GTへの道 終章@沖縄周辺海域 ヨセミヤ丸
走る船の揺れで目が覚めたのは午前5時過ぎでした。
窓から外を見ると薄暗い海はグレーに染まり空との境目が分かりませんでした。
再び一時間ほどウトウトし6時過ぎに起きました。
船はなおも走り続け7時半頃一昨晩、初日の夜に停泊した海域で止りました。
一同、朝食をとる表情は空のごとくスッキリとせず何となくけだるい感じ。
天気は雨、しかも風が強く嵐の様です。
丁度我々の居る海域を梅雨前線が通過中とのこと。
それでも食事をとると一同雨具を着て釣り開始!
こんな天気の時に結構デカイのが出たりするそうな。
15~20分投げて反応が無いと小移動、というのを繰り返し数箇所攻めてみるもアタリは無く大移動することに。
10時頃次の場所に着いて釣りを開始するも、さらに雨が激しくなり雷まで鳴って来たので危険と判断ししばし釣りを中止して空模様をうかがいました。
すると、突然右舷から「糸が止らない~っ!」という雄叫びが上がったので覗き出てみるとスタッフのアズちゃんがライト・タックルで何か掛けたらしく竿はのされる寸前でドラグがジージー鳴りっ放しで糸が出て行くじゃあありませんか!
この雷雨の中釣りしてたなんて、しかもデカソウなの掛けて、一同半ば呆れ顔で様子を見ているとずぶ濡れのアズちゃんが釣り上げたのはウメイロモドキの仲間らしい。サイズは60cmオーバーかな?
釣り上げると同時に「雨の降っていないところまで移動!」という船長の一声で大移動となりました。
重く垂れ込める雲の塊から逃れるように船は走り続けます。
この雷雨の中釣りしてたなんて、しかもデカソウなの掛けて、一同半ば呆れ顔で様子を見ているとずぶ濡れのアズちゃんが釣り上げたのはウメイロモドキの仲間らしい。サイズは60cmオーバーかな?
釣り上げると同時に「雨の降っていないところまで移動!」という船長の一声で大移動となりました。
重く垂れ込める雲の塊から逃れるように船は走り続けます。
一同キャビンに入ってベッドで寝るなか、濡れた雨具を脱ぐのが面倒なワタクシは後方の屋根の下で移動しながら船内あらゆる場所に所狭しと貼られている様々なステッカーを見て時間をつぶしました。
ソルト・ウォーター・フィッシング関係のあらゆるブランド、ショップ、グループ、個人名も含むステッカーはこの船が沖縄のGT釣りでどのような位置にあるのかを饒舌に語ってくれました。

キャビン入り口周辺
ソルト・ウォーター・フィッシング関係のあらゆるブランド、ショップ、グループ、個人名も含むステッカーはこの船が沖縄のGT釣りでどのような位置にあるのかを饒舌に語ってくれました。

トイレのドア
午後1時前、雨の上がっている海域に到着。
素早く昼食をとりミヨシに立ってキャスト開始!
潮、天候ともにGTが出る好条件、というY店長の言葉を信じキャストすることおよそ1時間、海面は炸裂することなく「これで終わりね~!」という船長の明るい掛け声をもってストップ・フィッシングとなりました。
竿をロッド・ホルダーに収めビールを片手に一同とお疲れ様の挨拶を交わす中、船はすでに動き出し帰路に着いたのでありました。
午後4時前那覇魚港に到着。
雨がしとしと降る中、船から荷物を降ろし道具の後片付けをします。
2泊3日の船中泊GT釣り、夢のような3日間が終わりました。
結果を見ればGTは2ヒット1キャッチと渋い釣果に終わりましたが、その他の釣があまりにも楽しかったのと、何よりも釣りをこよなく愛する同行の皆さんと一緒に過ごせた時間が楽しかった。
素早く昼食をとりミヨシに立ってキャスト開始!
潮、天候ともにGTが出る好条件、というY店長の言葉を信じキャストすることおよそ1時間、海面は炸裂することなく「これで終わりね~!」という船長の明るい掛け声をもってストップ・フィッシングとなりました。
竿をロッド・ホルダーに収めビールを片手に一同とお疲れ様の挨拶を交わす中、船はすでに動き出し帰路に着いたのでありました。
午後4時前那覇魚港に到着。
雨がしとしと降る中、船から荷物を降ろし道具の後片付けをします。
2泊3日の船中泊GT釣り、夢のような3日間が終わりました。
結果を見ればGTは2ヒット1キャッチと渋い釣果に終わりましたが、その他の釣があまりにも楽しかったのと、何よりも釣りをこよなく愛する同行の皆さんと一緒に過ごせた時間が楽しかった。
3日間100%釣りをしきったという充実感があり、釣れなかったことの悔しさは不思議と湧き上がりませんでした。むしろこういう釣りをすることが出来たという幸福感に満たされていました。
ワタクシにとっては今回は初めてのGT釣りなので失うものは無いもありませんでした。
しかし、次回からは今回の経験が過去の蓄積となってこれを基準に更なる釣りを求める心が働くでしょう。
このような幸福感が味わえたのはすべてが「初めて」の今回だからこそのものなのかもしれません。
片付けを終えた一同はみなと近くで一風呂浴びて空港に向かいました。
港を離れる時、船長とも再会を誓い硬い握手を交わしました。
この船長あっての今回の夢のような釣行、ただただ感謝です。
同行の皆さん、本当にありがとうございました!
そして、この長いブログを最後まで読んでくださった皆さんにも感謝いたします。
ありがとうございました。
・・・ということで、GTのお話はこれでおしまい。
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