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2016年5月23日 (月)

秘境男女群島遠征 その一@サンラズ新海 呼子

秘境という言葉を聞いてみなさんはどのような風景を頭に思い浮かべるだろうか?

辞書によれば秘境とは「外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、まだ知られていな地域」ということらしい。

私の世代では昭和30年代後半に世界の秘境的番組でテレビで見たボルネオの裸族の村や、アマゾンの奥地、はたまたアフリカの未開地などが即座に頭に浮かぶのでありますが、現在では交通網とツーリズムのの発展・発達によりかなりのところまで時間とお金を費やせば我々一般人でも「秘境」の旅ができるようになりつつあるようです。

日本国内にもこのような秘境は存在しネットでちょっと調べれば「日本の秘境100選」「一度は訪れたい秘境10選」などという文字が見受けられますが、人の住んでいる場所、もしくは行こうと思えば行ける場所で風景がとりわけ美しかったり自然が濃かったりと言う場所がほとんどのようです。

今回の釣行先である男女群島というとあまりのアプローチの悪さにこれらの秘境にも選出されない秘境中の秘境とも言って過言ではないところ。
なにしろその島まで航行できる船が九州に数隻しかない上に、天候の問題で船が空いていても波がたったらどうすることもできないという島なのであります。

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このように人を寄せ付けない島でありますから、当然自然が濃い→魚もたくさんいる→釣り師の憧れ、という図式が形成され、とりわけ九州方面の磯釣り関係の方々には夢の島であるらしいのです。

その場所はどこにあるのかといえば、九州の西側、東シナ海に面した五島列島の南端、福江島から列島の延長線上におよそ60キロメートルくらい南下した洋上。
そこに南北に列をなして浮かぶ島と岩礁から構成される列島なのであります。

アプローチの困難さに加え、島は急峻な断崖絶壁に囲まれており、磯釣りの釣り座を確保できる場所も限られてしまうほどの険しい様を呈しているのでありました。

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さらには、こういう場所への釣行はスケジュールやお金のこともさることながらお天気、とりわけ波と風が一番の心配事。

今回も釣行四日前の予報では二泊三日の釣行の後半は波高し、という予報が出ており、場合によっては中止して玄界灘、あるいは対馬方面への変更もありか?と気を揉んでいたのであります。

おりしも梅雨の走りのこの季節、日本の西南に一するこの海域には早くも梅雨前線が停滞しており、この前線が南に下がってくれればなんとかなるものの居座られた時には絶望という状況でありました。

ところが、釣行三日前あたりから様子が変わってきた。
中国の大陸方面から大きな高気圧が張り出して前線をぐんぐんと南に押し下げ始めた。おかげで曇り、傘マークの予報は消え、波浪情報も日に日に良くなり、釣行前日の予報では風は10メートル程度吹きそうなものの波は穏やかになりそうという、とてもラッキーな展開になり、遠征を主催する毎度お馴染みプロショップEbb&FlowのY店長からも「男女群島行けます」と言うきっぱりとしたメールが届き、今年も男女群島に行けると心は弾むのでありました。

昨年の男女群島ツアーでは自己記録となる19.5キロのカンパチを釣り上げているという実績もさることながら、秘境に行くことができるということだけですでに心は踊り、釣りへの期待も高まるのでありました。

2016年5月19日夜
九州は福岡空港で羽田組7名と浜松組1名の計8名が合流。
素早くレンタカーに荷物を積み込み全泊の地である唐津に向かいます。

途中、以前にもご紹介した牧のうどんで空腹を満たし、新しくできた大型スーパーで三日分の飲み物、酒、お菓子など大量に買い込み、常宿である唐津第一ホテルに着いてみればすでに時計は午後11時を回っており、一同素早く各自の部屋に消えて行きました。

翌朝午前3時半ホテルのロビーに集合。
たかだか四時間くらいしか寝る時間のないヘビーな旅の始まりにも文句を言うものは一人もおらず、テキパキと車に釣り具を積み込んでいるところに、今回もまたお世話になるサンライズ新海の田代船長が軽のワンボックスで登場し、重い道具箱ドカットとロッドケース数個を車に積み込めば、サンライズ号の停泊するここから一時間ほどの呼子港にまっしぐら。

午前4時半過ぎ、呼子港到着。
闇の中に煌々と照らされたサンライズ号のライトの明かりの中でタックルや食料、衣料の積み込みを終え、5時前船はエンジン音を上げて港を出ます。

呼子港のすぐそばでヤリイカが釣れているけど寄ります?という問いに、男女群島に直行してください、1分1秒でも長く男女で釣りがしたいんです、というY店長が答えれば、船はべた凪の玄界灘に出て行きます。

折しも登ってきた太陽に凪の海面は輝き我々の出航を祝ってくれているかのようでありました。

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この時点で天気予報では三日間晴れ、凪、という素晴らしい予報。
我々はついている。昨年の四・五月に続いて三連続で秘境に行ける。
釣り師一同、声には出さぬものの顔を見ればそこには期待にあふれた表情がち溢れているのでありました。


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金色にか輝く凪の海上を滑るように走る船から見える美しい風景を見れば、私自身も眠いながらも心は高揚し寝付けずにじっと太陽を見つめていたのでありました。


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