オフショア・ソルト・デビュー!@2014年の釣りを振り返る
人生の中で出会いやチャンスというものは常に突然やってきます。
それは運命ともいえる偶然的なものでもあります。
そして、誰にも必ず人生の分岐点となるようなチャンスは何度かあるはず。
そのチャンスを生かすも殺すも自分次第、生かす為には常に何時訪れるか分からぬチャンスに対して心の準備をしておかなければなりません。
例えば、恋人との出会い。
あなたも恋人に出会った時には運命的なものを感じたはず。そしてそれは人生における大きな転機になっていったに違いありません。
このような出会いは釣りに関しても全く同様であります。
例えていえば魚を釣るという事自体、毎回がチャンス、運、出会いであります。
そして、たった一匹の魚との出会いがヒトの人生を変えてしまう事も。
2014年のワタクシの釣りは出会いと運命に満ちあふれていました。
最初の出来事は正月開け、初の海釣りに出かけて釣り上げた50cmオーバーのアマダイ。シイラ、マグロといった青物以外でこのサイズを釣り上げたのは初めての出来事。
この一匹はその後「大物釣り」へと向かうワタクシの釣りを暗示していたかのようでありました。
そして三月。
偶然にも普段は乗る事の無い路線のバスに乗ったワタクシが車窓から見つけてしまったSALTWATER ANGLERS' PRO SHOPの文字。
これはもしや釣具屋さんでは。翌日、自宅から車で数分の場所にあるその店に出かけてみると、そこにはワタクシの想像していた通りの世界が広がっておりました。
これまで、行きたくても一人ではどうする事も出来ずにいた海外遠征の釣り。
昨年はニュージランドへの釣行を企てたものの、一人で行くにはあまりにもコストがかかってしまう事がわかり断念していたのですが、このお店ではそういうツアーを行っているというではありませんか。
この偶然訪れたチャンスを逃さずにいられましょうか。
ワタクシは即座にこのお店の客になる事を決心しました。そしてその時のこと本ブログでも興奮混じりに書いており、「今後、本ブログでは大魚の写真が載る機会が増えるであろう」と宣言しております。
それは、ゼロ泊三日という強行スケジュールで行われた能登輪島への弾丸ブリ・ツアーでした。初めての本格ジギングでいわれるまま、見よう見まねで、釣り開始早々と沖上がり直前に釣り上げた二本のブリ。その時ワタクシはたった二本しか釣れなかった、という感想を本ブログに記していましたが、この釣りを半年以上した今から見ると奇跡に近いものを感じています。

そして五月。
初めての本格遠征は沖縄の離島への船中泊三日のGT(ジャイアント・トレバリー、和名ロウジンアジ)釣りというダイナミックなものでありました。
自分ではGTを釣り上げる事は出来なかったもの、目の前で釣られた33kgのGTを見て興奮を隠せませんでした。
そしてその晩、深夜12時半まで船の後ろでジギングを続けた結果10kg丁度のイソマグロを釣り上げる事が出来ました。
本格ジギングを初めて間もないこの時、これもまた奇跡的偶然の一匹でありました。

一方で小物釣りも充実しておりました。
実家のある埼玉に帰省すると、必ずと言っていい程タナゴ師とヘラ師従兄弟二人に釣りに連れて行ってもらい淡水のリールを使わない釣りを堪能しました。
ここには、大物釣りとはまた異なる釣りの趣があり、のべ竿で魚とやり取りする良型のヘラ釣りなどは大物とのやり取りにも参考になり、非常に勉強になる一面もありました。
偶然空きの出た男女群島ツアーに参加できたのも偶然的チャンスの到来でした。
迷う事無く参加表明。
ここではあっという間に100mも糸を出される大物をかけたものの腕の未熟さからラインブレイクされてしまったものの、8kgクラスのカンパチを始め多くの魚を手にしする事が出来、夢のような釣りを体験する事が出来ました。

さらに、一週間と開けず仙台への一泊ワラサ遠征。
ここでは、ワラサ8本にヒラメ3枚というシブい中でも自分なりに満足のいく釣果を得る事が出来、手応えを感じたのでありました。
この日は南からは台風が接近しており北にも低気圧がありと、全国で釣りが出来たのはおそらく仙台だけ!という強運にも恵まれた事を後で知りました。

近場の海ではタチウオ釣りが好調でした。
今年は東京湾では全般的にタチウオの当たり年だったようで、この釣行でもエサ釣りではありましたが34本のタチウオを釣り上げ大満足。
さらに10月のアマダイ・シーズン突入にあわせたアマダイ釣行では、小ぶりながらも竿頭を取る事が出来てこちらもラッキーな釣りでした。
ここでは、魚のみならず多くの釣り師の方々を出会う事も出来ました。
同じ釣りを目指す釣り仲間を得る事はとても貴重であります。
多くの皆さんから学ぶ事も多く、ワタクシの釣りを豊かにしてくるのでありました。
このような、体力の要求される釣りはそういつまでも出来るものではないとワタクシは考えています。人生の中でこのような釣りが出来るのは今だけなのではないのかと。
体力面だけでなくワタクシをとりまく環境がこのような釣りを可能にしていられるのも今だけではないのかと。
そう思うと都度都度のチャンスを逃す訳にはいかないのです。毎回、今度の釣りが最後になるかもしれないという覚悟のようなものを持ちつつ、来年も釣りに臨んで行こうを思っています。
今年の釣りを来年にどのように発展させられるのか?
来年も大きな魚、小さな魚様々挑戦していきたいと思います。
ご期待下さい。
そして最後に、今年一年ワタクシの稚拙な文章を読んでいただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
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