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還暦越えで大型二輪免許を取る その三@一本橋苦手!

大型二輪免許教習第三回目は、GWの間教習所が混み合ったので予約が取れず、前回の教習からおよそ一週間間が開いてしまいました。

内容的には基礎的な一本橋、波状路、クランク、S字カーブ、スラローム、急制動などのおさらいをしながら前回できなかった8の字を教わりました。

今回もどうしても上手くいかないのが一本橋。
教官からはタンクをしっかり挟んで、腕を楽にして肩の力を抜いて、遠くを見て、と細かに指導してくださるのでありますが、乗りはじめのスピードというか勢いが足らずに安定して乗れないことが多いような気がする。

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3割くらいの成功率なのだけれどうまく行くときは比較的しっかり勢いをつけて一本橋に乗っているのが自分でもわかっているのに。

そのほかの曲がる系は比較的なんとかなっているけれど、超低速での安定性やスラローム時の視線などに課題が残りました。

基本的にタンクの締め付けが甘いのが僕の特徴。それに腕が突っ張って肩に力が入ってしまっている。
バイクがでかいから緊張しているか?というと教習に使っているホンダのNC750は感覚的には400ccクラスの四気筒バイクとあまり変わらない気がするのだが。

二気筒エンジンの独特な振動がいまひとつ慣れないといえば慣れない。
そう感じたのはこの日の教習後半にヤマハのXJR1300に乗った時。大きいのに四気筒エンジンの滑らかな振動のXJRの方が扱いやすい感じがした。

教官はさすがプロでその辺をするどく見抜いて、「普段何に乗っていますか?」と尋ねられたので「バリオスです」と答えたら「こっちの方が乗りやすいでしょう」と図星の返事をくださった。

二段階からは自分の乗るバイクを750と1300のどちらか好きな方を選べ、卒業検定もそれで行うらしいので、二段階までに自分の乗りたいバイクを選ばなくてはならないのだが、一瞬1300で行っちゃおうかな?と行く気持ちになった。

教官に実際のところ1300ccでの教習はどうなんですか?と聞いてみたところ、大きさもパワーも一般道では問題ないのだけれど、この教習所のコースにはちょっとオーバースペック、というようなニュアンスの答えが返ってきたので750で行くことに決めたのでした。

こうして、またまた一本橋が自分の課題!ということが顕在化したところで3回目の教習は終了し次の時間はビッグ・スクータに乗るオートマ教習になるのでありました。


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2018年5月23日 (水)

還暦越えで大型二輪免許を取る その二@一本橋で落ちまくる!

大型バイク免許教習二回目
今回からは基本的なテクニックである旋回や蛇行、低速走行などをおこないます。

例によってややキンチョーしながら待合室で待っていると、本日の同伴(ていうのか?)まあ一緒に教習を受ける方がやってきた。みたところ40歳くらいのおじさん。

またまたバイクの話になり、その方は今日で三度目の教習と聞かされちょっと嫌なモノを感じた。つまり教習レベルの違う方と一緒ということは難しいことをやらされるんじゃないかと。

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さて教習開始となり先生から本日のメニューを一通り聞きますと、やはり!嫌な予感は当たった。「今日は波状路もやります」と先生がおっしゃる。中型二輪免許で唯一ないのがこの波状路というやつ。簡単に言えばデコボコ道を立った姿勢で低速で走り抜ける、というもの。なんでデコボコをわざわざ立って走らにゃならん?などとギモンを抱いている暇はない。とにかくやらねば、できねば免許が取れないんですから。

ということでいよいよ教習の始まり。

最初は軽く走って慣らした後一本橋とスラロームを中心にやります。
この一本橋がうまくいかない。
コツを理屈ではわかってるつもりなんですけどふらついて落ちちゃう。
最初から低速で行くのは諦めて結構勢いつけて乗るんですが途中でふらついて真ん中あたりで落ちる。「タンクをしっかり締めて」とアドバイスされたら少し安定した。
でも二度に一度は最後の方で落ちる。「最後の方になったら視線を遠く写して」とアドバイスされる。ブレーキも後ろブレーキの右足だけ踏んで力を入れるとバランスが崩れるので同時にギア側の足にも力を入れると良い」と言われ納得。

この日は八割くらいは落ちたけど、まだまだ先は長いなんとかなるだろ。

一方のスラロームはさほど難しさは感じませんでしたね。
目線や体の使い方の基本はスキーのスラロームと同じなので慣れたもんです。
後半はスロットルの開け方も慣れてきた。

次にやったのがクランクとS字。
これも実は前回話に出た白バイ隊による技術講習を受けた時にみっちりやらされたのであまり苦はなかった。それよりもきになるのはウインカーの位置。まだ慣れない。

そして問題の波状路。

バイクに乗ったまま立地上がって膝でショックを吸収して、車輪がデコボコにかかる直前でアクセルをあげて半クラで、と実際にお手本を見せていただいたら、思っていたよりアクセルを吹かしていたので、あのくらい吹かしていいなら大丈夫だろうと思った。

実際にやってみたら思っていたより楽でした。この科目で一番まずいのがエンストらしいのですが、エンジンの吹かし具合を見せられていたのでやや強めに吹かしつつやってみたら一発目でうまくいきました。

膝のクッションや立つポジションはこれもスキーと同じですね。
しっかり加重してたって膝を柔らかく使えば状態はリラックスできるのでさほど難しくは感じませんでした。若い頃から散々スキーやってた経験がここで生かされるとは!遊んでおいてよかった。

とはいえその後何度かやる中で一度だけ最後の最後で後輪がコースを外れたのが反省点。

この日の教習で自分の弱点はまっすぐ低速で走るのが苦手!ということがよくわかったので今後はこの辺をしっかり克服していこうという次第であります。

次回は8の字がこれに加わりさらに1300ccのバイクにも乗らされるらしいので、さてどうなることやら。


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2018年5月22日 (火)

還暦越えで大型二輪免許を取る その一

バイクにハマったのが高じてとうとう大型二輪免許を取ることにしました。

もちろん!試験場での一発試験合格などというのはハナから考えず、お金を払って教習所でとろうというものです。なんたってもう還暦越えの年齢ですから色々衰えはある、そこはお金でフォローしましょうということなのであります。

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ということで恐る恐る教習所を訪れて入所手続きをしまして数日後からいよいよ実車教習です。

初教習の日は柄にもなく緊張しておりました。
教習が始まるまでの時間、この日たまたま一緒になった女性ライダー(推定20代)とバイク談義するも、なんだか緊張が取れず高まるばかり。女性ライダーさんに「キンチョーしてるんですよ」と打ち明けたら、「私は楽しみでワクワクしてる」ですと。
女性の方が度胸があるのかオレがだらしないのか。

さていよいよ教習開始
まずはプロテクターの付け方など教わる。
胸と背中、肩を守るプロテクターはまるで剣道の防具のようだが軽いので着用しての重さの負担は感じません。
鏡を覗き込んだらロン毛に口髭のワシはなんだか鎧をつけた落ち武者みたいでかっこいいではないか!

