エビング2015@庄三郎丸 平塚
9月28日はスーパームーンで日本中盛り上がりましたね。
私もちょうど月が上がってくる時に見ましたよ。そうれはもう大きく見えて、なんでも通常見えるお月さんが100円玉のサイズだとすると、この日のは500円玉くらいの比率で大きかったとか、道を歩いている人がみんな月を見ているので、車で通りかけた私は、人が月に見とれて車道にフラフラ出てくるんじゃないかとヒヤヒヤしました。
てな具合に日本中一般の方々は月のデカいのに見とれていたのですが、釣り師にとっては月というのは海の潮の流れに関係してくるので、ついついそっちの方が気になってしまう。
それと関係あるのかないのか、スーパームーンが話題になり始めたころの25日に相模湾のデカキハダマグロが大爆発したんです。
この日の各釣り宿の釣果情報はすごかった。どこも通常は良くて3本くらいなのに、私のいつもお世話になる平塚の庄三郎丸さんでは30キロ前後のが10本なんていう釣果で、9月末のこの時期にしてはビックリするような釣果だったんです。
翌26日は少し落ち着いちゃったものの、27日が6本というのを見て、「まだまだ釣れるんだあ、へえ」てな具合に他人事のように感心して見ていたくらいだったんですが、28日に7本も上がったのを知ると、「30日は時間が取れそうだから行ってみようか」とすけべ根性がムクムクと湧き上がってきて、道具をゴソゴソといじり始め、もう今年は行かないかと思っていたマグロ釣りに出かけることになりました。
それと関係あるのかないのか、スーパームーンが話題になり始めたころの25日に相模湾のデカキハダマグロが大爆発したんです。
この日の各釣り宿の釣果情報はすごかった。どこも通常は良くて3本くらいなのに、私のいつもお世話になる平塚の庄三郎丸さんでは30キロ前後のが10本なんていう釣果で、9月末のこの時期にしてはビックリするような釣果だったんです。
翌26日は少し落ち着いちゃったものの、27日が6本というのを見て、「まだまだ釣れるんだあ、へえ」てな具合に他人事のように感心して見ていたくらいだったんですが、28日に7本も上がったのを知ると、「30日は時間が取れそうだから行ってみようか」とすけべ根性がムクムクと湧き上がってきて、道具をゴソゴソといじり始め、もう今年は行かないかと思っていたマグロ釣りに出かけることになりました。
9月30日午前5時ちょい前に庄三郎丸さん着。
すでに大勢の釣り客で賑わっており、受付に行くとマグロ船2隻の座席は結構埋まっている。受付で、もう一隻増やすからそっちに乗ってと言われ少しほっとした次第。外国人の親子連れまで来ていてなんだか盛り上がっているんですよ。
勝手の分からなさそうなこの外国人(おそらくアメリカ人)親子に色々教えてあげてたら、エサ・マグロというのは初めてだってとても興奮していた。
息子さんの方も釣り好きらしく、僕のソルティガを見て目を輝かせていた。
出発の時間になりお互い健闘をたたえて別れました。
私も支度ができたので港に向かう車に乗ったら、なんと運転手がルアー・ブランド、サプライズの椙尾さんだったので、早速状況を伺ってみたところ、マグロがイワシを食っているのでエビングよりもジギングがいいかも、との情報をいただいたので、港の船に着くや否やタックル一セットをジギング用に作り変えちゃいました。普段ダラダラ暮らしている割にはこういうのは早いんです。
船も一隻増やしてもらった船だったので、釣り客は総勢10名と釣りやすく、その中の私も含む3名がミヨシ(船首)でエビングでその他の方はオキアミのコマセを使ったエサ釣りです。
実はエビングを本格的にやるのは二年ぶりのことでして、最近のテクニックなど全く知らず少々不安気味。イワシを食ってるマグロならエビングよりもジギングだろうか?と気持ちも揺らいでおりました。
エビングの仕掛け
そんな中、午前6時出船。
我らが17号船の船長はここ庄三郎丸の顔とも言えるヒトシ船長、TVにも時々顔を出す頼れる船長なんですね。港を出て行く船の上で頭の中はもうすっかりマグロとファイトしている自分の姿をイメージしておりました。
