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2015年4月

2015年4月30日 (木)

岩礁帯再び 男女群島遠征その5@サンライズ 佐賀・呼子

潮の動きが悪いため、せっかく何時間もかけて行った男女群島を諦め走り続けるサンライズ新海号、どこに向かうのかと凝視していたGPSのモニターには何も映っていませんでした。

2時間ほど走りやがて映ってきたのは何やら小さな島のようなものでした。
どうやら、来るときに寄り入れ食いだったあの岩礁帯に戻ってきたようです。

やがて船の向こうに岩礁が見え始め、その推測が正しいことが分かりました。
岩礁に近づきスピードを落とす船長、「いい条件だよ、潮も動いているし最高。」と言いながらポイントに船を回しこみます。

「準備してください。右投げ左しゃくりで、投げる人はブリが出るので気をつけて。絶好の条件です」ときっぱりおっしゃった。
1月にブリのキャスティングでヘマをしているワタクシは、今こそ挽回の時と迷わずキャスティングロッドを手に一目散にミヨシに向かいました。

すぐにキャスティング開始。新しく買ったリップル・フィッシャーの825は、軽めのルアーも楽々と飛距離を稼いでくれて、ワタクシのヘボ腕をカバーしてくれます。

一投、二投と投げてはルアーを引きます。
船は潮に乗ってポイントの一番いいところに入っていきます。
四投目くらいだったでしょうか、リトリーブをはじめて数回引いたところでルアーの後ろに大きな波紋が立ち上がりました。ブリです。「出た!」と叫ぶワタクシは自分でも意外なほど冷静にその様子を見ながら引き続けました。

すぐに二度目のアタックがあるも針がかりせず、続いて三度目のアタックも空振り。
「来い!」と心の中で叫ぶと、四回目のアタックとともに手元に重みがずしりと伝わりました。ヒットです!

ここでも慌てて竿をしゃくってあわせることなく、魚の重みが十分伝わるまで大海原の波をかき乱す魚の波紋を見ていることができました。
魚が走り始めて針がしっかりかかったのを確認して軽くあわせを入れて竿を立てます。

「やったー!ヒット!」と大声をあげ魚とファイトには入ります。魚はそれほど大きくないようで、少しドラグを出す程度でファイトの主導権を自分で握ることができました。
魚の引く感触に酔いながらも遊ぶことなく冷静に魚をいなして左舷に回り込み船長のタモに魚が入ると喜びが一気にこみ上げてきました。

上がったのは8キロくらいのブリでした。
1月の仇を取った!そんな思いが去来します。

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あの時の悔しい思いから一気に解放されて、喜びが倍増します。
なんだかあまりにもソツなく上げてしまった自分に驚きながらも、心は満たされていくのでした。

一方、コーコツとしているワタクシなどにはお構いなく、左舷のジギングしゃくり隊の方も入れ食いに突入していました。
誰かしらの竿が常に曲がってるほどの入れ食い状態です。
ワタクシはこの流しでは、ブリに満足しつつ二匹目を狙いキャストを続けましたが、次の流しになるとシイラの反応が増えてきました。

ここに、珍しく寝魚王Kさんがキャスティングロッドを持って登場。
めったに見ないその姿を見ていたら、なんとたったの三投目でヒット!最初はシイラだ、と叫んだのですが、すぐに、いや違うブリだ!という声。
あっさりとブリをキャッチし再びジギング隊に戻って行ったのでした。

さすが、過去に70kgオーバーのキハダマグロをあげるという実績を持っていいらっしゃるだけのことはある。ワタクシあたりとは格が違うのでありました。

数投後ワタクシのルアーにも再びヒットしてきたのですが、一瞬喜んだものの魚がジャンプしてシイラだということがわかると、これを最後にキャストをやめてジギングに変更し入れ食い隊の仲間入りをしました。

三度目の流しでもヒット連発!ダブルヒット!トリプルヒット!と船の上は大騒ぎに。

この入れ食いの中で最も気を吐いていたのはヨッシーさん。
あっという間に三本のカンパチを上げたかと思うと、次の投入でもすぐヒット!
まさに入れ食いです。

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あまりに次々と魚をあげるので何を使っているのかな?とジグを見てみるとスキルガンマ280gのオレンジ金を使っていました。

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早速タックルボックスから別のタイプのオレンジ金を出して付け代えて投入。
すぐにヒット、というわけにはいきませんでしたが、間も無くカンパチがヒット。
引きを楽しませてくれます。

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キャスト隊の方も諦めずにキャストを続けますが、どうもブリの反応は少なくなってしまったようで、Y店長はシイラの一荷(一度に二匹釣ること)をやり遂げて船上は爆笑。さすがです、一つのルアーで二匹同時に釣るなんてめったにできるもんじゃありません。

「これで最後の流しにします」と夕闇が迫り始めたなかで船長のアナウンス。
ところがこの流し、あまりにも爆釣なので「お願い、もう一回だけ」というリクエストが飛び出し、船長のサービスでもう一度流すことになりました。
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釣れるのはほとんどがカンパチ。
何匹釣ったのかは覚えていませんが、とにかく釣ったらリリースしてまた釣ると言う感じでした。

後でヨッシーさんに聞いたら「10匹以上はかけたけれど、結構バラシもあった。」
とおっしゃっていましたが、いやあ、本当にすごい入れ食いでした。

最後の流しを終えた船は近くの浅瀬に錨を下ろして停泊することになりました。
こんなすごいところに停泊したら、一晩中釣りをしていられるんじゃなかろうか?と期待し一同船長が夕食に支度をする間も釣りをする手を休めません。

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一方キャビンに入ったヤッシーさんは何か見つけたようで、キャビンの中を何かを捕まえようと飛びついたりしています。
何事か?と思って見ていると、「捕まえた。」手にしたのがこれ。

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ツバメです。
餌を求めて船内に入り込んだのか偶然なのか、一度は行ってしまったら透明なガラスが見えないためか出口を失って操舵席の周りをウロウロしていた様子。そっと外に逃がしてやると一瞬で飛び去って行きました。

