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2015年11月16日 (月)

岩見淳三  Special Unit with YAYOI  13th RECITAL @サルビアホール 鶴見

日本を代表するジャズ・ギタリストである岩見淳三さんのリサイタルが今年も行われたので行ってきました。
題して、
岩見淳三  Special Unit with YAYOI  13th RECITAL ⭐️HAPPY FAMILY LIVE⭐️

場所はJR鶴見駅前のサルビアホールという綺麗なホール。
ここの大ホールでのリサイタルです、ホールのキャパは500人くらいかな。

会場15分前くらいに到着したらもう演奏している音が聴超えてくる。
リハにしては遅すぎるしなんだろう、と音のする方に近づいていったら会場のゲート横でギーターのデュオを演奏していた。
一瞬岩見さんがやっているのかと思うほどよく似たスタイルと音色にすぐにピンときました。これはたぶんお弟子さん達ではないかと。

会場で買い込んだワインをチビチビやりながら、ギターのデュオを聴いて会場待ち、って何だかいいじゃあないですか。
早くもアルコールが体に回り始めたところに、このコンサートを主催する350クラブの会長三浦さんがいらしてご挨拶。

この方、三年前にこのリサイタルに初めて来て以来、岩見さんを通じて知り合い、年に何度かお会いしてはお酒を飲んだり演奏したりする歌のとっても上手なお方なんです。

会場時間が迫り演奏も終わると既に行列が長くできているので慌てて私も並びいよいよ会場です。

ところが、当日来るはずの大学ジャズ研後輩の数名及び先輩達の姿はない。
これはきっと早めに近所の居酒屋にでも集合して飲んでるな、と想像しながら会場。

前の方のど真ん中に三つ席を取りました。
すぐに先輩夫妻が入ってきたので二つを譲り、再びロビーに出てワインの続きです。
もうこの時点で飲みに来たのか演奏を聴きに来たのか分からなくなっている。

ロビーの椅子に座ってチビチビやっていると、次々と先輩後輩がやってくる。
と言うのも、岩見さんは大学のジャズ研の先輩なんですね。

「早くしないといい席がなくなっちゃうよ」と来る人来る人急かすんですが、そのくらいたくさんのお客さんが来ていたんですね。

いいよ開演となりホールに戻れば、客席はほぼ満席でした。

さあ、いよいよ開演。
となるのですが、ステージを見ると和太鼓が並んでいるじゃあありませんか。

ジャズのコンサートで和太鼓、というのは珍しいので何をやってくれるんだろうと思い見ていると、太鼓の叩き手が現れ和太鼓を叩きしの笛が鳴ると舞台下手からヒョットコが三人登場し踊り始めました。

普通のジャズコンサートだと面食らうところなのですが、アット・ホームなリサイタルなのできっと岩見さんの知り合いの人たちの演奏なんだろうなと、勢いのいい太鼓にひょうきんなヒョットコ踊りを楽しんで見ていました。

実はワタクシ、日頃から和太鼓や民舞に接する機会が多いのでこの手は好きなんですよ。見る目も結構肥えているつもりなのでこの方々がどういうレベルの方々なのかもすぐにわかった。

よく見るとどうやら何らかの障害をお持ちの方々のようでした。
とはいえ、演奏は立派なもの。息もぴったりだし太鼓もよく鳴っていましたよ。

一曲終わってご挨拶、「アラジン」というグループでした。
このグループのコンサートに岩見さんがゲストで演奏したのをきっかけに交流があり、今回はこちらにゲストとして出演の運びとなったようです。

二曲目はオリジナル曲、これは音階が違う 五つの太鼓を横に並べて叩く太鼓で、音に彩りがあり、面白い太鼓でしたね。普通は音階を揃えて音色も揃えることが多いように思うのですが、あえてこうすることで叩き手が左右に移動しながら叩いていくと太鼓の音色も変わって彩り豊かでなかなか楽しい、ちょっと愉快な演出などもあり客席から笑いを誘うなどとても楽しい太鼓でした。
最後は全員で掛け声に合わせて迫力の締めを見せてくれ、会場からも大きな拍手。

太鼓のオープニングが終わり速やかに太鼓がはけるとMCが入り、アラジンのご紹介、350クラブ会長の三浦さんの挨拶がありいよいよ岩見バンドの登場。


先ずは岩見淳三クァルテットで一曲   
「This could be the start of something big」からスタートです。
軽快なテンポでいつもの軽快な演奏。

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このクァルテットはもう何度も生で見ていますが本当にいつもスウィングしていて、息もぴったりで、洒落たピアノの二村さん、二村さんはバッキングもいいなあ、そしてジャンボ小野さんのドライブするベース、田鹿雅裕のシャープなドラムスと本当にいいんですよ。

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二曲目はギターの吉田サトシと栗山豊二のパーカッションが入ってケニー・バレルの「All night long」

