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2015年7月

2015年7月31日 (金)

釣り雑誌に載っちゃった@SALT WORLD 8月号

既にちょっと時間が経ってしまったのだけれど、オフショアのルアー・フィッシングを取り扱っている雑誌に、枻出版(えいしゅっぱん)というところから出ている「SALT WORLD」(ソルト・ワールド)という雑誌があるのをご存知でしょうか。
塩世界じゃあ無いですよ、ソルト・ウォーター・フィ ッシング・ワールドの略かと思われます。

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                                        表紙のオヂサンはワタクシではございません

ちょっと専門的な雑誌なので、小さな書店や町の書店には置いていないかもしれませんが、大きな書店やこういったルアー釣り専門の釣具屋さん、大型釣具店あたりには置いてあると思われる雑誌であります。

A4版よりちょっと小さめの雑誌としては大きめの、紙も分厚くカラー写真満載で200ページほどの、雑誌としては高級誌に入るんだろうか?そんな雑誌なんですが。
この雑誌の7月15日発売の8月号の128ページから4ページにわたって、なんと総天然色でワタクシが5月末に訪れた西表島の遠征ツアーが掲載されちゃったんです。

題して「西表島 GT&ライトゲーム&グルメツアー)サブタイトルとして釣りも食事も欲張りに楽しむ、とあります。

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いやあ、早いものであれからもう2ヶ月が経ってしまうんですね。と書いてみたものの。私の意識の中では、もっとはるか昔の出来事のように感じられていて、「まだ2ヶ月しか経っていないんだ」というのが本当のところ。

ちょうどあの頃は、遠征が立て続けにあって、男女群島に行った翌週くらいに慌ただしく西表島に出かけたんじゃなかったかしら。

雑誌のページをペラペラめくりながら(自分の記事はそんな2何ページもないけれど)雑誌に写っているオノレの姿を見るというのも不思議なもので、ブログに使った写真と同じものが出ていたりするものの、これまた違った印象がするところが面白いですね。
文章も、紙面構成もプロの方々が手がけているので、そんなところからも来るのでしょうか。

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印象としては、とにかく紙面がカラフル。
釣れた魚の色、海の色、空の色、お料理の色などとても美しいですね。
こうして写真を一枚一枚見ながら、あの夢のような釣りを振り返るのも悪くないものです。お料理も美味しかったしなあ。

西表でお世話になったマリン・ボックスさんのお料理は、あまりに美味しかったので、その後家に帰ってからも真似をして色々試してみたりするんですが、なかなかあの味にはたどり着けないですねえ。

記事では、ルアーブランドの「プロセレ」製のルアー、ゴビアス・アンセスターの爆発ぶりが紹介されていますが、この時にこのルアーが底物の魚に非常によく効くのを確信したので、半月後に出かけた種子島では、専用のベイトタックルまで揃えてバラハタという美味しいお魚を半日で5~6匹釣りましたよ。

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もともとは東京湾のシー・バス用に開発されたルアーで、3月にはシーズン一番の爆釣の日に行って45本、最大82cmという大漁記録、この日は船中700匹超というまさに大記録の日に当たってしまったんですが、みなさん、アンセスターで釣りまくったという伝説的な記録を持つルアーです。しまった、あんまりこうやって書くと、欲しい色とかすぐに売り切れちゃうから書くんじゃなかったかな?

外はクソ暑く釣りに出かける気力も減退気味なので、こんな風に自分の出ている雑誌を見ながら冷房の効いた部屋でジャズを聴く今日この頃でございます。

みなさま、お金のある方は是非一冊、無い方は立ち読みで結構ですので、本屋さん、釣具屋さんに出かけた際には手に取ってくださいまし。
遅れましたが、記事を書かれたのはプロ・ショップ・オーナーYさん。写真もです。

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2015年7月26日 (日)

YAYOI CDリリースライブ@サルビアホール 鶴見

ジャズとビールは生に限ると申しますが、目の前でその空気も感じながら、またミュージシャンどうしのやり取りや息遣いを間近で見ながら聴くジャズは、レコードやCDで聴くものとは全く違にした感動があるものです。

ということで、今回はジャズ・ボーカリストのYAYOIさんのCDリリースライブに行ってまいりました。

このYAYOIさんという方、以前にもこのブログで書きましたがワタクシの大学ジャズ研の先輩にあたる人で、もう40年近いお付き合いになるんですが、一時期子育て等々で歌活動の中断を余儀なくされていたのが、その後ヴォーカリストとして復活し、今回、この四月にバラード集のCDを発売したの記念して各地でライブを行ってきました。

今回はそのシリーズ最終回ということで、横浜は鶴見駅前にあるサルビアホールという立派な建物のリハーサル室で行われました。
リハーサル室というだけあって比較的小ぶりのホールに集まったお客さんは限定40名ほどの方々。
コンボジャズを聴くにはちょうどいいサイズの空間でした。

YAYOIちゃんのバックをつとめるのは、ギターの岩見淳三、ベースのジャンボ小野、ピアノの二村希一、ハーモニカのマツモニカという面々。これは先ほど話したCDのサイド面そのままだそうで、ドラムスは無しでした。

開始一曲目はギタートリオでのインスト演奏で「Line for lyons」という、ジェリー・マリガンの曲。ポール・デスモンドがよくやってる曲でした。岩見さんがこの曲を演奏するのを聴くのは初めてだったので、ちょっと意外な感じがしましたがいい演奏でしたよ。

さすがにこのトリオ、長年一緒に演奏しているだけあって三人の息はピッタリ。
ソロのバッキングに回った時のピアノの合いの手の入れ方といい、ベースのアクセントのつけ方といい、ジャズのインタープレイってこういうのをいうんだなあ、と思いつつ、その辺のやり取りを目の当たりにして見られるのが生ライブの楽しいところ。

サウンド的にはとてもオーソドクスなモダンジャズなんですが、非常に質の高いものなのでミュージシャンの発する一音一音が耳から体の中に入り、そこで醸成されて体全体に染み渡り感動に変わっていくということが起こるんです。こういう本物のジャズを生で見られるのは本当にしわせなものです。

さて一曲目が終わると「こんばんは〜」とYAYOIちゃんの登場。
とても和やかな雰囲気を作りつつ曲紹介を済ませ、ヴォーカルが入った一曲目のナンバーはスティーギー・ワンダーの「you are the sunshine of my life」。この曲はワタクシの高校時代からの大好きな曲なのでいきなり嬉しくなっちゃいましたよ。これを軽快にヴォサ・ノバ・アレンジで聴かせてくれました。

