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2012年7月12日 (木)

浅八丸 ルアーシイラ 転じて ルアーマグロ

マグロを釣りに行く!

というと、「まじ?」「ウソばっか!」「そんなの釣れるの?」
と言った反応が多いようですが、

釣れるんです!釣れる時は!

先週の日曜日、相模湾ではルアーシイラの船がどこもキハダマグロの大漁でした。

突然!キハダの群れが相模湾に回遊してきたのです。

これを見て聞いてじっとしているわけには行きません。
何しろ、一昨年からわたしの釣りのメインテーマはマグロ。

なぜ?デカイので釣って良し、美味しいので食べて良し!文句なしの高級魚だから
です!文句のあるやつはマグロを食うな!

狙うのは20キロオーバーの巨大キハダマグロ!
昨年はこれらしき大物をかけてバラしました。

船宿が定休日明けの7月11日。

早速、いつもお世話になっている平塚の浅八丸さんのルアーシイラ船に乗り
マグロを狙いに行きました。
二軒隣の庄三郎丸からもこの日マグロ船が出ていたのですが、13000円とちょっぴり
お値高なので、クーポン券を持ち込むと8000円で乗れる浅八丸さんにしたんです。

Photo_2
当日朝は根性を入れて4時半過ぎに浅八丸到着、いい席を取ろうと受付カウンター
にある船の席表に自分の名前を書き込もうとしたら、なんとすでに、
ミヨシもトモもいい席はいっぱい!

10人以上
の名前が書き込まれていました。
同じ事を考える人がなんと多いことか!
店のお兄さんに聞いたら、夜中について店の前に車を止めて中で寝て待つ人もいるとか?

仕方なく船の真ん中の人のすくない場所に名前を記入し、出船までの間道具の準備を
していました。

Photo

               日の出前に着いたのにいい席はいっぱい


海は風も無く、空は快晴!絶好のシイラ日和、いやマグロ日和です。

5時55分、予定より5分早く出船!

船は東南沖を目指しまっしぐら!

Photo_3

30分ほど走ったところで船足が落ち早速釣りの準備、船が止まったので、
ベタなぎの海にルアーをキャストすると隣のお客さんにヒット!
いてわたしにもヒット!

と、思った瞬間竿にはじかれ魚はばれてしまいました。
お隣さんはそのまま取り込み70cm程のやや小ぶりのシイラ

02               シイラのヒットルアー ダイワのシンキングペンシル

幸先いいじゃぁないですか!バラしたものの船中でヒットしたのは我々二人だけ。

すぐに次のポイントへ移動と言うことになりました。

シイラは楽勝!と思われた出だしでしたが、その後は潮目を探してもシイラの姿は
全く見られず、船長の「今日は深いね」の一言。

どちらかと言うと、シイラよりマグロへ!という雰囲気の中、船はさらに沖を目指し
マグロの群れを探しました。

ところがそれから1時間走ったものの、鳥山はあるもののマグロの反応は中々見られず
さらに捜しながら船を流し、時計は9時を周ったもののいい群れに当たらず。

鳥山に向かってキャストをしてもあたりは皆無!
と、その時鳥山に向かってキャストしていたミヨシのお客さんに「喰ったよ!」の声
とうとう来たかと、他人事ながら胸躍らせ次のキャストの準備をしていると、
「サメだ~!」の一言。

マグロではなくサメが喰ってしまったようです。
15分くらいかけてようやく上がってきたサメは約1mオーバー!
ルアーをガッポンと飲み込んでいました。
船内再びため息。

Photo_4
              私が中国人だったら喜んでフカヒレを切り取ったかも

そしてさらに走ること30分。周囲を見渡せば水平線しか見えぬほどの沖に、
船はやって来てきたその時!
突然船は加速し、その行く手には大きな鳥山とマグロのジャンプ!
とうとう来ました!マグロの群れです。

他船もいたため船の左舷側に群れを見る様に船を止め、船長の「みんな左に行って!」
の掛け声で右舷側にいたわたしも左舷の隙間に入れてもらうと、水面では10mくらいの
範囲に魚が跳ねておりその中央にはサメの背びれが二つ!そこにめがけてフルキャストしリールを巻き始めたところにドン!と言う衝撃が体に伝わり
竿はしなり、糸はギリギリ音を立てて出て行くじゃあないですか!

マグロのヒットです!
しかも わたしだけ!

01_2

         マグロのヒットタックル(ルアーはアメリカ製トローリング用ツナミノー)

落ち着いてやり取りしようと体制を作り、無理の無い程度にリールのドラグを絞め
さあ勝負だ!っと思った瞬間、ふっと体が軽くなり、釣り糸が波立つ海面にタラ~リ
と垂れ下がっているじゃあありませんか?!
ラインブレイク(糸切れ)です。PEの5号を使っていたのに!

