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2015年2月 9日 (月)

苦行も楽し @美喜丸 腰越港

久しぶりに地元相模湾でのライト・ ジギングです。
この日は、プロショップ・Ebb&Flowさんに出入りする釣り仲間PZ3さんが企画、そこに店長も加わって合計8名で仕立て船での釣行にたりました。
乗る船は江ノ島の腰越港にある第一美喜丸さん。

当日、天気予報は午後から前線の通過で雨、というあまり良い予報ではなかった、しかも極寒期の2月初旬ですから、十分な寒さ対策は必須です。

前回の1月のサンライズさんでも1日雨に降られて冷たい思いをしたので、その時同様ノース・フェイスのマウンテンジャケットをがっちり着込んで行く予定でした。

ところが、当日朝4時に起きて家の外に出てみると暖かい、天気予報では午前中は北風が吹くものの午後からは南風に変わると出ていたので、これはひょっとすると着込み過ぎかもしれないな、とマウンテンジャケットをやめて二軍の冬山用アウターに変えて出かけることになりました。

午前6時、腰越港着。
駐車場の一番奥付近に止まっている美喜丸さん前に車を運び、薄暗い中早速釣りの支度を始めます。
本日のメンバーは愛称PZ3さん、同KHKさん(どちらも日本人です)、Hさん、Nさん、Y店長に二人のWさんにワタクシの8名。
狙う魚は、やってみないと分からないという状況。

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                                               第一美喜丸に一同足取りも軽く乗船

実は、前日午前中、何が釣れるのか下見がてら船長がわざわざ 船を出してくれて、Y店長とPZ3さんで試し釣りをやったところ、短い時間ながらホウボウが上がったのとサワラらしき魚でラインブレイクという釣果だったとか。

ということで、狙いは時期的にホウボウあたりがメインで場所によってはサワラあたりとうことになりました。

使用するジグは80g前後のメタル・ジグです。
今回はY店長が開発に関わったツチノコことプロセレ・ゴビアス・アンセスター80gの初期ロットができたということで、あの、五島列島で爆釣したツチノコが使えると一同胸を躍らせとりあえず竿一本にはこれを結んでの挑戦となりました。

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                                   プロセレ・アンチョビット(上)ゴビアス・アンセスター(下)

午前7時過ぎ出港!

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先ほどまで暖かった空気が急に冷えこんでくるんのを感じつつ船は沖へ。
海は凪、日も差しておりまあまあの天候、あとはこのままのお天気が持ってくれればとう状況です。

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船はゆっくり港を出て少し走ったところでエンジンの音が下がりポイント到着。
目の前には江ノ島の東側の岩壁が見える推進20数メートルの浅場。

船長の合図で一同一斉と投入。
この朝一番の緊張感と期待感。何が来るかな?
ところがここでは当たりが出ず、すぐに移動。少し東寄りの沖に小移動した水深30メートルを攻めます。船長の水深を知らせる合図で一斉投入。

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プロセレ・ゴビアス・アンセスターには、実はこのジグをデザインなさったご本人であるWさんから直接のアドバイスでをいただき、リーダー側にアシスト・フック、お尻側にトレブルフックを使いました。こうすることでジグのフォール時の波動が良くなるとのことです。

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                                       ゴビアス・アンセスターのフックのセッティング

確かに水中に落としてみると大きく横にスライドしながら魅力的なフォールをしていくじゃあありませんか。しゃくりのポイントもフォールを意識してとのこと、ピッチのスピードは速く、遅く、ポーズを入れてなどとこの日のパターンを探っていきます。

移動後間もなくY店長にヒット。
上がってきたのは型の良いホウボウ。さすがにプロは仕事が早い。
ヒットで船内に活気がみなぎります。その直後、クン!とワタクシにも何やらアタリらしき反応がありやる気がフツフツと湧いてきます。

この場所ではヒットが続かず小移動を何度か繰り返し江の島からは少し離れた東側の水深30m。
ここでKHKさんにヒットです。
上がってきたのはこれまた型の良いホウボウ、40cmは軽くありそう。

