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2015年2月28日 (土)

コモド島GTツアー その6@人生初GT

洋上でのランチタイムが終わり再び釣りの開始です。
次なるポイントに向かい船は走り始めました。

午後に入り陽もてっぺんに上がり、突き刺すような日差しは衣服を通して照りつけてくるような感覚です。

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Hさんの釣った大物GTを見せつけられてしまったワタクシ。
それに対して、バイトを逃してばかりの自分は果たしてGTが釣れるんだろうか?と少々心もとない気持ちになりつつありました。

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そんな私を察してかY店長の「まだまだチャンスはこれからです」という励ましに、そうそう、まだまだ、これからと自分に言い聞かせ、次は何を投げてみようかな?
などと移動する船の上で策を練ったのでありました。

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午後2時を回ったころ、船は小さな磯周りの流れの複雑に絡まる場所を流していました。小さな岩礁帯に波が打ち付けるキワを狙ってキャストをします。魚は沖から岩礁に向かって餌を追い詰めるためにこういうところをウロウロしているそうです。

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岩礁帯の左手から左に向かい船はゆっくりと動きながらポイントを進行方向に向けてキャストをしていきます。

流し始めて数投後、船尾でキャストしていたHさんにヒット!
またしても大物か?!

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手慣れたやり取りののち上がってきたのは先ほどではないものの、いいサイズ。
ワタクシも早くこんなのを釣り上げたい。

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船は同じポイントを方向を変えて回り込み攻めます。
ミヨシに立つ順番が回ってきたワタクシは船前方をめがけてポッパーをキャスト。
「今は魚の活性が上がっているのでポッパーの方が良い」というHさんのアドバイスに従い、カーペンターというメーカーのシー・フロッグというポッパーを投げました。

このシー・フロッグというルアーは大変な人気ルアーで、生産が追いつかず手に入れるのには何ヶ月も待たなければならないシロモノなんです。

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ワタクシがこれを手にしているのは、このツアーの準備段階でプロ・ショップEbb&Flowにルアーを買いに行った際、昨年の輪島と今年1月のサンライズでご一緒した岐阜のMさんが予約発注し入荷したものを、Mさんが今年はGT釣行の予定がないのでワタクシに譲ってあげてとおっしゃってくださった、とのことで店長から勧められ購入することができた大変ラッキーな経緯があってのことなんです。

Mさんの温かい気持ちも込めて、ここでこのポッパーを使ってGTを釣ることができたら最高じゃないですか。それにこのポッパー、名品ということもあり投げやすいしアクションがいいし、いい音が出て釣れそうな雰囲気満々。

船が岩礁を右に通り過ぎさらに右に回り込んだところで、別な方向から来た潮の流れがぶつかり複雑な流れを生み出しています。
こういうところは絶好のポイントであることは、これまで釣れた数匹を見ても明らかでした。
いつでてもおかしくない雰囲気の中、一投一投に集中し、GTにいつ襲いかかられてもいいように身も心も引き締めてかかります。

数投目!潮の流れと流れがぶつかってヨレて水面が盛り上がるように見えるところをルアーが通過した瞬間!
ルアーに水柱が立ったと同時に手元にググンッ!という強い引き。
先ほどのカスミアジとは明らかに違うその手応えにすぐにGTであると確信しました。
一瞬ググッと走ったものの魚はすぐに引き寄せ始められその大きさが大したことがないことが理解できましたがそれでも魚は水中からなかなか姿を現しません。

いつも、ここで慌ててしまい竿をギンバル(ファイティングベルト)にセットしようとした瞬間に糸が緩みバラす、ということが何度かあったので、ここは慎重にまずは竿を手持ちで十分にファイトして、魚の針がかりを十分に確かめた後でギンバルにセットすれば良いと思った瞬間!ズルッ、っといやな感触が手元に伝わってきました。

一瞬外れたか?!と思いましたが魚の重みはまだ伝わり竿はしなっている。三本針の一本がどうやら外れたようです。残りは何本刺さっているのか?
竿先から一直線に水中に突き刺さるように張り詰める糸を見ながら慎重に糸を巻きます。

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初GTヒットに喜びが込み上げて、ファイトしながら思わず「やったー!岐阜のMさん、ありがとう」と叫びます。

ほんの2分ほどのファイトで上がってきたのは、小型ながらもまぎれもないGTでした。後ろからY店長の「ゆっくりでいいですよ」というアドバイスに頷きながら糸を巻き上げ魚体が見えてくると「一本しかかかっていない!、気をつけて!」という店長の声が飛び、油断しかけた気持ちを引き締め直します。やはりさっきの「ズルッ!」で外れていたんだ。

乗船クルーの若者が網をを出してくれると「早く網に入ってくれ!」と、そこに魚が収まるまでの数秒がとても長く感じられます。ひやひやしながら糸を緩めないよう気を使いながら魚が網に入った瞬間、それまでの緊張から全身が解き放たれて一気に解放されます。
思わず「やったーっ!人生初GT !」とガッツポーズをとると皆さんから「イェーイ、おめでとうございます」と祝福の声が飛びます。

コモドの大海原に育ったこのGTとの偶然の出会い、魚にとってはありがたくない出会いでしょうが私にとっては生涯忘れることのできない出会いなのです。
銀色に輝く魚体、ピンと伸びたヒレは美しく見とれてしまったのでありました。

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船の後ろに回り込み写真をとっていただき即リリース。海に消えていくGTに向かって自然に「Thank you」という言葉が出ました。
リリース後、みなさん一人一人に拳と拳でタッチしながら祝福を受け、幸福感に浸ります。
遠く日本から二日もかけてここまでやってきた甲斐があった。
小さくてもワタクシにとっては人生初のGT、大きな一匹なのです。

嬉しさのあまり、船長や乗り合いのスタッフにも「人生初フィッシュだよ」と声をかけてしばし、船尾で釣りする手を休め余韻に浸ったのでありました。
目を閉じて魚のヒットした瞬間、手応え、やりとり、夢中で行ったその一部始終を反芻して心に焼き付けようとしました。

そして、良いポイントに船を流してくれた船長、仕掛けの作り方、ルアーの選び方、ポイントへのキャストの仕方、釣り座の譲り合い、網でキャッチしてくれたスタッフ、岐阜のMさんなどすべてをサポートしてくださった同行の皆さんに感謝したのでありました。

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さて、時間は午後2時半過ぎ、5時半の帰港までまだまだ釣りの時間はあります。
さらに次なる大物を狙おうと気持ちを切り替えて行ったのでありました。


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