この後食事が出てきて一同シャワーで潮を流して、夕食に食らいつきました。

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キムチ鍋に、冷奴、サラダ、船長の作る料理はどれも抜群にうまい。
〆はお鍋にちゃんぽんを入れるところが九州らしくて良い。
ワタクシも精神的に余裕ができたのか、二日目の晩になってやっとお料理を撮影する余裕ができました。
さて、釣りバカさんは食後も再び釣りに挑んでみたのですが、不思議と停泊した場所では魚のアタリが少なく、ライトタックルをしゃくっていたY店長がラインを切られたのが唯一のアタリでした。

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                                             暗闇の中でしゃくるおバカさん

興奮と満服感に満たされて、ゆらゆら揺れる船上で食後の語らいのひと時を過ごし、明日の最終日に期待をかけます。
今日の入れ食いから察すると明日もきっといい釣りができるはず。

そんなことを思いながらキャビン奥のベッドで、船体に当たる波に音を聞きながら眠りについて行きました。


写真提供:サンライズ新海号  Ebb&Flow

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2015年4月29日 (水)

遠征二日目 男女群島遠征その4@サンライズ 佐賀・呼子

午前4時目覚める。
船体に当たるチャポチャポというやさしい波の音と鳥の声だけが聞こえる、外はまだ暗いので明るくなるのを待ってデッキに出ることにしました。

5時近くなって薄明るくなってきたので外に出ると、鳥の声と島に海、他の船も見当たりませんでした。
秘境に来ているのだという実感がこみ上げてきます。

早速タイラバを出して船から投げます。
水深20mくらいか、底をトントンと叩くようにタイラバを動かします。
昨年はこれで数匹のアカハタをキャッチしたので、今回もそいつを狙いました。

ところが、アタリは全くなく少しずつ船上を移動しポイントを変えていくのだがまったくアタラない。
船の上を一周したあたりで誰かが起きてきました。

朝の挨拶をして「釣れますか?」「ダメです」とやりとりしているとみんな起きて出てきていました。
一同することと言ったら釣りしかないのでおもむろに竿を握り釣りを始めます。

突然エンジン音が鳴り、船長が起きてきたことを知らせてくれます。
一同、素早く船が動くことを察知し釣りをやめると、
「朝一はキャスティングでヒラマサを狙いましょう」というアナウンスがあり船は動き最初のポイントに小移動しました。

船が停まってわずかしか経たぬうちに根魚王Kさんがアカハタをキャッチ。
文字通り、朝飯前の仕事をやってのけてしまうところが根魚王のすごいところ。

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ワタクシは船首デッキからルアーをキャストしました。
日の出前の美しい景色の中、フルキャストして魚が出るのにわくわくしながらルアーを引く気分は最高。

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なんて、いい気分でいたらまたまた根魚王Kさんにヒット。
今度は通称オジサンと呼ばれるあごの下に日本の太いヒゲが生えているお魚ちゃん。
根魚王はこれを餌にして泳がせ釣りでクエを狙おうということになりました。

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時計は6時を回り太陽が出てきました。
横浜に比べると、ここはかなり西に位置するので、日の出の時間は遅いのです。

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朝まずめの大物に期待しつつキャストを繰り返すワタクシ。
前夜の夕食後、談笑中に船長から聞いた、東京の某有名釣具店店長が「どんな時にも次にどんな大きなのがかかるかわからないと思うと、ワクワクしてしまう」といって常に釣りに対してとてもポジティブな態度であるという話を思い出しながら、自分のテンションを上げて釣りをしていました。

こういう釣りに対する態度といった話を聞けるだけでもとてもいい経験になるのが遠征なのです。

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朝飯前の釣りをしていたところに船長から「朝食が出来ました」というアナウンスがあり、キャビンに入ります。
我々が釣りをしている間に、いつの間にか作られたボリューム満点の朝食がテーブルに置かれていました。

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トースト、バターロールなどをかじりながら、スクランブル・エッグ、ウインナ、サラダなどもりもりと食べてしまう。朝から食欲旺盛なワタクシ。

最近の傾向として、遠征に出ると普段はほとんど食べないこういったパン類、ソーセージ類、肉類などを大量に食べるので、三四日で三キロくらい太って帰るのが常になってしまった。

豆から入れたコーヒーが体に染み込み体を起こしてくれます。
コーヒー好きにとってこのサービスはとても嬉しい。

腹ごしらえが整ったところで釣りの再開。
寝る→起きて釣り→飯→釣り、という釣り人にとっては天国のような展開。釣りをしない人から見たらただのバカだろう。バカで結構、それでいいのだ。

食後は、キャスティングから一転して底物の根魚狙いに変更し、この日のために買ってきた150gのインチクという種類のルアーを落とした。インチクですよインチキじゃあありません。
このルアー、鉛の光る重りにプラスティックのタコのような形のルアーを組み合わせたもので、底をたたいて釣るには根掛かりしにくい、と言われて買ってきたものです。

何度も書いてしまうのですが、ここ男女群島周辺の海底の起伏は半端ではない。
こうした底を釣る時には細心の注意をしていても根がかる時は根がかってしまうのでした。

なんとか根掛かりを回避しつつ底をトン、トン、とやっているとドス!というアタリ。
やった!本日のファースト・フィッシュ、なんて思いながら巻き上げるとまあまあサイズのアカハタがかかっていました。

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この後、島全体を見渡せるほど沖に出たところに少し移動して釣りを再開すると間も無くジギング王Tさんの竿が大きくしなりヒット!

ドラグがジリジリ出て行き、なかなかのいいファイトのお魚ちゃん。

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上がってきたのは本日も一本目のヒラマサ。
さすがジギング王の正確なワンピッチ・ジャークにヒラマサも思わず食いついてしまった。

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昨日の朝と同じく、ジギング王の最初の一本が入れ喰いののろしを上げるかと期待してジグをしゃくっているところに桐生Kさんにヒット!

