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2014年9月

2014年9月30日 (火)

サンライズ・ツアー その2@サンライズ 九州 離島

揺れるキャビンのベッドと言ったって豪華客船じゃあ無いんです。
定員10名のフィッシングボート、といってもその中ではかなり大きい方です。
何たって10人が船中で2泊3日出来ちゃうくらいですから。

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しかしその船には800馬力の化け物エンジンがついているので40ノット(時速70キロオーバー)もでちゃう。当然ボートは大きな波にドカンドカンぶち当たりながら海を疾走してゆくことになります。そのときちょうど船首の舟底に位置するキャビンで寝ているとどういうことになるのか?

スキーをやる方々でしたらモーグルの急斜面をランクルで駆け下りるのをイメージしていただきたい。車のタイヤはこぶの頭から頭へ、そして時に谷間にぶち当たりながら車はぴょんぴょん、いやどすんどすん飛んで落ちていく。そんな乗り心地なんですね。    

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気を許すと、いや許さなくても時々体は浮き上がりともすると頭を天井に打ち付けてしまう。そんな素晴らしい乗り心地の中でウトウト眠ること2時間あまり、船のエンジン音が静まり外に出てみると小さな島が見えました。


どうやらこの島周辺で釣りをするようです。
到着後、即ポイントに入り釣り開始。
キャスティングはヒラマサを、ジギングはカンパチをと右舷と左舷に分かれて配置し皆さん素早く釣りを始めていきます。
ジギングの支度をまだしていなかったワタクシは完全に出遅れて、ひと流し目が終わる頃にやっとジギングをと思ったら、沖に鳥山が出たのを船長が発見しまっしぐら!
しかし、マグロの姿は見えずやむなくまた島の近くに戻りジギングです。


使うジグの重さは300g前後、PE4~5号ラインにリーダーは130Lb(ポンド)のナイロンライン。
この手のジギングで使うリーダーと言えば通常50~60Lbのフロロライン。
なぜここではこんなに太いリーダーを使うのかと旅に出る前にY店長に聞いたら、細い仕掛けだと小さいのが先に食ってしまうので大きいのが釣れないとか。
もう一つは根ずれ対策。
海底の地形が非常に複雑なので掛けてもすぐに根の隙間にもぐりこまれてしまうのでこれに少しでも対抗しようと太いラインを使うのだとか。

相模湾のキハダマグロのエビングで100Lbを使っていた私にはにわかに信じられない話でした。
ところが、このラインでも太すぎないということを翌日身をもって思い知らされることになったのです。
と話をもったいつけている内にジギングはふた流しした所で日も暮れて来たので本日の釣りはおしまい。と船長のアナウンスがあり風裏になる島の反対側目指して、夕日が沈んでいくのを見ながらボートは穏やかに走っていきました。

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アンカーを打ち終わる頃には辺りは薄暗くなり始め釣り師は飲み師に変わっていきます。
とりあえずビールでお疲れさまの乾杯。と思いきや茨城Yさん、いきなりシーバス・リーガルのボトルと1.8リットルのコカ・コーラを取り出してコーク・ハイです。
ヒラマサ二本も釣り上げてパワーあるなあと思ったら、こちらの方もパワー全開。
酒の酔いが回り始めた所に突然パジャマ姿の横浜Tさんが登場。
Tさん、シャワーを浴びてパジャマに着替えすっかりおくつろぎの様子で、ビールを片手にくつろぐTさんだけ見ると、今自分たちが沖の孤島のような場所にいることを忘れてしまいそうになり一同に大受け!
写真を撮るものまで現れましたがTさんは固く拒否の姿勢を貫き通しました。
Tさんの勝ち。


食事の用意ができましたということで、おいしい夕食タイム。
みんなで乾杯していい気分。最高のひとときです。

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まずは昼間釣ったヒラスズキのお刺身とカルパッチョにサラダ、ごま油のタレの効いた豆腐など。

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このヒラスズキ、釣ってすぐに大量の塩で包んで〆る塩〆めという方法で〆ておいたので、身は適度に柔らかくなり旨味も出ており、採りたてで新鮮だけど固くてコリコリするだけの魚とは一味違いました。こういう細かい所に気を使ってくれる船長に感謝しつつ再び乾杯。
食事をしながらは例によって釣り談義。

そんな中話題は根魚Kさんに。
通常は、離島→人が来ない→自然が豊か→魚がたくさんいる→デカイ魚が釣れる→特殊な釣り師だけがやってくるという構図になるわけですが、この離島に先週も釣りにきていた強者が今回のメンバーにはいらっしゃった。
その方こそ、根魚王とも言うべきKさん!

Kさん先週は泳がせ釣りの仲間たちとクエ(アラ)を狙って来ていたそうな。
そしてまた今週、今度はルアーでといいつつも泳がせ釣の準備も怠り無くして来たそうです。そして先週は立派なクエをしとめておりスマホで写真を見せていただきました。

泳がせ釣りというのは、まずサビキ仕掛けでエサにするムロアジを釣り上げ、一定数確保した所で今度はブットイ糸にデカイ針、重いおもり(400g以上)という仕掛けにムロアジを生きたままそこまで沈めて、海底近くをエサを求めてうろつく大型魚を釣り上げようというものです。
今回、Kさんの使っていたおもりはビルの建築などに使う鉄筋を15cm程に切って糸を結べるように加工したもので、鉄製なので値段も安いし根がかってなくした時も自然環境に優しいシロモノでした。こんなシロモノいったいどこの釣り具やで手に入れるのか?上州屋や釣り具のポイントでは見たことも無い。


ということで日本中、いや世界中でもこの島に2週連続でやって来るヒトは早々いない。さらにそこで2週連続でクエを釣ったらそれは日本記録ではないのかとご本人は至って冷静な口調で語っておられました。
是非その記録を達成するため明日は一日泳がせ釣りをするとも静かに語っておられました。

