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2015年2月27日 (金)

コモド島GTツアー その5@ヒット連発!

9時過ぎにワタクシがカスミアジを釣った後、船は移動を繰り返しながら小島の崖っぷちや島と島の間の海流の激しいところなどを狙ってはキャストを繰り返しましたが、時々バイトはあるもののヒットには至りませんでした。

コモド島周辺の地形は大小様々な島が無数に点在しており、その形もなだらかな優しいシルエットのものから、100m以上の崖から海に一気に落ちる断崖絶壁の猛々しいものまで様々です。島々の距離も様々で数10メートルしか隙間の無いところから広く開けたところまであらゆる種類の形状が存在しているように感じる複雑な地形です。

海から上に飛び出している地形がそうであれば、自ずと海中の地形も複雑になっており、浅いところではジン・クリアといえるほど透明な水を通して白いサンゴの海底が船の下を走っていくのが見えたかと思うと、突然漆黒の闇のように真っ黒になり、その深さを想像することすらできないというほど激しく変化していきます。

そして、その複雑な地形の隙間を流れる潮もまた複雑かつ強力。
川のように流れているところもあれば、鳴門の渦ののように渦を巻いてルアーを吸い込む、海面が盛り上がるように海水が下から上に向かって流れる場所、鏡のように静かなところ、さらに潮の満ち引きで起こる潮波という波が立ち起こっている場所もありこれらの流れが複雑にぶつかりあうところにGTが潜んでいるようです。

船長はこの複雑な流れを読みながら、岬や海中に張り出した根、一見何もないかのような広い海の下の複雑な地形などの周辺のGTの回遊してきそうなところを流します。

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幾つかのポイントを小移動したのち船はスピードを上げて大きく移動し始めました。
500馬力のエンジンが静かに唸り声を上げて船は早い潮の流れも物ともせずに走り抜きます。
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20分ほど走ったでしょうか時計が10時半を回った頃、エンジン音が急に下がりキャビンから出てみると目の前には大き目の島がありました。
その岸壁にはいい潮の流れが当たり絶好の釣りポイントを作っていました。

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船はゆっくりと静かにその岸壁に忍び寄るように近づくと船長の「右です」の声。
一同、一斉にルアーをキャストします。
船は流れに乗り、徐々に岸壁に近づいて行きルアーが岸壁と波の砕け散る境目あたりまで投げられる絶好の距離になったその時。

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船尾の方でヒット!の声。
またまたNさんにヒットしたようです。
しばしのファイトの後上がったGTのサイズは先程より一回り大きいものでした。

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ファイトの後、船は同じポイントを流しなおしました。
ワタクシは少々疲れていたので船尾で一休みしていると、それまで写真を撮っていたY店長が、それでは私も少し投げましょうか、と船首方面に行き、船が流し始めます。
すると船長の合図とともにY店長の投げた一投目にヒット!

ワタクシはY店長のカメラをキャビンから取り出しミヨシでファイトする店長の所に駆けつけると、竿は大きくしなり、これまでのNさんのファイトとは少々様子が違うようです。
時々ドラグが鳴り竿は絞り込まれ糸が出て行きます。全身を使って竿を起こし糸を巻いてゆくのですが、やっと巻いた分の糸がドラグの音とともにまた出てゆくというのを何度か繰り返します。

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釣り人一同どんな大物が上がってくるのか、ワクワクしながらその様子を眺めます。
5分ほどのファイトの後、上がってきたGTは20kgくらいは有りそうな良型でした。

さすがプロの釣り師、ここぞという場所は絶対に逃しません。

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「あそこは投げればどんなルアーでも出そうな場所でしたよ。居るところには必ずいますね。」と余裕の店長。
「GTはバスと同じですよ。ここ!という場所にキャストが決まれば釣れます。」と簡単におっしゃる。
確かにおっしゃる意味はバス歴も長かったワタクシにはよくわかるんですが、肝心のキャストがままならない。

このポイントはその先もまだまだ美味しそうな場所が次々と現れるポイントだったので一同店長に続けとキャスティングを再開。

すると数投目でミヨシのお二人NさんとHさんに立て続けにヒットしました。ダブルヒットです。

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はるばるコモド島まで来たんだからこうでなくっちゃ!
二人の竿は仲良く大きくしなり魚はいいファイトをしてくれます。

とりわけHさんの魚は引き込みが強く、船長はゆっくりと船を深いところに移動させて、魚がそこの根に逃げ込まないようにアシストします。
安全な水深のところまで行けば後はじっくり魚とのファイトです。ここまでくればもう焦ることは何もなく、お魚ちゃんとの力比べになります。
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先に上がってきたのはNさんの魚、ファイトは良かったのですが上がってきたのはGTではなく赤いバラフエダイというお魚。GT釣りにはよく登場する魚だそうです。
その歯は、というより牙は鋭くまるでワニか何かのよう。噛まれたら大怪我をするので用心しながら記念撮影。

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さらにファイトすること数分、Hさんの上げたGTはY店長のものよりさらに一回り、いやふた周りくらい大きく、黒く輝く太い魚体に圧倒させられてしまうのでした。

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こんなのを釣りたいなあ、いや、こんなのじゃなくてもいいからGT釣りたい。
他人の釣りを見にはるばる日本から二日もかけてやってきたんじゃないんですから、こういういい場所でなんとかしないと、後で泣きを見ることになりそう、とワタクシの少々気持ちは焦り始めます。

GTは群れで泳いでいる魚なのでまだこのポイント周辺には居そうです。
船長はファイト中に上手く静かにポイントから離れ、場所を荒らさずに再び船を大きく回してポイントの頭から入り直してくれました。

鳴門のうず潮のごとく大きな渦を作り流れる潮の中にルアーを投げては引きます。
岸壁の近くではできるだけ岸壁ぎりぎりに、水の透明度は素晴らしく高いので海中にある沈み根がはっきり見えるので、根と潮の絡むいい場所に狙いをつけながらルアーを投げてはその上を通します。

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この大場所でまだ型を見ていないワタクシとAさんに船首のいい釣り座を優先してくださったので、こちらだって釣らないわけにはいかないんです。

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足元に渦巻く潮に引き込まれそうな気分になりながらも、恐怖に勝る釣り師根性でひたすらルアーを投げ倒します。
一度目の前で釣る場所を見せられているので、狙う場所は分かっているんですが、思うように狙ったところにルアーがピシッと入ってくれない歯がゆさ。
「ああ、来る前に相模川でキャストの練習をしてくるんだった」なんて後悔してももう遅いんです。
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岬の先端に沈む根の先まで流しきったところでノーバイト。
どうやらお魚ちゃんたちは早々に移動してしまったようです。

船長の「ランチ・タイム」の声とともに午前の釣りは終了。
残念ながら午前中は何度かのバイトとカスミアジ一匹だけでGTの顔を見ることはできませんでした。
すこし気分転換をと、用意されたチャーハンと焼きそばの中から好きな方を選んで食べました。

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アウト・ドアで食べるご飯というのは総じて美味しいものです。
この日のお昼ご飯は、昨晩夕食に行ったレストランに作ってもらたものと聞いていたので、迷わず昨夜美味しかった焼きそばを選んで食べたものの、釣れなかった精神的ショックからか、焼きそばは味気なく感じられたのでした。
このままでは終われない、もう半日たってしまった、いやまだ始まったばかり 。
様々な思い、複雑な感情の中モソモソと焼きそばに食らいつき、午後の釣りへと期待を
膨らませるのでありました。



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