またまたヒラマサです。

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これで調子に乗り今日も入れ食いか?とおもわれたのですが、その後は後が続かず。
どうやら今日も潮の動きが今ひとつはかばかしくない様子です。

ヒットはなく、バイトもほとんどない中、船長はあの手この手で我々につらせてくれようとするにもかかわらず、結果は出ず。

そんな時、Y店長ヒットという誰かの声がし見てみると竿が大きくしなっている。
久しぶりに来た魚に、これで食いが立ち始めるかも、と期待をしつつ店長のファイトを見ていたら、「なんか魚が違う」とおっしゃっている。

「メダイだな」という船長の声に、どうして竿の引きだけで魚種がわかるのか感心しながら見ていると、上がってきたのは船長の予言通り良型のメダイ。

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この魚は食べると美味しいのだが、体表がぬるぬるした粘液で覆われているため、この釣りをする人たちからはこちらもまたあまり歓迎されないシロモノ。

あまり歓迎されないシロモノもちゃんと食べてあげよう、とキープし釣りを続けるものの、どうもいまいちパッとしない。

幸い天気は良く、海はべた凪、風も心地よかったので、釣れないながらも気分はよかったのではあったのだが、11時半近くなっても状況が変わらないため、「アカハタを狙いましょう」と船長の一言でポイントを変えて アカハタ狙いに。

ポイント到着とほぼ同時に根魚王はその真価を発揮しアカハタをキャッチします。早い!

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他の釣り人にも連続してヒットがあり、あっという間に一同高級魚を手にしてしまいました。

小一時間ほどやったところで頃合いを見て再びジギングで大物狙いに戻ってみたものの、なかなか当たりが出ません。

そんな中こちらのポイントでも根魚を狙っていた王様にアカヤガラがヒット。

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このなが〜い棒のようなお魚は食べると大変美味しいのだけれど、この魚が釣れる時は潮が動いていない証拠なので、釣り人はあまり歓迎しないシロモノ。

やはり今日も潮の動きが悪いのか、と思いながらもジグをしゃくり続けるのだが、300gのジグを昨日も随分永い時間しゃくったので体が疲れている。
ちょっと軽めのものに変えて様子を伺おうと、ジグを交換して楽しようとしました。

ここでいつの間にかインチクをやっていた桐生Kさんに良型のアカハタが。
Kさんのインチク、よく見ると針にワームが付いているじゃあありませんか。
これは、今回ヤッシーさんが持ってきたエコギアというワームをもらってつけていたとか。今回エコギアが根魚にはとてもきいていました。

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このアカハタの後、しばらくあたりが続かない状況にカリスマ船長とY店長がなにやら相談していたと思ったら、「移動します」の一言で船は走り始めました。

ちょっとした移動なのかな、と思いキャビンに入り込んで外を眺めていると、船が男女群島から離れていくのがわかります。

どうやら、ここは見切りをつけて別な場所に移動するらしい様子。
方向からすると戻っていく形になるので五島方面か?などどひとり考えているうちに船の揺れが心地よく、うつらうつらと居眠りをしてしまいました。

果たして船はどこに向かっているのやら。

写真提供:サンライズ新海号  Ebb&Flow

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2015年4月28日 (火)

べた凪の男女群島 男女群島遠征その3@サンライズ 佐賀・呼子

キャビン奥のベッドで寝ていたワタクシはエンジン音が下がり船の速後が落ちるのに目を覚まされました。
腕時計を見ると午後の2時過ぎ。2時間ほど寝ていたようです。

即座に起き上がりデッキに出ると、男女群島の島々が険しい断崖の岩肌を見せていました。

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ああ、またここに来ることができた。と少々感慨深げに思いつつも心は釣りに向かっています。海面を見ればここもまたべた凪。潮さえ動いていればすごいことになるはず。

早速竿を手にジギングからスタートします。
とりあえぜ手堅く一匹釣っておこうという魂胆でした。

しかし、世の中そんなに甘いものじゃございません。
想っていたほど潮は動いておらず、魚のアタリはさっぱり。

島周辺を何ヶ所か移動してしゃくってみるもののどうもいい反応がない。
船の魚群探知機にはその島の形同様の険しく切り立つ海底の起伏とともに、画面を真っ赤にして魚のいることを知らせてはいるものの、なかなかアタらない。どうやら魚の活性が低いようです。

潮の動かない時用にと持ってきたジグに変えてみたり、色を変えてみたり、しゃくり方のスピード、幅、フォールのさせ方など自分の知っていることは一通りやってみるも、お魚ちゃんの反応は無し。

時間的にも潮止まりらしく、潮が流れない。

毎度、どこにいいってもこの潮の動きには泣かされるのですが、どれだけ魚がいても潮が動かないと魚は本当に口を使ってくれなません。

ポイント移動を繰り返している中、キハダマグロらしい魚が跳ねるのを見てキャスティングも試みますが、こちらの反応もよろしくない。

二時間ほど手を尽くしたたところで根魚王Kさんにアカハタがヒット!それに続いてY店長にもヒット!どちらも良型のアカハタです。

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まもなく、これまた珍しくタイラバ(タイ釣り用のルアー)で底を狙っていたヤッシーさんにもアカハタがヒット。

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ヤッシーさん、昨年秋にここに来た時はキャスティングの竿持っているとき以外はビール飲んでいるだけだったような気がするんですが、今回は人が変わったように、ジグはしゃくるはタイラバは巻きまきするは、どうやら根魚の美味しさを優先させることにしたようです。

ワタクシもいっちょうここいらで美味しいアカハタちゃんを押さえておこうか。などと甘い気持ちでタイラバを海に放り込んだところが、あらまあ大変。
次々に根掛かりでタイラバを無くしてしまうんです。

何しろ、この島周辺の海底の地形ときたら高層ビル群が立ち並ぶような急峻な崖の連続なので、海底に落としてちょっと集中を切らすと、いや集中していても針が根掛かりしてしまうのです。

タイラバでダメなら、3月にシーバスで大爆発した、プロセレのゴビアス・アンセスターというジグで底近くでフォールのバイトを取る(ルアーを落として食わせる)作戦に出たのですが、こちらも撃沈。
あっという間に2個無くしてしまい、このままでは釣具屋さんが喜ぶだけだと方針を変更し、真面目に思いジグをしゃくってみることにしました。

それからまた、何度か場所を変えてしゃくっていたところ、Dさんにヒット!
上がってきたのはヒラマサ。

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ワタクシはこの時自分の釣りに熱中していたのでわからなかったんですが、どうやらトップに出た様子。すばらしい!

