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2016年9月14日 (水)

サード・ウェーブ・コーヒーに再挑戦@エチオピア シダモG2浅煎り

前回の自家焙煎シリーズで久しぶりに浅煎りコーヒーを今流行りのサード・ウェーブ・コーヒーとやらのお店の淹れ方を参考にしてやってみたところ、結果は以前浅煎りコーヒーを入れた時とあまり変わらないような気がして、いまひとつ納得できないという結果に終わりました。

その原因として、本来この手のコーヒー豆には酸味の強いエチオピアやキリマンジャロといった豆を使うところを私の場合はコロンビア・スプレモという酸味はあるもののバランス的にはさほど酸っぱいコーヒー豆ではなかったのではないか?という考察を自分自身でしたのでありましたので、今度は酸味が売りのエチオピアの豆を使って再挑戦ということになったのであります。

前回の最後にお約束した通りちゃんとやりますよ〜!

今回用意したのはエチオピア・シダモという豆G2とあるのは豆粒の大きさを示すのだとか、この豆一般には「モカ」として喫茶店などでは出されている酸味系の代表的な豆であります。

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この豆を通常の中煎りよりもわずかに浅目に煎ることで豆の持つ酸味をさらに強調した上で淹れる時はこの酸味をまろやかにしてバランス良い深みのある味で飲むのが最近流行りのサード・ウェーブ・コーヒーということらしいので、今度こそはこれを再現しようという魂胆なのです。

さて、まずは例によって豆を煎るところからスタート。

袋から豆を出していたら豆の中から何やら細長いものが出てきた。
取り出してみるとヒモですね。麻のヒモかしら?どうやら豆の袋の繊維か何かが混ざって入っていたようなのですが、このヒモも遠くアフリカのエチオピアからはるばる横浜の我が家までやって来たのか、昼夜の温度差が激しく朝霧のただようエチオピアの高原からマッチ箱のような住宅の立ち並ぶ横浜に想いもせずに横浜の地に突如として運ばれてしまったヒモはいったい何を思うのか? と、そのヒモの稀有なる人生に想いを馳せれば感慨深いものがあるのでありました。

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しかし、いつまでもヒモの人生に想いを寄せているわけにもいかないので、豆をザルにあけて煎りましたよ。

例のザルに入れてシャカシャカと台所のコンロの火の上で煎っていきます。

4月末に浅煎り豆を煎った時は、最初の一爆ぜが起こる直前で煎るのをやめるという、超浅煎り豆で酸っぱすぎたので今回は少しだけパチパチと豆を爆ぜさせながらも中煎りになる手前で止めました。

豆の色はこんな感じ、左が浅煎り右が中煎りの同じ豆です。
その差は微妙なので分かりにくいかもしれませんが、よ〜く見ると中煎り豆の方が色が濃いだけでなく豆が空気を含んで膨張するのでわずかながら大きめに感じるのでは?わかんないか?

これ、焙煎直後より少しおいてから比較したほうがわかりやすいかもしれないので次はそうしよう。

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この豆を今度はミルでゴリゴリやって挽くのですが、例によって一晩おいて味を落ち着けてからにしました。この時間一晩でなくても6時間おけばいいそうなのすが、寝る前にコーヒーを飲んで眠れなくなるのも嫌なのでお楽しみは翌朝にということにします。

さて、翌朝5時過ぎ。
先日亡くなった大橋巨泉さん風に「横浜の朝は早い。」(分かんないだろうなあ)なあんてこーヒーを淹れるわけですが、早速豆をゴリゴリやります。

コーヒー豆は煎り方が浅いほど豆の密度が高く、それは挽いていてもすぐにわかるんですよ。

まずは挽く時のハンドルが硬い、つまり豆の抵抗が大きい。豆が硬いということですね。

普段私が多く飲む中深煎りの豆の場合、コーヒー二杯分の豆を挽くのに見るのハンドルを190~200回くらい回さないと挽ききれないのですが、浅煎りだと同じ豆の量で100回ちょっとくらいで挽ききれちゃうんです。

これは焙煎が強くなるほど豆は空気を含んで膨張し(炭化するのでしょうか)もろくなるために起こる現象だと思うのですが、浅煎り豆は密度が高く硬いのでゴリゴリ抵抗は高くてハンドルを回す回数が少ない、ということはおそらく挽いた粉の粒子も荒いのではないかと思われます。

このことが次にコーヒーを淹れる時の淹れ方に現れるわけでありますが。

さあ、挽き切った淡い茶色の粉をハリオのV60という最新式ドリップに入れて、沸かしたお湯を少し冷まして準備万端。

最初の蒸らしでは前回やったのと同じようにスプーンでぐしゃぐしゃかき回しましたよ。これ、やりつけると以外と快感。

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さらにこの後の蒸らす時間も約1分と長めにとります。

この二つがポイントですね。
これで酸味の強いエチオピアの豆をさらに酸味を強調した浅煎り豆にしながらも、酸味を抑えたバランスの良い味のコーヒーを淹れるという、なんだかちょっとまどろっこしく矛盾した行為にも感じる淹れ方ではありますが、じゃじゃ〜ん!うまく入れました。

写真では深いカップに二杯分注いでしまっているので分かりずらいのですが、淹れたコーヒーの色は薄めで、紅茶とまではいきませんがコーヒーとしてはかなり薄く入りました。

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以前、浅煎り豆シリーズの時に飲んだコーヒーは本当に「酸っぱ〜い!」という酸味だらけの、とはいえその酸味はただの酸っぱさでなく、後から爽やかなコクや苦味が残ったと書いた記憶がありますが、さて今回はどうでしょう。

さあ!いよいよ飲んでみますよ。

いったい、酸っぱいママなのか?それとも世間で言われているように酸味はまろやか〜となるのでしょうか?

最初の一口は緊張して口に運びます。

ちょこっと舐めてみたら、酸っぱくない!

さらに今度は一口飲みます。

うう〜む。なんだか美味しいぞ。酸味はあるのだけれど酸っぱいといい感じではない。

もう一口飲んで、今度は口の中でゆっくり味わってみた。
すると酸味はもちろんあるのですが、酸味は感じるもののそれ以上に柔らかくて厚みのあるとてもまろやかなコクが口いっぱいにまず広がり、その味が引いて行った後にとても爽やかな酸味が後味として残るのです。

「酸っぱいのに酸っぱくない」と言ったらいいのか?
この最初に口に広がるまろやかなコクとわずかな苦味、これは初めての体験ですよ!

こういう味のコーヒーがあるんだ!

これがサード・ウェーブというやつなのか?
本物を飲んだことがないのでわからないのですが、関係文書及び飲んだ方の感想などを見るとこれと同じようなことをおっしゃっているのでおそらくは正解なのでしょう。

苦いコーヒー好きの私ですが、これはいい!
苦いのばかり飲み続けた時にたまにこれを飲むとコーヒーの楽しみに厚みが増すじゃありませんか。
また一つ生きる喜びを発見してしまった。
教えてくれた兎夢さん、ありがとう!やりましたよ〜!

それにしてもこういう新しい世界を開拓していくプロの方々の技術と精神力には敬服させられるのであります。

こういうプロのおかげで私らシロートもいろいろ楽しみが増えていく。

あ、今閃いたのですが、この淹れ方で私の好きな苦目のコーヒーを淹れたらどんなコーヒーになるのだろう?!
これは、もうやるしかないですね。
次回もトライしますよ。
お楽しみに!


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