X'mas Dinner Concert @Calm Terrace 恵比寿
昨日のランチに続いて今度はディナー・コンサートです。
なんだか、充実しているぞ!
コンサートといってもいつものジャズではなくてクラッシックなんです。
テノール歌手のオカダナオキさんという方とソプラノ歌手のゴトーマミさん、ピアノのマエダアキコさんの三人によるクリスマスコンサート。
場所は恵比寿の東口から3分くらいのところにあるCalm terrace(英語読みだとコーム・テラスなんですけどカーム・テラスと表記されていました)というお洒落なレストラン。
なんでジャズじゃないの?という疑問もおありかと思いますが、たまたま知り合いのMちゃんが「今夜のディナー・コンサートに行く人この指とまれ」って言っていたのに乗っかっただけなんです。
実はワタクシはクラッシクも高校生のころ、パイオニアのシステムコンポを買ってもらった時に、音楽をかたっぱしから聞いたのをきっかけに好みのクラッシック音楽を発見して以来けっこう好きになり家では良く聴いているんですよ。
今でも、朝一はバロック、主にバッハって決めてインターネット・ラジオで聞いているんですよ。夕飯時もNHKのFMで良くクラッシックを聴いています。
一番好きなのはドビュッシーですね。
そんな訳でナマのクラッシックもたまにはいいな、と出かけて行ったという訳です。
お店に入るともうすでにほとんどの席が埋まっていました。
ステージ、といってもマイクがある訳じゃないし、電気ピアノと譜面台が置いてあるだけのスペースなんですけど、その正面の二列目という食事しながら音楽を楽しむにはいいポジション。
Mちゃんのお友達ソプラノのマミさんのファンクラブ会長さんH氏とご挨拶を交わし、
ワタクシもMちゃんのファンクラブ会長を勝手に自認している身なので妙に親近感を沸かせつつ名刺交換などしました。
席につき早速ビールを注文し、乾杯して食事を楽しみながらMちゃんと少し気取って格調高いお話をしていると、お料理が出てきました。
前菜にパテとも一つ、忘れちゃった。美味しかったのは覚えていますよ。
続いて出てきたのはスパゲティをお肉、こちらも美味しくいただきながら旅の話などしてやっとこさ格調を維持しつつ待っていると本日の主役三人が登場してきました。
黒の衣装のピアノのマエダさん、紫のドレスが素敵なソプラノのマミさん、恰幅のいいテノールのオカダさん。
カタカナでお名前を表記しているのは、パンフレットがローマ字表記だったので正しい漢字が分からないためで、誤った文字を当てては失礼なのでカタカナ表記になっています。
さてコンサートの方は、クリスマスという事で「赤鼻のトナカイ」「ママがサンタにキスをした」などのクリスマスソングでスタート。
歌のお二人の声のなんときれいな事!
日頃はハスキー系のジャズの方々を聴く事が多いので、滑らかなテノール、ソプラノの声に一発で魅了されちゃいましたよ。
割となんにでも簡単に感動してしまうんですねワタクシは。
ソプラノのマミさんは昔NHK教育の「お母さんといっしょ」に出ていた神崎ゆうこさんの声をもっとクリアにして声量を上げたような感じ。わかるかなあ?わかんねえだろうなあ・・・とにかく澄んでいて迫力もある本物のソプラノの方なんだなあって思いましたよ。
続いては三曲「O HOLY NIGHT」「THE CHRISTMAS SONG」「WINTER WONDERLAND」クリスマスソングというと自ずとヨーロッパの宗教モノかアメリカのポップスモノになってくるのでジャズぽい曲も歌われ楽しめました。
ここで、テノールのオカダさんの進行で出演の三人からそれぞれ一品ずつ観客へクリスマスプレゼントがあり、くじ引きをする事になりました。
お一方ずつのプレゼントの中身を紹介しつつプレゼントを送る本人がくじを引いて行きます。一人目はピアノのマエダさんから、二つ隣のテーブルの方にあたって拍手をぱちぱち。二人目はソプラノのマミさんからかわいい汽車の置物にお菓子の入ったもの。
これのくじ箱にマミさんが手を入れてくじを手探りした瞬間、ピピピって来たんですよ。自分に当たるって!
この夏も町内の盆踊り大会のくじ引きで同じ感覚でスイカが当たった実績があるのでこれは来るぞ!と思いながらも、このプレゼントはワタクシには似合わないなあなどと捕らぬ狸の皮算用をしつつ私の手元のナンバー9番の紙を見ていたらマミさんが番号を読み上げました。
すると、勘は当たって「9番です」っていうマミさんの声。思わずやったー!と思うと同時にこのプレゼントやっぱりワタクシ向きじゃあ無いって思いましたよ。
前に出てプレゼントを受け取り握手をしていただきつつも、会場のみなさんが「あんな素敵なプレゼント、あんなおっさんに当たっちゃって」と言う雰囲気ががんがん伝わってきましたね。まあ、誘ってくれたMちゃんに上げればいいかなって思いながらありがたくいただきました。
そして、次はテノール・オカダさんのプレゼント。中身はボジョレー・ヌーボー。こっちが当たれば良かったのに〜って贅沢な事考えながらオカダさんがくじを引くのを見ていたらまたまた来ました!ピピピって!隣のMちゃんにむかって「当たるよ」って小声で告げて、もったいぶって当たり番号を読み上げようとしているオカダさんに注目していたら、な〜んと!「8番です」ってMちゃんの番号をコール!
周りのテーブルからは羨望のまなざしで「あのテーブル何か憑いてる」って言う声まで聴こえてきました。一番ビックリしたのはワタクシですよ。二度ともピピピって来て予言しちゃったんですから!
そんな、素敵な嬉しいハプニングが有ってすっかり気分はクリスマス気分になって、その先の歌も堪能しました。
オリジナルを含めたクリスマス・ソングを数曲歌って最後の締めは「聖しこの夜」。
二人のハーモニーは美しくうっとりしちゃいましたね。
日頃は「クリスマスなんてよう、おやじには関係ねえよ!」なんて思っているくせに「クリスマスは素敵じゃあないか!」って思いましたね。
こんな気持ちになったのは何十年振りだろう。
アンコールではお三方の本業であるクラシックの歌をご披露していただきましたが、これが良かった!
やはり餅は餅屋といいますか、気合いの入り方が違うのか?迫力、華麗、優美、そんな言葉が次々と飛び出してくる素晴らしさ。
拍手喝采でコンサートは終わって行ったのでありました。
コンサート後はMちゃんのお友達でもあるソプラノのマミちゃんをあらためて紹介していただき、ファンクラブ会長のH氏に記念の写真なども撮っていただき、とてもハッピーな夜になったのでした。
なんだか今週は中華ランチ→イタリアン・ランチ→コンサート・ディナーとすごい事になっているじゃあ有りませんか。
それに今夜は100人規模での大忘年会が横浜のホテルであるし。
ということで、皆さんもハッピー・クリスマスにしてくださいね。
色々事情が有ってハッピーでない方も前向きに行きましょうよ。次はきっといい事がありますよ。
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