二曲目は「Do you know what it means to miss New Orleans」というニュー・オリンズへの郷愁を歌った曲。ご本人はニューオリンズに行ったことはないので自分の故郷の北海道を思いながら歌いますとおどけながらもしっとりと歌い上げてくださいました。

次の曲は、あの有名なビル・エバンスの「Waltz for Debby」
普段あまりヴォーカルものを聞かないワタクシにとって、この曲の歌を聴くことは初めてかも、誰かが歌ってるのを聞いたことはあるような気もするんですが、歌う前にYAYOIちゃんが解説してくれた歌詞の意味では、愛くるしい小さな女の子に捧げた内容の歌詞だというのでこれも意外。てっきりビルエヴァンスが彼の恋人に書いた曲だとばかり思っていたのでちょっとした驚きでした。

四曲目にはハーモニカのマツモニカさんの登場。
彼は一昨年の岩見さんのリサイタルで初めて見たのですがとても素晴らしいハーモニカだったので、今回も期待していたんです。
曲は「シェルブールの雨傘」。この曲にマツモニカのハーモニカはぴったり。彼のハーモニカが音を発した瞬間、一気に気分は、フランスの都会の雨に濡れた石畳を一人歩くオレ、雑踏の遠くからフランスの救急車のちょっと間の抜けたサイレンが聞こえてきては消えていく、みたいなすっかりおフランスの香りのサウンドになってしまおうのが素敵。

次の曲は「 I wish you are」曲のつなぎで曲紹介をする時に、この曲は「あなたのことが好きだから、今日はもう彼で最後にしましょう」なんて気持を入れて語って、その曲の意味を語ってくれてから歌い始めてくれるので、英語の聞き取れないワタクシでもその歌の持つ意味が感じられて、とても嬉しいんです。

この5月に見たピアニスト谷川賢作さんのユニット「ツルチック」で、詩人の谷川俊太郎さんの歌をたくさん聞いて、歌における歌詞の重要性を衝撃的に感じたワタクシとしては、これまではジャズヴォーカルおよび外国曲を聴いてもヴォーカルは楽器と同じサウンドの一部として聞いていたように思えるんですが、実はそうではなかった。
歌詞がきちっと伝わってくるか否かで歌というものは全く違った深い感動になることを知ってしまったんです。
そういう意味でもこの歌う前の前振りで歌詞の意味をちょこっと話してくれるのは歌を聴くときも耳に引っかかってくる英語の単語のひとつひとつに集中できてとてもありがたい。

何て思っているうちに、曲は前半最後の「 It's all right with me」になだれ込み軽快なサウンドでみんなノリノリになりながら終わっていったのでした。

この後、休憩を挟んで後半も一時間ほど6曲くらいやったかな。
いろいろ工夫を凝らして一曲一曲の雰囲気を変えて演奏してくれるので、飽きることなく楽しめました。書きたいことはたくさんあるのですが長くなるのでまたの機会に。
終了後には、この場で購入したYAYOIちゃんのCDにサインしてもらって、握手でお別れしてきました。

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こういう、素敵なコンサートはどんどん見たほうがいいですね。日頃、ジャズはCDか居酒屋のBGMでしか聞かないとおっしゃるみなさんがいらっしゃるようでしたら、ぜひコンサートに足を運んでみてください。
そこには生でしか味わえない素晴らしい感動が待っています。

この岩見さんYAYOIちゃんのライブ、9月29日には中目黒の「楽屋」というお店で、また
11月14日にはこのサルビアホールの大ホールでリサイタルが行われることが決定しているようなので、ファンならずともジャズ好きの皆さん、要チェックですよ。
他にもライブスケジュールはたくさんあるのでオフィシャルサイトでチェックしてみてください。

ご参考 岩見淳三オフィシャルサイト

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2015年7月21日 (火)

こんどは音楽的生活なのだ

この一週間ブログを更新することなく過ぎてしまった。
その間に梅雨も明け暑い夏になっていまいました。

ブログは書くことがなかったのではなく、むしろ書いている暇がないくらい忙しかったような気がする。
釣りに行っていないのに何が忙しいのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、釣り以外の生活だってあるんです。というより、むしろ、この半年間はこれらを犠牲にして釣りばかりしていたと言ってもいい。

じつはこの10日間に二つのイベントがあったんですよ。
一つは自分の演奏するジャムセッションへの参加、それもお店で一般のお客さんがいる前でやるというので、普段のスタジオにこもって好き勝手な音を出しまくるというのとはちょっと違うので、それなりの練習に励んだのだ。

音楽的には必ずしもジャズだけでなく、集まった仲間の好きな曲をあらかじめ示し合わせておいてやろうというもので、いわば音楽で遊ぼうというようなものなのだが、なにせその他のお客さんがいるとなるとそう身勝手なこともできないので、本番では少々気を使いながら演奏した。

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曲は演歌からポップス、ジャズ、ボサ・ノバと様々あり、普段の自分の好みでは絶対ありえないようなものもあったので、これはこれで楽しい経験ができた。
出来栄えは正直言って大いに問題ありだったので、次回のセッションではもう少し事前に詰める作業をして、ちゃんとした曲に仕上げたいなあ。


そして、もう一つのイベントは神奈川県民ホールの大ホールを使って、およそ2000人ものお客さんを集めて行ったコンサート。

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これは、我が家の娘たちが昔お世話になった保育園が今年創立30周年を迎えたので、これを記念して行われた記念コンサートです。
なんで保育園がコンサート?
って、普通の方々は思われるに違いない。

この保育園では日頃から本物の日本文化を子供達に伝えていこうという取り組みをしていて、保育園創立の頃には秋田にある民俗舞踊集団のわらび座に講習に行き、太鼓や民舞などを学んできた経緯があり、今でも定期的に、別の集団である荒馬座というところに通って指導を受けるという活動をしているのです。

さらには、この保育園。子供達は卒園をするときには、子供達一人一人に、子供の歌を作ってあげて、卒園式では子供達ひとりひとりを壇上に上げて、その歌を親や保育者で作られた大合唱団で歌ってお祝いし、送り出すという、にわかには信じられない取り組みをしているのです。

歌詞は保育士全員が集まって作ります。したがって、作詞の作業は保育士がどれだけその子供たちと関わってきたかということを問われる作業になるのですから、日常の自分た地の保育の中身を確認していくという大変な作業になる。毎晩遅くまでかかって出来上がった歌詞にプロの作曲家の先生が曲をつけ、その曲を送りだす親、保育士全員が覚えて歌うという気の遠くなるような作業を毎年行っているのです。

