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2016年8月

2016年8月23日 (火)

台風10号はどこへ行く

昨日伊豆諸島方面からやってきて千葉県館山市付近に上陸ご北進して本州を東北に縦断した上に、さらに北海道も縦断して各地に大きな被害をもたらした台風9号ですが、みなさまはご無事でしたでしょうか?

被災された方がおられましたら、心からお見舞い申し上げます。

私の住む横浜界隈は一時は直撃か!と思われたものの、若干東寄りにコースがずれたおけげで直撃こそ避けられましたが、凄まじい豪雨に見舞われ近所の川は軒並み洪水寸前まで水位が上がりハラハラさせられました。

今年は例年になく台風の発生が少なかったのですが、こういう年は後半にまとまって台風がドシドシやってきて、後になって振り返ってみれば一年の台風発生数は例年並みになってつじつまを合わせる、ということを今年6月の時点で気象庁さんが発表していたのを聞いて、9月頃はヤバそうだなあ、と不安を感じていたのですが今、まさにその時!

一昨日の天気図など日本近海は渦巻きが三つ!

一つは温低に、一つは台風9号にそして、今日なおまだ南の海に居座る台風10号とあったのでした。


今日現在は台風10号のみが天気図上に残っているのでありますが、この台風観測史上稀なるおかしな台風。

そもそも誕生したのが八丈島近海。確か東側だったと思う。

通常台風の誕生場所というのはフィリピン東方の太平洋上と大体決まっているのですが、この台風はなあんと行政上は東京都の八丈島近海で発生するという、生まれながらにして訳ありの台風ちゃん。

まあ、本人も好きでその様な生い立ちを背負ったわけではないので、そこを責めるのはあえて止めておきますが、問題はその後の行動ですよ。

通常、台風と言えば、この時期は偏西風と等圧線に沿って西寄りにカーブしながら北上し最終的には東側に抜けていくという、キレの良いスライダーのような動きをするのですが、この10号はなんと沖縄方向、つまり南西に向かって動き出した。

と思ったらこの三日間くらいは八丈島と屋久島のちょうど中間くらいの太平洋上にまるで行き先を見失ってどうしようか悩んでいるかのごとく停滞している。

おそらくこの海域には島がないので大した被害のニュースも入ってきませんが、もしここに島があったら大変ですよ!
だって、三日間もず〜っと台風が直撃し続けているんですから!

しかも日に日に勢力が大きくなっているじゃあありませんか!

今日になって、台風9号が北の海に去ってしまったところで、やっとこの重合も重い腰を上げるかのように動き始めましたが、どちらに向かうかと思っていたら予想外の南進!

台風発生の故郷フィリピン方面に向かって移動し始めたじゃあありませんか?

天気図を見てみますと、東の北側にはかなり勢力の強い高気圧があるところに、西から新たに二つも高気圧が攻めてきているので、台風10号ちゃんは北に進みたくても高気圧が怖くて進めない状態なんだと思うのですが、もう少し台風らしく毅然とした態度で高気圧にアタックしていただきたい、というのが私の思いであります。

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                                 ヤフー天気さんより無断で拝借しました。ごめんなさい。



天気図上は確かに味方になる低気圧はフィリピン西あたりにある弱っちいのだけで、さしたる味方もいなく孤軍奮闘という状況であるのは認めます。
でもですね。
あんた、台風なんですから南の海に逃げるというのはないじゃないの?と声を大にして言いたい。

いや、決して北上して日本を直撃していただきたいということではないんです。
なんというか、台風としてもう少し常識的な行動をしていただきたい、というのが私の思いなのであります。

この後、南下してそのまま南の海に消え去るということは考えられないので、北にある高気圧が抜けた隙を見計らって日本方面を襲おうという計画も読み取れるのですが、今更そのような卑怯な作戦はとっていただきたくない。