一方ワタクシにも突然のアタリ!
久しぶりに感じるお魚ちゃんの感蝕にニヤニヤしつつ糸をまけば、結構いいファイトをしてくれるじゃあありませんか!

上がってきたのはお腹ぼってりのカンパチでした。
こんなのがたくさんいるんだなあ、でも食ってくれないんだよなあ。

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それでも、少し潮がきいてきたようで、アタリが出るようになり船上はにわかに活気付いてきました。

夕方、太陽が正面に来る高さまで落ちてきた頃、隣にいた根魚王のロッドが大きく曲がりました。
「中層で食ってきた」といいながらリールを巻くものの、なかなかのファイトで時折ドラグを出すので根魚王も「これは根魚じゃない」と慎重にファイト。

周りからは「ションベンダイ(そういう名前の魚がいるんです)じゃないの」などとジョークを飛ばされながら上がってきたのは見事なマダイ!

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この一匹が本日最後の花火打ち上げとなり、さらにこの後小一時間、午後7時頃まで粘りましたが、コレ!といった獲物はなく、この日の釣りは終わっていったのでした。

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日も落ちきり美しく色を変えてゆく空を見ながら、今晩の停泊地に移動。
そう、言い忘れていましたが、男女群島には人は住んでおらず、港も何もないので浅瀬に船を停泊させて、船中に泊まるのです。

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船が停泊した後も、食事の準備ができるまでタイラバやライトタックルを使って釣り三昧。
昨年ここに停泊した時には、アカハタが良く釣れた上にY店長がジギング・サビキでメッキをはじめとした様々な魚種の入れ食いとなり、夜遅くまで釣りをしていたのを思い出しつつ、今年も釣るぞ!と意気込んだのですが、なぜか今回はアタリが無く、こちらのお魚ちゃんたちも渋いご様子。

シャワーで体についた潮を洗い流し、船長の作ってくれた美味しい夕食に舌鼓を打ちつつお疲れ様の乾杯!


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みんな、朝3時前から起きて午後7時まで釣りしたとは思えない笑顔で初日は終わっていったのでした。

朝寝坊でみなさんにご迷惑をかけたワタクシは、さすがに夕食後間も無くおネムちゃんになり、明日はどうせ早く目が覚めてしまうだろうから、と薄暗いうちから釣りができるように用意周到に準備を終えると、早々にキャビン奥のベッドにおさまってしまったのでした。


写真提供:サンライズ新海号  Ebb&Flow

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2015年4月27日 (月)

ちょっと手前の離島で入れ食い 男女群島遠征その2@サンライズ 佐賀・呼子

サンライズ新海号での男女群島遠征、5時間近く走って見えてきたのは小さな岩礁がいくつか点在するところ。

この岩礁の周辺はよく釣れるので流してみましょう、との船長の言葉に一同無言でうなずきタックルの準備に入ります。
準備のタイミングを見計らったように、船長の一流し目。

「右投げ、左しゃくりで」(キャスティングは右舷へ、ジギングは左舷で)のアナウンスに一同すばやく各人ポジションを取ります。

ワタクシは今回抽選販売で当たったルグランタンゴの白を試したくてキャストに回りました。
いつものことながら、このサンライズ号のフロントデッキは広く、四人が楽にキャスティングできるスペースが確保されている素晴らしい作り。

このデッキで大海原に向かってフルキャストするだけでも十分気持ちがいい、しかも海はベタ凪、潮はきいているときている。

申し分のない条件の中で釣り開始間もなくヒット!の声が上がったのはジギング王Tさん。いつもの手慣れた冷静な竿さばきで釣り上げたのは見事なヒラマサ。

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この一匹が合図の花火にでもなったかの様にここからは入れ食いタイム。
ジギングの方々に次々ヒット!

いつもはキャスティングばかりで滅多にジグをしゃくる事のないヤッシーさんもジギングでヒット!

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と言っていると、その横で釣っていた根魚王Kさんにもカンパチがヒット。

いきなりダブルヒットです。

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ワタクシも負けちゃあ入られませんよ。キャスティングをさっさと諦めてジギングに変えた途端、すかさずヒット!
最初からいい引きですよ!

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ナイスファイトの後に上がってきたのはまあまあサイズのカンパチちゃん。
船上は常に誰かしらの竿が曲がっているという、まさに爆釣狂乱状態に。

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船は一度体勢を立て直してふた流し目に入ると、これまたカンパチの連ちゃんです。
今回、初めてご一緒させていただいた磯子のDさんも見事なカンパチをキャッチ。

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さらにヒットはとどまるところを知らず、ヒットの連ちゃんは続きます。
今度は小ぶりのカンパチ。
このふた流しでワタクシは3匹のカンパチをキャッチしちゃいました。

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リリースしてジグを落とすとすぐにヒットしして、今度は三人同時にトリプル・ヒット!!!
快晴、海はべた凪、入れ食い、もう天国としか言えない。

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桐生のKさんも良型カンパチをキャッチ!
ここのカンパチは、ぐいぐい首を振っていいファイトをするのでこのくらいのサイズになるとかなり楽しめます。

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そんなジギング一同をあざ笑うかのように磯子Dさん、いつの間にかキャスティングしてブリをキャッチ!