日本記録保持者になろうとしているお方と釣り談義をしながらを楽しみつつ、心は明日の釣りに馳せていくます。
その後、焼き肉、サラダなどでて腹もふくれると釣り師の集団ですから必ず釣りを始めるヒトが出てくる。
前回の沖縄の時もそうだったように、今回も食事中に釣りを始めたのはY店長。しかも今回はサビキ仕掛けを投入するというルアー・ショップの店長として反則ぎりぎりの釣りを始め、店長としての立場はどうなのか?という疑問の声も上がる中「この前来たときここで何にも釣れなかったので、何がいるのか知りたくて」と仕掛けを投入!
次の瞬間「来ました!」ともう竿先がブルブル震えて何かが掛かっている。

上がって来たのはメッキと呼ばれるGT(ジャイアント・トレバリー/和名ロウニンアジ)の赤ちゃん。
そこからは次々とメッキの連発。
それを見ていた静岡Oさんまでサビキを引っ張りだして来て始めると、メッキのほかにも名前も分からない魚たちが入れ食いです。なんだ、みんなサビキ持って来てるんかい?!持ってくれば良かった!
根魚Kさんはワームのジグヘッドでやってるし。

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あまりにも小気味よく釣れるので私もOさんから竿を借りてちょっとやってみたのですが、仕掛けをするすると落としていく途中でプルプルとこ気味よい感触のアタリがあり20cm程の色とりどりの魚が次ぎつぎと釣れてくるじゃあありませんか。
20匹程釣った所で竿を返しました。


あまりにも簡単なので飽きてしまったのと空を見上げたら満天の星空で天の川が見えたからです。
天の川を見るのは子供の頃の遠いかすかな記憶からの事なので50年ぶりくらいかもしれない、いやもっとかも。
船の上で明かりの少ない所を探ししばらく星を眺めていると時計は10時を回っていたので寝ることにしました。
Y店長にまだ寝ないんですか?と聞いたら「百匹釣ったら寝ます」と返事が返っていました。
船尾ではのに足らない組が大声を上げて、釣り、酒、女などについて語っては馬鹿笑いする声が響く中眠りにつきました。


いよいよ次回は怒濤の釣り二日目に突入です。




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2014年9月29日 (月)

サンライズ・ツアー その1@サンライズ 九州 離島

先日序章として書かせていただきました。九州は唐津近くの呼子港にあるスーパー遊漁船「サンライズ」さんでの船中泊2泊3日の釣り旅行であります。
今回もソルト・ウォーター・プロ・ショップ Ebb&Flowさん主催のショップツアー。

5月に行った沖縄のヨセミヤ丸同様、船に泊まって食事と睡眠中以外はず〜〜っと釣りをしていられるという、釣り師にとっては夢のような釣りです。
釣り以外のことは何も考えなくていい、朝から晩まで釣りをしていても誰も文句を言うヒトがいない、これだけでも釣り師としては天国なんですから。

今回の釣り師はワタクシを入れて8名。
Y店長、ジギングTさん、根魚Kさん、桐生Kさん、茨城Yさん、静岡Oさん、大阪Bさんにワタクシの8人。それに船長Sさんとクルーの若手Tくんを入れて合計10名での船旅です。
さあ、今回はどんなドラマが待ち受けていることやら。

9月26日7時、ホテルから呼子港のサンライズ号着。
そこには流線型の美しい写真で見たことのある船そのものが停泊しており、その佇まいにある種の感動を覚えたのでした。

一人で感動しているワタクシを置いてきぼりにしつつ、一同無言で眠そうに黙々と釣り竿にルアー、リールなどの釣り具、そして三日分のアルコールや水類など大量の荷物を船に運び込みます。
この船は初めてのワタクシは勝手が分からず、とりあえず自分の荷物を積み込んで道具のセッティングを始めます。
「最初はキャスティング・タックルを」というY店長のアドバイスに、マグロ、ヒラマサ用タックルを3セット準備しました。

船尾で準備する中、7時半過ぎ出船!
と思いきやすぐそばの岸壁に着けて氷の調達。

Ice


船尾付近にある船倉に大量の氷をホースから流し込みます。
こおりが数百リットルはあるであろう船倉の8割くらいまで入った所でいよいよ出船!


最初のポイントは港を出て数分の場所。
こんな近くで?というくらいすぐ。キャスティングでヒラマサ狙いです。
このサンライズ号という船はルアー・フィッシング用に作られており、船のデッキ前部はフラットに広く作られているので4~5人が同時にキャストできるというすばらしい船。船尾も十分スペースがあるので2人は投げることが出来ます。
とりあえず、初めての私は船尾側で様子をうかがいながらキャスト。
波は意外と高く1.5~2mくらいあり、船は大きく左右に揺れながらのキャスティングなので純分な注意が必要とされました。

20分程キャストしたところで移動。
小移動し再びキャスト開始。
キャストしては移動というのを数回繰り返すものの魚の反応が薄いので少し沖めのポイントに移動したのが午前10時。
その日と流し目でした。
「出た〜!」の雄叫びとともに茨城Yさんの竿が大きくしなりヒット!

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魚が鋭く走るのをうまくいなしてランディングされたのはいきなり!10kg弱のいい型のヒラマサ。

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玄界灘恐るべし!
こんな港の近くでこんなのが釣れちゃうなんて!
釣りするのも忘れてしばらく美しい魚体に見入ってしまいました。

次こそは自分だ!とばかり釣りを再会するもワタクシの飛ばないキャスティングにへなちょこアクションには魚の反応はなく、少しやってまたまた小移動。


船長の「ここはデカイの上がっているよ」という声に、一同テンション上がってキャスティング開始。キャスティング中も常に変わる水深を船長が伝えてくれるので海底の根の様子がイメージしやすい。
海底はかなりの起伏があるようで50mから18mくらいまでめまぐるしく変わっていきます。その都度船長の「50m」「30m」というアナウンスがあり、海底の状況を判断しながら釣りが出来るようにガイドしてくれます。

