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2016年4月11日 (月)

与那国島は遠かった!!!@与那国島遠征その一

久しぶりの釣り遠征です。

行き先は与那国島、日本の西の端っこ。
そう!西側はすぐ台湾。
お暇でしたら地図をご覧ください。
与那国島から一番近い日本のお隣の島である西表島までの距離と、与那国島から台湾への距離を見ても、ほんの少しだけ台湾の方があるかな?という程度。
国境の島なのであります。
与那国島を中国語で見てみれば「あの国に与えた島」という意味になるので、台湾側から見たらそういう意味合いの場所なのかもしれません。
歴史的には16世紀に琉球王国に侵略されるまでは独立国だったようなので、4世紀を経てもなお言葉も文化も独特なものを持っていると思われます。

今から20年ほど前に、台湾と与那国があまりにも近いので、台湾旅行をした際に帰りは台湾の東側の基隆という街まで電車で行って、そこから与那国→石垣→沖縄本島→本土というルートで旅をしてみようと本気で考えて、色々調べたのですが、基隆から沖縄方面への船が丁度いいのがなくて諦めたことがありました。
そんな興味もあって、今回与那国島の遠征に出かけてみることにしたのですが、もちろん釣り師ですから理由はそれだけではない。
「デカイ魚が釣れますよ!」というプロショップEbb&Flowの毎度お馴染みY店長の悪魔のささやきにタマシイを奪われ、「それじゃあ国境の島でデカイ魚を釣っちゃおうか!」と一石二鳥を狙って実行ということになったわけです。


さて2016年4月7日夕刻
満開の桜を散らす雨に打たれながら車を飛ばして羽田空港第一ターミナルの南西方面受付カウンター近くに今回のメンバー6名が集合。

毎度のことながら一同の話題はこの先の天候にありました。
予報では釣り初日の8日と翌9日はなんとか海は凪という予報でしたがどうも三日目は怪しいらしというのが一同の持ち寄った情報で、まあ、二日きっちり釣りができればいいか!という空気が流れていました。

それに、今回は那覇経由で行くので与那国島に入るのは8日の午前遅くになるため、この日はナイターもやりましょうということになっていた。

この日この時間、折しも前線が羽田空港上空を通過しようとしており、空港内は6時半以降の出発便は全て現在様子見!というアナウンスが断続的に繰り返されており、我々の乗る那覇行き5時半発は辛うじて飛びそうな雰囲気。

ぐずぐずしていると飛ばなくなるかも、というのでメンバー集合後素早く搭乗手続きを済ませて飛行機に乗り込むと、大粒の雨粒を受けながら飛行機はラッキーにも飛び立ちました。

平日で時間的に中途半端なタイミングだったこともあってか機内はガラガラで見た目で半分弱の乗客数。
座席も余裕があり久しぶりに快適な空の旅で難なく那覇空港に着いたのでありました。

素早く遠征定宿となっている近くのホテルに入り、遅い夕食に出かけます。

ホテルから10分弱歩いたところにある沖縄料理屋さんにはいり注文したのは、初めて見た「チャンポン」というご飯もの。
長崎のチャンポンとは全く異なるもので、食堂前のサンプルをみるとひき肉の卵和えのようなものがご飯にかかっているものでした。

「これは沖縄でしか食べられませんよ」というY店長の悪魔のささやき第二弾に心はなびき即決でそれにしてみることに。

出てきたお料理はなんだかサンプルとは随分見た目が違うぞ!
お皿に盛られたそぼろの卵とじご飯のようなそのお料理にタクアン二枚の小皿に何故かスープの入った椀が二つ、この二つどう見ても同じものなのだけれど、味は微妙に異なるのかもしれないということで食してみることに。

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わかめスープにキャベツの千切りの浮いた謎のスープ、不味くはないけれどキャベツは別になくてもいいのに、と思いながらまずは右手の椀を一口、続けて左の椀を一口。

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微妙に薄さが違う気もしないでもないが、基本は同じ味でした。
サービスしてくれたと善意に解釈してメインディッシュの沖縄版チャンポンを食べます。

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豚のひき肉と玉ねぎを炒めてウスターソースに塩胡椒で味付けた感じのものが卵でとじられています。これを崩しながらご飯に混ぜて食べれば、まあ、美味くも不味くもない不思議なお味のお料理。特に珍味ではなく、まあ自分でも作れるかな?という感じのものなのに妙に印象的に心に残ったのはチャンポンという名前のせいなのか?

