2015年の釣りを振り返る その一@人生初釣魚①
2015年も残すところあと一週間あまり。
今年もずいぶんあちこちに釣りに行きました。
北は仙台から南は西表島まで、いや、インドネシアのコモド島まで行ったんだ。
釣行回数も結構なものになりますねえ。
釣行記録はほぼブログに書いているので数えてみました。
自分でもびっくり!なんと釣行日数延べ50日!
一年365日日を7で割るとおよそ52週。
来週月曜に釣行予定があるので、おそらく今年の釣行日数は51日となる。
これって、毎週一回は釣りに行ってるっていうことじゃないですか。
なんとなく今年はよく釣りに出かけたなあ、というのは漠然と感じていたものの数字にしてみると改ておのれの釣りバカぶりを知ったのでありました。
周囲の皆様へのご迷惑を顧みずに釣りばかりしているワタクシをお許しくださいませ。特に我が家の同居人とか。
まあ、それはそれとして数行きゃ良いっていうもんじゃあないので大事なのはその中身、内実ですよ。
一体何を一年間釣ってきたのかちょっと振り返ってみました。
年の初めのブログにはアラスカでキングサーモンを釣りたい!などとほざいておりますが、アラスカどころかアラカワでGTのキャスティングの練習をしたくらい。
なんていう話になっちゃうと、まとまりがつかなくなってしまうので、今回は今年人生で初めて釣った魚、とりわけ高級魚に話を絞りましょう。
人生で初めてといたって、ルアー船釣りを本格的に始めてからまだたったの1年9ヶ月余りの初心者なものですから、釣る魚は全部人生初めてになってしまうのですが、思い出深かったものを選りすぐってご紹介いたしましょう。
まずは何と言ってもヒラマサですね。
この魚はどうしても釣りたかった。「ヒラマサが釣りたい」とブログに書いたほど。
ヒラマサという魚は釣り師にとっては何か特別なものがありますね。
デカイだけでもなし、高級魚ということでもない、恐らくはなかなか食ってくれない難しさと、その大きさ、獰猛なファイトが魅力なのではないかと思います。
こうして書いてみると「難しい」「デカイ」「ファイトが凄い」というのは釣り師の求める三要件をすべて満たしているではありませんか。さらに付け加えれば「食べて美味しい」高級魚というのもあるかも。
なかなかこういう魚はいそうでいませんよ。
夏の相模湾のキハダマグロなんかもこの三要件を満たしていることはいますが、希少性というところで今ひとつなのではという気がします。
ワタクシが釣ったのは1月の九州は呼子のサンライズ新海号での遠征。
釣ったのは自慢するほどでもないおチビちゃんでしたが、玄界灘の七里が瀬で釣ったこの一匹は本当に嬉しかった。
釣れ方としてはジギングでたまたま釣れちゃったという感じのもので、決してヒラマサ狙いで釣ったわけではないのですが、ワタクシにとっては憧れの魚でしたので本当に嬉しかった。
さらに嬉しかったのは、この魚を釣ったのを同船していた皆さんがお祝いしてくれたことでした。
船長の一声でみんな自分の釣りを中断してデッキに集合してくれたんですから!
船長もすばらしいけれど、嫌がらずに一緒に喜んでくれた仲間には心から感謝しています。
この1年9ヶ月の間、釣りをしていて僕が一番得たものは、大きな魚よりもこういう仲間なんじゃないかと思います。
なあんて締めくくってしまったら終わっちゃうじゃないですか。
まだまだありますよ、次に行きましょう。
次に嬉しかった人生初釣魚はGT。
ジャイアント・トレバリー(和名ロウニンアジ)ですね。
この魚を初めて写真で見たのは今からおよそ30年前のこと。
バス釣りを始めたばかりの青年だったワタクシが、当時は渋谷にしかなかった「サンスイ」という釣具屋さんにルアーを買いに行き、その時いただいてきた何かのカタログに出ていたのが、人の背丈もあろうかという魚体にやたらバカデカイ口をしたギョロ目の魚。
こんなのがルアーで釣れるんだ〜。ってその時はまさかその魚が自分で釣ろうとは夢にも思っていなかった。
世の中にはデカイ魚がいるものだなあ、とヒトゴトにしか感じませんでした。
その魚が急に身近になたのは、本ブログで何度も書いている、プロ・ショップEbb&Flowとの運命的な出会いです。
このお店で、「ツアーがあるから道具さえあれば釣れます」という悪魔の囁きを聞かされてしまい、即座にこれまで決して手を出さなかったシマノのステラという高級リールなどの道具を揃えた時はまだ実感がなかった。
しかし、昨年5月、沖縄での船中泊離島遠征で目の前でヨッシーさんの釣った30キロオーバーのGTを見てしまってからは、この魚は単なる夢ではなく、現実的なターゲットとなりました。
昨年はこれ以降GT狙いのツアーはなかったので、今年2月、なかば「もうGTはいいや」と思い始めた頃に出かけた今年2月のインドネシアはコモド島での初GTキャッチは目から鱗が落ちたというか、夢が現実になったというか、Ebb&FlowのY店長の術中に見事にハメられたというか(笑)、とにかく衝撃的でした。
この時は釣行初日はボウズで、同行者のGTを見せつけられただけに終わり、ホントに自分に釣れるんだろか?と思い始めていたところでの一匹だったので嬉しさもひとしお。
さらに、その魚を釣ったルアーが、昨年釣りを通じて知り合い、今年1月にはサンライズで同行した岐阜支部Mさんの予約品だったカーペンター社製のシーフロッグという人気ルアーをゆずっていただいたものだったのも嬉しかった。
日本から遥か数千キロ離れたコモド島で「Mさんありがとう!」と叫んでしまったほど。
こういう仲間ができたことが、この釣りを始めての一番のヨロコビなのであります。
まだ、2種しかご紹介していないのにもうこんなに長くなってしまいました。
それに、GTは高級魚か?という疑問もございましょうが、何はともあれ皆さんにお時間を取らせるのは申し訳ないので、続きは次回更新に回します。
引き続き、よろしくお願いいたします。
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