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2015年12月18日 (金)

人生初マダイ@東京湾

意外にも本ブログ初登場のマダイ釣りです。

マダイ釣りは25年くらい前に二度だけやったことがあるのですが、いずれもボーズに終わりました。当時のことですから当然コマセを撒いてのエサ釣りです。

コマセを撒く釣りが嫌いになってしまったのはあのマダイ釣りからかもしれません。

では、今回はというと、今流行りのタイラバでのマダイ釣りです。
それも前日の晩、10時過ぎの電話一本で突然決まったので、いつも遠征に持っていく根魚用の安いタイラバしか持っていませんでした。

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実は、この記事は「人生初マダイ」では無く「伊勢湾でブリ爆釣」と言う話になる予定だったんですよ。

いつものプロショップEbb&Flowさんの企画で、知多半島から船に乗って伊勢湾でブリ、あるいはワラサの入れ食いを楽しむ計画だったんです。

例によって前夜に横浜を出発して、出船前に現地到着、一日入れ食いを味わったのち、岐阜支部Mさんのお店で美味しいラーメンをいただいて、その日のうちに横浜に戻る。
と言う、いつもの0泊ツアーだったんですね。

出発当日のお昼頃、現地の船宿と確認を取ったY店長から決行のメールが来たので、お店に飛んで行って、今、伊勢湾で良い、とされているジグを三本ほど購入し、家に帰って三本分のシステムを作り、運転があるのでお酒を我慢した夕食を挟んでから、今度はジグ用のフックにハリスをつける作業をしていた。

二本針の大きさを変えてみたり、ハリスの長さを微調整しながら頭の中では「入れ食い」を想像してニヤニヤしながら二セットほど針に糸を巻き終え、「さて、あともう一つくらい作っておこうかな、入れ喰いだと針の劣化も激しいだろうし、サワラもいるというから、ワイヤーの編み込まれたデビルラインのも作らなくちゃあな、」などと、完璧に心は伊勢湾の海の上に浮かぶ船に立っている状態になていたその時、携帯メールの着信音が力なくポロポロリン、と鳴ったので見てみると!
「明日は中止になりました、時化で全船出船中止です」という内容のメール。

伊勢湾の船上にあった私の心は一気に薄暗い横浜の自宅釣り具部屋(ジャズ部屋とも言う)に引きづり戻されてしまい、しばし動くこともできなかった。

「あああ、ちょうど全部用意できたところなのに。後は集合時間まで仮眠をとって出かけるだけだったのに」とあまりにも悲しい現実をなかなか受け止めきれず、かといって時化では誰も恨むこともできず、仕方なく、こういう時の一番の友である酒に手を出し、さらにサッカーのクラブチームWCのサンフレッチェ広島対南米王者のリバープレート戦を見ることで気を紛らわそうとした。

しかし、サッカーの方は善戦しながらも一瞬の隙を見せてしまった広島が0対1で負けてしまうと、いよいよテンションは下がって、その分芋焼酎三岳をロックであおる方のペースは上がりすっかり酔っ払いと化して、もう後は布団に入って丸まっていじけて寝るだけ!という状況にありました。

そこに突然携帯のプルプルプル!
という軽やかな着信音が鳴り響いたので、この時間に何事かと出てみると、電話の向こうは義兄の声。

「暇だったら明日、東京湾でタイラバやらない?」
と言うその一言に下がりきっていたテンションは一気に上がり「ヒマです、ヒマです、行きます、行きます」と反射的に応えておりました。

この義兄は自分の船を持っていてよく釣りに行くらしいのですが、どちらかというとエサ釣り専門なのでワタクシと釣行を共にすることはあまり無かったのですが、先日別の用事で電話を頂いた時に、最近タイラバにハマっているのでよかったら今度行かない?と誘われていたんです。

集合時間を決めたら再び釣り具と向き合います。
タイラバはリーダーが20ポンドというので、夕方組んみ使われることの無かったシステムを切り、細い糸に作り直しです。
でも、テンションが上がっているのでちっとも苦ではない。
むしろ、一度落ちていた分だけ余計に上がってしまった感じで嬉しくて嬉しくて仕方がない。

「捨てる神あれば拾う神あり」「人生何事も諦めてはいかん」などと思いながら、
再びニヤニヤしながらシステムを組むも、より細くなった糸に酔っ払っておぼつかない手先での作業なものだから、一度組み終わって、余分な糸の処理をライターで炙る時にうっかり道糸まで炙ってしまい、もう一回振り出しからやり直し、なんていうことをしながら準備が終わったのは11時近く。

明日のマダイ爆釣を祈り床に着いたのでありました。

さて、例によって前置きが長くなりすぎたのでさっさと釣りの話に行きましょう。

翌朝、横浜市内のある桟橋から義兄の船に乗って出船。
横須賀方面のポイントに到着すると早速釣り開始。
伊勢湾ブリの装備でそのまま着てしまたので、腰に巻くライフジャケットにはギンバル(大物用ファイティングベルト)がオレンジ色に輝いているという、東京湾のマダイ釣りではあり得ないなんとも間抜けな出で立ちになってしまいましたが、そんな細かいことはどうだっていいんです。マダイさえ釣れたら。