いいなあ、ワシにも来ないかなあ、と横並びにいる二人のWさん、Y店長のしゃくり方など参考にしながらしゃくり続けます。
近寄ってきたY店長にベイト・リールの握り方を教えていただき、そういえばベイトタックルでのライト・ジギングは初めてかも、それにしてもバスをやっていたおよそ20年間、一体どうやってリールを持っていたんだ、と己のシロウト度に呆れたりもしながら
しゃくります。

何回目かの移動をした午前8時過ぎ。
落としたジグが海底に着いた瞬間、ぐんっ!というアタリとともにヒット!
きたー!やったー!と竿から伝わるお魚ちゃんの感触に喜び小躍りしながらリールを巻き巻きしていくと突然!ズルッという感触があったかと思うと竿はスーッと軽くなってしまいバラしてしまいました。一瞬ガックリくるも、前回サンライズで鍛えられたココロはそんなに簡単にはくじけません。

その様子を見ていたY店長に「もっとゆっくり巻いて」とアドバイスされたので自分では気付かなかってけれどよほどグリグリと慌てて巻いていたのだなあと反省。こうして、一つずつ覚えて行くしかないのです。

その後は、浅場30メートル前後を移動しながら流して行くものの、アタリらしきはあるもののなかなかお魚ちゃんは上がらず、どうやら食いが渋いようです。そんな中ワタクシのすぐ右隣で釣っていた二人のWさんの内もう一方の昨年夏1日にマグロ3匹という偉業をなしたマグロWさんのタイラバにヒット。上がったのはまたまたホウボウ、小型だったのでマグロWさんには納得が行かなかたようで即リリース。小型のものはこうやってリリースしたほうが資源確保につながるので良いことなんですけれどね。

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                                                      マグロWさんにヒット

そうこうしているうちに時計は早くも11時を回り、船長の深場をやってみましょうか、の一言で移動することに。船は沖に向かい走り始めます、ふと気づくと腕に水滴が・・・
どうやら天気予報通り雨が降ってきてしまったようです。
船が沖に向かい走り続ける中雨脚はどんどん強くなり、雨粒も大きく、本降りになってしまいました。これに追い打ちをかけるように北よりの冷たい風が吹き付け釣り人一同の体を冷やします。

20分ほど走り水深80メートルの深場に船が泊まった頃にはウエアはビショビショ。
グローブもぐしょ濡れで冷たさが手を凍らせます。
ここでは、水深があるので120gのジグに変更。
ワンピッチでしゃくります。釣れる雰囲気は十分、いつ魚が来てもいいように気持ちを入れて油断することなくしゃくる事およそ15分。船中アタリがないので小移動。
12時頃まで深場を攻めるも、アタリはなく、反比例するように雨は容赦なく降り続け我々釣り人を苦しめます。

この辺りで、ワタクシの二軍ウエアの限界が見え始め左腕のあたりに冷たいものを感じるようになってきました。どうやら水が侵入してしまった様子。こうなると自然に乾くことはなく、冷たさで体温が奪われていくので体が冷え始める。
ふとミヨシを見ると、一匹釣り上げて安心してしまったKHKさんなどは釣りをやめてビバークの体制に入っているじゃあありませんか。

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                                          ビバークするKHKさん、まだ息はあります

深場を見切った船長が再び浅場に戻る頃には、あたりは雨で霞みどちらが岸なのか、船がどこに向かって走っているのかも分からず、お願いだから港の方向に向かってちょうだい、と心の中で叫びながら冷たい雨に耐えるのでした。

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                                                 グローブを絞ると水が滴り

予報では午後からは南風に変わると出ていたので、これにかすかな望みをつないでいたのですが風は冷たく、強くなるばかり。
日頃の行いの悪さがとうとうでてしまったか、と反省したのはワタクシだけだったのでしょうか?しかし今更反省したってどうにもなりません。神様はちゃあんと見ているんです。一同等しく天罰が当たるなか浅場に到着。

