無料ブログはココログ
フォト

« フライでも日本一シビアな管釣り@朝霞ガーデン | トップページ | べた凪の海へ 男女群島遠征その1@サンライズ 佐賀・呼子 »

2015年4月12日 (日)

ジャズがあれば歳の差なんて@団子坂スタジオ 千駄木

月に一度ほど、50過ぎから還暦前後のおっさんたちが集まっては好き勝手に音を出しまくるジャムセッションをやっているのですが、今回はそこに突然18歳の女子大生に成り立てという、初々しいベース女子が加わってのセッションになりました。

なんで?! 一体どういうツテで?! と疑問は多々あるとは思いますが、その辺の事情を説明すると長くなってめんどくさいので、知り合いの娘さんということにしておきましょう。
今回ベースで入ってくれたのは某理系大学にこの春めでたく入学したばかりのAちゃん。
彼女は中学生の時、某高校のジャズ研の演奏するライブを見て突然ジャズファンになったしまったばかりでなく、難関校と言われるその高校も受験して見事合格。晴れてジャズ研に入部しそこでベースを覚えたという経歴の持ち主。

数年前に、この話を聞いた時から、いずれは一緒に演奏してみたいなと思っていたのが、今回ようやく実現したというわけです。

この話を、日頃一緒のおっさんたちに話した時には、みんな小躍りする姿が見えましたよ。一部日頃の言動に問題のあるものもいたので、内緒にしておこうかとも思ったりしたのですが、後で知ったら余計タチが悪そうな気もしたので、一応皆さんに声をかけたところ、当日集まったのはワタクシを入れて5人のオヤジ達。

ピアノS、ギターA、アルトサックスT、ジャーマネS、ソプラノワタクシ(おっさんは敬称略)、ここにベースのAちゃんが加わっての演奏です。

004
事前にメールで曲を選んでおいて、その上で当日Aちゃんのやりたい曲をどんどんやっていくという方式でジャムは始まりました。

スタジオはいつもお借りしている千駄木の団子坂スタジオ。
ここのスタジオはこじんまりとした一部屋の
スタジオなんですが、ジャズ向きにセットされたドラムスにウッド・ベース、グランドピアノまである至れり尽くせりのスタジオ。場所は少々不便ながらも千駄木は風情のある街なので気に入っています。
やる気満々のおっさんたちが待ち構えるスタジオに少し遅れてAちゃんが入ってきたら、薄汚く見えていたスタジオに花が咲いたようでしたよ。

簡単にメンバー紹介して早速挨拶代わりにブルースを一曲。
「ストレイト・ノー・チェイサー」はAちゃんの選曲。
ふだんFのブルースやるとき、この曲のテーマでやることはほとんど無いので、結構手間取りました。

001

なんか妙に緊張してミストーンの連発でスタート。
ドラムレスだったのでベースの音をよ〜く聞きながらテンポをとりつつだらだらと長いソロを回し、ソロはベースの順番に。
待ってました!とばかりにソロに入るAちゃんを見た時、「この子は行けるな」と思いましたよ。臆することなく音を出していくその姿はなんと頼もしいことか!

006

ポール・チェンバースが好き。という彼女のスタイルは、ハード・バップのベースそのもの。太く、しっかりした音程でいいベース・ランニング、リズムを刻んでおりました。

ソロが終わって目配せでフォーバースに突入!三周してラストのテーマに一気に突入。
なんとか、挨拶代わりを終えて「素晴らしい」と賛辞の嵐。高校三年間でここまで弾けるようになるんだ!とみんなビックリ。
次は何にしましょうか?と尋ねれば、「枯葉」をスローで。
とおっしゃるので、普段はやらないテンポでスローの枯葉をやりました。

005

                                    ピアノSはプロなのでスタンダードはお手の物 頼もしい!

このあとも黒本めくりながらAちゃんに選曲してもらいながら進行すると、次のお題は「イフ・アイ・ワー・ベル」。
この曲も有名だけれど、このメンバーでやることはまずない。
みんなひねくれもんだから、スタンダードの王道を行くをような曲をやりたがらないんですよ。

ここで意外だったのが、ギターのA。
彼は楽譜を持ち歩かない男として、どんな曲も頭に入っている、と兼ねてから豪語して(本人は言わないのだけれど周りがそう決めつけていた)いたのだけれど、この曲は途中分からないというじゃあありませんか!以外に身近にあった落とし穴に一同喜びながらピアノのイントロで演奏開始。

002

このあと、休憩を挟んで「イッツ・オンリー・ペーパー・ムーン」「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」「ブルー・ボッサ」「アイル・クローズ・マイ・アイズ」最後に残った時間を「ミスター・PC」で埋めて二時間のセッションはお終い。

枯葉、ブルー・ボサ以外のほとんどの曲が自分的には初演となりとても新鮮なセッションになりました。自分でもここまではなんとかできる、ここは無理、とか色々自分なりの力量が見えてよかった。今後の練習の具体的目標ができました。

まあ、こんな風に普通だったらありえない歳の差の女子大生とおっさんたちが、いきなり一緒になって音楽を作れちゃうのがジャズの面白いところで、この楽しみを覚えたらやめられないですよ。

Aちゃんとは千駄木の駅で別れて、おっさん一同はいつもの飲み屋「花*花」へ突入。
珍しく音楽談義に花が咲いたりして、おっさんたちみんな若いパワーに刺激されちゃったみたい。

文字通り新しい風が吹き込んだと言う感じのセッションになりました。
Aちゃん、ありがとう。

ブログ掲載の文章、画像の無断転載は禁止です (C)enos1091 All rights reserve

にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ
にほんブログ村

« フライでも日本一シビアな管釣り@朝霞ガーデン | トップページ | べた凪の海へ 男女群島遠征その1@サンライズ 佐賀・呼子 »

JAZZ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ジャズがあれば歳の差なんて@団子坂スタジオ 千駄木:

« フライでも日本一シビアな管釣り@朝霞ガーデン | トップページ | べた凪の海へ 男女群島遠征その1@サンライズ 佐賀・呼子 »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31