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2012年2月23日 (木)

ニセコ 2012 リポート

10年ぶり北海道ニセコにスキーに行ってきました。

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なぜわざわざニセコまで行くのか?上越だって信州だって今年は雪がたっぷりあるやん

け?とお思う方も多数いらっしゃると思います。

ニセコの魅力は深雪滑降がゲレンデ及び周辺の森林帯の中で堪能できるところにあり、

これは世界的に見てもおそらく五指に入るのではないかと思われます。

もう一つは、コース外でも自己責任において滑走可!という「ニセコ・ルール」というもの

があり、ある程度エリアを限定した上で、コース外の滑走が可能なところが魅力なのです。

N05

         コース外への立ち入りゲート。コース外は自己責任で滑れと明言してます。

ある人は、頂上から、ある人は森の中と人の踏み込んでいない場所を求めての滑走が

自己責任で許されているスキー場は日本ではここだけではないかと思われます。

故に私は、深い雪を楽むための浮力の強い太いスキー板と障害物に激突を想定して

ヘルメットを購入!パウダージャンキーの友人と出かけることになったわけです。

ぶっとい板はアルマダJJという今年パウダー界では大人気のスキー板↓↓↓↓↓↓

N15

ご覧のようにひと昔前のスキージャンプの板くらい横幅があります。

太いけれど軽くて柔らかい板なので、見た目よりは楽に曲がることができました。

それでも慣れるまでは、今までのスキー板との感覚とは異次元なのに戸惑いました。

少し足を開き目にして滑らないと板どうしが当たってしまうんです。

ヘルメットは大げさかと思うかたもいらっしゃるかと思いますが、安全の為には必須!

下の写真を見てください、ゴンドラ待ちの人たちのメット率の高さ!

N11

10年ぶりのニセコは大きく変わっていました。ゲレンデ、コースそのものは大差なかっ

たのですが、客層がガラリと変わり、オーストラリア人が圧倒的に多いのです。

平日のせいもあったのでしょうが、感覚的には70~80%がオーストラリア人でした。

カップル、ファミリー、中高年オヤジとあらゆる世代のオージー達がニセコに押し寄せて

いました。

N09

なぜにオーストラリア人かと私なりに考えたところ、大したスキー場のないオーストラリア人

スキーヤーにとって、世界でも有数のパウダースノーが楽しめ、時差も少ないニセコは

比較的長い夏休みのとれるオージーのスキー好きのバカンスにはうってつけの観光地な

のではないかと思われます。

さらに、スキー場全体(比羅夫エリア)もオーストラリア資本に買い取られ、サービスのあり

方から西洋化しており、公用語は日本語と英語が半々お店によっては英語しか通じませ

ん。こんなことから言葉の違いによるストレスもほとんどないと言っていよいでしょう。

逆に我々日本人にとってはちょっとしたオーストラリア旅行をした気分です。

さらに最近は中国資本も入りつつあ中国人富裕層のターゲットにもなりつつあるようです。

 さてスキーの方ですが、今回の旅程は平均的日本人らしく2泊3日。

初日は早朝の羽田を立ち午後着でホテルにチェックインし2時過ぎから夕方まで3時間

程度の様子見滑降。

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この日は天気もイマイチで一番上の山頂直下まで上がれるリフトは、強風のため運転せ

ず。その下部のエリアでで足馴しです。落ちた足前で新しい板と格闘しました。

 夕飯はお好み焼き屋!ガラガラの店内に入ると予約はしているかと英語で聞かれ、

店が人気なのにちょっと驚きました。

かろうじて空いていたテーブルに座り、中国人のお姉さんにイカ天を注文!

作り方はわかるよね?と英語で言われはいはいと焼いているところにオージー中年カップ

ルが登場。

オジサン、出来上がりのイメージのないままにお好み焼き注文して、鉄板に広げて野菜炒

めを作ってました。そんなところに隣の席に今度は若いカップルが登場。

注文が出てきたお兄さんに作り方分かるか?と聞いたら不安げなので早速おせっかい。

彼女が美人だったからということもあるけれど)民間外交しちゃいました。

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「ちゃんちゃん焼きってなんだ?」と聞かれカタコト英語と酔っ払った勢いで解説。

店員も全員中国人、オーストラリア人などの外国人なので、このへんのケアはゼロ。

ここは一体どこの国なんだ!・・・と笑いつつ店を出てコンビニに入ったら、こっちはもっと

大変なことになっていて、若者オージー達が夕飯と酒を求めて大混雑!