じゃあ、どうしていただきたいのか?と問われると、いささか私も困るのでありますが、できれば南下したのち反時計回りに東寄りに進路をとって、日本の遥か東の太平洋上を進むというコースを取っていただくのが、誰もが幸せになれるコースなのではないかと。

南大東島、小笠原方面の方々には若干のご迷惑をおかけすることになるので申しわけございませんが、できればそのように穏便にことが運べば、とういう思いで、天気図から目が離せないこの数日となりそうなのであります。



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2016年8月22日 (月)

ライブをやる事になっちゃった@プチ(メゾンブラウン)  吉祥寺 

今月はブログ更新の頻度が大変低く、もう20日を過ぎているというのにたったの二回!

実はこれには色々とわけがありまして、一つはイベントが色々あって忙しいという事もあるのですが、それよりも何よりもブログを書く精神的余裕がない!というのが一番の理由であります。

その精神的余裕をなくしているのが、実は月一度程度のペースでジャム・セッションをやっているジャズ・バンドがライブをやる事になっちゃったからなんですね。

ライブといっても、プロのバンドの前座でございます。
一時間やるから好きなことしてね。という感じ。

わがセッションバンドはバンド名もなく、大学時代のジャズ研メンバーにプロのピアニストSが入ったほとんどトーシロバンド。

しかし人前で演奏するからには、日頃スタジオで自分の出したい音だけ吹き散らかしているような演奏をするわけにはいかないわけで、曲のテーマにしろアンサンブルにしろキメるところはきちっとキメなければならないわけであります。

先月半ばに一度リハーサル的練習をしてみたところ、曲自体知らない曲が何曲かあった上に日頃から独りよがりな練習をしている上に楽譜に弱いのがたたって、おのれの演奏が全くのダメダメである事が今更ながらハッキリとわかってしまったために、これではいかんと真面目に練習する事になったと言うわけなのですよ。

今回のライブではジャズの古い曲、1960年代に録音されたものを4曲にボサ・ノバ曲4曲という、ジャズとボサノバの二部構成になったのですが、とりわけボサノバというのが私の大のニガテ。

というか、ボサノバはジャズ・ミュージシャンが取り上げている演奏をたまに聴く程度でありまして、本場ブラジルのボサノバはほとんど聴かない、というかあまり興味がない上に、ボサノバのリズムやメロディ、アドリブの仕方(語法といってもいいのかな?)というものが全く理解できていないのであります。

まず、曲のメロディがポルトガル語独特のリズムで切れるので、演歌的頭打ちリズムを基礎に出来上がっている体が、このリズムを理解できないため、テーマのメロディが歌えないという問題が一つ。

楽譜にはちゃんと書かれているのだけれどワシには難しくて読み取れない。

これはポルトガル語の歌詞を見ながら歌に合わせて歌ってみる以外に手はないと、ネットで歌詞を探してきて、聴きながら歌ってみたのですが、おいそれとは簡単に歌えない。

そして次の問題はアドリブ。
同じ音楽なんだからコード進行に合わせてメロディを組み立てればいいじゃん!というふうに思われるかもしれませんが、ジャズと同じコード進行のボサノバ曲でジャズと同じフレーズを吹くとそれはボサノバではなくなってしまう、ということになってしまうのが一番の悩み。

ボサノバ的アドリブの語法というようなものを勉強しなけれなならないのですが、ひと月やそこらでマスターできるものだったら、世の中のミュージシャンは苦労しないですよ。それでもいろいろなミュージシャンの演奏を聴いてそれなりに真似したりしてみました。

では、なぜそんなボサノバを敢えて演奏するのかと申しますと、バンド内に無類のボサノバ好きが三人もいるんであります。
この三人、一杯お酒が入って、いや、入らなくてもボサノバの話になると私の知らないミュージシャンやら曲やらについて延々と話しているという方々。こういうメンバーのいるバンドに身置いてしまった宿命と捉えて頑張るしかないのですよ。