船は沖に向かいつつもやや西に進路をとります。「割と近いところにいるからいつでもできる準備をしておいて」というアナウンスに気分は高揚していきます。一度西に向かい進路を再び東に向け沖合1キロくらいの近いところを船は走ります。
20分ほど走ったところで船はスピードを落とし、どうやら群れが見つかった様子。
さあて、最初はエビングで行くかジギングで行くか。
船が止まり「40mでやってみて」とアナウンス。
朝一はとりあえず活性が高いだろうからジギングで勝負だ!とジグをセットした竿を手に早速しゃくり始めました。
いつでかマグロが来てもいいように、頭の中では「ドカン!」と手元に来るイメージを浮かべながらジグをしゃくるタイミングに合わせて口でも「ドカン、ドカン」と小声で言いながらしゃくります。
マグロの群れを追って小移動を繰り返します。ジグをしゃくりながらタナの取り方を聞いたりしながら色々試すのですが全くダメ。
周囲を見渡せば30隻くらいの船が大磯沖から平塚沖にかけて帯状になっています。相模湾中のマグロ船が集まって感じなのですが、比較的ばらけて位置しているところを見るとマグロの群れも散っている印象を受けましたね。
マグロの大きな群れに当たった時は直径1キロくらいのところに船がぎっしりひしめき合うんですが、この日は東は茅ヶ崎沖から西は大磯沖へと長い帯状に位置していました。
船の魚群探知機にマグロは映っているようなのですがどうも口を使わないようでアタリもない。
再び船長のところに行き、マグロのベイト(エサ)は何を食っていますか?と聞いたら、オキアミだという。釣り船が捲くオキアミをマグロの群れが食べている様子なんですよ。
それじゃあ、ジグよりエビングだ、と方針変更。
エビングのシャクリも忘れてしまったので他人のを見て真似しながら自分でも色々変化をつけてしゃくるのですがアタリはなくあっという間に1時間半経過。と、思っていたところに船長の「今アタったよ」という声。
エサのお客さんにアタッタようです、しかしアワセ損ねて乗らなかった様子。
「モゾモゾってきたらガツンとアワセちゃってね、竿が引き込まれてからだとエサを飲み込まれて糸が切れちゃうから」と言うアドバイス。
まあ、こちらはエビングなのでアタリの出方はちょっと違うんですが、それでも飲まれとせっかくヒットしても糸が口に擦れて切れちゃうことが多いのは同じなんです。
比較的長めの流しをしながら小移動を繰り返していくのですが、マグロの群れは少しづつ東に移動している模様で、気づいたら大磯沖から平塚沖の朝出てきた港の沖に船はいました。
近くの船を見ていても釣れている様子はなく、なんだか渋いぞ!と感じてきたら急に眠くなっちゃって、移動中は寝そべってうたた寝して、ボーッとしながら釣りを続けるものの状況に変化はなく、なんだか辛い釣りになってきちゃった。
状況が変わったのはお昼ちょい前のこと。
船がちょっとスピードを上げたので「群れ発見!」だな、と思って見ていると、先ほどまで長く散らばっていた船が茅ヶ崎沖にどんどん集まってくるじゃあありませんか。
どうやらマグロが固まってきたようです。活性の上向きも期待されるので今日はここがチャンス!と気合を入れ直しました。
数投目、落としていくルアーに変化が、ふっと軽くなりルアーが落ちなくなったので慌てて巻き始めると思い手応え!しかもグイッと一瞬引いた。ヒット!と思いすぐに巻き上げると手元には生命体の反応。ヒットヒット!と船長に目配せして、フォールで食ってきましたよでもたいして重くないので5キロくらいのメジ(マグロの子供)かな、と言いながら巻いていったらすぐにリーダーまで巻けちゃった。
あれ?なんだかあっさりしすぎだな。と思っていたらリーダーの先にエサ釣りの仕掛けが絡んでいるじゃあないですか。なんのことはない船の反対側の方とのオマツリでした。
反対側のお客さんも魚が来たと思ったんだろか?