満腹になるとたちまち睡魔に襲われたので、帰りがけにちょこっと買い物をしてホテルに戻ると爆睡しました。

翌朝は6時半前にロビー集合で空港に向かいます。
出発カウンター手続きに向かった引率のY店長が、なにかカウンターをあちこちとたらい回しにされている様子を見ているうちに飛行機の出発時刻はどんどん迫る。
やっと荷物を預けるところまでこぎつけたものの、最後に小型の発泡スチロールのクーラーボックスが飛行機に積みきれないと係りのお姉さんがおっしゃる。

たかだか千円の散々使いまわしたものだったので、積めなければいいです、的な投げやり発言をし、とにかく早く飛行機に乗りたかった。

出発ロビーに向かう階段を上る我々を追いかけてきた手荷物お姉さんは「次の便でお送りいたします」と階段の下で叫んだので礼を言ってさっさと駐機場へ向かいました。

 


 RAC(レコード・レーベルのRCAではない)琉球・エア・コミュターの小型プロペラ機に乗り込むと40席ほどの小さな機内は満席でした。
これだけ混んでるところに釣竿のケースやら何やら大量の荷物を持ち込むと言ったら確かに積みきれないかも、と手荷物の姉さんに同情していると小雨降る那覇空港を飛行機は飛び雲のなかに吸い込まれていきました。

ウトウトして目をさますと飛行機は雲の上、所々に入道雲が立ち上ったり切れ間が出来ていたりと、まるで真夏の空の模様。

「さすが南国だなあ」と思っているところに機内アナウンスで「当機はただいま石垣島上空を通過中です」とのこと、「ああもう少しだ」と窓から外を見ていたら進行方向右手前方に与那国島らしき島が見えてきた。

「ああ、遠かったし、いろいろあったけれどなんとか無事に着きそうだ。」
飛行機は島に向かって大きく右に旋回し高度を下げてゆきます。

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次に瞬間、「ゴン!」というか「ドン」というかないやら嫌な感じの鈍い音がして間もなく機長からのアナウンス。

「ただいま鳥に衝突した模様です。このまま与那国島に降りて機体に異常が発見されると、整備体制が無い為その先飛べなくなるので石垣空港に一度引き返します」とおっしゃる。


「ああ、もう島は眼下にあるのに」と嘆きたくなるも、命あっての旅なので機長の判断に異を挟む気持ちにはなれず、まあ石垣空港で見てもらってたいしたことが無ければすぐまた飛べるだろう」「那覇に引き返すと言われなくてむしろ良かった」などと自分を慰めていたら、飛行機はすでに石垣空港への着陸体制に入り、窓からは美しい白保の珊瑚礁が見えていました。

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着陸し、一旦ロビーにて待機。
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どのような診断が下されるのか気を揉んでいたところ、幸い機体に大きな損傷はなくすぐに飛べるのであるが、燃料の補給するのでしばし待たれよ」という意味合いの放送が流れ、ちょっと安心。


とはいうものの、昨年二月に訪れたインドネシアのコモド島へ飛んだ時には、プロペラ機のエンジントラブルで飛びたった飛行機はすぐに空港に引き返し、一旦下されてから代替機の準備ができるまで7時間近く待たされて、釣りが一日できなくなったという経験があるので、どうにも楽観的な方向に気持ちが向かないのでした。


およそ30分後、再び機内に戻るとすぐに離陸。
窓の下には鳩間島や西表島の美しい珊瑚礁を見ながら、今度こそはと与那国島に向かいます。

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着陸体制に入っても緊張感は取れず、まだ無いが起こるかわからない!と油断ならない男に変身しきった私でしたが、二度目は無事に着陸できやっとの事で与那国島に着いたのでありました。

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素早く荷物を引き取り、待っていた船長の車に積み込み素早く港へ向かい、ちょうど昼時だというのに誰もメシのことは口に出さぬまま、素早く釣りの準備を開始、目標がひとつで明確、かつ時間が無いと人というのはこんなに気持が一つになれるものなのだということを実証しながら、我々6名の与那国遠征隊は船に乗り込んだのでありました。

運がいいのか悪いのか?
とりあえず予定を二時間押して釣行開始、いよいよ与那国遠征の釣り開始です。


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