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釣り人というのは欲深いもので、このように魚の活性が高く釣れ続くとどんなに釣っても釣り続け、その手を休めるということをしないものなんです。

まるで普段負けてばかりのパチンコが、大当たりして玉がじゃらじゃら出まくっている時の精神状態に似ています。興奮は絶頂に達し、もう何がなんでも出るだけ出してやる。釣るだけ釣ってやる。普段負けている分ここで元を取る!普段釣れない分ここで元を取る!といった具合に。


てな、ことを考えつつも重いジグにちょっと疲れたのでアンチョビット・シャープ140gに変えておとしたら、なんと!これまであれほど釣るのに苦労したヒラマサがヒット!
しかも隣のヨッシーさんとダブルで。
この時点で全員キャッチ!

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そんなこんなでおよそ2時間弱の間、船が流し変える小移動の時間を除いては、ほぼ手を休めずに釣りっぱなし。こんな集中力、自分のどこにあったのか?!と思うほど。

カンパチをひとしきり釣った後には、ワタクシにこんないいサイズのメジナ(グレ)まで連れてしまう始末。

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こうして、およそ2時間半の間に、ワタクシだけで合計11匹のお魚ちゃんをキャッチ!
船全体では写真に撮っていない魚も含めると一体何匹釣れたのやら?
恐るべしここの岩礁帯。

なんだか、三月の東京湾スズキの入れ食いといい、今回の入れ食いといい、この春は来ています。
まだ本命の男女群島に行く手前なのにこんなに釣れちゃって、本命では一体どういうことになるのか?!

午後0時ころ、船は再びエンジン音を上げ、いよいよ本命となる男女群島に向かったのでした。

写真提供:サンライズ新海号  Ebb&Flow

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2015年4月26日 (日)

べた凪の海へ 男女群島遠征その1@サンライズ 佐賀・呼子

携帯の鳴る音で目を覚まさす。
Y店長からの電話、私がいるのは唐津第一ホテルの一室。
すぐに寝坊したと気づいた。

「すぐ行きます」と一言返事をし、慌てて階下に降りホテルをチェックアウト、ホテルの前に泊まるハイエースには、すでに私以外のメンバーが座って待っていた。

腕時計に目をやると午前3時20分。
待ち合わせの時刻に10分遅れてしまった。
この早朝の10分は貴重だ、昨夜遅くチェックインした我々一同8名が部屋に入ったのは11時近く。皆、寝不足の中頑張って早起きしてきたのだ。そのような中で寝坊した自分が恥ずかしく、小さくなって車に乗り込む。

車は一直線に佐賀県呼子港のサンライズという、この世界ではカリスマ船長の船に向かった。予定では午前4時出船。外はまだ暗闇の中。

今回のこの早朝出船は、前日の船長の判断で決まった。
天気予報は凪(海が静かなこと)、行き先は男女群島。

この島は呼子港からの航行距離およそ200km以上。時速30ノット(およそ時速40km)で航行しておよそ5時間の場所にある陸の孤島である。
位置的には五島列島の南端福江島から南西に東シナ海を100kmほど行ったところにある。もちろん人は住んでいない。

もちろん電波も来ない。沿岸遊漁船ではいけない距離なので当然釣り人も少ない。結果として魚は豊富にいる。よって、特別にバカな釣り師が出かけて行く。という論法になるのだが、距離が距離だけに海の状態がよほど良くないとなかなか出かけることができない。外洋なので波が立ってしまったら帰ってこられなくなる可能性があるからだ。

今回、天気予報では我々の予定していた三日間の釣行、全て凪という奇跡的な予報が出ていた。しかし、予報はあくまでも予報ぎすぎない、当日になったら凪が突然の低気圧の発生で嵐に変わるということもままある。

事実、今回のツアーの主催者、横浜のルアー・ショップEbb&Flow(エブ・アンド・フロー)のY店長が先月主催した長崎方面のツアーでは、当日朝まで予報は三日間凪で、店長、船長ともに「今回はべた凪ですね。爆釣果も」と話しつつ沖に出たところ、天候は急変。
風が強く吹き波が立ち、時化(しけ)の釣行となってしまったという、歓迎できない実績がある。

Y店長はこの件ですっかりシケ男にされてしまったようだ。彼が「凪」と口にすると海は時化と。

今回は、その反省もあってか、Y店長は自ら天気について語ることを自粛していたようで、遠征三日ほど前に私がお店を訪れた際も、「みなさん、凪だと言ってくるんですが、僕はまだ確認していないんですよ」とおっしゃていた。

私の寝坊した分、10分ほど遅れて車は呼子港サンライズ新海号前に着く。
闇の中荷物一式を船に積み込む。

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積み込み終わりゆっくりと出港。操船する船長が「この船の重みはさすがYさん御一行という感じ、重量感が違いますねえ」とおっしゃる。
どうやら、他の釣り客に比べ我々一行は釣具の重さが違うらしい。

たしかに、鉛でできたメタルジグというルアーを各自大量に持ち込み、その中には根魚王のように泳がせ釣りという、1キロ近い重りに生きた魚をくっつけてクエ(アラ)を狙うようなタックル(道具)も持ち込んでいるので仕方ないのかもしれない。

そこに、さらに一人当たり平均7セットくらいの竿とリール、三日分の水分、大量の酒類、とりわけ三日でビール一箱を空にしてしまうヤッシーさんという方などもおり、これら全てを持ちこむのだから大変な荷物である。

昨夕の羽田空港で手荷物を預ける際にも、おおかたの道具は事前に宅急便などでホテルに送っていたにもかかわらず、7人で34kgオーバーと言われてしまったほどであった。

出船後、通常はこの後ゆっくり港を出てポイントに向かう船内で釣りの仕掛けの準備などするのだが、今回は一気に加速して5時間走るというので、仕掛けづくりもポイント到着後ということになり、一同船室奥に潜り込んだりキャビンの椅子で寝ることになった。

