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2016年9月

2016年9月30日 (金)

クエ鍋をいただく 再び

今年五月に男女群島で釣ったクエでの鍋パーティーの事を本ブログに書きましたが、その時は一生に「一度釣れるか釣れないか=一生に一度食べられるか食べられないか」と書きました。

ところが今回の五島列島の遠征で奇跡的にも人生二匹目のクエを釣り上げてしまったので、人生二度目のクエ鍋を食べることになったのであります。

Dsc07367b クエ鍋(イメージ)

今回クエを釣った際には、ネットで調べたレシピで作ってみたのですが、肝や皮は大変美味しかったものの、そのあまりの美味しさに身を食べ残すという贅沢な事態を引き起こしてしまったのでありました。

その辺の前回鍋についての疑問点、反省点などグルメでお料理にも詳しい根魚王に相談したところ、クエの皮を剥がさずに身に付けて切ると良い、というアドバイスをいただきました。

さらに頭部などに細かい鱗が残り食味を悪くしたことも思い出し、鱗対策をいろいろ調べてみたら湯引きして氷水にさらすと綺麗に取れる、とあったのでこれも試してみることに。

さてさてクエちゃんをさばき始めます。
頭を落としてワタを取り、これを丁寧に全てざるに出して一度湯にさらしました。

頭の方も熱湯をかけると鱗が起き上がりその部分が白くなってくるので、そこを水でさらし軽くこすると細かな鱗が綺麗に取れるじゃあありませんか。

これはいける!と身の方の鱗も鱗取りや包丁で剥ぐのはやめて熱湯で湯引きしてみることに。

すると、こちらも熱湯のかかったところがモリモリと盛り上がるように鱗が立って白くなり、そこを水にさらすと気持ち良いほど綺麗に鱗が取れてゆく。

全体の鱗が綺麗に取れたので切り身にしてたら、あらもう鍋の具材の出来上がりです。

実はこの日、午前中から水泳の大会があり横浜国際プールにて観衆の前で競泳をするという人生初の体験をし、午前に背泳ぎ50メートル。午後にバタフライと自由形それぞれ50メートルを泳いだ後に、クエ鍋パーティがあるからとそそくさと競技会場を後にして夕方までに帰宅し、一息ついたらクエをさばく、という過密スケジュールというか組み合わせ的に一般的にもありあえない多忙さだったのでありました。

少々疲れ気味に、いや、かなり疲れていたのでクエをさばくのも始める前までは少しうんざりだったのでしたが、この方法でやったら以外とあっさりと簡単にさばけてしまったので一安心でした。

さて、午後7時、宴の開宴です。

前回も場所をお借りしたご近所のお友達の家にクエのバラバラ屍体の入ったビニール袋と刺身の入った小型のトロ箱に箱に入った刺し身包丁を手に住宅街から商店街に向かって歩いていけば、パチンコ屋さんの駐車場のおじさんが胡散臭そうな顔してこちらを見ている。

おじさんもまさかこのビニールの中身が高級魚クエだとは思うまい。いやボサボサのロン毛に黒い顔でビニール袋を下げて歩いていたのでホームレスと勘違いされたのかもしれない。

ホームレスでもなんでもいいよん、勘違いも思う存分しておくれ、こちとら暮れからクエ鍋なんだから。と余裕でお友達のマンションの入り口に至ると、ちょうど住んでいらっしゃる方がマンションに入っていくところだったので、本来外部のものは訪問する部屋の番号を押して解錠してもらうところをスルーして、開いたドアのところを一緒にすっと入っていったらこれまた怪訝な顔で見られてしまった。

日本社会においてはボサボサのロン毛、黒い顔、ビニール袋、というのはホームレス三点セット的なイメージがあるようでどうもよろしくない組み合わせのようでありますね。

しかし、これまた余裕の含み笑いで友人宅を訪ねさあ、クエ鍋パーティの仕込みです。

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                                  お刺身三種盛り合わせ さて、なんのお刺身でしょう?

前日にさばいておいた、ヒラマサ、カンパチ、マダイのお刺身三種を手早くお皿に盛り付け、友人婦人の作った美味しい煮付けを合わせてとりあえずビールで乾杯。

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                                               ご用意していただいたお料理二種 
                                                    こういうのは作れないんですよ、私



いやあ、朝っぱらから泳いできたこともあってビールがうまいのなんのって。

鍋の用意をしているところに、三家庭六名ほどのメンバーがやってきて、これまたお刺身で乾杯。


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今回ご招待した皆さまは、子育て時代に大変お世話になった方々ばかり。
なんのお礼もしてこなかったのを、このクエ鍋一回で精算してしまおうという魂胆なのであります。

この中で一番若かった保育園園長のご子息がいらしたので、ちょっとからかって、「三種のお刺身の魚の名前を一つでいいから当てたらクエを食べさせてあげる」とクイズを出したところ、難しいので何択かでお願いしますというから、適当に六種類の魚の名を上げて、このうち一つでいいから当ててね、と言ったところ、どうもこの方ロクな刺身体験がないらしく悩みに悩ん上に全部外してくださった!

まさかの大外しに、本気でクエ鍋はおあずけにしてやろか、とも思ったのですが大人気ないので笑って済ませたのですが、マダイの刺身くらいは当ててよ!

一同、お刺身に舌鼓を打ち「美味しい」と喜んでいただけたので、今のうちにお腹いっぱいお刺身をどうぞ、と冗談など交わしながらクエ鍋はキッチンのコンロの鍋の中で着々と火が通っていきます。

刺身も片付き頃合いのいいところでお鍋の登場。

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最初は肝だけの肝鍋。
これが美味しいんですね。
今回は大分の大学後輩からいただいた手作り柚子胡椒と旭ポン酢でいただいたのですが、これがうまかった。

トロトロの肝は限りなく口当たりよく、そして口の中に広がるふくよかで濃厚な旨味。
一緒に入れたのは長ネギだけなのですが、ネギの甘みも絶妙に効いて白濁しとろりとした濃厚なスープは異次元の世界に誘ってくれます。

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それでも、まだこの辺りではみなさんニコニコしながら「美味しい」という言葉を発していた。

身も綺麗に食べきって最後の楽しみは雑炊であります。
これを待っていた。

何と言ってもクエの骨や身から出る濃厚なスープが全てここに凝縮されて雑炊となるわけでありますから、これまで食べていた鍋の具などというものはいわば出がらしのカスを食べていたようなものなのであります。

ご飯を入れて数分間軽く煮立てたら溶き卵を落としてきざんだ三つ葉をふれば雑炊の出来上がり。

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私の手で皆さまに取り分けて多部始めたら、先程までの美味しいだのなんだのという言葉はたちどころに消えて、一同黙ってしまった。

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                                                  言葉もなく雑炊に集中する

本当に美味しいものを口にした時、人は声が出なくなるものなんだなあ、とまたまた実感した次第であります。

昔、ある作家が「筆舌にし難い美味しさ」と表現したのを、後年作家の開高健氏が「言葉に表現できないのは作家としての敗北である。作家であるならばあらゆる言葉を駆使して言葉で表現すべきだ」と何かに書かれておりましたが、確かに「まいう〜」何て言われるのは癪にさわるものの、それでも私なんかのシロートはあっさりと敗北してしまいますね。


さて、雑炊を口に運んでみれば、先程の鍋の旨味がさらに凝縮されさらに最も上品な部分だけを抽出したような、口当たりの良い、それでいて存在感の強い上質な旨味が口いっぱいに広がります。

口の中に残る旨味を堪能しながらもすぐまた口に運びたくなる衝動にかられるほどの快感的美味しさ。

あっという間に鍋いっぱいにあった雑炊は空になり、締めは美味しいコーヒーで、ということになり、さらにそこに手土産で持ってきたいただいた逗子の日影茶屋さんの期間限定おはぎをいただくこといなりました。

おはぎはアンコときな粉のに種類。
わたくし、こう見えても大の甘党なんです。でもきな粉のおはぎはきな粉が口の中にへばりつくのが嫌でいまいち好きじゃあない。

クエ鍋で満腹状態の一同が手を出さないのをいいことに、甘いものは別腹、とおはぎに手を出したら、これがまた上品な甘さを抑えたアンコで実に美味しい。コーヒーとも違和感なく合っていくらでも食べられちゃいそう。

あまりの美味しさに調子に乗って三個も一人で平らげてしまったのでありました。
時計を見ればはや十時。
美味しい三時間はあっという間に次去ってしまったのですが、クエのそしておはぎの味はしっかりと記憶に刻まれ消え去ることはないでしょう。

さて、一生に二度と無いと言っていたクエ鍋がたったの数ヶ月に二度も食べられる幸運に出会ったのでありますが、さすがに三度目はないでしょうねえ。

いや待てよ、二度あることは三度あるとも言うし。
どうせなら次はもう少し大きいのがいいなあ、なんて欲望は尽き無いのでありました。

今回ご招待できなかった皆さん、ごめんなさい!次に期待して!
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2016年9月29日 (木)

Eno Cafe五島列島店@ステイタス

毎度、遠征釣行に乗じてコーヒー未開の海あるいは島で自家焙煎コーヒーをゴリゴリしちゃおうというEno Cafeでございます。

今回は九州は長崎県五島列島の北部にてゴリゴリしてきましたよ。

今回持って行ったお豆ちゃんはといいますと、前回のコーヒー焙煎シリーズでご紹介したエチオピア・シダモG2とホンジュラス・セロアスール農場の二種類でございます。

遠征前日に自宅キッチンでコーヒーをシャカシャカやるのはすかり定着してしまい、むしろ魚を釣るためのルーティーン化していると言っても過言でないほど、私にとっては魚釣りをする前の重要な儀式になってしまったのであります。

さて、遠征初日、今回の遠征は五島列島方面の島に泊まっての遠征ということだったので、宿泊先でコーヒーを淹れることになるのかと勝手に判断してしまった私は、当日船に乗り込む直前に立ち寄ったコンビニで紙コップを買うことをうっかりわせれてしまうというミスをしてしまったのでありました。

今回乗船するステイタス号は船中泊はしない船なので、船にカップや食器類が用意されていないことは容易に想像できたにもかかわらず、どこかで気を抜いてしまったようです。


それに気づいたのは、港を出た船が「しばらく走りますよ、40分くらいかな」と船長の言葉とともにスピードを上げた瞬間でありました。

朝の7時過ぎ、海はベタ凪、時間はたっぷりある、となったらコーヒーを淹れない手はないじゃあないですか!にもかかわらず、淹れたところでカップが無〜い!

熱々のコーヒーを手の平をすぼめてコップ代わりに飲むわけもいかないのでどうにもすることができなかったのでありました。

幸い、この日は午後から入れ食いになったのでコーヒーのことはすっかり忘れて釣りに集中できたおかげでなんとか乗り切ることができたのですが、船が島につき宿に入ったら真っ先に近所のスーパーに紙コップを買いに行きましたよ。


ところが、スーパーのコップ・コーナーにはビニール・コップは三種類あるのに紙がない。
忙しそうにレジ打ちしている店員のお姉さんに在庫の有無を聞いてみたら、嫌な顔一つせずに奥の倉庫を見てみますね、と探してくださった。

数分間、在庫に期待して待ったのですが在庫はなく仕方なく宿へ戻ったものの、まだ諦めきれない。執念深いんです。

なんと言ってもこの日初日にまあまあ良い釣りができたのであとはキッッチリとコーヒーを淹れておかないことにははるばる五島列島まで釣りに来た意味がないじゃあないですか。

そこで宿の女将に相談したら、いくつかあるかもしれないので見てみるといい、これしかなかったとちょうど人数分の紙コップを手に持ってきてくださった。
この時の女将は後ろから後光が差してまるで天照大神のように見えましたよ。(ホンモノは見たことないけど)


そしてその夜は、翌日も朝早い出だったので、風呂→乾杯→夕食→寝る、とコーヒーのことは明日に回すということにして早寝したのであります。


さて、釣行二日目。
今日こそは船の上で淹れてやる!と朝一から気合が入ります。
どのタイミングて淹れてやろうかと様子を伺うのですが、最初の移動はほんの重数分程度だったのでここは見送ることに。

朝一ポイントを攻め終わり「次は大きく移動します」と船長が声を発した時には「ここだ〜っ!」と気合を入れます。
船長にお湯沸かして!とお願いし、走る船の上でコーヒーなんか淹れたら、船の揺れでコーヒーをこぼして新しい船を汚しちゃったりして、なんていうことは気にはしつつも一切を排除し頭の中はEno Cafeモード一直線なのでありました。

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                                                揺れる船の上にバカがいる図

