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2015年10月

2015年10月29日 (木)

本日は植木屋さんなのだ!

タイトルを見てピンときた方、流石です。なんでかって?
天才バカボンのパパは植木職人だったんですね。

私、ガーデニングが趣味なんです、なんていうとなんだかオシャレで人にも言ってみたくなる感じがしますが、私、植木が趣味なんです、というと急におっさん臭くなってしまうのはバカボンのパパだけのせいではないと思うんですが、なぜなんでしょう。

植木→日本庭園→渋い→おっさん臭、ということになってしまうのか?
日本庭園といえば日本が世界に誇る伝統文化ですし、皆さんだって「そうだ。京都へ行こう」なんて言って京都へ行ったら寺社で庭園を見て「いいなあ」って思っているんじゃないかと思うんですが。

そんな日本庭園の主役と言ったらなんといっても松の木なんですね。
それは何故かといえば、松の木ほど手をかければかけるほど形が良くなり、一方で手がやたらにかかる植木はないからなんです。

そういう意味をも含めて、松の木は庭木の王様とも言って良いでしょう。
良い日本庭園には必ず手入れの行き届いた立派な松が必ずと言って良いほど庭の中心の一番良いところに植わっているものです。

松の木というのは、特にここでいうのは黒松という種類の話になりますが、松の木は日の当たるところだけ芽が出て、日陰は葉が落ちて枯れてしまう、一度目を落とすと二度とそこから新しい芽が出てこないという性質があるのと、形を整えるのに木の構造上植木バサミで切ることができず全て手作業で行わねばならないということがあるんです。

大方の植木なんていうものは、伸びてきたら植木バサミでや最近では電気バリカンでもバサバサと適当にいい形に刈りそろえてあげればいいし、間違って切リすぎちゃってもまた芽が出てくるので二三年もすれば元に戻るので気楽なんです。

例えばこの木、これは松じゃあありません。↓形は似ているけれど「マキ」と言う木。

Imgp5912_7

これなんかは、バサバサ切っちゃってもどんどん目が出てくるので手入れは簡単なんですよ。

ところが松はそうはいかない。一度誤って芽を落としてしまうとそこからは芽が出ないので形を戻すのは大変な時間がかかり、なかなか取り返しがつかないんですね。

では、松はどう手入れするのか?というと
まずは初夏にかけて新しい芽がぐんぐん伸びていくときに、今年はこの芽をここまで伸ばしたら格好がつくな、という長さを見極めて芽の先を積む「ミドリ摘み」という作業で形を整えます。

その芽が伸びて枝になり、木全体に葉が茂った秋には、今度は木の下の方の枝が上の枝の影になることがならないように、松の葉をすいてあげて、葉の隙間から陽光が下の枝に日が届くようにしてあげる「葉刈り」という作業をします。

この二つの作業であの松の形を作り上げていくんですね。
どちらも手作業になるので大変手がかかるしはっきり言って面倒臭い作業なんですよ。

冬の訪れを告げる金沢の兼六園の雪吊りがニュースで流れるたびに、雪吊りよりも松の形そのものを見て、「ああ、ここの松はなんて立派なんだろう」、とここの植木職人さんたちの仕事ぶりに感動してしまうほどなんです。

ですから、ご家庭の庭で松の木を植えるときはそれなりの覚悟なり植木屋さんにお願いするお金なりを持って植えないと後が大変なことになる。

ところが、「植木が趣味なんです」なんていう人はこれを自分で行うことを無上のヨロコビとするらしく、春と秋にせっせと手をかけた松の木の立つ庭を見ては「いい庭だ」なんて思うらしいのですが、私にはその気持ちがさっぱり理解できない。

不運なことにこの類の「植木が好きなんです」というヒトが実は実家に一人いて、もう50年も前から松を植えて毎年いじってはご満悦、という人生を送っているんです。
それはそれでいいんですが、近年怪我をして動けなくなったり、お年を召して梯子で高いところに立つのが危険になったりで、手に届かないところの松の木を手入れできなってしまったんですね。

そこで、潔ぎよく植木屋さんに頼んでやって貰えばいいんですが、どうも長年手塩にかけた松の木を赤の他人の手で汚すことを良しとしないという気持ちがあるらしく、身内の私に「やってくれ」という話になるんですよ。

「そんなんできないよ」と言い切ってしまえばいいんですが、実は私の自宅にも植木好きだった前の住人が残して行った結構良い松が一本あって、植木屋さんに払うお金などないので自分でやっているうちに松の手入れをすっかり覚えちゃったんです。

と言うようないきさつで、秋の良いお天気の昨日、仕方ないので実家の松の木のは刈りを行いました。

葉刈りする前の松の枝というのはこんな感じ↓葉が密集して隙間がありません。

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これを、枝の先に数枚葉を残して手でむしっていくんですね。
作業を始めるときは、松の木を見上げると木の遠くなりそうな作業にクラクラしそうになるんですが、一つ一つやっていくしかないんです。

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開始一時間で枝二つ分くらいが終わったので一休み。
掃除と同じで、やった分だけの結果ははっきりと現れるので達成感はあります。

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  上の写真は刈る前、下は刈った後・・・さらに

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   全体的にはこんな感じ

おりしも10月末とは思えない強い日差しと南から入った空気のおかげで気温は上がり、Tシャツいっちょうでも汗ばむくらい。

さらに三時間やったところで八割がた終えて小休止。
後一息というところなんですが、ここからがなかなか手の届きにくいところなので手間のかかり方が違うんですよ。

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脚立を立てる地面も平らじゃないので立てる場所を探すのにも一苦労。
小一時間休んだ後に一気に勝負をかけて完成。
と言うより、もう疲れちゃったからこの辺で勘弁してくださいというかんじ。

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すっきりと出来上がり   わかんないか?

まあそれでも、それらしくなったじゃあありませんか。
こんな細い松でも樹齢50以上なんです。

皆様、こんど日本庭園を訪れる機会がございましたら是非とも庭の松にご注目いただきたい。そこには植木職人さんたちの並々ならぬ職人技を見ることができるはず。庭園の見方も少しは変わることでありましょう。

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2015年10月28日 (水)

今度は平日狙いで入れ食い@川越水上公園

先日オープン当日に行って4時間で58匹釣れた入れ食いの管釣り、川越水上公園にまたまた行ってきました。

今度は平日のガラガラの時を狙って好きな場所で入れぐっちゃおうという魂胆です。
前回行ったのオープンの日が土曜日で、翌日曜日、定休日の月曜日とおいて、今シーズン初の平日営業日となる火曜日を狙っての出撃です。

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今回は気合を入れて開園30分前の午前5時半に現地到着。するとすでに3名の方が並んでいらっしゃるのでビックリ。

前に並んでいらした地元の中年カップル釣り師の方々と管釣り情報など交換しつつ話していたらあっという間に開園時間がやってきました。

開かれた門から遥か彼方のプール前にある受付まで歩いて行きます。
日が短くなった今日、辺りはやっと明るくなり始めておりました。手続きを済ませてポイントへ真っしぐら!といってもあらかじめどこで釣るかを決めておいたわけじゃあないんですよ。ただ、前回と同じ釣りをしてもつまらないので、流れるプールはまず候補から外しました。

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                                            大きな船をぐるりと回る流れるプール
残った二つのプール、四角いプールと波のプール、波のプールの中央に回る水車には一番に並んでいた方が入ったので、残るは四角いプールに唯一あるある水車まわりがベストポイントか?とそこに入ることにしました。

四角いプールを真ん中で仕切った南側の西寄りにある水車です。
開園後の追加放流がないとなれば先日の状況を見る限り、限られた数の魚がいい条件の場所に固まっているだろう、それ以外の場所はおそらく釣れないであろうというのがそのポイントを選んだ理由です。

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実はこのプールの西側は半円状の形をした仕切られたプールが隣接しているんですが、こちらは初心者、女性、子供優先、となっているので一応ワタクシの入るべき場所ではなかろうと思ったわけです。

前回、ヘビー・ユーザー向けのプレ・オープンで入れ食いというのに、少々腹立たしくなりいろいろ書きましたが、一応こういうことも考えていらっしゃるようなんで好感はもてるんですが、運用の仕方に問題ありな気がするなあ。
「初心者」と入れてしまったら誰が入ってもわからないじゃないですか。
ここは潔く子供・女性専用として欲しかった。そして魚もたくさん入れてあげてください。

さて、いろいろ文句を言いつつプールのキワまで来たワタクシは水を見てビックリ!
一昨々日、まだ透明でプールの底のライトブルーが眩しかったのが嘘のように水は緑色に濁っているじゃあありませんか!

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                                             緑色に変色していたプールの水

魚が泳いでいるのは、浅いところの魚影がぼんやり見えるくらい。
たったの三日でこんなに水質が変わっちゃうんだ。普段のプールには入っている塩素の殺菌力の強さって半端じゃあないんだなと実感。
日頃スウィミング・プールで泳いでいる身としては少々怖くなるくらい。

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                                こちらの写真はたったの三日前のもの  底がはっきり見える

でも、ここで緑の水面を前に怖がっていても始まらないので、早速釣りの準備を開始。
今日は少し長い6番の竿も用意してきたので、久しぶりにそれを使って遠投して釣ろうということにしました。
いつものマラブー・オリーブ色をつけて水車の下流の流れにキャストし引いてくるとすぐアタッてヒット!という目論見だったんですが、アタラない。

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                                   平日だというのに開園後すぐに釣り人で埋まりました

三投してやっとアタリが出たものの乗らない。
これではアタリが取りきれないぞと早速ウキを付けることに。
ウキを付けて投げてみたら、今度は薄暗いしポイントまで遠いし、ワタクシの老眼の目ではアタリは見えない、というトホホな状態になったので、手段を選ばずウキをもう一つ追加してに連結に。

こうすると、やっとアタリがわかるようになりました。
こんなことをやっている間に時間は過ぎるのは早くもう一時間経過!
せっかく早朝の開園から来たのに朝まずめの一番いい時間を無駄にしてしまったじゃあないですか。

最初の一匹目がヒットして、魚の躍動が手元に伝わってきた時は感動しちゃいましたよ。ああ、やっと一匹きてくれた、バラさないようにバラさないようにとブツブツ独り言を言いながらやっとこさキャッチ。

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でもここからちょっとテンポを上げて釣りましたよ。アタリの出るタイミングが分かったのと、日が昇って明るくなりウキが見えやすくなったためです。
ここからの一時間では一気に12匹キャッチしてなんとか時速6匹の自分的管釣り標準速度を取り戻し一気に入れ食いモード突入!目指せ100匹!

と気合を入れたものの、日が高くなるにつれ魚のいる範囲が狭くなり、より水車周辺に固まってきてしまいました。

したがって、ワタクシのヘボ・キャストではフル・パワーで投げないことにはポイントに届かなくなってきてしまったんです。
最初はキャスティングのい練習、なんて思いやっていたものの3時間も続けたらもう右肩がパンパンになってきちゃってキャストが苦痛になってきたんです。

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                                                     この水車までが遠い!