子供達は自分の歌を持つ、という素晴らしい贈り物を手にします。
これはこの子たちが大きく育ったときに園素晴らしさに気づくのでしょう。

このようにして、日常的に保育士、親、子供たちが一丸となって保育をしている保育園なので、5年ごとにコンサートを開いて、これらの生活の発表の場を作っているというわけです。

私は、もうすでに遠い昔、子供をおくり出してしまったので、このコンサートでは表舞台に立つことはありませんが、色々とOBなりに手助けしなければならないこともあり、そんなコンサートの本番を間近にして、色々やることもあったというわけです。

7月19日に本番を迎えたコンサートは、想像以上に感動的なもので、これは内輪の人間が見ているからという意味ではなく、子供達の成長の素晴らしさ、それを見守りながらともに成長を続ける大人たちの素晴らしさを十分に表現しているもので、芸能界やマスコミの網の目からこぼれてしまった、本当に人を感動させる舞台を実現していて素晴らしかった。

コンサート終了後には打ち上げがあり、二次会もありでさんざん酒を飲みまくったおかげで、二日経った今日でもまだ体にだるさを感じるほどなのだけれど、それだけ思い切りエネルギーを使って楽しんだのかもしれない。

話は脱線するが、このコンサートで久しぶりに会ったフェイスブックつながりの方々から口を揃えて「あんた、遊びすぎだよ」と叱られてしまった。

確かに今年前半はほぼ毎月の遠征で、釣具屋さん並みに釣りに惚けてしまったのは事実。何も否定することもできず批判に甘んじるしかなかったのではありますが、こんなことも体の丈夫な今しかできないことだから、と小声で言い訳したのでありました。

ところで、相模湾は夏のキハダ・マグロ・シーズンが盛り上がり始めているようですが、釣果をチェックしていると、今のところ今ひとつ盛り上がりに欠けているような感じですね。

8月のエサ釣り解禁前に一度くらいはルアー・マグロに行ってみたいところなのですが、いまいち情報に二の足を踏んでいる状態です。

来週末はもう8月なので急がねばならないところなのですが、まあ、餌マグロになったらエビング勝負もいいかな、なんて気楽に考えています。

そうそう、8月頭には私の大学ジャズ研のOB会が長野の安曇野で行われます。
これも昨年に引き続き参加の予定。
一年間ジャズにどう取り組んできたのかを曝されるこわ〜いジャムセッションでもあり、古い仲間と再会し音楽で楽しむという素晴らしい会でもあります。
しばらくは、これに向けて楽器の練習をしないと。

こう見えても釣竿を持っている時間よりサックスを吹いている時間のが方が長いつもりなんですけれど。

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2015年7月11日 (土)

種子島初釣行 その五@南海 種子島

2015年7月5日、種子島釣行三日目の最終日。
この日も早朝五時には目が覚めてしまい眠れなかった。

外からの雨音は聞こえず今日は出られそうだとぬか喜びをする。
出かける準備をしていたら、そのうち何人かが起きてきた。
外を見ると雨は上がっているようだが風がとても強く木の枝が激しく揺れていた。

昨夜の食事時前に、Y店長と僕の二人で近くの神社に明日の凪を祈願しに出かけたら、食事中には一時雨が上がり、虫の鳴き声が聞こえるほど静かになったのだけれど、「明日は行けるかも」、というY店長の意見に対し、「無理でしょ!」というネガティブ意見が強く出されていたので、いったいどっちに転ぶんだろうと窓から外を眺めて思っていました。

天気予報をとテレビをつけたらサッカー女子WCの三位決定戦、イングランド対ドイツ戦をやっていたので、二日連続でテレビを見ることにしました。普段テレビを見ない、僕にとっては二日続けてテレビを見ることはとても珍しいことでした。

試合は拮抗していたものの、どうも見た感じドイツに覇気が感じられない雰囲気。
イングランドの方が明らかに気合で上回っているように見えました。

食事の時間が来て船長が迎えに来たので、今日はどうですかねえ、などと聞いてみるとどうも浮かない顔をしている。
予報によれば、今は風だけなのだが午前11時頃に激雨の予報が出ているという。
昨日すでに激雨を体験済みの一同、あの雨を再び味わうのはもうこりごりと一様に思ったようで、「今日はダメかな」という声が多く出る。

朝食をとりながら、どうしようか色々検討した結果、雨の予報があるし、風は昨日よりひどいので海が時化ている可能性も高い、事実近くの浜に船長が見に行ったらサーフィンには最高の波が立っているというではありませんか。

この日、その浜ではサーフィン大会が行われる予定だったので、大会関係者は大喜びだったようなのですが、我々釣り師にとってはどうやら厳しい判断を迫られることになったようです。

結局、一同で検討の結果今日は出船をやめようということになりました。無理をせず安全第一で行こうという意見が大勢を占めたのです。
食後部屋に戻ったら、早速道具を片付ける事になりました。

Imgp5238                                   大雨にさらされたタックルは水洗いの必要もないほど

風は一層強まり、天候がこん状態なので帰りの飛行機も早い便に変更して、飛行機が飛ぶうちに帰ろう、という店長の判断でそうする事にして、早めの撤収を決断しました。

片付けながら見ていた女子サッカーWCは延長戦でイングランドがPKを獲得しこれを決めて勝利。
やはり気迫で勝るイングランドが世界ランキング一位のドイツを破ってしまったのでした。

飛行場が開いて、早速問い合わせたら幸い二便に空席があるというので、それを目指して空港に行く事になり帰り支度を進めます。一同、釣りができない落胆は口には出さないもののその動作の緩慢さに明らかに出ており、僕自身もせめて四時間ぐらい釣りをしたかったなあ、と感じていました。

振り返ってみれば、まともに釣りをしたのは初日の午後の5時間くらい、二日目の僕はほとんど釣りらしい釣りにならず敗退しているし、初日に体調不良で寝ていた店長など、二日目のわずかな時間しか釣りをしていないのでした。