さあて、お湯も湧いて豆もゴリゴリしました。
本日は苦味とコクのホンジュラスでバシッと決めて、眠たい頭の中をすきっとしていただこうという目論見です。

湯を注ごうとしたら湯沸かしポットが台の上に置いてあるので手元に降ろそうと船長に許可を願ったら、「電源外すと電気ポットなのでお湯が出ませんよ」と言われてしまった。


ドリッパーと受けるポットを手にして湯沸ポットのところまで持って行きお湯を注ごうとしたら、湯沸ポットの口がドリッパーに届かないし、なんとか斜めにしてお湯をさしたら、今度は受けるポットの熱で手が火傷しそうだし・・・


Dsc07023b                                        KHKさんのナイス・ヘルプにもかかわらず・・・


あああ、思ってもいない展開、ここまで来てお湯がさせないのかあぁぁ!!!
と落胆しそうになったところに神の一言。

紙コップにお湯を一旦入れてそれをコーヒーにさせばいいじゃないですか!
というハット君の助言に目から鱗は落ちるは、落ちそうになっていた肩はスッと伸びてやる気十分になるはで、さっそく淹れました。

ちょうどコーヒーがはいったところでポイントに到着し、釣り師の皆さんはコーヒーなんかより魚を釣る方に気持ちが行っているのを無理やりコーヒーを手渡し飲ませます。



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                                             ハット君の神の声がこのコーヒーを・・・

まったく迷惑な押し売りコーヒー屋なのでありますが、いいんです!私にとってはこれも釣りの中の重要なルーティーンなんですから。

自分でも一口飲んだのですが、これが残念なことにイマイチの味。
お湯を注ぎ過ぎてしまってお湯の味のするコーヒーになってしまったのでした。

なんか気負って淹れた分残念な味なのですが、心優しい釣り師の皆さんの「美味しい」という言葉に励まされ、折れそうになった心もなんとか持ち切りました。

しかし、迷惑な話ですよねえ。さあ!釣りをしよう!という時に飲みたくもないコーヒーを飲まされた上に「美味いと」いう言葉を半ば強要されるのですから。

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                                       おそらく強制的船上コーヒーなどとは予想だに・・・

そんな迷惑も顧みず、私自身は上五島の海の上でコーヒーを淹れたことで大いに満足してしまい、釣りなどはもうどうでもよくなってしまった。


しばらくは、みなさんの釣りする姿を見ながら出来が65点ぐらいのコーヒーをチビチビ飲んでは満足顔をしていたのでありました。

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この心の充足度は思いの外高く、この日はこの後釣りに勤しんだにもかかわらず、ちっこいアカハタを一匹釣っただけに終わったにもかかわらず、とても満足して宿に戻ったのでありました。

そしてこの晩。
大雨から逃げて早めに上がったこの日は夕食も比較的早い時間に済み、「さて、寝るか!」と一人さっさと部屋に逃げ込むように宿の食堂を出ようとした時、神の声がまたまた聞こえたのです。


「コーヒーやらないんですか?」
と言う神のその声を置き去りにしながら一度は部屋に入ったものの、部屋の戸を閉めた瞬間、なぜかスイッチが入ってしまったのです。

コーヒー・ミル、ドリパー、紙、豆の一式をリュックに詰め込むと素早く食堂に戻り「Eno Cafeやります」と宣言し、神の声の主ハット君に豆をゴリゴリしていただきながらお湯だのカップだのを準備し、今度はお湯の味がしないキッチリとコーヒーらしい太い味のを入れましたよ。

まずは自分で味見して納得の味だったので、みなさんに振舞います。

苦いコーヒーは嫌い〜!というY店長とKHKさんには、特別に薄めの二番出し、三番出しのコーヒーを入れてご提供。

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                                          鬼才KHKさんのこの笑顔は嬉しいッス!

以前もこの方法で入れたら、苦味が薄く爽やかな感じのコーヒーがはいるのでそれなりに満足していただいたという経験もあったのでそうしたのですが、KHKさんからはコーヒーへの認識が変わった、という嬉しい言葉をいただきました。

さらに一番出しの、いわばストロングコーヒーを焼酎のロックに入れて割ると美味しいと根魚王がやり始めたのを見て船長も焼酎コーヒー割りを飲みいけるとおっしゃる。

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                                                    根魚王のコーヒー割り

どれ、私のも一口、と飲ませて頂いたら、とてもすっきりしたコーヒーの香りとコクが口に広がるカクテル、という感じですんなりと飲めてしまうではありませんか。



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                                                 味はこの笑顔が物語るのか?


後になっていろいろ人に聞いてみたら、焼酎コーヒー割りというのは居酒屋さんのメニューでは既に確立されているらしいですね。

船長が「これはいくらでも飲めちゃいますねえ」とおっしゃるのを聞いて私もご満悦になり、安心して眠りにつくことができたのでありました。

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                                                        底無的船長飲酒之図


でも、今更ながらですが船長ったらどんなお酒でもいくらでも飲んじゃうような気もするんですが・・・まあ、いいでしょう!細かいことは!


ということで、翌朝も張り切って早起きし、朝食時にエチオピアのシダモを淹れました。もうここまでくるとコーヒー三昧しただけで満足してしまい、釣りは二の次になってしまったのであります。

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                                    ジギング王にもご満足いただけたようで光栄です



今年五月の男女群島に始まり、六月の沖縄船中泊、七月の種子島、そして今回の上五島と九州方面の釣り場で着実に足跡を残しているEno Cafeでありますが、はたして次はどんなところに出現するのでありましょうか。

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2016年9月27日 (火)

キャスティングでデカマサ@ステイタス 長崎

長崎のステイタス号による五島列島北部への遠征、三日目最終日は雨雲との勝負となりました。
雨雲レーダーによれば午後1時ころから2時頃の間に一瞬雨が上がる他は長崎港周辺は土砂降りという予報。特に午後の2時過ぎからは激しく降るという。


そこで本日の作戦としては、まずは宿泊地宇久島周辺のいいポイントを攻めてから長崎に戻る途中、いいところに立ち寄り、最後は一気に長崎に戻る、というものでした。


午前7時、宇久島付近も間も無く大雨の雨雲がやってくるというので、そそくさと船に乗り込み出船。


まずは少し走ったところのポイントをキャスティングでヒラマサを攻めます。

この日の私は、もう釣りたいのはでかいヒラマサだけ!というモードにスイッチが入っていたので朝一番からキャスティングロッドを手にミヨシに立ちました。

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最初のポイントは島近くの海底にカケアガリのある場所でした。
潮もいい具合に流れており魚の出そうな気配がムンムンしています。

一投一投に力を込めて投げては引き、また投げては引き。


ステイタス号は昨年9月に新艇を導入しその進水式を兼ねた釣行にも参加したのでありますが、今年の7月にまたまた新しい船に変わったのでありました。

昨年の船はスピードはおそらく遊漁船では九州一と言っても過言ではないほど速い船だったのですが、船体の大きさや幅に若干の不満が船長にはあったようで、速い船よりも釣りがしやすい船を、ということで今年7月の新艇導入に至ったようです。


実際に今度の船は広いので、船首のデッキで四人が同時にキャスティングすることもできましたし、ジギングでは七人が片舷に寄って釣りをしても全く問題ない上、船の幅があるので前後の行き来もしやすいし、左右への揺れも少ないという、おそらく船長のイマージ通りなのではないかと思われる釣りのしやすい船であります。


さて、話をキャスティングに戻しましょう。
釣りの方は何度目かの流し先頭で投げていたハット君のルアーに魚が出るものの、波紋はルアーの後ろで虚しくも消えてしまいヒットせず。

小一時間やったものの魚の反応が今ひとつである上に雨雲が接近してきたので大移動することに。

およそ一時間の移動です。

キャビンの中でウトウトしていると船のエンジン音が下がり眼を覚ますと、島の横を走っていました。
大きな連絡船かフェリーのような船を右手に見ながらさらに島に近づいていきます。

しばらくしたら見覚えのある風力発電の大きなプロペラが見えてきた。
ああ、そうだ、ここは初日に最初に入ってキャストした場所だ。


海面はないでいるもののある場所から潮の流れで立っており、その潮波と凪いでいる海面の境目あたりがヒラマサのポイントらしい。


船は速度を落とし慎重に大きく回り込みエンジンを切ります。
風に乗って流されながら静かにポイントに入っていくのでした。

水深はエンジンを切ったところから次第に浅くなって行き、波の境目あたりで馬の背のように最も浅くなっているとのこと。

その前後が正しくヒラマサたちが回遊しながら捕食行動をとる場所なのでした。


静かに流れながら船の上からはキャストする時に起こるビュン!という竿が空を切る音が鳴りシュルシュルという糸の出る音、そして大きなルアーが水面に落ちるバチャン!という音が折り重なるように次々と聞こえてきます。

一流し目は何も起こらずに馬の背を超えてしまったので次の流しに入るため、大きく船が回り込んで行く途中、「追ってる!追ってる!ダツだ!ダツだ!」という船長の叫び声がしたので、その見る方向を見たら細長く黒く見えるダツが海面をピョンピョン跳ねながら逃げていった次の瞬間、そのダツに襲いかかるヒラマサの大きな波紋が広がった。

なんというエキサイティングな光景。早く投げたいのをこらえながら船がいい位置に停まるまで待ちます。

「はいどうぞ!」という船長の声を聞くか聞かぬかというタイミングで投げ始めましたが、魚はそう簡単には出てきません。

数投した時、「ダツ!ダツ!!!後ろ後ろ!!!投げて投げて!!!」という船長の叫び反応しすぐさま左キャストで器用に投げたジギング王に絵に描いたようなヒット!!!!!

「乗った!乗った!乗った!」とうしろの方では大騒ぎですが、こっちとてチャンスなので見ているわけにはいかない。
次は俺だ!とばかりに投げまくります。

何投かした時、右隣で投げていたアームスのルアーのすぐ後ろに大きな波紋が出たのを私は見てしまった。「でた〜っ!乗らない!」というアームスの声。

その間にジギング王のヒラマサは無事にランディングされたようで、先ほどまでにぎやかだった船尾方向が静かになっていました。

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魚はいる!と確信して投げるのですがなかなか自分のルアーに魚が反応してくれません。いつ出るかわからないので全神経を集中させてルアーを操ると聞こえてくるのは波と風の音だけになっていきます。


この流しでは追加の一匹は出ず、さらに流し直してまもなく、「でた!」と押し殺したようなアームスの声がしたかと思うと大きな波紋、そして竿は大きくしなる。ヒラマサです。最初の走りをうまくいなしてファイトするアームスを右に見ながらこちらもキャストを続けますが続けて出ることはありませんでした。

取り込んだアームスのヒラマサは10キロオーバーとはいかなかったがなかなかのいいサイズでありました。

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本人も昨日のジギング、今日のキャスティングと思い通りに釣りができた様子で満足顔でありました。


その後ろを見たらジグで何かをかけたY店長がファイトしている。
なんと上がってきたのはきれいなマダイ。
この海域は本当にジグでマダイがよく釣れるのに驚かされる。

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この後数流しするものの、ベイトへのチェイスは何度か見られたもののヒットはならず。

最後まで投げ続けたハット君と私は完敗でした。

でもいいんです。次があるから。
一度に何でもかんでもうまくいってしまったら次に来る楽しみがなくなる。
負け惜しみだけれどそう思って気持ちを切り替えれば次の釣行が楽しみになるというものです。

午前11時、船長の「時間切れです。お疲れ様でした!」というアナウンスを合図に船は長崎に向かって走り始めました。

途中何も見えないほどの豪雨をくぐり抜けながらも長崎の港に着いた時は、我々のいるところだけ雨が止んでいるのではないかというくらい、局地的な雲間にあり、濡れることなく道具を片付けて帰路につくことができました。

数日前の予報では、台風の襲来で釣りは中止かできても一日くらいか?と言われていたのに終わってみればほぼ二日分の釣りを楽しむことができた今回の釣行、少々神がかっていたところもありましたが、またまた思い出深い釣行となったのでした。


引率のY店長、朝長船長、同行の皆さん、どうもありがとうございました。
写真提供   Ebb&Flow
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2016年9月26日 (月)

暗雲立ち込める上五島@ステイタス 長崎

長崎のステイタス遠征釣行二日目。

この日は天気予報との駆け引きのような一日でした。

台湾東海上には台風があり九州北部には秋雨前線が停滞中ということで、南からの湿った空気が前線に向かってふき込むため、大雨の予報が出ていたのであります。

午前中が勝負と判断した船長の一言で、午前6時、朝飯も食わずに宇久島の民宿を出て素早く船に乗り込み出船。

はじめに入ったポイントは大きな岩礁とも小島とも言えるような切り立った岩が一キロくらいの間隔で並んでいる周辺。

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ここに浅瀬があり潮がぶつかるのでいいポイントになっているようでした。

狙うはでかいヒラマサ、デカマサ!

