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隠岐の島再び

九月末から持病の偏頭痛が出てしまい二週間も続けて頭痛に苦しめられている。
偏頭痛用の薬を医者から処方してもらっているのだけれど、それも切れてしまい悶絶の頭痛日をやり過ごす日も数日あったりしてかなり辛いのだった。

それでも10月11日から予定している隠岐の島ツアーに合わせてなんとか体調回復を試みたのだけれど虚しく終わり、偏頭痛薬を大量に持参しての釣行となったしまった。

11日の木曜日は比較的頭痛も穏やかな感じだったが、薬が無理やり抑えているに過ぎず本質的には頭痛を抱えて羽田空港に向かう。

この日の工程がこれまたハードだった。
20時過ぎの飛行機で米子に向かい、21時半米子空港着、レンタカーで米子駅近くのホテルに着いたのが10時半、チェックインして部屋に入ったのが11時近く、翌朝は2時にロビー集合。午後2時ではない午前2時、すなわち寝る時間はほんのわずか、3時に七類港発の渡船で隠岐の島の島前と呼ばれる四つの島が固まる中の一つ、中ノ島の海士町(あまちょう)に向かい、6時頃から釣りを始めるというのだから呆れたスケジュールである。

それでも三時間弱は眠れる、と思ったのが甘かった。
日常的に不眠症を抱えている僕は睡眠薬を飲まないと眠れない。しかし飲んでしまったらこの短時間で起きることは不可能と考え睡眠薬を飲まずに床についたのだが、夜遅くまで部屋のドアをノックしては廊下でおしゃべりする観光客の音やら、ポタポタといつまでたっても水がしたたり落ちるオンボロトイレの水音、さらには部屋の壁にかけられた時計のコチコチ音まで気になってしまいなかなか寝付けない。一秒でも寝ておこうと必死に目を閉じた。

頭の中で異なるテンポでやってくるポタポタとコチコチ音が波のように交差しいよいよ目が冴えてきてしまう。なんとか眠ろうと目を閉じたものの、ふっと気が付いたら午前1時、そこからはもう眠ったら起きられないと思い起き上がってしまった。

午前2時にヘロヘロになってロビー集合。
七類港へ向かう。米子からの夜道は暗かった。街を外れると不安なくらいに道路も暗い。時間的にも他の車は走っておらず行き先が真っ暗な道を突き進むのは怖かった。

七類港着、すでに多くの磯渡りの釣り客が船に乗り込んでいる。
我々も荷物を積み込み船に乗ると間も無く出航。
ここで睡眠薬を飲んで中ノ島までのおよそ二時間は爆睡する。船が港を出たな、と揺れ方で波の大きくなるのを感じたところで意識はなくなり気づいたら起こされた。

すでに渡船の横には我々が釣りをする浜吉丸が横付けされており、荷物とともに船を移れば釣りの支度開始である。

船長に二年ぶりの再会の挨拶をして船のライトが煌々とつく中で釣りの支度をするとやがて空もうっすらと明るくなってきた。

今回の釣行もいつものルアーショップ、エブアンドフローさん企画のツアー。
メンバーはジギング王、根魚王、昆虫大好きH氏、バイク大好きN氏、Y店長に僕の六人、顔なじみばかりの気楽なメンバーでありました。

寝不足顔のまま午前6時出船

とりあえず港の近くのポイントから攻めていくという。

船長の話によると、昨日はいい釣りをした客がおり、二人でヒラマサ30本をキャスティングで釣ったという。直前の情報でも大型ヒラマサは釣れているだのマグロが入ってきただのというので手持ちの中でも一番強い竿を追加して持ってきたほど期待は膨らんでいた。

沖に出て行くと懐かしい荒涼とした断崖絶壁に囲まれた島々の風景が広がる。
昨年は台風で釣行が中止となってしまったため二年ぶりに訪れたのだが、脳裏に焼き付いていた島の風景はそのままだった。

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いよいよ初日の釣りが始まる。果たして今回の兆候は何が待ち構えているのやら、海風に当たるといつの間にか頭痛も忘れていたのでありました。

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2018年9月29日 (土)

フライパンと電磁調理器でコーヒー焙煎

久しぶりのコーヒー焙煎ネタです。

この間も月3回くらいのペースでコーヒーをシャカシャカ焙煎していましたが、これといって目新しいマメに出会うようなデキゴトもなかったので焙煎ネタの投稿をしないだけだったのであります。が、このたび初めてフライパンと電磁調理器を使ってコーヒーを焙煎したのでそのリポートを書く気になったのでございます。

今回、フライパンと電磁調理気を使いことになった経緯は割愛させていただいて早速その体験をお話いたしましょう。

普段は金網を使いカセットコンロの火を使ってシャカシャカと焙煎しているので、とにかく勝手が全くわからない。電磁調理器は日頃使うこともないので火加減というか電気加減というかそういうものもわからない、全く手探りの経験でありました。

焙煎したマメはタンザニア、いわゆるキリマンジャロというやつですね。これを様子見に100グラムほど大きめの底が平らなフライパンに入れました。ちょうど底の面が隠れるくらいの量。

火加減もわからないのでとりあえず電磁調理器の「中火」と書かれたあたりから開始しました。

フライパンは電磁調理器の面につけていないと熱が発生しないので木のシャモジでコーヒー豆をかき回します。

開始後5分、普段ならそろそろマメがうっすらと色付いて茶色っぽくなってくるのですが全くその気配がない。本当にこれで焙煎できるのだろうか?と心配になてくる。

もうしばらく様子を見るもやはり変化がない、そこで火力、というのかメーターを一つずつ上げていきながら様子を見ることにした。

8段階あるメーターの5あたりが中火だったので、6にしてしばらくしたらうっすらと色づき始めましたよ。それにしても時間が経ちすぎているので我慢できなくなって火力を7にあげました。

ようやくマメが色づき始めたものの色のつき方にムラがある。
開始後20分くらいしてやっと最初のパチッ!というはぜる音が聞こえた。でもまだ全体的には薄茶色くらいの色で一爆ぜめの褐色色には程遠い。

ここでさらに我慢できなくなってメーターを8の強に上げてしまった。
こうなったら失敗してもいいや、とにかくコーヒー豆に色がついてくれ!という思い。

25分を超えたあたりでようやくパチパチと爆ぜる音がし始めたものの、なんだか勢いがないし色のムラも多い。

シャモジでかき混ぜるだけでは不安なので時々左手でフライパンの取っ手を持って水平にフライパンを動かして豆を揺すります。

やっとコーヒーらしくなったのは30分を超えた頃。
パチパチ爆ぜる音も散漫でいつの間にか焙煎できました、という感じ。ミディアムローストが出来上がったところで、一部が焦げ始めたのでこれ以上やると全部焦げてしまいそうなのでこれで良しとして終了。