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ヒラマサという魚はなかなか普段口に出来るお魚じゃあ無いので皆さんもたまあにお寿司屋さんで面会する程度かと思われますが、釣り師にとってはこの魚、海のスプリンターとして知られる魚で、針に掛かると一気に猛烈にダッシュするんです。しかも根のある方へ。そこで掛けるのもなかなか難しい上に掛かってからのやり取りもこれまた大変難しい。大型のものになるとそれらを掛けたことのある釣り師の方々は口を揃えておっしゃる。「あれは猛獣のようだと」
そんな猛獣とやり合う所がヒラマサ釣りの醍醐味なのですが、ワタクシのへなちょこキャスト、へなちょこアクションに猛獣は知らんぷり。

「元の場所に入り直すから」と移動し二流し目。
またまた「きたー!」と言う雄叫びを上げたのは茨城Yさん。
これまた見事なヒラマサをキャッチ。
凄すぎるYさん。

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満面の笑みを浮かべるYさんですが、この後は誰にもアタリが無くなり船長は移動を決意。

小一時間の移動の後についたのは小さな岩礁帯のような所。
「ここはサラシにヒラスズキがでるよ」と船長の声。
この頃には船の雰囲気にも慣れてきたので、ワタクシもミヨシ近くに立ってさらしに向かって「七つ星」という小型のシンキング(潜る)ミノー(小魚を模したルアー)をなげます。


二流し目で隣で投げていた静岡Oさんにヒット!ヒラスズキのようです。

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「いいなあ・・・こっちにも来い!」と投げると私の竿にも重みが!
本日初ヒット〜ッ!ダブルヒットだ〜!と船内盛り上がり釣り師たちの活性も一気に上がったのですが「あれ〜?なんか小さい、わたしの魚」

上がってきたのはヒラスズキではなくカンパチの赤ちゃん。
あまりにがっくり来たので写真を撮ってもらうのも忘れてリリースしちゃいましたので写真は無し。

この後、サラシとその周りのヒラマサを小一時間狙ったものの反応がないので船長は大移動を決断。

荒波の中を40ノット(時速70kmオーバー)でぶっ飛んでいったのでありました。


まだまだ話は長〜〜〜くなりそうなので「その2」に続く。




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2014年9月25日 (木)

九州釣り遠征 序章@サンライズ

今日の夕方から日曜夜まで、九州に釣りの遠征に行ってきます。

もちろん九州で釣りをするのは初めて。と思ったら5月に沖縄離島で釣りしているので二度目になるか。

今回は、同じ九州でも五島列島周辺での釣りです。
唐津から「サンライズ」さんという、その世界では超有名な船に乗って2泊3日の船中泊
釣り三昧ツアーです。

ターゲットは、ヒラマサ、カンパチ、クロマグロ、キハダマグロ、ブリと行った青物にタイ、クエその他根魚多種だそうで、書いているだけでも豪華絢爛、高級魚のオンパレード。

まるで銀座通りに軒を連ねるブランドショップのようなんですが、銀座のショップ群はお金さえ出せば誰でもお買い物できますけれど、こちらの群れは運と腕が無いことにはいくらお金をまいてもどうにもならないんですね。
ルアー釣りなのでコマセも撒かないし。

運の方はまあまあ持っているような気もするんですが、腕の方はヘボ釣り師なので今回もお世話になるEbb&FlowのY店長や船長、他のベテランさんに教えていただきながら、言われた通りに釣りをするだけなんですよ。

このような贅沢な釣りが出来るのは大変幸せなことはもちろんなのですが、もっと楽しみなのは新しい釣り仲間に出会えることですね。

この手の釣りにいらっしゃる方々は皆さんそれなりに釣りに対して思い入れや経験のある方ばかりなので、釣りに関する面白い話、釣り経験談など多数持っていらっしゃる。
そんな話をしながら船の上で一杯やるのも最高に贅沢な時間なんですね。

とりあえず、今回の目標はまだ釣ったことの無いデカマグロかヒラマサですね。
ヒラマサは相当難しい魚のようなので事前の練習も怠り無くしましたよ。
部屋の中でリールのついた釣り竿のグリップを持って、引いては巻き引いては巻きの繰り返しを毎日1時間くらいこの一週間やってきました。

本ブログ、次の更新は29日の釣果報告です。
はたしてどうなることやら。

もちろん出来るだけのことはやってきますよ。

乞うご期待!


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2014年9月23日 (火)

バラムツ事件@朝日新聞

昨日、何となく本ブログの検索ワードを見ていたら「バラムツ」という文字が第四位にいきなり入っているのを見てビックリ!
アクセスも21日は通常の二倍も!

いったい何が起こったのかしらと思う間もなくすぐにピンと来ちゃいました。

実は21日の朝日新聞朝刊に名古屋の某専門学校でバラムツを生徒に食べさせたという記事がでていたのを読んでいたからです。

ニュースの詳細は忘れちゃいましたが、食べてもさしさわりの無いきわめて少量(親指の先ほどの大きさ)のバラムツの肉を煮たものを任意で食べさせたとか。

当の授業では海洋環境などを教えているらしく、食べさせた先生によると「バラムツに脂の量が多いことを知ってほしかった。見たり触ったりでは判断できない。与えたのはわずかな量で、経験などから症状はでないと考えた」とおっしゃっていおられる。

これに対し名古屋市食品衛生課は「有害な魚で、本来は排除されるべきもの。勧めて食べさせたのは問題だ」と指摘しているそうです。

学校側の軽率でした的な発言もあったようですが、実際に料理して食べたワタクシからみたら極わずかな量で、学校側も慎重にやったようが見て取れましたけれど、食品衛生課の職員さんや新聞記者さんたちにバラムツを食べた人は多分いないと思うので、今回のような杓子定規で計ったような、取引禁止食品を食わせるなんていかん!的な事件になったのではないかと思われます。


「危険だから排除してしまう」というのは「危険だからジャングルジムを公園から無くしてしまう」的な発送に思え、そこにはどこまで危険でどこまでが安全なのか?あるいは危険でもどこまでは有用性があるのかということまでも排除してしまう幼稚な発想だとワタクシは思います。

特に今回のような、海洋環境について未来を背負って立つ人材を育成するような学校であるならば、バラムツの脂についてどれだけ体感も含めて知っていいるかどうかということは大変重要な学習のチャンスだったと思うので、食べさせた先生を支持するものであります。