次にバイクの引き起こし。
先生の見本と解説の後先にやらされる。
教習用バイクはホンダのNC750、比較的軽いナナハンで200キログラムちょいという重さ。

最初は左側から、これは簡単に引き起こせました。右側もちょっとやりにくい感じがしたけど問題なくクリア。ちょっと腰が痛くなったけど。
体重のない女性ライダーさんはちょっと苦労していましたがなんとか出来ました。

続いて引き回し、これもバイクを垂直に維持しながら曲がるところは体重をうまく使って問題なくクリア。

次にバイクの点検の仕方を教わります。
これは以前白バイ隊による講習を受けた時にも教わっていて、合言葉は「ブタと燃料」ブレーキ、タイヤ、燈火(ライトのことね)、そしてガソリンという意味ですが、教習所ではブレーキランプとウィンカーのチェックだけでした。

さていよいよバイクに乗ります。
普段はバイクにまたがってからスタンドを外してエンジンをかけているんですが、これはダメで、まずバイクを立ててスタンドを起こしてからバイクにまたがる、という手順。エンジン始動時はニュートラルランプを信じないで必ずクラッチを握るというのも普段と違うので忘れていたキンチョーが再びよみがえる。

いよいよエンジンをかけて走ります。
ローに入れて発進はトルクがあるので楽チン。二速でもトルクがあるのでクラッチを解放してもかなりの低速で走れちゃう。ああ、この余裕のトルク!やっぱりでかいバイクはいいなあ。

最初はコースの端っこをグルグル回りバイクに慣れます。
ここで一番困ったのがウィンカーの位置。
普段乗っているバリオスはウィンカーの下にクラクションが付いているのですが、教習車はクラクションの下にウィンカーのボタンがあるので少し遠く、指で探るのですがどの辺にあるのか感覚がつかみずらい。
まあ、やって入ればそのうち慣れるだろうと気にしないことにしましたが。

その後コースの外周をグルグル回り進路変更など練習します。ここでは低速で鋭角なコーナーを膨れずに小さく回り込んだり、車線の左よりいっぱいに走ったりと普段あまり気にせずに乗っていることが意外と難しかった。

加速するのは得意なのでビュ〜ンって行っちゃうんですけどね。

最後は信号機のあるところや一時停止などの基本を教わっているうちに時間となり初回の教習は無事終了。

終わってみたら体が熱い。
汗でびっしょり、冷や汗というやつか?体に無駄な力が入っているのか?次からは一枚薄着してこよう。

ということでなんとか初回はエンストもなく、バイクを倒すこともなく無事に終わり
ホッと一息でした。教習終了後もキンチョーが抜けきれず帰路のバイクもなんだか緊張気味に走って帰りましたよ。

次からは一本橋などやるそうです。


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2018年5月13日 (日)

EXCHANGE OF MOVEMENT@TNバレエ7THコンサートその2

TNバレエ7thコンサート、第一部のクラッシック・バレエをたっぷり堪能させてくれたパキータを終えてロビーで一服しながらバレエ初体験のナベテツさんに感想など聞いていたら、何人かの顔見知りに声をかけられて世間話などをしているうちに時間はあっという間に過ぎて第二部に突入。

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第二部は第一部とは全く異なり、強力なビートのヒップホップ・サウンドが会場を圧倒すると同時に舞台いっぱいにカジュアルなピップホップ系ファッションに身を包んだ子供から若者まで数十人が登場しビシビシ、カクカク、うねうねとダンスを踊り始めた。

会場からは一部歓声も上がりクラッシック・バレエのコンサートとは全く違う雰囲気が一気に会場を包みます。

この手のダンスは最近ではヒップホップダンスと呼ばれるらしいのですが、僕の知る限りでは1980年代にニューヨークあたりから出てきたころは「ブレイクダンス」と呼ばれていて、僕が初めてニューヨークを訪れた1985年頃に登場してきたラップ・ミュージックと被って僕の中には強く印象に残っている。

この頃はまだインターネットもなく、僕らに入ってくるニューヨークの情報は雑誌や映画など限られた媒体で量的にも少なかったので、初めてのニューヨークでラジオから流れてきたラップを聴いた時には鳥肌が立つほどの驚きと衝撃を受けたのを覚えている。

そんなブレイクダンスを確か90年代に一度仕事で撮影する機会があり、当時の日本のブレイクダンスの一人者と呼ばれる方の率いるグループと仕事させていただいたけれど、今のヒップホップダンスは流れこそ当時のブレイクダンスの流れを踏襲するものの必ずしも全く同じものではなく、この二、三十年の間に随分と発展しているのだということを改めて認識させられた。

グループのキレキレのそしてウネルようなパフォーマンス、躍動する若いパワー的ダンスがひとしきり終わると、ステージ奥中央におかれたピアノにピアニストの栗田妙子さんが下手から登場し、いつの間にか上手側にはマイクを口に当てたおっさん(失礼)ボイスパーカッションのM-OTOさんという方が立っておられた。

ピアノの音色と共にM-OTOさんの口から発せられる強力なヒップホップビートに合わせて舞台両袖から方やヒップホップ軍団、方やクラッシックバレエ軍団が登場したかと思うとバレエ軍団は左右に回り込んでヒップホップ軍団を囲むような陣形になり同じ音楽で全く異なる踊りを踊る。