なんとか焙煎できたのでありますが、なんだか納得いかないなあ。

あみの時と違って、コーヒー豆の薄皮が網目から下に落ちずにフライパンの底にこびりついて焦げるのが嫌ですね。

出来上がったコーヒー豆にも焦げた薄皮が混ざってしまいました。


さて、翌日、このコーヒーを飲んでみたところ味の方は問題なかったですね。
酸味のきいたタンザニアらしい美味しいコーヒーがはいりました。

電磁調理器しか家にない皆さん、フライパンでも一応焙煎できることがわかりましたよ。火加減は強めでいいのかも、この辺はトライする皆さんご自身で経験値を上げてください、としか言いようがない。

ともかくも、フライパンと電磁調理器でもコーヒー豆の焙煎はできる。という実証報告でした。



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2018年9月27日 (木)

東京湾タチウオ@鴨下丸 磯子

今年は東京湾のタチウオが好調のようで、夏ころから連日いい数が上がっているのを見ていてとうとう我慢できなくなって出かけてきました。

出かけたのは秋のお彼岸の三連休最終日、磯子の鴨下丸さんに釣り仲間のヨッシーさんと行ってきました。

鴨下丸さんに乗るのは初めてなので勝手が分からない事も色々あったのですが、事前の勝手な僕のイメージではルアーのお客さんが多いと思って乗って見たのですが、我々ルアーははむしろ少数派でエサ釣りの方の方が多かった。

10名ほどの釣り客を乗せた船は午前7時出船。観音崎を目指します。
20分ほどで観音材沖に到着するとすでに何隻かのタチウオ船が釣りをしている。
様子を伺うと時々あげている人の姿が見られたので期待もテンションも上がってきます。

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最初のポイントに到着し船長から45~60mとタナの指示があり早速投入。
潮が速いのでルアーの人は150g以上をエサの人は錘60号でお願いしますとのこと。

メインになるのは80gくらいのルアーかとお思っていたので150g以上のルアーは数えるほどしか持ってきていなかった。

最初に付けたのはプロセレのゴビアス・アンセスターというフォールに特徴のあるジグ。
タチウオはフォールの釣りですよ、と事前にルアーショップ・エブフロで情報を仕入れてきたのでこいつで一ついい思いをしてやろうという魂胆です。

ジグを落とすと確かに潮が速い、あっという間に後ろに流されて行く。
船長がうまく船を立ててくれるもののまっすぐ下には落ちていかない。

これはオマツリは必至だな、と思ったのだけれどとりあえず釣りになりそうな雰囲気。
開始から間もなくヨッシーさんにファーストヒット。
50mくらいですね、とアドバイスをいただきその水深を攻める。

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巻き巻きしてフォール、の繰り返しをするのだけれど中々アタラないのでルアーの交換。ヨッシーさんのヒットルアーが紫色だったので、この日持参の中で150g以上では唯一の紫色だったワイルド・ギャンブラーのダイナ160gを選んだ。

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これをまたまた巻いたり落としたりを繰り返す。
巻くスピードを変えたり色々やっていたらフォール時に初ヒット。
針は魚体の腹のあたりに掛かっており、魚がルアーにアタックしてきた様子が伺われる。

次のヒットは30分ほどしてから、今度は底近くから早めのスピードで巻き上げたところに食ってきた。この魚は針が口にかかっており、魚はルアーを餌と認識して食いついてきたことが推測できる。

この後は、「これ」と言ったパターンが見つけられず、フォールに食うとき、巻きに食う時がまちまち、ただしフォールでは魚体に、巻きでは口にそれぞれ針がかかっていることだけは共通していた。

右隣のエサ釣りのおじさんもポツリポツリと上げているが、船長とおじさんのやり取りを聞いていたら反対側の舷では入れ食いになっているらしい。

魚お活性は悪くなさそうだけれどどんなパターンのジグにハマるのかが分からない。
色々試してみたいのだけれどなにせ潮が速いので重いジグに限定されてしまう。
それでも長いジグ、短めのジグと色々試したところどうもシルエットの小さいジグの方が反応が良さそうな感じだ。

もっと軽いジグを使えたら色々手はあるのに、と思いながらやっていると次第にジグへの反応がなくなり辛い修行の時間が長くなる。

そんな時にエサ釣りの方が「またまたヒット!」などとやられると流石に精神的によろしくない。心は折れ始め俺もエサ釣りに変えようか、などと弱気になってしまう。

エサ釣りとルアー釣りが混在すると、それぞれの沈み方や動き方、流れ方などが違うのでオマツリしやすい傾向になるのですが、この日は釣り客が10名程度と少なかったためかそこそこのオマツリはあったけれども釣りにならないほどではありませんでしたが、一番きつかったのは自分が釣れていない時にエサ師の方に連発される事でしたね。

ヨッシーさんからも、次はエサ釣りで来ましょう、と弱気な発言が漏れたので僕同様に精神的にきつかったのが推測できる。

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お昼近くなったところで僕の釣果はわずかに4匹。
しかしここのあたりから潮が緩んできたので軽いジグを色々試せるようになったので、釣り的には面白くなった。

フォールのパターンの痴愚ジグを色々試したのですが、アタルもののなかなか針にかかりきらないことが多く焦れる。

やっときた5匹目はゴビアス・アンセスター80gの紫色。
やはりこの日は紫系の色が良かったみたい。

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この辺りから肩が痛くなり体力的に辛くなってきて休み休み釣りをする。

午前中は曇っていて雨もぱらついたのに午後にはすっかり晴れていいお天気になり暑くなる。

海は凪で釣りやすいのだけれどなかなかアタリがない。

色々やってみたけれどやり尽くした感じがしてもう一度朝イチに良かったダイナに戻してみたら久しぶりのヒット。

ここからは残り一時間近くアタリもなく、体力も限界にきてなんとなくの釣りになってしまった。

2時半頃に沖上がり、結果は6本でした。ちょっと寂しい釣果だけれどご近所さんにあげるにはちょうどいいくらいの数だったのでまあ良しとするか。
でもやっぱり10本ぐらいは釣りたかったなあ。

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ちなみにこの日のトップはエサの方が30本近く。みなさんエサの方は10本以上釣っていらしたご様子。
やっぱり次はエサ釣りかな?