お役所的には見過ごせないのかもしれませんが、どうも日本の「安全」とか「危険」とか言う話にはこの手の紋切り型の判断が多いような気がして、こういうことが進んでいくと日本には将来何が本当に危険で何が本当に安全なのか判断できるヒトがいなくなってしまうのではないかと危惧するのであります。



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2014年9月18日 (木)

爆釣タチウオ@弁天屋 金沢八景

魚釣りで海に行くといつも感じることがあります。

それは、海の自然の豊かさ。

この5月、沖縄の離島では海の豊さに感動しましたがそれだけではありません。
近年相模湾にキハダマグロが回遊してくるようになったのは、決して水温が上昇しただけではないと思うんです。

そこには、あの大きな魚体を満たす、豊かなエサがあるからです。
シラス、イワシ、トビウオ、サバなどなど、人も漁をするこの魚たちがさらに想像以上の多くの大魚たちを育むほどたくさん群がる様子を目にした時、海の、大自然の豊かさに
圧倒されしまいます。

今回は都心のすぐそば、東京湾での話です。

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釣りものはタチウオ。
そう太刀魚とも書きます。刀のような形と銀色に輝く魚体であるから、または立って泳ぐからその名がついたと言われていますが、釣っても食べても美味しいこのお魚、今年の夏は豊漁でした。
このところは型もよく数もでているというので、一年ぶりに釣りに行くことになりました。
入れ食いでこのところのボウズ続きを払拭したいという気持ちもありました。
同行者はプール仲間の大先輩Tさん。ルアーかエサかで悩んだのですが道具の関係でエサ釣りでの釣行となりました。


午前6時20分、金沢八景の弁天屋到着。
平日の水曜日だというのに、すでにタチウオ船には20名近い釣り人が座を構えており、その人気ぶりが伺えます。

我々の後にも数名タチウオの方がやってきたので、急遽もう一艘船を出してくれることになりそちらに乗ることになりました。
我々の船は釣り人7名。ゆったり釣り座を構えられました。

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乗船直前に、潮の関係でミヨシ(船の先端)が良いよとと言われたのでワタクシはミヨシに、違う場所でやっていい方に移動してみようとTさんはオオトモ(船の後方)にそれぞれ釣り座を構えることになりました。

7時15分出船。
金沢八景の湾からでた船は観音崎沖を目指して一気に走ります。
およそ20分で到着。そこにはすでに15隻ほどの大船団が出来ていました。
いくら釣れているとはいえ、こんなにたくさん船がでたら魚も足りないんじゃあ無いの?って心配になるくらいの大船団です。

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後から来た弁天屋号は船団の観音崎よりの東京湾外側(南より)に場所を取り早速釣り開始。


タチウオの餌釣りは関東ではサバの切り身を使うことが多いようです。

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仕掛けはストレート天秤に重さ60号のおもりを付けその先にハリスを繋ぎます。
針の結び目には鋭いタチウオの歯から逃れるために塩ビのパイプが通されています。
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ストレート天秤は、昨年この釣りをしたときは真っ直ぐのまま使っていたのですが最近は曲げて使うのが主流なようで、船長にこうやるんだよってグイっと曲げられちゃいました。

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8時前釣り開始。
水深およそ60m、底から15mくらいがポイントです。

エサをそこまで落としてからゆっくり巻き、時々竿をあおってアクションを付けると早速ゴゴゴ・・・というアタリが竿先に。
ここであわせるとタチウオは釣れないんですよ。
タチウオはエサの切り身の端っこの方から噛み噛みしてくるので口が針にかかるまで我慢しなければなりません。この我慢の仕方も竿を止めて待つ場合が良い場合と、動かして誘いをかけた方がいい場合と様々なんです。

取りあえずは、竿を止めて様子を見て食わないようだったら糸を少し巻きながら軽く竿をあおってみました、すると竿先がぐい〜んと曲がり重くなりヒット〜ッ!

さい先よく一投目でヒットです。
う〜ん、こういうの久しぶりかも。爆釣の予感。
上がってきたのは80cmほどの小ぶりのタチウオ。銀色の魚体が美しい。鋭い歯に気をつけながらクーラボックスに入れてエサを再投入。

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2投目は、底に落としてちょっと巻いた所に再びゴゴゴ!
うまくあわせて引き上げてきたんですが船べりでポトリと落ちてしまってバラし。

ここからは、少しテンポが落ちてアタッテから針に乗るまでの時間がかかったり、底から巻き上げてアタルまでに時間がかかったりとペースダウン。
あわせそこないでエサだけかじられるすっぽ抜けも多くなりました。
それでも8時半の時点で8本。

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型も全体によく、四本指程度のものが中心です。
タチウオは細長い魚なので長さで大きさを表現するのではなく、魚の幅が指何本分かで計るんですよ。四本ならまあまあ、五本というと大型です。

タチウオは神出鬼没の魚と言われていて、いたかと思ったらあっという間に群れごと姿を消してしまうことがよくあるんですが、この日は運良く一カ所に留まってくれていたようで船団も移動すること無く、どこの船も順調に釣れているようです。

私の向かい10m程の所にいた船は千葉から来たルアー船でした。
ルアーいいなあ、なんて見ながら釣りしているとみんな結構早いピッチでルアーを動かして順調に釣り上げているのが見えました。

そこで、わたしも誘うスピードを細かく早く竿先をあおる方法に変えてやってみると、これが的中したようで、アタリの出方が急に良くなりました。

後は合わせるタイミングです、止めてしまうよりも少しずつ誘いながら巻くのがいいようなのですが、魚はなかなか乗ってこず、アタリがあってから10m以上巻き上げてやっと乗るなんてこともざらです。
10時半を回って15本。
まあまあいいペース、というか前回釣行時の釣果13本を軽く抜いてるし。

ここで、竿を少し固めのジギングロッドに変えてみることにしました。
それまで使っていた竿は穂先が柔らかいので竿を動かしても竿先で動きを吸収してしまいエサがうまく動いていない気がしたんです。

変更後の第一投。
お、やはりいい感じで竿先の動きがルアー、じゃないエサに伝わる感じがします。
小さいピッチでワンピッチにリールのハンドル半回転巻くのをスムーズに巻いてくると、すぐにゴゴゴ!と来ました!

