2014キハダマグロやっと開幕@相模湾 正三郎丸
今年に入っての初めてのマグロ釣行です、しかもキャスティングで。
厳密に言うと相模湾での釣行ということですね。沖縄と輪島で一回ずつやってますから。
そんなことはどうでもいいんです。4週間くらい前に相模湾でキハダが上がったニュースを聞いてからすぐにでも行きたかったんですが、バンドの練習だの何だの色々と忙しくって行けなかったんですよ。
やっと昨日(7月17日)になって行ける事になり出かけました。
4時半過ぎ、庄三郎丸着。
人の多さにビックリ!
この日はマグロルアーのセミナーが開催されてたりして、マグロ船だけでも3隻出船。
お店の前は早朝だというのに座る場所もないほど混んでいました。
ワタクシは23号船に乗船。
今回は、この春からプロショップ Ebb&Flowで調達した充実のタックルで挑戦です。
竿は3本。内1本は緊急時用のシーラプチャーSCGS-78MH、シイラ用の竿ですが20キロくらいのマグロまでいける竿です。
メインに使ったのがリップル・フィッシャーAY785 これはキャスティング・マグロ用竿
そしてもう一本は、カーペンターディスカバリー・ジャーニー83ML GT用の竿です。これはデカ目のペンシル用にもって行きました。
23号船はこの日10名の乗り合い。
私の座席は左舷の前から4番目でした。
マグロ、ルアー船の場合座席は、時間や地合いの具合などを見てローテーションしていくので、どこかでミヨシに立つチャンスはあるわけです。
乗船の皆さん早朝から気合十分。
6時5分前出船!
船は南に20分ほど走りました。船長の「昨日は近場でも釣れたから」とアナウンスにテンションは上がっていきます。
船がスピードを落とすと一同すぐさま竿を片手に臨戦態勢に入ります。
船はゆっくり止まり船長の「投げてみて」の合図で一斉にキャスト。
とはいってもポイントは船の前方なので、中心になるのはミヨシの4~5人ですけれど。
それに、キャスト時は「投げまーす」って声をかけて後ろに人がいないかを確認してからのキャスト。こうしないと、狭い船の上でのキャストなのでマグロよりも人のほうが釣れちゃって大変危険なんですね。
ワタクシはとりあえず小型のシンキング・ペンシルを投げました。
船宿から船に向かう車の中で、シンキングはどうですか?って聞いたら「有効ですよ、フォールよりも引いて使う感じです。」とのこと、前々日にベイトはイワシだからと小型のシンキング・ペンシル「七星50g カタクチカラー」を買っておいたんですね。
とりあえずこいつを投げてどんな感じか試していました。
さて、ミヨシではすぐさまヒット!竿は曲がったものの引きが軽い。
すぐに取り込まれてきたのはメータクラスのシイラでした。
シイラ船だったらここで盛り上がるのですが、マグロ船では「なんだ、シイラか」とあっさりリリース。
どうもシイラの群れのようなのでさらに船は南へ。
最初のナブラは7時前に起こりました。
さらに10分ほど走ったところで鳥山を発見。鳥山ができてマグロがバシャバシャやっています。
2投目くらいでミヨシの一人にヒット!
