無料ブログはココログ
フォト

« さらなる天国へ! 沖縄離島遠征2016 その五@第5寄宮丸 | トップページ | GTラッシュ!再び! 沖縄離島遠征2016 その七@第5寄宮丸 »

2016年6月12日 (日)

奇跡の五連続ヒット!!! 沖縄離島遠征2016 その六@第5寄宮丸

「きた〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!」という船長の叫び声を聞き、誰にヒット?と探してみると曲がっているのは泳がせ釣りのユーキ君の竿でした。

なあんだ、またそっちか。
それを見たポメリンはキャストしながら言った。「木片は餌に勝てるか?!」
私自身も「ルアーには来ないのかよ。」と若干ふてくされ気味にさらに一投した瞬間!

「でた!でた!でた!」と再び船長の声、「だれ?」と前を見ればミヨシのヨッシーさんがファイトしている。

Img_4721b


「投げて!投げて!!!」
という船長の声が消えるか否かのタイミングで「またでた!でた〜っ!!!」と叫びヨッシーさんの隣のオサムシ君に出たようだが竿が乗らなかった。

「よおし、こっちも必ず出るぞ!」と投げなおして二回しゃくったところに大きな波紋が水面に広がった。次の瞬間ズシン!!!という思い手応え。
「きた!」と竿に魚の重みが十分伝わり切るのを待ってから竿をしゃくりあげると、ギュギュギュギュ!!!という音を立ててドラグが出て行く。

「でた〜!またでた〜!」「「うしろ!うしろ!」げて!投げて〜!」
「来た〜!またでた〜!」
「これも食った!これも食った!これも食った!」
「でた!でた!またでた〜っ!!!トリプルヒット〜ッ!!!」とデッキの上から船長とハット君のこうした声が聞こえてくる。

見ると隣のHさんもヒット!!!

Img_4725b



さらに、またでた!でた!でた!うしろ全員ヒット!」
「ひゃははは!」「ギャハハ、ヤバイ!ヤバイ!!!」「ヒョ〜ッ!!!」
と次第に船上はパニックになっていく。

「いいぞ!いいサイズに違いない」上の方から「ヒット!ヒット!」と興奮した声が聞こえるのを聞きながら私は両手でガッチリと竿のグリップを握りしめて魚の走りに耐える。
幸運にも魚が横に走ったおかげでその間糸を巻くことができたのだが、縦方向に弾き始めると竿を固定するのが精一杯。

両手で力一杯グリップを握りしめ竿を立て、ギュギュッギュとドラグを鳴らせて出て行く糸を恨めしく見つめるのだが何もできない。
糸を出されてばかりでは海底の岩に糸が擦れて切れてしまうので、隙を見ては巻こうとするのだが出される糸の方が圧倒的に多い。

魚にひきづられるように船のトモの角に立ちファイトをしていると、誰かの声がしたと思った瞬間、自分とトモの隙間を大きく曲がった竿に引きずられるようにものすごいスピードですり抜けていく人がいた。

先ほどまで「サービスの・・・」と遊んでいたポメリンでした。
彼は左舷で釣りをしていたのに私のと反対の右舷側のトモの角まで一瞬で魚にひきずられたと思ったらしゃがみ込んでしまった。

131b



「ポメリンのデカイ!ヤバイ!」という声が飛ぶ。

あとでこの時のことを聞いたら、腰を落として立っているくらいの体重のかけ方では魚の猛烈な引きに対応できなかったという。

彼の名誉のために書いておくと、三十代後半に指しかかっtばかりのポメリンは週に何度かジムに通い体を鍛えている、今回の船中でも最もムキムキマン的肉体の持ち主。
そんな彼が魚に引きずられるように船を横切ったのには驚かされた。

とは言っても、こちらも反対側の角で腰を落として魚のツッコミに耐えるのが精一杯でリールを巻くことができない。

ハット君、船長、ユーキ君の叫び声がする。
「どうすりゃいいんだ?どうすりゃいいんだ?どうすりゃいいんだ?」
「頑張って!頑張って!きたきた!またきた!でかいでかい!ヒョッホー!!!!」
「すごいことになってるぞ〜!」
「ポメリンやばいよ!!!」
「みんなヒットしてる!みんなヒットしてる!」「やばい!!!やばい!!!」

Y店長は「ギャハハハ!」と笑いっぱなし。

騒然とする船の上、もはや自分のことが精一杯で他人の状況など気にする余裕はないのだがそれでも、叫び声、怒声、悲鳴、ともつかない声が飛び交うので、大変なことが起こっていることだけは理解でした。

Img_4730b


船長が「アシストはないからね〜!!!」と叫ぶ。
通常一人だけのヒットならば魚が走る方向に船を動かし糸を巻き取るのを手伝うことをするのだか、この時点で同時に五人が魚を掛け、魚はそれぞれの方向に走っていたためそれはできないというのです。

Img_4729b


運がいいのか悪いのか?!
こんな時に今まで釣った中で一番大きいであろう魚を掛けてしまうなんて!
とにかく何とかしなくては、と思っていたところにできの上から走り降りてきたハット君がポメリンの横について何かしている。

00001



ハット君の後の話では、この時ポメリンの目は「助けて」と怯える子猫のような目をして訴えかけていたとか。
「やばい!ポメリンの超デカイ!!!」「やばい!やばい!やばい!」

00007b

ポメリンときたらさっきまで接待釣りみたいなナマクラなことをしていたものだからギンバルも着けずに大物を掛けてしまい困っていたらしい。グリップの先端がポメリンの腹筋に食い込んでいるのがチラリと見えた。
ハット君が自分のギンバルをポメリンの腰に巻きつけようやくファイトに入れたポメリンであったが次の瞬間目が点になった。

