでアタリが取れなかった時にもそこからジグを巻いてくるのを追って食いついてくる。

おかげで僕の使っていたプチブルは表面の塗装が剥がれて下に貼ってあるシルバーのホロと背中とお腹の色だけになってしまったのだが、それでも魚は食ってきた。

 

激しい当たりの応酬にフロロカーボンのリーダーもボロボロになってしまうので巻き直す。

下げ潮が止まる時間を目安に早上がりしましょうという船長のアナウンス。あと30分と聞き気合いを入れてラストスパートをかけようとしたが

潮が止まると食いも落ちてきて釣れるペースは船長の読み通りに落ちてきてしまった。

正直行って体力的にもそろそろ闇にしたいと思っていたところで、腕の筋肉は張っているは腰わ痛いはで年寄り丸出しだ。

 

上がりにしましょう。というアナウンスがあり、魚をバケツからデッキに打ちあける、バケツに入れたままだと水の中では魚が泳いでしまって逃げるのでリリースするのに魚をつかみづらく追いかけっこになってしまうからだ。

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デッキに横になった魚たちを一匹づつリリースしながら数を数える。

40くらい釣れたかな?と数えて行ったら44匹だった。

中から大きめのものを選んでヨッシーさんに写真を撮っていただく。

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ヨッシーさんはこの日風邪気味の体調を押しての釣りだったため、後半釣りが辛くなってきて休んでしまったのだかそれでも30匹以上釣っていた。

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ヨッシーさんの写真も撮らせてもらってから走り始めた船の上で片付けに入る。

雨はいつの間にか上がっており雲間から青空も見えていた。

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久しぶりの入れ食いに僕もヨッシーさんも大満足して心の中で一日を振り返っていた。

ちなみに師匠は初心者さんへのレクチャーとタモどりをしながらも84匹も釣っており、格の違いをまざまざと見せつけられた。

まだまだ、シーバスの道は長く遠い。

おそらく僕の今シーズンのシーバスは今回が最後になりそうなのですが、釣り船的にはまだチャンスが続いていくと思うので皆さん入れ食いを味わいたかったらお早めに。

 

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2019年3月22日 (金)