当然釣れるスピードも落ちてきて100匹はおろか11時を回ってたったの30匹ちょい。
全然入れ食いではない。

とはいえ、前回の流れるプールに行くのも面白くないしなあ、と思っているところに北風が正面から吹いてきたのでキャストが一層難しくなったところでこのポイントを断念。ちょうど向かい側に一人入れそうだったので風上側に移動しました。

反対側に入ってみたら、なんとこれまたビックリ。こちら側はどこにでも魚がいてアタッテくるじゃあありませんか。
こちら側にには水車はなく、水はゆっくりと左から右に流れているんですが、どこにキャストしても魚がいるんですよ。
あまりに意外だったのでちょっと???という感じではあったのですが、嬉しいことには限りない。

竿も遠投の必要がないので軽い4番ロッドに交換して釣り始めたら入れ食いモードに突入しました。
一時間しないうちに15匹程釣り上げ、お昼過ぎには50匹に迫る勢いです。

この時のパターンは、じっと待って流すよりも軽く魚が当たってきたところに誘いを入れてやると一気に食い込んでくると言うパターンでした。

1時を回る頃に一旦食いが渋ったのですが、1時半過ぎに風向きが変わり南風が吹き始めたら状況は一変します。
風はどんどん強まり風速5mくらいになって水面にさざ波が立ち始めたら魚の活性が一気に上がり入れ食い再開です。

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                                                        波立つ水面

キャスト後ゆっくり沈んでいくフライを魚が奪い合うようにしてバイトしてくるのが見ていてわかるほど。投げればすぐにアタルのでヒットのテンポも上がり投げる、ヒット、の繰り返し。

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ただ、残念なことにバラシも多かった。
かけたのを全部あげていたら100匹というのも嘘じゃないくらいよくバラしました。
お隣のフライの方は私よりバラしていたので、魚のバイトの割には食いが浅かったのかあなあ?

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                                                     入れ食いは続く

針が甘くなっていることも考えられたので、10位釣ったらフライを交換したりしたんですけれどあまり変わりませんでしたねえ。

そういえば、ここの魚は釣れてきた時に針がほとんど口にかかっていて針を飲んでしまっていることがほとんどなかった。朝霞ガーデンでは呑まれることが多いのにこの差はなあに?

それから、一度ハリスが短くなってしまったので試しに0.8号の青いヘラブナ用ハリスを試してみたんですよ。この水色ならこの色でも食うんじゃないかって、しかし4投してアタリは全くなし、やはりダメでした。魚は目がいい。

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「釣りに最も大事なのは針と糸」とはソルトの師匠であるプロショップEbb&FlowのY店長ならびに西表島のプロガイドMさんから時を違にして聞いた格言のようなお言葉なんですが、ここでも全くその通りでした。
竿やリールにケチってもいいけれど、針と糸は絶対手を抜いてはいけないんです。
そうしないといざという時に悲しい思いをするんだそうです。

さて、2時半を回る頃には風はさらに強まり風速10mくらいになってきてしまい、さすがにフライをキャストするのは難しくなってきました。
それでも、足元2mくらいのところまで届けば食ってくるので、こんな入れ食い滅多にないと粘ってみたものの、さすがにしんどい釣りになってきてしまいます。

ちょうど3時をまわったところで、強風に煽られたリーダーとティペット(ハリス)がグシャグシャにオマツリしてしまったのを機に撤収を決意。

最終は74匹でした。
早朝6時からなんと9時間も。パンを食べながらも片手に竿を握って釣り続けた結果は時速およそ8匹平均でした。最初の1時間をなかったことにしても時速9匹。

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時速10匹には届きませんでしたあ。
初めからこちらのプールでやっていたらなあ、と後悔しても仕方がないので次回はこちらを攻めてみることにしましょう。って、もう、また来る気になっている。

そういえば、朝の開門待ちの時話していたら1日230匹釣ったツワモノがいるとか?
すごいなあ、ほとんどバラすことなく入れ食いが続かないとこの数字はなかなか達成できませんよ。というより200匹釣ったところで普通飽きちゃうんじゃないのって思うんですけれど、世の中にはすごい方がいらっしゃるもんです。


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2015年10月25日 (日)

管釣りオープンで入れ食い@川越水上公園

毎年秋が深まっていく今頃にオープンして春先までマス類を釣らせてくれる管釣りが幾つかありますね。夏場はプールなんですが寒くなって誰も泳ぎたくない!という季節に釣り堀になるあれです。

都内では豊島園などが有名ですが埼玉にも「川越水上公園」という公営の管釣りがあるんですよ。

本日、今シーズンのオープンだと聞きつけ、たまたま埼玉の実家にいたもんですから行かないわけにはいかないじゃないですか。
もちろん狙いは、放流したばかりのスレていないニジマスちゃんの入れ食いを楽しむというところです。目標は大きく100匹!

午前8時、意気込んでいる割にはゆるりとした時間に現場到着。
入場券を買って、さあ釣るぞ!と意気込んだところまでははいいのですが目の前に広がる四角いプールの周囲にはすでに釣り人でビッシリ埋まっておりました。

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この公園でフライで釣れる池はあと二つ。
一つは「波のプール」、ここは遠浅なので遠投が要求されると思われるので初めから対象に入れておりませんでした。

残るは流れるプール。
幅5mくらいのうねうねとループ状に流れるプール。あれが釣り堀になっているんです。初めて入るのでどんなことになっているのやら不安半分、期待はあんまりしていない。

行ってみると流れるプールの所々に水車が配置されて水をかき回している、ホースからの流れ込みもある。ふむふむ魚が付くようにうまく工夫されているなあ、とプールに近づいてみれば、こちらも魚の集まりそうな水車まわり、ホースまわりには既に釣り人でビッシリ。

Imgp5854

水はクリアでプールの底の青いペイントがまだ美しいので、お魚ちゃんが泳いでいないのが一目瞭然。

なんとかお魚ちゃんがいないことにはどんなにいい腕前でも釣れないので、まずは魚がいそうな場所探し、というよりも魚がいてなおかつ入れる場所探しということになりました。

幸い、水車の回っている下流およそ10mくらいのところにスペースがあったので、両脇の釣り人に断って入らせていただきました。

やっとこさ釣り始めたものの、魚がいな〜い!
時折上流から10匹ほどの群れが泳いでくるので、そこを狙い撃ちして釣るしかなさそうです。他に場所がないのだから仕方ない。

釣り方については迷わずウキを付けてルースニングをすることにしました。
なんたって5mくらいしか距離がないので、斜めに投げても引いて動かしながら釣る釣りは成立しないと即決したんです。

フライはいつものマラブー、オリーブ色、ワタクシの管釣りでのパイロットカラーでございます。

群れがくるところを待ち構えて流して食わせる。そういう釣り方です。
とりあえず始めてみると、魚さえ来ればアタリます。
さすが、オープン日だけあってお魚ちゃんは素直にフライに食いついてきます。
これでポツリポツリと群れが来たところを拾うように釣ること一時間、どうにか6匹キャッチ。

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この感じでいけば朝霞ガーデンよりは釣れそうだぞ、と耐える釣りをしていると、上流側でルアーを投げていた方が移動していなくなったのでサクッとそちらに移動し水車に一歩近づきます。

移動距離にして5mくらいなんですがこれが大きかった!
水車の下流10mくらいのところにお魚ちゃんの固まっているところがあったんですね。これでもう待つ必要はない。常にそこの交流から流していけばいい。

と、これまでより5mほど上流にキャストして流してみたらあらヒット!
そして、また流すとまたまたヒット!

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20匹くらいの群れなのでスレないように流し方を変えたりしながら、また、時折下流から移動してくる10匹ほどの群れを狙ったりして釣っていくと一時間で10匹ほどキャッチ。

いい感じですよん。
二時間で15匹。どこまで数が伸ばせるかな?なんて思いながら釣っていると、さらに水車側のルアーの方が移動していなくなり、水車から二人目の一に入ることができました。

Imgp5862


この移動は大きかった。
目の前には常にお魚ちゃんの群れがおり、さらに水車直下の流れの速い中にいる無数のお魚ちゃんも狙えちゃうポジションに入れたのですから。

ここからは魚の活性も上がったようで、毎キャストごとにバイトがあり、アワセ損ねたり、バラしたりしながらも釣れる数は倍増。

20匹釣ったところでアタリが遠のいたのでフライをチェックしたらボロボロになってる。即交換。

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三時間を終えて38匹。
さらに入れ食いは加速し、本当に投げれば食ってくる。
ポカリスウェットを飲みながら片手で投げても釣れちゃう。
よそ見してても釣れちゃう。
と、もう何やっていても釣れちゃう入れ食い状態。

入れ食いはこうでくあちゃあ!
朝霞ガーデンにはこういうのがないんだよなあ。
なんて思いながら手を抜くことなくせっせと釣り続けたら4時間を回って、なんと〜!
58匹!

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このままだと終了時間の5時までまだ5時間あるので100匹以上釣れちゃうじゃない。

なあんて、ニヤニヤするのをこらえながら、ちょうどお昼の時間なので座り込んでカレーパンとおにぎりを食べました。

ワタクシの上流側にいたルアーのお兄さんを見ていると、このかたなかなかのツワモノ見えてスプーンでいいテンポで魚を釣り上げている。
フライほどではありませんが、確実に一定のテンポでコンスタントに釣っている。
上手だなあ、と感心しながら一休みを終えて、さあ午後の部です。

釣り始めると、これまで通り同じようなテンポで魚が釣れていくんですが、人間は贅沢です。この釣りに飽きてきてしまったんですよ。
釣れない時はあんなにいろいろ悩んだり、あれこれやって苦しむくせに入れ食いになったら飽きちゃうなんて、なんて贅沢なんでしょう。

そうしたら、間もなくしてワタクシの心を見透かしたッように、なぜか突然目の前の魚の群れが一斉に下流に移動して行ってしまい、すっかり魚がいなくなってしまったではありませんか。

こうなると、何をやっても魚がいないのですから釣れるはずはありません。
神様ごめんなさい。飽きたなんていうのは嘘です。なんてつぶやいても時すでに遅し。
カンダタのぶら下がるクモの糸が切れてしまった後のように、そこには何も残っていませんでした。

しばらくは水車の真下に残っているわずかな魚を狙い2〜3匹釣ってみたものの楽しくない。
出て行ったお魚ちゃんたちが戻ってくる気配も全くない。
ただ、水車の上流側には真っ黒になって底が見えないほど魚が溜まっっているのですが、釣り人も同じくらい溜まってるので入る隙は無し。
緊張の糸はここですでに切れてしまっていたようで、もう帰ろうか?という気分になってこの釣りをやめることにしました。移動です。

お隣のプールの方を回って空いている場所があったら少しやろうか。
と歩いて行くものの、相変わらず釣り人ビッシリ。

波のプールの方も見てみよう、と言ってみたものの、魚は遥か前方30mくらいのところに黒く固まっており、フライの方は脛まで立ち込んで、ダブルハンドルの長い竿で遠投して釣っているのを見たら気持ちがすっかり折れてしまい、すごすごと退散。

四角いプールを回り込んで見るだけ見て帰ろう、と歩いて行くと、入り口の事務所前の角のところに一人入れるスペースがあったので入れていただきました。

Imgp5875


お隣さんにご挨拶して釣り始めたのはいいんですが、魚の姿が見えないじゃあないですか。

「魚がいませんねえ」とお隣さんに声かけたら「いないんですよ〜」とルアーを投げていらっしゃる。

「いないんじゃあ釣れませんね〜」「オープンにしては魚が少なすぎませんかねえ」などと話しながらできるだけプールの中央近くめがけてキャストしたらウキの周りに魚の影が見えてきた。

いるじゃないですか?!でも数匹。
あ!ウキにバイトした。
そっちじゃないんだよ!