私も、昨夜は12時半までかかって釣りの仕掛けづくりをしていたので、2時間半ほどしか寝ていなかったので早速寝ることに。
船室奥で鉄板一枚向こうの船首部分にあたる波の音と船の揺れの中で再び眠りについた。

再び、穏やかな船の揺れに中で目が覚めたのは3時間後の7時過ぎ。
キャビンにいた数名と、これからの釣りの期待に胸を膨らませ釣り談義をする。
窓から外を見れば遥か水平線の彼方まで鏡のようなべた凪。
まるでどこかの湖にでもいるかのような錯覚を起こしてしまう。 

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「今回は凪でよかったですねえ、気分最高」というのが二言目に出てくる言葉。
それもそのはずこのメンバーのほとんどが、今年1月、このサンライズ号にて同船し大時化の五島列島から壱岐への大移動でひどい船酔いをした経験者だったのだ。

空は日が上がり明るく、海はべた凪、鏡のような海面を船はすでに五島列島の南端を通過していた。

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べた凪の予想に、早朝から船を出してくれた船長に感謝。その心意気に答えて、我々釣り師もがんばって釣らねばならない。そんなある種の使命感のようなものと期待を胸に、船の前方を見ると、やがて岩礁と言っていいほどの小さな島が見えてきた。

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写真提供:サンライズ新海号

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2015年4月12日 (日)

ジャズがあれば歳の差なんて@団子坂スタジオ 千駄木

月に一度ほど、50過ぎから還暦前後のおっさんたちが集まっては好き勝手に音を出しまくるジャムセッションをやっているのですが、今回はそこに突然18歳の女子大生に成り立てという、初々しいベース女子が加わってのセッションになりました。

なんで?! 一体どういうツテで?! と疑問は多々あるとは思いますが、その辺の事情を説明すると長くなってめんどくさいので、知り合いの娘さんということにしておきましょう。
今回ベースで入ってくれたのは某理系大学にこの春めでたく入学したばかりのAちゃん。
彼女は中学生の時、某高校のジャズ研の演奏するライブを見て突然ジャズファンになったしまったばかりでなく、難関校と言われるその高校も受験して見事合格。晴れてジャズ研に入部しそこでベースを覚えたという経歴の持ち主。

数年前に、この話を聞いた時から、いずれは一緒に演奏してみたいなと思っていたのが、今回ようやく実現したというわけです。

この話を、日頃一緒のおっさんたちに話した時には、みんな小躍りする姿が見えましたよ。一部日頃の言動に問題のあるものもいたので、内緒にしておこうかとも思ったりしたのですが、後で知ったら余計タチが悪そうな気もしたので、一応皆さんに声をかけたところ、当日集まったのはワタクシを入れて5人のオヤジ達。

ピアノS、ギターA、アルトサックスT、ジャーマネS、ソプラノワタクシ(おっさんは敬称略)、ここにベースのAちゃんが加わっての演奏です。

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事前にメールで曲を選んでおいて、その上で当日Aちゃんのやりたい曲をどんどんやっていくという方式でジャムは始まりました。

スタジオはいつもお借りしている千駄木の団子坂スタジオ。
ここのスタジオはこじんまりとした一部屋の
スタジオなんですが、ジャズ向きにセットされたドラムスにウッド・ベース、グランドピアノまである至れり尽くせりのスタジオ。場所は少々不便ながらも千駄木は風情のある街なので気に入っています。
やる気満々のおっさんたちが待ち構えるスタジオに少し遅れてAちゃんが入ってきたら、薄汚く見えていたスタジオに花が咲いたようでしたよ。

簡単にメンバー紹介して早速挨拶代わりにブルースを一曲。
「ストレイト・ノー・チェイサー」はAちゃんの選曲。
ふだんFのブルースやるとき、この曲のテーマでやることはほとんど無いので、結構手間取りました。

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なんか妙に緊張してミストーンの連発でスタート。
ドラムレスだったのでベースの音をよ〜く聞きながらテンポをとりつつだらだらと長いソロを回し、ソロはベースの順番に。
待ってました!とばかりにソロに入るAちゃんを見た時、「この子は行けるな」と思いましたよ。臆することなく音を出していくその姿はなんと頼もしいことか!

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ポール・チェンバースが好き。という彼女のスタイルは、ハード・バップのベースそのもの。太く、しっかりした音程でいいベース・ランニング、リズムを刻んでおりました。

ソロが終わって目配せでフォーバースに突入!三周してラストのテーマに一気に突入。
なんとか、挨拶代わりを終えて「素晴らしい」と賛辞の嵐。高校三年間でここまで弾けるようになるんだ!とみんなビックリ。
次は何にしましょうか?と尋ねれば、「枯葉」をスローで。
とおっしゃるので、普段はやらないテンポでスローの枯葉をやりました。

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                                    ピアノSはプロなのでスタンダードはお手の物 頼もしい!

このあとも黒本めくりながらAちゃんに選曲してもらいながら進行すると、次のお題は「イフ・アイ・ワー・ベル」。
この曲も有名だけれど、このメンバーでやることはまずない。
みんなひねくれもんだから、スタンダードの王道を行くをような曲をやりたがらないんですよ。

ここで意外だったのが、ギターのA。
彼は楽譜を持ち歩かない男として、どんな曲も頭に入っている、と兼ねてから豪語して(本人は言わないのだけれど周りがそう決めつけていた)いたのだけれど、この曲は途中分からないというじゃあありませんか!以外に身近にあった落とし穴に一同喜びながらピアノのイントロで演奏開始。

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このあと、休憩を挟んで「イッツ・オンリー・ペーパー・ムーン」「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」「ブルー・ボッサ」「アイル・クローズ・マイ・アイズ」最後に残った時間を「ミスター・PC」で埋めて二時間のセッションはお終い。

枯葉、ブルー・ボサ以外のほとんどの曲が自分的には初演となりとても新鮮なセッションになりました。自分でもここまではなんとかできる、ここは無理、とか色々自分なりの力量が見えてよかった。今後の練習の具体的目標ができました。

