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2015年2月 1日 (日)

やっと釣れたヒラマサ@サンライズ 冬の玄界灘 その8

デカブリを逃した屈辱から立ち直りつつあるワタクシの乗るサンライズ号は、玄界灘の七里が瀬という海のど真ん中の浅瀬を魚の群れを求めて移動を繰り返しました。
海は時間が経つにつれ波は静かになり、気がつくと青空が広がっていました。

時計は9時を回っており、幾度かの移動を繰り返したポイントで根魚王Kさんにヒット!竿の引きから見ると狙い通りの根魚のようです。
船中久々のヒットに一同の注目が集まる中上がってきたのは高級魚のアコウ(キジハタ)。
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この魚は煮魚、酒蒸しなどにすると大変美味しい。特に中華料理では酒蒸しが高級料理で、このサイズの一匹を酒蒸しで注文したら一万円はくだらないでしょう。

数年前、上海万博を見に上海を訪問したワタクシは上海在住の中国人の友人に夕食に招待された際、生きた魚が店先に並んでいて、その中から食べたいものを選んで料理してもらうレストランに行きました。まだ生きている魚たちを見ながら「何が食べたい?」と聞かれたワタクシが、迷わず「キジハタの清蒸(酒蒸し)」と答えたところ、友人はちょっと困惑した表情をした後、「今は上海蟹が美味しいからカニにしよう」とこちらも決して安価ではない上海蟹をたらふく食べさせてくれたことがあります。そのくらい上海でもキジハタの酒蒸しは高級な料理なんだと実感した記憶があります。
話はそれますが、この清蒸という料理、白身の魚にはとてもよく合い、あのブラックバスも臭みのある表皮を鱗をすいて処理した後にこの料理で食べると、上品かつ食感、味ともに素晴らしいということを作家の故開高健先生が「オーパ」の中で書いていたように記憶しています。

さて七里が瀬の釣りに話を戻しましょう。
根魚王がアコウを釣ったポイントから小移動した水深60mの場所で、今度はジギングをしていた悪魔の予言者Y店長にヒット!

自分に掛かった魚をどう予言したのかを聞くまでもなくこれはヒラマサの引きです。
難なく上がってきたのは良型のヒラマサでした。

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店長のヒラマサを見て、ワタクシの脳裏には焦りとやる気が交差しました。
またまた、みんながヒラマサを釣り上げて自分だけブリなのか? いや、今回は己の得意技だったブリをバラしてしまいすでに持ち札がない。こうなったら意地でも初ヒラマサを釣るしかないじゃないか!と。

スキルガンマ280g(ジグの名前)をしゃくりあげる右腕は、釣り三日目ということもありすでにかなり疲弊しており、海底までジグを落として巻き上げる回数も初めは30~40しゃくり、およそ40~50mだったのが、30しゃくりあたりからリズムが乱れてしまいうまくしゃくれ無くなってしまうようになってしまいました。

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                                      スキルガンマ280g (針の付いていない状態)

そこで、省エネを兼ねて船長の指示する魚の居る層だけを無駄なくしゃくろうと、船長のアナウンスする指示棚に集中します。

「底から30mくらいに反応があるよ」という船長の声に落としきってから約25~30回程度しゃくって行きます。
私のリールだと一しゃくりが1mちょっと、10m巻くのに8しゃくりくらいなので、数を数えながらしゃくって行きました。
20しゃくりを超えもうそろそろ次のしゃくりに変えるためジグを落とそうかなと思った瞬間、ドン!というアタリとともに竿が絞り噛まれました。

今度は逃さないぞ!と慎重に糸を巻きます。食ってきたのが比較的上の方だったのと、魚もさほど大きくないので根ズレ(海底に障害物に糸が擦れて切れること)の心配もなさそうです。
船長がタモ(網)を持って駆け寄り、「ヒラマサだよ」と声をかけてくれました。
今度こそは!と思いつつも魚の姿を見るまでは信用できないワタクシはとにかく丁寧に、慎重に糸を巻き続けました。

上がってきたのは、船長の予告通りのヒラマサでした。
タモですくってもらうと思わず船長と握手。船長も私の初ヒラマサだということを知っていたのです。

船の前でみんなで写真を撮ろうよ、という船長の提案に一同竿を置き船首のデッキに集まってくださいました。
喜びの人生初ヒラマサ!1日遅れのバースデイ・フィッシュをみんなに祝っていただき感謝感激です!

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昨年4月に能登輪島への弾丸ブリツアーで始まったワタクシの本格ソルト人生ですが、その中でも特別な意味を持っていたヒラマサという魚をやっと手にすることができた、それだけでも大変嬉しいことなのに、このように釣り師一同に、しかも釣りバカ達が釣りを中断してまで一緒に写真に写ってくれて(一名様ほど竿を握っておりますが、笑)祝福されるとは夢にも思っておらず、これもまた人生の一ページに残る素敵な思い出となったのでした。

こうして、今回「とにかくヒラマサが釣りたい」と言っていたワタクシの夢は、最終日になりようやく実現したのでした。


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