まだ釣りするんだあ・・・と諦めつつも竿をしゃくり始めるとバイトが!
なんかアタッた!と叫んだ直後背向かいのもう一人のWさんにヒット!
どんな苦境にいてもこのヒット!で釣り人は不死鳥のように蘇るから不思議です。サッカーで後半40分を回り劣勢に立たされていたチームが1点取ったら突然別チームのように動きが良くなってしまう、あれと似ています。

船上に活気が鳥もどされた中、しかしWさん「なんか引かない、なんだろう???」と巻き上げてくるとルアーについていたのはなんと大きなマルイカ!
メタルジグでイカが釣れるのを初めて見ました。釣りはしているものです。何が起こるかわからないから面白い。直前にワタクシにアタッたのもマルイカだったのかも。

さらに船は小移動しポイントを探るも、濡れ鼠になった釣り師の中にはワタクシ同様冷い雨が染み込んで来てしまった方が続出、船が止まり船長の水深を告げる声に重い足取りで釣り座に向かいます。一同無口になり方を軽く丸めて竿をしゃくる姿は修行僧とも観音様とも見て取られ、さらに激しくなる雨に高野山や比叡山の荒行にも匹敵するのではないかというほどの厳しいものになってきました。

「一番年寄りが一番頑張ってる」と夜の帝王Hさん(エッチさんではなくエイチさん)が遠回しに「まだ釣りしているの、もうやめようよ」と声をかけてきた時にはワタクシもくじけそうになりました。
ところが、その後の流しでY店長と冷たすぎてビバークも耐えられなくなり釣りを再開したと思われるKHKさんにヒット!どちらも大型のホウボウ。魚の活性がにわかに上がった様子です。

私も最後の力を振り絞り竿をしゃくったのですが、残念ながらアタリはなく、ずぶ濡れになった一同の惨状に船長も危機感を感じたのかここで釣り終了。
安堵する空気が船上に溢れる中船は腰越漁港に向かって行ったのでありました。

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                                       帰港を告げられ安堵の空気が漂う釣り人一同

丘に上がってずぶ濡れのウエアを脱ぎ捨て、タオルで体を拭いて一息ついている一同の元に船長から暖かい缶コーヒーの差し入れがありやっと生きた心地がつき一安心。
この船長さんはポイントの探し方、流し方も丁寧でとても実直なお人柄を感じられて好感を持てました。またお世話になりたい船です。
美喜丸は仕立てでのルアー船を出しているそうで、今後は乗り合いも考えているとか。
詳しいことは美喜丸HPをご覧ください。

船長にお礼を言って一同幾つかの車に分乗し港を離れました。
帰りがけ国道沿いのラーメン店にて激辛ラーメンを食べて汗を流し、せっかく乾いた体を再びビショビショに濡らしつつ、本日の釣りを分析するY店長とルアー・デザイナーWさんのプロフェッショナルな会話に耳を傾け、アタリはあったものの乗り切らない状態だったことや共通したルアーの傷から何か歯の強い魚のバイトがあったらしいことなど、シロウトのワタクシには全く気づかなかったことをたくさん聞かせていただき、とても勉強になる釣りとなったのでありました。

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                                     激旨辛ラーメン4辛 完食 このあとスープも全部飲む

そういえば、GTの練習用にヘビー・タックルを一式船に持ち込んだのですが、リールのカバーを外すこともなく1日は終わってしまいました。

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                                   この時期の江ノ島には不釣り合いなヘビー・タックル

いざ、ジギングを始めたらそっちに夢中でGTなんてどうでもよくなってしまったようです。やはり目の前にあるものにバイトしてしまうのが釣り人の性のようで。

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コメント

日曜日は、寒い中一生懸命釣りして頂いて有難うございました!!大した事は、出来ませんでしたが、頑張りますので、又、宜しくお願いしますm(_ _)mこのブログは、吉田店長様が教えてくれました。突然で申し訳ありませんm(_ _)m失礼します!

第一美喜丸

船長、コメントありがとうございます。
こちらこそ冷たい雨の中お付き合いいただきありがとうございました。
渋い、冷たい、寒いの三重苦の中でしたが(笑)色々といい経験ができました。
次の釣りに役立つことがたくさんありました。
また、お邪魔させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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