アラスカでキングサーモン・フィッシング・・・に行きたい 続編
アラスカのキングサーモン、続編です。
昨日、本ブログの更新後もアラスカキングへの迷いは消えずモヤモヤとしておりました。
実は、5月と6月にも釣り遠征が既に決まっており、これに7月のアラスカが加わると3ヶ月連チャン、経済的にも精神的にも周囲との軋轢的にも厳しいものがあるのではないかというのが一つの大きな壁になっているのでした。
一人で悩んでいてもラチがあかないと感じた私はソルトウォーター・プロ・ショップ、Ebb&Flowに出かけて行きました。連チャンツアーの仕掛け人であり釣りのプロのご意見を聞きたかったのです。
ラーメン屋の二階にある(ついこの間まではコンビニの二階だった)お店に入るなり、アラスカにキング釣りに行こうと思うんですが、竿とかウェーダーとか取り寄せられますか?と行く気満々の姿勢で切り出しました。
Y店長は「取り寄せられますよ」と返事をしながらもなんとなく浮かない表情。
じつは、とこれまでの経緯を一通り話して、ワールドシャウラ2833も取り寄せられます?なあんて聞いたらできるけれど、あの竿はグリップが短いからリップルあたりでもいい竿がありますよ、なんて実に頼りになる的確なアドバイスをしてくださるじゃあありませんか !
Y店長から見たらワタクシの目の輝きが普段にも増して異常だと感じていたに違いありません。「キングは当たり外れが大きいんですよ」と一言。
このことは、このお店に初めて来た時にも話していたので、キングの遡上のタイミングに釣りを合わせる難しさは散々聞いており、本日のワタクシはそれに動じることなく「スプーンなんかも取り寄せられますか?」とさらに続ける。
このように一通りやる気を見せておいた上で、実はちょっと迷っているという話を切り出しました。
店長は商売柄たくさんのキング釣り師も知っており、これまで色々話を聞いてきたことから総合すると、キングは一回で結果を出すのは難しいということ、行ってきて「よかった!」という話をあまり聞かないことなどを諭すように聞かせてくれました。
目が異常になっている私は「釣れなくてもアラスカというところに一度行ってみたい。開高さんと同じ地に立って釣りをしてみたい」というようなロマン主義的意見を一通り展開した上で、どうしようかなあ?って投げかけました。
すると店長の「いつまでに決めなくちゃならないんですか?」いう具体的な質問をされたので「来週初めのサンライズ遠征前までには」と答えたら、「そんなに急がなくても大丈夫ですよ。そういうツアーは簡単には埋まりませんから」とおっしゃる。
なるほど !と少し目の前が開けて明るく成りかけたところに「2月のコモド島から帰ってから決めても遅くないんじゃあないんですか?」と畳みかけられました。
実は、内緒にしてたんですが、ワタクシ2月にはインドネシアのコモド島周辺にGT釣りに行くことが決まっているんですよ。すみません、遊んでばかりで。
話を戻すと、この一言で目の前が明るく大きく開けた気がしました。
確かに、コモド島でGTを釣ったら自分の釣り観が変わるかもしれないじゃありませんんか、その時なってにアラスカは止めておくんだった、なんて後悔する可能性だってありうる話です。
そう思えるようになったら気持ちが一気に楽になって、アラスカは先送り、それでダメなら来年行けばいい。と思えるようになったんです。
気持ちの整理がつきスッキリしたワタクシは、店長にコンサルのお礼を言い足取りも軽やかになってお店を出たのでありました。
ということで、アラスカでキングサーモン釣りについてはちょっとお休み。結論先送りであります。少し気持ちに余裕を持って進めていくことにしました。
期待していた方には申し訳ございませんが、とりあえず来週、サンライズ号の玄界灘で3日間、マグロ、ヒラマサ、ブリ、カンパチあたりを狙ってきますので、その報告でご勘弁を・・・。
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