あんなに混んでいてしかもほぼ外国人というコンビニに初めて入りました。

ワインが安かったので一本購入。お店を出たところで日本人の若いおねえちゃんが、オー

ジーのお兄ちゃんと目があったと言って、目をうるうるさせていました。「30過ぎたらみん

なデブになっちゃうんだよ」と余計な一言を言ったら「や~だ~!うそ~っ!」ですと。

 二日目は朝から雪。山麓は・・・。上に行くと吹雪いておりホワイトアウトする事も

しばしば。

こうなると楽しくないので、花園コースというところの比較的下のコース外ゲートが空いて

いたので、リフト下のあまり人が入らないところや、森の中を滑りました。

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              こちらは樹林帯の中。吹雪いた日でも風が比較的穏やか

場所によってはスネくらいまでの雪は新しい板で滑るには気持ちよく、9時からお昼休憩を

入れて4時まで滑りました。板もだいぶ慣れて門付の仕方や(専門用語ですみません)

板の乗る位置も分かってきて快適。

でもこの板はゲレンデを滑るよりは未圧雪部分を滑ったほうが気持ちの良い板だという

ことも分かってきました。つまりニセコ用の板ちうことになりそう。

この日は吹雪で山頂付近は人が立ち入っていないので、天候が回復する予報の最終日

に期待がかかります。

 夕食はラーメン屋でまたまたオージーのお姉さんとカウンターで隣り合わせ、大して上手

くないラーメンの正しいたべ方を教えてあげました(かなり迷惑そうだったけれど)

 三日目は天候が回復して最高!

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早朝から頂上目指して沢山のジャンキーたちがゴンドラ待ちしてるので、我々オジサン、

部隊も出撃。頂上直下のリフトまで乗り継ぎ、足首くらいまである新雪を滑りまくり。

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          ゲートが開いて山頂目指して山登りするする人たち。今回は上りませんでいた。

超深雪こそ出会えなかったものの、そこそこの雪と開放感ある滑降でニセコを満喫!

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2時過ぎまで滑って体力も限界となり、昼飯食って山を降り今回のスキーは終了しました。

これから先は体力、年齢との戦いになりますがまた来年も是非来ようと友人と確認し

ニセコを去りました。70歳までは来るぞ!

一緒に行きたい人!来年は是非ご一緒しましょう。

 

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コメント

スキーって楽しそうですね。
経験はないのですがこのブログで興味をもてました
写真で見ても眩しいくらいの綺麗な雪☃
実際に見たら感動すると思う。
涙腺弱いのですぐ泣きます(^^ゞ

民間外交、ご苦労さまです^^
お国のために頑張りましたね

いつもコメントありがとうございます。
スキーは楽しいですよ。スノボも。

刻々と変わってゆく雪景色にも感動しますし、山を滑り降りる快感というのも
普段は味わえないものです。日常の憂さ晴らしに最高です。\(^o^)/

ちなみに民間外交の方はメールで写真を送ったら返事がきて、
あと一週間滞在しているので、戻ってこられるのなら一緒に滑ろうだって。
行きたいけれど先立つものが・・・(^-^;
オーストラリア人、お金持ってます。

初めまして!色んな場所から見る富士、良いですねー(^^)自分も富士山の写真を撮っています。横浜市泉区在住ですが、あんなに綺麗な富士を拝められる場所があったとは驚きです!是非場所を教えていただきたいのですが、可能でしょうか?

始めまして、やすひろさん。
ブログ見ていただきありがとうございます。
おっしゃっているのはTHE FUJIYAMAの富士山の写真ですか?
場所は弥生台方面から泉警察に向かって大通りの坂を上り、鎌倉みちとの交差点
(バーミヤンの角)を50m位直進したら細い道を左折すると、(逆方向からは入れません)
畑の上に出てそこから見えます。
天気の良い日は必ず三脚立てたカメラマンがいます。
ほかのカメラマンさんの邪魔にならないところに車を止めてあげてください。
日の出前から10時頃と夕焼けの時間がオススメです。
是非行ってみてください。enos

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