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2014年12月31日 (水)

大晦日はそば打ち、ならぬうどん打ちで年越し!

大晦日といえば年越し蕎麦ですが、今年はうどん打ちです。
今年は、というと毎年打っているみたいですけれど、確かに十数年前は毎年打っていたんですよ。しかも、おやじ5~6人で数十家庭分も打っていたんです。
詳しい事を話すと長くなるので端折りますが、その時の親分だったそば打ちおやじに教えてもらったおかげでそばが打てるようになったんです。

この数年はそば粉が手に入らない事をいい訳にして打っていなかったんですが、今年はそば粉ならぬうどん粉のいいのが手に入ったので、うどん打ちに挑戦です。

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そもそもワタクシの生まれた埼玉県南部はそばよりもうどん文化の地なんですね。
子どもの頃から親が家で手打ちうどんを打つのは当たり前、盆に親戚が集まれば「うどん」と決まっていたんです。最近では「武蔵のうどん」なんていうブランドでうどん屋さんが出来たりしているくらい。

しかしながら、ワタクシ幼心に親のうどんを打つ姿を見ていたにも関わらずうどんの打ち方を教えてもらう事は無かったんですね。
今年の夏、お盆で母方の実家にいった際、うどん打ちのプロであり、あのヘラ師でもある従兄弟のAさんが「いい粉があるから打ってみて、塩と水加減はメモってあるから」って言ってうどん粉1kgをくれたんですよ。「そばが打てるなら何とかなるでしょ」って。

何でも、このうどん粉、酒を造る時に精米率40%とかあるのと同様、小麦粉を40%位まで研いじゃった贅沢な一品。
家に持ち帰って打とうと決心したものの、釣りの遠征に惚けていたのと家族二人分だけ打つのも面倒くさいという事もあって打たずに取ってあったんです。
これを、年末に実家に帰った際に大人数になったところで打っちゃおうと企てて、自宅からそば打ち道具一式を持って帰省していたという訳です。


前置きが長すぎるって言う声が聞こえてきそうなのでそろそろ打ち始めますね。
まずは粉にふるいをかけて決めを整えたところに塩水400ccの三分の二を回すように加えてって、ここでうどん打ちのレシピをやるつもりは無いのではしょりますと。

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水を入れたら粉に水を行き渡るようにかき回し、残りの水も入れてかき混ぜてまと待ったらこねます。この辺まではそば打ちとあまり変わらず。

そもそもうどん粉はそば打ちで言う「つなぎ」に使う粉で打つ訳ですからそばのように麺にならずにボロボロになるなんてあり得ないって思っていましたから、この辺までは水の量さえ間違わなければ楽勝って思っていたんですよ。

さてこねこねして丸くまとまったうどん粉の玉はここで30~60分程寝かせるんですね。ここがどんどん乾燥してしまうので急いで打っていくそば打ちとは大きく違います。

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適度な弾力になるのを待って、更にもう一度こねてから10~20分程寝かせてから伸すんですが、さあここからがそば打ちとは大違い!予想していなかった困難にぶち当たりました。


そば打ちでは粉の重量に対し約半分が水の量なんですが、うどん打ちでは40~45%と少ないんですね。そこに持ってきてうどん粉のこねたのはグルテンという成分が作られて協力な粘りを出すんです。

丸くなった玉をノシ棒で伸ばそうとした時その事を実感したのですが、その実感も甘かった。

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そばなら、軽くノシ棒を押すだけでスイ〜って生地がのびていくんですが、うどんの場合はちょっと押したくらいじゃ伸びないんですよ。

直系30cmくらいまで伸ばしてから、ノシ棒に巻いて伸ばすのですがそこまで至るまでにすでに汗だく!
やっとこさノシ棒に巻き付けるに至ったもの、ここからがまた伸びない。

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10分、20分と時間は過ぎて完成予定の時刻はどんどん伸びて行くものの、うどんの方は一向に伸びず、目標の厚み3mmがなかなか見えてこないんですよ。
うどんを打っているというよりバカでかいピザを作っているんじゃないかと思い始めてしまう始末。体力にもまして精神力の弱いワタクシはこのとき悪魔の声を聞きました。「いいじゃないか、ほうとうを作った事にしちゃえば」って。
「そうだよ!そういう手があるじゃん!」って思った次の瞬間、「だめよ、だめだめ!うどんをうたなきゃ!」っていう天の声が聞こえました。

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はっと我に帰ったワタクシは「力つきるまでうどんを打つ」と心に決めて打ち続けました。予定時刻をすぎる事およそ30分。なんとかうどんらしい体をなしてきたところで伸すのを終了し切りにかかります。

ここは、そばに比べると気楽ですね。切った勢いで崩れる事も無いし幅も広いので、バシバシ切っていきます。

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数分後にうどん麺の完成!

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更にお湯を沸かしてゆでる事10分程でうどんの完成です。
水にさらしておつゆに付けて食べます。
埼玉南部のつけ汁の代表は豚肉でだしを取ったもの。昆布やカツオは基本的には使いません。後は味の素をちょこっと入れて出来上がり。

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こうして2014年の大晦日は平和に、かつ美味しく暮れていったのでありました。
みなさま、良いお年を!そして来年もよろしくお願いいたします。

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