幸いオマツリはたいしたことなかったので、すぐに復活してチャンスタイムに釣り再開。
群れの動きは早いらしく、二度落としたら移動、というペースで小移動しながら群れを追います。たの船も同様に動くので狭いエリアを30隻あまりの船が動きながら釣りをしていく様子は活気があっていかにも釣れそうな感じ。
他船でファイトしている姿もちらほら見え始め、さあ、今度こそはオイラの番だ!と思いながら釣り続けます。
船は少し船団から東に離れたところに移動し、少し深くなった50〜60mを釣っていたところ、一度仕掛けを上げてと言った船長から、新しい群れが入ってきたから続けてやって、とアナウンス。「いい群れだよ」というので期待もやる気もでっかく膨らんだその時!、私と背合わせのエサ師の方にヒット!
全員オマツリ回避のために竿を上げてファイトを見守ります。
竿の曲がり具合からすると30キロクラスは間違いなしといった感じ。
電動リールがキューキューいいながら糸を巻くのですが、100mくらいからなかなか巻けない。
お隣さん、背合わせさんと三人でオマツリしちゃっていたのもなんとか外して、あとはサメ攻撃さえかわせばなんとかなる。
ファイトを見ながら、あの感触だけでも味わいたいなあ、なんて思いながら羨ましく思いながら見ていましたよ。
15分くらいのファイトで上がってきたのは予想通りの30キロクラスのお腹パンパンのキハダマグロ。いいなあ。
船上のあちこちからおめでとうございますの声があがって、近況していた空気が和みます。
船は大きく旋回し西に進路をとり、再び茅ヶ崎沖の船団に入りました。時刻は1時半をすでに回っており時間はそう残ってはいません。しかし目の前であんなのを見せられてしまって黙って終わるわけにはいかない。
しゃくりの幅を変えてみたり、スピードを変えてみたり、あれこれ出来るをことは片っ端からやってみるものの、手元に「ドスン」という手応えはなかなかない。
2時を回って「あと10分で上がっていきますから」というアナウンスがあっても、気を抜かず最後までしゃくり倒すもののとうとうヒットはなくタイムアップ。
残念でした。私にとっての今年のマグロはこれでおしまい。
どうしてあんなにいい状況だったのに今日は渋かったんだろう?
と思いながら、船を降りて釣り宿に向かう車の中で運転していた一から、どうも昨夜静岡の漁船が巻き網をしたらしいと言う話を聞いたんです。
これを聞いてがっかり。
巻き網漁なんかされちゃったんじゃ、群れは一網打尽、魚の数は減っちゃうし魚の警戒心も高くなる、渋くて当たり前じゃん!
今朝聞いたイワシを食っている、という情報も昨日までは正しかったんだろうな、と思うとなんだか急に悔しくなってきた。
日本の漁業はこういう規制も規則も全く無いに等しいので、群れがいると知ったら早い者勝ち、特に最新鋭のレーダーをつけた漁船に巻き網で群れごと持って行かれちゃったらたまったもんじゃ無い。
欧米の場合は一隻あたりの一度にとっていい魚の数と大きさを制限しているので、このようなことも無いし、マグロは増えているし漁獲量の送料も増えているというのに、日本の現状といったら・・・
これは相模湾だけの問題じゃなくて、NHKでも取り上げていたけれど、日本近海の太平洋クロマグロもなど小規模漁師が産卵期のマグロ漁を自主規制したのに、産卵に来た残り少ない親魚を大手水産会社二社を中心にした漁業者がこの漁法で今年も根こそぎ取ってしまったので、絶滅は必至とか。
漁師さんは食べていく為に獲らなければならないので自主規制だけに期待するには限界がある。政府は早く規制と保護の政策を実施して欲しいんだけれど、先日も「なんにもしません」て宣言していたし、ダメだなあ。
この件では、けっこう世界中から冷たい視線を浴びているんですけれどね。
マグロの資源保護もできない国のいうことなんか信用できるか!って。
なんだかマグロ釣りに行って、日本のマグロ問題を身近に感じて別の意味でエキサイトしてしまったトホホな釣行でした。
ちなみにこの日の庄三郎丸さんは3隻出してマグロ2本。
天候の変化、潮の変化は特になかったのでこの急につれなくなった原因に巻き網漁があるのは否めないのでは無いかしら。
朝会った外国人親子にはこの釣りがどんな風に目に映ったんだろうか?
