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2015年6月10日 (水)

西表島的釣魚生活 第九 シュノーケリング天国

2015年6月9日  火曜日  晴れ

関東地方は梅雨入りしたようだが、こちら西表島は今日も朝からいいお天気。
どうもカラ梅雨らしい。島の生活においては水不足は深刻な問題なので、明後日私が島を離れた後にたっぷり降って、水不足を解消してほしい。

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天気予報では向こう一週間晴れマークがついているが、北からの高気圧に押し下げられて前線が南下すれば、まだ西表島に雨の降る可能性は十分にある。

お天気は良いのだが、今日は一日のんびりと過ごす。
釣りに行かないのは午前中に女子サッカーW杯予選第1戦である日本対スイスの試合があることと、お昼ご飯にイノシシを食べに行きましょうと、マリンボックスのオーナー氏に誘われているからだ。

午前中は近くにある「秘密の海岸」とオーナー氏が紹介してくれた、一般の観光客はまず来ないというビーチに行ってのんびりひと泳ぎしようと思っていたのだが、朝一済ませておきたいネットがらみに仕事をしていたら、サッカーが始まる時間に迫ってしまった。

久しぶりに自分の手でテレビのスイッチを入れた。
普段テレビは見ないので、リモコンを触ることも画面に向かうこともあまりない。

サッカーは好きなので、国際試合中心にかつてはよく見ていたのだが、最近は新聞のラテ欄も見なくなってしまったので、見逃すことが多かった。

日本代表のメンバーを見て若手が少ないのが気になったが、前半に1点入れたので少しホッとする。
後半が始まり少ししたところでオーナー氏にお昼に誘われたので出かける。
車で数分走ったところにある小さな食堂の入り口には、大きな「大衆食堂」と書かれた看板があった。

中に入ると、狭いお店には人がいっぱい。運よく空いていた座敷に上がったら頭のすぐ上のテレビでサッカーをやっていた。
他のお客さんは皆サッカーに集中しており、スイスチームについて解説するお客さんなどいて、サッカー人気の高さを感じた。
後半の30分くらいで敵に押し込まれて危なそうだったが、お昼ご飯のイノシシの方が気になっていたのでそちらに集中する。

このお店の名物はイノシシそばとイノシシラーメンらしい。
迷わずそばを注文する。

「そば」といってもこちらで「そば」といえば「八重山そば」のことだ。これがうまい。うっすら黄色い麺はカンスイは使っておらず卵の色らしい、後は塩とうどん粉で打った麺のようだ。特にシコシコしているわけでもないのだが口当たりと麺の味が好きになってしまった。

スーパーに行くとたくさん売っているので買って帰りたいのだが、この後沖縄で二泊三日の船中泊もあるし、そのための釣り道具で荷物は手一杯なので西表島ではお土産は買えないのだ。

さて、注文したイノシシそばが出てくると、野菜炒めの中に骨つきのイノシシの肉を煮たものがのっていた。

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早速イノシシの肉を頬張ると臭みもなく肉の旨みがじんわり出てきて美味しい。
骨の隙間にこびりついているのをしゃぶりながら麺を食べる。

美味しいので一気に食べてしまった。
その間にサッカーの方はスイスの猛攻をしのいで日本が勝ったのでめでたい。

そういえば、今朝facebookをチェックしていたら、誰かに「顔が丸くなった」とコメントされていた。自分でも写真を見てそう思ったのでかなり太ったようだ。毎日美味しい料理を腹一杯食べて、釣りしているだけだからなあ。


マリンボックスさんに戻りすぐに浜辺に出かけることにした。
オーナー氏にゴーグルとシュノーケルをお借りする。

熱く焼きついたコンクリートの道をパイナップル畑や農業用水池など見ながらブラブラ歩くと浜の入り口になる藪の中に通じる小道がある。
ハブが出るから、と脅かされたので少々慎重に入っていくと数歩歩いただけでジャングルに囲まれてしまう。

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小学校の頃夏休みの早朝、毎日のように言ったクワガタ虫捕りの時に入っていった、里山の藪の中の匂いがして懐かしかった。

ところどころ身をかがめないと通れないところを通り、数分下っていくと次第に波音が近づいてくる。突然目の前が開けると白い砂浜に青い海と空が広がる。

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数百メートルほどの小さな浜は森に隔離されており、まさにプライベート・ビーチのような浜だ。
オーナー時の話では、この浜では時々あまりにも開放的な気分になってしまった若い女性が全裸で泳いでいることがあるとか。期待に胸を膨らませ浜に出てみたが、美女も天女もいなかった。

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浜辺に下りると、白い砂に見えたのはサンゴの粒で砂よりも粗い粒で、歩くと足が取られて歩きにくい。荷物の置ける岩場まで歩いて水着になり準備運動してから少し泳いだ。

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浜近くまで岩がゴロゴロあり、潮も引き始めているので浅く、泳ぐ場所を選ばないとお腹を岩でこすってしまいそうになる。あらかじめ泳ぐルートを決めてから水中眼鏡をつけて泳ぐと、水中は南の海の楽園が広がっていた。

コバルト色のスズメダイやベラの仲間、チョウチョウオなどが泳いでいる。
先日の星砂のビーチではシュノーケルがなかったので、長時間じっくり水中観察ができなかったが、今回はじっくり見ることができた。

しばしお魚ちゃんたちと一緒に泳いだあとは、浜に上がってビールを一杯。

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飲み干した後は酔いにまかせ、波打ち際に寝転び、釣りでまだらに日焼けしてしまった体の焼けていないところを中心に日に当てて調整する。
寝転んでいると、時々何かが体にもぞもぞ触ったり、チクリとしたりするので慌てて起き上がりそこを見るとヤドカリだった。

あたりをよく見ると、あちこちにヤドカリがいてカメラを向けるとサッと貝の中に体を隠してしまう。そのままカメラを向けて息を殺しじっとしていると、手足と目を貝から覗くように出してあたりの様子を伺い、安全だとみると歩き始めるので、そこを狙って写真に撮る。

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寝転んで目を閉じると、沖のリーフに当たる大きな波音と、波打ち際の打ち返す波音、風の音だけが聞こえる。
打ち寄せる波が時折体まで寄せてきて、熱くなりかけた体を冷やしてくれる。
いままで写真でしか見たことのなかった南の国の白い砂浜の海岸を全身で堪能した。

1時間半ほど浜辺でのんびりしたら、体も赤くなり始めたので帰る。
浜辺に流れ着いたペットボトルが落ちていたので拾うと、簡体文字で書かれた中国語のラベルだった。中国本土から流れ着いたのか。

帰ってからは洗濯。この先五日分の衣類を洗い確保する。
明後日那覇に移動後はおそらく洗濯する時間はないだろうと思われるからだ。

夕食の時間、今日も美味しいお料理をいただきながら明日の釣り談義に花を咲かせていたところに、お店に来ていた旅行者のお客さんとちょっとしたきっかけで会話が弾んだ。
しばし話したのち、「地元の方ですか」と聞かれて思わずのけぞってしまった。

確かに、カウンターで一人、マスターと親しげに話している日焼けしたおっさんは地元の人にしか見えないだろうなあ、いっそ地元の人になっちゃいたいなあ。なんて思いながらも西表島の生活は明日と明後日の朝を残すのみ。

時が過ぎるのは本当に早いものだ。それが楽しければ楽しいほど。
今の私は浦島太郎になっているのかもしれない。


ご参考:マリン・ボックス

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