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2018年9月18日 (火)

ホウセキハタをいただく

先週の五島列島釣行で釣れたホウセキハタという珍しいお魚、似た名前でホウキハタというのもいますがそれとは別物で、船長も今回が見るのが2回目というほど大変珍しいお魚のようですが、持って帰り早速食べてみましたよ。

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                ホウセキハタ

ホウセキなんて名前が綺麗なのできっと珍重されるほど美味しいに違いないと確信していましたが事前にネットで調理方法などを調べてみたところ、珍しい魚とあってほとんど情報がなく、「美味しい」「極上」などの言葉が見当たるだけ。仕方ないので期待を持ちつつ自分流に色々アレンジしてみました。


とりあえずはお刺身ですね。
このハタは身と皮の間に脂が乗っていたので皮をはがずに湯引きにしました。
三枚におろした身に熱湯をかけると、ギュ〜ッとのけぞるように皮がちじまっていくのが見ていて楽しい。

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その味はというと、皮はちょっと硬い感じだったのですが、脂の乗った身と皮の間のところが甘く濃厚な味で大変美味しゅうございました。

これだけ脂が乗っているなら火を通したらどうなるんだろうか、と次は唐揚げにしてみましたよ。軽く塩胡椒をして片栗粉をつけて揚げました。

お口に入れるとサクッとした皮の次に身があれよあれよと口の中で解けるようにほぐれて行く。甘みがあり我が身のよじれるほどの実に幸せな一口。

これの上に中華あんかけをかけてさらにパワーアップ。

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中華あんかけのとろみに野菜のシャキシャキ感、お魚のホクホクした食感が口の中でコラボして大変美味しゅうございました。

これでもまだ四分の一の身が残っていたので、皮をつけたままアヒージョにしてみましたよ。旨味の出る魚なのでオリーブオイルとの相性もよかろう、と狙ってみたらその通り、魚の旨味、ニンニクオイルの香り、その他ネギ、ミニトマト、しめじ、などの野菜ともバッチリの相性で、パンにオイルを染み込ませて完食。

一口食べたら美味しいので一気食いしてしまい写真を撮り損ねてしまいました。

残ったアラは一度に食べきれないので日持ちがするように兜煮にしてみました。
醤油、酒、みりん、砂糖で濃いめの味付けで煮込みました。

これは、娘のところにプレゼントしてきてしまったので味の方は後日娘に聞いてみることにしますが、畑の濃厚なダシが出てきっと美味しいはず。

お鍋も考えたのですが、気候的に暑かったので見送りました。おそらく濃厚なだしが出てお鍋の後の雑炊など、身がよじれるほど美味しいに違いない。


ホウセキハタはこれにて完食となりましたが、もう1匹いいサイズのアコウ(キジハタ)も釣って帰ったので、こちらは別の日に中華酒蒸しにして食べました。

アコウもハタ類では美味しさトップクラス、真っ白な綺麗な身を見ただけで、綺麗なお姉さんを見たときのような興奮を禁じ得ない俺は変態か。

レシピはクックパッドさんのをみて真似ただけですが、作るのはこれで3度目、白髪ねぎに手間がかかりますが美味しく食べるためには手数は惜しみません。

昆布だしを紹興酒で撮ったもので蒸しあげて、別に作ったタレをかけて白髪ネギをのせたら最後に熱々のごま油をかけて出来上がりです。

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ハタの料理は色々あるけれど、この食べ方が一番好きかな。
中華料理屋さんのメニューを見るとよく「時価」と書かれているアレですから、お店で注文するのには勇気がいりますしね。

魚屋ではなかなか目にしないハタ類、値段も高価ですし、これらの魚を食べられるのは釣り師の特権と言えましょう。

美味しんぼの釣り師さんの中にはハタなどの根魚しか狙わない人もたくさんいるほどですから、美味しんぼの中ではハタ類は魚の王様と呼んでもいいのではないかと思います。


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2018年9月16日 (日)

キャスティングでデカヒラマサ⑤@ステイタス 長崎

五島列島ヒラマサキャスティング釣行の三日目最終日。この日も5時過ぎに宿を出て船に向かう。

天候が不安定でこの日の五島列島は場所によっては大雨の予報が出ていたため船長はポイントの絞り込みに苦労していた様子だったが出船と同時に「昨日の復習からやりましょう」と激流ポイントに向かうことに決めた。

そして最初の激流ポイントでは魚の反応が良く早々にキャスティングでOさんがヒラマサをキャッチする。

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根魚王も反対側の舷で根魚を順調にキャッチしていく。
根魚王は今回の釣行で一体何匹のアコウを釣ったのだろう。昨日の時点で15匹と言っていたのでおそらく20匹近いアコウを釣ったのではないか、そしてさらにクエとホウセキハタを釣り上げている。まさに根魚王だ。

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一方トモで投げていたジギング王にもヒラマサがヒット。ジギング王は実はキャスティング王でもあり、根魚狙いは一切しないので水深の浅いポイントでは終始投げ続けていた。その体力には驚かされる。

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なんだか初日と同じような順番でヒラマサをキャッチしていくではないか。ということは自分の順番はまだ先か?

船はこの二匹で激流ポイントを離れ次のポイントへ移動した。

次のポイントではミヨシ側では上州空っ風親分、僕、Tさんの三人が投げていた。
ミヨシから一段低いところで投げていたTさんに向かって「上で投げませんか?」と僕が話しかけ、Tさんが「いいんですか?」とこちらを見た瞬間にTさんにヒット。
よそ見した瞬間に釣れちゃうなんてなんて羨ましいことか。

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僕と親分には投げども投げどもヒットはなく、何度かモヤっと波紋が湧いたくらい。
ルアーが見切られているようだ。

一方で朝一ヒラマサを手にしたOさんは余裕のジギングでまたまたクエを釣って僕にショックを与える。

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先にキャスティングで釣って次にジギングにうつりまた釣る、という理想のローテーションである。一方の僕はキャスティングで釣れない→意地で投げ続ける→やっぱり釣れない→さらに意地になって投げる→疲弊する、という負のローテーション。
それでもなんとかキャスティングでもう一本、と二日間酷使してきた体に鞭打って投げ続けたのだけれどさすがにこのあたりで力尽きた。

さらに移動してキャスティングのポイントに入った時にはジギングの竿を出してちょっと休憩、とばかりに根魚を狙ってジグを落としたのだが、潮が速すぎて一瞬で根がかりしてしまった。何をやってもうまくいかないということはあるものだ。