早春の箱根ツーリング2019

暖かくなってきたしお天気も良かったので箱根にツーリングしてきました。
横浜の我が家からは同じ県内なので二時間もかからずに行ける距離です。
平日の朝7時過ぎに家を出て近所のガソリンスタンドで給油し満タンに。
行きのルートは国道一号線に出て藤沢橋経由で海辺の箱根駅伝コースを走り、途中から西湘バイパスを走るコースです。
西湘バイパスに乗るまでは朝の混雑でノロノロでしたがバイパスに入った途端ガ〜ラガラに空いていました。
途中国府津のパーキングに入ったらバイクがたくさん止まっている。箱根伊豆方面に行くライダー達はここで一服する人が多いのでいつもたくさんのバイクを見ることができるんですね。
この日のバイクは傾向としてデカイ排気量のバイクが多かった。
1000cc以上のバイクが多く車体もエンジン音もデカイ。
僕のヤマハのMT09も850ccあるんですが車格が小ぶりなせいもありデカイのに囲まれたらおチビバイクに見えてきた。
ちくしょう!止めるところさえあれば俺だってもっとデカイの乗りたいのに!と羨ましがりながら一服。
ここから小田原へ抜け箱根ターンパイクに入ります。
ターンパイクは巨大な市道のようなもので企業が所有していて有料道路なんですが、ただの箱根新道よりも交通量も少ないし道のウネウネもいい感じなので料金所で520円払ってさあ出発、制限速度50キロの道を快適に走って行くと、山を登って行くにつれて寒くなってきた。
途中伊豆方面がよく見える駐車場で写真を撮りながら休憩していたらポルシェだのフェアレディZだのその他会社のスポーツカーがすんごい勢いで走り抜けていった。
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そこから少し走ったら頂上の大観山。ここでまた休憩して芦ノ湖を眼下に富士山が見える観光写真的なものを撮ったり、次々とやってくる他のバイク集団を見たりして一休み。時間はまだ9時。
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帰るには早いので芦ノ湖まで降りて海賊船を見ながらまたまた一休み。なんだか休んでばかりで走っている時間の少ないツーリングだなあ。
流石にまだ観光船も動いていない時間だったので観光客の姿もまばら、中国語も乗船案内の録音されたものしか聞こえてこない。
春先とあってまだ空気も乾燥して住んでいるので富士山が頭を出しているのが綺麗に見える。
昔はよくここの鈴木ボートさんで船を借りてバス釣りをしたなあ、なんて懐かしんだ。
いつまでも懐かしんでいてもしょうがないので出発し、今度は箱根スカイラインを通って湖尻方面へ走ります。
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箱根スカイラインも走るのは15年ぶりくらい、もちろんバイクでは初めて。
駿河湾が一望できたり富士山を真正面に見たり、いいロケーションのパーキングがあるのでそのたびに止まっては写真を撮った。
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たまたま居合わせた二人組に声をかけて写真を撮ってあげたら、お礼に僕の写真を撮ってくれた。バイクと一緒に写ってる写真て、一人でバイクに乗っていると意外に少ないので嬉しい、ロケーションもいいし。
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箱根スカイラインのウネウネ道を快調に走り湖尻へ。
ようやく観光船も動き出し外国人観光客も賑わってきた。
この辺りも昔はバス釣りによくきたところなので懐かしい。
湖尻からは御殿場を通り足柄峠に向かうことにした。
高速道路にはあまり乗りたくないし時間もまだまだたっぷりあったので遠回りしたのだ。
芦ノ湖から仙石原を抜け峠を抜けて御殿場に降りたところで突然右側に見覚えのある風景が目に飛び込んできた。
管理釣り場の(釣り堀ともいう)東山湖ではないか。ここも30年くらい前、まだ世の中に管理釣り場があまりなかった頃、冬のバスのオフシーズンによく通った懐かしい所。思わずハンドルをそっちに切って覗いてみましたよ。
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富士山を正面に見ながら竿をふる釣り堀で誠に気分が良い。
どのくらい釣れているのか釣り人たちの様子を見ていたらルアーの人は厳しそうだったけれどフライのルースニングでは入れ食いだった。
バイク用にフライのコンパクトロッドを買ったので今度来ようっと。
しばしライダーから釣り師にオツムのスイッチが切り替わってしまった。
これだけあちこち寄り道しているので時間も11時を過ぎた。
そろそろ帰路にと足柄峠に向かう。
足柄峠に入ると対面通行の一車線道路なので対向車に気を使わねばならないほぼ林道とも言っていいような道が続く。
所どころに「地元者優先」という看板を見ながら対向車に注意を払いゆっくり登って行った。
金時山への登山道の入り口あたりが峠の頂上でその先下りに入ると二車線道路になるので対向車に気を使う必要もなくなり少し気楽になる。
下り道はヘアピンカーブの連続などあり、これまで走ってきた道の中では一番エキサイティングだった。
カーブにはドリフトしたと思われるタイヤの痕跡が多数あり曜日と時間によってはその手の車がガンガン飛ばしていると思われる。
僕はガンガン飛ばすこともなくおじさんらしくマッタリと下りを安全走行して南足柄市内へ入る。
この辺りで肩が痛くなってきた。どうやら無駄な力を使っているらしい。まだまだへたっぴライダーなんだよ。
大井松田から東名高速に乗ってすぐに秦野中井パーキングで休憩。
お腹が空いたのででっかい肉まんを買ってベンチに座って日向ぼっこしながら食べた。
ここからは家まで一気に帰るので十分に休憩をとって出発。
頑張って100キロ出して圏央道の海老名出口まで走り、そこで高速を降りてからはいつもの走り慣れた下道を通って無事に帰宅しました。
走行距離191キロ。時間にしておよそ6時間という半日ツーリングだったのですが結構くたびれた。一日に走った距離としては過去最高ね。
もう少し暖かくなったら伊豆半島一周ツーリングも考えていたのだけれど、1日200キロ走るくらいが限界なのかなあ、などと思うのでありました。
この時期は空気が澄んでいて景色は最高にいいですね。富士山をいろいろな場所からくっきりと見ることができた。
新緑の季節になったらまた出かけてみようかな。
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2019年3月21日 (木)