それでも、このところの遠征はお天気に恵まれていて、出船率が非常に高かったのでたまにはこういう事もある、という話を聞かされ、自然には勝てないと納得していました。

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雨は上がってくれたのですが

僕がこのEbb&Flowツアーに参加し始めた昨年5月からの約1年ちょっとの間、僕の参加したツアーで出船できなかったのは初めての事で、これは根魚王さんによれば驚異の出船率だそうで、かつてひどい時は半分くらいの確率でしか出船できず、釣りをやめて観光ツアーに変わってしまった事も幾度もあり、ここ種子島でも以前来た時に鉄砲伝来の記念館を見に行ったりしたとか。

こういう話を聞くとつくづく今までがラッキーすぎたんだなあと実感させられ、諦めもついたのでした。

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竿の搬出、ロッジ・セルフィッシュは快適でした

午前11時。どうやら種子島発の二便の飛行機と、鹿児島空港での三便の羽田行きに乗れそうだという事で、チケットは変更不可の安チケットながら状況を鑑みたら航空会社も柔軟に対応してくれるであろうという期待を持って空港に向けて出発。

運良く空港で対処してくれ、我々の乗る飛行機も無事着陸できたので、これに乗って鹿児島空港に出発。種子島を後にしました。

ガラガラの機内でうたた寝しているとあっという間に鹿児島空港に着陸し、ここで二時間程待って羽田行きに乗り継ぎ難なく帰ってくる事ができ、一同長かったような短かった種子島の旅を終えたのですが、実はこの時はまだ分かっていなかったのですが、我々は大変ラッキーだったのでした。

種子島発鹿児島行きの飛行機は一日四便あるのですが、後で知るところによると、この日の三便、四便は天候不良で欠航したのというのです。
つまりあの飛行機に乗っていなかったら、我々は日曜日のうちに帰ってこられなかったわけで、翌日から仕事の一同は大変な事になっていたというわけですね。

こうしてみると、今回の釣行は、行きの便も奇跡的着陸、帰りの便も奇跡的運行という事で、この天候の条件下で釣りをして帰ってきたというだけで大変ラッキーだったということが分かったのです。

「南海」号の克也船長、お父さんの営む民宿しまさきの皆さん、同行の皆さん、大変お世話になりました。悪天候の中でも、楽しい思い出を作ることができました。この場を借りてお礼申し上げます。

午後7時過ぎには帰宅してしまい、夕食で自分で釣り上げたバラハタの湯引きを食べながら、なんだか先ほどまで種子島にいたのが夢のように感じつつも、バラハタの淡白な味に、あれは夢ではなかったんだと雨と嵐の三日間を振り返ったのでした。

ご参考:民宿しまさき  南海

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2015年7月10日 (金)

種子島初釣行 その四@南海 種子島

2015年7月4日午前5時。雨音で目がさめる。

種子島釣行二日目。
朝食は6時半と聞いていたので珍しくテレビの天気予報を見た。

珍しく、というのは、普段僕は家でテレビをほとんど見ないからなんです。
家の居間にあるテレビは未だにアナログのブラウン管4対3の画面に分厚い筐体。
なんで映るのかというと、ケーブルテレビを引いているので、そのチューナーがデジタル→アナログ変換をしてくれるため。

テレビに電気を入れるのはサッカーの国際試合の時と月に一二度釣りビジョンをみるくらいで、ほとんど見ないのでテレビなんかなくてもいいくらいなんですけれど、ごく稀にカミさんが仕事がらみで使うことがあったりするので捨てはせずにとってあるという状態。

そんな生活をしているから、テレビの番組やタレントさんを話題にされると全くついていけないんですね。でも別に何の不自由もないし、くだらないバラエティを見て馬鹿にされた気分になるよりはよっぽどマシだと思っているんです。

まあ、そんなわけでテレビを見る習慣がないので遠征に来てもテレビはほとんど見ないのが常なのですが、さすがにこの日はお天気の行方が気になったので見てみたのです。

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                                              釣りの準備は南端なのだが

天気予報では種子島上空に居座っている梅雨前線は次第に北上し、朝のうちは雨が降るもののそのあとは小降りになる、というようなことを言っていたので、なんとか海に出られるかなと期待をしていました。

ところが朝食時間が近づいてみんなが起きてくる頃には雨は一層激しくなり土砂降り状態になり絶望的な降りかたになってきた。

起きてきた一同の中からも「今日はもうダメだ」「夕べは雨音で眠れなかった」などとネガティブ発言が相次いだのですが、ご飯のおお迎えに来た船長はポジティブでした。

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                                              土砂降りの雨に煙るロッジの看板

とりあえず食事をしながら様子を見ましょう、と近くの民宿に移動して雨音を聞きながらご飯を食べました。

期待に反して雨音は一向に弱まらず、食事を終えたあとも降り続けたのですが、ネガティブになりながらも一同、昨日の雨が乾ききっていない雨具を憂鬱そうな顔で身につけて釣りに出る準備をしていました。

午前7時半出発の予定を、雨脚が弱り始めたのを見ながら少し待っていると、一瞬降りが弱くなったので船長の「出ましょう」の一言に全員が完全雨具体制でロッジを出て車に乗り込みました。

港に着き船に乗る頃には少し期待が持てるくらい雨は小降りになってきたので、予報どうりこの後は上がってくるのかな、と前向きになっていたのですが甘かった。

港を出た船が沖のポイントに着く頃には雨は再び激しくなり始めましたが、それでも釣り場に来てしまうと釣りを始めてしまう釣り師の習性です。
一同あっという間にびしょ濡れになりながら、キャスティングするもの、ジグをしゃくるものに分かれて釣りを開始します。
この日の私のプランは、とりあえずジギングでアカジンを狙い、トップの地合いが来たらGTをキャスティングで狙おうという作戦でした。
昨日好調だったプロセレのゴビアス・アンセスターを結んで再び海に落とします。

ところが、この日は昨日とは違い潮の流れが速かった。
水深30メートルまでジグが落ちる間にどんどん流されて、着底する頃には遥か前方に落ちるので釣り糸は浅い角度で海に入るため、根がかりがしやすくなってしまうのです。
第一投目はその洗礼を受け、潮に流されるジグはどんどん糸を出して行き、いつになっても底に落ち切らない、やっと糸が出るのが止まったので糸をまけばもう根がかっているじゃあありませんか。

こうして、何もできないままにルアーを失い少々気持ちが落ち込んだものの、まだまだ始まったばかり、と気を取り直し、幸いリーダーは失わずに残っていたので再びルアーを付けて再投入。

今度は流されながらもうまく底をとってしゃくることができたのですが、かなりの集中力で臨まないと根がかってしまうような状況でした。

こういう時は潮に流されにくい思いジグを使えばいいのですが、根魚釣り経験値の低い私はそれを用意していなかったので、80グラムのアンセスターで勝負するしかなかったんです。まあそれでも集中すればなんとかなっていたんですね。

