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2015年7月10日 (金)

種子島初釣行 その四@南海 種子島

2015年7月4日午前5時。雨音で目がさめる。

種子島釣行二日目。
朝食は6時半と聞いていたので珍しくテレビの天気予報を見た。

珍しく、というのは、普段僕は家でテレビをほとんど見ないからなんです。
家の居間にあるテレビは未だにアナログのブラウン管4対3の画面に分厚い筐体。
なんで映るのかというと、ケーブルテレビを引いているので、そのチューナーがデジタル→アナログ変換をしてくれるため。

テレビに電気を入れるのはサッカーの国際試合の時と月に一二度釣りビジョンをみるくらいで、ほとんど見ないのでテレビなんかなくてもいいくらいなんですけれど、ごく稀にカミさんが仕事がらみで使うことがあったりするので捨てはせずにとってあるという状態。

そんな生活をしているから、テレビの番組やタレントさんを話題にされると全くついていけないんですね。でも別に何の不自由もないし、くだらないバラエティを見て馬鹿にされた気分になるよりはよっぽどマシだと思っているんです。

まあ、そんなわけでテレビを見る習慣がないので遠征に来てもテレビはほとんど見ないのが常なのですが、さすがにこの日はお天気の行方が気になったので見てみたのです。

Imgp5236_2

                                              釣りの準備は南端なのだが

天気予報では種子島上空に居座っている梅雨前線は次第に北上し、朝のうちは雨が降るもののそのあとは小降りになる、というようなことを言っていたので、なんとか海に出られるかなと期待をしていました。

ところが朝食時間が近づいてみんなが起きてくる頃には雨は一層激しくなり土砂降り状態になり絶望的な降りかたになってきた。

起きてきた一同の中からも「今日はもうダメだ」「夕べは雨音で眠れなかった」などとネガティブ発言が相次いだのですが、ご飯のおお迎えに来た船長はポジティブでした。

Imgp5237

                                              土砂降りの雨に煙るロッジの看板

とりあえず食事をしながら様子を見ましょう、と近くの民宿に移動して雨音を聞きながらご飯を食べました。

期待に反して雨音は一向に弱まらず、食事を終えたあとも降り続けたのですが、ネガティブになりながらも一同、昨日の雨が乾ききっていない雨具を憂鬱そうな顔で身につけて釣りに出る準備をしていました。

午前7時半出発の予定を、雨脚が弱り始めたのを見ながら少し待っていると、一瞬降りが弱くなったので船長の「出ましょう」の一言に全員が完全雨具体制でロッジを出て車に乗り込みました。

港に着き船に乗る頃には少し期待が持てるくらい雨は小降りになってきたので、予報どうりこの後は上がってくるのかな、と前向きになっていたのですが甘かった。

港を出た船が沖のポイントに着く頃には雨は再び激しくなり始めましたが、それでも釣り場に来てしまうと釣りを始めてしまう釣り師の習性です。
一同あっという間にびしょ濡れになりながら、キャスティングするもの、ジグをしゃくるものに分かれて釣りを開始します。
この日の私のプランは、とりあえずジギングでアカジンを狙い、トップの地合いが来たらGTをキャスティングで狙おうという作戦でした。
昨日好調だったプロセレのゴビアス・アンセスターを結んで再び海に落とします。

ところが、この日は昨日とは違い潮の流れが速かった。
水深30メートルまでジグが落ちる間にどんどん流されて、着底する頃には遥か前方に落ちるので釣り糸は浅い角度で海に入るため、根がかりがしやすくなってしまうのです。
第一投目はその洗礼を受け、潮に流されるジグはどんどん糸を出して行き、いつになっても底に落ち切らない、やっと糸が出るのが止まったので糸をまけばもう根がかっているじゃあありませんか。

こうして、何もできないままにルアーを失い少々気持ちが落ち込んだものの、まだまだ始まったばかり、と気を取り直し、幸いリーダーは失わずに残っていたので再びルアーを付けて再投入。

今度は流されながらもうまく底をとってしゃくることができたのですが、かなりの集中力で臨まないと根がかってしまうような状況でした。

こういう時は潮に流されにくい思いジグを使えばいいのですが、根魚釣り経験値の低い私はそれを用意していなかったので、80グラムのアンセスターで勝負するしかなかったんです。まあそれでも集中すればなんとかなっていたんですね。