会ったら聞いてみたかったんだけれど、出会うことなく帰ってきました。
20分ほど走ったところで船はスピードを落とし、どうやら群れが見つかった様子。
さあて、最初はエビングで行くかジギングで行くか。
船が止まり「40mでやってみて」とアナウンス。
朝一はとりあえず活性が高いだろうからジギングで勝負だ!とジグをセットした竿を手に早速しゃくり始めました。
いつでかマグロが来てもいいように、頭の中では「ドカン!」と手元に来るイメージを浮かべながらジグをしゃくるタイミングに合わせて口でも「ドカン、ドカン」と小声で言いながらしゃくります。
マグロの群れを追って小移動を繰り返します。ジグをしゃくりながらタナの取り方を聞いたりしながら色々試すのですが全くダメ。
周囲を見渡せば30隻くらいの船が大磯沖から平塚沖にかけて帯状になっています。相模湾中のマグロ船が集まって感じなのですが、比較的ばらけて位置しているところを見るとマグロの群れも散っている印象を受けましたね。
マグロの大きな群れに当たった時は直径1キロくらいのところに船がぎっしりひしめき合うんですが、この日は東は茅ヶ崎沖から西は大磯沖へと長い帯状に位置していました。
船の魚群探知機にマグロは映っているようなのですがどうも口を使わないようでアタリもない。
再び船長のところに行き、マグロのベイト(エサ)は何を食っていますか?と聞いたら、オキアミだという。釣り船が捲くオキアミをマグロの群れが食べている様子なんですよ。
それじゃあ、ジグよりエビングだ、と方針変更。
エビングのシャクリも忘れてしまったので他人のを見て真似しながら自分でも色々変化をつけてしゃくるのですがアタリはなくあっという間に1時間半経過。と、思っていたところに船長の「今アタったよ」という声。
エサのお客さんにアタッタようです、しかしアワセ損ねて乗らなかった様子。
「モゾモゾってきたらガツンとアワセちゃってね、竿が引き込まれてからだとエサを飲み込まれて糸が切れちゃうから」と言うアドバイス。
まあ、こちらはエビングなのでアタリの出方はちょっと違うんですが、それでも飲まれとせっかくヒットしても糸が口に擦れて切れちゃうことが多いのは同じなんです。
比較的長めの流しをしながら小移動を繰り返していくのですが、マグロの群れは少しづつ東に移動している模様で、気づいたら大磯沖から平塚沖の朝出てきた港の沖に船はいました。
近くの船を見ていても釣れている様子はなく、なんだか渋いぞ!と感じてきたら急に眠くなっちゃって、移動中は寝そべってうたた寝して、ボーッとしながら釣りを続けるものの状況に変化はなく、なんだか辛い釣りになってきちゃった。
状況が変わったのはお昼ちょい前のこと。
船がちょっとスピードを上げたので「群れ発見!」だな、と思って見ていると、先ほどまで長く散らばっていた船が茅ヶ崎沖にどんどん集まってくるじゃあありませんか。
どうやらマグロが固まってきたようです。活性の上向きも期待されるので今日はここがチャンス!と気合を入れ直しました。
数投目、落としていくルアーに変化が、ふっと軽くなりルアーが落ちなくなったので慌てて巻き始めると思い手応え!しかもグイッと一瞬引いた。ヒット!と思いすぐに巻き上げると手元には生命体の反応。ヒットヒット!と船長に目配せして、フォールで食ってきましたよでもたいして重くないので5キロくらいのメジ(マグロの子供)かな、と言いながら巻いていったらすぐにリーダーまで巻けちゃった。
あれ?なんだかあっさりしすぎだな。と思っていたらリーダーの先にエサ釣りの仕掛けが絡んでいるじゃあないですか。なんのことはない船の反対側の方とのオマツリでした。
反対側のお客さんも魚が来たと思ったんだろか?