気合を入れてミヨシに立ち朝からキャストします。
隣ではハット君がフル・キャストするのですが、私の投げるルアーは彼のパワフルなキャストの半分ちょいくらいしか飛ばないしょぼいキャスト。

魚にルアーを見せる距離が短い分だけ釣れる確率も減るというもんです。

最初の一流し目は岩礁の左を抜けて潮の当たるところに船を流していきます。
いい感じで潮は流れ、潮波が立っている中にルアーを投げ込むといつ魚が飛び出してもおかしくない状況に緊張を保ちながらルアーを動かします。

出るか?!
と思われるくらいいい雰囲気だったのですが、惜しくもここでは魚は出ませんでした。

少しずつ流すコースを変えながらキャストを続けていきます。

我々の他にも漁船が二隻漁をしているところを見ると魚がいるのは間違いないようなのですが、いいところに漁船がいるので遠巻きにみながらポイントを攻めます。

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しばらくして漁船がいなくなったので、そこんポイントに入ります。
岩礁ギリギリまで、水中には急峻な水中の根がありその斜面に沿ってヒラマサたちが回遊しているはず。
そこを狙うのです。

流し変えた時に先ほど我々がいたあたりに白い船が現れ流し始めたのを見つけたY店長が「あれはサンライズの船ですねえ」というのでそちらの方角を見たら、遠くに小さく白い船が見える。

その船はフロントのキャスティング・デッキ部分が他の船に比べて長く広いのですぐにサンライズ号だと分かりました。
しばらくしたら船長から、「今、サンライズから電話がかかってきましたよ、みなさんによろしくと言っていました」とおっしゃる。

向こうも気づいてくれたんだ、わざわざ電話でご挨拶してくれるところなんかさすが気配り細かいなあ、というかマメな人だなあ、と感心しながらも、向こうは釣れているんだろうか?などと妙に気になってしまう。


お互いの船が何度か流し変えたところでサンライズ号は太いエンジン音を上げて走り去って行きました。


しばらくすると西の空に虹がでいる、気がつけば先ほどまで日が当たっていたのに頭上はすっかり曇ってきている。


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間も無く小粒の雨がぱらつき始め、今日のお天気の行方を暗示させてくれます。
雨雲から逃げましょうということで移動することに。

今度はジギング・ポイントへということで走りますが、昨日の入れ食いポイントには潮と波の関係で行くのは危険ということで別の場所に入りました。



この移動中に私は今回も懲りずに持ってきたコーヒー豆をゴリゴリやって、揺れる船の中でコーヒーを淹れるというおバカな行動にでます。

ちょうど次のポイント到着と共にコーヒーがはいったのでもうこれで一仕事を終えてしまった充実感があり、のんびりとコーヒーを飲みながら心たおやかに人の釣りを眺めていたのでありました。



早速釣り上げたのはいつものお決まりでジギング王。
おいしいハガツオちゃんが釣れたのでみんな美味しいお酒の魚の確保に大喜び。

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鬼才も負けじとあまり見かけない魚を釣り上げ魚種を追加していきます。
この辺りで手を抜かずにきちっと他人の釣らない魚を釣り上げるところが鬼才と呼ばれる所以なのであります。

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この日、ここから爆発したのはミヨシでシャクリ始めたアームス梅沢。
次々とヒラマサをかけて、移動して落とせば竿が曲がっているというほどの大爆発!

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ヒラマサ、ヒラマサ、ヒラマサ!
次々と釣り上げる。移動するごとに竿は曲がりっぱなし。


一方私の方は昨日のヒラマサ、クエを釣ったイメージから抜けきれずに、昨日を同じスキルガンマ280gをしゃくったのですが、アタリはあるようなのに全くヒットしない。
魚の気配があるのでそのうちヒットしてくるだろうと同じ釣りを続けていたら一匹もかからない。

釣れない私に店長からアドバイスをいただきジグと針を小さなものに変えてみました。

どうやら昨日のポイントと違って今日のポイントはベイトが小さいので大きなジグや針には魚が当たっても乗りにくいとのこと。
さっそくジグを小さくしてシャクリ始めたらすぐにボトム付近でヒット!

あまり引かないのでなんだろう?と思いながら上げてくるとアカハタのおチビちゃん。
ジグでアカハタは初めてかも、とリリースしていると、そんな私をあざ笑うかのように根魚王はアカハタをダブルで釣り上げて見せつけてくださる。

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さらには、またまたアコウを釣り上げ格の違いを見せつけられます。ご本人も一度の釣行での最高記録となる5匹目のアコウとか。

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その間にもこの日はハガツオがよく釣れ、KHKさんや他の方も釣っていましたが私にはさっぱり。


一方、この間も釣りまくっていたアームスはイサキにカンパチなど魚種も増やし始めて勢いはとどまることを知らず。

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次々と魚を釣り上げていく後ろ姿を見ていると、実にハツラツと生き生きと弾け、闘志みなぎるファイトを展開しているのでありますが、それはあたかも日頃溜まりに溜まったのストレスを一気にここで発散、爆発させているように見えたのでありました。


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それに比べると、今回は2〜3匹釣ったら竿を置いてしまうこともなく、比較的長い時間釣をしている鬼才KHKさんではありましたが、釣をする姿に「情熱」とか「闘志」というようなものが全く感じられず、その殺気のなさが魚をコロリと騙して釣り上げるのではあるまいか、と思うほど対照的な釣を繰り広げていたのでありました。


このころから時折雨が降り出して、時には激しく降り全員キャビンに避難して釣りを中断することがしばしばおこり、船長は雨雲レーダーとにらめっこしながら次のポイントを考えていた様子。


この後間も無く対馬地方には大雨洪水警報が発令され、我々はそこから50キロ程度しか離れていない場所にいたというのに。

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それでも雨雲から逃げるようにポイントを移動してはギリギリまで粘って釣りをするということになりました。

この時の私はもうすでに雨具はぐしょ濡れ、パンツまで濡れてしまっているのでこれ以上濡れたって関係ない、とヤケになっておりましたね。


次第に雨が降り始める中も釣りを続け、ジギング王が今回なかなか釣れなかったヤズ(ワラサ)を釣り上げまたまた魚種数を伸ばします。

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やがて雨が激しくなり雨雲レーダーにも逃げ場がなくなり、これはもう島に戻った方が良いだろう、という船長の判断のもとお昼を少し周ったあたりで切り上げて島に向かったのでありました。

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土砂降りの中を船から民宿に移動し、シャワーを浴びたら後は飲むくらいしかすることはないので、さっそく部屋で一人ビールを飲んでいるところにハット君から6月のよせみやのビデオを見ましょうよ、と誘われて一緒に見ることに。

このビデオは6月のよせみや船中泊でGTを5本同時ヒットした時の様子を二台のビデオカメラで押さえていたものを私が編集したのですが、奇跡的同時5本ヒットの迫力と興奮が伝わってきて自画自賛的にもなかなかいい出来なのであります。

ビール片手にこの時の興奮が蘇り、断片的な記憶が一つに固まって行くのでありますが、思えば今年の5月以降の遠征釣行は、ボトムでドン!に始まりこのGT爆発、種子島のイソンボ40キロ、そして今回のまたまたボトムでドン!

あとはキャスティングでデカマサさえ出てくれたらもう釣りをやめてもいいのではないかしらと思うほど幸運に恵まれていることを思い知らされると同時に、明日こそチャンスがあればデカマサを!と意気込むのでありました。


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2016年9月25日 (日)

ボトムでドン!!!再び + @ステイタス 長崎

遠征初日の午後、五島列島北部沖のジギングポイントへ入ったステイタス号。

この日の私、実は7月末から釣りをしていなかったので投げるのもしゃくるのも久しぶりで体が釣りを忘れていた上に、さらに昨日、東京を出発する直前になって現不明の肩痛が起こり少々痛みに手を焼いていたのでありました。

そこで少し軽めの140gのアンチョビットシャープというジグで腕や肩に負担のないように釣りをすることに、それでもネリゴ(カンパチの子供)はよく釣れるので楽しくてたまらない。

しかしながら、人の欲望というのは尽きないもので次第にもっと大きのを釣りたい、と思うようになってくるのだからしょうがない。

デカイの来ないかなあ、なんて思いながら釣っていると左隣で釣っていた鬼才KHKさんにネリゴがヒット。船の近くまで上がってきたところを見ていたら後ろから大きなサメが猛然とネリゴめがけて襲いかかってきた!

一度、二度、三度と飛びかったと思ったらKHKさんの糸が突然ギュルギュルギュル・・・と引き出される。

ああサメがかかってしまった〜!と見ていた皆が叫んだ次の瞬間ズル・・・と糸のテンションが緩んだので糸を切られたか?!と思い見ていたら、魚体にサメの歯型がついたネリゴが上がってきました。

その裂けた歯型を見て、こんなのがかかったらたまらないなと背筋がゾッとしましたよ。

そんな恐ろしい光景を見た直後、私にもネリゴがきました。
すでに何匹目かのネリゴだったので、もう少し大きいのが釣れないかなあ、なんて贅沢なことを考えた瞬間、手元に衝撃が走り突然糸がギュルギュルとドラグを鳴らして出て行くじゃあありませんか。

やられた!こっちもサメがきてしまった!
「サメだ〜!」と声をあげてドラグを少し締めて走りに耐えたら魚の走りが止まった。

竿は大きくしなりながらも糸が巻ける。

船長が「サメじゃありませんよ!」と声をかけてくれたので、とっさに真面目モードに切り替えてファイトを始めます。
魚はグイグイと引き込むようにドラグを鳴らして糸を出すものの、こちらもその分くらいは巻き取る、という攻防がしばらく続きます。

「たぶんカンパチですよ」と船長が声をかけてくれる。

これがもしカンパチだったら昨年同じ竿、同じリールで釣り上げた20キロ弱のカンパチのファイトより強力かもしれない。
などと余計なことを考えた次の瞬間、突然魚が一気に走り出し糸を一気に出したかと思った途端、プンッ!というなんとも言えない感覚とともに竿は一瞬で軽くなり、糸を切られてしまったのでした。


巻いてきた糸を見てみるとリーダーがザラザラになっています。
「根ズレですね」と船長がポツリ。

最後に切れる瞬間は根に擦れた感触は感じられなかったので、最初の走りの時にすでに擦って糸が弱くなってしまっていたのかもしれない、などと考えると、サメだと油断してファイトした自分のミスに悔やんでも悔やみきれない。

大きいのを釣る人というのはこういう凡ミスをしない人なんだよなあ、と自分に言い聞かせ教訓としたのでありました。

そんな中、船の誰かに魚がかかっている状態は続きます。
いっときはスマガツオが連発し晩酌のおつまみも十分すぐるくらいに確保し、みんなよろこんでおりました。


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                                            KHKさん、いつの間にかスマガツオも!


さて、そんなこんなで船は少し移動して釣りの再開となりましたがネリゴ爆釣のルアーを失ってしまった次に使うルアーで試行錯誤していたのでした。

釣れるには釣れるのですが小さなヒラマサばかりで、どうも納得がいかない。
そうは言いつつもこの日は一日で小さいながらもヒラマサを3〜4匹キャッチしていたので自己記録ではあったので非常に贅沢な話であることに変わりはないのでありますが。

その時すぐ隣でしゃくっていたY店長の「ヒット!」の声。
なにやら珍しくY店長が興奮した様子でファイトをしている。
なにが掛かったんだろうと見ていると上がってきたのはなんとクエ!
口にはゴビアス・アンセスターのプロトが付いている。


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このジグは本当に根魚に強いなあ、と感心しつつも、「ああ、まだ売っていないルアーで釣ってずる〜い」と思わず声をあげちゃいましたよ。
この時点では事情があってまだ110gまでしか販売していなかったのです。

Y店長は船の中ほどにいる根魚王に向かって悪戯っぽい目で笑いながら魚を見せびらかしている。

根魚の王様的地位にあるクエを目の前で釣られて根魚王は悔しそう。

ところがさすがにこちらも根魚王と私が名付けただけあってただものではない、一時間もしないうちになんとY店長のよりもひと回り、いやふた回りくらい大きいクエを釣り上げてしまったのであります。こちらもゴビアス・アンセスター150gで。

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そういえば出発前にここのポイントにはクエがいるって船長が入っていたのを思い出した。その時私はなんとなく自分が釣っちゃうかもしれないと、何か予感めいたものがあったのですがすっかり先に釣られてしまった。

しかし、「でかいヒラマサ」が頭にあった私はこのクエにはあまり動揺することはなく、この暑い季節にクエ鍋を食べるのもなんだし、などと思っていたのでありました。

このようになんのかんのと言いながらもキャスティングのデカマサから根魚にすっかり心を奪われつつあった私、一方で固い意思の元に入れ食いジギングを横目にひたすらミヨシでデカマサを狙ってキャストを繰り返すハットくんの姿は感動的ですらありました。

