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2014年9月30日 (火)

サンライズ・ツアー その2@サンライズ 九州 離島

揺れるキャビンのベッドと言ったって豪華客船じゃあ無いんです。
定員10名のフィッシングボート、といってもその中ではかなり大きい方です。
何たって10人が船中で2泊3日出来ちゃうくらいですから。

Photo_2

しかしその船には800馬力の化け物エンジンがついているので40ノット(時速70キロオーバー)もでちゃう。当然ボートは大きな波にドカンドカンぶち当たりながら海を疾走してゆくことになります。そのときちょうど船首の舟底に位置するキャビンで寝ているとどういうことになるのか?

スキーをやる方々でしたらモーグルの急斜面をランクルで駆け下りるのをイメージしていただきたい。車のタイヤはこぶの頭から頭へ、そして時に谷間にぶち当たりながら車はぴょんぴょん、いやどすんどすん飛んで落ちていく。そんな乗り心地なんですね。    

Photo

気を許すと、いや許さなくても時々体は浮き上がりともすると頭を天井に打ち付けてしまう。そんな素晴らしい乗り心地の中でウトウト眠ること2時間あまり、船のエンジン音が静まり外に出てみると小さな島が見えました。


どうやらこの島周辺で釣りをするようです。
到着後、即ポイントに入り釣り開始。
キャスティングはヒラマサを、ジギングはカンパチをと右舷と左舷に分かれて配置し皆さん素早く釣りを始めていきます。
ジギングの支度をまだしていなかったワタクシは完全に出遅れて、ひと流し目が終わる頃にやっとジギングをと思ったら、沖に鳥山が出たのを船長が発見しまっしぐら!
しかし、マグロの姿は見えずやむなくまた島の近くに戻りジギングです。


使うジグの重さは300g前後、PE4~5号ラインにリーダーは130Lb(ポンド)のナイロンライン。
この手のジギングで使うリーダーと言えば通常50~60Lbのフロロライン。
なぜここではこんなに太いリーダーを使うのかと旅に出る前にY店長に聞いたら、細い仕掛けだと小さいのが先に食ってしまうので大きいのが釣れないとか。
もう一つは根ずれ対策。
海底の地形が非常に複雑なので掛けてもすぐに根の隙間にもぐりこまれてしまうのでこれに少しでも対抗しようと太いラインを使うのだとか。

相模湾のキハダマグロのエビングで100Lbを使っていた私にはにわかに信じられない話でした。
ところが、このラインでも太すぎないということを翌日身をもって思い知らされることになったのです。
と話をもったいつけている内にジギングはふた流しした所で日も暮れて来たので本日の釣りはおしまい。と船長のアナウンスがあり風裏になる島の反対側目指して、夕日が沈んでいくのを見ながらボートは穏やかに走っていきました。

Photo_3

アンカーを打ち終わる頃には辺りは薄暗くなり始め釣り師は飲み師に変わっていきます。
とりあえずビールでお疲れさまの乾杯。と思いきや茨城Yさん、いきなりシーバス・リーガルのボトルと1.8リットルのコカ・コーラを取り出してコーク・ハイです。
ヒラマサ二本も釣り上げてパワーあるなあと思ったら、こちらの方もパワー全開。
酒の酔いが回り始めた所に突然パジャマ姿の横浜Tさんが登場。
Tさん、シャワーを浴びてパジャマに着替えすっかりおくつろぎの様子で、ビールを片手にくつろぐTさんだけ見ると、今自分たちが沖の孤島のような場所にいることを忘れてしまいそうになり一同に大受け!
写真を撮るものまで現れましたがTさんは固く拒否の姿勢を貫き通しました。
Tさんの勝ち。


食事の用意ができましたということで、おいしい夕食タイム。
みんなで乾杯していい気分。最高のひとときです。

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まずは昼間釣ったヒラスズキのお刺身とカルパッチョにサラダ、ごま油のタレの効いた豆腐など。

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このヒラスズキ、釣ってすぐに大量の塩で包んで〆る塩〆めという方法で〆ておいたので、身は適度に柔らかくなり旨味も出ており、採りたてで新鮮だけど固くてコリコリするだけの魚とは一味違いました。こういう細かい所に気を使ってくれる船長に感謝しつつ再び乾杯。
食事をしながらは例によって釣り談義。

そんな中話題は根魚Kさんに。
通常は、離島→人が来ない→自然が豊か→魚がたくさんいる→デカイ魚が釣れる→特殊な釣り師だけがやってくるという構図になるわけですが、この離島に先週も釣りにきていた強者が今回のメンバーにはいらっしゃった。
その方こそ、根魚王とも言うべきKさん!

