シュノーケリング・パラダイス@西伊豆 岩地温泉
シュノーケリングでお手軽にお魚さんたちと泳いじゃおうということで
西伊豆の岩地温泉に行ってきました。
この岩地温泉、西伊豆といってもかなり南下した松崎町の南部にあり、岩地温泉、石部、雲見海岸と三つの湾の一番北に位置しています。
つまり、東京方面から修善寺経由で車で行くなら一番近いのが岩地温泉ということになります。
ここは観光ガイドなどで見ると「東洋のコート・ダ・ジュール」などと、ちょっとこっぱずか
しいコピーが書かれていますが、実際には小さな田舎の海岸で、のどかでこぎれいな
いいところです。
ここを訪れたのはもう20年以上前から、その前は有名ダイビングスポット、雲見に通って
いたんですが、雲見はわたくしには広すぎるのと、宿から海までが10分ほど歩くのが
イヤ、という怠け者根性から、宿から海まで1分というここ岩地に転向したのでした。
今回は、およそ6年ぶりと久しぶりの旅行、二泊三日でお盆前に行きました。
早朝5時過ぎ横浜を出発!
東名沼津ICから修善寺→土肥、と途中休憩をいれ、高速は時速90キロくらいで普通に
走って→9時前に到着。
到着後、早速浜に出てみるとなんか昔と印象が違う。
白い砂浜が広がっていたのが狭く感じたんですね。
それに、浜に下りてみると小砂利が多い。6年で変化してしまったのだろうか?
それ以前のおよそ15年間はたいした変化も無かったのに?????
後で、民宿のご主人に伺ったら、6月の台風の影響だそうです。
ご主人も「こんなの初めて!」とおっしゃっていました。
砂利が増えたものの透明度は抜群
とりあえず、狭くなっちゃった砂浜にタープをはって基地の確保。
準備ができたら娘たちは早速海岸右手にある磯場にお魚ウォッチング!
このくらいのスペースが広さの限界 小さな浜です
私は出発直前のオリンピック、男子サッカー対メキシコ戦の深夜観戦とその
敗戦のショックからの疲れを取るためおビールを朝っぱらからいただいて、
浜辺でごろ寝。
海風と穏やかな潮騒に昼過ぎまでうとうとしました。
昼食後、アルコールも疲れも抜けたので準備体操して、シュノーケルを装着
フィンを着けようとしたら、あら?片方しかないじゃないいですか?
そういえば、前回6年前に来た時片方が壊れて捨てたような・・・
しかたないので、そのまま片足フィンで勝負!
片手に防水カメラを握り締めおよそ70~80mほど離れた磯場に向かって泳ぎました。
磯場に着いたら、すでにたくさんの人が海の中を覗いています。
浮き輪から箱めがねで覗く人、本格的にダイビング用スーツを着てシュノーケリングを
している人などなど。
お魚さんの方はといいますと、期待に応えてたくさんのコバルトスズメの群れが
出迎えてくれました。
群れの中に入ってしまうと、5~6cmくらいまで近づいてくるものもおり、お魚さんの
表情までくっきり見えます。
日ごろ、釣りばかりして、悶絶状態の魚の表情しか見ていない私にとっては、
その穏やかなお魚さんたちのニコニコ顔を見て反省しきり。
最もよく見られるのは、コバルトブルーのコバルトスズメという3~5cm程の魚の群れ。
これにベラや黄色に黒の縞々のカゴカキダイなどが多く見られます。 なんかくれ!と接近してきたカゴカキダイ
その他には、ボラ、ネンブツダイ、スズメダイ、チョウチョウオ、イサキの子供(たぶん)、
フグ、イカの子供、などがみられ、楽しませてくれます。
イサキっぽい魚(自信なし) 何だっていいんです。きれいだから!