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次の流しの船の移動中、どうも使っているルアーがしっくりこないと感じていた私はスキルガンマ280gにジグを交換し、よりでかいヒラマサを釣りたいと意気込み釣り座に入ります。と書きましたが、実はこの時クエも釣れる予感がなんとなくしていたので、船長に向かって「僕も釣っちゃいますよん」などと大口を叩いていたのでありました。


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                                          人が悩んでいる間にも次々と魚は上がる


船が停まるか停まらないかのタイミングで入った釣り座は先ほどY店長がクエを釣った釣り座でありました。
クエで満足したらしく場所を空けてくれたのか、とにかくそんなことより我先にとジグを落とします。

底についたジグをシャクろうとしたら、あれえ?なんか重い!
反射的に竿をあおり、リールを一気に巻くと根掛かりではないのがすぐに分かったのですが、グイグイ引くわけでもなく、暴れるわけでもなくただ重い。

ひょっとして・・・これは5月に男女群島でクエを釣った時の感触・・・
と思うと同時にY店長から「クエじゃないですか?」と声をかけられたので、思わずウンウンと頷いてしまった。

ニヤニヤしながら重いのを巻き巻きしてくると、見えてきました丸っこいカタマリ!
そして次の瞬間水面にクエの姿が。

「船長、逃さないでえ!」と思わず声をあげてしまった。
なんだかんだ言いながら釣れたらやっぱり嬉しんですよ。
前回釣った時には「人生最初で最期のクエ」なんて言っていたので、まさか二匹目を釣り上げてしまうとは。

ニコニコしながら「ボトムでドン!ですねえ」と声をかけてくれたY店長と船長に写真を撮っていただけば、心は妙に満たされ先ほどの大カンパチのこともすっかり忘れてしまうほど。

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でも鍋にするには暑すぎるよなあ、根魚王の家の特殊冷凍庫で冬まで冷凍していただこうかしら、ついでに寝かせている間に少しずつ大きくならないかしら、などと都合のいい冗談を言えば、「保存料金代わりに少しづつ食べちゃいますよ」と根魚王に返されてしまった。

それにしてもボトムでドン!!!が再び起こるとは!
九州の海は本当にすごい。



時計を見れば午後も5時半を過ぎており、関東よりは日没が遅い九州といえども薄暗くなってき始めてくる時間。

残り少ない時間でもう一丁なんとかいいのを釣りたいなとしゃくり続けます。

しばらくして左隣のアームスにヒット!なかなかのファイトはヒラマサの引き。
これまでのアベレージよりはいいサイズの様子。

チラ見しながら、いいなあ、とジグを落とし直して数回しゃくったところにドン!というアタリ!
う!今までとは違う感じ、ちょっといいかも。
とファイトを始めたら時折ドラグを引き出す好ファイトを見せてくれる。
引きかたからしたらヒラマサに違いないのでひょっとしたら自己ヒラマサ記録かも。

などと、毎回釣り上げるまでは余計なことは考えてはイカンと言いながら雑念だらけの釣りになってる。

船長から「エノさん、早くあげてアームスさんと一緒にダブル・キャッチの写真を撮るから!」とハッパをかけられるも、けっこう手こずりながら上げてみたらオオ!やはりいいサイズ。

6〜7キロはありそうなヒラマサちゃんが上がってきた。
このサイズ間違いなく自己ベスト。

すっかり気を良くしてダブル・キャッチの写真を撮れば、もう今日はお腹いっぱいという感じ。

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他の人も釣りまくっていたけれど、自分の釣りに一生懸命で疲れました。

もう一流しくらいしたところで鬼才KHKさんのヒラマサを最後にこの日の釣りは終了し、上五島の宇久島に向かいました。


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朝から肩が痛かったのも忘れて夢中になって釣りをした一日でしたが、この日は本当に色々な種類の魚がたくさん釣れた。

アコウ、イサキ、マダイ、シイラ、ションベンダイ、タマン、スマガツオ、カンパチ、ヒラマサ、アカハタ、カサゴ、ハトポッポ(鬼才KHKさん)、アカヤガラ、サメなどなど確か15種以上釣っていたのを船長が確認していました。

島に向かう船の上でお疲れビールを飲みながら空を見上げれば、曇り空ながらおぼろげに中秋の満月が大きな姿を見せているのでありました。



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2016年9月24日 (土)

マグロ・ナブラのくせして@ステイタス 長崎

長崎ステイタス釣行初日は、五島列島のデカマサの名ポイントをキャスティングで攻めたものの、釣れてくるのは根魚王のキジハタやアカハタといった、いわば今回の私のモチベーション的には外道!ばかり。

いつもなら、根魚王が釣るキジハタとニヤリとする根魚王の笑顔を見ただけで竿をキャスティング竿から根魚ベイト・タックルに即持ち替えて高級魚狙いに行くところなのですが、今回も二匹目の大型アカハタ、三匹目のキジハタを見た時にはマグニチュード5くらいの心は大きく揺れたのでありますが、なんとか踏ん張りこらえました。

船は小一時間移動して沖のポイントへ。
着くなり船長がマグロナブラを発見し、船はナブラに向かってまっしぐら!

近づいてみるとイワシの塊にサメが付いているいわゆるサメ付きナブラ。
この下にマグロがいてイワシを食っている。

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すぐさま四名がキャストするもののマグロは沈んでいるようでなかなかトップには出てこない。
ナブラはどんどん船に近づき竿先が届くほどの距離にサメのヒレが見える、のにルアーには食わない。
「誰か沈めるルアーを投げて!」と船長が叫ぶものの、竿についているのはトップばかりだったようで投げられない。

そうこうしているうちにイワシが船の真下に潜り込んでしまい投げられなくなった。

そこを見逃さないのが根魚王。
すかさずナブラの下で落ちてくるイワシを待ち構えていたと思われるアコウを釣り上げた。

船を流し変えたと思ったら今度はジギング王にヒット。
今度は何かと思っていたらヒラマサです。

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一方根魚王の方もこれに負けじと何かいいのをかけた。
ションベンダイじゃないの?なんてからかう声も飛ぶ中上がってきたのは、これまたいい型のマダイ。

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ううむ、さすがこの辺の状況への対応の早さ、見習うべきものがありますね。
釣る人はこういうところが違う。

そうこうしているうちにイワシナブラが船の下にへばりついてしまたので、船長がゆっくり船を動かしナブラを船から引き離す作戦に出ました。

「前の方にナブラが出るから投げる用意をして」といわれミヨシ側にキャスティングロッドを手に待ちます。

ナブラが出たと思った直後にアームス梅原にヒット!
やった!マグロか?!
と隣にいた私は興奮しながら見るとどうもそれほど大きくない魚らしい、とはいうものの魚は右に左によく走る。

ひょっとしてこの走りは・・・と思っていたら「シイラですよ〜」というアームスの残念そうな声。

船べりまで来たそのシイラを見たらデカイ!
なかなかこのサイズは釣れないですよ〜!と応援するのでありました。
上がってきたのを見たら本当にデカイ。相模湾ではなかなかこのクラスは釣れないのではないだろうか?

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イワシのナブラは船の目の前に来たと思ったら再び船の下に隠れてしまった。

こちらも再び船を移動してナブラを引き剥がしにかかります。

間も無く船長の予告通り再びサメ付きナブラが船前方に現れ、ゆっくりと左舷側に回り込んで行きます。

私の真正面にナブラが来た時、トップのプラグをつけてフルキャスト!
ルアーはナブラのど真ん中前方に落ち、船長のいうままにルアーを動かさずに糸だけ軽く張ってアタリを待ちます。

手元には小さな生き物の反応がモゾモゾ、コツコツと次々と伝わってくるので、つい合わせてしまいそうになるのをぐっとこらえて、手元に重みが伝わってくるのを待ちます。

長いような短いような時間が過ぎてゆくその時!手元に伝わるズシンッ!という思い感触。一気に竿をあおることなく重みを手に感じながらゆっくりとキキアワセしてしていくとド〜ンという重みが伝わり竿が一気に曲がる。

やった!乗った!と思った瞬間!
プッ!という感覚とともに竿は緊張を失い糸は海の上にだらりと垂れさがてしまった。

「サメですね。サメにかかったんです」という船長の声にがっかりしながら糸を回収してみれば道糸のPEラインからあっさりと切られている。

サメじゃあ下手にかかってしまうよりも糸が切れちゃった方がいいや。と諦め今度はマグロ用のタックルに沈むルアーをセットし次のチャンスを待ちました。


このナブラは一度消えてしまい、しばらくその場所でジギングをしながら周囲にナブラをたつのを待つことにしました。

この待っている間にも、ジギングで様々な魚が釣れます。
ジギング王の竿は常に曲がっており釣りまくっているご様子。

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負けじと根魚王はこの日3匹目のアコウを釣り上げた。

ネリゴ(小型のカンパチ)とションベンダイが入れ食いになり、誰かの竿が常に曲がっているのではないかと言うほど次々にこれらの魚がかかってくる。
船長は船の上を前に後ろに大忙し、次々に誰かが魚をかけるのでそれをすくいに回らなければならない。

この中でもションベンダイを釣りまくっていたのはY店長と根魚王。
このションベンダイという魚、おしっこの臭いがするのでこのような不名誉な呼び名が付けられていますが正式名称はクチビというフエフキダイのお魚ちゃん。

食べれば美味しいらしいのですが、臭いを嫌がってあまり持ち帰る人はいなく、我々も釣れたらリリースというのを繰り返します。一方のネリゴも釣るそばからどんどんリリース。


そうこうしているうちに次のナブラを発見し、仕掛けを上げて一気に急行します。


目の前に見えるナブラを見ながら今度は沈むルアー、七つ星というのを群れにめがけて投げます。
いいところにルアーが入りそのまま沈めてアタリを待ちます。

10秒ほど沈めたら今度はチョンチョンと竿をあおりながら早巻きで誘うのですがなかなかドスン!と来ない。

何で食わないんだろう?何が悪いんだろうか?と思っているところにアームス梅原にヒット!

最初の走りに耐えるアームス。鍛えているからだは逞しくガッチリと根元からしなる竿を体で支えている。

糸はぐんぐんと引き出されマグロ特有の最初の走りに耐えます。
この走りが止まってからがマグロとの勝負、ここはひたすら耐えるだけ。

しばらくして走りが止まりファイトが始まります。
かかったマグロはなかなかのサイズのようで、巻き取った分また出されるという緊迫した攻防が続きます。

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しかし一方でこの間もジギングをしているたの釣り師たちに次々と魚がヒットする。

ジギングに切り替えたハットくんはすぐにヒラマサを。

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私も横目でファイトをチラ見しながらもネリゴちゃんを釣り上げます。


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根魚王は黙々とアコウを釣り上げます。

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10分ほどしたでしょうか、だいぶマグロとの間を詰め船の近くまで魚が寄ってきてもう間もなくランディングという時。

あれえ?!まぐろじゃない!という声が飛んだので、そちらを見ると大きなサメの姿が!
「サメだあ!」という船長の声にアームスも一瞬気が抜けたように見えたものの闘いをやめないところがさすが根っからのファイター。

しばらくはミヨシの右に左にサメを引き回したものの、船長からの上げても危険でルアーは外せないので切りましょうか?というこえに頷き糸を切り闘いは終了。

あれだけの大きさのサメをこの短時間で船べりまで引寄せた人を始めて見た私は大きく感動するのでありました。

実はこの時点では、まだアーム・レスラーであるということは知らなかったのですが、この体にあのパワーは絶対に何かやっているヒトだな、と確信したのでありました。

さらにこの後もジギングをしながらナブラを発見したら急行!という作戦を繰り返します。

次々と目の前に繰り広げられるマグロのナブラを見ながら、こんなチャンスは相模湾のマグロキャスティング船だと一シーズンに何回通っても滅多に起こらないだろうな、などといかに自分が今贅沢な時間を過ごしているのかを味わいつつキャストを繰り返すのでありました。

しかしながら、本命マグロはなかなか掛からず、ミヨシから後方のナブラめがけてピンポイントでキャストしたハットくんにヒットしたのも、キメジかと思いきや上がってきたのはスマガツオ。

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同時にジグをしゃくっている方々は、スマガツオ、マダイ、ヒラマサ、ションベンダイ、ネリゴ、アコウと様々な魚が釣れてくる。

まるで水族館の中で釣りをしているようで、次に何が釣れるのかは予測不能。

ションベンダイを連発していたY店長もいい型のマダイを釣り上げたと思ったら次はなんと沖縄で狙うことの多いタマンという魚が釣れてきた。
いいサイズのタマンを手に嬉しいけれど沖縄で釣りたかったですねえ、とY店長。

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こんな南の魚が五島列島の北にもいるんですねと驚いていると、夏場はたまに釣れますよと船長はいう。


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                                              ジギング王もしっかり釣っていたタマン



