無料ブログはココログ
フォト

« ぶらりワン・デイ・トリップ@鎌倉・七里ガ浜 | トップページ | 一匹の重み@リバー・スポット早戸 »

2014年4月23日 (水)

三渓園とジャズ@平田フミト トリオ K's Dining  福富町

今日は午後から三渓園を見物して、夜はラテン・ジャズ・ピアノで有名な平田フミト・トリオを
聴きに行こうといういかにもみなと横浜らしい、しかしこういう取り合わせはあまりいかにもではないというめったにないお出かけとなりました。

もちろん今回もクリシュナ君をご案内してのワン・デイ・トリップです。

お昼ごはんを食べて、コーヒーなんか余裕で飲んじゃってからおうちを出て、三渓園に着いたのは二時過ぎ。

ここはですね、ワタクシ横浜に住み着いて30年にもなるというのに始めていったんですよ。

三渓園に対しては「大金持ちの豪邸の大日本庭園」というイメージしかなく、子供の頃から
我がオヤジの日本庭園好きから小さいながらも自分の家の日本庭園を見て育った、あるい
は手入れの手伝いをさせられて育ったワタクシには、日本庭園は興味外だったんですね。

今回は、ガイドブックに載っていた三渓園の三重塔を見たクリシュナ君の希望で行ってみる事になりました。

園内に入ってみると、想像以上のバカデカ日本庭園にビックリ!
池の広さが半端じゃあない!十分キャスティングの釣りが出来るほどの広さ。

Photo

こんな池を庭に持って、毎朝起き抜けに一キャストして一日の始まりとする、もしくは昼寝から目覚めたらおもむろに窓から釣糸をたれて釣りをする、なんていうのがワタクシの夢でありますのでそういうものを私有していた人物がいたという事実を目の当たりにして羨望とショックのダブルパンチを受けたのでありました。

正直いって池の向こうに見える山の上の三重塔なんてどうでも良くなり、自分だったらこの池にどんな魚を放すだろうなどと釣りのことばかり考えておりました。

一方のクリシュナ君は日本庭園好きで、この大庭園に大満足。
一回りぐるりと回りながら写真を撮りまくることにしました。

01

遅ればせながら三渓園について簡単に説明いたしますと、この庭園は明治時代の実業家原三渓という人物によって作られた大庭園で、その中には京都や奈良、鎌倉などから移築された塔やお堂、茶室、仏像などがあちこちに配置されています。

Photo_2

悪く言えば、生糸産業で人民を搾取してバカ儲けした成金が、京都、奈良、鎌倉の文化財を片っ端から自分の庭に持ってきちゃった超成金趣味の庭園でワシから見たら「ほかに使うことは無かったんかい?!」っていうようなものなのですが、成金趣味の割には庭園のデザイン、建物の配置のセンスが良いところに救われています。

さすがの原家もその後は没落の道をたどったそうで様々なドラマがそこには有ったのだろうななどと想いつつ、おごる平家は久しからず的な哀愁も感じたのでありました。

園内を歩き回ってみると、とにかく一つ一つの建物がみんな重要文化財っていうくらい見事なものでそれなりに感動させられました。
重要文化財の大見本市という感じ。

4時過ぎまでゆっくりと園内を歩き回り、南門から園を出て隣接されている本牧市民公園にある上海友好都市記念に作られた中国建築物を見てからバスに乗り根岸経由で桜木町へ。

薄暮のみなとみらい地区を撮影して回り、後半の部ジャズライブへ向かいました。

Photo_3

今回のライブのお店はK's Diningというな~んと!韓国料理屋さんでのジャズライブ。
この組み合わせも中々無いのでおもしろいなあと思いながらお店にいくと入り口で
平田フミトさんがおしゃべりしていらっしゃる。

実は彼は大学のジャズ研の後輩に当たり、今は立派なミュージシャンとして活躍しているものの大学時代の上下関係は死ぬまで普遍的なものなので、失礼ながら一リスナーの私の
ほうがデカイ態度で挨拶してお店に入っていったのでありました。

