パウダー・パラダイス@谷川温泉ホワイトバレー
谷川温泉ホワイトバレーというスキー場をご存じでしょうか?「は~い」と手を挙げたあなた!コアな方ですね。
群馬県のスキー場銀座である水上地区において、水上温泉から数分でいけるこの穴場スキー場。
リフトはたったの二本でありながら平日の朝8時半に動き出すリフトに行列ができるほどの人気の秘密は・・・圧雪コースが少なくドカ雪時にはディープ・パウダーを求めるパウダー・ジャンキーたちが集まります。
私がここを訪れたのは、2013年2月25日。
数年ぶりの強力な寒気に北日本が包まれ、前々日から1m近く雪が降り前日のスキー場ホーム・ページの積雪情報とにらめっこし今日しかない!という日に出かけました。
午前8時過ぎ駐車場に到着
隣の車でスノボの準備をしている女性たちの話を盗み聞きすると「私今日は嘔吐、下痢ということになってるの」ですと。どうやら仕事をさぼってきたらしい。さらにそこに知り合いらしき人が現れて「仕事しなさいよ、しごとを!」な~んて会話もしてたりして、そこの会社大丈夫?なんて心配になっちゃいました。
ゲレンデまで50mほど坂を上ると小さなリフトが一本だけ見えて、まだ動いていません。
リフト周辺にはすでに数人の人が集まって準備運動なんてしている。
早速、リフト券シニア1日券3000円也を購入しリフト乗り場に行くと、20人ほどの行列ができておりちょうど運転開始したところ。
第一ペアリフト
この第一ペアリフト300mに乗って見下ろす景色はノートラックのおいしそうな斜面。
リフト降り場から大きく回り込んでいる圧雪コースにショートカットする斜面は膝近くまである深雪に覆われており、すでに先行者の作ったトレースを見て心ウキウキ度急上昇!
さっそく、自分も飛び込むとフカフカのパウダー!
ひぇ~っっ!気持ちいい!私の求めていたものがここにありました~っ!
第一ペアリフト下り場の直下 右手に未圧雪ゾーン
たった数百メートルのコースながら、人の滑っていないところを選んでサクッと5本!
第二リフトが除雪に手こずって運転開始に手間取っている間にいただきました。
そして、いよいよ山頂へ向かう第二ペアリフト1000mが動き出しそうなので、またまた行列に並び、ブリザードの中を待つこと15分。リフト運転開始で次々とリフトに人が吸い込まれるように乗り込んで行く行列に付き乗り込みます。
第二ペアリフト乗り場で運転開始待ちの行列
どんどん上に上がっていくと、ゲレンデ上部は大きく広がっており、圧雪してあるのはほんの一部。おいしいパウダー斜面が「いらっしゃ~い」と微笑んでいます。
リフトの上から、リフト下をまっすぐ下りるのも良し、上部で右にトラバースして広い斜面をいただくのも良しと頭の中で作戦を練ります。
とりあえず一本目は雪の深さが見て分かっているリフト下周辺を下りました。急斜面緩斜面が交互におとずれながら膝上まで潜るパウダーに感激!
ニセコのように軽くはないものの雪の深さでは負けていません。
なによりも滑る人の絶対数が少ないので小ぶりのスキー場ながらもパウダー満喫!
コースを変えて3本下りたらもう足がヘロヘロになっちゃいました。
山頂から未圧雪ゾーンを覗く
そこで作戦変更して、第二ペアリフトは途中から乗ることができるので、ここから乗って上部の広い斜面のおいしいところだけ滑り込んじゃおうということに。
山頂からトラバースして右斜面が未圧雪ゾーン
もうすでに斜面はあちこちボーダーおよびわずか数人のスキーヤーに陵辱され始めており、おいしいのは時間の問題。疲れたって休んでいる暇なんかないんです。
これがやりたくて、一人でわざわざ来たんですから。
早い者勝ち!
こうして、いよいよ足が疲れてコケルようになるまで約2時間休むことなくガンガン滑って小休止。
早くも帰り始める人の後ろ姿を見ながら、もうちょっとだけ滑ろうと約1時間半、おなかいっぱいになるまで滑って12時半に上がりました。
20本くらい滑ったかな?
心はもう少し滑りたいと言っているものの、体が言うことを聞かないので無理はやめました。じじいになっちゃったな~。
また、寒波がきたら機会を見て来てやろうと密かに思いながら帰路に就いたのでありました。
基本情報 谷川温泉ホワイトバレー・スキー場
※コースは上写真参照
リフト券 大人一日 4000円
ゴールド券一日 3000円 (55歳以上)
サンライズ券 3200円 (始業~13:00)
サンセット券 3200円 (12:00~終業)
詳しくは谷川温泉ホワイトバレー・スキー場HPへ
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