ところがそこには違和感はなく優美なクラッシックの振り付けとうねるようなヒップホップの振り付けがいい感じでミックスされている。

これは面白そうだぞ!と見ていると陣形を変えながら時には混ざり時には離れてダンスが踊られて行く。

そもそもクラッシックバレエというのはヨーローッパの手足の長い体型をより美しく見せるような作りになっているのに対し、ヒップホップはそういう西欧のクラッシックダンスのアンチテーゼ的にアメリカの黒人から生まれ出てきた否バレエ的なダンスなのだろうから、ダンスの基本に体型や振り付けという縛りが少ないのだろう。そんな理由から世界中に広まりその地に根付きつつある。手足の短い日本人にも取りつきやすいしかっこよく見えるダンスなのではないかと思う。

音楽の世界でもクラッシック音楽は依然として現代もクラッシックとしてあるのにも関わらず、ジャズやロックのような基本的な縛りの少ない音楽は世界中各地の要素を取り入れながらそれぞれに発展しているところがダンスの世界にもあるようだ。

画一性のクラシックに対して多様性のポップカルチャーという構造が見えるのが面白いのだけれど、ここではさらにその画一的クラッシックと何でもありヒップホップとを融和させる試みが行われているのが興味深い。

よくある「ダンス対決」的なお互いを主張して勝ち負けを決める、という構図ではなくお互いの踊りのいいところを活かしあいながら全体がうねるように、舞うようにヒラヒラとギラギラと一つになって融合し動いていく様が美しく感動的なのでありました。

これは新しいダンスの在り方なのかもしれないと思うほどの斬新さ。
音楽も栗田さんの曲とM-OTOさんのボイスパーカッションも実に見事に双方のお踊りとコラボして素晴らしかった。

まさにこのコンサートのタイトル通りの素晴らしいコンサートとなり、客席からはイェーイ!という歓声や拍手が上がり会場全体が熱気を帯びていくのがわかります。これはいいものを観たなあと思いながらあっという間のエンディング。

カーテンコールがなんども繰り返される圧倒的熱狂のもとにコンサートは終了したのでありました。

おそらく今回のステージはクラッシック、ヒップホップ双方のファンにも自分たちの知らなかった世界に触れ合うことができて見る側もダンスの世界が広がったんじゃないかな?そういう意味でもとてもいいコンサートだったと思います。

こういうステージは一度だけで終わらせてしまうのはちょっと勿体無い気もするほどの面白いできだった。振り付けも演出も相当入念に組み立てて行ったと思われるし、そのベースになる音楽だって作るの大変だったでしょう。細かいところで詰めるべきところはまだまだあるのだろうけれど、こういう方向の舞台が進化していくというのもダンス界にはありなんじゃないだろうか?などと評論家めいたことを思うのでありました。

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最後に関係者の方々に一つだけ、いや二つ注文がありますよん。
一つ目は、もっと早く開場してほしいということ。きゅりあんホールのエレベータホールはそこそこ広さはありますが椅子はなくトイレも小さいのが一つしかない。しかもそこのトイレの張り紙には「トイレはホール内にたくさんございますのでそちらをご利用ください」みたいなことが書かれていて、それを見るたびにイラッとなってしまいますね。リハの都合などで開場できないという現場的段取りも理解した上での注文です。せめてロビーにまで早めに入れてしまうとか手はないのでしょうか?

二つ目は開演後に客をホールに入れるのはやめてほしいということです。
今回は特に最前列の人が後からサミダレ式にのこのこ入ってきたおかげでせっかくの素晴らしいダンスに集中できなかった。こういうのはルールとして厳しくしてもいいんじゃないかなあ。ぜひご検討を!

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2018年5月12日 (土)

EXCHANGE OF MOVEMENT@TNバレエ 7THコンサート

またまた一年ぶりのバレエネタです。

バレエに関していうと、この数年はすっかり怠けてしまい、自分から探して出かけるということはなく知り合いのバレエダンサーである寺田恵さん(以下メグちゃん)からのお誘い待ち、みたいな受け身な姿勢になっているのですが、基本的にダンスの世界は好きなので誘われて見に行かない手はないのであります。

今回も昨年、一昨年に続き富永典子さんというバレエ・ダンサーの主催するTNblletの第七回コンサートなのであります。

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昨年の公園ではクラッシック・バレエに和太鼓と殺陣をコラボさせるというなかなか斬新な試みで楽しませていただきましたが、今年はさらに新たな挑戦をするらしい。

事前情報はほとんど無しで出かけたのですが、会場でいただいたパンフやフライヤーなどをチラ見したら「ヒップ・ホップ」という文字がチラチラ出てくる。

クラシック・バレエとヒップ・ホップダンスの共演が予想されたのですが、期待しつつ当日会場へ。

開場約一時間前に大井町のきゅりあんホールに到着。
バレエ公演の会場というといつも女性率が大変高く、僕の感覚では99.5%くらいは女性なのではないかと常々感じており、それは平塚あたりの釣り船上での男女比で圧倒的に男性が多いのと対照的でありまして、男性と女性ではこんなにも趣味の思考が分断されるのか?!と思ってしまうほどなのでありますが、今回は男性がちらほら見かけられいつもより多い。服装もカジュアルな服装の人が多く何と無くいつものクラッシック・バレエ公演と雰囲気が違う。

今回は、釣り師仲間ナベテツさんが「メグちゃんみたい」というのでお誘いし会場で合流して場内に入った。

やはりいつものおしとやかな会場の雰囲気と少し違ってロックコンサートの始まる前のような興奮のようなものが何と無く肌で感じられる。

開演時間5分押しでクラッシック音楽が流れいよいよ開演です。

パンフレットによれば第一部はパキータという演目。
演目の詳しい内容はよく知らないので解説は評論家の皆さんにお任せするとして、一バレエ・ファンの僕には細かいことや下知識よりも、生の踊りそのものを楽しむという自分流で突き進むのであります。

