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2014年7月17日 (木)

コルトレーンの命日なのにポール・デスモンド

本日7月17日はジョン・コルトレーンの命日でありますね。
昔は毎年この日になるとどこのジャズ喫茶も一日中コルトレーンをかけていたりしましたが、そのジャズ喫茶も今は絶滅危惧種。

残っているのは吉祥寺あたりのコルトレーンすら理解できないと豪語するオーナーのお店みたいなのくらいしかないので(他店のオーナーさんごめんなさい。いいお店もたくさん残っています)、おのずとコルトレーンの命日はコルトレーンをって言うことになると手持ちのレコードやCDを聴くしかないのですが、今回のお話はコルトレーンとはまったく方向の違うポール・デスモンドのお話。

ワタクシ、10代から20代にかけては若さゆえに突っ張って、ジャズはゴリゴリのハードなやつじゃなきゃあ聴かねえよ!なんて言っていたもんですが、白状すると実はポール・デスモンドが好きだったんです。


18歳の頃、FM東京(今の東京FM?)で火曜の深夜1時からやっていたジャズ番組アスペクト・イン・ジャズを欠かさずに聴きなおかつカセット・テープにオン・エア・チェック(懐かしい響きだなあ)したりしていたんですが、そのOACコレクションの中に当時今月の新譜紹介コーナーで流れたポール・デスモンドのライブ盤からの一曲があり、この演奏が好きでずーっと大事にカセットテープで聞いてきたんです。当時はレコードを買うお金が無かったから。

曲はWHEN SUNNY GETS BLUEというスタンダードナンバー。

今から20年位前にこのレコードがCD化されていないか散々探したんですけれどとうとう見つかりませんでした。

5年位前にポール・デスモンドがマイ・ブームになって片っ端から買い揃えたんですけれどその時もこの曲の入っているCDは見つからなかったんですね。

それがつい先日、たまたまYOU-TUBEでポール・デスモンドのほかの曲を検索していたら突然出てきたんです。あまりの突然の出会いにもう、ビックリ!

カナダのトロントでのライブだということが分かったので、これをキー・ワードに捜したら出てきました!1975年トロントでのライブアルバム「PAUL DESMOND's Canadian Quartet AUDREY」というタイトルで2011年に初CD化されていたようです。

探してみたらディスク・ユニオンに中古が一枚あったので即購入。これが本日夕刻手元に届いたので、コルトレーンの命日なのにデスモンドという事になったという他愛の無いお話。

でもですね、ラジオで聞いてから40年近くたってやっと手に入ったって言うのは自分的には結構ドラマチックなんですけれどね。


デスモンドいいですよう。特にデイブ・ブルーベックと別れてからがいいですね。
誰かが言ってたけれど、MJQから離れた時のミルト・ジャクソンのように生き生きしているって。本当にそう思います。

ジム・ホールとやっているやつはハズレが無いですね。何買ってもアタリです。


デスモンドのアルバムで一枚だけ眠くなるやつがあります。「DESMOND BLUE」っていうストリングズ・オーケストラとやっているやつ。
高校生の頃、これを最初に聴いてしまったからデスモンドと距離を置くようになってしまったのかも。今、この年になって聴きかえしたら案外イイのかもしれませんけれどね。



あ、そうそう!このPAUL DESMOND's Canadian Quartet ではED BICKERTというギターとやっていますがこのギターもジム・ホール系のギターです。ちなみにベースのDON THOMPSONはジム・ホール・トリオで70年代後半からやっていた人。


演奏はどれもいいです。
ライブのリラックスした感じの中でホゲホゲ サックス爆裂!

リードの話のときも書いたけれど、デスモンドのリードってすごく分厚くて音出すのが難しい、ソロのメロディもとても耳あたりはいいんだけれど実は結構難しいことをやってたりして
、昔一度ちょこっとコピーしようとしたら、コード進行に対してどうしてそういうメロディーが出てくるのか理解できなくて断念したことがあります。テクニシャンなんですよ。

それに身体もデカイ。細身ではありましたが確か190cmくらいあったと思います。
アルトサックスが小さく見える。

興味のあるお方はWHEN SUNNY GETS BLUE以外の曲もYOU-TUBEで聴けるかもしれないので探してみてください。

CDの方はすでに廃盤になっているようで、ディスク・ユニオンでも新品は売り切れていました。

001

PAUL DESMOND's Canadian Quartet AUDREY

・TOO MARVELOUS FOR WORDS
・AUDREY
・LINE FOR LYONS
・WHEN SUNNY GETS BLUE
・DARN THAT DREAM 

PAUL DESMOND  alto sax
ED BIKCKERT  guiter
DON THOMPSON bass
JERRY FULLER  drums

Live at Bourbon Street, Toronto,Canada,
Octover 25-November 1  1975



   

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