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2015年3月26日 (木)

MOOVIN' ALONG/WES MONTGOMERY

釣り話から一転してジャズ・ネタです。
釣りファンの方ごめんなさい。でもイヤイヤでも読み続けていたらジャズ好きになれるかも?なれないか?

今回は御大ウェス・モンゴメリー先生です。
アルバムはムービン・アロングという比較的地味なアルバム。

Wes_moovin

MOOVIN' ALONG/WES MONTGOMERY

Personnel
Wes Montgomery   guitar,bass guitar
Sam Jones               bass
Louis Hayes             drums
James Clay              fl.t-sax
Victor Feldman       piano

曲目
MOOVIN' ALONG
TUNE UP
I DON'T STAND A GHOST OF
           A CHANCE WITH YOU
SANDU
BODY AND SOUL
SO DO IT !
SAYS YOU

なぜウェスの中でも比較的地味なこのアルバムなのか?と申しますと、最近大変なことに気づいてしまったのですよ。
賢明な読者の方にはすでに気づかれてしまったか?!

最初は何も知らずにこのアルバムを聴いていた。
この時期1960年頃のウェスの演奏にハズレはないので、軽快でかっこいいウェスサウンドに聞き惚れていたんです。ところが途中からウェスのギターの音がおかしいに気づいたんですよ。

なぜかこのアルバムの二曲目Tune Up、四曲目のSandu、五曲目のBody And Soulギターの音がモゴモゴした音になるんですよ。最初は録音のせいかと思ったんですけれど、明らかにギターの音色が違うんですね。弦も細い感じだしセミアコみたいな感じもする。なんともウェスらしくないいやらしい音色なんですよ、これが。

アルバム全部が同じ音色ではないので録音中に二台のギターを使い分けたとしか思えないんですね。

バラードだからとか、曲調に合わせてという意図も感じられないので謎なんです。
このころのプロデューサーはリバーサイド・レコードのオリン・キープニュースなので変なことはしないと思うから、ウェス自身がこっちのギターも弾きたいって言って弾いたんだろか?前後する他のリバーサイドからでているアルバムもその後のバーブ・レコードも含めてこの音はここだけです。

で、ですね。
よ〜くアルバムのクレジットを見てみてびっくらこいた!!!
ウェスの楽器のところにbass guitarって書かれているじゃあないですか?

今時bass guitarって言ったらエレキ・ベースのことですよね。
ここの演奏ではエレキ・ベースほど音は重くない感じがするものの、ジャコ・パストリアスの音色を少し軽くしたくらいと言われればそう程度かなとも思える。

とにかく何がすごいって、ワタクシのようにぼんやり聴いていたらベースを弾いているとはおよそ想像もつかない指の動き、なめらかなフレーズはギターのそれと全く変わらないんですね。
その超技巧に驚きなんです。

ジャコ・パストリアスもびっくり!ていう感じですよ。ジャコは知ってたかもしれない。

そこで、ちょっとウェスのプロフィールを調べてみたら、彼がそもそもギターに触れるきっかけになったのが兄貴から買ってもらった「テナー・ギター」っていう、四弦でギターとベースの中間くらいの音が出る楽器だったということが判明しました。お兄ちゃんのモンク・モンゴメリーベーシストなのでおそらくモンクからもらった「テナー・ギター」を弾いているのではないかと思われます。

このアルバムはデビュー2枚目のアルバムなので、まだいろいろ可能性を確かめようとしていたのかもしれませんね。

それにしても、なんで普通のギターを買ってあげなかったんだろうか?

その後、ウェス先生は19歳の時にチャーリー・クリスチャンを聴いて翌日は有り金叩いてギブソンのL5を買ったというエピソードがあるので、最初から普通のフルアコだったらまた違う人生を歩んでいたのかもしれない。

You-Tubeでも聴けます、検索してみてください。でもYou-Tubeの音質でその違いがわかるかどうかは微妙かも。一応わかったけど・・・。CDも安いので購入をオススメします。
Body and soul

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