「なんじゃこりゃあ~!」とわめきたくなるのをこらえて糸をまきまきして
先っちょを見たら、な~んと!リーダーがすっぽ抜けているじゃあないですか?

ボビンを使って強力に結んだはずのリーダーが~っ!!!!!
どこかに不備があったに違い有りません。自分の準備不足です。

即座に気を取り直して、もう一本の竿で・・・と思った時には、すでにナブラは消えて
いました。

Photo_6

         竿を手にいつでも投げられる体制 写真なんか撮っている場合じゃない!

しかし、すぐに次の鳥山を発見!船長が「鳥の下に時々ギラッと光るからいるよ」
と言うので目を凝らすと確かに時々ギラッと水面下に光るものがある。それもデカイ!

左舷側から右舷側にそのギラリが回り込んできたのでキャストを始めると「ヒット!」
の声!

ミヨシとトモの両方から一人ずつ同時にヒットした模様。

船長の「みんな竿上げて」の声にやむなくルアーを回収。
ヒットしたやり取りを見ることになりました。

一人は残念にも程なく外れてしまったものの、もう一人は強力な引きとファイト!
デカそうです。
20~30分ファイトしたでしょうか?上がってきたのは15キロを超えるキハダマグロ!

Photo_5

            チクショーッ!!!!! クヤシイ!!!!

わたしの中では先ほどバラした悔しさが再燃してきて、いてもたってもいられません!

ファイトの間に鳥山とナブラはどこかに去ってしまい、また一から出直しです。
でも船長の「魚が浮いてきた。これからだよ今日は!」と言う一言に勇気付けられ、
道具の体制を立て直し、「次のヒットの時こそは仕留めたる!」と
心は燃え上がっていくのでした。

時計は11時を回り、船は陸に向かって走り城ヶ島が見える沖合いに到達した時
再び鳥山です。

ところがこの鳥山、マグロではなく前回登場したイナダの鳥山!
左舷の一人がヒットしたのを皮切りに、船内あちこちでイナダがヒット。
わたしの竿にはマグロ用のバカデカルアーしか付いていなかったので、イナダは
ヒットせず、心の中でも「今日はイナダは要らない」とつぶやき、周りの人の釣れたのを
タモですくう役に専念しました。

イナダが終わった頃から南の風が強まり波が立ち始め、水面が見にくくなって来ました。
船は南西に舳先を変え再びマグロ探し。
波に船の揺れは激しくなり、波と船のあたる水しぶきが大きく上がり、頭から海水を
かぶってぬれねずみ
になりながらも竿を放す事無く、集中して臨戦態勢を取り続け
ました。


01

その後2~3の鳥山に遭遇しましたがヒットは無く1時を回りタイムアップ!

その瞬間!あの一匹の大きさに改めて思い知らされ、おのれの不備ががあまりにも
悔しく
、帰りの船上では無言のまま。
港に着いてからもさっさと船を降り、一番で移動のトラックに乗り込み、船宿で竿を洗って
さっさと帰宅しました。

ワンチャンスを逃したらおしまい!というマグロ釣りのシビアさを改めて実感し
次回の挑戦に燃えるのでありました。

ちなみに、この船でシイラとマグロ両方をかけたのは私だけであり、どちらもバラしたのも私だけでありました。「このへたくそメ!」


参考 タックル
 

竿     パームス シーラプチャー SCGS78MH 
リール   シマノ バイオマスター SW6000HG
道糸    PE5号
リーダー フロロカーボン 55lb



基本情報

浅八丸 ルアーシイラ船

6時~1時半頃

9000円(ネットに1000円割引券あり)

予約 前日夜9時半まで(ネット申し込み・電話) 

詳しくは浅八丸HPへ 


   
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コメント

こんにちは、PGではお世話になっております。「マグロのバラシ」楽しく読ませていただきました。次回に期待しています。ファイトー一発です!!(*^ー゚)bグッジョブ!!

初めまして。
マグロ狙うなら、スナップは使わないほうが良いですよ。簡単にねじ切られますから…

マクラーさん

アドバイスありがとうございます。

ルアー直結でOKですか?

がんばりま~す。

初めまして!
私の場合、釣り自体初心者なんですが「浅八丸」さんにはちょくちょく乗ってライトルアーで遊んでます♪
いつかキハダに挑戦しようと目論んでいます!
これから、たまにお邪魔させて貰います

おっちゃんさん 初めまして。
コメントありがとうございます。

今年のキハダ、出だしはアタリが有ってその気になっちゃいましたが、
その先が苦戦続きです。

でも、なかなか釣れないと、また燃えるんですよね。

これからも、釣り記事は更新していきますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

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