一方で先ほどよそ見しながら釣ってしまったTさんはまたまたキャスティングでヒラマサをキャッチ。乗っている人とはこういうものだ。明暗の差をはっきりと見せつけられる。

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根がかりでリーダーを失ってしまい繊維喪失していたところに船長から、キャスティングは最後の流しになります、と行ってきたので、こちらも最後の力を振り絞って再び投げることにした。

潮の動きは良く魚の出る気配はムンムンする。
はるかかなたの空は黒い雲に覆われて、その下では激しく雨が降っているのが投句離れていても良く分かった。我々のいる場所は曇り空、船長のポイント選択もズバリ当たっているようだ。こういう時は最後に何かが起こる。

そう信じて、竿を握る力もなくなり方、腰共に固く張り詰めてしまった体に鞭を打ってキャスティングを繰り返したのだがドラマは起こらなかった。

「移動します」という船長の一声でキャスティングは終了。
長崎に向かって船を走らせ途中ジギングのポイントを30分くらいやっていくという。

疲れ切った僕は移動中キャビンの奥で横になっていた。
釣りでこんなに疲れたのは初めてかもしれない。

やがてエンジン音が下がりジギングポイントに着く。

キャスティングでダメならジギングでデカヒラマサを!と本当に最後の力を振り絞ってジギングに臨んだのだ。
魚探にはベイトの反応がびっしり写っているというので気合も入る。

ジギング開始一投目で隣で釣っていたOさんにヒット。
乗ってる男は違う。今度は何が釣れたのだろうと見ていたらいいサイズのマダイだった。「マダイが釣りたい」と漏らしていたOさんは予言者のように実現してしまった。

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Oさんは今回の釣行で最も乗っていたのではないか。ヒラマサ、クエ、マダイ、アコウ、そのほかにも高級魚ばかり一番多種の魚をキャッチしていた。

お隣の僕の方はしゃくれどしゃくれど魚のアタリはなく空振りばかり。
色々しゃくり方を変えて見たりしたがダメだった。

そんな中でミヨシでしゃくっていたY店長にヒット。
さすがプロだけあってこういう場所で確実にヒットさせる。ファイトの様子を見てもなかなか良型のヒラマサのようである。
僕に余裕のある時にはこんな時カメラを持って写真を撮りに行くのであるけれど、何せ今日の僕はまだノーヒット、人の写真なんか撮っているヒマはないのである。

ファイトを横目で見ながらしゃくり続けるもアタリは無し。

「これで最後の流しです」という船長の非常なアナウンスを聞きながら、お願い、なんでもいいから釣れて、なんて思いながらしゃくったのだけれど現実は甘くなかった。

タイムアップとなりこの日はノーフィッシュで終わる。

長崎に向けてスピードを上げるお疲れ様のビールを飲みながら三日間を振り返った。
一本だけではあるけれど目標のヒラマサをキャスティングでキャッチできたし、クエは釣れなかったけれど同サイズのホウセキハタという珍しい魚も釣れた。全体に数は少なかったけれどアコウもいいのを一匹、ハガツオも釣れたしまあまあの釣果だ。

何よりも全身を酷使して釣りをしきったという疲労が達成感となりビールの酔いを心地よいものにさせてくれたのでありました。

ステイタスの朝長船長、三日間早朝から暗くなるまでお疲れ様でした。ありがとうございました。
同行の皆さんもありがとう。みなさんのおかげで思い出深い釣行にすることができました。

写真提供:ステイタス、エブ・アンド・フロー

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2018年9月15日 (土)

キャスティングでデカヒラマサ④@ステイタス 長崎

釣行二日目の前半は根魚祭りの様相を呈していたのだけれど、しばらくしたらマグロのナブラが遠くに見えたので一同興奮する。

ナブラは次第に近づいてきてついには船のすぐそばでジャンプする姿を見せた。
餌を追ってジャンプするマグロの姿は勇壮で美しく魅了させられる、と同時に釣り師のテンションは上がっていった。

ここからはマグロのナブラを追ってしばらくの間投げては移動、また投げてはナブラを追うというのを繰り返す。

マグロとなると船長もテンションが上がって細かな指示を大声で出している。
釣る方も必死で竿を構えて一瞬のチャンスに備える。マグロはすごいスピードで泳ぐので船の近くを通過するのは一瞬のことなのでなかなかキャストとのタイミングが合わない。

キャスティングに疲れてしまった僕は船尾でビールを飲みながらそんな光景をのんびり眺めていた。

移動の早い、しかも小さなナブラだったのでマグロを追うのには随分苦労していたけれどついにはOさんがキメジを仕留めた。

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一旦マグロが姿を消したので再びジギングを始めると最初の一投でフォール中の僕のジグに何かヒットしてすごい勢いで走り始めドラグを出した。ファイトを始めたら船長が来て「バラす前に写真を撮っておきましょう」と冗談を言う。

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マグロか!と気を引き締めてファイトする。走られる方向に船の後ろに回り込んだところで魚は上がってきた、それほど大きくはなさそうだ。タモを構えた船長が「本ガツオだ」と叫んだ。なかなか良い型の丸々太った本ガツオが僕の目にも入った。いざタモで救おうと船長がタモを構えたその瞬間、ポロリ、とカツオは外れてバレてしまった。「船長が悪い冗談言うからバレたじゃん」と笑いながら話す。
マグロじゃないとわかった瞬間僕の気が抜けたのがバレた原因だろう。

その後もジギングを続けてなんとかヒラマサを一本キャッチするも、どうもジグへの反応は良くない。と入ってもこれは僕だけの話で、Y店長などは立て続けに根魚を三匹もホイホイと釣り上げている。

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その中の一匹に先ほど根魚王が釣ったホウセキハタが混じった。
船長が今日で見るのが二度目、というほど珍しい魚が二匹も一日に上がってしまったのだ。

根魚王も着々と釣果を伸ばしていた。
今回はアコウがよく釣れていてこの時点で根魚王は一人で十匹以上のアコウを釣り上げていた。アコウ釣りでツ抜けするなんて聞いたことがない。

魚探には海底から水面まで真っ赤にベイトの反応が映り魚はいることは分かっているのだがどうもうまく僕のジグと合っていないようだ。
同じことを続けても釣れないので色々と試してみる。