とはいえ、自分の知らなかった世界が少しずつ広がっていくというのは何歳になっても嬉しいものなんですけれどね。


さて、8月のお盆中に一月ぶりのリハがあり、どの程度合わせられるかなあと不安ながらいつもの練習スタジオに出かけて行ったのですが、不安的中ですっかり自信をなくしてしまい、楽器を触るのも嫌になってしまう始末。

とはいえ、最終のリハがもう直ぐ一週間後に迫っていたので、リハではっきりした自分の課題を一つ一つ潰す作業に集中しました。

私の場合、今回のライブではテナー・サックスとソプラノ・サックスを持ち替えで演奏することになったので、ここ数年ソプラノ中心に吹いていたのを、テナーを吹いたらあまりに音が抜けずショボい音なので、こちらも久しぶりに猛練習することになったのであります。

そんなこんなで、本番を一週間前に控えた先週土曜日に最後のリハに臨んだところ、まだ若干の不安要素やアドリブの質の問題はあるものの、だいぶバンドとしてのサウンドはまとまってきた感じになったのでちょっと安心。

メンバーも同様に感じたらしく、リハ後の表情も晴れ晴れしていたような気がしたのであります。


ということで、8月27日(土曜日)東京は吉祥寺のプチという喫茶店の二軒隣にあるライブスペースであるメゾンブラウンというマンションの地下一階でライブをやります。

このブログの読者さんでシロートバンドのライブを見たいという方はそういらっしゃらないと思いますが、暇と好奇心のある方は是非いらしてください。

時間、場所などの詳細を下記に記しておきます。よろしくどうぞ!


日  8月27日 土曜日
場所 吉祥寺 プチ(ライブスペース)-メゾンブラウンB1

第一部 18時~19時
メンバー 佐久間透(b) 酒井達也 三浦規幸(ds) 進藤伸一(p) 赤坂昌宏(g)
 

鈴木修平(fl) 田口晃(ts) 榎本俊司(ts.ss)


第二部 19時~20時  進藤伸一(piano)トリオ+進藤敦子(vo)

メンバー 進藤伸一(p)竹中浩之(b)三浦規幸(ds) 進藤敦子(vo)


第三部 20時~21時  ジャムセッション

 

料金 ドリンク代+投げ銭(お気持ちだけでけっこうです)

 

東京都武蔵野市吉祥寺北町 1丁目18-4 メゾンブラウン
JR吉祥寺駅から徒歩約15分(地図参照) 


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2016年8月21日 (日)

真夏の昼の蕎麦打ち

これまで真夏に蕎麦を打ったことはなかったんですよ。

理由は単純で、暑くてイヤ!という事と湿度が高いのでうまく蕎麦が打てないのではないかという不安があったからなんです。

もう一つの理由に、私の実家のある埼玉県南部はうどん文化圏でありまして、お盆に人が集まる時などは手打ちうどんを振る舞うのが慣わしであったので、夏に蕎麦!という発想自体が無かったんですね。


ところが昨年秋にネットで大量購入したそば粉が八月に賞味期限を迎えようとしていたので、早いうちになんとかやっつけなくてはと思っていたところに、お盆で実家に帰省時に今はバラバラに暮らしている娘たちが全員集まるということなので、それじゃあ蕎麦でも一丁打つか、という事になったのでありました。

それでも冷房のない部屋で蕎麦を打ったらひたいからしたたる汗をどうやって処理しようかなどと真面目に考えたんですね。何しろ、一旦そば粉に水を差したら両手はそば粉でくにょぐにょに汚れているので汗を拭くのもままならないからです。

ところが、お盆のある日、お天気男が都合よく作用したのか、蕎麦打ち当日はお天気がイマイチで雲が多くおかげで無風灼熱地獄埼玉県にしては涼しい夏の日となったので大喜び。

