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2014年9月10日 (水)

謎の魚の正体は?@海生丸 由比港

先日ご覧いただいた謎の仕掛けを持って釣りに出かけてきました。

目指すは駿河湾の由比港。夜釣りです。
企画はプロショップ、Ebb&Flowさん。
参加は横浜方面からはY 店長、Hさん(エッチではなくエイチと読んでください)、I さん、 W さん、ワタクシの5名、東京から2名。

午後1時、横浜のEbb&Flow出発。
Wさんの快適釣り仕様ハイエースは東名に乗って清水インターへまっしぐら。
由比港ならもうひとつ手前のインターでいいんですが、清水港で釣りの前においしいお魚で腹ごしらえしようと言う作戦です。

市場内のマグロ専門の料理屋さんが集まる建物に突入。
ワタクシは今年になってまだ食べていないウナギを注文。
丼飯に丸一匹乗っかっていて1800円。安い!
半分食べたところで写真を撮るのを忘れていて慌ててパチリ。

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正直言って、味は期待したほどのものではありませんでしたがとりあえずこれでパワーを付けて釣りに望みます。
なんと言っても今日のターゲット、なぞの魚はデカイらしい。
10kgなんて当たり前。20kg,30kgなんていうのがざらにいるとか。

食後、由比港に移動し明るいうちにタックルの準備。
竿はプロセレのジギング・ロッドN64Multi。
ラインはメインがPE5号、リーダーはプロセレナノダックス210lb、これでもリーダーは細いそうなので切られたら230lbに代えましょうということでセット。

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これだけのブットイ仕掛け、いったいどんな大物があがるのか期待が膨らみます。
この仕掛けに例の謎のジグを結んで針には魚の切り身を付けて釣ります。
そうなんです。ルアーを使ったエサ釣りなんですね。

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車中の話では、魚は活性の高いときはエサにいきなりひったくるように食いつくらしいのですが、渋めのときはエサの端からカジカジとかじってくるのでそこで合わせるとすっぽ抜けてしまうので、魚の重みを感じるまでは絶対合わせてはいけないとか、活性のいいときは仕掛けの回収時にいきなりひったくるとか、かかると一気に突っ走るとか、ワクワクするような話で盛り上がりました。

5時頃船長一家が到着し出船の準備が始まり、初心者だけ集められて船長から直接のアドバイスがありました。それによると。やはりアタリは魚が乗るまで我慢するということ、その他には魚のタナ(泳層)が280m〜50mまでと広く、ばらけているので広く探りながらアタリの有った人のタナをたよりに狙うタナを絞り込んで行くとのことでした。

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東京組も合流して6時出船。
東京からは5月の沖縄船中泊でご一緒したSさんがいらして数ヶ月ぶりの再会。互いの健闘を祈りました。

船は10分も走らないうちに速度を落としポイント到着。
船長の合図で全員一斉に仕掛けを投入します。
指示ダナはまずは280m位から誘ってですと!ひえ〜!深い!
リールの糸がほとんど出きったところで釣り開始。

竿をしゃくってみると、お、重い!
ジグは300gくらい、これにエサの抵抗などなどで竿をあおったときが以上に重い。
もう釣れているんじゃないかと思うくらい。
竿をゆっくりあおっていちど竿先を下げてフォールで誘い糸を巻く、というのを左舷ミヨシで釣っていた店長Yさんがやっているのを見よう見まねでやってみます。

10分くらいしたかしないか、「来ましたよ!」とはやくもY店長からヒットの声。
竿は大きくしなります。Yさんの「180m」との声に船長からも「180mで来たよ〜」とのアナウンス。
このとき私は230mくらいをやっていました。
ファイトの様子を見るとかなり大物の雰囲気。

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時折ドラグがジリジリと出ている様子。
アタッタ場所が深いので巻き上げるのが大変。もちろん電動リールなんか使いませんから。
15分ほどのファイトだったでしょうか?ようやく水面に姿を見せた魚はデカイ!
船長がギャフを持って飛び出して一気に船上に引き抜くと、その大きな茶色い魚体はぱっと見でも軽く1m以上、重さは20kgはくだらない様子。

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顔つきは獰猛で大きな口にはギザギザの歯が並んでおり、何よりもこの魚鱗にバラのトゲのようなトゲが有る。
そう!このお魚の正体はその名も「バラムツ」というお魚。
とうとう謎の魚が正体を現しました。
釣り上げたYさんは、軽いのりで「こんな感じです」っていうので、見せつけられたワタクシはもう俄然釣ってやるぞモードに突入。


しばらくしたら今度はワタクシの左隣のトモ側で釣っていたWさんにヒット!