なんというこの海の豊かさ。
しばらくするとナブラは薄くなってしまったので、ポイントを本格ジギングポイントに移動することにして船は移動したのですが、この後またまたすごいことが起こるのでありました。

続く・・・


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2016年9月23日 (金)

デカイヒラマサが釣りたい@ステイタス 長崎

長崎への釣行は今年二度目、前回1月に訪れた際は本来唐津の「サンライズ号」に乗るツアーだったのだけれど玄界灘が大荒れということで急遽長崎に移動して一日釣りをして、再び唐津にトンボ帰りするという慌ただしい釣りだってでありますが、今回は前泊入りの二泊三日の遠征ということで、たっぷり釣りができると喜んでいたのでありました。

釣行初日の早朝、薄暗い中長崎空港近くのビジネスホテルから移動しステイタス号の待つ港に向かいます。

天気は曇り。風は弱く釣り日和です。

港で待っていたステイタス号は今年7月に新しくなり、さらに大きくなって立派な船になっていました。
すでに写真では何度も見ていたので自分なりにその大きさをイメージしていたのですが、目の前にするその船は私のイメージよりさらにふた周りくらい大きく感じられたのでした。


7人分の大量の釣り道具と三日間分の衣類などを素早く積み込んで釣りの支度をしていれば船は船はエンジン音を上げて港を出て行きます。

今回の釣行先は鹿児島の甑島方面を予定していたのですが、風向きと波の関係でそちらは諦め五島列島方面への釣行となりました。

「一時間ほど走ります」という船長の言葉に、早朝出発たった一同はすでに船倉で寝込んでいるものが二名。他の人たちも広くなったキャビンの椅子に座ってウトウトし始めたと思った頃、突然船が急停止し船長がないか叫んでいる。


「セイルフィッシュです、投げて!」というその声にウトウトしていたとは思えなきほど機敏に何人かがミヨシ(船首)に駆けつけプラグを投げましたが間に合わず。

二投したところで諦めてクルーズの再開と成りました。


今回の釣行メンバーは7名。

毎度おなじみY店長に、ジギング王、根魚王、そして鬼才KHKさん、6月の沖縄船中泊でご一緒したハットくん、私に初参加でアーム・レスラーのアームス梅原さん。

鬼才KHKさんとは意外にも遠征は初めてご一緒するので、この方が三日間の遠征釣行でどのような鬼才ぶりを発揮するのかが楽しみです。
この方、なぜ鬼才かというと、他人の釣らない魚を連発するんですね。
誰も釣れない時に予想不能な珍しい魚を釣り上げる才能を持っていらっしゃる。

これまでに、ニュージーランドで誰も釣れないシマアジの三連発や仙台のワラサ釣行でヒラメを10匹、7月の太刀魚釣行の際も一人ホウボウを釣り上げるなど、本当に何を釣るか予測不能の鬼才なのです。

アームスさんは初めて見た時からガッチリしたいい体をしているのが気になったので、こっそり尋ねたらアーム・レスリングをやっていて、体もそれに合わせて鍛えているとのことなので、元総合格闘技をやっていたステタスの船長と闘わせたらすごいことになるのではないか、と話は盛り上がったのですが、今回は釣りに来たのでタタカイはまたの機会にということになったのでした。


そんなこんなしているうちに船は五島の最初のポイントに到着。
キャスティングでヒラマサを落として根魚をということになりました。


風力発電の大きなプロペラを遠くに見ながらキャスティングを開始。
ところが潮と風の関係で、微風ながらも風上に向かってのキャスティングとなったので、プラグの飛距離が出ません。私なんかただですらキャスティングは苦手なので人の三分の二も飛ばないというのに。

それでも今回の遠征の個人的なテーマはキャスティングで10キロ・オーバーのデカイヒラマサを釣りたい!と決めてきたので投げ続けました。

そう思うようになったのは、7月にステイタスさんが新しい船にしてからというもの、ステイタスの船長がブログやフェイスブックで次々と巨大ヒラマサが釣れるのを紹介していたので、ここに行けば釣れる!という気になっていたことと、今年は幸運にもGT、イソマグロのいいのを釣り上げたし、昨年はカンパチ20キロ弱を釣り上げているので、残る大物ターゲットはヒラマサ!という思いがあったからなのでした。


ところが、一流し目から爆発したのはヒラマサではなく底物狙いの根魚王。

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いきなりいいサイズのアコウ(キジハタ)を釣り上げたかと思うと、さらに大きなアカハタを連発。

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そんなのを見せつけられたらすぐにワシも根魚狙いに・・・といってしまうのがいつもの私ですが、今回はデカヒラマサに注力しましたよ。

このまま根魚王の独壇場となるのか、と思っていたところに割り込んだのは期待を裏切らない鬼才KHKさん。

ジギングでいきなり釣り上げたのはなんとイサキ。


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イサキもジグで釣れるんだあ!と認識新たにしているところにさらに続いて通称「鳩ぽっぽ」と呼ばれる大きなベラの仲間を釣り上げてしまう。

やはりこの方はタダモノではない。

さらにジギング王がマダイのいいのをヒットさせます。

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なんだか釣れるたびに違う種類の魚が釣れてくる、こんなことってあるんだろうか?
いったいこの海の中はどうなっているのであろうか?などと思うのでありました。

それから何度か流したものの魚の反応が薄くなたのか見切りをつけて大移動することになりました。
そしてこの後の移動後、これまでに経験のないようなエキサイティングな釣りが待っていたのでありました。

つづく。

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2016年9月21日 (水)

釣り雑誌に載っちゃった!@ソルト・ワールド10号

みなさま「SALT WORD」という雑誌をご存知でしょうか?
塩の本ではありません、海釣りの、しかもルアー釣りに特化した雑誌なのであります。


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釣りをしない方はまずご存知ないと思われる、また釣りをしている方の中でもルアー釣り以外の釣りしかしない方々には知られていないと思われる釣り雑誌なのですが、この雑誌の9月発売の10号(奇数月発売)の中の記事に私が載ってしまったのですよ。

自分の姿がメディアに載るなんて我が人生の中では想像もしていなかったのですが、この3年ほどは本格的に始めたルアーの海釣りのおかげで釣り雑誌に掲載されることが何度かありました。

とはいえ、私がたくさん、あるいは大きいのを釣ったから記事になったというわけではなく、たまたま私の参加した釣行が記事になりそこにたまたま写っている、あるいは紹介されているという程度のものなのですが。

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紹介されているのは本ブログでも既にご紹介した6月に行った沖縄の「よせみや船中泊」釣行。

特にここで紹介されているのはGT(ロウニンアジ)釣りの話であります。

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                                         この時釣れたロウニンアジの数々(左上が私)

この時のは恐らく我が人生最初で最後!
恐らく日本のGT釣り界でも歴史的!
と思われるGTの同時5匹ヒットという奇跡のような釣りができたので、これがメインになっていますね。

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さらにその直後の3匹同時ヒットという快挙のしゃ写真も載っていました。
こうして雑誌に載った写真を見ると、じぶんのPCで写真を見るのとは同じ写真なのに何か違う印象を受けるから不思議ですね。

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この時の魚は私にとって最大GTだったので自分でも写真を大きく焼いて部屋に飾ってあるのですが、全く違う見え方がするから不思議であります。

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そしてさらに、自家焙煎コーヒーとコーヒーミルを持ち込んで船上でコーヒーを飲んだ、あるいは無理矢理飲ませた、エノ・カフェにも触れられています。


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その他にはお昼時の釣れない時間に救命胴衣をつけて、真っ青な海で泳ぐおバカな姿や、根魚を釣った写真なども小さいながら載っておりまして、記事中ではなかなかの活躍(笑)であります。

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私のブログは非常に個人的に感じたことなどを主観的に書いているものですが、雑誌の記事ともなると読者への情報発信としてきちっと整理して書かれており、遠征釣りの楽しさやこの時の快挙なども非常に冷静に書かれてありまして、改めて客観的に事実として振り返ることができたのでありました。

とはいえ、大変個人的な話なので恐らくみなさまにはどうでも良いことかと思われますが、あまりに嬉しいのでここに書かさせていただきました。

私らの記事以外にも興味深い、また、ためになる記事満載ですので釣り師の皆様、ぜひ本屋さん、あるいは釣具店で手に取ってみてくださいね。

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2016年9月19日 (月)

海は凪・・・なのに@ステイタス 長崎

長崎のステイタス遠征三日目は海の波も収まり早朝からの出船となりました。

はじめは島周りの浅場から釣り開始。

開始したと思ったらもう釣ってる人がいる。そう!この人根魚王!

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しかしながら後が続かず、潮がとまてしまったのを見計らい大移動することになりました。

かっとびステイタス号で凪の海を突っ走ること一時間あまり、一見何の変化もない海の上に船は止まります。

しかしこのあたりの海底はいい水深で変化する有名な曽根になっているらしいのでした。
開始後間もなくまたまた根魚王がやってくれます見せつけてくれます、美しい柄、いいサイズのホウキハタを釣りげました。

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期待して一同釣り続けるも、ここでも潮があまり動かない様子で渋い状態が続きます。

何度か流し変えた時、船首方向から順に次々と竿が曲がり始めた!
きたか地合い!今がつるチャンスと喜んで自分へもヒットするのを期待してしゃくると、おお!絵に描いたように順番が自分にも回ってきたじゃあありませんか!


しかし、ちょっとしたらその引きかたが怪しいのに気付きましたよ。
ほぼ同時に最初にヒットさせた方が魚の正体を見てため息をついている。

そう!連発の魚の正体は「うまい棒」ことアカヤガラだったのでした。

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この魚は食べると大変美味しいので、釣って嬉しくはあるのですが、一方でこの魚が釣れる時はだいたい潮が動かない時が多いんですね。

釣れた時は潮が動いていな証拠といってもいいくらいの魚なんです。
そのアカヤガラ、さらに次々と連発し全員が二匹づつくらい釣り上げたところで忍耐強く潮の動き始めるのを待っていた船長も決断したようで大移動することになりました。


再び船は風の如く突っ走ります。
今度は30分ほど走ったところで止まり漁礁を狙うというアナウンス。

水深100メートルほどの場所に垂直に漁礁が有るらしいのです。

船を流しながら漁礁の上を通過していったその時。

ミヨシからヒットの声。

ついさっきまで船の奥で寝ていたY店長です。

この人本当に寝ていたと思ってたら起きてきて簡単にヒョイと大物を釣り上げる。


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ファイトを見ているとなかなかの魚のようです。
上がってきたのは今回のツアーで一番のサイズのヒラマサでした。

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引率の方がこんな一番大きいのを釣っちゃってえ…って言う声があちこちから聞こえてきそうな雰囲気の中、ここの漁礁はこの一本のみで後が続かず、飛行機に乗る時間も時間から逆算すると残り時間も無くなってきたので帰港することになりました。


ううん、三日目はいいところなかったなあ。うまい棒二本。一本だけキープしてもう一本はリリースです。

こうして、三日目は海は凪いだものの潮が動かずなかなか渋い釣りを強いられたのでありました。昨日とは同じ海とは思えないくらい。まあ、こういう難しさが釣りの面白いところでもあるのですが。

台風が二つもいたわりにはなんとか釣りにもなって、十分満足とは言えないながらも楽しい遠征でした。
ステタイスさんのかっとび新艇にも乗ることができましたし。

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2016年9月18日 (日)

長崎は今日もシケだった@ステイタス号 長崎

午前2時、遠足の前の晩眠れない小学生のように目が覚めてしまいました。

薄暗い部屋を見回すと、Y店長のベッドに液晶画面の淡い光が光っている。あれ?まだ起きてるんだろうか。と思いつつ声は出さずに向こうが気付くのを待っていると、しばらくして、もそもそ、と動いた。

次の瞬間起こした影がこちらを見て、一瞬驚いた様子。

そりゃあ午前2時に起きてたら驚くようなあ、いくら年寄りだって言っても早すぎますよ。だって目が覚めちゃったんだもん仕方がない。

温泉に入ろうと出て行ったら12時で終わっていた。

まあ仕方ない、温泉場じゃあないんだし。
眠れないので、昼間考えていたことをまとめてノートに書いてみたら、不思議なくらい考えが整理されてスラスラと書き進めるじゃあありませんか!現役時代の台本もこのくらいスラスラ書けていたらもう少し違う人生になっていたかもしれない。
なんて思いながら3時半に書き終えて二度寝。

次に目が覚めたのは5時頃か?
もう眠れないぞ、と覚悟を決めて起きているともそもそと起き始める方がちらほら。

6時にジギング王の目覚ましミュージックであるポール・マッカートニーのロング・アンド・ワインディング・ロードが鳴って、ほぼみなさんお目覚め。

さらに7時にもジギング王の目覚ましミュージックが鳴ると、もう早くご飯が食べたいだけ。でもこの時間は修学旅行生が食事中とのことで8時まで待っての朝食。

レストランに行くと大きな窓からは大海原に白波が立っているのが見えるじゃないですか。こりゃあ今日もゆっくり出て行くんだろうな、と一同頷きなが朝食をとり、お風呂に入ってビールでもいっぱいやりますか。とバイキングのおかずにあったシシャモを数本失敬して部屋に戻ると素早く風呂に行き温泉に浸かります。

ひとしきり温泉に浸かりすっかり釣りモードから温泉旅行モードになってのんびり気分になって、さあ風呂を出てビール、ビール。と言っているところに磯子のDさんがやってきて、「10時に出るそうですよ」と一言。

え〜、もうすぐじゃないの。と思いつつも部屋に戻ってシシャモで一杯やっちゃいましたよ。ああ美味い!