ところが、雨の降りが激しくなってきてその集中を邪魔するようになったら、ちょっと気を許した瞬間に再び根がかり。

このショックから立ち直るためにキャビンに入り少し休憩しながら、皆さんの釣りする姿を観察することにしました。

マッキーさんと、桐生のKさん、ジギング王TさんはGTキャスティングに、根魚王KさんとY店長は底物ジギングにと分かれて釣りをしています。

Y店長が私と同じジグを使いながら、アカハタを釣り上げたのでその釣り方を参考にしようとしばらく見ていたのですが、根がかりを注意しながらも軽快に釣りをしているので、ルアーは代えなくても大丈夫と判断し、少し休んでから三たびジギングに挑戦しました。

とにかく集中を切らさないように、と底にジグが落ちる瞬間を逃さないよう全神経を竿先と糸、リールの動きに集中します。
今度は大丈夫そうと、店長のジグのしゃくり方を真似しながら釣り始めますが、アタリはなく、何度か落としているうちに、一瞬気が抜けたら根がかり。

さすがに集中が途切れて、再びキャビンに戻り雨宿りしながら、今度はミヨシでキャスティングする二人を見ていた。
すると、マッキーさんが何か声を上げている。
何かと思ったら、ルアーをサメが追いかけてきたので、今日は食いつかないように慌てて糸を巻いて回収したとか。前回の本ブログでご紹介したくだりです。

雨の勢いは時折弱まって、期待をさせながら釣り始めると土砂降りになるというように、男をたぶらかす悪い女のようなそぶりを見せ、そういう女にめっぽう弱いと思われる我々一同に釣りをやめさせないのでした。

私自身も、根がかりでジグを三つ無くし、折れた心をなんとか奮い立たせてチャレンジしたのですが、釣り始めた途端に雨は強くなり、潮の流れも更に早くなってきた感じがしました。
嫌な予感がしたらその通り三投目くらいにジグを根がかりで失い、さすがにもうジギングはやめようという決断をしました。これ以上失うと明日の釣りができなくなってしまうからです。

そこで、ロッドをキャスティング・ロッドに持ち替えて、揺れるミヨシに立ちキャスティングです。
Y店長曰く、潮がいいので釣れる雰囲気十分!とのことなので気合を入れて投げてみた。
風を正面から受けるジギングと違って、背中に風を受けるキャスティングは顔に雨粒が直撃することがないので思っていたよりも楽にできました。

ふた流しほどポッパーをしゃくってみましたが、魚からの反応はなく、雨は更に強まり、風も強くなってきたので全員キャビンに退散し、空の様子を見ることになりました。

気分的にはもう限界、これ以上やると言われても休んでいようと、心がすっかり折れてしまったワタクシだったのですが、判断を下す一人のY店長は、昨日体調不良でほとんど釣りをせずに船底で眠っていたので、今日はやる気満々のようでなかなかやめましょうと言いません。潮もいい感じで流れているのでチャンスはチャンスなのですが、雨の降り方が半端ではなかった。

大粒の雨が海面を叩きつけて、雨粒の波紋が敷き詰められて海面が見えないというほどのひどい雨。それでも雷は鳴ることなく、雨が海面と船に叩きつける音だけなのですが、これがひどく大きな音なのです。

しばらく、様子を見ていたY店長と船長もこの激しさには参ったらしく、ストップフィッシングとなりました。
時計を見たらもう12時近い、こんな雨の中で三時間以上も釣りをするなんて、いったいこの人たちはどこまで釣りが好きなのか。あるいは仕方なくやっていたのか。

港に向かうと途中風が更に強まり海は時化模様になってきたので、帰港を選択して大正解でした。

下げ潮で港に入るのもままならない中、なんとか着岸して土砂降りの中を撤収し、車に乗り込み走り始めたら、川のように水の流れる緩い上り坂を走る車のタイヤが弾く水しぶきは水のカーテンのように跳ね上がり、まるで水陸両用車に乗っているような気分になります。

ロッジに着いた一同は一様にため息をつきつつ、片付けを済ませ、お弁当を食べたり、昼酒をあおったりしたのでした。

この後、ワタクシと根魚王は昼間から焼酎を飲みはじめ、退屈しのぎに日頃の寝不足を解消しようと爆睡しているY店長をおもちゃにしながら、タチの悪い酔っ払いと化していったのでありました。

雨は一層激しくなり地元の防災無線では大雨警報が発令される始末。
梅雨前線は依然として種子島上空に居座っている模様、風も更に強まって嵐の様相を呈してきたのですが、今、前線が島の上を通過中で、明日の朝には北上して雨は上がってくれるにちがいない、などど、都合の良い解釈をしつつ飲む昼下がりの焼酎は体の隅々までしみ渡っていくのでありました。


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2015年7月 9日 (木)

種子島初釣行 その三@南海 種子島

突然ミヨシで叫んだマッキーさん、大きくしなる竿、そちらに目を向ける一同、何が起こったのかへん内に緊張が走ります。

この日のマッキーさんはおよそ10ヶ月ぶりの釣り、GTのキャスティングとなるとさらに数年ぶりとか。ところがこのお方、ポイントについてキャスティングを始めるや、いきなり250グラムもある大きなペンシル・ベイトを投げ始めたのです。釣り師の方はよくご存知のカーペンター社のガンマというルアーです。

通常GT釣りで投げるルアーは160グラムくらいなので、いきなり100グラム・オーバーのバカでかいルアーを投げるとは、なんとも荒療治という感じなのですが、以前このルアーを一日投げ倒した実績のあるマッキーさんにとってはほんの肩慣らし、だったようで、「重い!、きつい!」などと声を上げながらも、早くからだよ目覚めろとばかりに投げ続けていたのでした。

その姿は、糸の先に大きなニジマスをくくりつけて投げているようにも見えました。
船が小さな移動を繰り返すたびに、後部デッキに座っては「汗が噴き出してる」といいつつも一時間以上は、この重いルアーを投げ続けていたそうです。