陽が出ないうちにさっさと打ってしまおうと、朝の八時過ぎからお昼ご飯を目指して打ちにかかりました。

目標はお蕎麦二キロ!
大人が八人も集まる上に珍しく若い人が多いので、どのくらいの量を食べるのかちょっと予測ができなかった。通常は一人前二百グラムくらいなんですが、それで計算しても1.5キロのお蕎麦を打たなくてはならない。

一度に1.5キロのお蕎麦を打つというのはかつて一度だけトライした事がありましたが、なかなかの力技で正直この真夏の昼のクソ暑い中で挑む勝負ではないと回避しようか散々迷ったあげく、滅多にない機会でもあるので挑戦することにしました。

ということで、二八そばを打つので、そば粉八百グラムにつなぎ粉二百グラムで合計一キロ。これに水がおよそ500cc入るので打ち上がったお蕎麦はおよそ1.5キロとなる訳です。

久しぶりに見るコネ鉢にうず高く盛り上がった粉を見てちょっとため息。
本当に打てるのであろうか?という不安が去来します。

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一度に大量の蕎麦を打つ上で一番難しいのは何と言っても伸す工程なんですね。

均等に薄く伸ばさにゃあならん上にうまく伸びたとして今度は大きく広がって板に収まり切らなくなるのは目に見えている。
ぺらぺらに伸びた蕎麦生地が板からはみ出して垂れ下がる光景が脳裏に浮かび、すでにこの段階で蕎麦に負けていた。

逡巡しながらもえいや!と最初の水およそ250ccを粉の中央に投入。
もう後戻りすることはできません。赤子が泣こうが雷が落ちようが、そばを打ち上げるまで手を抜くところがない。
と、言いたいところなんですが、最近ある製粉会社さんのそば粉を買って袋の裏にある「そばの打ち方」なるものを見ていたら、生地がこねあがった段階でビニール袋に入れて2〜30分置くと水分が生地に浸透して良いということが書いてあり、かつて、本ブログにもそうやって打ったことを書いたと思われるのですが、一度試してみてこの方法はいけるなと思ったので、今回はとりあえず1.5キロの生地を作り、ビニール袋で寝かせている間に、もう600グラム打つという作戦に出ました。

まずはえいや!と1.5キロ分の生地を土あげました。
これをビニール袋の中で寝かせている間に次の生地を打ちます。

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やってみると作戦は大成功!
生地を打つところまでは・・・

問題はその後の「のし」の工程。

最初の生地1.5キロは予想通り板からはみ出して、のし棒からも左右に大きくはみ出してしまうほど大きくなってしまい、さらに、このそば粉が比較的粘りの強いものなので、正規に使うヒノキなどののし板やのし棒でなく、ホームセンターで買ってきたシナ合板に手摺り用のラワン材の丸棒をのし棒代わりにしている私のニセモノ道具には、木の目が粗いためかやたらと生地がくっついて手に負えない始末。

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これは小さい方の生地・大きい方は板からはみ出して

これを何とかなだめつつ、すかしつつ適当なところまで伸ばしてなんとか麺にいたしました。

全行程終わってみれば、あら、もう11時過ぎ。
目の前に広げられたおよそ2キロ強の蕎麦をみて達成感を味わうのでありました。

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そして昼食。
久しぶりに集まった子供達全員に両親、さらには二月に生まれた孫まで入れての大所帯。

そばを茹でるにも大きな鍋がないので、でかい順に二つの鍋にお湯を沸かして、適量茹でて、吸収された分のお湯をもう一つのお鍋から継ぎ足すという手順で、何度かに渡り茹でました。

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当然のごとく、お蕎麦は茹でたてが美味しいので、皆さんは茹で上がったお蕎麦を美味しそうにズルズルと大きな音を食べているのですが、それを聞きつつ私は次のお蕎麦を茹でなければならない。