今度は引きが全然違います。竿をぐんぐん引き込みドラグが鳴る。
マグロだ!と誰かが叫び、他の釣り人は全員竿を上げてファイトを見守ります。
10分くらいのファイトで上がってきたのは見た目20kgほどのキハダマグロ。
こんなのを見せられたらたまらない。一同鼻息を荒くしながら次のナブラ探しに。
ここで、船長の「ローテーションしましょう」の一言で席を変えることに。
ローテーションの方法は左右それぞれ2人ずつ入れ替わる、先頭の二人が一番後ろに回り
3番目のヒトがミヨシに4番目のヒトが2番目にという方式でした。私はその四番目のヒト。
でも、これって、片舷の人数が2の倍数人だったら偶数の人は永遠にミヨシに立てないんじゃないの?この日はたまたま左舷5人だったので4順目でミヨシが回ってきましたけれど。
さて船はさらに南へ移動。
8時半頃小さなナブラを発見してキャスト。ペンシル・ベイト18cmを投げました。
相模湾のキハダはカタクチイワシの群れについていることが多いので、ベイトは小さめなんですが、朝一の一尾がこのサイズのペンシルに反応していたのでこれを選んだのです。
1投目から魚のチェイス!来たか?と思ったらシイラが3匹ワタクシのルアーを猛然と追いかけてくるのが見えたので巻くのをストップし、シイラがヒットしないようにすると、シイラちゃんもルアーを見切ったらしくバイトせずに去ってくれました。
マグロ船ではシイラは完全に外道の邪魔者扱い。
ここではシイラばかりなので移動ということになりました。
船は東に舳先を向けて走り始めたんですが、しばらくしたら別の船からナブラの情報が入ったらしくUターンして猛スピードで西へ。
そこにはすでに2隻ほどの船がおり大きな鳥山が立っている。
静かに船は近づきミヨシから順番にキャスト。
ワタクシも後ろのヒトを釣らないように気をつけてキャスト。
すると一投目にヒット!
来たか?と思ったのもつかぬ間引きは弱くシイラだとすぐに分かりました。
使っている竿はGT用、ラインはPE6号なので強引に引き寄せてすぐにリリース。
ここでもマグロの姿は見られずシイラばかり。
再びマグロのナブラを探してクルージングです。
ここで二度目のローテーションを行い私は最後尾に。と思ったら前に方が気を使ってくださって後ろから二番目で投げることに。
10時を回ったあたりで小さな鳥山を発見、ペンシルに反応が無いのと、ベイトが小さいイワシが跳ねているのを見たのでルアーをセカンド・ステージのチアロという透明なシンキングペンシルにに交換。
ここでもマグロは見られませんでした。
この後はカツオの群れやシイラの群れには出会うもののなかなか本命が出てきません。
船はさらに南へとどんどん沖に向かって走ります。
もう周囲は360度水平線しか見えません。
しかし、ナブラはなかなかみつからずクルージングが続きます。
12時半頃でしょうか。鳥山を発見。
船は少し遠巻きで様子を見ていると突然鳥山がざわついたかと思うと水しぶきが上がりました。マグロです!船は猛スピードで接近。警笛を鳴らして鳥を追い払い(こうしないと鳥が釣れてしまう)ます。
イワシの群れの真ん中には大きなサメが一匹陣取っておりその周りに水しぶきが次々と上がる!いわゆるサメ玉というやつでマグロヒット率が高いんですよ。
案の定2投目くらいに右舷の二番目の方にヒット!
やられたかー!と思いながらもルアーを回収していたらバレちゃったみたいで竿はスッと真っ直ぐになっちゃいました。一同これを見るとすかさずキャスト!
ワタクシにもコツ、というバイトが二度ほど有ったのですがフックには乗らずじまい。
5分ほどでサメ玉は消えてしまい再びクルージングとなったのでした。
13時のローテーションでやっとミヨシに立つことが出来たワタクシは、どこかでチャンスは必ずあると信じルアーを七つ星に戻し、いつでも来いとばかりに気合を入れます。
しかしその後は小さな鳥山三回攻めるもノーヒット。
出てくるのはシイラばかり。
シイラ船だったら大漁でおお盛り上がりなんですけれどねえ。
14時50分終了。
2014年の初マグロは敗北となりました。
まあ、そもそも博打みたいな釣りですから。
船宿に戻るとすでに一尾のマグロが解体されつつあり、他船でも上がっているという情報。
最終的にはこの日の庄三郎丸は4本のキハダが上がりました。
こうなったらまた行くっきゃない!と言いたい所なんですが8月頭に昨年もあった福島は二本松でのライブがあるので楽器の練習をしなくてはならず、8月にはいるとマグロのエサ釣りが始まってしまうのでキャスティングは難しくなる為、キャストマグロはこれでおしまいかも。
次はエビングで勝負かな?
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