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これは正解かも!
立て続けに3本キャッチしてもうすぐ20本というところで来ました!
こいつは、底から10mくらいの所でアタリながらもなかなか乗らないので、ハイスピードで巻き上げたら下から飛びついてきました。
ガツンとひったくるようなアタリがあったと思うとグイグイと下に引きずり込もうとします。明らかにこれまでのものとは違うのが分かりました。

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慎重に上げてきたら、オオ!太さが全然違う!
早速噛まれないように恐る恐る手を出して計ってみると指5本あるじゃあありませんか!船長に見せたら良かったねって相づちうってくださいました。

船の同船者も順調に釣り上げているのが、船上のにぎやかさから察せられます。
およそ15隻の船に平均10人乗っているとして150人。これが一人あたり10本釣ったとして1500本!実際にはもっと釣れているんでしょう。しかも今日だけの話ではなく、8月の半ば頃からこのような釣りが続いているのをネットでチェックしてきたので知っていました。

いったい、どれだけのタチウオがこの東京湾にはいるのでしょう?
そして、タチウオが食べるエサとなる魚たちはさらにそれ以上の数。
タチウオに限らずアジ釣りの船なども毎日のように出船してはそれなりの釣果があります。無尽蔵に魚がいるのではないかと錯覚を起こしてしまう程。この気持ちが乱獲に繋がってしまうこともあるのでしょう。

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網を使って群れを一網打尽にしたら面白い程採れてしまうに違いありません。
幸い東京湾でのタチウオ漁はあまり盛んでないようなので我々釣り師が釣っていく程度の数でバランスが何とか保たれているようです。
このような豊かな海の恵みに感謝しつつ釣りを楽しませてもらえる自分は幸せだと思いました。

釣りの方は、20本を超えると左腕が引き攣り始めお粗末な体力。
それでも、2時過ぎまでがんばって32本釣りました。
この日、この船の竿頭は38本。
電動リールには勝てませんでした。
でもいいんです。少しでも魚と向き合うときは自分の体力も対等に勝負しようっていうのを基本に釣りしようと思っていますので。(甘鯛のときだけは電動リール使っちゃますが)

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2時15分
船はエンジンの回転を上げ、観音崎沖から金沢八景に舳先の向きを変えたのでありました。全身に心地よい疲れを感じながら久しぶりの爆釣にいい気分で遠ざかる景色を眺めていました。

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帰宅後は、ご近所に一通りお裾分けをした後、お刺身、塩焼き、煮付けなどにして食しました。指五本の良型は1本でお刺身と塩焼き2人前に十分な良がありました。
お刺身は皮の側だけ軽く火で炙ります。
身は甘く、味わい深く濃厚なうまみがありとても上品な味です。
塩焼きは身がホクホク。脂ものっていながらあっさりとしてこれまた上品な味わい。

これにちょっと高めの日本酒をいただいちゃったものですからたまりません。
何という贅沢なんでしょう。自然の恵みに感謝。
残ったものはした処理して冷凍庫へ。我が家の食卓は当分タチウオで賑わうことになりそうです。ありがたいことです。



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2014年9月16日 (火)

今年も反省なし@吐夢  阿佐ヶ谷

8月に出演した福島県二本松市の丸やグループ・サマー・フェスティバルの反省会が行われました。

場所は中央線阿佐ヶ谷駅からほど近い吐夢というジャズ喫茶。
このお店を無理矢理開店時間を早めてもらって飲むという強引な飲み会です。

実はこの阿佐ヶ谷という街は、ワタクシたちH大ジャズ研にとっては切っても切り離せない街なんです。

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今から37年前の大学ジャズ研時代の日常生活はというと、大学にあった学生会館という学生自主管理のサークルおよび自治会の入ったビルにあった部室で、楽器の練習あるいはジャズについての熱い討論などあまりなく、ぐだぐだとしたあと神楽坂入り口にあった東山というお店でモロキュウ、納豆など比較的安価なおつまみを中心に終電まで酒を飲む毎日でした。

近郊から通う学生(ワタクシのこと)はすでに終電はなく、しかたなくアパート暮らしの学友の住む町に流れそこで再び朝方までしこたま酒を飲み意識無くアパートに転がり込み、翌日は日が高くなった時間にアパートを出て、洋食食堂で脂っこいランチを注文しその喉の通り具合で一日の体調を計るという日々を送っておりました。
その街こそ阿佐ヶ谷の街だったのです。

およそ35年ぶりに訪れた阿佐ヶ谷の街は時代の流れとともに大きく変わってありながらも昔の面影を残すお店などもいくつか残っており、そんなお店の一つが吐夢で ありました。

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その日夕方、まだ明るい時間に駅をおりると、駅前ロータリー周辺には祭りの提灯が飾られており、すぐに祭りをやっていることを知り、ちょっと待ち合わせ時間まで時間があるのでダイヤ街方面に歩いていこうとすると遠くから御神輿を担ぐ威勢のいい声が聞こえてきてやがて御神輿が登場。

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現役時代にも見ることの無かった阿佐ヶ谷の御神輿を見ながら、この街の人たちもがんばってるんだなあ、と感慨ひとしお。

ほぼ時間通りに待ちあわせ場所に集合した面々は、我々バンドメンバーに福島からおいでいただいた丸や運送社長のS氏、宇都宮からこれまた遥々いらしたヴォーカル氏の計9名ほど。
駅の横の細い路地を通り抜け吐夢に到着し、明るいうちから早速生ビールで乾杯!
フェスティバルの盛況と再会を祝したのでありました。

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最初に話題になったのは、音楽の話でもコンサートの反省でもなく、宿泊先に用意していただいた岳温泉の温泉旅館とお昼にごちそうしていただいたソースカツ丼。

岳温泉あづま館という旅館は、安達太良山の中腹にある岳温泉の中でも有名な大きな温泉旅館で、露天風呂はもちろんのこと温水プールまである立派な施設。
ここの温泉の湯が実によかった。
程よくまろやかでよ〜く暖まり肌に優しい。久しぶりのいい湯でした。