でも、そんなことやってらんねえ!
ていうようなことで、お行儀は悪いのは承知で、そばの茹で加減を見つつ立ったままお蕎麦をいただきました。

自分で食べてみないと茹で加減もわからないので、これが実は大事なところ。
打ちたての生蕎麦は一煮立ちで火が通ってしまうので、結構一瞬のためらいが麺のコシを無くしてしまったりするなかなか繊細な作業なのであります。

こうしてやっっているうちに、だんだん茹で加減もいい感じになり、ベストだな!と思ったあたりで最後のお蕎麦は終了。

食べてる一同は涼しい顔をしていたようですが、私一人汗だくになって立ち食い蕎麦を食べていたのでありました。

いやあ、真夏の真昼間の蕎麦打ちというのもいいかもしれません。
来年までやる事はないと思いますが。

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2016年8月 9日 (火)

ジャズ的人生は楽しいのだ@パンプローナ 安曇野

以前から本ブログで書いているように、私、下手ながらもジャズのサックスを吹いているものであります。

今から40年前に大学のジャズ研究会というところに入り、本格的に練習を始めたのがきっかけなのでありますが、卒業後は仕事やら育児やらで楽器はたまに出して眺めるくらいの扱いだったのが、この数年、育児も大方片付き身も軽くなったので再開したのであります。

さらに、念願のソプラノサックスを買ってからは自分でもかなり一生懸命練習しているなと思うくらい、練習したので少しは音も出るようになってきた。

そんなタイミングで声がかかったのが一昨年のこと。

この10年くらい、大学ジャズ研究会の先輩ギター、通称イカさんという方が長野は安曇野でスペイン料理やさんをやっていらっしゃるところに、ジャズ研OB及びその周辺のジャズ好きが集まり、年に一度酒を飲みながら美味しいスペイン料理を食べつつジャムセッションをして騒ぐ、という大変贅沢な企画があり、これに誘われたのでありました。

一昨年、初めて参加した時のことは本ブログにも書いたのでありますが、昨年のことは書かなかった。


年が明けて2016年3月。
このOB会の常連だった先輩サックス氏が急逝された。
実は昨年このOB会で一緒した時、別れぎわに缶ビール片手に車の助手席でニコニコしていた先輩の顔を見た時に「ああ、もうこの方とは会えないかもしれない」と思ったのだ。

不謹慎ではあるけれども瞬間的にそう感じてしまった。
その背景には、彼が心臓やら血管やらのかなり重い病気を患い、学生時代の堂々たる体格は見る影もないほど痩せてしまっていたのを見たりしていたこともあったのだが、一番そう思わせたのは、この年先輩氏の吹いたサックスの音だったような気がする。

それはすごく抜けて綺麗なサウンドで、先輩氏がいかに日常的にサックスを練習しているのかを裏付けているもので、その楽器に向かう必死さが自分の人生の残りがそう長くないことを知っているかのように聴こえてしまったのだ。

先輩の死は私にとって自分でも意外なほど重く悲しく、すでに5ヶ月が過ぎようとしているのにその悲しみが消えることはなく、先輩氏の好きだった曲を自分で演奏していると涙が出てきてしまうこともあったりするのだったのであります。

そんなことがあり、今年のOB会はその先輩氏の追悼を兼ねて、彼が生前よく演奏していた曲をやろう、というギタリストの岩見淳三さんの呼びかけで集まることになった。

毎年8月の第一日曜の午後に集合して夜までセッションということになっているので、今年は8月7日の午後、長野県安曇野は松川村の国道からちょこっと入ったところにある、スペイン料理パンプローナに集合。

今年は6〜7年前に会って以来の先輩アルトサックス氏が三年ぶりに、さらには後輩テナーサックスが九州大分から遥々飛行機に乗ってやって来るというので、とても楽しみな会になる予感、という一方で、この二人はセミプロ的に日常あちこちでライブ活動をしているほどの腕前なので、この数年やっつけで練習した私などは足元にも及ばない腕前なので、そのへんの腕の差を見せつけられることに恐怖も感じてはいたのでありました。