比較的水深の浅いポイントを流し、潮も少し緩み始めていた時、午前中に根魚を連発したゴビアス・ブルスリムに替えて根魚を狙って見たらすぐにアタリがあった。

さほど大きくはないけれどいい引きの魚、なんだろう?アコウかな?と上げてきたらなんとまたまたホウセキハタではないか!珍しい魚が三匹も釣れるなんて!と驚いていたらさらに次の投入で根魚のいい当たりがズシンときた。

竿はいい感じで曲がり重い。一瞬クエが来たと思いニヤリとした。
ところが最初のアタックを交わして魚を浮き上げてからも魚が良く引く。クエの場合はある程度引き上げると重いだけになって引かないのでこれは魚が違うな、と思い巻き上げて来たら上がって来たのは先ほど根魚王が釣り上げたのと同じくらいのいいサイズのホウセキハタではないか。

これにはビックリ!「一日に四匹も珍しいホウセキハタが釣れちゃうなんて何か起こるんじゃない?」なんて船長に言いながら写真を撮る。

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最初はクエかと思ったのでちょっとがっかりしたけれど、気を取り直せば珍しいホウセキハタを二匹も釣ってしまっっという満足感に満たされたのでありました。

この一匹を最後にポイントを大移動し再びキャスティングのポイントに。
朝、先行者がいてできなかった「激流ポイント」へ行き夕まずめのキャスティングゲームをする。

魚の出る分に気はムンムンしていたがなかなか魚は出ない。
ぼくはすっかり疲労していて、一投するたびに、もうこの一投でやめようか、と弱気になっていた。肩は痛いし腰も疼く、握力も弱くなって来ていたのでキャストした瞬間に竿ごと投げてしまいそうで怖かった。

それでも大型ヒラマサを求めてなんとか最後まで踏ん張ったが魚の反応はあったけれどもヒットには至らずこの日の釣りは終わった。

写真提供:ステイタス、エブ・アンド・フロー

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2018年9月14日 (金)

キャスティングでデカヒラマサ③@ステイタス 長崎

五島列島のデカヒラマサ遠征二日目。
朝四時半に起きて五時過ぎに宿を出る。

諸々準備をして六時前に出船。最初のポイントは昨日最後に僕が釣ったポイントへ。

朝一のいい時間帯に期待は大きかったけれど残念ながら不発に終わる。数回流し変えて魚の反応がないので大移動となる。

次のポイントは船長が「激流ポイント」という潮の流れが皮のように早いポイント。
ところがついてみたら先行者がいたので諦めて通過し次のポイントへ。

次に入った島周りのポイントでは、僕はキャスティングに疲れてしまったので根魚釣りに専念することにした。昨日一日投げまくった疲労は想像以上に大きく肩、脚ともにかなり疲れていて、休み休み投げることにしたのだ。

ここではアコウ(キジハタ)が面白いように釣れた。
得意のゴビアス・ブルスリムを落として底付近をしゃくっては落としまたしゃくる、というのを繰り返すとすぐに魚からの反応がある。

瞬く間に三匹のアコウをキャッチし良型だけ一匹キープしてあとはリリースする。
隣で釣っていた根魚王はさすが専門家だけのことはありどんどん釣り上げて行く、彼もまた良型だけキープしていた。

根魚さんとひとしきり遊んだ後、船長の「大移動します」の一声で釣りをやめて大移動。一時間くらい走ったのかその間キャビンの奥で寝ていた。

到着したのは沖の瀬らしいポイント。カツオの群れを発見した船長が船のスピードを緩めみんなにタックル準備の指示をしている。

僕はカツオのキャスティングタックルは持っていなかったのでみんなの様子伺いをしていた。
群れにそおっと近づきキャストするのだが、カツオはすぐに沈んでしまいなかなかヒットしない。

そこでジギングで攻めてみることにしたら初めて間も無く僕のジグにヒット。
ハガツオが上がってきたので喜ぶ。今夜のお酒のつまみができたのだ。


ハガツオという魚は新鮮なうちに食べないと美味しくないので市場になかなか出回らないし数がまとまって取れないし美味しいから漁師がみんな食べてしまうという話もある。
味はカツオというよりマグロに近い味で、八丈島あたりではカツオのくせにマグロみたいな味で化かされた、というのでキツネとこの魚を呼ぶということを何かの本で読んだことがある。

そのうち他の人にもキツネがかかり僕のより大きいのも釣れた。これで今晩の酒宴は盛り上がること間違いない。

流し変えてジグをしゃくるとジギング王にヒット。続けて僕にもヒット。
ジギング王がそつなく取り込んだのはカンパチでした。

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よおし、俺もカンパチだあ、と喜んであげて来たらなんと通称ションベンダイと呼ばれる不名誉な名前をつけられてしまっているお魚。タモを持って横にいた船長もションベンダイとわかった瞬間プイッとどこかに消えてしまった。

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食べるとションベン臭いことからこの不名誉な名前がつけられてしまったこのお魚、誰も食べないので不名誉な分必ずリリースしてもらえるという特権も持っているのであります。

さらに流し変えてジギング王はこれまたいいサイズのハガツオを、上州空っ風親分はいいサイズのアコウを、 Tさんもカンパチをあげる。

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ある流しで船長から「アラ(クエ)のポイントを流しますけらね」と宣言されたので、待ってましたとばかりに僕はクエ用のジグに替えてしゃくり始める。
一昨年もここでクエを釣っているので大いに期待していたのでありました。

しかしクエからのあたりは一向になく、しゃくるのにも疲れを感じ始めてきた頃、根魚王の竿がぐい〜んと曲がり、抑えるような声で「来た!」と叫んだ。
竿の曲がりを見たら間違いなく大型根魚、引き方を見るとこれは間違いなくクエの引き方だ。

上がって来たのは予想通りのクエ、狙って釣り上げた根魚央は満面の笑顔。
いいなあ、俺も後に続けとしゃくり倒すがなかなかヒットしない。

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流し替えた次の流しで今度はOさんの竿がぐい〜んと曲がりこれまた引き方がクエの引きそのもの。最初がググッと引くのだがある程度糸を巻くと思いだけになるのであります。

こちらも予想通り先ほどの根魚王とほぼ同サイズのクエ。
「根がかりかと思った」と言いながらOさんも思わず笑顔がこぼれる。
この魚を釣って嬉しくない人はいないだろう。

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二度あることは三度ある、と僕もしゃくり倒したのだけれど根掛かりでジグを失っただけでこのポイントは終わってしまったのでありました。

ヒラマサキャスティングがいっときの根魚祭り的様相を帯びて来たのでありますが、まだまだこのままでは終わらない、この後とても珍しい出来事が起こったのであります。

写真提供:ステイタス、エブ・アンド・フロー

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2018年9月13日 (木)