およそ25年前、生まれてはじめてイカの群れを見たときには、始めそれがなんだか
分からず、目玉だけがこっちを見ているデカイおたまじゃくしみたいに見えて、
ビックリしました。
イカが泳いでいるところなんて見たこと無かったので想像もつかなかったんです。
岩場とテトラポットの周りをゆらゆら泳いでいると、スズメダイの群れに遭遇!
木の葉のような魚に囲まれて感動しました。
スズメダイの群れが突然目の前に現れました。
さらには、同じスズメダイの仲間と思われる別種の群れにも遭遇。
テトラポットの隙間を見たら、夜行性のネンブツダイの群れがお昼寝中。
ネンブツダイはお昼寝中。じ~っと動かずにいました。
な~んてやっていたらあっという間に1時間近くたっており、身体は少々疲れてきたので
浜に戻り一休み。
2時過ぎにももう一度出て行きビデオを撮りましたのでこちらをご覧ください。
浜では娘二号が砂で要塞を製作開始!
美大に通うクリエイティブ魂を一途に注ぎ込んでおりました。
娘2号が作った砂の要塞 この後汐が満ちてはかなくも消え去りました
水に浸かりっ放しで身体が冷えたら、浜辺にある「船の温泉」で身体を温められます。
日帰りのお客さんは、ここで砂を落とし着替えて帰る事ができます。とっても便利!
このようなこともあって、ここの客層はファミリー中心なので、ムチャする若者も少なく
静かで安心できます。
この船の温泉のおかげで曇った日でも身体はぽかぽか
夜は民宿で温泉に浸かり、冷たいビールに美味しい魚介類に舌鼓を打ち、
まさにパラダイス!
こんな生活を三日間続けて、目をつぶればそこは天然の水族館!
魚釣りがちょっとかわいそうな気になりつつも、帰宅後見た釣り情報での
マグロ、カツオ大漁!の文字と写真に、早くも心はマグロへと写っていくのでした。
ちなみに、お世話になったのは20年来のお付き合いの民宿「おとまる」さん。
気になった方は電話で直接問い合わせてみてください。
民宿 おとまる 電話 055-845-0871
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なんて綺麗な海でしょう☆彡
タイトルどうりパラダイスですね(*^^)v
以前、土肥温泉に泊まったことがあります。熱海と違って静かなところでした。
岩地は知りませんでしたが是非行ってみたいです。
リゾート地が好きな私は気にいると思います。
≪東洋のコートダジュール≫ ピッタリなネーミング(*^^)v
お食事も豪華!
私なら完食できたかも(笑)(^^ゞ
良い旅だったようで何よりです(-^〇^-)
投稿: 水泳仲間さん | 2012年8月12日 (日) 22時21分
なんか、いい感じですー!!
人ごみや賑やかなところ案外苦手なんです。
ここならこじんまりしてて過ごしやすそう(^.^)
こんな言い伝えご存じですか?
お盆の期間には海や川には近づくな!!
ワタクシそのような言い伝えとは無縁に育ちまして。。。
言い伝えや迷信を重んじる家に嫁いだ私。
海に行こうとしたら大反対をくらいました。
時期が悪かった。ざんねん・・・・・(>_<)
投稿: 水泳仲間 【妹】 | 2012年8月18日 (土) 15時41分
水泳仲間さん
いつもコメントありがとうございます。
リゾートというよりは田舎の浜辺という感じですよ~。(笑)
でも、静かでいいところです。
バイキング命の水泳仲間さんだったら、料理は楽々完食でしょうね。(笑)
投稿: enos | 2012年8月21日 (火) 10時09分
水泳仲間妹さん
コメントありがとうございます。
「お盆に水辺に行くな」というのはうちの地方でも言われますよ。
先日、お盆で帰省した折、いとこと釣りに行こうとしたら叱られました。
この歳で!(笑)
岩地はファミリーにはお勧めの海です。
来年あたりご家族でいかがですか?
お子さんたちも、海と魚の美しさに感動すると思いますよ。
あ、たぶん旦那さんも。
投稿: enos | 2012年8月21日 (火) 10時16分