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2016年7月 6日 (水)

種子島遠征2016 その三@LIFE Fishing Guide service

「きた!でかい!」という根魚王の方を見ると竿が大きく曲がっている。

魚の最初のツッコミはいかにも根魚がエサをひったくって根に再び潜り込もうという感じの引き方、そこをうまくかわして根から引き出せた様子なのだ。
ファイトする根魚王が無口になっている。こういう時は真剣勝負をしている時、すなわち魚がでかい証拠なのであります。

一体何が上がってくるのか?
一同手を休めてファイトを見守る。
根からなんとか引きずり出した魚は通常ならあとは重いだけでさほど引かないものなのですがこの魚は違った。

大きく曲がった竿は時折ググイと力強く引き込まれ、ドラグを鳴らして最も出て行く。
見守る私の頭中にも巨大なハタの姿が浮かんできたのでありますが、しばしのファイトと後澄んだ海の中にオレンジ色の塊が見えてきた。

アカジンか?!!と沸き立ち、他人の獲物ながらも期待に胸が膨らむのでありますが、オレンジの影はどんどん大きくなりやがて形が鮮明になってきた。

水面近くまで来たら「でかい!」と一同息を飲む。

「バラハタだ!でかい!でかい!」という声が上がり、船長のタモに収まったその魚は赤ん坊くらいの大きさに見えた。
体長は70センチくらいか?お腹がでっぷりと太っていい体格、風貌も大魚のどっしりとした風貌で貫禄がある。

Img_4866b


こんなに大きいバラハタを見るのは初めてだった私は少々興奮しながら「田中角栄の日本庭園の池に泳ぐ、でっぷりと太った錦鯉みたいだな」と思った。

体重を計測してみると見た目からは信じられない5キロちょっとという重さでしたが、ハタで5キロを超えるのは大物と言って間違いない。

写真にしてみると20キロくらいありそうな貫禄。

「いいなあ、ああいうのを釣りたいんだよ」
とバラハタ狙いの私は羨ましくてしかたない。

早速自分も釣りに戻ってみると、間も無くヒットした!
一瞬いい感じにグン!と当たって弾き込んだものの、ところがこちらは王様とは違って大して竿も曲がらない。苦もなく上がってきたのはヨスジフエダイという縦縞の綺麗な南の海のお魚ちゃん。


この辺りからすこしアタリが遠のいたので船は移動し新しいポイントを探します。
大移動して流し変えること数回、小一時間が過ぎて三時半になろうという頃、またまたロケット大好きさんにヒット!

今度もデカイ!
竿は満月に曲がりさらにグングングンと引き込む。
この引きはカンパチですねえ、という声が聞こえたと同時に、ギュルギュルギュル・・・とドラグが音を立てて糸が引き出される。

P7010027b


ミヨシに回り込みファイトする姿はなんとも凛々しいではないか。
「これは10キロ以上ありそうですねえ」とY店長。

実際上がってきたら10キロ以上のカンパチ。
色が黒くていい顔をしている。

Img_4880b

先ほどのバラハタとは魚種こそ違えど、大型魚特有の風格が漂いなんとも羨ましい。

このあとしばらくして、相変わらず底にへばりついた根魚を狙っていた私にもついにきました。

ドドン!!!と当たった瞬間竿がグンと絞り込まれたままどうすることもできない。
???!!!「根がかり〜っ?」と叫ぶと見ていた船長が、「いや、魚が付いています」という
手元には根がかりのような重い力がかかるのだが時折魚の引くググン、ググン、という反応があるのです。

「根に入られちゃいましたね」と船長。

諦めて糸を切りましょうか?と言ったら船を回しこんでフォローしてくれるという。
ミヨシに移動して糸が一色線に張る方向にゆっくりと船を動かしてもらい、その分の糸を巻き取っていき、すこしづつ魚のいる場所との間合いを詰めていきます。

相変わらず竿は大きく曲がったままで時折魚の引く感触がある。
船は魚の潜り込んでいるであろう根のすぐ上まで移動して来たので、ここで一気に潜り込んだ魚を引きずりだそうと勝負をかけるのですが、渾身の力を込めても魚はびくりともせず、もうこれ以上力を入れると竿が折れるというところまでやってみたのですが、どうにもすることができない。

「私の負けです、切ってください」と船長に頼んで根がかりを外す要領で糸を引いてもらった。
張り詰め切って糸がフッと緊張が解かれどうやら糸が切れたらしいと思っていたら、船長の「ルアーも付いていますよ」という嬉しい一言。