キャスティングでデカヒラマサ②@ステイタス 長崎

2018年9月、上五島でのヒラマサキャスティング。
予想を裏返すようなゲキ渋の中二人のアングラーがヒラマサをキャッチしたのがすでに午後三時近く。午前中から降り続いていた雨も小降りになり止み間もあるほどに天気は回復しつつありました。

しかし天気の回復とは裏腹に僕の心の中にはすでに暗い空気が立ち込め始めていた。
「やっぱり釣れない」→「釣れない」→「絶対釣れない」と気持ちが悪い方向に行きそうになっテイク気持ちを振り払うようにルアーを替えることにした。タックルボックスをY店長に見せて「どれがいいですか?」とアドバイスをもらいルグランタンゴに交換。さらにアクションのつけ方もアドバイスしていただく。


そんな中三人目にキャッチしたのはTさん。
ヒラマサのサイズもだんだん大きくなっている気がする。
しかし時も刻々と過ぎており、すでにあたりは天候のせいもあって薄暗くなり始めている。

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すでに魚をキャッチして余裕のある皆さんにミヨシの釣り座を譲っていただいて空っ風親分と二人で投げる腕に力が入る、と言いたいところだけれどすでにバテ始めて心も折れそうになってきた。

そもそもキャストが下手くそなのでルアーが飛ばない。
他の人の飛距離を100とするならば60〜70くらいしか飛ばないので、その分魚にルアーをアピールする距離も短くなって不利になる。
もう今日はやめようかと諦めそうになる心をなんとか押さえ込んで投げ続ける。

船長からもハッパをかけられて、投げる方向、タイミングを支持してもらいながらポイントを攻めていく。


次のポイントは絶対出ますから!と檄を飛ばされ入ったポイントは確かにいい感じだった。出そうだ!と自分でも何かぞくっとするものを感じたくらい。


流し始めて三投目くらいに「時計の1時方向、島に向かって投げて!今だ!投げて!」と船長に言われるがままに投げたルアーは50メートルほど先の潮波の立つ手前の鏡のような水面のど真ん中に落ちた。

「よーし!出るよ!」と再び船長の声。素早く糸フケをとりルアーをアクションさせる。一回、二回と引いたその時、水面に大きな波紋ができたと同時に手元にずっしりとした重さが伝わる。
「出たー!」気がつくと大声で叫んでいた。
「巻いて巻いて!浅いよ!」と船長の指示に素早くリールのハンドルを巻く。
グイグイと引き込む手応えに気分は高揚し何か叫びながらファイトしていた。

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すると、隣で投げていた上州空っ風親分も「出た!」の声。
次に「あ!バレた!」という悔しそうな声が聞こえた。
夢中でファイトしている僕の方はまだ魚の手応えがある。
「バレるなよ!根ズレするなよ」と心の中で叫びながら必死にリールを巻く。
運良く糸が根ズレする前に魚は浮いて船べりまで引き寄せることができ、船長の持つタモに収まる。

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タモに入ったヒラマサはこれまで僕の手にしたヒラマサの中では最大クラスだった。
Y店長がカメラを持ってきて写真を撮りながら、「長いですねえ、太っていたら10キロは軽く超えていますねぇ」と言う。

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興奮とこみ上げる満足感に満たされる中写真を撮っていただき、魚はリリースすることにした。他の釣り師のみなさんから祝福の言葉を受けて気分もさらに高揚する。

海に戻したヒラマサは元気に泳いで消えてゆく。
写真に残っただけでなく僕にとってのキャスティング初ヒラマサとして心に深く刻まれたのでありました。
ああ、キャスティングでヒラマサを釣るという目標はなんとか達成できた!、と安堵と達成感と疲労感に満たされしばしデッキに座り込んで呆然とする。

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同時に人間というのは欲深いもので、次はもっとデカイやつを、と思いが湧き、次の流しから再び竿を手にした。
結局この日は宵やみが迫るギリギリまでキャスティングを繰り返し第一日目の釣りを終えたのでありました。


写真提供:ステイタス、エブ・アンド・フロー

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2018年9月12日 (水)

キャスティングでデカヒラマサ ①@ステイタス 長崎

夏の五島列島周辺ではでかいヒラマサがキャスティングで釣れるらしい。ということは何年か前から知っていましたが、正直言ってキャスティングの釣りというのはあまり好きじゃないんです。

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普段から人が投げているのを横目で見ながら、ネチネチと根魚を釣っている方が好きなんですね。

嫌いな理由は簡単、投げるのが疲れる=体力がない、ということと釣れる気がしない=下手くそ、など理由はいくつかあるんですが、これまでGTキャスティングも含めてペンシルベイトで魚を釣ったことがほとんどないんです。
釣ったことがない→釣れる気がしない→投げない→釣れない、という負のスパイラルに完全に入り込んでしまっているのが今の僕の現状、しかし、今回の長崎のステイタス遠征では大きな決心をした。

今回はキャスティングででかいヒラマサを釣る!と目標を立てたのであります。

それは自分にとって大それた目標であると分かっていつつも、いい加減この辺でちゃんとやっておかないと一生釣り損なってしまうのではないか?という脅迫感と同時に、今年の夏の五島列島はデカイのがガンガン釣れているという情報を耳にしたので、今回が大チャンス、と見込んだのでありました。

2018年9月6日、夕方羽田を飛びだち長崎に向かいます。
今回の遠征もルアー・ショップ、エブ・アンド・フローさん主催のツアーであります。

メンバーはいつものジギング王に根魚王、群馬の上州空っ風親分Kさん、いつもコンビで参加するOさんTさんのお二人、Y店長に僕の7名であります。

順調に長崎の大村空港に着きホテルにチェックイン、お隣の焼き鳥屋で前祝いと早くも一杯やったのでありますが、もっぱらの話題はお天気、とりわけ秋雨前線による雨の心配なのでありました。

当日の天気予報では三日間の行程全て雨マークが付くというお先真っ暗な予報だったのですが、時間を追ってなんとなく良くなりつつ気もしていたという微妙な天候なのでありました。


9月7日、早朝5時にホテルを出発しコンビニ経由で長崎港のステイタスさんへ。
船に着いたら挨拶する間も無く荷物の積み込みです。船長も挨拶もそぞろに「雨雲が近づいているので急ぎましょう」とマジ顔でおっしゃるので、一同素早く船に荷物を積み込み、降り出す前になんとか出航。船は一気に上五島方面に向けて走り始めます。