なんてやっていると、じ〜っくり待っているとチョチョチョ!とアタル。
アワセるものなかなか乗らず、15分ほどやってやっと一匹キャッチ。

それでも、遠投すれば食ってくるのはわかったので、なるべく遠くへ投げようとするんですが8.6ft 4番の竿では限界があった。
ただですら下手くそなキャスティングに短い竿じゃあ届きようがない。

30分やってアワセ切れしたところで気持ちの糸もプツリと切れて釣りをやめました。

アタリが意外と小さいというか食いが浅いと言う話をお隣さんにしたら、なんでも昨日プレ・オープンとか言って特別ご招待の方々に釣らせたので散々叩かれちゃっているとか。

えええ!それはないんじゃないの?
なんでも昨年来場回数が一定数以上の方々から抽選で選ばれた人たちに釣らせたとか。

それって一部のお得意さんを優遇して、私らたまにしか来られない客はどうにでもなれっていうこと?
先ほど入れぐっていたワタクシの右隣で、釣れずに悲しい表情でキャストを続けていた小学生と思しき女の子アングラーの姿を思い出しちゃいましたよ。

こういう子供達を特別招待して将来の釣り人口確保に貢献するとかいうのなら話はわかりますけれど。
どう考えたってその方が長期的な釣り事業の継続及び釣り業界の振興に役立つと思うんだけどなあ。

ちょっとこのやり方は違うんじゃないかなあ。そこんところどうお考えなんでしょうか川越水上公園を運営なされている方々。

皆様のコメントお待ちしております。


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2015年10月24日 (土)

赤マラで爆発!?@朝霞ガーデン 

タイトルにつられてこのページを開いたお客様、当ブログはアダルトでもエロでもないタダの釣りブログでございますので悪しからず。ねえ、PZ3さん!

え〜っと。そう!赤マラです。赤のマラブーを巻いたんですよ。
先週末渋谷の上州屋に行ったら以外とフライ用品が充実しているので見ているうちに赤のマラブーを発見。早速買ってきて巻き巻きしたら、そりゃあもうあとはそれで釣るしかないでしょう。

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ということで、この赤いマラブーこと赤マラちゃんが日本一つれない釣り堀と自負する朝霞ガーデンでどのくらい威力を発揮してくれるものなのか?試しに行ってきました。

午前9時過ぎにいつもよりゆったり到着し、事務所横の1号池を見るとフライマンが3人いるだけという平日のがら空きモードだったので、6時間券を購入し早速1号池に入りました。しかも、ちょうど放流している。
スプーンでの釣りでは「放流直後は赤金」というくらい赤いルアーが有効なので、今回の赤マラも放流直後に試してみたかったので絶好のチャンスです。

とはいえ、釣り座は前回数釣りした水車横の長方形の池の短編である、池に対して縦に入る位置ではなく、その辺に直交する四角形の長辺(道路側)しか空いていなかったのでそちらに入りました。

つまり水車から発生する水流を横に受けて釣るという釣り座になります。
ということは、魚が水流のどの辺りに固まっているのかによりポイントが決まってくるのですが、ちょうどいい具合のところにはすでに釣り人が入っていたので、しかたなくその方の水車側、つまり流れの強い側に入りました。

この流れに着く魚の特徴としては、水流が弱くなり波が立たなくなる境目くらいのところの魚がフライに反応してくるのと、水流の上流に向かって泳いでいる魚の後ろからフライを引くのが有効であるというのを経験上知っているため、今回の釣り座はイマイチ釣り座になります。

とりあえず、せっかく巻いてきたので真っ赤なマラブーを結んで釣り開始。
最初は流れに乗せて流せて見せて釣る作戦でした。

予想通り、これには反応が弱い。
魚に見切られている感じです。右から左に流れる流れの中では全く当たらないんですね。

最初の1匹は流し終わって回収し始めて流れの外にフライが出たところでヒット。
やっぱり、キワがいいんですよ。

続いて2匹目は流れの中でバイトしたものの、乗らなかったので振り上げた糸を素早く池に叩いてオマツリを防ごうとした瞬間にヒット。

どちらも狙って釣った魚ではないので、ヨロコビもイマイイチ。

と、その時、左隣の下流側にいた方がいなくなったので素早く移動。
ちょうど流れの消えるあたりに入ることができました。

前回はちょうどこの辺りを流れと逆に引くことでヒットを連発したところです。
横に流れるので攻めにくいとはいえ魚はやる気があるはず。

流れに向かって斜めに下流方向にキャストして流れに逆行して斜めに引くようにして釣るのですが、バイト(アタリ)はあまりなく時々ポツリと釣れる感じ。

管釣りフライの場合は1キャスト1バイトなかったら魚にフライが合っていない都思っていくらだと日頃から思っているので、何かが魚に合っていない様子なんですね。
それが流し方なのか色なのか。

1時間ほど様子を見てちょうど5匹釣り上げました。
朝霞ガーデン的にはまあまあの釣れ具合なような気もしますが、満足できる数じゃあありません。ワタクシ的には釣り堀は時速6匹が基準なんです。つまり10分に1匹の割合で釣れたらまあまあ釣った感じがするというわけです。

そろそろ赤マラにこだわらずに色を変えてみようか?と思っていたその矢先に水車の横でルースニングしていた方がこちらに移動してきてぽっかり場所が空いたので即座に移動。

前回通りに魚が流れに向かって泳いでいる後ろから前にフライを流してつろうというわけです。
そして、早くも一投でヒット!
やっぱり違うなあ。なんて思いながら写真に収めてキャストするとふた流し目でまたまたヒット!ところが油断していたら思わぬ走りでティペット(ハリス)を切られてしまいました。

そこで、いつもの定番オリーブにカラーチェンジ。

赤マラとどのくらい違うのかを試してみることに。
すると、やっぱり定番は当たり方が違う。バイト全てを合わせることはできないけれど、一投すると必ずバイトがあるんですよ。

Imgp5844
釣れるペースも上がって、次の一時間では7匹キャッチ。時速6匹になりました。
さらに、水車の向こう側でよく釣られているフライマンの釣りを参考にリトリーブ・スピード(糸をたぐってフライを泳がせる速さ)を早めにしたらバイトがさらに増えた、というより乗りが良くなったんですね。

Imgp5846


三時間を終わって20匹キャッチ。
いいじゃないですかぁ!相変わらず芸のない代わり映えのない釣り方であるとはいえ、このままいったら6時間で40匹。前回と同じペースの釣りになります。

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この後順調に数を重ねて、四時間過ぎたところで25匹、五時間過ぎたところで30匹と着実に時速6匹で釣り進んで行ったので、まあ自分の中で持っている時速6匹なら満足ということで、後一時間であと6匹釣って六時間でちょうど36匹で終わりたかったのですが、午後の放流の時間となり状況が一変します。
それまで、一キャストに大体一回はなんらかの反応があったのが全くなくなってしまったんです。
ルアーで釣りしていたら、ここは小さめの赤金スプーンで入れ食い、と行きたいところなんですけれど、フライでの放流後の変化にどうもまだうまくついていけないんですね。

フライを赤にしてみたり、ポーズを入れて引くスピードを落としてみたり、ポイントも少し変えてやってみたりするんですが、たまにヒットするも連続三連ちゃんでバラしちゃったりして数が伸びず。

最終は32匹止まりで終了とあいなりました。

赤マラは結局たいして爆発はせず。
いつもの定番オリーブに軍配が上がってしあいました。
多分なんらかの条件が合えば赤が来ることも考えられるので、これからもマメに使ってみようと思います。
特にこれから冬になり光量が落ちた時などにはいいアピールカラーになるような気もしているんですが。

それにしても32匹というのは微妙な数字。数字よりも最後の放流後の小一時間に釣りきれなかったのが悔しい。次はこの辺をなんとかしたいなと思う所存でございます。

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2015年10月18日 (日)

爆釣!塩釜 弾丸ワラサ釣りツアー  食魚編

爆釣だった仙台・塩釜港のばんばん丸でのワラサ釣りツアー。
前日見た夢が正夢となって人生でも稀に見る大爆釣となりました。
そして今度はそのお魚ちゃん達のお料理のお話です。

マグロ用バカデカクーラー・ボックスにぎっしり詰め込んで持ち帰ったお魚ちゃんたちですが、これはせっかくの命をいただくわけですから大切にかつ美味しくいただかなければならない。

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ということで、釣りから帰った翌日は朝の8時過ぎから魚をさばき始めましたよ。
この日のために出刃包丁も年に何度も使わない仕上げ用砥石まで使って入念に研いでおきましたよ。どんな魚だってちょいと触れただけでスパッと切れるくらいに。

魚をさばくようになって数年経ちますが、そうしょっ中さばくわけではないので、さばき方なんてすぐ忘れちゃうんですね。年取ってから覚えたことというのはなかなか体に染み込まないもんです。

そこでお世話になるのがYou-Tube
世の中ホントに便利になりました、あらゆるお魚のさばき方が動画で見られるんですから。
こいつで、さばく魚の順番につどつど映像を見て、頭の中で段取りをリプレーできる様になったら、さあ本番です。

まずは、一番でっかいサワラです。
サワラは身がキレやすいので、よく研いだ包丁が気持ちのいいくらいススっと入っていきます。
あっという間に三枚におろして、釣ったご本人用、切り身用、おすそ分け用などに切り分けて完成。

次に、今度は今回の獲物の中で一番小さかった、しかしありがたいマダイちゃん。
これは鱗とワタを取って下処理し後日鯛飯でも作ろうということで冷凍庫行きです。

続いてはホウボウ
これも鱗とワタを取って明日の夕食用に冷蔵庫に収まりました。

ここで、さばいたお魚と、さばく前の丸ごとワラサ数匹を何件かにおすそ分けに配達して周り、親戚のある海なし県埼玉に向けてもクール宅急便で一箱、ずっしり重いのを送り出し午前の部は終了。

お昼からは、久しぶりにスイミング・プールに行って800mほど泳いで、釣りと運転で固まった筋肉をリラックスさせてからおうちに帰ってお昼寝です。

第二部はお昼寝から起きて遅い午後からスタート。
ちょっと寝坊したのでご近所さんの夕食に間に合わせなければと手早くさばきます。
さばくのはワラサ3本。

全てお刺身用にさばくので、午前の部よりも手がかかりますが、ワラサ、ブリは比較的包丁の入りはいいし、最後の皮を引くのも比較的簡単なんですが、最初の鱗落としが面倒臭いんですね。