まあ、こんな風に普通だったらありえない歳の差の女子大生とおっさんたちが、いきなり一緒になって音楽を作れちゃうのがジャズの面白いところで、この楽しみを覚えたらやめられないですよ。

Aちゃんとは千駄木の駅で別れて、おっさん一同はいつもの飲み屋「花*花」へ突入。
珍しく音楽談義に花が咲いたりして、おっさんたちみんな若いパワーに刺激されちゃったみたい。

文字通り新しい風が吹き込んだと言う感じのセッションになりました。
Aちゃん、ありがとう。

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2015年4月 7日 (火)

フライでも日本一シビアな管釣り@朝霞ガーデン

「日本一釣れない管釣り」として有名な朝霞ガーデンに久しぶりに行きました。

今回は、これまた久しぶりのフライによるマス釣りです。
フライはずいぶんやっていない気がしますよ〜。
あ、昨年春に大学時代の先生とリバースポット早戸に行ったのが最後だ!
およそ1年ぶりのフライ。果たしてキャスティングはできるのか?アタリは取れるのか?

4月6日(月曜日)、お昼過ぎに朝霞ガーデン到着。
ささっと支度して、3時間券を購入後迷うことなく一番奥にあるルアーとフライのミックス・ポンドに行きました。

何故かって?

この池が朝霞ガーデンの中で最も水色が濁っているからなんです。濁っているといっても茶色く泥で濁るようなものではなく、この時期はまだ水温もそう高くないので、笹濁りといった程度のもの。

なぜ濁りのある池を選ぶのかって?
それは、魚の警戒心が少しでも薄いところを選んだのですよ。

朝霞ガーデンという管釣りの三大特徴は
1.狭い
2.水がクリア
3.人が多い(魚も多い)

と言えるでしょう。
その結果、お魚ちゃん達はとってもスレッカラシになっていて、ちょっとやそっとではルアーやフライに反応してくれないんですよ。

その結果、日本一釣れない、なんて言われるほどになってしまったんですね。

それでも、魚があれだけたくさん放流されているのだから何かしら釣る手段はあるはず。というので、今回はルアーよりも圧倒的にナチュラルに誘えるフライで攻めることにしたというわけです。

しかし!フライにしたらボコボコ釣れるのか?といったら、そんなに甘いもんじゃあありませんよ。

今回一番気にしたのはハリス(ティペット)の細さです。
以前、マラブーで結構な数釣りをした時に分かったのですが、ハリスの太さで食い方が全然違うのを知っていたんです。

そこで今回ハリスに使ったのは、ヘラブナ釣り用のハリス0.3号!
1ポンドあるかないかくらいくらいの細〜い糸です。こんなんで大丈夫か?って思うくらい細いんですけれど、ヘラだってこれで30cmオーバーのを釣りあげるんですから何とかなるはず、と考えたんですね。

実は今回持って行ったタックルにはフィッシュ・オン王禅寺で使おうと思った0.8号のヘラブナのハリスが結んであったので、どのくらい差が出るのか、最初はそのまま0.8号でやってみました。

天気は晴れ時々曇り、気温は25度近い暑さ、風は2mくらいが時々吹く程度。
水面近くの魚が丸見えの状態だったので、これは食わないだろ、と波の立っている水車近くの風上に釣り座をとりました。

とりあえず、いつも使っているオリーブのマラブーをセットしてキャストし、少しづつリトリーブしポーズを入れます。

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糸でアタリを取っていたはずだったけれど、どんな風に糸が動くんだったっけ?
なんて思いながら、巻き癖のついてしまっているラインを見ながらアタリを待ちますが、三投して全く反応がないのでハリスの先っちょに0.3号を50cmほど電車結びで結んでフライをつけてキャスト!

すると、リトリーブ二回目でヒット!

ああ、こんなに違うんだ!とつくづく思うほど明確な違いでした。

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先ほどの沈黙が嘘のように次々とアタリます。
しかしながら、およそ一年のブランクと元々の腕のショボさのおかげでなかなか乗らないんですよこれが。食いのいい時はフライを丸呑みなんですが、今日はどうもお魚ちゃん達のご機嫌がナナメなようで食いが浅い。

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でも、これで良かったんです。
何匹か釣っているうちに、一瞬でも日が陰った瞬間にアタリが頻発することが分かってきたので、「日よかげろ!」と心の中で念じながらリトリーブ。風はというと、吹いて波が立った時の方がアタリが出るので、こちらも「適度に吹いてね」と念じながらリトリーブ。

あっという間に一時間が過ぎて、ここでの釣果は8匹。
最初の15分くらいは釣りになっていなかったので、45分で8匹なら3時間で30匹ぐらいいけるか?と甘い皮算用をしてしまいました。

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ところが、ちょうど1時間を過ぎたあたりからライントラブルの連続!
アワセ切れ、魚に飲まれて歯で切れちゃったりと0.3号の弱点が露呈してしまいました。何度か奮起してやってみたのですが、魚の活性が上がって食いが良くなったのか、アタルけど切れてる、っていうパターンが続きます。
仕方ないので5x(4ポンド)のハリスを結んで再開。
ところが、今度は沈黙。
まったく、当たりも触りもしない。

何投かして今度は6x(3ポンド)に変更。
今度はタマに条件が揃った時だけアタル、という程度の改善。
ちょっと粘ってみたけれどもどうもアタリが少ない。この時点で早2時間経過。

このまま終わりたくないので、再びヘラハリス0.3号に戻して、小さなアタリをスウィープにあわせる、というのをやってみたところ、なんとか魚をキャッチすることができました。

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しかし、連チャンと言うほどアタラなくなりました。
周りを見てもさっきまで入れ喰っていた他のフライ師さんもアタリが遠のいたようで、魚から見られないように小さくかがんでキャストしているという有様。

太陽が回って光の差し込み方が変わったせいなのか?同じフライにスレてしまったのか?とりあえずカラーをピンクに変えてみたら来ました。久しぶりのヒット。

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この後もラインが切られたりアタリが出なくなったりで、結局あとの二時間はたったの二匹しか釣れず、合計10匹で終了。

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0.4号のハリスがあったらもう少しなんとかなったのかも、と悔やんでも後の祭り。

こうして、久しぶりのフライ・フィッシングは、惨敗にて終わったのでありました。
やっぱり朝霞ガーデンは釣れない! でも、ゲーム性が高いのでまた行っちゃうんだろな!