釣りバカ三人組で東京湾シーバスジギング@長崎屋 本牧港

前回の予告通り日曜日に釣りバカ三人組でシーバスジギングに出かけてきましたよ。
ご一緒した釣りバカはナベテツさんとKHKさん。

ナベテツさんとは先月も一緒にシーバスを釣りましたがKHKさんとの釣りは久しぶり。

この日は朝早めに行って受付をしていたら、流石の日曜とあって次々と釣り客がやってくる。

暖かくなってきたからかな、キスとメバルのお客さんが多かった。

我らシーバスは7〜8人程度らしい。

港に行き顔見知りになってしまった中乗りの池田さんら数人とEnoCafeをやって

釣り談義をしていたところにKHKさんがベンツで登場。船に乗り込み支度をする。

ナベテツさんがきて乗り込もうとしていたところで突然船を乗り換えるように言われ、少し小型の船に移動。

どうやらキスのお客さんが乗り切れなくなってしまったので、大きい船に乗り換えたのでした。

 

さて、時間となり出船。

最初はベイブリッジ下から攻めてみたが魚探の反応はあるものの魚の活性は低い。

この日はお天気は快晴で海は凪ながら若潮で潮の動きが弱そうな一日。

 

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横浜港内をもう一箇所やるもダメで京浜運河へ。いつもの工場横のところに入ったら

ここで僕に一匹きた。ところが後が続かないのでやむなく移動。

運河を出て川崎のバース、アクアラインの橋脚、海ほたる沖と移動しながら攻めていくがいずれも

魚の移動が早かったり活性が悪かったりで食ってこない。

時計はすでに10時を回っているのに船中数匹という寂しい釣果。

 

船は最後の砦ともいうべき羽田空港の誘導灯の橋脚周りに移動した。

ここでようやく当たりが出て、ダブルヒット、トリプルヒットとシーバス船らしい活気が出てきた。

釣れてくるシーバスのサイズは20センチ台と小さいものの釣れないよりはマシなのだ。

ここで絶好調だったのはナベテツさん。フォールのアタリをうまく取りどんどん数を伸ばしていく。

僕はフォールよりも巻きのアタリが多かったのだが数が伸びない。

しばらくやって大差をつけられたところでフォールのショートバイトにあわせたら次々と魚が連れてきた。

4連ちゃん、3連ちゃんと急速に数を伸ばしナベテツさんに猛追するのだがナベテツさんも負けじと数を伸ばしていく。

真ん中に挟まれたKHKさんもマイペースながらテンポよく魚をかけていた。

どこかでいいサイズが混ざってくるのではないかと期待するものの、釣れてくるのは相変わらず20センチ台のおチビちゃんばかり。

児童虐待の様を呈しながらも釣りバカは釣りをやめないところがバカなんだよなあ。

僕はショートバイトの取り方を覚えたので面白くて仕方なく、釣れてくるサイズにかかわらずかけて釣ることそのものに夢中になっていた。

午後2時近くまでやって風も出てきたので戻りながら移動して別の場所をせめることに。

運河に戻って朝やった場所を再び攻めて見たけれど状況は変わらず数を伸ばすことはできなかった。

結局羽田沖での釣果が最終となり僕が22匹、ナベテツさん23匹と1匹の差だったのが悔しい。

 

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船中には上手な人がいるものでトップは33本。二番手は26本が2名だそうで、ナベテツさんと僕はその次くらいかな?

僕の右隣で釣っていたシーバスジギング初体験というカップルも女性が9引き釣れて喜んでおりました。

結果はイマイチながらもショートバイトの取り方を覚えたのは他の釣りにも応用できそうなので、今後の釣りが楽しみです。

 

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