ここに宿を提供していただいたワタクシらバンド連中は、当日演奏→一次会→二次会→宿での三次会と盛り上がり2時頃まで音楽談義に花を咲かせていったのですありますが、早めに寝てしまったワタクシは翌朝5時に起床。
朝風呂に露天風呂を堪能し、朝食の始まるまでの小一時間ロビーで飲み放題のコーヒーなどいただきながら地元福島民放という新聞を読み、朝食タイムにはひとり早々に朝食をとり、バンド一同が起きてきて朝食に向かう頃には一人水着を片手にプールに向かい600mほど泳いでいい汗を流し、岳温泉での爽やかな朝を迎えたのでありました。
この早起きプールに関しては温泉を堪能してよろしゅうございましたという肯定派と、飲んだ翌日朝っぱらから泳ぐなんてバッカじゃねえのという否定派が混在したものの、やったもん勝ちが信条のワタクシにとってはノープロブレム。

続いて話題になったのは、演奏当日のお昼にごちそうになったソースカツ丼。
これは、だけ温泉の温泉街入り口にある成駒というカツ丼屋さんのヒレカツ・ソース・カツ丼をみんなでいただいたのですが、ヒレカツの厚さと量が半端でない!

ヒレカツの厚さはおよそ5cm、こんな分厚いヒレカツは初めて見ました。
そしてこのカツが美味しい!でもその量が半端でないのでほとんどのものが食べきれず残して、夜中の三次会のつまみになったというシロモノ。

これをよんだみなさん、岳温泉にいったら絶対食べにいってください。食べないといや見るだけでも生きていた価値があるというものです。


というように、昨年同様反省すること無く飲み会は進んでいったのでありましたが、ここから先はコアな音楽談義、下ネタTへの糾弾、ギターAの嫁問題など昨年の話をリピートするかのような話題。


せっかく遠方から来ていただいた客人に話を合わせるでも無く、勝手気ままにいつものグダグダ飲み会が続いていきます。

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それでも来年に向けてバンマスが、今年は一人30分ずつ時間を設けるから反省の弁を述べるようにという提案があったものの誰も従わず、さらにもう来年の構想はすでに出来ていると重大発表しようとするもメンバー一同は軽くいなすなどバンマスの指導力が問われる一場面などありました。

また今年はリューマチで参加できなかったベースのWが途中参加して大いに盛り上がるなどし、午後10時前にお騒がしてご迷惑をおかけしたお店を出ました。
そのまま駅に向かうと思いきや、昔と変わらずもう一軒!と休日で混み合う阿佐ヶ谷の飲屋街をさまよいつつ二件目を発見し、終電ぎりぎりまで飲んでバカ話に花を咲かせて夜は更けていったのでありました。

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ちなみに、ワタクシはその日が休日で電車が休日ダイヤであることをすっかり忘れており、余裕で帰れると思った電車に乗って横浜まで行ったら、その先の電車が終了しておりひどい目にあってしまったのでありました。
何十年経っても終電に乗り遅れる人生を繰り返す自分にただただあきれたのでありました。



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2014年9月12日 (金)

バラムツを食う話 その2

またまたバラムツを食べてみました。

今度は、釣行に同行したSさんお勧めの焼き物です。
船長が照焼きがうまいよ。
って目をキラキラさせながら話していたのを覚えていたので迷うこと無く照焼きです。

バラムツは大事を取って100g弱の切り身を使用。
焼き魚用のコンロで醤油とみりんを適当に混ぜたタレをはけで時々塗り塗りしながら焼くこと8分。
なんだか、美味しそうな感じで出来上がりましたよ。

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早速ご飯のおかずにいただいてみました。
箸で一口大にして口の中に・・・
初めてお刺身を食べたときのような恐怖感は有りませんでした。
むしろ、あのトロ〜とトロケル舌触りがどうなるのか楽しみ。
何でも初めてのときというのは必要以上の不安感や恐怖心を持つものですが、二度目になるとすっかりスレてしまうものです。「いや。恥ずかしい」なんていっていたのが「はやく〜ん」なんてせがむようになるのと似ていますね。

話をバラムツに戻しましょう。
バラムツの照焼き、お口に入れると照焼きの香ばしい香りにみりんの甘みが口の中にじわ〜っと広がり、次に噛んだ瞬間舌の上でとろりと解けて消えてしまうんです。
何というか感動的な味わいなんですね。
これは、刺身よりヤバいかもしれない。
焼いちゃったらいくらでも食べられちゃう感じ。

作る段階で100gって決めて作らないと危険な食べ物です。
裏を返せば100gだけなら安心して食べられるとんでもないごちそうなんですね。
こんなに美味しいんじゃあ死人も出るはずです。
このお魚取引は法律で禁止されているらしいのでみなさんにお裾分けするわけにもいかないので、しかたない!ワタクシが責任を取って毎日少しずつ食べましょう。
後一週間は楽しめる。うふふ。

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2014年9月11日 (木)

バラムツを食う話

昨日の釣行でYさんの釣り上げたバラムツをぶつ切りにしていただいてきました。

バラムツというお魚はおいしいが食べると危ないというのでちょっとウィキってみました。するとこんなことが分かりました。
体の油成分がワックスエステル(蝋)でできている、つまり脂の乗っているもののそれはワックスの固まりもしくはロウソクみたいなものなんですね。
なので人間はこれを消化する能力が無いため、大量に食べると皮脂漏症という皮膚から油が漏れる病気(こわ!)になったり、下痢や腹痛を起こす場合がある。
そして、油脂が肛門から出るときには本人の気づかないうちに勝手に垂れ流してしまうことなどが書かれていました。

こんな怖い症状が出るのに食べる人がいるということはさぞやおいしいに違いないとさらにググってみると、食べた方のブログが有った。4〜5人で食べて30切れ食べた人が下痢してしまったとか。10切れくらいなら大丈夫だったとか。マグロのトロより脂が乗っているとか。

