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2015年1月30日 (金)

誕生日はスキヤキ・パーティ@サンライズ 冬の玄界灘 その6

嵐の玄界灘から無事に壱岐にたどり着いたワタクシ達一行は港近くの旅館に直行し、素早く風呂に入り体を温め我が身の無事を実感し幸せな気持ちになっていくのでした。

程なくして、夕食の用意ができたというので宴会場のような個室に移動。なんとそこにはスキヤキのお鍋がセットされているじゃあありませんか!

昨晩の夕食はサメの酢味噌和えで物議を交わしましたが、すき焼きで文句を言うヒトは誰もいない。一同テンションが一気に上がります。長テーブルに大鍋二つが置かれワタクシの座った席では船長が鍋奉行に。

とりあえず、「誕生日なんだからこれ持って ! 」って肉を持ったお皿を持たされてハイポーズ!

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どうです、この牛肉の迫力!霜降り具合もたまりません!
このお肉は壱岐牛という地元の牛のお肉です。
壱岐牛というブランドは知らなかった。旅はしてみるものですね。自分の知らなかったものにこうして出会うことができますから。

写真を撮ったら早速お奉行様のお出ましです。
手際よく、かつ大胆にお肉を焼いて野菜を鷲掴みでお鍋に打ち込み・・・
どんどんすき焼きができていく。

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一通り具を仕込んだところで火が通るのを待ちながら乾杯!
ノリのいい旅館の仲居さんにシャッターを切っていただいたら、船長のカメラが連写モードになっていて、仲居さんがシャッターを押した瞬間に、「バシ、バシ、バシ、バシ、バシ、バシ!」ってあっという間に6~7枚写真が撮れちゃって、仲居さんは何事が起きたのかわからずキョトンとしていました。

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乾杯の後は、お料理にかぶりつきます。
スキヤキだけじゃなくてお刺身も美味しかった。
遠征に行くようになって、魚屋や寿司屋で食べるお魚を美味しいと感じることが少なくなってしまったフシアワセなワタクシにも、ここのお刺身は美味しかったですよ。
新鮮で甘み、コクがあって。

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話題は釣りの話にとどまらず、やむしろ釣り以外の話題の方が盛り上がりましたね。
男9人集まって釣り以外の話となればだいたい中身はしれているというもの。
酔いが回ってくると、次々とすごい話が飛び出してくる。世の中色々あるんだなあ。
まだまだ、知らないことが沢山ある。知らなくてもいいことも沢山ある。(笑)

この日はあまり釣れなかったけれど、嵐の中から無事に宿にたどり着くことのできた安堵感からか、皆さん妙にテンションが高かったようで妙な盛り上がりでしたよ。

スキヤキ鍋が綺麗に片付いたところでY店長が部屋の外に出て行ったと思ったら、ケーキを手に戻っていらっしゃった。

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たぶん5号くらいあるイチゴのショート・ケーキには小さなシュークリームが飾られ、ミッキー型のローソクが二つ。チョコレートのプレートには「HAPPY BIRTHDAY えのちゃん」の文字。

そうなんです。この日誕生日だったワタクシのために、わざわざケーキを用意してくれたんです。しかもこの日は壱岐に行くのを決断したのはたしかお昼ごろだったと思うので、それからこの島の中でこのような立派なケーキを手配してくださったY店長及び旅館の方々にも感謝。店長はただの悪魔の予言者ではなかった、幸せを運ぶ天使でもありました。

一同に「ハッピー・バースデー」の歌を合唱していただきローソクの火を吹き消して感無量!・・・とおもったら、もう一人の仕掛け人船長が居ないじゃあありませんか。
どうやらお仕事の電話を廊下でしていたようなので、戻ったところで再度全員で「ハッピー・バースデー」の大合唱!

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家族以外にこんなにお祝いしてもらったことはそうないので実に嬉しい。
バースデイ・フィッシュが釣れなかった事などどこかに吹き飛んでしまい、とても幸せな気持ちになれたのでした。
ワタクシはこのくらいのケーキなら一人で食べられちゃうくらい甘いものが大好きなので、甘いの苦手!という方から切り分けたケーキをいただき3切れも食べられてさらに幸せ!!!
このケーキ、正直言って沖の島のケーキ屋さんのモノだからタイシタコトナイだろって思って食べたら、これがなかなか美味しい。甘すぎなくバターの味が程よく感じられる濃厚クリームにキメの細かいふんわりスポンジ。地元横浜でもこのスポンジを作れるところはそうないですよ。

兎にも角にも、人生においてこのような嬉しい誕生日を祝ってくださった皆さんに大感謝!「ハッピー・バースデー」の歌をお大声で二回も歌ってくださり、ありがとうございました。心に残る深い思い出が出来ました。生きてて良かった!

釣り師一同のみなさんも「ハッピー・バースデー」の歌を二回も歌うことなんてそうなかったのでは? そういう意味ではお互い貴重な経験となったのでは?

こうして、壱岐の夜は甘いケーキを頬張りながら、あま〜く怪しい話題を熱く語るオヤジたちの熱気で燃え上がって行ったのでありました。


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