午後4時過ぎに全員集合すると早速ビールで乾杯。
追悼の挨拶など儀礼的に一通り執り行った後は即ジャズ研モードに突入しジャズの話などに花が咲く。

今回もジャズ研以外の関係者で350クラブの三浦さんや同じく岩見さん繋がりの中田さん、井田さんというお二人のギタリストが参加してくださりジャズ談義に花が咲く。

一時間を少し回ったあたりでアルト氏が我慢できなくなったらしく「そろそろ演奏しよう」と切り出したのをきっかけにセッション開始。

 

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ハンク・モブレーで有名な「レカド・ボサ・ノバ」、スタンリー・タレンタインの「シュガー」や「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」「ブルー・モンク」など亡くなったテナー氏のお好み曲を次々と演奏。

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前出のセミプロ的アルトとテナーの二人はうまいしいい演奏する。
アルトはバップスタイル、テナーはグロスマン・スタイル(分かりますね)とスタイルこそ違うものの、いい音を出してる。

特に驚いたのがアルト氏の演奏スタイルが以前に比べてぐっと大人びたいい演奏になっていたこと。音を大切に選んで吹いているのがわかるし無駄な音を出さない。
ああ、人は何歳になっても進歩できるんだなあと感心しつつ、自分の励みにもしつつ。

励みになるといえば、一昨年この会に初参加した時後、即ベースを購入して練習に励み、一年後の昨年、今年と、ぐんぐん往年の腕前を取り戻していきつつある大先輩のベーシスト氏もおり、こういう方のの上達度を見ていると自分もウカウカしていられない、もっとちゃんとやらなくちゃと思わされるのでありました。

追悼演奏が一通り終わり、一息ついた後は、ギターのゲスト中田さんの渋いギター演奏。パンプローナ店主のイカさんのギターソロ、ボーカルの三浦さんや朋子さんの歌などなどがあり、いい音楽を生で聴きながら美味しいお酒とお料理に満たされて幸せな時間が過ぎていったのでありました。

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言い忘れたてしまったがこのほかにもサックス陣は普段から私とセンションしているテナーのTと大先輩で最近やっと真面目に楽器の練習を始めたアルトの同じくT先輩がおり、最後はサックス全員前に出て、聴く方としてはかなりやかましい演奏だったのではないかと思うものの、吹く方としてはお祭り的楽しさ満開の演奏をして演奏終了。

演奏終了後も亡くなった先輩サックス氏の思い出やら、近況やら、ジャズの深〜い話だどに花が咲き信州の夜はふけていったのでありました。

そうそう、いつもこの会に縁の下の力持ちで支えてくれているジャズ研後輩で穂高在住のベースNという男がおりまして、この日も出ずっぱりで堅実なベースプレーで演奏を支えてくれたのでありますが、以前から彼の演奏する姿をみて、サングラスをかけたら絶対かっこいい、と確信していた私は、この日自分の釣り用サングラスをわざわざ持って行き、演奏する時に無理やり彼にかけさせて演奏してもらったのですが、狙いどおり実にかっこいい。

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見た目と言うのは実は結構ステージでは大切な要素で、見た印象で聞こえる音もなんとなく違った印象になってくる気がするから不思議。
私は大真面目に彼に演奏活動時のサングラス使用を勧めたのですが、本人は半分からかわれていると思っている節もあったので、この場を借りて大真面目な話だということを記しておきます。

なんだか、とても内輪的なお話なので関係者の皆さん以外にはピンとこない内容だったかもしれませんが、人生六十路を周りそろそろ最後の勝負に出なくては、という人たちの集まりというのは、なかなかそれぞれの人生の機微など感じられていいものなのであります。

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また来年もみんな揃って一歩前進した姿を見ようね!と励まし合うように言葉を掛け合いながら翌日のお昼前、安曇野を後にしたのでありました。


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