幸いオマツリはたいしたことなかったので、すぐに復活してチャンスタイムに釣り再開。
群れの動きは早いらしく、二度落としたら移動、というペースで小移動しながら群れを追います。たの船も同様に動くので狭いエリアを30隻あまりの船が動きながら釣りをしていく様子は活気があっていかにも釣れそうな感じ。
他船でファイトしている姿もちらほら見え始め、さあ、今度こそはオイラの番だ!と思いながら釣り続けます。
船は少し船団から東に離れたところに移動し、少し深くなった50〜60mを釣っていたところ、一度仕掛けを上げてと言った船長から、新しい群れが入ってきたから続けてやって、とアナウンス。「いい群れだよ」というので期待もやる気もでっかく膨らんだその時!、私と背合わせのエサ師の方にヒット!
全員オマツリ回避のために竿を上げてファイトを見守ります。
竿の曲がり具合からすると30キロクラスは間違いなしといった感じ。
電動リールがキューキューいいながら糸を巻くのですが、100mくらいからなかなか巻けない。
お隣さん、背合わせさんと三人でオマツリしちゃっていたのもなんとか外して、あとはサメ攻撃さえかわせばなんとかなる。
ファイトを見ながら、あの感触だけでも味わいたいなあ、なんて思いながら羨ましく思いながら見ていましたよ。
15分くらいのファイトで上がってきたのは予想通りの30キロクラスのお腹パンパンのキハダマグロ。いいなあ。
船上のあちこちからおめでとうございますの声があがって、近況していた空気が和みます。
船は大きく旋回し西に進路をとり、再び茅ヶ崎沖の船団に入りました。時刻は1時半をすでに回っており時間はそう残ってはいません。しかし目の前であんなのを見せられてしまって黙って終わるわけにはいかない。
しゃくりの幅を変えてみたり、スピードを変えてみたり、あれこれ出来るをことは片っ端からやってみるものの、手元に「ドスン」という手応えはなかなかない。
2時を回って「あと10分で上がっていきますから」というアナウンスがあっても、気を抜かず最後までしゃくり倒すもののとうとうヒットはなくタイムアップ。
残念でした。私にとっての今年のマグロはこれでおしまい。
どうしてあんなにいい状況だったのに今日は渋かったんだろう?
と思いながら、船を降りて釣り宿に向かう車の中で運転していた一から、どうも昨夜静岡の漁船が巻き網をしたらしいと言う話を聞いたんです。
これを聞いてがっかり。
巻き網漁なんかされちゃったんじゃ、群れは一網打尽、魚の数は減っちゃうし魚の警戒心も高くなる、渋くて当たり前じゃん!
今朝聞いたイワシを食っている、という情報も昨日までは正しかったんだろうな、と思うとなんだか急に悔しくなってきた。
日本の漁業はこういう規制も規則も全く無いに等しいので、群れがいると知ったら早い者勝ち、特に最新鋭のレーダーをつけた漁船に巻き網で群れごと持って行かれちゃったらたまったもんじゃ無い。
欧米の場合は一隻あたりの一度にとっていい魚の数と大きさを制限しているので、このようなことも無いし、マグロは増えているし漁獲量の送料も増えているというのに、日本の現状といったら・・・
これは相模湾だけの問題じゃなくて、NHKでも取り上げていたけれど、日本近海の太平洋クロマグロもなど小規模漁師が産卵期のマグロ漁を自主規制したのに、産卵に来た残り少ない親魚を大手水産会社二社を中心にした漁業者がこの漁法で今年も根こそぎ取ってしまったので、絶滅は必至とか。
漁師さんは食べていく為に獲らなければならないので自主規制だけに期待するには限界がある。政府は早く規制と保護の政策を実施して欲しいんだけれど、先日も「なんにもしません」て宣言していたし、ダメだなあ。
この件では、けっこう世界中から冷たい視線を浴びているんですけれどね。
マグロの資源保護もできない国のいうことなんか信用できるか!って。
なんだかマグロ釣りに行って、日本のマグロ問題を身近に感じて別の意味でエキサイトしてしまったトホホな釣行でした。
ちなみにこの日の庄三郎丸さんは3隻出してマグロ2本。
天候の変化、潮の変化は特になかったのでこの急につれなくなった原因に巻き網漁があるのは否めないのでは無いかしら。
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