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これまた強い引き。
ところがファイト中にワタクシとHさんとの三つ巴のオマツリをしてしまい、ほどいている間にあえなくバレテしまいました。
Wさん、ごめんなさい。

次に右舷で釣っていたSさんが「50m付近であたった」という。
しかしこれは乗らずに終わってしまいました。
船長からは広く探っての指示。まだタナが絞り込めないとのことです。


その後しばらく釣り続けましたがノーバイトが続き場所移動。
少し沖に出たポイントで始めます。
落ちていく時のバイトに気をつけて、との船長の言葉に全神経を竿先に集中させながら落としていきます。280mの深さ、なかなか落ちきらない長い時間アタリを待つも反応は無し。

空を見上げると大きな満月(正確には昨夜が十五夜)が上がり海が輝き、伊豆半島の山並みが月明かりでボンヤリと浮かんでいる。

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なんとも風情のある風景の中で神経は竿先に、全身で重い仕掛けをあおるのですがまったく反応は無く。


この辺りから潮の流れが妖しくなってきた。
表層は速い流れの潮なのですが、深いところはまったく流れていない。いわゆる二枚潮というやつです。


これは仕掛けを投入するとするすると流されてしまうだけでなく、深場の潮は流れないので肴の活性が落ちるんですね。
そのせいか、船中はシーンと静まり返り声を上げるものも無く、ただただHさんのベイトリールを巻き上げる時のギリギリという音だけが聞えてくるのでした。


あまりの反応の無さに船長はさらに移動を決断。
再び岸方向に船を進め、少し走ったところで停止。


このポイントでやっと事件が。
仕掛けを回収中の I さんに何かがヒット!
ラインは鋭く走りドラグがなります。


ファイトの末上がってきたのはアブラソコムツというお魚。
これも今回のターゲットだったんですね。

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主役がやっと揃った頃にはすでに時間は8時を回り後半戦へ。



しかし、ここからは忍耐の2時間でした。
二枚潮によるオマツリを避けながら神経を尖らせて竿をしゃくり続けるもアタリらしきものは無く、ただ一度だけラインに違和感を感じ「オマツリしちゃったかな?」と思ったけれどマツっていなかったのがどうやら唯一の辺りらしきもも。


この釣りでこんなに渋いことは非常に珍しいことらしく、船長も場所の問題ではなさそうなので今日の月に関係有るのかもとのこと。
そう、この日は月が地球にもっとも近づくスーパームーンの日だったんですね。
その後移動を何度かするも状況は変わらず、船長もお手上げ。
最後の一投まで釣る気で戦ったもののノーバイトに終わり、午後10時過ぎ船は港に向かって走り始めました。

帰りの車の中で、この釣りのベテランHさん曰く、初めてのノーフィッシュだとか。
心情的感覚としては管理釣り場でノーフィッシュというのに等しいという言葉に、運転していたWさん「今の一言が一番効きました」ですと。


こうして、渋かったバラムツ、アブラソコムツ釣りでしたが、話はまだ続きます。



この魚たち、体の脂肪分が特殊でワックス(蝋)と同じ成分らしいんですね。これを食べると人間の臓器では分解できないのでその脂分が肛門から流れ出るという怖いシロモノなんですが、たちの悪いことにバラムツに関してはマグロのトロをはるかに上回る美味しさとか。


悪食ナワタクシがこの話を聞き過ごすわけには行きません。
船長に話を聞いたら少しずつなら大丈夫だから食ってみたら?というので輪切りにしていただいてきました。


今晩辺り早速いただいてみようと思うのですが、その結果はいかに?
次回はバラムツを食すお話をしましょう。 
おたのしみに。






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