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しかし、さすがのマッキーさんも疲れが出たようで何度目かの移動の時「160グラムに代えよう」とつぶやきながら、通常サイズのルアーに代えてキャストを再開、見ていた一同も意味のわからぬ安心感を覚えたのでありました。
そして、ポイントを大きく変えて少し深い50メートルほどの場所を船が流す時、ここは表層を引くルアーより沈むルアーの方が良いと判断したらしく、パンドラという沈むルアーに交換し投げ始めました。
事件が起こったのはその、三投目。
沈めたルアーを引き始めた手元になにかフワッと軽くなるような違和感を感じた次の瞬間、ズン!という重さの塊のような手応え。思わずミヨシで叫んでしまったというのがここまでの経緯というわけです。

ワタクシがマッキーさんの方を見た時は、竿はすでに大きく曲がり、それも大物が走る時特有の竿先がまっすぐ海の方向に伸び手元が大きく曲がっている状態でした。
脚の踏ん張り具合からみてこれは大物だということがすぐにわかります。
「ヒット!ヒット!」とワタクシも叫び、マッキーさんはファイトの体制に入ろうと竿をファイティング・ベルトに収めようとした瞬間・・・「ぁ」という声とともに竿は緊張を失い天に向かって伸びていました。

「サメだあ、サメにルアーを丸ごと飲まれちゃったよ〜」と嘆くマッキーさん。
ヒット後の引きが明らかにGTではなくサメだというのです。
前回の本ブログで書いたようにマッキーさんはここ種子島ではこれまで掛かるとサメ、というのばかりだそうで、その話を聞かされていたワタクシは半信半疑で「今日もサメを釣ってくださいよ、サメ王と命名しますから」などと冗談を交わしていたのですが、本当に今回もサメが来てしまったのです。

釣れた魚にサメが食いつくことは何度か経験していたワタクシですが、ルアーそのものにサメが食いつくというのは初めて見る光景なので、こんなこともあるんだなあと思いながらも、これも偶然なんだろうなあ、と思っていたのでした。

ところが、サメ王の実力はそんな偶然的なものではないことが翌日思い知らされました。

翌日も同じルアーを投げていたマッキーさんにサメが追いかけてきて、船べりまで来て引き返していったのを隣で投げていた桐生Kさんも見たというのです。

このようにサメ王の実力を余すところなく発揮したマッキーさんですが、他のキャスティングの方々にはサメが来ないのですから、何かサメを引き寄せるものを持っていらっしゃるようです。
さて、話は前後しますが、3日の初日、一番悔しい思いをしたのは桐生のKさんではないでしょうか。
釣り開始後、そう時間の経っていない時にKさんのルアーに大きなバイトがありました。
「出た!」という声と、バシャッという大きな音にふっと水面に目をやると、起こったばかりの大きな波紋が海面に沸きたっているではありませんか。
その大きさからはかなりの大物であることが推定されるものでした。

そして次のポイントでも、今度は波紋は小さいもののまたしてもバイトがあったのですが、またまた魚は針にかかりません。
さらに次のポイントでもまた出て、というようにKさん一人だけやたらとGTが出るのですが、しかし乗らない。

雨は次第に強くなり、夕方四時を回ることから豪雨の様を呈してきて、一同ゴアテックスの高級雨具で臨んでいたものの、すっかり染み込んで袖のあたりが冷たくなる頃に一段と激しく降る瞬間がありました。

この時一同キャビンに避難するも、ミヨシで投げていたKさんだけはキャストの手を緩めず、叩きつけるような雨の中黙々と投げては引き投げては引きと続ける姿を、ワイパーがキャビンのフロントグラスを拭った瞬間の隙間から一同見つめていたのでありました。

この時は、これ以上は釣り続けうのは無理、と一同雨に心がくじけそうになっていたのですが、次のポイントに移動し、雨もやや小降りになると、再びデッキに出て行ったのでありました。

ワタクシの方はいいますと、この後午後5時過ぎまでやってバラハタを5匹くらい、大きなカイワリをさらに1尾追加し最後のひと流しを迎えていました。

新しい道具の使い心地と、まあまあの釣果に満足しつつ、最後に一発大物を!と意気込んで臨みます。
この日のパターンは、底をとったら素早く底を切り、数しゃくりして落とし、再び底をとって落とす、という繰り返し。時々少し上の方まで多めにしゃくるというのを繰り返していました。潮の流れも程よく、80グラムのアンセスターを使うには丁度いい効き具合、釣れそうな予感を十分に感じながらしゃくっていたその時、底から三しゃくり目くらいでズドン!というアタリ。

素早く糸を巻き魚が根に潜られないよう引きずりだそうとしたところ、魚が重い!
デカいぞ!と思った次の瞬間、グッ!と引き込まれたきり糸が巻けなくなってしまいました。魚が根に入ってしまったのです。じわじわと力を入れていくと、魚の振動が伝わってくるのでまだ魚が付いているのがわかるのですが、力を強めていっても魚は出てきません。
こうなると、どうにもならない、ワタクシの負けです。しばらくの間、糸を張ったり緩めたり、いろいろ試してみるものの船が潮に流され、より強く糸に負荷がかかっていくとやがてリーダーから切れてしまいました。
やはり、来る前に聞いていたようにこの海にはデカいのがいるんだなあ。
と悔しいものの、負けを認めてこの日の釣りを終えたのでした。

土砂降りに、サメのヒットに、GTのバイトと午後から半日の釣りですが中身の濃い半日でありました。

まだまだ、釣行は始まったばかり、翌日の釣りに期待しつつ、暮ゆく雨の種子島の海を見つめながら、南海号は港に向かって走っていくのでありました。


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2015年7月 8日 (水)

種子島初釣行 その二@南海 種子島

2015年7月3日金曜日、昼ちょうどに種子島南部の港から南海号に乗り込んだ我々6名の釣り師、今回のメンバーはお馴染みのジギングと根魚の王様二人に、これまた今年3度目の桐生のKさん、そしてプロ・ショップEbb&FlowのY店長、そして最後の一人は昨年9月に仙台ワラサ・ツアーで一緒だったマッキーさんというお方。

マッキーさんとは釣りは二度目なのだけれど、お店であったり、メールでやりとりしたりしている為かすごく親しみを感じるお方。そう!そういえばこのところの遠征で羽田空港に向かう車は何故かマッキー号だった。店長がマッキーさんから借りてきた車にみんなを乗せて羽田に行っていたのです。

ご本人もこのブログを読んでいらっしゃるので、マッキーさんについてここで多くを語るのは控えますが、今回は種子島までの道すがら「自分は種子島では何故かサメしか釣れない」というようなことをおっしゃっていたのが、ワタクシにはどういう意味なのか理解できないでいました。