というところにさあ、出発ですよ〜!とけし立てられるように部屋を出てホテルに隣接する港まで出て行くと、すぐに沖からステイタスの白い船体が現れた。

港に入ったところで一旦停まりフェンダーをおろして入港。
一同接岸された船に素早く乗り込む。

さっきまで温泉に浸かってビールで一杯やっていたとは思えぬ身のこなし。

午前10時半、港を出たステイタス号はスピードを上げ大きな橋をくぐるとその先に見える島の方に走り進んでいきました。


島の風裏を探して釣りの開始です。
開始早々ヒットさせたのは、いつものこの方、ジギング王。
竿は大きくしなり、グイグイと絞り込んで・・・と行きたいところなんですが、それほど大きいサイズではなさそうです。

上がってきたのは小さめながらも美しいヒレナガカンパチ。

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もう一人の王様、根魚王も負けて入られません。
すぐにヒットさせたのがカサゴちゃん。アヤメカサゴかな?

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これもちょいと小ぶりなので、この辺りのお魚ちゃんは全てリリース。
珍しく、釣り開始から竿を握っていたY店長もすかさずカサゴを釣り上げました。

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この後もジギング王がブリ、カンパチの連発!
と書くとすごい感じなんですが、どれも小型で、ブリとは書いていますが一般的にはイナダ・クラスのサイズでした。
そこに来たのがY店長のオオモンハタ。

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これはなかなかのサイズでありました。
この長崎周辺にはこのオオモンハタがたくさんいるようですね。
続く岐阜の帝王もおチビながらオオモンハタをキャッチ。

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その後も、ブリ、カサゴなどいいペースで釣れて行くのですがサイズはイマイチでした。

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次に盛り上がったのは岐阜の帝王がスマガツオを釣り上げた時。
何と言っても子のお魚半端でなく美味しい。

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今日の酒の肴はこのスマガツオでということになり、気分はだんだん遠征ぽく盛り上がってきました。

出足不振だった私にもブリ(あえてそう呼びましょう)がヒットしやっと釣りになってホッとします。


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少し場所を移動してからは、ポツリポツリといいのが上がり始めました。
まずはY店長のオオモンハタ。


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私にも来たか!?と思ったらジグについてきたのはフグでした。

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これをきっかけにジグからタイラバに釣り方を変えて始めると、高級魚キジハタがいきなりヒット。

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それを見ていた根魚王がそんなおチビ釣ってどうするのん?という感じでいいサイズのキジハタを上げます。王様は格が違う。


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負けじとばかりに私もオオモンハタをキャッチ。

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流し帰るたびに魚は連れ続け、ここの海の魚の濃さに驚かされるのでありますが、魚種も様々でこのような三目同時ヒットなどもありました。

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そして中盤見せてくださったのが岐阜の帝王。
なんか「岐阜の帝王」って、釣りがうまいので思いつきで呼んでいますが、決して風俗関係の帝王ではございませんので誤解なく。

その帝王が見せてくれます、まずはジグでマダイをキャッチ。

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Dさんが箸休め的にオオモンハタを釣ったのを挟んでからが帝王の連チャン!

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このマダイはデカかった!しかも魚探の反応に出たのを船長から聞いて、すかさずジグを落とし直して一発で仕留めてしまったのだからすごい!

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続いてオオモンハタ、さらにはヒラマサをキャッチ!

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負けじとY店長も高級魚を連続キャッチ。

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タイやヒラメ、ってまるで竜宮城じゃあないですか。

日も傾いてきて場所を移動したところで、今度はDさんがヒラマサをキャッチ。

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そしてこの日の締めはやはりこの人。
ジギング王がヒラマサをキャッチして二日目の釣りは終了となったのでした。

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出船が昼近くだったのにもかかわらず、こんなにたくさんの魚が釣れるんですから、この海の素晴らしさ、船長のそして釣り師の皆さんの腕前の良さがよく分かるっちゅうものです。

この日も伊王島の同じホテルに宿泊し、スマガツオをたらふくいただき釣りにも食にも満足して床につくことができたのでありました。

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2016年9月17日 (土)

イオウジマヘ@ステイタス号 長崎

強風と荒波により中止となった第1日目の釣行、昼に上がってステイタス号の朝長船長オススメのうどん屋へと我々一同は向かったのでありました。

島に渡る大きな橋を越え幾つか小さな港を見ながら行くと街道沿いに現れたのが長屋風のお店のカタマリ、この長屋の一番奥に我らが目指すうどん屋はありました。

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入り口の看板に書かれたメニューと写真をみたら、なんとかけうどん350円、トッピングの天ぷら類各100〜150円とまるで立ち食いうどん屋並みの価格設定にビックリ!

中に入るとまずは注文してそのままトッピングの天ぷらを皿に選んで進むとお会計が待っているという寸法になってるんですが、何種類か並ぶ天ぷら群の中に見慣れぬ魚があるので誰かが「これなに?」と聞いたら「アマダイ」というお答え。
20cmくらいの小ぶりながらもアマダイの天ぷらがなんと100円という不当な安さ!
迷うことなく選んで、さらにかき揚げも追加してなんだか豪華なうどんだぞ。

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さらに出来上がって出されたうどんを置く台には揚げ玉が無料で入れ放題という、関東では見られないけれど関西以西ではほぼどこにいっても当たり前のサービスがあり、豪華うどんはさらに豪華になり、油ギトギト度もまして我がテーブルに枯れたのでありました。

さてこ問題のうどんの方ですが、細めのツルツル麺でコシも程よくあり実に美味しい。船長の話ではここの店主はこのうどんを打つために本場讃岐に修行に行ったとか。本物です。この味とボリューム、アマダイ天、かき揚げうどん550円というのはなんとも幸せじゃあないですか。

さらにこの店主レゲエが好きでDJもやるとかで、壁にはうどん屋さんのイメージには程遠いレゲエ・フェスティバルのデカいポスターが何枚も貼られている。

のどごしツルツル、アマダイは美味しい天ぷらうどんを食べつつ、その他貼られている大きな魚拓など眺めていたのでありました。
ところで、今回の釣行は天候が良ければ鹿児島県の甑島方面への遠征を考えていたので、夜の宿泊は天候次第でどこに泊まるかが決まる状態でした。

新船の進水式はなんとかできたもののに時間足らずのクルーズで港に戻ってしまったので、今夜の宿泊先は長崎界隈ということになるわけですが、長崎市内は軍艦島の世界遺産登録の影響か何か知らんけれど、どこを探しても宿が空いていないとこぼすY店長。

それじゃあ、うどん屋さんのある同じイオウジマに宿でも探しましょうと、うどんを食べながら船長がなにやら電話してくださっている。どうやらこの島に知り合いのいる宿があるようでなんとか話がまとまった様子。
これで今夜の寝場所は確保できた、と思うとなにもせずに隣で見ていただけのワタクシですがどこか肩のにが下りてホッとしたのでありました。

うどんで満足した我々一行は宿へと向かったのですが、宿とはうどんやさんの駐車場のすぐお隣、なんだ歩いて行ける場所じゃあないですか。

ホテルの看板を見てイオウジマが「硫黄島」ではなく「伊王島」と書くことを初めて知りました。
この島以前は炭鉱関係で住人も大方のですが、今は漁業以外に大した産業もなく5〜6年前に長崎と橋でつながるまでは、長崎の目の前にありながら離島であり、夏の海水浴客くらいしか観光がなかったとか。
それも島の宿というからすっかり民宿かと思っていたら大きなリゾート・ホテル。
一同、宿泊用の荷物を持ってロビーに侵入し、チェックインの2時までの少しの時間ロビーに隣接するお土産やさんなどのぞいて暇をつぶします。
間も無くチェックインの時刻となり、チェックイン。さてこれから半日どうやって暇をつぶそうか?
観光なんていうものはワタクシの頭の中には全くないんですよ。特に釣りの遠征時には。
何しろ、2月にコモド島まで行ったときも「コモドオオトカゲは見に行きませんか?」と聞かれても「そんな時間があったら釣りしていたい」ときっぱり答えてしまったほど。

そもそもいわゆる観光地を回る観光旅行というものにあまり興味がなくて、旅に出たときは一つの街に長く滞在してそこの街の空気や文化を楽しむ方が好きなんですね。

そんなわけで残り半日の消化プランとしては、とりあえず温泉に入ってビール飲んで、昼寝でもしているうちに夕ご飯になるでしょ。夕ご飯食べたらまたお風呂に入って後は寝るだけ。という素晴らしくグウタラな贅沢な時間の使い方のものに仕上がりました。

とりあえず温泉につかり、海を一望できる露天風呂に出たら強風で湯船の温度が下がってしまいヌルくなっているというちょっぴり悲しい思いをしながらも、体は温まり、体の潮も洗い流し幸せの昼ビールをグビグビやりながらベッドでまったりとしたのでありました。

船長も気を使って部屋に来てくださり、明日以降の計画を天気予報とにらめっこしながら立ててくれていました。
そんな船長と、釣り業界の将来についてなど少々硬い話題を熱く語り合っていると、時間の経つのは以外と早くあっという間に夕食のお時間となり、再びお酒の時間に突入して行ったのでありました。

予報では明日は後半から風も収まり、明後日は凪とのこと。
明朝は8時に朝食をとってゆっくり出かけましょうということになりました。
なんとか少しでも風が早く収まってくれたら・・・祈るような気持ちで9時過ぎには早くもベッドに潜り込んでしまったのでした。


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2016年9月16日 (金)

ダブル台風の襲来@ステイタス 長崎

この日、いつもの釣り仲間が集合した羽田空港は雨に包まれていました。
折しも日本近海には二つの台風雨があり、さらに一週間以上前から日本列島上空には、列島をを縦断するように秋雨前線が停滞していました。

天気予報によれば、この秋雨前線に向かって台風から流れ込む暖かく湿った空気が前線にぶつかると雨となり落ちてくるため列島全体が雨の中でした。
我々の向かう九州しかも北部を除く以外は。

分かり易くいうと長崎より南側を除いて日本じゅう土砂降りだったんですよ。しかも、二つの台風のうち一つは中部地方に向かって一直線に北上を続け、明日には名古屋あたりに上陸しようとしていたんです。

こんな時に釣りに出かけるなんてなんてバチ当たりな事でしょう!でも、僕らが悪いんじゃあないんです。だって僕らはもう一年も前から今日この日に釣りに行く事を決めていたんですから。直前になって発生する台風の方が悪いんですよ。

波浪の予報を見れば、我々が釣りを予定している明日はさすがに波は高めなものの、北東風なら陸地の風裏になって何とかなるかも・・・という甘い期待で飛行機に乗り込んだのでした。

長崎空港上空で着陸態勢に入った飛行機の窓から見えた夜景は、妙に鮮やかで美しくまたたく星のようでした。

空港を出ると想像以上に風が強い。これで本当にある船は出港できるのだろうか?
岐阜から一足早い便で到着していたMさんと合流した我々一同はY店長の運転するハイエース・ロングバン・ハイルーフに乗り込み空港近くのホテルにチェック・イン、明日の出発は7時と確認し各自部屋に消えていったのでした。

今回のメンバーはジギング王、根魚王、沖縄でバカでかアカジンを釣ったアカジンDさん、プロショップEbb&FlowのY店長、岐阜Mさん、そしてワタクシの6名。
翌朝、遠足前の小学生のごとく早朝2時に目が覚めてしまったワタクシは、幾ら何でも暮では寝不足と二度寝を試み、何度か目を覚ましつつも5時までウトウトし、起き上がったのでした。

部屋の窓から見る空はまだ暗くよくわからないものの近くの木々に枝は揺れており、ああ、やはりかぜはおさまらなかったのだなあああ、やはり風はおさまらなかったのだなあ、と落胆させられたのでした。

6時過ぎ、ひとりフライングして6時半からの朝食バイキングを早めにとり、7時過ぎ全員集合。

長崎港の北西側に位置するステイタス号の待つ港に向かいます。
レンタカーのカーナビに従って走ったら道を間違えてしまい、朝の長崎市内をつっきて港に向かうことになりましたが、怪我の功名で港と市内の位置関係がよくわかったので良しとしましょう。
港に着いたら桟橋には朝長船長と奥様、お嬢様がお出迎え。
そう!、この日ステイタス号は新しくなって最初の出船、つまり進水式ということなのでみなさんお集まりになっていたんですね。