音楽に乗って流れるように舞台に躍り出てきたダンサーたちの群舞に続きソリストが順番に出てきて素晴らしいソロダンスを繰り広げていきます。

我らがメグちゃんは二番目に登場。
男性ダンサーと女性の三人での踊り。

手足の長さでは日本人離れしたメグちゃんの踊りは優美で美しく、蝶のように軽やかにひらひらと舞台の上を踊る。
手足の使い方が以前に比べて上手になっている気がするなあ。
なんて思いながら見ていたら最後の最後でなんと転倒してしまった。
一瞬舞台の時間が止まってしまったように感じたけれど、男性ダンサーのフォローもうまくなんとか踊り終えることができたけれど、トウシューズで爪先立ちして踊る中で転ぶとうのは僕らが日常うっかりつまずいて転ぶのとは質が違う。その転び方がちょっと不自然な感じの転び方なので見ている僕的にはとても心配したのであります。

続く演技を舞台袖に消えたメグちゃんとしては最大の失敗に悔しさでいっぱいなんだろうな、などと察しながら続く踊りを見ていた。

その後も次々と繰り出されるソリストたちの踊りはどれも素晴らしくバレエ初体験のナベテツさんも関しているご様子。

中世ヨーロッパの巨大宮殿の広間を連想させる舞台の中で繰り広げられる踊りの数々はルイ16世あたりの時代の舞踏会の一幕を彷彿させられたのでありました(見たことないけれど)

女性の美しく優雅な踊りも好きだけれど、男性のパワーと迫力ある踊りが僕は大好きで。スピード、ジャンプの滞空時間、キレキレのスピン(ていうのか?)など見ているだけで圧倒されつつも感動してしまう。

今回も何人かの男性ダンサーが登場したけれど皆素晴らしかった。
ぜひサッカー日本代表に入っていただきコーナーキック時のスポット登用(サッカーにはそういうシステムはないけれど)をしていただきたい。
あの滞空時間の長さとジャンプ力、身のこなしを持ってすれば敵のマークも素早くかわしサクッと点をとってくださるに違いない。
などど冗談で思ってしまうほど対空時間の長さ、ジャンプの素晴らしさ、身のこなしの力強さ、美しさともに素晴らしかったのであります。

およそ40分くらいか、クラッシック・バレエを十分堪能しました。というところで第一部が終わり10分ほどの休憩を挟んで第二部に。

第二部がまた素晴らしい舞台だったのですが、書きたいことがたくさんあって長くなりそうなので、今回はここまでにしましょう。

続きは次回に。乞うご期待。


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2018年4月29日 (日)

GWはサンタナでスタート

GWだというのに、お天気は快晴だというのに、家の中で一人PCに向かい、これといった用もないのにあれこれ検索しているオノレにふと気付いて、「これでいいのか!」と思った時に天の声が聞こえた。

「部屋を片付けろ!」と

棚に入る隙間がなくなっちゃって出しっ放しになってるレコード群が目についたのでとりあえずはこれから片付けようとした。

パラパラとミュージシャン、ジャンル別に仕分けしていたら金ぴかジャケットの一枚が出てきて、「ワタシをカケテ」とこっちを見ている。

そのレコードとはCBSソニー ゴールド・ディスク・シリーズー7 決定盤 サンタナ
と黄色い帯に書かれている。

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このゴールド・ディスク・シリーズ、確か僕が高校に入った頃盛んに発売されて、当時2400円というお金がなかなか貯まらず、喉から手が出るほど欲しいのを我慢していたものなのだが、去年のGWに東京ドームにポール・マッカートニーのライブを見に行った時、水道橋の中古レコード屋さんで500円くらいで売っていたのを買ってきたのであります。

さっそくかけてみるといきなりサンタナ・サウンドの爆発!

ノイズもほとんどないし音が素晴らしくいい。

次々と飛び出す70年代初期のサンタナサウンドに涙すら浮かんでくる。
なんだかあの頃は学生運動とか安保とかベトナム戦争とか世の中が騒がしかったけれどいい意味で活気があったなあ、などとチンタイ気味の昨今の情勢を悲しみつつ我が青春の思い出に浸るのであります。

このゴールド・ディスク・シリーズは35枚も出ていてロック系ではサンタナ、BST、シカゴ、ジャニス・ジョプリン、ボブ・ディランなどが顔を連ね、ジャズ系はフランク・シナトラ、セロニアス・モンク、アン・バートン、トニー・ベネット、デイブ・ブルーベック、渡辺貞夫など、その他サイモンとガーファンクル、アンディ・ウィリアムス、パーシーフェイス・オーケストラ、ジョニー・キャッシュ、カラベリときらめくストリングスなどなど70年代の香りがプンプンと湧き上がってくる。

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                                        サンタナが若い〜!

昔は良かったよ的な懐古趣味はないけれど、華やかないい時代でもあった。

などと思っているところでサンタナの大ヒット曲「ブラック・マジック・ウーマン」が流れてきた。この曲は中学生の頃初めてサンタナの名前を知った曲で思い出深い。

このレコードで素晴らしいのは、この曲の終わりはそのままサンタナのギターソロ曲であるジプシー・クイーンに繋がり、このサンタナのソロが素晴らしくかっこいいのだけれど、最近出ているCDモノなどではほとんどがジプシー・クイーンの頭でフェード・アウトしてしまってる。そういうCDを何枚かもっているので実に悔しい思いをしたのだが、ここではちゃあんとオリジナルのままに聴くことができる。

そしてジプシー・クイーンの官能的なサンタナソロが終わったと思うと間髪いれてOYE COMO VA(邦題:僕のリズムを聞いとくれ)「聞いくれ」じゃあないんですよ「聞いくれ」何ですよ、こんな邦題も70年代っぽいなあ。

ええっと、そうそう、間髪入れずにOYE COMO VAのオルガンのイントロが怪しく始まる瞬間がまたたまらないんですよ。

あの頃はラテンロックなんて呼ばれ方していたけれどサンタナのサウンドは今でも古く感じないなあ。

A面はこの曲でおしまい。裏返してB面にするとこれまたサンタのギターがかっこいいSAMBA PA TI(君に捧げるサンバ)から始まり六曲。最後はタワー・オブ・パワーと共演したEVERYBODY'S EVERYTHING(新しい世界)で終わる。確かこの曲はブラック・マジックの次にシングルカットされて流行った記憶がある。