巻き上げてみたら本当についていた。
針を見たら伸びてしまっている。
果たして本当に魚だったのか、それともただの根がかりだったのか?
しかし、確かに魚の動く反応は感じられたのでただの根がかりではないらしい。

根魚王によればこれこそが種子島に生息する大型根魚がかかった時の特徴で、自分も含めこれまでなんどもこういう光景を見てきたという。

たしかに私も昨年、今年と、種子島の釣行前にはY店長から何度も「種子島の根魚は大きさが違いますよ」と聞かされてきた。
こういうことだったのか、と経験してやっとその凄さを知ることができたのでした。

船は再び移動し別なポイントに。
時計は五時を回りここまで外道しか釣っていない私はスロースターターだから、と自分に言い聞かせていたものの、さすがにそろそろ釣らないと一日が終わっちゃう、と焦りはじめた。

狙うはとにかく一匹根魚を。
持ち帰って中華屋さんに持ち込んで・・・とそればかり考えていたのですが、そういう下心、甘い目論見が魚に伝わるのかなかなか釣れてこない。

新しく入ったポイントでやっとアカハタを釣り上げた時には、魚を抜き上げた瞬間思わず中華が食える!と叫んでいたらしい。

P7010032b

一匹ではパーティはできないのでせめて三匹くらい、と狙い続けます。

さらに一時間が過ぎ日も傾き始めたころには行ったポイントで、アカハタちゃんもう一歩きお願い!としゃくっていたところ、底からジグを二しゃくりしたところにどすん!という重いアタリが!思わず「来た〜〜〜っ!」と雄叫びをあげる。竿は満月にしなり脳裏には先ほどの根魚王のファイトがリプレイし始めた時!魚がググン、ググンと引き込みながら横に走っていく・・・

これは根魚ではない、明らかに青物の引きです。
おそらくはカンパチと思いながら比較的柔らかい竿にPEラインは3号だったのでハラハラドキドキのファイト。ジリジリと音を立ててドラグも出て行く。
船長に向かって「フォローお願いします!」と冗談を叫んでウケを狙う。

P7010037b


カイワリか?とも思ったりしたものの上がってきたのは食べころサイズのカンパチ。
「う〜ん、狙っているのとは何か違う。外道しか釣れませんねえ」と冗談を言いながらもこれくらいの魚が釣れると嬉しいものです。

P7010040b


そんな私とほぼ同時にロケットさんもいつの間にか魚を掛けていて、いいサイズのカイワリというアジ科の魚をキャッチしているじゃあないですか。
この日のロケットさんはキャスティングにジギングに何をやってもはまっていた。

P7010041b


そしてもう一人、この日のっていたのが上州親分K氏。
一人ミヨシで投げていたK氏が「来ました!」と声を上げたところを偶然見ていたら、水面に大きな波紋が沸き立ち今度こそはGTらしい迫力のあるバイト!

「GTヒット!!!」と声をあげると船はフォローの体制に素早く入り、浅い根があるポイントから徐々に魚を深場に誘導します。

先ほどの一匹目の時はマグロだと思っていい加減にファイトしていた親分も今回ばマジのGTモードで真剣ファイトをしている。

Img_4884b

上がってきたのは先ほどと同じくらいのいい型のGTでした。
初日から二本もGTを釣っちゃうなんてすごい!

遠征の二日前にY店長のショップで親分にあった時、6月の沖縄でのGT五匹ヒットの映像を見せられていた親分は明らかに燃えていた。
GT釣りたいですねえ、とにこやかに語るその目の奥がメラメラ燃えているのが私には見えた。

そんな思いがしっかりと結果になって出してしまうところがすごい。

その後、私も夕まずめを狙ってここはいっちょうGTを、とキャスティングに切り替えたのですが不発。

Img_4894b


午後7時近く、この日最後のポイントでY店長がエソを釣り上げて笑いをとったところで初日の釣りは終了。

宿に戻ってシャワーで体の潮を落とせば昼間ロケット氏の釣ったハガツオが待っている。

Img_4904b



凪の海に入れ食い。
なんという上出来なスタートではないですか。

Img_4907b

明日もまたきっとドラマが起こるに違いないと確信しつつ、脂の乗り切ったハガツオを堪能し初日は終わったのでした。

写真提供 : プロショップ Ebb&Flow
                LIFE Fishing Guide Service 


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