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2014年4月13日 (日)

サックスの入院と新しいマウスピース@石森管楽器

サックスが調子悪いくなってしまいました。

テナーとソプラノ両方ともに。

テナーの方はもう25年くらい調整に出していないので、あちこち痛んでいるのは分かっていたし、先日岩見さんとのジャムセッションの後に行った飲み屋でケース後とひっくり返しちゃったりしているんでまあ仕方ない。

この辺でじっくり入院していただいてゆっくり静養してもらおうかってな感じなんですけれど。
ソプラノの方は去年の6月に調整済みの中古を買って、特に落とすことも何かに当てることも無く使っていたのですが、ある日突然Fから下の音が出にくくなってしまったんですね。

そこで、近所にあるY楽器サービスという、地元の中学校の吹奏楽部をお客さんに持ってやっているお店に持ち込んだんです。
その場で吹いてみせてこんな具合に音が出ないんですって、やって見せて調整してもらいました。

お店の職人さんが出来ましたってその場で吹いてくれて渡されたのを私が吹いてみると、相変わらず音が出にくい。じゃあもう少し、といって調整していただいてこれでいかがです?って渡されたのを吹くとやはり変わらず音が出にくい。

職人さん曰く、日ごろ相手にしている吹奏楽部の人々とアンブシャーが全然違うのでお客さんみたいなのは職人的にはやりがいがある、なあんて褒められているんだかなんだかよくわからないこといわれながら約30分色々やったのですがダメでした。
我ながら基礎ができてないなあ、と情けなくなりつつも大枚はたいて買ったセルマーのソプラノですからこのままほおって置くわけにはいかないので、都内に出たついでにこれを買った新大久保の石森楽器に持って行くことにしました。
世界中のミュージシャンを相手にしている同店なら何とかしてくれるに違いないと思ったからです。


当日、テナーとソプラノを右肩と左腕に持って石森楽器のリペアルームに行きました。
何年、いや、何十年ぶりでしょうか?確か前に来たときとは場所も違っていたような気がします。


入り口のカウンターに一番近いところで仕事している職人さんも以前の小太りのおじさんではなくなり、これも確か二番目くらいにいた方が応対して下しました。テナーとソプラノそれぞれ担当があるようでその場で見ていただくと、テナーの方は前述の通りだったんですが、ソプラノも何かに当てたもしくは強い力が加わっているといわれました。

どのくらい修理に時間がかかるのか聞くと、超特急で全治一週間とか。
それでお願いしますって頼んで預けました。ちなみにテナーの方は大手術で5月末までかかるとのこと。こちらもワタクシの人生最後のリペアーだろうと思いおもい切ってお願いしました。

リペア室を出てせっかく来たのだからと一階のショー・ルームでマウスピースを見ていたら若くてかわいいお嬢さん店員さんが「よろしかったら試奏出来ますよ、ニコッ」って言うもんですからじゃあ今度楽器取りに来たときにお願いしますって言って防音スタジオを予約して帰りました。


一週間後、取りに行くはずだったのですが以前本ブログに書いたギックリ腰騒ぎで日程がずれてさらに一週間遅れてお店にいくとソプラノはピカピカに光って「治ったよ~ん」って笑っていました。早速そいつを持ってマウスピースを試奏しにいき、1万円台で音のまろやかなやつを4本みつくろっていただきスタジオに入り吹いてみると・・・あらまあ、今まで分かっていたつもりなんですが同じラバーのマウスピースでも音の出やすいの出にくいの、甘いの辛いの様々なんですね。

二本はちょっと吹いてすぐにこれは自分向きじゃあないって外しました。
残った二本をじっくり吹いてみたらBeechlerと書かれた方が好みの音色で音もよりスムーズに出るのでなのでこれにきめました。

リガチャを自分のロブナーのに替えて吹いてみたら、あらら、全然音が違うじゃあありませんか?!
これはリガチャも買わねばとちょっと痛い出費になってしまったのですが、一度いい音の方で吹けるのが分かってしまうと後戻りは出来ない。見事お店の作戦にはまってしまったわけです。


こうして、マウスピースBeechlerの5番とリガチャ GF systemⅢがめでたくわが愛器になることになりました。


ところがここで更なる一つ問題が!
このマウスピース、口径が大きくてサックスのネックにスポって奥まで入っちゃうので細かいチューニングが出来ないんですよ。

お店の人(この日はお兄さんでした)に解決策はないの?って聞いたら、リペアルームでネックのコルクを巻きなおしてもらうのが良いって言うんです。そんなこと分かってるよ、今修理から帰ってきたのまた入れろちうのか?!と心の中で叫びつつ、ほかの方法は無いの?って聞いたら、紙を巻く方法がありますって言って何か薄い紙を取り出して二巻きほどしてテープで止めてくれました。

確かに丁度良いけれど、これって応急処置だよね?
って思いながらもいずれネックのコルクを替えようと思いながらお店を出ました。

以来、これまで使っていたセルマーのラバー及びオットーリンクのメタルマウスピースの出番は無くなり、甘い音色になったソプラノを楽しんでおります。

早くバンド練習でみんなにこの音を聞かせたい・・・って、そういえばバンド練習去年の9月にジャム・セッションやって以来音出していないような?!

もう半年経っちゃったじゃん!



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