ということで部屋の片付けは一向に進まず70年代にマインド・トリップして心地よく浮遊するGWの始まりとなったのでありました。


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2018年4月25日 (水)

山中湖まで半日ツーリング@カワサキ バリオス

昨日バイクのオイル漏れからの顛末を書きましたが、実はFacebookでお友達の皆さんは既にご存知の通り昨日山中湖までツーリングに行ってきたのであります。

横浜の我が家から富士五湖の一つで最も近い山中湖までの道のりは大きく分けて三つであります。

最もポピュラーなのが東名高速を使って横浜町田ICから御殿場IC経由で行くルート、遠回りなのであまり使わないけれど中央高速を使って行くルートもあります。今回はオートバイで出かけたのでまっすぐの高速道路をビュンビュン行くより山道をのんびり行く方を選び、行きは高速道路を使わずに神奈川県北部の相模原緑区から道志みちと呼ばれる山梨県の道志村(いまは町になったっけ?)経由で出かけてきました。

この道は道志川という川の渓谷沿いに走る道で信号機も少なくバイク乗りにはたまらない道なんです(どのあたりがたまらないかはお後のお楽しみであります)。季節柄新緑も楽しめそうということでこの道を選んでみました。

朝6時半横浜の自宅を出発。
空は曇り空、午後からは天気が崩れそうなので早めに出て早めに帰る、もしも途中で降り出しそうな気配があったら早めにその場で引き返してしまおうという、とにかくハヤメをテーマとしてでもスピードはゆっくりめで、と出かけたのでありました。

道志みちまでのルートは様々あるのですが本来なら最近開通した圏央道という高速道路を利用して海老名から相模原まで行けば一時間弱で行けてしまうのでありますが、250ccのバイクで高速道路を時速100キロも出して走るというのにビビってとりあえず下道です。

朝の渋滞に捕まりつつも川沿いの信号のないルートを選んだにも関わらず2時間近くかかってしまい8時半頃にやっと道志みちに入ることができました。

ここからは距離にして50キロメートル弱。走る車は少ないし信号もびっくりするほど無いので予定では1時間あれば山中湖まで行くことになっていました。

空の方はどんどん怪しくなり、左右の谷が深くなってきたらきりもかかってきて今にも降り出しそう。

神奈川県と山梨県の県境近くに到達する頃にはポツポツと降り始めました。
引き返そうかと悩みましたがこの先に道の駅があるので、とりあえずそこまで行ってみようと走っているうちに雨は止んでしまい一時的なものだったようで一安心。

道の駅道志に着くとトイレ休憩し山に目をやれば新緑が美しいし、うちのあたりではすっかり葉桜になってしまった八重桜が満開で咲いている。
青空だったらさぞかし美しい風景だろうと想像しつつ写真を撮り一休み。

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5分ほどの休憩で道の駅を出るとあとは一気に山中湖までの上り坂であります。
路面は大変コンディションが良く綺麗な舗装路で凹凸も少ない。飛ばす人はこういう道をガンガン攻めていくんでしょうが老年ライダーの僕は前の車の後ろをのんびり時速40キロくらいで走って行きました。

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途中パトカーが3台もいるのにギョッとしたら軽トラックが道端に突っ込んでしまっていた。山側だったから良かったけれど川側だったら落ちちゃって大変。

なんていうのを見ながら右に左にうねる道を走っていくとトンネルを二つくぐったところで視界が急に広くなって山中湖が近いことがわかりました。
なんだか妙な建築物も増え始めて西洋のお城みたいなのが建っていたり。コンビニが競うように立ててる「あと何百メートルにコンビニ!」みたいな看板を見ながらゆるい坂を下っていけばやがて湖を一周する周回道路との交差点に到達しました。

時刻は9時半。おお!ちょうど一時間くらいだった。
右に行こうか左に行こうか一瞬迷ったけれど右周りだと湖畔側の車線を走れるので右に決定。曲がったらすぐに営業中のガソリンスタンドを見つけたのでほんのちょっとだけれどガソリンを足して満タンにしました。何しろ平日の観光地なのでしまっているお店が多い。ここに車でもガソリンスタンドを何軒か見たけれど開いていたのは一軒だけでした。

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             バイクで訪れたのは初めての山中湖

スタンドのおっちゃんによれば、今吹いている南風が止まったら雨が降り出す。とキッパリいうのでガスを入れたらそそくさと湖を一周。
昔バス釣りで毎週のように通い、釣り用のボートでは何周もした湖だけれどバイクで回るのは初めてなので妙な感慨がこみ上げてきます。

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           湖を見れば思い出すのは釣りのポイントばかり

一番富士山が見えるところで止まって見たけれど富士山は雲の中、それどころか「オラオラ!雨降らすぞ〜!」的な雲が押し迫ってくるので写真を撮って素早く走り始めます。
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            オラオラ雲にビビってそそくさと退散
きっちり一周したところでお茶も飲まず食事もせず帰路につきます。

帰りは来た道をそのまま帰るので距離感や風景が分かっている分走る気持ちに余裕ができるというもの。

先行車もなく右へ左へを続くワインディング・ロードを走れば、なんだかいいぞいいぞお!と気分が高揚してくる。

己の人生もあっちにフラフラこっちにフラフラのワインディング・ロードだったけれどそれなりに楽しんでいる、バイクでのワインディング・ロードはさらに楽しい。いや、気がついていなきだけで人生も真直ぐコースよりもグネグネコースの方が面白いのかもしれない。若きポール・マッカートニーにはこの人生の機微がわからなかったか?なんてなことを考えながら走っていたらあっという間に「道の駅道志」に到着。


トイレ休憩してすぐに走ればこの時間になってようやく登ってくるライダーも見かけるようになり、すれ違いざまに左手を上げて挨拶などしカッコイイではないか。

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ところどころ気に入った風景を写真におさめながら走ればやがて神奈川県に入ったなあと思ったら人生高揚のワインディング・ロードは意外とあっさりと終わってしまった。