我が家にはウロコ落としがないもんですから、この日のために日頃からキープしておいたコカ・コーラのペットボトルのふたを使ってゴリゴリ。
これ、意外と良く取れるのですが、なにせ魚体が大きいので一苦労です。

お刺身のサクとなったワラサ3匹分は無事ご近所さんへと届けられ、さて我が家の夕食となるわけですが、今夜はバカデカ・サワラのみで勝負。

一品は、サワラのたたきです。
皮の方を軽く焼き網に乗せて炙って脂がジワジワッと出てきたあたりで焼くのをやめて薄く切ります。

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もう一品は、サワラを下ろした時に出た大量の切り落としのカルパッチョ。
なにせ魚が大きかったので、三枚におろした時に中骨の間やその周辺に身がたくさん付いていたので、これを薄く切り落としたら、大皿に山盛りの量になってしまった。
これをお野菜に乗せて、長野は安曇野のスペイン料理店パンプローナ特製のサラダ・ドレッシングをかけていただきました。

さらに、この切り身が余ったのでお刺身でも。

サワラというと実はワタクシ冷凍物の西京漬くらいしかこれまで食べたことがなかったので、自分の中でのお魚ランクではかなり下の方にあったんですね。

しかし、遠征に行くようになってから事あることにサワラはおいしいから最終日には狙いましょう的発言を聞くことが多くなり、そんなにおいしい魚なのかなあ?と少々疑問を持ちつつの釣りをしていたので、本気でサワラを狙って釣るなんていうことは無かったんですよ。

ところが!
今回釣りたての新鮮サワラをポン酢しょうゆと柚子胡椒でいただいたら、これが絶品!
特に、たたきは身と皮の間の脂がにじみ出ていてこれが美味い。
なんとも言えないとろけるような脂と身の甘さ舌触り、どれを取っても全品でビックリ感動してしまいました。

お刺身も同じくぽん酢しょうゆで頂きましたが、ほのかに甘く柔らかな身の舌触りがたまらない。

さらにカルパッチョも野菜やドレッシングに良く合っておいしいじゃあありませんか!

ということで、初日はサワラづくしで食したのですが感動ものでした。

二日目はホウボウのお刺身&カルパッチョ、なんだか魚が違うだけで料理は一緒だ。

ホウボウというお魚はあまり食べる機会がないと思いますが、淡白で上品な白身に甘みがあっておいしいお魚です。

卵も持っていたので甘辛く煮付けていただきました。

三日目はいよいよヒラメちゃんの登場
エンガワはお刺身で、身は昆布締めでいただきました。

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肝心のワラサはって?もちろんいただきましたよ。
三日目なので塩麹につけて焼いてみました。

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想像以上に脂がのっていて美味しかったですよ。

魚のアラも出汁をとって味噌汁に活躍しました。

さて、次はどんなおいしいお魚ちゃんに出会えるのでしょうか?

次回の釣行は未定ですがどんな美味しい魚を味わえるのか今から楽しみです。


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2015年10月16日 (金)

爆釣!塩釜 弾丸ワラサ釣りツアー 後編@ばんばん丸

東北は仙台釜石港からばんばん丸にて出船してのワラサ釣り。

朝の一流し目は驚異のワラサ入れ食いになってしまい、一同三名自分の釣りに夢中で写真を撮る暇もろくないという程、魚は次々とかかったのでありました。
こういう時は地合いを逃してしまうと、後でパタリと釣れなくなってしまうことを皆さん経験しているので、釣れる時には手を休めず釣りまくる、というのが海釣りの鉄則とも言えます。

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後半ではファイトが雑になっているという指摘をY店長から受けたワタクシなんですが、正直いって5匹釣ったあたりから腕が痛くなってファイトが辛くなっていたんですよ。日頃のなまくら生活により培われた体力の低下はこういう時に正直に出るもんです。

一流しを終えて船が移動するひと時、キャビンに集まったワタクシ、Y店長、スペアリブN氏の我々三名はそれぞれに入れ食いの分析を始めました。

ワタクシはジグの色の違いが釣果の差に出たのかと思っていたのですが、Y店長によれば、船の流れ方からして新しい魚が船尾のワタクシの方向から入ってくるので、ルアーを見ていないフレッシュな魚がワタクシのルアーに反応したとおっしゃる。

船首に行くに従って魚のアタリは小さくなり食いも浅くなるのでバラシも多かったと分析なさった。う〜むさすがプロの目は違う、ワタクシ単純な分析と違って説得力が違う。

いい加減疲れていたワタクシは、それでは次の流しはスペアリブさんに共に入ってください、と釣り座を明け渡すことにしました。
ワラサはもういいのでヒラメ釣りに集中したいという思いもあったのです。
ちょっと左舷のオオトモに入って、さらに新しく入ってくる魚を狙ってみたら?というY店長の提案に乗ってそうしてみることにしました。ここはあのジギング王の定位置なのでさぞや釣れると思ったのです。

船が止まりふた流し目、左舷側に入りジグを投入してみると当然流れの方向が変わるので、先ほどは自分から離れていく方向に流れたのが、右から左に流されていくんですね、それでも釣りになるのでやってみることにしました。

先程爆釣だったアンチョビット・シャープからツチノコに変えてのヒラメ狙いです。

期待に胸膨らませて竿をしゃくるのですが、一流し目の爆釣が嘘のように全員沈黙。
何投かするものの誰にも当たらず。これだから釣れる時に釣っておかないと、と思いながら、自分の糸の流れていく方向が船の下に入り始めたので釣りにくくなり釣り座を移動することにしました。

胴の間の先ほどスペアリブさんのいた場所に移り釣り始めると、しばらくしてY店長にヒット。「久々のヒットです」という船長のアナウンスが流れます。

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少しして今度はスペアリブさんにヒット。
この後、ペースは先ほどではないにしろ、スペアリブさんはペースを上げてポツポツと釣れるようになりました。
やはりトモから新鮮な魚が入ってくるというY店長の言葉は正しかったようです。

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絶好調となったスペアリブさん、型もどんどん良くなってきてここまでで本日一番の良型をキャッチします。

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こうなると私も釣らずにはおれないのでちょっと手を変えて、ツチノコの色を変えてみました。
金系からシルバー系に変えてみたんです。
するとしばらくして、底から数しゃくりしたところでヒット!
待望の狙ったヒラメか!?と思いながら巻いてくるのですが、ヒラメにしてはよく走る。
思った通り上がってきたのはワラサでした。

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この辺りで気がついたのですが、先ほどの一流し目に比べて潮の流れがだいぶゆるくなっている感じがしたんですね。
この日の潮止まりは午前10時頃に下げ止まりということだったので、ちょっと作戦を変更することにしました。

こういう時に実力を発揮するゴビアス・ブルスリム(通称ムツゴロウ)にジグをチェンジ。

このルアーを小さめにしゃくってフォールを意識してヒラメちゃんを狙ってみました。

するとしばらくして待望のヒット!
今度は引きかたが違います。ヒラメ特有の時々スーッと軽くなるファイトをするんですね。これは多分上に向かって泳いでくるのだ思われるのですが、一瞬軽くなるのでばれたかと思って焦るんですよ。

上がってきたのは狙い通りのヒラメです。
これは嬉しい。出だしの入れたら釣れちゃう入れ食いもいいけれど、渋目の時に狙って魚を釣るのもたまらない快感があります。

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この一匹ですっかりいい気分になり、気持ちにも余裕ができて色々と試して狙って釣って行こうと決めました。

次に使ったルアーは再度ツチノコちゃん。
今日は何としてもこいつでヒラメを釣りたいんですよ。

船は流し変えて時間も10時半になろうとしていました。
マグロ用のバカデカ・クーラー・ボックスもこの頃にはすでに満タン。
小さいのを数釣ってもしょうがないと思い、数釣から狙って欲しいものだけ釣る方に方向転換したんです。

狙いかたは底近くを数回誘ってフォールさせるという方法。
イメージではそこから2mくらいまでしかしゃくり上げませんでした。

ちょいちょいと3〜4回しゃくって落とし、またすぐしゃくると言うのを繰り返すと、きましたよ、待望のアタリが、ググッと引いたものの首は振らない走らない、船長も見ていてすぐに「ヒラメかホウボウだね」といっていました。

ワタクシもこの日3匹目のヒラメちゃんだったので、なんとなくわかりましたよ。
「ヒラメちゃんきました」と声に上げながら巻き巻きしてくると、ほうらやっぱり、見えてきたのは茶色ぽい平たい魚影。
こうしてめでたく狙い通りにヒラメをキャッチ。

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さらに潮が緩んできたのでタックルをライトに変えて、PE2号にしてみた。
すると渋くなってきているのにもかかわらずアタリが!
タックルが柔らかくなったせいか竿は大きくしなり引きも強い。
あまり遊ばせるとオマツリしてしまうので無理の無いギリギリのところで巻き上げてくるのですが、ドラグをジーーーー!と出してなかなかの好ファイト。竿も大きくしなり手元のグリップの辺りまで曲がる感触が伝わって来るので、この安竿では折れるんじゃなかろうか?と一瞬不安になったりしながらも、不安を周囲に悟られまいと「もしかして大物かもよ〜。」なんて言いながらファイトします。

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なんどもドラグを鳴らして上がってきた魚影はおお!なんだか大きいぞ!
船長にすくてもらったら、ワタクシの今日一番サイズ。かなりブリっぽい感じの良型サイズのワラサです。こんなライトタックルでもこのサイズが上がるんだ、と感心したり、ちょっと自信がついたり、嬉しい一匹となりました。

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その後もこのライトタックルでポツリポツリとワラサが釣れてきます、しかもサイズも良くなって引きも強いのでライトタックルでの釣りを堪能しました。

11時半になろうかという頃、ミヨシの Y店長になにやら大物らしき魚がヒット。
見ていたら曲がった竿が一瞬スポン!とまっすぐに、「バレタか?!」と思ったら再び大きく曲がり、「おお、追い食いしたのか!」と思ったら、またまたスッポン!と抜けて、「あああバレた!」と思ったらまたまた竿が曲がる!という妙なファイトをなさっている。

三回バレタかと思わせておいてその後は素直にファイトして上がってきたので、様子を伺っていたら、なんだかデカイ、長い魚が釣れてきた。

サワラですよ。
という店長の声に、こんなデカイサワラがいるんだ、どれどれと見に行ったら大変なことになっていた。
ゴビアス・ブルスリムを丸呑みしたサワラの喉にテール・フックがガッチリかかっちゃっていてルアーが外れないんです。

仕方ないのでリーダーを切ったうえでスプリットリングからアシスト・フックを外してやっと魚単体になりとったののがこの写真。↓

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6キロあるその魚体の大きさといったら。
こんなのがいるんだ〜!と驚くワタクシに「九州にはこんなのがたくさんいます」ですと。釣りたてで新鮮なサワラは大変美味しいので一度釣ってみたいんですが、まだ釣ったことが無いんですよ。「すごいなあ」と感心してみていると、「この大きさは自己記録かも」とY店長。
やっぱりこのサイズはそう簡単には釣れ無いんだろうなあ、とただただ見とれるばかり。