今日はキャスティング中心のポイントを流します、という朝長船長の言葉に一応気合を入れてみた、もののなんだか眠いのでキャビンの奥に潜り込んで朝寝という、言う割にはだらしのない出だしとなったのでありました。

小一時間眠って起きたら船は雨の中を突き進んでいました。
ああ、やっぱり降ってきた、と雨具を着込んで準備をします。

最初のポイントはいつもの見覚えのある風力発電の見えるポイント。でも今日は雨で風車も霞んで見える。それでも雨に怯まず、船長の「どうぞ!」と言うアナウンスとともに5名キャスティングを開始、根魚王は王様らしく根魚狙い、Y店長はキャビンの奥で日頃の睡眠不足を解消している。

潮はいい具合に流れているし風もいい感じで吹いていて出そうな気配。
しかし、一投、また一投と投げ進み、ポイントをコースを変えて流し変えていく。
「昨日ぶち切られた場所ですよ〜」と言う船長のアナウンスに気合は入り、緊張感も増していくのですがなかなかヒラマサが出ない。


やむなくポイントを移動し二つ目のポイントに入り投げ始めたら雨が一段と激しくなり、さらに風も強くなったので、一旦風裏に退避して風雨の収まるのを待ちましょう、ということになった。

キャビンの中ですでにずぶ濡れになった体を癒していると外から声がする。「船長、タイラバ落としていいですか?」と空っ風親分。「どうぞ」と船長が答えたら他の人も釣り始めた。そこまでやる気があるのならもう少し釣れるポイントへ、と少しだけ移動したらそこは風も雨も酷く僕は一気にやる気をなくしたのだけれど、他の一同はやる気満々。

そこまでやる気ならやりましょう!という船長の判断でキャスティング・ポイントに移動してキャスティングを再開した。
「ここも昨日ぶち切られているポイントですよ」と船長。
しかし出そうな気配はムンムンしているもののヒラマサの反応は薄く、何度か流して大移動となりました。

しばらく走ってついたのは、これまた見覚えのある島の周り。
ここでは確か昨年も来てヒラマサのキャスティングに専念したのだけれど、猛暑と無風のべた凪にすっかりやられた苦い記憶のポイント。でも今回は波もいい具合にあるし潮も動いているし、雨さえなければ最高というコンディションなのでありました。

時間は早くも12時を回ったものの二、三ど魚の反応があったもののバイトには至らず、そんなところに睡眠不足を解消したY店長起きて出て来て「どうですか?」と聞くので「20キロオーバーが三本で入れ食いです」とウソをついた。

ウソを信じ込んだ店長が船長のところに行き「いい感じで釣れてますね」みたいなことを言ったらしいのだが、船長からはノーアンサー、咄嗟にその空気を読み取った店長はウソを見抜き再び出て来た。


「いい感じなんですけどねえ、釣れそうだなあ」と言いながらみんなのキャスティングを見ている。

そんなところに「出たー!」という叫び声!前で投げていたOさんにヒットしたらしい。船長も飛び出して来てタモを持って駆け寄る。

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短いファイトで上がって来たのは中型のヒラマサ。
他の釣り師のスイッチがこの一匹で入った様子でキャスティングにも力が入る。

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二番目にヒットさせたのは大友で投げていたジギング王。
なかなかのサイズのようでいいファイトをしている。
上がって来たのは10キロ弱と思われるヒラマサ。

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いいなあ、このくらいのを釣りたいもんだ、と思うのでありますがなかなか魚からの反応がない。

釣り座を船の後ろから前に変えていただいて投げ続けたのでありますが、一向に魚の反応はないままに時間ばかりが過ぎて言ったのでありました。


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2018年8月29日 (水)

門の扉が壊れちゃった

いやあ、台風21号の風、すごかったですねぇ。被害の出た地域の皆様にはお見舞い申し上げます。
今年は本当に台風が多い。話は前々回の台風がさった後の朝、新聞を取りに玄関から門のところまで50メートルほど歩き(ウソ)郵便受けに目をやろうとしたら、ん?何か落ちている。
10センチほどのL字型の物体を見てすぐに門の扉の取っ手だとわかった。

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はめ込んでいたものが外れたのかしら、と拾って本来あるべき門の取っ手のところにあてがって見たけれどハマらない。もう一度よく見たらどうやらもとの部分から折れてしまっているようだ。

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築40年近いボロ屋だからこういうことも起こるんだな、と驚きもせず納得してしまったのだけれど、さて、これは一体直るものなのかしら?と直し方を想像して見た。

一番簡単なのはとってだけの交換ができるということ。二番目はとってと一体になった鍵の部分の交換。ここはネジ止めしてあるのでおそらくパーツがあれば交換できるのであろう。もしこれができないとなると門の扉全体、いや、門自体の作り直しか?などと考えているとだんだん憂鬱になってきた。

なんたって40年も前に作られた門のパーツがいまでも売っているとは思えない、とりあえず近所のリフォーム屋さんに相談してみよう、と思ったのだがなんとなく気が重く電話せずに二週間以上が過ぎてしまった。

その間、門が風に煽られてバタン、バタンと開いたり閉じたりするのも困るので折しも門の反対側のパッキンのようなゴムが剥がれていたので、このゴム紐で輪っかを作ってくくりつけておいた。

先日、いい加減ちゃんと直さなければ、という思いと、機能的には紐で縛っておいても、普段どうせ鍵もかけないのだからこのまま行くか、という思いが交錯する中修理のことを考えていたらピンときた。

ひょっとしたらネットで探したらパーツが有るかもしれない!と。

早速門のところに行って扉の型名がどこかに書かれていないか探して見たら、ありました。メーカー名と門の名前がしっかり書かれている。
すぐにその名前でググってみたらなんと!とってのと鍵の部分のパーツらしき写真をすぐに発見!
新日軽 門扉 錠・ハンドル部品 [D型錠]内部化粧座アーム(片開き・両開き用) ホワイト色 H8AAB0208とある。価格は5000円ちょい(送料込み)

この金額で直ったらこんなにめでたいことはない。門の工事で数十万円かかるのかと心の中では半分覚悟していたので、桁が二つ違うこの価格に思わず小躍りしそうになる。

写真に寸法が入っていたので、そのままwebページを表示したPCをメジャーと一緒に門まで持っていき測ってみたらほぼ間違いがないことがわかった。

それでも取り付け方法がわからないとせっかく買っても無駄になってしまうので、ネジで外せる部分を解体して構造を見てみることにした。

錆びてきつくなっているかと思われたネジは意外に素直に回ってくれて、するりと外れパーツを外すと中が見えた。

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壊れたのは門の内側の取っ手なのだけれど、構造的には外側の取っ手から伸びた軸に内側の取っ手をはめ込んであるだけというシンプルな構造ということがわかったのでこれなら自分で治せると判断し即ポチって注文した。