やっぱりおいしいんだあ!
ならばちょっとだけ食べてみよう。
ということで、早速今晩のおかずにしてみようと調理開始。

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まずは、ぶつ切り状態の丸太ん棒バラムツの解体です。
とりあえず皮を剥ごうとすると皮全体にあるトゲがいたくて皮を握れないじゃあありませんか。

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そこで皮のはじっこから削ぎ落とすように切り込みを入れて行くと意外にサクサク包丁が入って行く。
身はさすが蝋の成分が強いだけ有って真っ白。
生臭いにおいも無ければロウソク臭くもない、無味無臭、固くも柔らかくもなく見は締まっているので切って行くとき崩れることも無く非常に調理しやすいという印象でした。

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全部皮をはぎ骨を取って身だけの状態にして重さを量ったら1kgもある。
これを全部食べたら間違いなくいっちゃうだろうなあ、と小分けにしどのくらいいけるかしらと見た目で取り分けてみたのを計ったらちょうど100g。

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このくらいなら大丈夫かな?ってとりあえず刺身にしてみました。
一切れ恐る恐る口にしてみると、とてもあっさりしていて臭みもない。
一方で甘み、コクといったものもあまり感じられずそんなに「旨い!」といった印象はありません。
ところが最後の方になると身の脂が口の中でトロ〜ッと解けて行くじゃあ有りませんか!この感触はその昔、滋賀県は彦根で食べた近江牛の大トロ寿司と同じ感触。
ここにはまると確かにたくさん食べちゃうかも。

前出のブログの著者によれば、刺身よりも湯通しの方が余分な脂が取れておいしいというので半分は湯通しにして食べました。
いよいよ本格試食です。
二切れ目も、恐怖心からか味わいはあまり無くあっさりしたお刺身という感じ、でも最後のトロトロだけはたまらない。
三切れ目もトロトロ〜!
同じ恐怖でも、ふぐの胆のように食べたらすぐに症状が現れるのと違って、どこまでが限界なのか見えないという、いわば原発の放射能的恐怖なんですね。
残り二切れいっちゃおうかどうか少し悩みました。
その結果、後のこと考えるとリスクを背負ってまで食べるほどの味では無いなあ、という気がしてきたのでここで食べるのを中止。
現在、食後約一時間経過。
お腹がぎゅる〜って時々鳴りだした。
やっちゃったかな?

そして翌日の朝、何も起こらずに無事に爽やかな朝を迎えることができました。
ご期待にそえなくて申し訳ございませんでした。

さて、残りの切り身900g、どうしようかなあ。






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2014年9月10日 (水)

謎の魚の正体は?@海生丸 由比港

先日ご覧いただいた謎の仕掛けを持って釣りに出かけてきました。

目指すは駿河湾の由比港。夜釣りです。
企画はプロショップ、Ebb&Flowさん。
参加は横浜方面からはY 店長、Hさん(エッチではなくエイチと読んでください)、I さん、 W さん、ワタクシの5名、東京から2名。

午後1時、横浜のEbb&Flow出発。
Wさんの快適釣り仕様ハイエースは東名に乗って清水インターへまっしぐら。
由比港ならもうひとつ手前のインターでいいんですが、清水港で釣りの前においしいお魚で腹ごしらえしようと言う作戦です。

市場内のマグロ専門の料理屋さんが集まる建物に突入。
ワタクシは今年になってまだ食べていないウナギを注文。
丼飯に丸一匹乗っかっていて1800円。安い!
半分食べたところで写真を撮るのを忘れていて慌ててパチリ。

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正直言って、味は期待したほどのものではありませんでしたがとりあえずこれでパワーを付けて釣りに望みます。
なんと言っても今日のターゲット、なぞの魚はデカイらしい。
10kgなんて当たり前。20kg,30kgなんていうのがざらにいるとか。

食後、由比港に移動し明るいうちにタックルの準備。
竿はプロセレのジギング・ロッドN64Multi。
ラインはメインがPE5号、リーダーはプロセレナノダックス210lb、これでもリーダーは細いそうなので切られたら230lbに代えましょうということでセット。

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これだけのブットイ仕掛け、いったいどんな大物があがるのか期待が膨らみます。
この仕掛けに例の謎のジグを結んで針には魚の切り身を付けて釣ります。
そうなんです。ルアーを使ったエサ釣りなんですね。

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車中の話では、魚は活性の高いときはエサにいきなりひったくるように食いつくらしいのですが、渋めのときはエサの端からカジカジとかじってくるのでそこで合わせるとすっぽ抜けてしまうので、魚の重みを感じるまでは絶対合わせてはいけないとか、活性のいいときは仕掛けの回収時にいきなりひったくるとか、かかると一気に突っ走るとか、ワクワクするような話で盛り上がりました。

5時頃船長一家が到着し出船の準備が始まり、初心者だけ集められて船長から直接のアドバイスがありました。それによると。やはりアタリは魚が乗るまで我慢するということ、その他には魚のタナ(泳層)が280m〜50mまでと広く、ばらけているので広く探りながらアタリの有った人のタナをたよりに狙うタナを絞り込んで行くとのことでした。

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東京組も合流して6時出船。
東京からは5月の沖縄船中泊でご一緒したSさんがいらして数ヶ月ぶりの再会。互いの健闘を祈りました。

船は10分も走らないうちに速度を落としポイント到着。
船長の合図で全員一斉に仕掛けを投入します。
指示ダナはまずは280m位から誘ってですと!ひえ〜!深い!
リールの糸がほとんど出きったところで釣り開始。

竿をしゃくってみると、お、重い!
ジグは300gくらい、これにエサの抵抗などなどで竿をあおったときが以上に重い。
もう釣れているんじゃないかと思うくらい。
竿をゆっくりあおっていちど竿先を下げてフォールで誘い糸を巻く、というのを左舷ミヨシで釣っていた店長Yさんがやっているのを見よう見まねでやってみます。

10分くらいしたかしないか、「来ましたよ!」とはやくもY店長からヒットの声。
竿は大きくしなります。Yさんの「180m」との声に船長からも「180mで来たよ〜」とのアナウンス。
このとき私は230mくらいをやっていました。
ファイトの様子を見るとかなり大物の雰囲気。