しかし、残り少ない時間そんなこと言ってる場合じゃあ無い。自分も狙っているヒラメちゃんをもう一二枚追加したいところだったんです。
しかし、潮はすっかり流れが止まり、完全に潮止まりになってしまいました。

この時のワタクシは、ちょっとこだわって、この日のベイトと思われるコウナゴの色とは全く異なるカラーのジグで釣ってみたかったんですね。

船はこれまで広いエリアを流していたのをピンポイントの場所に移動しているようで、細かく移動をして釣るというのを繰り返していました。

何か根掛かりのような感触があったので船長に聞いたら、少しだけ小さな根があるというんです。
ようし、そんなところこそこいつで勝負だとシコシコしゃくっていると、モソッ!というアタリ。明らかにワラサではない感触にヒラメが来たか?!と喜び勇んで巻き上げてくると、何かヒラメともちょっと違う感じ。

船長の「ホウボウじゃない?」という予言通り型の良いホウボウが上がってまいりました。
本命のヒラメではなかったけれど、この色のジグで釣れたことに大満足も一匹です。

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「12時で上がりますので残り10分頑張ってください」という船長のアナウンスとほぼ同時にラストスパートをかけたのはスペアリブさん。
ワラサの三連続ヒット!最後まですごいなあ今日は。

そこに今度はY店長が負けじとヒット!こちらは型が良さそうでいいファイトをしている。釣れてい無いのはワシだけじゃあ!としゃくっていたワタクシにもヒット!

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ダブルヒットとなったのですが、先に上がった店長のはブリといってもいいくらいの良型です。

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ワタクシの方もドラグをジリジリ出してライトタックル竿をねじ曲げる魚の勢いに、こっちもいい型かも〜!と喜んでファイトしながらも、手の空いていたスペアリブさんに写真撮影を依頼。デカイのが上がってくるいいところを撮ってもらっちゃおうと企み魚を引き寄せます。

やっと見えてきた魚を見たら、あれえ?なんか小さい・・・
なんだ!尻尾にかかったスレじゃん!

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この一匹がこの日最後の一匹となって爆釣の半日が終わったのでした。
終わり方はちょっと情けなかったけれど、ワラサは入れ食い、ヒラメも6匹釣れたしワタクシ的には大満足です。

全部で何匹釣れたんだろうか?
ワタクシも20匹くらいまでは数えていたんですが、その後は面倒になって数えるのをやめちゃいました。他のお二方も中盤以降はワタクシよりはるかに釣り上げているので相当な数になるでしょう。

ワラサ以外にもマダイ、ホウボウ、サワラ、ヒラメ、サバと盛り沢山。
最後の方はほとんどの魚をリリースしたものの、クーラー・ボックスに入りきらなかったお魚ちゃんおよそ1ダースは船長に引き取っていただくことにして港に走ります。

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走る船の中でカップ・ラーメンをお昼に食べてからはキャビンで爆睡。
およそ1時間後、汽笛の音で目覚めたら外には松島の風景が広がっていました。
そういえば去年もここを見て感動したっけ。

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港に着いたら地元仙台の阿部さんと長谷川さんが待っていらしてくれて、片付けの手伝いをしていただきました。
船の手配を始め色々とお世話になりました。
こういう方々の力を借りて初めて今日のようないい釣りが成立するのだなあとしみじみと感謝したのでありました。

ばんばん丸の船長にも「こんな入れ食いは人生にもそう何度もないです」とお礼を言い、港に別れを告げた我ら三人は多賀城市内のスーパー銭湯にて体に着いた潮を洗い流すと一気に高速道路に乗って横浜に向かって走ります。

途中、福島の安積PAで地元郡山の知人と合流し、お魚をお裾分けし、佐野PAで夕食。後はひたすら走って午後9時過ぎには無事横浜に着きました。

いやあ 、楽しかった!
仕事の都合で行けなかったマッキーさんPZ3さん、そしてKHKさん!
来年は都合つけてなんとか行きましょうよ。


ご参考:タックル

その1
ロッド         プロセレ  N-Multi64
リール        シマノ     Stela8000
ライン        バリバス  PE5号
リーダー    フロロ50lb
ルアー      プロセレ  アンチョビット・シャープ140g ブルー・ピンク

その2

ロッド        ヤマガ   Galahad 62/3
リール       シマノ   オシアカルカッタ300HG
ライン       バリバス  PE3号
リーダー    フロロ  40lb
ルアー      プロセレ  ゴビアス・アンセスター80g  オリジナル ツチノコ カラー

その3

ロッド        おり釣り具  GOKUWVOLUTION
リール       シマノ   バイオマスター4000HG
ライン       PE2号
リーダー   フロロ20lb
ルアー     プロセレ  ゴビアス・ブルスリム80g   イワシカラー、エビ?カラー


写真提供と釣りに関する詳しいお問い合わせ先:Ebb&Flow

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2015年10月15日 (木)

爆釣!塩釜 弾丸ワラサ釣りツアー@ばんばん丸

もうすっかり 秋ですねえ、朝晩もだいぶ冷え込むようになってきたし、相模湾のアマダイ釣りも始まったし。

なんて思っているところに仙台にワラサを釣りに行きましょうというお誘いがやってきました。昨年10月にも出かけた仙台塩釜港のばんばん丸さんに乗って沖のワラサ釣りをしようではないかというのです。

昨年は前日入りして一泊の釣りでしたが、今回は平日ということもあるので前夜横浜を出発して早朝港に直行し、釣りをしたらまた横浜に直帰するという、能登輪島弾丸ブリツアー同じ弾丸シリーズで行くことになりました。

企てたのは勿論ルアー・ショップEbb&FlowのY店長でございます。

当日、夜の10時にお店に集合ということになり、少し早めに行って良さそうなジグを三本買いました。

昨年も書きましたように、この仙台・塩釜沖のワラサ(ブリの子供・関西ではハマチ)はコウナゴという小魚を主に食べているので、この魚に似せた色のルアーが絶対必要というY店長のアドバイスのもと、この春発売されたプロセレというメーカーのゴビアス・ブルスリムとゴビアスというメタルジグのコウナゴカラーを購入。

さらに、先日店長の出かけた鹿島沖でのワラサジギングでブルー・ピンクの色のものが良かったというのでそれを、さらに、昨年良かったピンク色も抑えで購入。
これさえあれば、何でも来い!という気分でお店を出発しました。

この日横浜から出かけて行ったのはワタクシとY店長、それにこの夏肋骨を二本も折ってしまう大ケガから復帰したばかりの藤沢のNさん。
この際だからスペアリブNさんと名付けてしまおう。
午後10時過ぎ、この三名で仙台に向けて出発です。
深夜の高速道路を走ることおよそ430km、午前四時過ぎのまだ暗い塩釜港に到着するとそこには、仙台の釣り師アベさんが出迎えてくださいました。
今回のツアーの手配をいろいろなさってくださったそうで、ご本人も参加の予定だったのが、仕事の都合か何かで出られなくなってしまったとかでとても残念でした。

午前5時、出船。真っ暗な港を船は出て行きます。

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たった三人で船を借り切るなんてなんという贅沢、もうそれだけでニヤニヤしてしまうところなんですけれど、さらにワタクシがニヤニヤしていたのにはもう一つ理由がございました。

実はその日の朝方、目覚める前に見た夢が入れ食いの夢。
ジグが着底してしゃくり始めると、数しゃくりでドスッ!と魚がアタリ、ググググ!と強く引く、そしてまたジグを落とししゃくるとドスッ!とアタッてというのを繰り返す夢を見たんですよ。

釣り上げる過程は夢なので割愛されていて、ヒットの瞬間だけが目覚めた時に手元に感触が残っているくらいリアルに感じる、それも連続して、という夢を見たんです。
だいたい日頃見る釣りの夢と言ったら、人は釣れているのに自分だけオマツリしているとか、釣ろうと思ってもリールがうまく動かないとかロクな夢を見ないんですが、この日は違った。実に爽快、豪快に、しかも手元に感触が鮮明に残るほどいい夢だったんです。これは釣れるに違いないという確信がニヤニヤを増長させていたのでありました。

なぜかこの時、逆夢などというネガティブなことはこれっぽっちも思い浮かびませんでしたよ。

走る船の中でそんな事をスペアリブNさんと話していると、東の海から日が昇ってきた。海は凪、心配されていたほど寒くもなく絶好の釣り日和となったのです。
あとは釣るだけ!

Imgp5774


昨年同様、一時間ちょっと走ったところで船はスピードを落としました。
どうやらポイントについた様子。

キャビンから移動中はいつも爆睡と決め込んでいるY店長が出てきていよいよ釣り開始です。

ワタクシはオオトモ(船尾)に、Y店長がミヨシ(船首)に、そしてスペアリブさんが真ん中にという贅沢な釣り座の取り方で釣り開始。

この日は大潮で時間的には下潮から潮止まりに向かって行く時間帯の釣りでした。
開始時、潮はいい感じで流れており期待に胸を躍らせながら一投目の投入です。

実はこの日、ワタクシは不真面目にもワラサよりもヒラメを釣りたかったんですよ。
どうせワラサはY店長とスペアリブさんが大量に釣るだろうから、その隙を狙ってヒラメを釣り上げておきたかったんです。

作戦的には、この5〜6月に西表島での釣行で根魚釣りに圧倒的威力を見せたプロセレのゴビアス・アンセスター(通称ツチノコ)というジグで砂地を這いずり回っているヒラメちゃんを仕留めたかったんですね。

ということで、一投目は根魚狙い用に用意したベイト・タックルでツチノコを投入。
そこまで落としたら、底付近を軽くしゃくっては落とすというのを繰り返し始めました。

数しゃくりしたところで「ヒットです」という船長の声がスピーカーから流れ、前の方を見たらY店長の竿が曲がっている。さすが早いなあ、と感心しながらこっちも一丁、と意気込むもののアタリはなく、店長がワラサを釣り上げるのを見て、ジグの色がピンクだったので、ワタクシも釣り師の端くれ、とりあえずの一匹が欲しいぞ!とばかりに早くも作戦変更。

この時、別の竿につけてあったのは買ってきたばかりのプロセレ、アンチョビット・シャープのピンク・ブルー。昨年このジグのピンクが良かったので色違いを買ってきたんですが、これでやってみることにした。

ぽちゃんと投げてジグがおよそ50mの海底に着くまで待ちます。
そこに着いたらグイ、グイ、グイ・・・と竿をしゃくりジグを動かして小魚のような動きを演出し、10mもしゃくったらまた底まで落としてしゃくり直した途端!ドスッ!という衝撃が手元に伝わった。来たー!ヒットです。

二投目でヒットなんていい感じ。
魚はさほど大きくない感じですがいい感じでグイグイと引いてくれて、楽しませてくれました。上がってきたのは50cmくらいのワラサちゃん。早くも一匹キャッチ!いいぞう!