それが、この日どういうことなのか明らかになろうとは。

ということで、6名を乗せた船は沖に向かいます。
海はこのところ降り続いた雨の影響で濁りが入っている上に、重く垂れこめた曇り空を写し鉛色をしているので、快晴時には青く澄んだコバルトブルーの海だと言われてもにわかには信じ難いのでありました。

20分ほど走ったところで船は減速したものの、ウネリがあるようで船体は左右に大きく振り子のように不規則に振られていました。
「少し様子を見てみましょう」という船長の言葉に、一同心だけは釣りの準備をしながら船長の次の一声を待ちます。

「潮が速すぎて潮波が立っているようなので、もう少し浅いところに移動しましょう」という船長の言葉に一同うなずき、再びエンジンの音を聞くことおよそ10分、船は少し波の穏やかなないも目標物のない海の真っ只中に停まりました。

魚群探知機を見ると、水深は30メートルほどで魚の反応が赤く写っています。
投げる人はGT狙い、しゃくる人は根魚狙いということなので、ワタクシは待っていましたとばかりに新しい竿を取り出してジギングです。狙うはアカジン。

釣りを始めた途端いまにも泣き出しそうだった空から雨が落ち始め、蒸し暑いのを我慢しつつ雨具を付けて釣り開始。
すると数投目でアタリが!

早速のヒットに心も軽く、リールを回す手も軽く、付いている魚も軽く、でも意外と良い引きしている。新しい竿での始めの一匹、いったい何が釣れてくるのワクワクしながら巻き巻きしていくと上がってきたのはなんとも南の海らしいカラフルなお魚ちゃん。

Imgp5227

船長が「なんとかフエダイ」と言ってたけれど、名前は忘れちゃいました。リリースして即釣り再開です。
しゃくりながら、こんなに簡単に当たり前のように魚が釣れちゃうけれど、これが相模湾だったら、一日やってこんなのが一匹釣れるか釣れないかという釣りを強いられるんですよねえ、なんてお隣で釣りをしている根魚王さんと会話をしていたら、今度は根魚王さんにも同じ魚がヒット。

魚の濃い所で釣りをすると、魚がいないのか、それとも自分のやってる事が合っていないのかが比較的わかりやすいので、釣りをしていて得る事が多いんですね。
昨年四月の能登輪島ブリ釣行から本格的なジギングを始めた初心者のワタクシですら、道具と、場所がマッチしていればこうして釣れてしまうんですから。

さらに数投のちにヒット、今度はやけに首を振ったり走ったりする魚で明らかに先ほどとは違うのがわかりました。
ドラグを出してくれたりしてなかなかいいファイトをしてくれたのは大きなカイワリ。
関東では鯛釣りの外道でよく釣れる魚ですが、こちらのは種類が違うのか大きさが半端じゃない。40センチくらいは軽くありそうなのが上がってきたので思わずカスミアジかと思ってしまうほど。

そして数投のち、さらに先程よりも明らかに大きな手応えの魚がヒット!
早くもアカジンが来たか!と喜びの雄叫びをあげつつリールを巻いていくと、ドラグが出る、幸先良いぞ!早くもやっちゃったかもしれない、などと甘い事考えた途端、フッと糸のテンションがなくなり軽くなってしまいました。

ルアーの重さも感じない、イヤ〜な感触。
巻いてくるとやはり糸が切れていました。それもルアーの結び目の所から。
結び目に魚の歯が当たって切れてしまったようです。

釣行の一週間ほど前のある日、今回、大型アカジンを狙いたいという事でEbb&Flowさんに針に結んだハリスが大丈夫か確認していただきに行った時、店長曰く「種子島はデカイ根魚が多くて、みんな何度も切られて悔しい思いをしているので、フックのハリスは是非このワイヤー入りの新製品を使ってください」と勧められました。ハリスの結び方も針の穴にハリスを通す方向が逆だったので、このままだと魚はバレますという御指摘を受けたのです。

「ああ、見ていただいてよかった」と帰ろうと決め込んでいたワタクシは、一巻き3メートルで3000円というお値段に瞬間的にビビったのと、もう既にハリスをみんな巻いちゃったので、付け替えするのが面倒というような思いが交錯しその場では購入せず帰ろうとしました。すると店のドアまで差し掛かったワタクシに、珍しく強い語気で「僕は言いましたからね、あとでやっぱりやっておけばよかったというのは無しですよ」と浴びせかけてきたでした。

その場は一度家に帰ったものの、心は落ち着かず、手元にある針は店長の指摘通りどのみち全部巻き直しだし、何よりも滅多に行けない種子島まで行って、滅多にかける事のできない大物を運良くかけた時に、ハリスがプッツンと切れて魚を逃してしまったらどんなに悔しいだろうと思うと3000円も高くはないと気を取り直し、数時間後再びお店に向かったのでした。

このような経緯があったので、道具は万全、万が一ハリスが切られたら全部店長のせいにしてやる!といい気になっていたワタクシに慢心があったようです。
肝心なリーダーとラインを結ぶ所をサボってしまったようです。
もっとしっかり結束しておけば取れたかもしれないのに・・・と思うと悔しくてならないので、次のルアーはノットを変えて頑丈にして釣りを始めました。

使ったルアーは同じくプロセレのゴビアス・アンセスター、我々は勝手にツチノコと呼んでいるジグです。
このジグ、西表島でアカジン釣りに大活躍、その後の沖縄船中泊でもアカジンを釣るなど、どうもアカジンに効く、いや、根魚全般に効くようなので、今回はこれを主体に勝負しようと6本も揃えてきたんです。

潮の流れもちょうどいい感じで効いているところにしゃくり始めるとすぐにヒット!
なかなかいい引きなのでまたまたアカジンか〜?と叫んでしまいましたが、上がってきたのはバラハタという真っ赤なお魚ちゃん。

Imgp5229

このお魚は沖縄地方では食物連鎖の底辺にあるサンゴの影響で毒があり食べられないのですが、ここ種子島にはそのサンゴがないため食べられ、しかもたいそう美味しいというのでキープ!