Kさん先週は泳がせ釣りの仲間たちとクエ(アラ)を狙って来ていたそうな。
そしてまた今週、今度はルアーでといいつつも泳がせ釣の準備も怠り無くして来たそうです。そして先週は立派なクエをしとめておりスマホで写真を見せていただきました。

泳がせ釣りというのは、まずサビキ仕掛けでエサにするムロアジを釣り上げ、一定数確保した所で今度はブットイ糸にデカイ針、重いおもり(400g以上)という仕掛けにムロアジを生きたままそこまで沈めて、海底近くをエサを求めてうろつく大型魚を釣り上げようというものです。
今回、Kさんの使っていたおもりはビルの建築などに使う鉄筋を15cm程に切って糸を結べるように加工したもので、鉄製なので値段も安いし根がかってなくした時も自然環境に優しいシロモノでした。こんなシロモノいったいどこの釣り具やで手に入れるのか?上州屋や釣り具のポイントでは見たことも無い。


ということで日本中、いや世界中でもこの島に2週連続でやって来るヒトは早々いない。さらにそこで2週連続でクエを釣ったらそれは日本記録ではないのかとご本人は至って冷静な口調で語っておられました。
是非その記録を達成するため明日は一日泳がせ釣りをするとも静かに語っておられました。

日本記録保持者になろうとしているお方と釣り談義をしながらを楽しみつつ、心は明日の釣りに馳せていくます。
その後、焼き肉、サラダなどでて腹もふくれると釣り師の集団ですから必ず釣りを始めるヒトが出てくる。
前回の沖縄の時もそうだったように、今回も食事中に釣りを始めたのはY店長。しかも今回はサビキ仕掛けを投入するというルアー・ショップの店長として反則ぎりぎりの釣りを始め、店長としての立場はどうなのか?という疑問の声も上がる中「この前来たときここで何にも釣れなかったので、何がいるのか知りたくて」と仕掛けを投入!
次の瞬間「来ました!」ともう竿先がブルブル震えて何かが掛かっている。

上がって来たのはメッキと呼ばれるGT(ジャイアント・トレバリー/和名ロウニンアジ)の赤ちゃん。
そこからは次々とメッキの連発。
それを見ていた静岡Oさんまでサビキを引っ張りだして来て始めると、メッキのほかにも名前も分からない魚たちが入れ食いです。なんだ、みんなサビキ持って来てるんかい?!持ってくれば良かった!
根魚Kさんはワームのジグヘッドでやってるし。

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あまりにも小気味よく釣れるので私もOさんから竿を借りてちょっとやってみたのですが、仕掛けをするすると落としていく途中でプルプルとこ気味よい感触のアタリがあり20cm程の色とりどりの魚が次ぎつぎと釣れてくるじゃあありませんか。
20匹程釣った所で竿を返しました。


あまりにも簡単なので飽きてしまったのと空を見上げたら満天の星空で天の川が見えたからです。
天の川を見るのは子供の頃の遠いかすかな記憶からの事なので50年ぶりくらいかもしれない、いやもっとかも。
船の上で明かりの少ない所を探ししばらく星を眺めていると時計は10時を回っていたので寝ることにしました。
Y店長にまだ寝ないんですか?と聞いたら「百匹釣ったら寝ます」と返事が返っていました。
船尾ではのに足らない組が大声を上げて、釣り、酒、女などについて語っては馬鹿笑いする声が響く中眠りにつきました。


いよいよ次回は怒濤の釣り二日目に突入です。




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