テーマのギターがワン・フレーズ弾いただけでモダン・ジャズ・ギターの世界に引き込まれてしまいました。昔レコードで聴いた世界が目の前によみがえっているという感動。なぜか目頭がじ〜んと熱くなってしまいましたよ。

もちろん、ジャズですからレコードのコピーではありません、そういうムードをそのままに今の音で再現してくれているということです。このような上質なモダンジャズを生演奏で見られる、ということはなかなか難しくなっているのではないでしょうか。
それから、この曲はパーカッションが入ると本当に生き生きする曲ですねえ。


三曲目は岩見さんと吉田サトシのアコースティック・ギターのデュオで「Stardust」
この曲はワタクシの大好きな曲です。
死ぬまでに自分でもこの曲をちゃんと吹けるようになりたいと思う名曲なんですが、
ソロもバッキングも音色の違いも二人のギターの個性がいい感じで絡み合って素晴らしかった。またまた何だかじ〜んときちゃいましたよ。

ここでヴォーカルのYAYOIちゃんが登場。
社長の登場です。(ファンの間ではみなさんそう呼んでいるようです)
曲は「You are the sunshine of my life」

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いつの間にかハーモニカのマツモニカも登場していてヴォーカルに続いてのソロ。
この人、たしかこの人を初めて見たのは昨年のこのリサイタルだと思うんですが、一発でファンになっちゃいましたね。
この人のハーモニカはクロマティック・ハーモニカといってスティービー・ワンダーなんかが吹いているアレです。

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でも、サウンドはすごくおしゃれで都会的でそれでいてハートがたっぷり込められていて、一発でじ〜んときちゃうんですよ。

お次はギター、ベース、ハーモニカ、パーカッションをバックにYAYOIちゃんの歌を一曲。「 To say goodbye」
イントロのハーモニカがなんとも哀愁漂ってすっかりその世界に引き込まれます。
YAYOIちゃんのヴォーカルも大人っぽくしっとりと聴かせてくれます。
それに絡むようにマツモニカのハーモニカが入ってきて哀愁たっぷりのメロディ。

この人ハーモニカを吹くときに全身を大きく動かして体全体で吹くんです。
それは、ワタクシが初めてMJQを生で見たときにヴィブラフォンのミルト・ジャクソンが全身で思いっきりヴァイブを叩いているのを見てびっくりしたときのことを思い出させてくれる、そんな入魂の演奏スタイルなんです。

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このハーモニカで心の中はすっかりセンチメンタルになってしまい、なんだか今日は始まりからじ〜んとしっぱなし。会場全体もしっとりしちゃって、演奏が終わってから拍手までの間に少し間がある感じなくらい。

お次は、岩見家の次女ハナ・スプリングが登場して「Cheek to cheek」を歌います。
彼女のスタンダード・ジャズを歌うのは初めて聞くかもしれない。
クリアな伸びのある、ちょっとジャズには可愛い感じの声だけどさすがにうまい。
うまいだけじゃない、彼女の歌には花がある。
歌に続いてのお父さんである岩見さんのギターもノリノリです。

次はハナちゃんがギターを手に彼女のオリジナルで「春夏秋冬」と言う曲。
バックはハナちゃんの旦那さんでもある吉田サトシがギターをつとめます。

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しっとりとスローテンポで始まってからインテンポになって吉田のギター・ソロ。
ハナちゃんの透明感ある声で歌う歌詞がギターの音色に美しく絡んで心に染み込んでくる。歌詞の内容はとても大雑把に言うと春夏秋冬一年中あなたを愛しますというラブ・ソング。
いいヴォーカルというのはこういう風に歌詞を訴えかけてくるんだよなあ、ということに最近気付かされたワタクシはまたまたじ〜んときてしまったのでありました。

早くも次でファーストセット最後の曲。
岩見淳三クァルテットにパーカッションとハーモニカが入って「Samba de Orfeu」
一転してしっとりからノリノリの演奏が繰り広げられます。

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僕自身サックスを吹いていて一番苦手に感じるのはこのサンバやボサ・ノバといったブラジル音楽なんですよ。
いわゆるジャズのフレーズを弾いちゃうとブラジル音楽独特のノリが無くなっちゃう気がするんですね、そんなこともあってこの演奏ではプロはどんな演奏をするのか集中して聴いたんですが、やはりそれ用の奏法を心得ていらっしゃるのがよくわかり勉強になりました。

それに、やはりサンバにはパーカッションが合いますね。
ノリが全然違うし音の色彩もカラフルになる。

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ということでファースト・セットは終了。
後半は何を聴かせてくれるのか、楽しみにしつつ短い休憩時間にもロビーに出て行き、後輩からお金を借りてワインを飲むという、飲助オヤジ化していったのでありました。

それではセカンド・セットは本ブログ後半をお楽しみに。

ご参考※岩見淳三ライブスケジュール

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