待つこと数日(結構時間がかかった、在庫の問題かな?)やっと届いたのが台風21号が関西を南北に突っ切って日本海に出た頃の9月4日の19時すぎくらい、こちら横浜も結構な風が吹き始めていたので早速暗闇の中で作業をして取り付けました。

なんたって台風の風で門がバタバタ煽られた日には近所迷惑だし、こっちも熟睡できないし、ということで。

作業は想像以上にスムーズに行き5分程度で完了。
一時はいくらかかるのかしら?と不安になっていたのがウソみたい。結局5000円ちょいで門はキレイになおってしまったのでした。


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無事取っ手が作られ鍵も閉まるようになったので台風の風にバタバタすることもなくなんとか夜明けを迎えることができました。

それにしても台風多すぎ!気象庁の観測史上二番目の多さだとか。
もう今年は台風いらない。

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2018年8月28日 (火)

ちょいと箱根までプチ・ツーリング

昨日まで殺人的な暑さが続いたのが、今日は秋雨前線のなんかに伴いお天気は曇りがちがけれど幾分涼しい日となりました。クーラーを入れなくてもしのげるくらいの気温、と言っても30度くらいあるのではありますが、それでもだいぶ涼しかった。

午前中は先日人間ドックで発見された逆流性食道炎の薬をもらいに近所の内科医に出かけた。内臓の病気など最近していないので7年ぶりくらいの通院、過去の経験から待たされて半日がかりなんだろうなあ、と推測して椎名誠の「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズの文庫本を手に医者に出かけた。

この本には椎名誠隊長のもとに集まる十数人の釣り師たち(中には全く釣りをしないものもいるが)の珍騒動が書かれていて読んでいて飽きないのであります。

医者に入って早速本を取り出して夢中になって読んでいたら、いくらも読まないうちに名前を呼ばれてしまった。もっと読んでいたいから後に回してくれ、とも言えず診察室に入る。

痛みとかないんですか?と先生(女医さんね)。なんにもありません、と僕。人間ドックの胃カメラで撮った写真を見ながら、とりあえず胃酸を抑える薬を出しましょうね、でも症状がないんじゃいつまで飲んでいいか分かりませんね。数ヶ月後に胃カメラを飲んで様子を見るか来年のドックまで飲み続けるか、と先生(女医さんね)がおっしゃるので、胃カメラ嫌です!と意思表示した。

なんて言う感じで診察も終わり会計も終わり、これまた待たされるであろうと思っていた調剤薬局もすぐに薬が出てきて拍子抜けするほど早く終わってしまい、家に帰ったらまだ11時前。

まるまる半日あるなあ、何して過ごそう?いつものようにダラダラとサックスの練習でもするか?でも、今日過ごしやすいし、と頭の回路が回ってきた時に、涼しい→バイクが快適!とピンときた。そうだ!バイクに乗ろう!今からだったら箱根くらいいけるだろ?とスマホのナビを箱根の大観山に設定したら、一時間半くらいでいけると出て来た。

ようし、大型バイクで箱根デビューだ!と思いたったら即実行。
あれこれ支度して12時ちょい前に愛車ヤマハMT09にまたがり横浜の家を出発。
平日の下りなので道路も流れていて、およそ一時間で西湘バイパスの国府津にあるサービス・エリアに到着。海の写真を撮ったらレストランでカレーライスを食べて腹ごしらえ。

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サービス・エリアを出て程なく走れば眼前に箱根の駒ケ岳がどおんと迫ってくる。西湘バイパスから箱根新道に入り登り道になる。高速道路は真直ぐだしスピードは出さなくちゃならないしあまり好きじゃないけれど、山道のワインディング・ロードは大好きなのでここいらあたりからがお楽しみ。

ところが遅い大型車を先頭に渋滞したりしていて、なかなか快適なライディングとはいかない。箱根新道から分岐して大観山方面に左折したところからがカーブの連続で楽しくなる。

スピードを落としすぎた時はスロットルを開けると気持ち良くエンジンが吹け上がってくれるのでストレスが全くない快適なライディングなのでありました。

大観山の駐車場についたのが12時半過ぎ頃。
芦ノ湖を見下ろしながら写真を撮る。

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お天気が良ければ目の前に富士山がどおん!と見える最高のビュー・ポイントでありますが、この日はお山は雲の中。
真っ黒のメルセデスのオープンカーに乗った中年男とお姉さんの怪しいカップルをチラ見しつつベンチで一休み。

疲れが取れたところで芦ノ湖畔の元箱根まで降りていく。箱根駅伝の往路のゴール、復路のスタートのあの海賊船のとまっているところですね。


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湖畔の駐車場は平日なのに満車状態で観光客もたくさんいる。
海賊船の観光船乗り場では中国語の案内が流れていた。

そんな風景を写真に収めてバイクのところまで戻ってきたら、ちょうどいい具合に観光客のおっさんが通りかかった、いや男性がいらしたので写真をとっていただく。あとで気づいたのだけれどバイクにまたがってとってもらえば良かった!まだバイクにまたがってる写真が一枚もないんですよう。

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なんて事しているうちに雲行きが怪しくなってきたので下山することに。
帰りは旧道の一号線を畑宿経由で降って行きました。
こちらの方が箱根新道より車が少ないし、道も細かくうねっていたので楽しめましたよ。ただし狭いのでスピードは出せませんけれどね。

山を降りたら一気に西湘バイパスに入りここできた時の道に戻り退屈な西湘バイパスと海沿いの国号134号線を走るだけ。湘南を満喫できるコースなんですが日頃海の方から富士山を背景にした湘南の海を船の上で見ているのであまり大きな感動はない。

サービスエリアで帰りも一休みして水分補給。
ここからは一気に家まで走ります。4時ちょい前に自宅着。 運のいいことに家が近づいたあたりからポツリ、ポツリと降り始め、バイクを車庫に入れた途端に雷がなって本降りになりました。なんだかついてる。

往復でおよそ150キロメートルのプチ・ツーリング。お手軽半日ツーリングとしては楽しめたかな。今度はもう少し時間に余裕を持って、箱根の山道をたくさん走ってみたいと思います。


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