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2015年4月 1日 (水)

ヘラブナ シーズン開幕 その2@武蔵の池

今年初のヘラブナ釣り。
底釣りでチャチャッと釣ってその後は短竿、浅場で数を伸ばす作戦の底釣りですっかりつまづいてしまったワタクシの従兄弟のAさん。

お昼を回って「玉砕覚悟の勝負にでる」と長い竿を片付けて8尺の短竿を取り出した。
ちょうちん釣りで勝負にでようというのです。

ちょうちん釣りというのは竿の長さいっぱいにウキをセットして、ちょうど竿の長さ分の深さの宙を釣る釣りです。
8尺ですから2m前後の深さの宙釣りをしようというわけです。
それまでは4.5mほどの底を釣っていたので、約半分の深さに変えて、中層を泳ぎ回っている魚を寄せて釣る作戦です。

お昼近くなって気温が上がり、それまで吹いていた北寄りの風も止まったと思ったら、釣り座の目の前にこぼれた餌を求めるヘラブナが集まりだしたのをA見て、魚は宙にいる!と確信したようですが果たしで吉と出るか凶と出るか?

ワタクシは仕掛けを変えるのが面倒なのとアタリがそれなりにあったので底釣りを継続。

ちょうちんを始めて間もなく、Aさんのウキが動き始めたようで、頻繁に合わせるようになってきました。しかし、魚はのらず空振りが続きます。

そんな状態がしばらく続いた後、突然Aさんの竿が絞り込まれました。
「きましたね」とワタクシが声をかけると渋い表情。どうやらスレのようで。
その後何匹かスレの連続。「作戦失敗、玉砕かな?」なんて言いながらも、餌をいじったり色々やっていたようです。15分ぐらいして絞り込まれる竿に今度はしっかり口に針がかりした両型が上がってきました。

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「通りすがりの一匹みたい」というように、その後またしばらくは空合わせやスレの連続でした。しばらくしてもう一枚「通りがかり」を釣り上げて、「ウ〜むイマイチ」と唸るAさん。ワタクシの方は餌をちょっと変えたのがきっかけで二連ちゃんというのがあった程度で、やはり状況はイマイチのまま有効打を打つことができず小康状態。

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釣れる魚の型はまあまあなので、たまにしかこない一匹の引きをそれなりに楽しむことはできるのですが、数を釣るという状況ではありませんでした。

お昼を回って気温はグングン上がり、上着を脱ぎ、フリースを脱ぎとどんどん薄着になっていきます。魚の活性も上がって良さそうなものなんですが、水温はまだそれなりに冷たいようで。

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そういえば、今朝受付でお金を払う時に「4月からは安くなりますから」と受付のおばちゃんに言われ、「え!今時値下げ?」って言ったら、そうではなくて暖かくなって野ベラが釣れるようになるとお客さんが減っちゃうので、その対策として値段を下げるのだとか。

ヘラブナの管理釣り場も経営が厳しいようで、確かに周りを見渡しても年寄りばかり、春休みだというのに、ワタクシが中学生の頃のように子供が釣り堀で釣りしている姿は皆無。

今の時代は、幼少期に釣りに接する環境が無くなってしまっているので、海辺の町ならともかく、コンクリ張りの川しか残っていない内陸部では、子供達の釣り人口などというものはほぼ無いに等しいのではないかと思われます。

ニジマスの管釣りでは時折エサ釣りの子供など見かけますが、今の若手の釣り師の皆さんはおそらくバスや管釣りのニジマスから釣りを始めた方が多いのでは、そのこと自体は問題ないのですが、自然の釣り場環境がどんどん狭められていく状況には変わりなく、この先20年後の日本の釣り業界あるいは釣り場像というようなものを想うと暗鬱とした気持ちにさせられるのでありました。

 

さて、ヘラの方に話を戻すと、変化が起こったのは1時半を回ったあたりか?
Aさんが連続で両型をヒット。
「勝負に出た甲斐がありましたよん」と良いテンポで釣り上げて数を伸ばしていきます。
立て続けに数枚釣り上げたものの、またまた沈黙の時間が訪れたのが2時過ぎ。
2時半くらいに帰ろうか、ということのなり、この時点で9枚のワタクシはなんとかもう1枚釣り上げて二桁を目指します。

ところが、このあたりから、あたりがモヤモヤはっきりしない状態になり、タナを戻したりエサをいじったり色々やるのだけれど有効打は見つからず。

2時半過ぎになんとか1枚を追加しちょっとホッとしたらそのまま釣れなくなっちゃいました。

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一方のAさんの方も、このあたりから魚ののりが悪くなりなかなか針がかりしなくなってしまった。「あと1枚釣ったら帰ろう」と言ってたらなかなか釣れずに時計は2時半を回り3時に近づいてきてしまった。「3時になったら帰りましょ」と言いつつ釣って行くと3時5分前くらいにAさんにいいのが来ました!

この1枚で釣り終了、納竿です。
結果は下のモニター画面、左から二列の目の座席番号、9番がワタクシで15位。Aさんは座席番号10番で見事5位。

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玉砕覚悟の勝負が見事勝利につながったのでありました。

帰りがけ通り道にあるヘラブナ天国ビン沼の様子を見ていこうと、車を土手沿いに走らせてみると、釣り人は平日、月曜日だというのに釣り座の半数以上が埋まっており、竿を絞っている方もいらっしゃった。こちらの方もそろそろ春の乗っ込みに近づいているようで、次回のヘラブナ釣行はぜひその辺に合わせて行きたいものだと思うのでありました。

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