店内は満員で30人が限界というくらいのカウンターとテーブルのお店。

立派なグランドピアノが置かれており、店主の音楽への気合の入りようが伺えます。

クリシュナ君がベジタリアンだということを話したら、気を利かせてくれて肉抜きチヂミ、
卵抜きビビンバなど作ってくれたので大変助かりました。

ライブが始まるまでビールで乾杯し、三渓園での疲れを癒します。

午後7時半ころトリオの登場。
メンバーは平田フミト(P)中村健吾(B)高橋徹(Ds)

スタートはなんだったっけ?何かスタンダードナンバーだったような・・・(失礼)
平田フミトさんのピアノはラテンジャズで有名ですが、スタンダードの演奏もいいんですよ。

今回はリズム隊の二人との呼吸もぴったり!

比較的手数の多い平田君のピアノの音をかいくぐるように鋭くリズムを刻むベース。
タイトで無駄の無い音数でサポートするドラムスとバランスが非常に良い。

スタンダードに続きラテンの名曲「サンバなんとか・・・曲名忘れた」(失礼)や珍しいボサ・ノバでの「酒バラ」、ワタクシの大好きな「ドルフィン・ダンス」、ハイテンポでの「アンソロポロジ
ー」など曲を追うごとに演奏は熱くなり熱気ムンムン!バリエーション豊かに聞かせてくれました。

どの演奏も質は高く、大満足です。一部が終わったらクリシュナ君が写真を撮りたいとい
うので平田さんにお願いしてメンバーから許諾を受け第二部の始まり。

二部は、さらに熱い演奏が繰り広げられました。

中でも印象に残るのは平田さんのオリジナル「月となんとか・・・」(忘れたごめん!)と超ハイ・テンポでの「ナイト・イン・チュニジア」

「ナイト・イン・チュニジア」ではベースのカデンツァがすばらしかった。
ピアノから振られると迷うことなく素早く弓を取り出し、ハイ・テンポのカデンツァをアルコで縦横無尽に弾きまくる。

あるときは強くある時はやさしく、そして早く、そして絶妙の間を取り。思わず目頭がジ~ンと熱くなって今いました。ベースのソロで泣いたのって始めてかも。
最後はアンコールで「グレイター・ラブ」を楽しく締めくくりのりのりライブは終了。

いやあ、良かったです。
ついでにメンバー三人並んでいただきクリシュナ君がパチリと一枚。
そのままCDのジャケットになっちゃうような写真を撮って、メンバーと握手をしました。

クリシュナ君も感動したらしく「一生忘れない」って握手しながらメンバーに語りかけていました。
ワタクシもメンバー全員にご挨拶と握手を交わし、今日のこの日の出会いに感謝したのでありました。


ジャズ・ファンのみなさん!平田フミトさん、いやワタクシから見ると平田君なんですが、
にご注目を!ライブスケジュールは彼のブログで見ることが出来ますよ。

今すぐ「平田フミト」 で検索!You-Tubeでも沢山出てきます。

ちなみに4月29日には山手の WARANE(わらね)というお店で珍しい彼のソロライブがあります。
チャージは2000円だったかな?リーズナブルなので一見の価値あり。
この日弾くピアノもドイツ製のベヒシュタインというすばらしいピアノだそうでそちらにも注目です。
カトマンズのカメラマンはまさか日本に来てジャズ・ミュージシャンと出会うなんて夢にも見ていなかったろうなぁ、逆もまたしかり。私にとってもすてきな出会い。

出会いは偶然で突然でそしてそれは永遠のつながりに変わっていきます。
明日もまた、すてき出会いがあるといいな。

などと、感傷にふけりながら、土曜の夜11時の福富町の怪しく輝くネオンの下を家路に着いたのでありました。



  ブログ掲載の文章、画像の無断転載は禁止です (C)enos1091 All rights reserve

にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ
にほんブログ村

« ぶらりワン・デイ・トリップ@鎌倉・七里ガ浜 | トップページ | 一匹の重み@リバー・スポット早戸 »

JAZZ」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

友達」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三渓園とジャズ@平田フミト トリオ K's Dining  福富町:

« ぶらりワン・デイ・トリップ@鎌倉・七里ガ浜 | トップページ | 一匹の重み@リバー・スポット早戸 »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31