ここからの道、帰りはお腹も空いたので高速を使ってさっさと帰ることにしたら12時ちょい過ぎには家に帰ってきてしまった。

メーターを見たら湖畔のスタンドでゼロにしたメーターの距離がちょうど100キロメートルを指していた。100メートル余分だったけど。

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大した雨に降られることもなく無事帰着。
半日で楽しんだにしてはなかなか楽しく身の濃いツーリングとなったのでありました。
さて次はどこに行こうか?蒼い海を見ながらのんびりというのもいいなあ。
次はお天気の心配のない日に出かけてのんびり走って見たいと思うのでありました。

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2018年4月24日 (火)

バイクがオイル漏れ@カワサキ バリオス初期型

ずいぶん前に一度だけバイクの話を書いたのですが、一昨年の秋に知人からカワサキのバリオス250というバイクを譲ってもらってから晴れの日の街中の移動はバイクで楽しんでいるのであります。

先月エンジンオイルの交換をしに近所のホンダ専門店にカワサキのバイクを持ち込んみ、「オイル換えてください」と行ったら「ホンダのオイルしかありませんけど」と言われるも、なんでもいいですエンジンオイルならば、とお願いして無理やり交換していただいた。

とてもシビアなバイクファンには聞かせられないような話なのでありますが、その時にオイル交換をしてくださったホンダの方が「このエンジンあちこちからオイル漏れしていますね。ヤバイです」と指摘された。
「ヤバイですか、どのくらいヤバイですか?」と聞き直したら「すぐにでもカワサキのお店に行ってみてもらった方がいいです」と言われてしまった。

近所に知っているカワサキのオートバイショップがないのでそのままひと月ほど乗り回していたのだが、確かにエンジンがオイルで汚れているしその周りにも飛び散っているのは気になって来た。

先日やっとこさ思い腰を上げてネットでカワサキの専門店を探してみたら、お隣の大和市に「モトショップ・カワサキ」という名前からしてカワサキ専門店と一目のお店を発見しすぐさま持ち込んだのであります。

とりあえずどんな状況なのかみてもらいどうするか考えようとしたところ、エンジンにいくつかある接続部のパッキンがへたってそこからオイル漏れしているらしいのでありました。

「このバイクこのまま乗りつぶしちゃおうと思っているんですけど」と本音を話したらそこのご主人が「このバイクはバリオスでも初期型なので希少価値がありますよ。エンジンオイルとラジエター水さえちゃんとケアすれば10万キロまで楽勝で走るから大事にしたほうがいいですよ」とおっしゃる。

一旦家に帰ってバイクの型番から己のバイクについて調べてみたところ、カワサキのバリオス、型番はZR250Aといって今から25年以上前のバリオスでも比較的初期型のモデルで、エンジンは250ccと小さいながらも今はメーカーも規制その他で作れなくなってしまった45馬力も出るバイクらしい。250ccで四気筒、高回転型エンジンのバイク、というのも今ではすっかり珍しくなってしまったらしい。

なんとなくは知ってたつもりだったけどまさか45馬力モデルとは思わなかった。まあ15000回転回さないと45馬力はでないのでそんなに回すことは僕の走行ではありえないんだけれど、なんだかだんだん粗末に扱っていたのが申し訳なくなってきて、ちゃんと整備して10万キロまで乗ってやろう!という気になってきたのであります。

今現在47000キロちょいなので単純計算であとまだ25年くらいは乗れる、ってそんなに俺生きていないし!

ともかく、粗末な扱いから突然希少種の特別扱いに気持ちを入れ替え、まずは元ショップカワサキさんにてエンジン周りの部品交換とお手入れをしていただき、ついでに敗れていたシートも張り替えてもらったら俄然やる気が出てきて、国道一号線原宿交差点近くのナップス(オートバイ用品の大型専門店)に行ってサビ取りを二種購入し、アルミ部分とメッキ部分をフキフキしたらあらあらまだまだピカピカといじらしく光るじゃありませんか。
ついでにCRCも取り出してサビというサビをかたっぱしから落としてあげたら、オンボロバイクが輝いてきた。

ただの道具だったバイクが可愛い相棒に返信した感じ。
今まで邪険に扱っていてごめんね、これからは乗らない時もちゃあんとシートをかけて埃から身を守ってあげるからね、と語りかけてしまった。

エンジン音も心なしか軽やかになった感じで吹け上がりもいい感じ。
季節的にもバイクに乗るのにはちょうど良い季節なので一丁ツーリングにでも行ってみようか!という気持ちになってきたのでありました。



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2018年4月13日 (金)

THE JAZZ TRIO@Paul Smith Ray Brown Louis Bellson

先日、月に一度くらいの割合で通っている西新宿にある整体院に行った。

予約時間よりだいぶ早く着いてしまったのでどうやって時間をつぶそうか、喫茶店(て今は言わないか、でも近くにルノアールがあったぞ)でコーヒーを飲むには時間も半端だし、そもそも自分でコーヒーの焙煎を始めてからというもの、街場のカフェのコーヒーの味に対する失望が大きくお金を払ってあまり美味しくもないコーヒーを飲む気にもならないし、さてどうしようか?と、とりあえず整体院の入るビルまで来たところ「中古レコード」の看板が目に入った。


どれどれレコードでも眺めて暇をつぶそうかとお店のある二階へ上がってみたら、店の入り口にレコードが無造作に入った箱がいくつか並んでおり「どれでも一枚200円」という札が立てかけられていた。

こういうのを見ると俄然燃え上がるのが中古レコードエサ箱アサリ魂(そんなのあるのか?)で、箱の中には絶対お宝が眠っているに違いない、待っていろよお宝ちゃん、今僕が君を拾い上げてあげるからね、と早速あさり始めた。

見ていくと段ボールの中のレコードは昭和の歌謡曲、ソウル、アメリカンポップスなどでしめられていて、スタイリスティックス、ダイアナ・ロス、オリビア・ニュートンジョン、なんて思わず懐かしくて買ってしまおうかと心をくすぐってくる。なんたって一枚200円なのだから。

それでも我慢してジャズ以外は無視してあさり続けていくと三箱目でやっとJAZZの文字が目に飛び込んできた。

「THE JAZZ TRIO」というタイトル文字に、おおなんと臆面もなくよくぞつけたジャズの王道を行く的潔いタイトルだ、と手に取りメンバーを見たらpaul smith    ray brown    louis bellson と書かれている。