我々はとりあえず、例によって大量の竿と道具を船に積み込み、一通り積み込んだところで船首デッキに全員集合して初漁?の記念写真をパチリ。


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空は快晴、大漁旗は風にはためき、といい雰囲気なのですが問題はこの風。
何しろ、目下台風の一つは中部地方に上陸し北に進んでいる真っ最中、釣りどころじゃあないんですよ。

それでもせっかくだから海に出てみましょうということで午前10時過ぎに出船。

今度の船はとにかくスピードが出るという話を聞いていました。
なにしろ時速50ノット出るというんですね。時速1ノットというのは1時間に1海里(薬1.8km)進むスピードなので時速90キロ出るということになります。これってスポーツ用の船並みあるはバス・ボートのスピードですね。

なるほど船の形も全体にスマートで空気抵抗が少ない作りになっている。キャビンの天井もちょっと低めになっています。
走り始めると、エンジンは快音を立て船は港をゆっくりと出て行き、出たところで加速!
さあ、どんな走りが見られるのか?!と楽しみにしていたものの海はうねりが入っており波があるのでそう飛ばすことはできません。

それでもそこそこいい感じのスピードで、波を切り裂くように湾内を突っ切りイオウジマとの間の大中瀬戸にかかる大きな橋をくぐり抜け外海に向かいます。

ところが島と陸地の風裏を抜けて沖に出た途端、海は白波が立ち、風はびゅうびゅうと吹き付け、釣りどころの騒ぎではないことはワタクシにだって一目で分かりましたよ。

船長も残念そうに舵をお大きく切ってきた道をまた戻ることに。

恨めしげに海を見つめながら、湾内に入ったあたりでどこか竿を出すことができる風裏のポイントはないのだろうか、釣りしたいなあ。

と思ったワタクシの気持ちを読み取ったかのように船は速度を落とし「ちょっとこの辺でやってみましょう、大きいのはいませんけれど」という船長の一言に、一同待ってましたとばかりにキャビンから飛び出し竿をに握りしめます。

釣り開始間もなく、例にのごとく根魚王にヒット。オオモンハタのおチビちゃん。
そして岐阜のMさんにもオオモンハタが。


その後も小さいのがポツリポツリと釣れるものの、ワタクシにはヒットなし。
小一時間やったところで風向きが変わってさらに風が強まってきたので釣りをやめ港に戻ることになりました。


陸にあがってみると空は恨めしいくらいのいいお天気、時計を見たらまだお昼。船長の「美味いうどん屋があるので行きましょうか」という声に促されて一同車に乗り込み移動します。



うどん屋さん、船長の話し方だと「すぐそこ」という感じを受けたのですが、ワタクシの勝手な勘違いで車はぐんぐんと走り続け、山を登りワインディングロードを走り、視界が開けたと思ったら先ほど我々が潜った大きな橋の上に通りかかりました。

その時!Y店長のうめきとも叫びともつかない声!何事かと思うと横風で車のハンドルが大きく取られるそうな。海を見ればつい先ほどまで我々が釣りをしていたあたりの会場にも白波とうねりが入り大変なことになっているじゃあありませんか!

「上がっておいて正解だったなあ」という誰かの声に一同声もなく頷いたのでありました。




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2016年9月15日 (木)

コーヒー自家焙煎シリーズ@ホンジュラス セロアスール農園

コーヒーの自家焙煎を初めて一年が過ぎ、この間いろいろな豆をいろいろな焙煎方法、さらには淹れ方もいろいろ勉強させられて我がコーヒーライフはますます充実していくのでありますが、今年もこの時期に新しい豆が店頭に並んだようなので早速購入してみました。

実は昨年出会った豆の中で最も気に入ったのは「コスタリカのレベンス農場」という豆で、これはかつて出会ったことのないコクと苦味を楽しませてくれた豆でした。

今年もこの豆を購入しようと店頭に並ぶのを待っていたのですが、私のいつも購入するお店には入荷がないようで、他のお店を探してみたら有ることはあったのですがお値段がちょっと高すぎて手が出ないんですね。

豆の生産量が少なかったのかどうなのかその辺の事情は分からないのですが、仕方ないのでこの豆は諦めつつもこの豆にとても似た傾向の豆として今年になって出会ったホンジュラスの豆を購入することにしました。

前回買ったホンジュラスの豆は「ティウパ農園」ともう一種類だったのですが、こちらも同じ農園の豆がなかったので今回は「セロアスール農園」というところのものを購入いたしました。

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同じ国でも産地や農園が変わると微妙に味も変わってくるので、この辺も楽しみの一つになります。

さあて、早速例によってザルに入れてシャカシャカ煎りはじめます。

最初の爆ぜまでおよそ10分ほど。
「ボツッ!バツッ!」といった音を立てて豆が爆ぜると心も高揚しいいぞいいぞ、もっといけ!などど豆を励ますのでありますが、この豆の爆ぜる音、エチオピアなどのアフリカ勢の音はもう少し甲高い音で「パチッ!パチパチッ!」という感じなんですね。

豆粒の大きさに起因するのか、豆自体の密度や質が違うからなのかは分からないのですが、中南米系豆の少し重めの「ボツッ!」が心地よく聞こえるのでありました。

中深煎りちょい手前までさらに煎りたすのですが、ここからはちょっと油断すると深く煎りすぎてしまうので火からの距離を調節したりこまめに色をチェックしたりと神経を使うところであります。

今回、ザルに豆を入れるときにちょっと多いかな?と思いながらも入れてしまいそのまま煎り始めたのですが、案の定ザルの中の豆は多すぎたようで焙煎が進んで豆が膨張してきたらザルの中がぎゅうぎゅうずめになって豆がシャカシャカしなくなってしまいました。

このままでは豆が焦げてしまうので即座に半分取り出して置いておき、半分を煎ります。

二回めの爆ぜ音は一度めよりより甲高くなり「チリチリ」という感じの音になるんですが、これを喜んでいつまでも聞いていると一般的に中深煎りとい言われる豆になってしまうんですね。

私の好みはほんのちょっとだけそれよりも浅く煎って苦味を抑え他ところの味なので、「チリチリ」音が聞こえたら要注意、豆の色を確かめていいところで焙煎をやめて新聞紙の上に広げてウチワで扇ぎ熱をとります。

残り半分も同様にして中深煎りちょい前状態に仕上げて新聞紙に広げてみたら、あら、先ほど前半の部は少し仕上がりの色が薄いじゃあありませんか。

先ほどは気づかなかっ他のですが比較してみたらよく分かる、明らかに後半の方がいい色をしているんですね。

ここで、たいした差じゃないから混ぜちゃえば変わんないだろ!

と、楽をしたいところなのですが、そこは妥協せずに最初の半分を少しだけ煎り足します。

こういう作業を面倒臭いとおもうか楽しいと思うかがコーヒー焙煎を楽しいとお思うか思わないかの別れどころなので、前者の方はおそらくこのブログを読んでいても「暇な奴だなあ」くらいにしか思われないでしょう。でもいいんです。楽しいんですから。

私の性分として面倒臭いことでもやらなくちゃならないことは、どうせやるなら楽しんでやろう!というのがありまして、子育てにしても釣りにしても面倒臭いけれどやらなくてはならないことは人生にはたくさんあると思うんですね。

それをお金で他人に任せてやってしまえばそれは楽なんでしょうが、自分には何も残らないのではないかと思うのであります。
面倒臭いことをすることで知る新たな世界、新たにできる仲間など得るものは多きくこれが人生を豊かにしてくれるのではないかと偉そうにも思っているわけであります。

話が大きくなってしまいましたが、コーヒーの焙煎の話でしたね。どこまで行きましたっけ?

そうそう、半分煎り足してちょうど同じくらいに仕上げたんです。
ほんの数分の手間ですからたいしたことはないのですがいい具合に仕上がりました。
若干のムラはありますが手製なのでこの程度は致し方ないということで勘弁してください。


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さあて、これを一晩寝かせていよいよ淹れてみましたよ。

前回のサード・ウェーブに再挑戦で、今回のような中深煎り豆をサード・ウェーブ方式で入れたらどうなる?という話が出ましたが、今回はまずはオーソドックスに淹れて本来の味を味わうことにします。

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さて、ワクワクドキドキしながら一口飲んでみると・・・


飲んだ瞬間口の中に広がる深いコク。
苦味は焙煎の深さで抑えていることもあり適度な苦味。
飲み込んだ後に喉から口にかけて残る深いコクは素晴らしいものがあります。

予想通り、ホンジュラス特有の深いコクと香りのコーヒーでありました。

コスタリカ・レベンス農場に比べると少しだけコクの深みやマイルドさに欠ける気もしますが十分合格点です。


このように想像どうりの味に出会えた時はとても嬉しいし、焙煎の具合がコーヒーにマッチしていることにもなると思うので、ますます焙煎が楽しくなってしまうのであります。

ホンジュラスの豆ってまだ世間ではあまり知られていないようですが、なかなかの実力ですぞ!

ただ、この豆を普通に中深煎りにしてしまったのではこの豆の良さが十分だしきれないような気もします。

本ブログを読んでどうしても…という方は自家焙煎にトライしましょう。
あなたも日本のフォース・ウェーブ・コーヒーのイノベーターになれるかもしれませんよ。

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                                                     朝日新聞記事より


さて、実は本日から長崎のステイタスさんに釣りの遠征に出かけておりまして、今回もコーヒー豆とミルを持参していますよ。

初日はビジネスホテル出発なのでEno Cafeは出来ませんが、二日目からは早起きして淹れますよ。
今回はエチオピア・シダモG2とこのホンジュラス・セロアスール農園の二種を持って行きます。飲む人の好みに合わせて豆を選ぶんですね。

早朝、出船前にこのホンジュラスをみんなで飲んでその日の釣りに期待をするのであります。


結果は後日「Eno Cafeまだどこの島になるかわからない店」でご報告しましょう。



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2016年9月14日 (水)

サード・ウェーブ・コーヒーに再挑戦@エチオピア シダモG2浅煎り

前回の自家焙煎シリーズで久しぶりに浅煎りコーヒーを今流行りのサード・ウェーブ・コーヒーとやらのお店の淹れ方を参考にしてやってみたところ、結果は以前浅煎りコーヒーを入れた時とあまり変わらないような気がして、いまひとつ納得できないという結果に終わりました。

その原因として、本来この手のコーヒー豆には酸味の強いエチオピアやキリマンジャロといった豆を使うところを私の場合はコロンビア・スプレモという酸味はあるもののバランス的にはさほど酸っぱいコーヒー豆ではなかったのではないか?という考察を自分自身でしたのでありましたので、今度は酸味が売りのエチオピアの豆を使って再挑戦ということになったのであります。

前回の最後にお約束した通りちゃんとやりますよ〜!

今回用意したのはエチオピア・シダモという豆G2とあるのは豆粒の大きさを示すのだとか、この豆一般には「モカ」として喫茶店などでは出されている酸味系の代表的な豆であります。

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この豆を通常の中煎りよりもわずかに浅目に煎ることで豆の持つ酸味をさらに強調した上で淹れる時はこの酸味をまろやかにしてバランス良い深みのある味で飲むのが最近流行りのサード・ウェーブ・コーヒーということらしいので、今度こそはこれを再現しようという魂胆なのです。

さて、まずは例によって豆を煎るところからスタート。

袋から豆を出していたら豆の中から何やら細長いものが出てきた。
取り出してみるとヒモですね。麻のヒモかしら?どうやら豆の袋の繊維か何かが混ざって入っていたようなのですが、このヒモも遠くアフリカのエチオピアからはるばる横浜の我が家までやって来たのか、昼夜の温度差が激しく朝霧のただようエチオピアの高原からマッチ箱のような住宅の立ち並ぶ横浜に想いもせずに横浜の地に突如として運ばれてしまったヒモはいったい何を思うのか? と、そのヒモの稀有なる人生に想いを馳せれば感慨深いものがあるのでありました。

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しかし、いつまでもヒモの人生に想いを寄せているわけにもいかないので、豆をザルにあけて煎りましたよ。

例のザルに入れてシャカシャカと台所のコンロの火の上で煎っていきます。

4月末に浅煎り豆を煎った時は、最初の一爆ぜが起こる直前で煎るのをやめるという、超浅煎り豆で酸っぱすぎたので今回は少しだけパチパチと豆を爆ぜさせながらも中煎りになる手前で止めました。

豆の色はこんな感じ、左が浅煎り右が中煎りの同じ豆です。
その差は微妙なので分かりにくいかもしれませんが、よ〜く見ると中煎り豆の方が色が濃いだけでなく豆が空気を含んで膨張するのでわずかながら大きめに感じるのでは?わかんないか?