と、いい気分でジグを再投入。
またまた、底まで沈めてしゃくること二〜三回。ドスッ!とアッタてまたまたヒット!
いいぞいいぞ!入れ食いじゃないか。昨夜見た夢に近づいてきたぞ、なんて思いながらグイグイと良く引くワラサの走りを堪能します。

魚をあげて、三たび投入していたら隣のスペアリブさんとY店長がダブル・ヒット!
これは写真に収めなければ、と片手に釣り竿、片手にカメラで二人のファイトを素早く写真に撮った。

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                                         スペアリブNさんとY店長のダブルヒット

撮り終えてすぐに釣りに戻ってみるとジグはすでに海底まで沈みきって糸がたるんでしまっている。慌てて糸を巻いて、しゃくり始めようとしたら、グググッ!という手応え。あら、もう魚がかかっている。

次の一投は何度かしゃくってみたもののアタラなかったので一度糸を巻ききって投入し直し。するとここからが怒涛の10連続ヒット!

少ない時は入れて一しゃくりか二しゃくり目、多い時でも5〜6回しゃくったらドスッ!と来る。

同時に二人釣れるダブル・ヒットも最初は珍しくて写真に収めていたけれど、そのうち当たり前のように頻発するの写真どころではなくなってしまいました。釣るのに一生懸命だったんですね。

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                                                   もう、笑いが止まらない

ワラサがほとんどなんですが、ヒラメとサバも一匹づつ釣れてきた。

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高級魚ヒラメが釣れるのは嬉しいことこの上ないのですが、サバというと外道ではあまり歓迎されないのが常なんですが、ここのサバはでかい。脂も乗っていそうでパンパンにお腹が膨れている。一見して「これは美味そうだなあ」と思ってのですが、次の瞬間これをどう料理しようか?と考えてしまったら、急に面倒くさくなっちゃったのでその勢いでリリースしちゃったんです。

後で店長にこのことを話したら、ここのサバは美味しいんですよう、もったいない。と言われてしまった。ああやっぱり美味しいんだ、自分の目は間違っていなかった、なのにリリースしちゃって魔が差したとしか思えない。でもいいんです。

この後も約1時間で一流しの間入れ食いは続いて、15回投入して13匹キャッチという、おそらくタナゴと管釣りのニジマス以外で自己記録となるのではないかという、まさに爆釣モード。

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                                                        爆釣モード突入!

残りのお二人さんもポツポッ釣れてはいるもののワタクシほど連続してではなかった。船長が魚をすくってくれながら、「やっぱり色が決め手なのかな?」というので、「腕も経験もお二人の方が私より格段に上です」って答えたら、「色だけでこんなに違うもんなんかねえ?」って不思議がっていた。

入れ食いの秘密はそれだけではなかった。この後の二流し目になり、その秘密は少しずつ明らかにされて行ったのでありました。

つづく・・・

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2015年10月 9日 (金)

本日はフライ師で

台風23号の影響で関東近海は波が高いという予報をニュースで聞いていたのに、先ほど庄三郎丸の本日の釣果を見たら30キロ前後のマグロが3本上がってる、さらにバラしは12回、エビングでも1本がってるというじゃあありませんか。

現在埼玉の実家暮らしのワタクシとしましてはこのような情報を見たところで、手元に釣り道具といえばタナゴ、ヘラ、マス類用の道具しかなく、また、埼玉から早朝走って平塚まで行く気力もなく、なすすべはない訳で指をくわえて写真のデカマグロを羨ましげに見るよりほかはないのであります。

しかし、いつまでもいい親父が指をくわえていても仕方ないので、なんとか気持ちを前向きに切り替えて釣りの準備でもしておこうじゃあないかということに無理矢理したのでありました。

特に予定はないものの、先日行った日本一釣れない管理釣り場「朝霞ガーデン」も比較的近所にあることですし、先日はたまたま満足のいく釣りができたことなどもあってモチベーションはぐんぐん上がって行きましたよ。

それで、そういえばこの間の釣りでかなりの数のフライを消耗したので補充しておけなくては、ということに気づいてフライ巻き巻きをすることにしたのでありました。

Imgp5734

ルアー釣りの方にはイメージがわかないと思うんですが、スプーンなんかに比べるとフライは無くしたり、消耗してボロボロになってしまったりと一度の釣行で結構な数を使うんですよ。

フライを始めて間もない頃、まだ自分では巻くことができないのでヤフオクで10本いくら、みたいな安物フライを持って初めて管釣りに出かけた時、飲まれてしまったり、ハリスが切れたり、フライ自体がボロボロになったりで危なく途中でフライが足らなくならそうになり焦ったことがありました。っていうくらいルアーから比べると驚くほどフライを失うんです。まあ消耗品といてもいいんじゃないでしょうか。

ルアーの場合はイイ魚を釣ったルアーを記念にとって置くなんてこともよくありますが、フライの場合は、と言っても管釣りでしか釣りをしたことのない身ではありますが、記念フライをとって置くということはするのかしら?

話が脱線し始めたので元に戻しますと、そうそう、フライを巻き巻きしようというお話です。フライといってもちゃんとしたカゲロウのの形をしたようなリアルなものではなくマラブーという非常に見た目もチープ巻くのも簡単、でも管釣りでしか釣りをしないのでこれで十分というシロモノです。

よって、本格的なフライ・フィッシングをなさる皆さんから見たらただのフライの真似っこ遊びをしている程度のものなので、お恥ずかしい限り、ここから先は是非読まずにエッチなサイトにでもとんでごゆるりとなさってくださいまし。

ワタクシが管釣りで多用している「マラブー」というフライは素材も一種類しか使わないので手がかからないのが好きなところ、簡単な行程を申し上げますと、針をバイスに固定する→針に糸の下巻きをする→尻尾をつける→ボディを作る→ヘッドのところで糸を結んで完成。

というくらいに簡単なものであります。
よってここで詳しく巻き巻きする行程を見せる程のこともないので細かに写真はアップしませんが、いつもワタクシなりに工夫しているところが一つだけあるんです。

それは、フローティングタイプとスロー・シンキングの二種類を作ること。
行程の違いは簡単です、ほれご覧のように↓糸を下巻きした針に鉛のヒモを巻くだけ。

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これで、沈むのと沈まないのを作り分けるのですが、フライって釣り始めて水を吸い込むと大体はゆっくり沈んでいくもんなんですよ。
だから、水を吸って沈むスピードよりももう少し早く沈めたい時にシンキングを使うわけです。

まあ、その使い分けははっきり言って自分でもよく分かっていないんですけれどね。
なんとなくその場の雰囲気や魚の深さ、流れなんかを見て今日は沈めてみようとか、今日は浮かせ気味に流してみようとかしている程度の腕前ですので参考にはなりません。

それでも、釣りをしていてそれぞれの反応が違うのはわかるので、一応両方持っていこうというわけです。

あとはルアーと同じく色の問題ですね。
これはやはりその日その時間その状況によってコロコロ当たりカラーが変わるので最低でも派手・地味・中間くらいは持って行きたいところなんですよ。

まあ、ワタクシの場合はフライのマテリアル(材料)を売ってるお店で安いの四種を買ってそれで回しているだけなので、黄色・チャートリュース・ピンク・オリーブしか持っていません。

Imgp5743

欲を言うと赤・オレンジ系、黒などは押さえておきたいところなんですけれど、面倒臭くて。フライのショップっていうのが近所にないのと、大体フライ用品は高いので、敷居が高くなっちゃっているから行かないのかしら。

あ、そうそう、なんだか同じ色ばかりというのも芸がない気がしたので、二色混ぜてこんなの↓も作ってみましたが、なんだか曖昧な色合いでどうなんだろうか?

Imgp5739

あまりセンスのいい色の組み合わせじゃないけれど、意外とお魚ちゃんの反応は良かったりすると面白いことになるんですけれども。

まあ、とにかくワタクシの場合、前回朝霞ガーデンの時にも書いたけれども、いろいろな釣りに手を染めてしまっているおかげで一つの釣りに集中して投資できないのが現状という感じ、やっぱりなにをやっても中途半端なんだなあ。

人生において、「この道一筋!」という人はワタクシは本当に尊敬しちゃうんですよ。
できれば自分もそういう人生を送りたかった、しかし人生もかなり後半のここまできたら今更やり直しなんてきかないので、このままもっともっと中途半端にあれこれ手を染めて、広く薄〜く楽しんでいくことにいたしましょう。

そういえば、来週仙台にジギングに行きましょうというお誘いを受けているのを忘れていた。フライ巻き巻きよりそっちの方が胸は高鳴り心踊るじゃあありませんか!
いいぞいいぞ!どんどん薄くなっていく!

来週、釣果を更新いたしましょう。お楽しみに。

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2015年10月 5日 (月)

今度こそ!朝霞ガーデンで数釣り@朝霞ガーデン

先週は現在滞在中の実家に来る前に爆釣モードにあった相模湾マグロ釣りにて30キロオーバーのデカマグロを一本釣り上げ、それを手に実家に帰省し、実家及び周辺の親戚関係にマグロ食べ放題と大盤振る舞いしようという目論見がもろくも崩れ去り、手ぶらでの帰省となってしまったのでした。

その腹いせにと言うか、心の穴埋めに今度は帰省先の実家にほど近い日本一釣れない管理釣り場朝霞ガーデンにてニジマスちゃんを数釣りしようという、いささか無理のあるというか、先月の連休にあれだけひどい目にあっておきながら、どうしてそういう無謀なことを考えるのか自分でも頭をかち割って中身を見てみたい気がするくらいなんですが、ともかくそう決めたんです!という作戦です。

今度は同じ轍は二度踏まないというか、もう二度踏んでるので、三度は踏まないぞ!ということで平日のガラガラの日を狙っていくことにしましたよ。

2015年10月5日月曜日、今週末はまた連休で混みそうなのでそのちょうど間のいかにも空いていそうなところを狙って出かけました。

午前6時半過ぎ朝霞ガーデン着
駐車場に入ってすぐ手前の池を見たら、いいぞいいぞ、狙い通り空いてるじゃあないか!お天気も曇り空でお魚ちゃんの活性も良さそうだし、今度こそ行っちゃうよん ♪

と車を止めて池の釣れ具合を見回してみたら、あれえ・・・、なんか見た人影が、ひょっとして、と思って心当たりのある後ろ姿に向かってニヤニヤしながらづいて行ったら、向こうも人影に気づいて振り向いた。

あ、やっぱり!
そう!毎度ヘラ釣りシリーズでヘラブナ釣りの先生をしてくださる従兄弟のヘラ師Aさんじゃあないですか。Aさん今日はフライに浮気していらしたご様子。
向こうもワタクシに気づいて、「あれえ、来たんだ」という顔をしていらっしゃる。

「なんか、会いそうな予感がしてたんだよねえ」と言いながら挨拶して、Aさんがいるんならいつもはやらないこの一番事務所に近い池でやろうと決めてチケットを購入、早速フライの準備に取り掛かります。