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時折ドラグがジリジリと出ている様子。
アタッタ場所が深いので巻き上げるのが大変。もちろん電動リールなんか使いませんから。
15分ほどのファイトだったでしょうか?ようやく水面に姿を見せた魚はデカイ!
船長がギャフを持って飛び出して一気に船上に引き抜くと、その大きな茶色い魚体はぱっと見でも軽く1m以上、重さは20kgはくだらない様子。

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顔つきは獰猛で大きな口にはギザギザの歯が並んでおり、何よりもこの魚鱗にバラのトゲのようなトゲが有る。
そう!このお魚の正体はその名も「バラムツ」というお魚。
とうとう謎の魚が正体を現しました。
釣り上げたYさんは、軽いのりで「こんな感じです」っていうので、見せつけられたワタクシはもう俄然釣ってやるぞモードに突入。


しばらくしたら今度はワタクシの左隣のトモ側で釣っていたWさんにヒット!

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これまた強い引き。
ところがファイト中にワタクシとHさんとの三つ巴のオマツリをしてしまい、ほどいている間にあえなくバレテしまいました。
Wさん、ごめんなさい。

次に右舷で釣っていたSさんが「50m付近であたった」という。
しかしこれは乗らずに終わってしまいました。
船長からは広く探っての指示。まだタナが絞り込めないとのことです。


その後しばらく釣り続けましたがノーバイトが続き場所移動。
少し沖に出たポイントで始めます。
落ちていく時のバイトに気をつけて、との船長の言葉に全神経を竿先に集中させながら落としていきます。280mの深さ、なかなか落ちきらない長い時間アタリを待つも反応は無し。

空を見上げると大きな満月(正確には昨夜が十五夜)が上がり海が輝き、伊豆半島の山並みが月明かりでボンヤリと浮かんでいる。

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なんとも風情のある風景の中で神経は竿先に、全身で重い仕掛けをあおるのですがまったく反応は無く。


この辺りから潮の流れが妖しくなってきた。
表層は速い流れの潮なのですが、深いところはまったく流れていない。いわゆる二枚潮というやつです。


これは仕掛けを投入するとするすると流されてしまうだけでなく、深場の潮は流れないので肴の活性が落ちるんですね。
そのせいか、船中はシーンと静まり返り声を上げるものも無く、ただただHさんのベイトリールを巻き上げる時のギリギリという音だけが聞えてくるのでした。


あまりの反応の無さに船長はさらに移動を決断。
再び岸方向に船を進め、少し走ったところで停止。


このポイントでやっと事件が。
仕掛けを回収中の I さんに何かがヒット!
ラインは鋭く走りドラグがなります。


ファイトの末上がってきたのはアブラソコムツというお魚。
これも今回のターゲットだったんですね。

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主役がやっと揃った頃にはすでに時間は8時を回り後半戦へ。



しかし、ここからは忍耐の2時間でした。
二枚潮によるオマツリを避けながら神経を尖らせて竿をしゃくり続けるもアタリらしきものは無く、ただ一度だけラインに違和感を感じ「オマツリしちゃったかな?」と思ったけれどマツっていなかったのがどうやら唯一の辺りらしきもも。


この釣りでこんなに渋いことは非常に珍しいことらしく、船長も場所の問題ではなさそうなので今日の月に関係有るのかもとのこと。
そう、この日は月が地球にもっとも近づくスーパームーンの日だったんですね。
その後移動を何度かするも状況は変わらず、船長もお手上げ。
最後の一投まで釣る気で戦ったもののノーバイトに終わり、午後10時過ぎ船は港に向かって走り始めました。

帰りの車の中で、この釣りのベテランHさん曰く、初めてのノーフィッシュだとか。
心情的感覚としては管理釣り場でノーフィッシュというのに等しいという言葉に、運転していたWさん「今の一言が一番効きました」ですと。


こうして、渋かったバラムツ、アブラソコムツ釣りでしたが、話はまだ続きます。



この魚たち、体の脂肪分が特殊でワックス(蝋)と同じ成分らしいんですね。これを食べると人間の臓器では分解できないのでその脂分が肛門から流れ出るという怖いシロモノなんですが、たちの悪いことにバラムツに関してはマグロのトロをはるかに上回る美味しさとか。


悪食ナワタクシがこの話を聞き過ごすわけには行きません。
船長に話を聞いたら少しずつなら大丈夫だから食ってみたら?というので輪切りにしていただいてきました。


今晩辺り早速いただいてみようと思うのですが、その結果はいかに?
次回はバラムツを食すお話をしましょう。 
おたのしみに。






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2014年9月 5日 (金)

謎の仕掛け

みなさん、下の写真を見て、これは何だとお思いになりますでしょうか。

ペンチじゃない方の棒のことですよ。

Jig

二本の棒の先っちょには釣り針らしきものが付いていますね。

その通り、これは釣り針です。

では、棒のようなものは、というと、これでも立派な釣りの仕掛け。

メタルジグの部類に入るんでしょう。

長さ40cmほどのよじった針金の上半分に鉛が巻かれて縞模様に色が塗られています。

大きさがイメージできないともうので、次は針の部分に手を入れてみました。

Hook_2

いかがですか?

大きさをイメージできましたでしょうか?

そう!かなりデカイものなんですよ。

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このデカイ針をまたまたデカイスプリットリング350lb(ポンド)という強靭なものを連結し間にベアリング入りのスイベルで繋いであります。

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これだけデカクて頑丈なものを使っているからには、この仕掛けで狙う魚は当然大物。

小さくても10kg大きいやつは25kgを超えるとか!

来週、この魚を釣りに行く予定なんです。

ワタクシもまだ見たことの無い魚なので、ここではまだ謎の魚にしておきましょう。

ヒントは、夜釣りで釣れる魚、食べると大変おいしいのだが食べ過ぎるとお腹を下す

とか?

前回のポールチェンバースに続き謎の連続ですが、今回の謎は来週明らかにされるで

ありましょう。

ただし釣れればの話ですが。

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