実はタイラバでマダイを狙うのは初めてのワタクシ。
これまではタイラバで海底をトントンと叩いて根魚を釣る使い方をしたことが無かったので、ひたすら巻き続けるタイ狙いのタイラバ釣りにどこまで我慢して釣りができるものか、と少々不安があったものの、初めてしまえばなんのことはない、すぐに馴染んで巻き巻きしながらアタリに集中できるようになりました。

ポイントは大型船が行き来する世界で最も混雑の激しい航路のすぐ横。
何十万トンもある大型LNGタンカーが接近してきたりするとシビレちゃうくらい恐ろしいのですが、義兄は船のハンドル片手に操船しながら釣りをしてくれていたので安心して釣りができました。

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水深はおよそ40メートル。
手巻きで巻くのには丁度良い水深。
ワタクシのし掛けは道糸PE1号にリーダーはナイロン20ポンド4メートル。
タイラバのヘッドは80グラム。スカートは赤、オレンジ、ピンクの混じったもの。

この日の潮回りは小潮、潮時的には下げ切った時間からの釣りだったので、あまり焦らずボチボチ様子を見ていこうという感じで始めたんですが、釣り始めると以外と潮が効いていていい感じ。

「これは釣れるかもよ。」という義兄の一言にやる気全開。
ふた流し目、10月の仙台釣行でのワラサ入れ食いの自慢話などしていると突然!ココココッ!というアタリがあったと思ったらぐぐ〜んと竿が一気に絞り込まれて、魚が乗った感じ。

「タイだよ」という義兄の声に思わず「やったー!人生初マダイ!」と叫んでしまった。
今まで散々、すぐ横で釣るのを見たり、TVの釣り番組見たりしてマダイがどういう引をするのかはよく知っているので、時折竿を叩くようにクククッと絞り込むその引にマダイであることを確信。

ライトな竿を使っているので、いい感じで竿が絞り込まれる。
もしかして、大きいかも。なんて、どんどん都合のいい方に思考が回転しながらも、慌てずにやり取りして巻いてくるとピンクの魚体が見えてきた。

タモですくってもらったのは600グラムの小ぶりのマダイでしたが、ピンクの魚体にコバルト色の斑点が光るのを見たらもうたまりません。やっとこの魚を自分で手に取ることができた、という満足感、充実感が溢れ出てきて嬉しくて仕方がない。

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初めての魚を釣るというのは本当に嬉しいもので、釣りというのは常に同じ魚と二度出会うことはない「一期一会」のものなのだけれど、さらに初めての魚種というとその出会いに、「やっと出会えた」という想いも重なり感動するものであります。
その中でも魚釣りの王様的存在であるマダイへの想いはこれまでもずっと「憧れ」として持ち続けてきたので感慨もひとしおです。

という感じで、意外にも簡単に人生初マダイを手にしてしまいココロに余裕のできた私は、その後魚探にベイトの反応が出ると用意していたメタルジグをしゃくってみたりし、その間義兄も一尾上げた後はアタリが遠のいたのでポイントを移動。

すると、今度のポイントは魚探への反応がよく出た。
タイらしき反応が出たというので、チャンス到来、とばかりにタイラバを投入し巻き巻きしていたワタクシにまたまたアタリがあり、今度は先程よりも竿が絞り込まれる。

ライトな竿はグリップ付近まで曲がり魚が先程よりは良い型であるのを示してくれている。これもまた、慎重にやり取りしてあげてくると、先程より二回りほど大きいまあまあのマダイちゃん。

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いやあ、正直言って二匹も釣れるとは思っていなかったので嬉しくてたまらない。

この後は、反応が出るとアタリがある、という状況が続き、義兄は次々とヒットさせて腕の違いを見せつけられます。

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アタリのないワタクシは塗装の剥げ落ちた自分のボロタイラバを見て、これではいかん、と義兄から綺麗なぴかぴかに光るヘッドだけ借りて投入したら一発でヒット!

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これは、最初の一尾目と同じくらいの小ぶりちゃんでしたが、三匹釣れたら上出来じゃあないですか。

午後三時を回り潮も止まって、アタリのなくなったところで納竿。
港に着く頃には小雨もぱらついてきたので良いタイミングで上がってきました。

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一匹はお正月用に冷凍しておいて、もう二匹はどうやって食べようか?
などと想いはもう食べる方に行っちゃったりして、美味しい魚は釣りを終えた後も楽しいものです。

年内最後の釣りは入れ食いで、と伊勢湾釣行を試みたものの時化に打ち負け最悪の終わり方をしそうになったところが、マダイ三匹という天国のような釣果。
これも良き義兄を持った運の良さか。本当にお世話になりました。
一年の締めくくりは良い形で終わることができました。

と言いたいところなんですが、今月今年はまだ後二週間もありますので、きっともう一度や二度は釣りに出かけるでしょう。


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