Imgp5721

準備しながらAさんの様子を見ていると、いいテンポでヒョイヒョイ釣り上げてる。
ウキを付けたルースニングでフライを流しながら釣っていたのでワタクシも釣れている人に習え!ということで躊躇わずウキを付けて、フライの方はいつものマラブーを取り付けて準備完了。

さあ釣るぞ!と思ったところで小用を催し事務所のトイレにひとっ走り。
すぐに戻って釣り始めるもアタリはなく、ヒョイヒョイ釣ってるAさんを見ていたらまたまた小用を催し、どうやら出がけに飲んできた濃厚引き立てコーヒー・コロンビア180ccの利尿作用に、本日この秋一番の冷え込みとなったのが効いたのか妙に近くなっちゃったんですよ。年寄りくさい話で申し訳ないんですがまあそこそこ年寄りなので仕方がない。で、一匹も釣れないうちに三回もトイレをお往復して、こんな出だしでどこが数釣りなんでい? ってな調子なんですよ。

ウキ下が浅すぎるんじゃない?というAさんの指摘に頷きAさんのウキ下の深さに見た目で合わせて釣り始めたらやっとアタリが出始めました。しばらくしてやっとこさ一匹釣り上げた。

Imgp5719

そこから30分くらいはこんな調子でポツリ・・・ポツリ・・・と釣れる程度、ワタクシの言う数釣りのイメージは、せめて時速6〜10匹くらいは釣りたいところなんですがとてもじゃないがそんなスピードはない。

今日も渋いのかな?なあんて早くも諦めモードになりかけたところに、係員のお兄ちゃんがやってきてワタクシのすぐ左手にあった水車のスイッチを入れたので、勢いよく回る水車に水の流れができて、なんだか魚の活性も上がっていきそうな感じになってきました。

それまでは池右角にあるパイプから流れ出る水の流れの周辺を釣っていたんですが、こちらの方が水流が何倍もあるので、撹拌された水は酸素をたくさん含んでくれてそこに集まるニジマスちゃんだって元気百倍、やる気百倍でフライに食いついてきてくれるんじゃないかって思い、素早くポイントを左に変えて水車からの支流のど真ん中をながしてみました。

ところが、全くアタラないんですよ。
しばらく粘ったら、一匹ポロっと釣れたのがやっとこさ。

これはまずいなあ、魚の活性は上がっているはずなんだけれど、と他のフライマンの様子を見てみたら、一人入れ喰ってる方が斜め左前方にいらっしゃった。
その方の釣り方を注意深く見てみると、ウキは付けずにフライをリトリーブ(糸を手繰り寄せながら引く)して、フライの「アクション(動き)で魚を釣り上げている」ようすでした。

ワタクシがここまでやっていたのは、ウキにぶら下がったフライを自然に流れに乗せて流し「見せて釣る」だったので、ああ、ここではアクションの方が有効なんだと作戦変更。

ウキを取り外してフライを遠投し、一定のスピードで糸を少しずつたぐり寄せながらフライを引いてくると!!!きました!気持ちいい手元へのクン!というアタリが伝わりすかさずアワセれば水しぶきが水面に上がっているじゃあありませんか!ヒットです。お魚ちゃんの。

これはいいかも!
とすかさずニ投目。落としたフライが沈まないうちに素早くリトリーブし始めたらまたまたヒット!
ここからは同じパターンで一気に10匹以上釣っちゃいました。

Imgp5718                                            秋らしく婚姻色に染まったマスちゃん

ここでフライ・フィッシングをご存じない方に簡単に釣り方の仕組みをご説明いたしますと、この釣りが他の釣りと決定的に違うのは、「糸が太くて重い」んですよ、色もついてる。私のなんか薄い黄色なのでちょうどラーメンみたい。

これを鞭のように竿で振ることで遠くまで糸を飛ばすんですね、太い糸の先っちょには、太い糸との結び目は同じくらいの太さで、だんだん先に行くにつれて細くなっている(テーパーの付いている)透明なナイロン糸(ティペットと言います)を結ぶんです。
そしてその一番先っちょの細いところにフライをつけて投げるわけですね。
重い太い糸で軽い重さのないフライを遠くに飛ばすことができるんです。

フライを動かす時もこのラーメンを左手でたぐり寄せるようにして引き動かすわけです。

さて、朝霞ガーデンに話を戻しましょう。

遠投して引いてくる釣り方でいい感じに釣れ始めたワタクシ。
一方Aさんのほうは同じ方法でいいテンポで釣れていたので、そちらのポイントにはウキで見せて釣ったほうが合っているのだなあと解釈し、それぞれ違った方法で釣って行きました。

時計は早くも10時半を周り、ちょうど20匹釣ったところで放流がありました。
ルアーやフライにスレていない新鮮なお魚ちゃんが放流されると、フライの場合はルアーほど瞬間的に入れ喰いになることは比較的少ないものの、活性が下がることはないので概ね良い方向に動くのであろうと思っていたところ、アタリがパタリと止まってしまった。

「こんなことなら放流なんかしてくれないほうがいいのに」なんてAさんと話しながら釣るものの、アタラない。
先ほどまであれだけアタッていたのが急になくなるというのは何かが変わったと考えるのが自然なので、リトリーブのスピードを変えたり、フライを少し沈めて引いたりといろいろやってみたところ、クイックに瞬間的にキュッと素早く動かして少しそのまま沈める方法でヒット。同じパターンでもう一匹追加。

これがパターンなのか?あまりにも釣りのテンポが遅すぎて数釣りにならない。
何かもっといい手はないものか?とフライの色を変えてみたところ、それまでの沈黙が嘘のようによくアタルようになったじゃあないですか!

変える前のフライをよく見てみたら、ボディがほぐれかけてボロボロになっているのに気がつきました。これじゃあ魚に見破られちゃうわけだ。色はあまり関係なかったみたい。

一方Aさんの方も放流とともにアタリが遠のいてしまったようで、いろいろフライを変えたりしながらやってるようなのですが、なかなか釣果が伸びなくなってきちゃいました。

Imgp5720                                                 渋くなっちゃったAさん                                                 

 

Aさん曰く、ヘラ師としては糸がピンと張ってテンションがかかっているところに魚が食いつくというのがイメージできないとか。
ルアー経験のあるワタクシには、糸にテンションをかけてフライを動かす釣りも、エサ釣りのようにウキから垂らして見せて釣る釣りも両立しちゃうんですが、なるほど、そういうものなのかと思わされたのでありました。

さて、ワタクシの方は25匹を超えたところで、またまた少しアタリが遠のきましたが今度はリトリーブを止める間を少し入れてやるとまたまたアタルようになりました。

30匹近く釣ったところでAさんが先に上がるよん、とキープした魚をさばき終えたところで、ワタクシ、ちょうどい感じで釣れていたので、釣れるところの写真を撮って!とお願いし、キャストしてリトリーブ。
「さあ、釣れますからね」と糸を手繰り寄せてくるものの、あれえ?
さっきまであんなにアタッタのに全く当たらないじゃあないの。

3〜4回キャストしてみたものの全くアタラないので、撮影終了となり、Aさんが車に乗り込んだところでひっとぉぉぉおおおお!!!!思わず「ほら!釣れた!」って大きい声出しちゃった。Aさんはこの時すでに車に乗り込み姿は見えず、周りの釣り師の方々からは「なにあいつ?」という冷たい目線を送られたのでありました。

なんだ釣れるじゃないか!本番に弱いだけじゃん!
テレビカメラが構えている前でガンガン釣りまくるプロの方々はつくづく凄いなあ、と感心しながら、魚とやりとりしつつAさんの黒いセダンが走り始めるのをみていたのでした。

ヘラ師Aさんは最後までヘラ師らしい釣りを貫徹して帰って行きました。
ヘラ師としてはエサも自分で作れない万年初心者、フライマンとしては釣堀でしか釣った経験のないニセモノのワタクシ。

いったいどの釣りに軸足を置いて釣りをしていったらいいのか?
などと自問するものの答えは見つかることなく、「すべての釣りにおいて中途半端と言うのもなかなか稀なのではないか?」などと、自分に都合のいい答えを見つけようとしていたのでありました。

Imgp5723

そして開き直って、「中途半端釣り師」に徹してからは、ほぼ安定して同じテンポで釣れましたよ。
ただ、魚のいるところといないところはハッキリしていて、そこをフライが通らないと釣れないんですね。当たり前か。

それから、色も若干の差がありましたね。
今回良かったのは、「秋の新色」と自分で勝手に決めた薄めのオリーブ色が良かったですね。水に濡れると濃さはほんのわずかの差なんですけれど、アタリ方は明らかに違いました。魚の目にはどんなふうに見えているんでしょう。

Imgp5726                                      上の方が本日のヒットフライ「秋の新色」                                         



ちょうど40匹釣ったところで時計を見たら時間なのでキリのいいところで終了。
6時間で40匹。時速6.6匹くらいか。

日本一釣れない朝霞ガーデンとしては自己最多記録かな?
今日はいろいろと条件が良かったんですね。まずは人が少なく魚にプレッシャーがかからなかった。そして曇り空も魚の警戒心を解いてくれたようですね。
水温もここに来て秋らしい気温になったので安定してきたんじゃないでしょうか。

まあまあとにかくいいんじゃないですか、このくらい釣れたら。
何と言っても日本一釣れない朝霞ガーデンなんですから。

今回は食糧補給も兼ねての釣りと決めたので、食べころサイズだけキープして持ち帰ったら24匹。これでしばらくはニジマス料理あれこれを楽しむことができる。

生きている魚を殺す時は毎回ギョエェ!かわいそう!って少し辛い気持ちになるんですが、美味しく頂いて自分の血となり肉となると考えたら、マスちゃんたちの命をいただくことに感謝しながらなるべく魚が苦しまないように手早くさばきましたよ。

さて、家に帰って早速Aさんに撮ってもらった自分のキャストしている写真を見てみたら、あれぇ?撮れていない!
ワタクシのカメラのシャッター、ちょっと一段階押してからさらに強く押し切らないとシャッターが切れないことを言うのを忘れてた。

まあ、おかげでへたっぴなキャスト姿の写真を世の中にさらけださずに済んだということでよしということにしておきましょう。
どうせ中途半端なキャスティングですから。

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2015年10月 1日 (木)

エビング2015@庄三郎丸 平塚

9月28日はスーパームーンで日本中盛り上がりましたね。
私もちょうど月が上がってくる時に見ましたよ。そうれはもう大きく見えて、なんでも通常見えるお月さんが100円玉のサイズだとすると、この日のは500円玉くらいの比率で大きかったとか、道を歩いている人がみんな月を見ているので、車で通りかけた私は、人が月に見とれて車道にフラフラ出てくるんじゃないかとヒヤヒヤしました。

Imgp5652

                                             これは釣り当日の朝見えたお月さんです

てな具合に日本中一般の方々は月のデカいのに見とれていたのですが、釣り師にとっては月というのは海の潮の流れに関係してくるので、ついついそっちの方が気になってしまう。