ところが、雨の降りが激しくなってきてその集中を邪魔するようになったら、ちょっと気を許した瞬間に再び根がかり。

このショックから立ち直るためにキャビンに入り少し休憩しながら、皆さんの釣りする姿を観察することにしました。

マッキーさんと、桐生のKさん、ジギング王TさんはGTキャスティングに、根魚王KさんとY店長は底物ジギングにと分かれて釣りをしています。

Y店長が私と同じジグを使いながら、アカハタを釣り上げたのでその釣り方を参考にしようとしばらく見ていたのですが、根がかりを注意しながらも軽快に釣りをしているので、ルアーは代えなくても大丈夫と判断し、少し休んでから三たびジギングに挑戦しました。

とにかく集中を切らさないように、と底にジグが落ちる瞬間を逃さないよう全神経を竿先と糸、リールの動きに集中します。
今度は大丈夫そうと、店長のジグのしゃくり方を真似しながら釣り始めますが、アタリはなく、何度か落としているうちに、一瞬気が抜けたら根がかり。

さすがに集中が途切れて、再びキャビンに戻り雨宿りしながら、今度はミヨシでキャスティングする二人を見ていた。
すると、マッキーさんが何か声を上げている。
何かと思ったら、ルアーをサメが追いかけてきたので、今日は食いつかないように慌てて糸を巻いて回収したとか。前回の本ブログでご紹介したくだりです。

雨の勢いは時折弱まって、期待をさせながら釣り始めると土砂降りになるというように、男をたぶらかす悪い女のようなそぶりを見せ、そういう女にめっぽう弱いと思われる我々一同に釣りをやめさせないのでした。

私自身も、根がかりでジグを三つ無くし、折れた心をなんとか奮い立たせてチャレンジしたのですが、釣り始めた途端に雨は強くなり、潮の流れも更に早くなってきた感じがしました。
嫌な予感がしたらその通り三投目くらいにジグを根がかりで失い、さすがにもうジギングはやめようという決断をしました。これ以上失うと明日の釣りができなくなってしまうからです。

そこで、ロッドをキャスティング・ロッドに持ち替えて、揺れるミヨシに立ちキャスティングです。
Y店長曰く、潮がいいので釣れる雰囲気十分!とのことなので気合を入れて投げてみた。
風を正面から受けるジギングと違って、背中に風を受けるキャスティングは顔に雨粒が直撃することがないので思っていたよりも楽にできました。

ふた流しほどポッパーをしゃくってみましたが、魚からの反応はなく、雨は更に強まり、風も強くなってきたので全員キャビンに退散し、空の様子を見ることになりました。

気分的にはもう限界、これ以上やると言われても休んでいようと、心がすっかり折れてしまったワタクシだったのですが、判断を下す一人のY店長は、昨日体調不良でほとんど釣りをせずに船底で眠っていたので、今日はやる気満々のようでなかなかやめましょうと言いません。潮もいい感じで流れているのでチャンスはチャンスなのですが、雨の降り方が半端ではなかった。

大粒の雨が海面を叩きつけて、雨粒の波紋が敷き詰められて海面が見えないというほどのひどい雨。それでも雷は鳴ることなく、雨が海面と船に叩きつける音だけなのですが、これがひどく大きな音なのです。

しばらく、様子を見ていたY店長と船長もこの激しさには参ったらしく、ストップフィッシングとなりました。
時計を見たらもう12時近い、こんな雨の中で三時間以上も釣りをするなんて、いったいこの人たちはどこまで釣りが好きなのか。あるいは仕方なくやっていたのか。

港に向かうと途中風が更に強まり海は時化模様になってきたので、帰港を選択して大正解でした。

下げ潮で港に入るのもままならない中、なんとか着岸して土砂降りの中を撤収し、車に乗り込み走り始めたら、川のように水の流れる緩い上り坂を走る車のタイヤが弾く水しぶきは水のカーテンのように跳ね上がり、まるで水陸両用車に乗っているような気分になります。

ロッジに着いた一同は一様にため息をつきつつ、片付けを済ませ、お弁当を食べたり、昼酒をあおったりしたのでした。

この後、ワタクシと根魚王は昼間から焼酎を飲みはじめ、退屈しのぎに日頃の寝不足を解消しようと爆睡しているY店長をおもちゃにしながら、タチの悪い酔っ払いと化していったのでありました。

雨は一層激しくなり地元の防災無線では大雨警報が発令される始末。
梅雨前線は依然として種子島上空に居座っている模様、風も更に強まって嵐の様相を呈してきたのですが、今、前線が島の上を通過中で、明日の朝には北上して雨は上がってくれるにちがいない、などど、都合の良い解釈をしつつ飲む昼下がりの焼酎は体の隅々までしみ渡っていくのでありました。


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