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レイ・ブラウンとルイ・ベルソンはよ〜く知っているけどピアノのポール・スミスは知らなかった。でもどこかで聞いた響き、ファッションブランドにそんなのがなかったっけ、などと思いつつも、ベースとドラムがこの二人ならリズム隊はドライブしていいレコードに違いない、いや、プロデューサーがピアノが心細いからリズム隊を強力にしたのか?などと考察しつつも200円払って買ってきた。ダメアルバムでも200円なら悔しくない。

整体で修行のようなきつい治療をしていただき調子の悪かった膝がすっかり楽になったところで、この日は下北沢にあるバーで知り合いの画家が個展をやっているので見に行き、居合わせた知人関係の方々とワイワイやりながらお酒を飲んでいたら、ふとカウンターにレコードプレーヤーがおいてあるのを見つけた。 恐る恐るこれかけてくれますか?と200円のポール・スミスを取り出したらマスターが快く受け取ってくださりくるくると回り始めた。
さて、どんな音が飛び出すのか、ワクワクドキドキしながら耳をそばだてていると、なんと実に小気味良いピアノ・トリオのサウンドが流れてくるではありませんか。
あ、これ大当たりだ、とその瞬間思いましたね。
演奏はオーソドックスなモダンジャズ・ピアノ・トリオそのもので奇抜なことは一切なし。真正面からのバップ勝負という演奏が潔く心地よい。

お店のBGMとしても上質なサウンドだったのでお店の方が裏までかけてくださった。
いやあ、今日はなんだか得しちゃったぞ、とその日は心地よく酔っぱらい終電で帰宅した。

翌日、件のアルバムを朝からかけて聴き直す。
酔っ払った勢いで良く聴こえたのかもしれない、という思いと夕べの心地よいサウンドをもう一度という思いとでターンテーブルを回した。

おお、我が家のオーディオの方がお店の小さいスピーカーよりデカイ分迫力があるぞ、レイ・ブラウンのベースがグイングイン唸るし、ルイ・ベルソンのドラムスがシャープに炸裂する。ピアノも軽快で美しいタッチで聞いていて心地よい。演ってる曲もスタンダードのオンパレード。いやあ、渋くていいアルバムだなあ、さらに200円の割にレコード盤の状態も良くノイズがほとんど出てこない。

ポール・スミスさんについては全く知識がなかったのでググってみたら僕の勉強不足が露呈した、エラ・フィッツジェラルドのバック・ピアニストとして有名らしい。

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西海岸の人だということもわかり、ディスクユニオンのページを見たら10枚くらいアルバムがある。ディスクユニオン的には「ソフト・サウンディング・ジャズを代表するピアニスト」らしい。ソフト・サウンディング・ジャズというのは初めて聞くジャンルわけだが、まあ納得できる。サウンドがソフトでそのままだから。

若い頃にトンガッたジャズばかり聴いていたのでこういうオーソドックスな人たちに以外尊いのよね、などと言い訳しつつ朝からソフトなジャズのサウンドにつつまれて幸せな時間を過ごしたのであります。

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裏のライナーノーツを眺めていたら1977年アウトスタンディング・レコードというところで録音されて「insights」というレーベルだ、クレジットに日本人の名前が二人入っている。さらに見て行ったら、あれえ?Printed in Japan ¥2500 て書かれている。ひょっとしてとジャケットの中を見たら解説書まで出て来た。

ジャズ評論家の佐藤秀樹さんがポール・スミスについて詳しく解説している。
なんだ発売元は日本ではRCAだったんじゃないか。すっかり輸入盤だと思い込んでいて見落としていた。

詳しくは書かないけどとにかく素直に心地よく聞けるいいアルバムなのでありました。

もし、何処かで見かけたら買いですよ〜!


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2018年4月12日 (木)

春のリバスポでフライフィッシング@リヴァースポット早戸

このところ青物、マダイと二連ちゃんでボウズを食らい心の中はすっかりスサミきってしまい、そのカナシミとイラダチから日常生活もなんとなく投げやりな毎日が続くありさま。この心の落ち込みをなんとか癒したい、スサンダ生活から脱出したいということで釣り堀に行ってマスを釣って、できれば入れぐって、できればたくさん釣って、スサミきった心から青空のような爽やかな心を取り戻したいと出かけてきました。

行く先はおそらく木の芽が噴き出す頃だろうと思われるリヴァースポット早戸、神奈川県北部にある宮ヶ瀬ダムに流れ込む支流の一つを利用して作られた渓流の管理釣り場であります。

午前6時の開場に間にあわせんと早朝4時半に家を出たら5時半過ぎについてしまった。外の気温はなんと0度。周辺の桜はもうすっかり散ってしまってるというのに寒いじゃあありませんか。

釣り券を購入して管理釣り場の上流に車で移動し早速釣り開始。
フライをやるのはとても久しぶり、昨年一〜二度朝霞ガーデンで竿を降ったくらいか。
それでも釣り堀だし簡単に釣れるだろうと思い釣り始めたら甘かった。

キャストを繰り返すも全くアタリはなく、フライが悪いかとあれこれ交換しそれでもアタラないのでリーダーを細くしてみたりとあれこれできることは色々やったのだけれどまったくアタラない、カスリもしない、でも魚が泳ぐ姿ははっきり見えている。

一時間が瞬く間に経つも状況はまったく変わらず、これでは魚の見えない、いるかいないかわからない自然の釣りよりも神経に悪い。ひょっとしてこのままボウズで帰るのか?というのが頭をよぎったりして癒されにきたはずの釣りがいっそう心がスサンデしまいそうになった。

本当にもうダメなの?と泣きたくなってきたところに太陽が差し込み寒かった岸辺がふわっと暖かさを感じた頃にようやく最初のアタリ。これは油断していて合わせそこなってしまったものの次のキャストでもアタリが出た。