それと関係あるのかないのか、スーパームーンが話題になり始めたころの25日に相模湾のデカキハダマグロが大爆発したんです。

この日の各釣り宿の釣果情報はすごかった。どこも通常は良くて3本くらいなのに、私のいつもお世話になる平塚の庄三郎丸さんでは30キロ前後のが10本なんていう釣果で、9月末のこの時期にしてはビックリするような釣果だったんです。

翌26日は少し落ち着いちゃったものの、27日が6本というのを見て、「まだまだ釣れるんだあ、へえ」てな具合に他人事のように感心して見ていたくらいだったんですが、28日に7本も上がったのを知ると、「30日は時間が取れそうだから行ってみようか」とすけべ根性がムクムクと湧き上がってきて、道具をゴソゴソといじり始め、もう今年は行かないかと思っていたマグロ釣りに出かけることになりました。
9月30日午前5時ちょい前に庄三郎丸さん着。

Imgp5642


すでに大勢の釣り客で賑わっており、受付に行くとマグロ船2隻の座席は結構埋まっている。受付で、もう一隻増やすからそっちに乗ってと言われ少しほっとした次第。外国人の親子連れまで来ていてなんだか盛り上がっているんですよ。

勝手の分からなさそうなこの外国人(おそらくアメリカ人)親子に色々教えてあげてたら、エサ・マグロというのは初めてだってとても興奮していた。
息子さんの方も釣り好きらしく、僕のソルティガを見て目を輝かせていた。
出発の時間になりお互い健闘をたたえて別れました。

私も支度ができたので港に向かう車に乗ったら、なんと運転手がルアー・ブランド、サプライズの椙尾さんだったので、早速状況を伺ってみたところ、マグロがイワシを食っているのでエビングよりもジギングがいいかも、との情報をいただいたので、港の船に着くや否やタックル一セットをジギング用に作り変えちゃいました。普段ダラダラ暮らしている割にはこういうのは早いんです。

船も一隻増やしてもらった船だったので、釣り客は総勢10名と釣りやすく、その中の私も含む3名がミヨシ(船首)でエビングでその他の方はオキアミのコマセを使ったエサ釣りです。

実はエビングを本格的にやるのは二年ぶりのことでして、最近のテクニックなど全く知らず少々不安気味。イワシを食ってるマグロならエビングよりもジギングだろうか?と気持ちも揺らいでおりました。

Imgp5646

                                                    エビングの仕掛け

そんな中、午前6時出船。
我らが17号船の船長はここ庄三郎丸の顔とも言えるヒトシ船長、TVにも時々顔を出す頼れる船長なんですね。港を出て行く船の上で頭の中はもうすっかりマグロとファイトしている自分の姿をイメージしておりました。
それくらい、釣れる気がしていたんです。

Imgp5658

船は沖に向かいつつもやや西に進路をとります。「割と近いところにいるからいつでもできる準備をしておいて」というアナウンスに気分は高揚していきます。一度西に向かい進路を再び東に向け沖合1キロくらいの近いところを船は走ります。

20分ほど走ったところで船はスピードを落とし、どうやら群れが見つかった様子。
さあて、最初はエビングで行くかジギングで行くか。

Imgp5677


船が止まり「40mでやってみて」とアナウンス。
朝一はとりあえず活性が高いだろうからジギングで勝負だ!とジグをセットした竿を手に早速しゃくり始めました。

いつでかマグロが来てもいいように、頭の中では「ドカン!」と手元に来るイメージを浮かべながらジグをしゃくるタイミングに合わせて口でも「ドカン、ドカン」と小声で言いながらしゃくります。

マグロの群れを追って小移動を繰り返します。ジグをしゃくりながらタナの取り方を聞いたりしながら色々試すのですが全くダメ。

周囲を見渡せば30隻くらいの船が大磯沖から平塚沖にかけて帯状になっています。相模湾中のマグロ船が集まって感じなのですが、比較的ばらけて位置しているところを見るとマグロの群れも散っている印象を受けましたね。

Imgp5684


マグロの大きな群れに当たった時は直径1キロくらいのところに船がぎっしりひしめき合うんですが、この日は東は茅ヶ崎沖から西は大磯沖へと長い帯状に位置していました。
船の魚群探知機にマグロは映っているようなのですがどうも口を使わないようでアタリもない。

再び船長のところに行き、マグロのベイト(エサ)は何を食っていますか?と聞いたら、オキアミだという。釣り船が捲くオキアミをマグロの群れが食べている様子なんですよ。
それじゃあ、ジグよりエビングだ、と方針変更。

エビングのシャクリも忘れてしまったので他人のを見て真似しながら自分でも色々変化をつけてしゃくるのですがアタリはなくあっという間に1時間半経過。と、思っていたところに船長の「今アタったよ」という声。

エサのお客さんにアタッタようです、しかしアワセ損ねて乗らなかった様子。
「モゾモゾってきたらガツンとアワセちゃってね、竿が引き込まれてからだとエサを飲み込まれて糸が切れちゃうから」と言うアドバイス。

まあ、こちらはエビングなのでアタリの出方はちょっと違うんですが、それでも飲まれとせっかくヒットしても糸が口に擦れて切れちゃうことが多いのは同じなんです。

比較的長めの流しをしながら小移動を繰り返していくのですが、マグロの群れは少しづつ東に移動している模様で、気づいたら大磯沖から平塚沖の朝出てきた港の沖に船はいました。

近くの船を見ていても釣れている様子はなく、なんだか渋いぞ!と感じてきたら急に眠くなっちゃって、移動中は寝そべってうたた寝して、ボーッとしながら釣りを続けるものの状況に変化はなく、なんだか辛い釣りになってきちゃった。


状況が変わったのはお昼ちょい前のこと。
船がちょっとスピードを上げたので「群れ発見!」だな、と思って見ていると、先ほどまで長く散らばっていた船が茅ヶ崎沖にどんどん集まってくるじゃあありませんか。

どうやらマグロが固まってきたようです。活性の上向きも期待されるので今日はここがチャンス!と気合を入れ直しました。

Imgp5690


数投目、落としていくルアーに変化が、ふっと軽くなりルアーが落ちなくなったので慌てて巻き始めると思い手応え!しかもグイッと一瞬引いた。ヒット!と思いすぐに巻き上げると手元には生命体の反応。ヒットヒット!と船長に目配せして、フォールで食ってきましたよでもたいして重くないので5キロくらいのメジ(マグロの子供)かな、と言いながら巻いていったらすぐにリーダーまで巻けちゃった。

あれ?なんだかあっさりしすぎだな。と思っていたらリーダーの先にエサ釣りの仕掛けが絡んでいるじゃあないですか。なんのことはない船の反対側の方とのオマツリでした。

反対側のお客さんも魚が来たと思ったんだろか?
幸いオマツリはたいしたことなかったので、すぐに復活してチャンスタイムに釣り再開。

群れの動きは早いらしく、二度落としたら移動、というペースで小移動しながら群れを追います。たの船も同様に動くので狭いエリアを30隻あまりの船が動きながら釣りをしていく様子は活気があっていかにも釣れそうな感じ。


他船でファイトしている姿もちらほら見え始め、さあ、今度こそはオイラの番だ!と思いながら釣り続けます。

船は少し船団から東に離れたところに移動し、少し深くなった50〜60mを釣っていたところ、一度仕掛けを上げてと言った船長から、新しい群れが入ってきたから続けてやって、とアナウンス。「いい群れだよ」というので期待もやる気もでっかく膨らんだその時!、私と背合わせのエサ師の方にヒット!

全員オマツリ回避のために竿を上げてファイトを見守ります。
竿の曲がり具合からすると30キロクラスは間違いなしといった感じ。
電動リールがキューキューいいながら糸を巻くのですが、100mくらいからなかなか巻けない。

Imgp5697


お隣さん、背合わせさんと三人でオマツリしちゃっていたのもなんとか外して、あとはサメ攻撃さえかわせばなんとかなる。
ファイトを見ながら、あの感触だけでも味わいたいなあ、なんて思いながら羨ましく思いながら見ていましたよ。
15分くらいのファイトで上がってきたのは予想通りの30キロクラスのお腹パンパンのキハダマグロ。いいなあ。

船上のあちこちからおめでとうございますの声があがって、近況していた空気が和みます。

船は大きく旋回し西に進路をとり、再び茅ヶ崎沖の船団に入りました。時刻は1時半をすでに回っており時間はそう残ってはいません。しかし目の前であんなのを見せられてしまって黙って終わるわけにはいかない。


しゃくりの幅を変えてみたり、スピードを変えてみたり、あれこれ出来るをことは片っ端からやってみるものの、手元に「ドスン」という手応えはなかなかない。
2時を回って「あと10分で上がっていきますから」というアナウンスがあっても、気を抜かず最後までしゃくり倒すもののとうとうヒットはなくタイムアップ。

Imgp5700


残念でした。私にとっての今年のマグロはこれでおしまい。
どうしてあんなにいい状況だったのに今日は渋かったんだろう?
と思いながら、船を降りて釣り宿に向かう車の中で運転していた一から、どうも昨夜静岡の漁船が巻き網をしたらしいと言う話を聞いたんです。

これを聞いてがっかり。
巻き網漁なんかされちゃったんじゃ、群れは一網打尽、魚の数は減っちゃうし魚の警戒心も高くなる、渋くて当たり前じゃん!
今朝聞いたイワシを食っている、という情報も昨日までは正しかったんだろうな、と思うとなんだか急に悔しくなってきた。

日本の漁業はこういう規制も規則も全く無いに等しいので、群れがいると知ったら早い者勝ち、特に最新鋭のレーダーをつけた漁船に巻き網で群れごと持って行かれちゃったらたまったもんじゃ無い。

欧米の場合は一隻あたりの一度にとっていい魚の数と大きさを制限しているので、このようなことも無いし、マグロは増えているし漁獲量の送料も増えているというのに、日本の現状といったら・・・

これは相模湾だけの問題じゃなくて、NHKでも取り上げていたけれど、日本近海の太平洋クロマグロもなど小規模漁師が産卵期のマグロ漁を自主規制したのに、産卵に来た残り少ない親魚を大手水産会社二社を中心にした漁業者がこの漁法で今年も根こそぎ取ってしまったので、絶滅は必至とか。

漁師さんは食べていく為に獲らなければならないので自主規制だけに期待するには限界がある。政府は早く規制と保護の政策を実施して欲しいんだけれど、先日も「なんにもしません」て宣言していたし、ダメだなあ。

この件では、けっこう世界中から冷たい視線を浴びているんですけれどね。
マグロの資源保護もできない国のいうことなんか信用できるか!って。

なんだかマグロ釣りに行って、日本のマグロ問題を身近に感じて別の意味でエキサイトしてしまったトホホな釣行でした。

ちなみにこの日の庄三郎丸さんは3隻出してマグロ2本。
天候の変化、潮の変化は特になかったのでこの急につれなくなった原因に巻き網漁があるのは否めないのでは無いかしら。

朝会った外国人親子にはこの釣りがどんな風に目に映ったんだろうか?
会ったら聞いてみたかったんだけれど、出会うことなく帰ってきました。
それにしても何とかして欲しいなあ。


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