あれ?と思ったら竿がまっすぐに空に向かって伸びている。
バレてしまったのです。「抜けた!抜けた〜っ!」
その瞬間力尽きたポメリンは持っていた竿をハット君に手渡すと、ハット君も反射的にルアーを回収しようとリールを巻き始めた。

すると、今度はその回収ルアーに魚が食いついたようで。「うわぁ!!!きたきた!またでた〜っ!!!!」と声を上げてまた竿をポメリンに戻し再びファイトが始まる。

そんな一部始終を横で見ながらもこちらは魚の走りもなんとか止まってじりじりと少しずつ糸を巻き魚との間合いを詰めて行き、船べりまで魚が来たのでハット君が今度はこちらに来てリーダーを掴んでくれた。

そこにスッと大きなタモが入り魚がすくわれる。というのが通常のルーティーンなのでありますが、「タモ!タモ!タモ!」と叫びながらパニックになっているユーキ君、まずは最初にヒットした泳がせにかかったカンパチをすくい上げ、二番手にヨッシーさんのGTを救っているところ。


Img_4732b_3


まだまだこちらに回ってくる様子はなく、心の中で「お願いだからバレないで!!!!!」と叫んでいる自分がいた。

「ネット!ネット!」「早く早く!」「抜ける抜ける!」「たいへんだ〜!」
狂乱の中なんとか自分のGTがネットに収まった。

耐えること数分、GTが甲板に挙げられ、やっと周囲の状況を見ることができたら大変なことになっている。


Img_4733b


甲板はGTだらけ!
同時多発ヒットはなんとGTだけで五匹!!!!!!
まるで管理釣り場の放流直後のようにGT入れ食い!!!!!
しかもルアーを丸呑みにしているGTが二匹も!!!

泳がせ釣りにかかったカンパチを入れると同時に六匹の魚が船を引っ張っていたことになる。
これまで同時に三匹かかるトリプルヒットと言うのは写真や映像で何度か見ているが同時に五匹というのは見たこともなかったし想像だにしていなかった。

ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!  全部 GT! ネット!ネット!ネット!、早く!早く!早く!ギャハハハ!
船上はさらにパニックと化し誰もが声を張り上げて何かを叫んでいる。
最後の魚が船に挙げられると。ウォォォォォォーッ!!!という海鳴りのような全員の雄叫び!
「GT五本キャ〜ッチ! 」「イェーイ!」と狂騒はとどまるところを知らない。
早く!早く!外して!外して!死んじゃう!死んじゃう!
魚は全て取り込まれたものの針を外すのに手間取っている魚もあり、先に上がった魚が弱らないように一旦全て生簀に入れるよう船長の指示が出た。

Img_4737b_2


最後の魚の針を外したところで記念撮影をするが、小さいもので7〜8キロ、おおきいもので推定20キロを超えていたのでなかなか全員が魚お持ち上げてポーズをとることができない。

Img_4746b



集合写真をひとしきりとたところで一人一人の写真も撮って順番にリリース。
通常ならば魚の重さを測ってからリリースとなるのだが、五匹もそれをやっていると魚が弱ってしまうので船長の推計でおおよその重さを知らされたらりりーすすることになった。

無事に全ての魚を生きたままリリースできたのだが、船上の興奮は冷めることなく、みな大声で何か勝手なことを叫ぶばかり。

凄い!信じられない!やったーっ!ぎゃおー!ああ〜っ!などという声が船上に響き渡る。

私のGTは推定20キロ以上ということで、抱きかかえないと持ち上げられなかった。
昨年、インドネシアのコモド島まで出かけてGTを狙ったもののここまでのサイズは釣れずにいたのでたまらなく嬉しい。


Img_4758b



人生初めてのGTを釣り上げたオサムシ君はGTの歯型でボロボロになったルアーを手にして歓声を上げていた。
私自身も昨年のコモド島で生まれて初めてのGTを釣り上げたばかりなので、その喜びの大きさは痛いほどよくわかるのでした。

Img_4749b



そんな狂騒の中ひとり静かにその様子を見ていたのはこの日朝から一番投げていたジギング王。
疲れ切って投げるのをやめたジギング王は、すでに片手にビール、シャワーを浴びる準備までしていたのに眼前で繰り広げられる信じがたい光景に呆気にとられていたご様子。さらに泳がせ釣りのカンパチの面倒まで見せられてしまっていた。


騒然とした船の上、興奮した誰かが、「まだまだいますよ、もう一回流しましょう!」と叫ぶと、船長も無言で頷き船は大きく回り込み元の方向に向き変えて走り始めました。

この時、私は右手に祝杯用のオリオンビールを手にしていたのですが、船が流し直すと聞きビールをクーラーボックスに戻しました。

心のどこかに、もう一度くる!
とういう確信とも予感ともつかない何かがあり私に再び竿を握らせていました。
闇の迫る中、船は大きくゆっくりと今流れてきた方向に回り込み戻って行きます。

そしてこの後、またまた凄いことが・・・、祭りはまだ終わっていなかったのです。



写真提供 : プロショップ Ebb&Flow

ブログ掲載の文章、画像の無断転載は禁止です (C)enos1091 All rights reserve

にほんブログ村 釣りブログ 日本全国釣行記へ

« さらなる天国へ! 沖縄離島遠征2016 その五@第5寄宮丸 | トップページ | GTラッシュ!再び! 沖縄離島遠征2016 その七@第5寄宮丸 »

Fishing」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« さらなる天国へ! 沖縄離島遠征2016 その五@第5寄宮丸 | トップページ | GTラッシュ!再び! 沖縄離島遠征2016 その七@第5寄宮丸 »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31