そんなワタクシの横では根魚王がアカハタをキャッチ。

Imgp5232

この後はワタクシはバラハタ、王はアカハタと交互に釣れて行くのが面白かった。
すぐ隣でお互い底付近を攻めているのですが、私の釣り方はフォールを意識して、少し巻いては落とすという釣り方、一方の根魚王はもっと重めのジグをそこからしゃくって止めて見せて釣る、という高度なテクニックで狙っておられた。攻め方で全く釣れる魚が違うのがルアー釣りの面白さでもあります。

Imgp5234
お互い何匹か釣り上げ、いつアカジンが来るかとワクワクしながら釣り続けていた時、突然!ミヨシでキャスティングでGTを狙っていたのマッキーさんの叫び声が聞こえました。何事か!!!とミヨシ方向に目を向けるとマッキーさんの竿が大きくしなり。

・・・続く

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2015年7月 7日 (火)

種子島初釣行 その一@南海 種子島

種子島といえば宇宙センター、ロケットの打ち上げ、くらいしか頭に浮かばなかった私に、「種子島は大きいGTが釣れますよ、アカジンもその種魚も豊富です」と甘い囁きをかけてきたのは毎度、本ブログではお馴染みのプロ・ショップEbb&FlowのY店長。数ヶ月前のある日のことでした。

それ以降は毎月のように迫ってくる遠征に追われて、目前に迫る男女群島だの西表島だの沖縄船中泊だのをこなしていくのに精一杯で種子島のことなんか考えている暇はなかったんですね。

ところが、6月の西表島生活ですっかりアカジンという魚の魅力に取り憑かれてしまったワタクシ、遠征後に「次の種子島は根魚、特にアカジンの大きいのがいますよ」というY店長の悪魔のささやきにすっかり洗脳され、頭の中は「アカジン、アカジン、アカジン」と朝、顔を洗いながらも、昼にラーメンショップでコロッケそばをすすりながらも、夜な夜なジャズを聴きながらも、頭の中はすっかりアカジンのことで一杯になってしまっていたのであります。

そして、遠征まであと一週間と時が迫ると、日々暇をみては訪れるEbb&flowの店内に陳列された釣竿群の中から、「根魚用のベイト竿は何かいいのはないの?」とY店長に尋ねたのでありました。見事Y店長の術中にはまったわけですが、とにかくこれまで持っていたライトジギングの道具ででかいアカジンを上げるのは無理と感じていたので、すがるしかなかったんです。

三本ほど竿を見せていただき、ニ三日悩んだ後、ロッドとリールを手にニコニコ顔でお店を出て行くバカ面のワタクシがおりました。


そんな経由でいよいよ今回の7月3日からの種子島遠征が目前に迫り、竿、リールを新調したワタクシのモチベーションもテンションも上がりきっていたわけです。

今回は早朝の便で鹿児島経由で種子島へ入り、その日の午後、翌日終日、3日目はお昼過ぎまで釣りをしようという計画です。
海が凪ならトカラ列島あたりまでGTを狙いにいくというので、こちらの方も気合が入っておりました。

アカジンとならんでGTは目下のワタクシの二大ターゲットですから、こちらの準備もぬかりなく進め釣行に臨んだのであります。

そして釣行当日、早朝四時に同行のマッキーさん、Y店長に車で家まで迎えに来ていただいてその後王様二人を経由して羽田空港に、さらに桐生のKさんと合流してさあいざ種子島へ!と意気込んで受付カウンターにいつものロッド・ケースを含む大荷物を持ち込んで手続きをしていたら、「鹿児島空港が視界不良のため着陸できない場合は福岡空港に向かうか羽田に引き返しますのでご了承ください」と言われてしまった。

遠征経験も浅くお天気男を自称するワタクシは「そんなこと言ってたってだ丈夫だよ」くらいにしか考えていませんでしたが、釣行経験豊富でこれまで天候で苦い思いをさんざんさせられてきた各氏たちは「福岡からどうやって鹿児島に移動するの?」「その場合荷物はどうなるの?」「今日中に種子島に入れるかなあ」などと口々に不安の声を漏らしていたのでありました。

釣行前日の天気予報では種子島上空には梅雨前線が居座り続けており、ここしばらく大雨続きだったようで、当日の予報は雨、二日目、三日目は雨時々曇りというような予報だったので、こんなこともあるだろう、でもなんとかなるんじゃない、と言うくらいに気楽に考えて飛行機に乗り込みました。

早朝便だったので機内の座席に座るや速睡眠となり気がつけば一時間が経過しており、飛行機はすでに四国上空を抜けようとしておりました。
不安定な気流に揺られながら、鹿児島の天気はどうなんだろう、と少々気になり出しながら外を見たら、高度を下げた飛行機の窓からは地上の山々が見えるじゃあないですか。

やっぱり大丈夫だった、と思っているうちに難なく飛行機は小雨の鹿児島空港に着陸し一同ホッと胸をなでおろし乗り換えのロビーに向かいました。すると今度は「種子島空港は視界不良のため・・・」と判で押したように同じアナウンスが流れて我々に脅しをかけてきます。空港の窓から種子島方向を見ると分厚い雲に覆われているのが見え、不安を一層かきたてます。

「大丈夫かなあ」と、お天気男も少々不安になりつつ小型プロペラ機に乗り込み飛行機は上空へ。すると空は少し明るくなってきた気がする。依然として進行方向は厚い雲に覆われているものの、窓からも雲の切れ間に眼下の山や海が時々見えるので、「これはなんとかなるんじゃないかな」「きっと我々の進行に合わせて雲が切れていくに違いない」などと実に都合のいい判断をしていると種子島が見えてきた。

上空から見える海はさほど荒れている様子でもなく、これなら下りられれば釣りもできるに違いない、と確信しているうちに飛行機の高度は下がり、雲の切れ間を選んで進むかのように空港に着陸してしまいました。

Imgp5221

しかし、滑走路は雨で濡れており、それもつい先ほどまで本降りでいたという濡れ方。
「ひょっとして我々はすごくラッキーなのでは」とロビーで荷物を受け取り空港を出て行くと、今回お世話になる「南海」号の船長かっちゃんこと克也船長にご挨拶すると、第一声に「ついさっきまで霧で覆われていたので絶対着かないと思っていました」と発せられた。やはり我々は強運を持っているらしい。雨も上がっている。

Imgp5223
11時過ぎになんのストレスもなく種子島に到着してしまった我々は、車に荷物を積み込み克也船長の経営するロッジへ早速移動し釣りの準備をし、出来次第船を出しましょうということで素早く準備し、お昼には「南海」号の待つ港に到着。
船にタックルを積み込めば出船です。

Imgp5225

なんという強運!今回の釣りはどんな釣りになるのか。きっとこのまま強運が維持できればいい釣りになるに違いない。目標はデカイGTにアカジン。
少しウネリの残る海に向かって船は走り始めたのでありました。

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