どうやら朝方の冷え込みでお魚ちゃんも寒くて震えていたのが日に当たって暖かくなったらコタツから出てどれいっちょうエサでも探すか、という気分になったご様子。


間も無く最初の一匹をキャッチして少し気持ちが楽になり日の当たる新緑を楽しむ心の余裕も出てきた。

周囲を見てもヒットしている人が出始めて全体に活性が上がっている様子なのでありました。

二匹目を狙うもなかなかバイトして来ないのでフライを動かして誘いを入れるといいアタリが出て二匹目をキャッチ。

このあと同じ方法で数匹キャッチすると、同じ釣り方で一日やるのは面白くないと感じたので隣のプールに移動しフライを流れに乗せてみるといいアタリが出た。
なあんだ、こっちの魚の方が活性がいいじゃないか。もっと早く移動するんだった。と思いながらほぼワンキャスト、ワンバイトというまさに入れ食い状態で立て続けに数匹キャッチした。釣り堀はこう出なくちゃあ!とだいぶ心も癒されてきたところで魚がスレてしまったのか急にアタリが遠のいたのでさらに隣のプールに移動。

このようにダメなら隣へとどんどん移動し、移動先のプールも一人で独占できるのが平日のいいところであります。
見上げれば空は青く僕の心もだいぶ癒されて青空のように澄み始めている。

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新しいプールへ移動すると狙い通りにアタリが復活。
まあまあサイズのヤマメちゃんが上がってきた。
パーマークは薄くなっていたけれど口の周りがいかにもヤマメらしくいかつい感じでかっこいいので写真をパチリ。ここまではカメラを持ってきたことも忘れるほど釣れない釣りに必死だったのであります。

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間も無くして今度はおチビちゃんながらコーホ・サーモンらしき銀色に光る魚をキャッチ。釣り堀だものこうでなくちゃあ。色々な魚が釣れて楽しい。

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さらに今度は綺麗な虹色のニジマスちゃんも釣れて写真を撮る。

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このあたりでだいぶ心も癒され、満たされたので時計を見たら11時近くなっていたので早めのお昼ご飯を食べに食堂に入りひと休み。

カツ丼を食べて力をつけてさらにたくさん釣ろう!と意気込んだのですが、なんと満腹になったら眠くなってしまった。そういえば今朝目が覚めたの3時だったっけ。年寄りは早寝早起き昼寝付きなんだ。

それでも目の前に川はある、魚もいるので釣りを再開したものの眠気に集中できずキャストはミスるはフライがボロボロになったのに気づかないで放置するはであまり釣れなくなってしまった。


一時間ほど形ばかりの釣りをグズグズやり数匹釣ったところで身も心もお腹いっぱいになったので終了としたのでありました。

時間はまだ1時前、こんなに早く上がるのは初めてかも、年取って体力なくなったんか?と少々ワビシイ気がするも、いやいやこれは心が太っ腹に成長したのであろうと自分に言い聞かせ帰路に着いたのでありました。


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2018年4月11日 (水)

春の東京湾 マダイ釣り

先週は大洗まで出かけてサバ二匹という貧果に泣いて帰っ着たというのに今週も懲りずに釣りに出かけました。

狙うは東京湾のマダイ。

そろそろ春のマダイシーズンが始まるというので期待も大きく、先週釣れなかった分をここで取り戻してやろうという魂胆です。

早朝五時過ぎ、義兄の船がある港についたら何やら僕と似たようなロン毛のおじさんが釣り道具を持っていらっしゃる。

向こうから「今日はアジ釣りですか?」と聞かれたので「タイラバです」と答えたら

「ああ。じゃあ一緒ですね」と義兄の名前をあげたので同行する方だとわかった。

タイラバの話からジグでマダイを釣る話などしているところに義兄が登場し出船の支度をしまもなく出船。


この日は日中は夏日になるといいながらも朝は北の風で空気は冷たくうすら寒かった。海は凪で空は薄曇り、潮回りは大潮後の中潮の下げ、絶好の釣り日和にマダイちゃんへの期待は高まります。


最初のポイントは15分くらい走った所、早速タイラバを出して水中に投下。
見た所水の色がいつもより澄んでいる。澄み潮だとタイラバが魚に見られやすいのでちょっと嫌な予感がした。

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数百メートル流しては流し変えて、何度か攻めたものの当たりがないので移動し次のポイント。
ここも水の色は変わらない。
ここもネチネチと三人で攻めるもアタリはなく再び移動。

次のポイントの一流し目、流し始めて間もなく義兄にヒット。
竿先をコンコンと叩く間違いなくマダイの引き。
ところが巻いている途中で曲がっていた竿先がフッと伸びてバレてしまった。
どうも食いが浅いらしい。

同じポイントを流しかえるも次はアタリがなくまたまた移動する。
先ほどの義兄のバラシを見てタイラバの針と色を交換、針を新しいものにしてかかりを良くすることを狙った。ラバーの色はオレンジ・赤系から緑に交換。

これがそうしたのか次のポイントで開始間も無くコココ…というアタリがある。
そのままタイラバを巻き上げてきたらグググ!と竿先が絞り込まれて魚が針にかかった様子。やった!きたぞ!とそのまま巻き上げてきたら20メートルほど巻き上げたところでバレてしまった。

なんと!針を新しくしておきながら痛恨のバラシ。魚が乗り切ったところで合わせを入れればよかったのか?今後の課題として前向きに捉えよう、なあんていうのは嘘ばっかりで、もうガッカリで意気消沈。

同じポイントを流し返すもアタリなく、さらにポイントを変えたところで今度は同行の方にアタッタがまたまたバレてしまった。

このあとアタリが遠のきどうも魚の数が薄いと判断し大移動を決断。
観音崎を超えて横須賀側の浅場まで行って見るものの、こちらはさらに潮が澄んでおりアタリもなくふた流しでまた元の場所に戻ってきた。

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今度は比較的岸に近いところを流すも次第に南風が吹き出したので早めに上がることになったのでありました。
東京湾は南の風が吹くと波が立つのでこの日の午後は強く吹くとの予報に早めの対処をしたのであります。

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港に着く頃には風は10メートルくらいに上がっていたのでこの判断は正解でした。
釣り的にはバラシばかりで魚の顔が見られず悔しい結果となったのでありますが、お天気のいい春うららかな東京湾での釣りは楽しい一日となりました。


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