これ、焙煎直後より少しおいてから比較したほうがわかりやすいかもしれないので次はそうしよう。

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この豆を今度はミルでゴリゴリやって挽くのですが、例によって一晩おいて味を落ち着けてからにしました。この時間一晩でなくても6時間おけばいいそうなのすが、寝る前にコーヒーを飲んで眠れなくなるのも嫌なのでお楽しみは翌朝にということにします。

さて、翌朝5時過ぎ。
先日亡くなった大橋巨泉さん風に「横浜の朝は早い。」(分かんないだろうなあ)なあんてこーヒーを淹れるわけですが、早速豆をゴリゴリやります。

コーヒー豆は煎り方が浅いほど豆の密度が高く、それは挽いていてもすぐにわかるんですよ。

まずは挽く時のハンドルが硬い、つまり豆の抵抗が大きい。豆が硬いということですね。

普段私が多く飲む中深煎りの豆の場合、コーヒー二杯分の豆を挽くのに見るのハンドルを190~200回くらい回さないと挽ききれないのですが、浅煎りだと同じ豆の量で100回ちょっとくらいで挽ききれちゃうんです。

これは焙煎が強くなるほど豆は空気を含んで膨張し(炭化するのでしょうか)もろくなるために起こる現象だと思うのですが、浅煎り豆は密度が高く硬いのでゴリゴリ抵抗は高くてハンドルを回す回数が少ない、ということはおそらく挽いた粉の粒子も荒いのではないかと思われます。

このことが次にコーヒーを淹れる時の淹れ方に現れるわけでありますが。

さあ、挽き切った淡い茶色の粉をハリオのV60という最新式ドリップに入れて、沸かしたお湯を少し冷まして準備万端。

最初の蒸らしでは前回やったのと同じようにスプーンでぐしゃぐしゃかき回しましたよ。これ、やりつけると以外と快感。

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さらにこの後の蒸らす時間も約1分と長めにとります。

この二つがポイントですね。
これで酸味の強いエチオピアの豆をさらに酸味を強調した浅煎り豆にしながらも、酸味を抑えたバランスの良い味のコーヒーを淹れるという、なんだかちょっとまどろっこしく矛盾した行為にも感じる淹れ方ではありますが、じゃじゃ〜ん!うまく入れました。

写真では深いカップに二杯分注いでしまっているので分かりずらいのですが、淹れたコーヒーの色は薄めで、紅茶とまではいきませんがコーヒーとしてはかなり薄く入りました。

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以前、浅煎り豆シリーズの時に飲んだコーヒーは本当に「酸っぱ〜い!」という酸味だらけの、とはいえその酸味はただの酸っぱさでなく、後から爽やかなコクや苦味が残ったと書いた記憶がありますが、さて今回はどうでしょう。

さあ!いよいよ飲んでみますよ。

いったい、酸っぱいママなのか?それとも世間で言われているように酸味はまろやか〜となるのでしょうか?

最初の一口は緊張して口に運びます。

ちょこっと舐めてみたら、酸っぱくない!

さらに今度は一口飲みます。

うう〜む。なんだか美味しいぞ。酸味はあるのだけれど酸っぱいといい感じではない。

もう一口飲んで、今度は口の中でゆっくり味わってみた。
すると酸味はもちろんあるのですが、酸味は感じるもののそれ以上に柔らかくて厚みのあるとてもまろやかなコクが口いっぱいにまず広がり、その味が引いて行った後にとても爽やかな酸味が後味として残るのです。

「酸っぱいのに酸っぱくない」と言ったらいいのか?
この最初に口に広がるまろやかなコクとわずかな苦味、これは初めての体験ですよ!

こういう味のコーヒーがあるんだ!

これがサード・ウェーブというやつなのか?
本物を飲んだことがないのでわからないのですが、関係文書及び飲んだ方の感想などを見るとこれと同じようなことをおっしゃっているのでおそらくは正解なのでしょう。

苦いコーヒー好きの私ですが、これはいい!
苦いのばかり飲み続けた時にたまにこれを飲むとコーヒーの楽しみに厚みが増すじゃありませんか。
また一つ生きる喜びを発見してしまった。
教えてくれた兎夢さん、ありがとう!やりましたよ〜!

それにしてもこういう新しい世界を開拓していくプロの方々の技術と精神力には敬服させられるのであります。

こういうプロのおかげで私らシロートもいろいろ楽しみが増えていく。

あ、今閃いたのですが、この淹れ方で私の好きな苦目のコーヒーを淹れたらどんなコーヒーになるのだろう?!
これは、もうやるしかないですね。
次回もトライしますよ。
お楽しみに!


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2016年9月 9日 (金)

またまた横浜国際プールへ行ってきた!

またまた横浜国際プールに行ってきました。

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いやあ、さすがに二度目ともなると前回のように建物の中に入っただけで緊張するというようなこともなく、平常心でプールサイドまでたどり着くことができ、余裕でストレッチなんかしながら他のスイマーのレベルチェックなんかしたりして、なんかいやらしい。

Dsc06815b 建物内部は撮影できますがプールは基本的に撮影禁止なので悪しからず

しかし、一度プールには入りスタート地点に立てば、その先に見えるゴールは遠く遥か彼方に、コースは遠近法でどんどん狭くなって見えちゃうし、前回少し慣れたはずの感覚が連日の地元クラブの20メートルプールでの練習ですっかり元に戻ってしまったみたい。

ところがところが、いざ泳ぎ始めてみたら、泳ぎながら前回のなかなかゴールにつかなかったという記憶と体力的記憶が徐々に蘇ってきて、泳ぎながら今何メートルくらい、というのを意識して泳げるようになってるではありませんか。

泳ぐペースも前回のようにいきなりフルでは泳がず、余裕を持ってスタートしながら後半余力のあるところでダッシュするというのをやってみた上で、二度目に泳ぐ時には全体のスピード配分を考えて泳ぎ、さらに三度目の時には自分の限界値的なスピードを試しながら泳ぐことができたので大変大きな成果となりました。

Dsc06814b 駐車場はこんな感じ、本文とは関係ありません



今回は、具体的な本番のイメージも持ちながらそれぞれの泳ぎの課題をきちっと修正することもできましたよ。

バタフライは、とにかく全体のペース配分ですね。
体力の必要な泳法なので泳いでいる途中で疲れてしまうと何もできなくなって水没してしまう危険があるのです。
本番当日は水深3メートルくらいの足が届かない深さで泳ぐことになるので、これはマジでヤバイ。
あ、ちなみにここのプールは底面が可動式になっていて、通常の解放時には1.2メートルの水深なのですが、本格競技になると3メートルくらいに深くするんです。

深い方が余計な波や他人のかいた水の影響を受けにくくなるし、飛び込んで頭を打つ心配もないということなんですが、足の立たないところで泳ぐというのはへたっぴな私らシロートには結構なプレッシャーなんですよ。

話をもどしましょう。
前回悲惨だった背泳ぎです。
今回もなんとなく泳ぎ始めてしまったらコースの中を曲がって泳いで行ってしまい、泳ぎ始めた時と反対側のコースロープに手が当たってしまいました。

ここのプールのコースロープときたら皆さんが想像する以上にぶっとくて、直径15センチくらい、厚みが1センチくらいあるプラスチックの円盤の中央に穴が開いたものがワイヤーで蓮凧のように、しかもぎっしり繋がれているものなのですが、それがテレビなどで見るとあのようなコースロープに見えているわけで、決して柔らかいロープなんかじゃあないんです。

ですからマジモードで泳いでいる手にこのプラスチックが当たると皮が擦りむけてしまうほど痛いんですよ。

一度めに大きく曲がってしまったのを反省し、二度めに背泳ぎをする時は遥か彼方の天井ながらもコースと同じ方向に走っている建物の鉄骨フレームが見えるので、これを頼りになるべく曲がらないように泳いでみたところ、三度めにはほぼ無駄なく真っ直ぐ泳げたような気がします。

自分で見たわけではないので本当のところはよく分からないんです。
上から見ていたらうねうねと蛇行して最後のところがうまく最初と同じコース中央に来ていたかもしれないということは否定できないのでありますが、いいんです。
だって、一人ではこれ以上どうすることもできないんですから。

クロールに関してはペース配分だけが問題なので、これは日頃も最も距離を泳いでいる泳法なので大体の検討はつきました。

さて、もう一つの大きな問題が実はあるのです。

それは飛び込み!

飛び込み自体は実は泳ぐのよりよっぽど自信があるのですが、なにせあの競技用プールのスタートの台の上に乗ったことがない。

あれはですねえ、テレビで見るのと現場で目の前で見るのとではまっったくの別物なんですよ。
高さは50センチかそこらなんでしょうけれど、この50センチがなかなか侮れない高さなんです。

今回は隣の建物の飛び込み練習プールにも行くことができるのを知ったので、行ってきました。

始めて登ったスタートの飛込み台。
高さもさることながらゆるく前に傾斜しているのが足元を不安定にして恐いんです。
しかも、ゴーグルをすると肉眼ほどははっきりと足元が見えないのでこれまたうっかりすると、おっとっと、と足を踏み外しそうになってしまう。

恐がっていても仕方ないので、いや恐怖を克服するためにやってきたのでためらうことなく何度か飛び込んでみました。

5回くらい飛び込んだら恐怖感もなくなり、飛び込み後の自分のいる水深やそこからドルフィンキックで進むとどのくらいの距離までいけるのか、などというなんだか本格的な競技っぽいところまでチェックしてこられたので、非常に収穫のある水泳でしたよ。

本番は秋分の日なのでまだまだ二週間ありますからもう一度くらい行って、最終的な詰めをしてきたいと思っています。

こう書いていると、なんだか自分ですごいスイマーみたいな気分になってきちゃうんですが、実際のところは還暦近いおっさんのヘボ泳ぎなのでタイムとかそういうことはイメージして下さらなくて結構ですので、よろしくお願いいたしますね。


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2016年9月 7日 (水)

浅煎りコーヒーに再挑戦!

今年のGW前後にはまって、色々と試した浅煎りのコーヒー。

浅煎りにするとコーヒーの酸味が強く出て酸っぱくなるけれどいわゆる酸っぱいコーヒーとは違った酸っぱさではある。コクがあり再いみの質も異なりフルーティなのです。

その人の好みによると思うのですが、好みによってはこれは十分あり。
でも、私自身は酸っぱいのより少し苦目が好き。

というような結論を出したのでありましたが、そのような記事を書いてしばらくしたら、この浅煎りコーヒーがらみですっかりコーヒー友になってしまった感のある兎夢さんという方から面白い情報を頂いたのでした。

それは、あるWebサイトで紹介されていた最近都内某所で人気の某珈琲店を取材した記事からの情報で、そのお店の売りは浅煎りのコーヒーということでした。

そこには私及び兎夢さんのはまった浅煎りコーヒーはすでにサード・ウェーブ・コーヒーという名の下に東京の清澄あたりに昨年あたりで来て人気沸騰のブルー・ボトル・コーヒーなるお店で出しているのがらしいということ。

それから、この手の浅煎り豆を酸っぱくならないように淹れる特別なテクニックがあるということでした。

ブルーボトルコーヒーの名前は開店直後から聞いて知っていたのですが、コーヒー一杯に何十分も並んで、しかも横浜くんだりからわざわざ清澄庭園の近くまで出かけてなんて言う気はさらさらなかったので、「世の中の流行り」という程度に認識していたのですが、浅煎りコーヒーを持ち込んだと聞いた時には「なかなかやるじゃん」と思ったのでした。

それは、ス○○さんあたりを中心に人気のある深入りコーヒーが、一部のお店を除いて「ちっとも美味しくないじゃん」というのが私の感想だったので、そこに新しい基軸のコーヒー、しかも深く焙煎して安い豆でも苦みを強調してごまかすのではなく、浅煎りというコーヒー豆本来の実力があからさまに出てしまうという方法で味に勝負をしているということに共感を覚えたのでありました。

しかしながら、あまり酸味の強いコーヒーは私の好みではなかったのでGW以降は中煎りと中深煎りの中間くらいの焙煎を楽しんでいたのですが、「浅煎り豆を酸っぱくならないように淹れる」という話にはすぐに飛びついたのでした。

兎夢さんから教えていただいた記事の、浅煎り豆の淹れる時の特別テクニックというのを見てビックリ!

何がビックリかというと、コーヒーを淹れる時にはまず最初に豆全体にお湯を行き渡らせて三十秒ほど蒸らす、という工程があるのですが、この浅煎りコーヒーの淹れ方では、この時にスプーンでお湯をかけたコーヒー豆をぐじゃぐじゃかき回してしまうというもの。

さらに蒸らす時間は一分ほどと長く取り、逆にその後お湯をさすときには三度くらいに分けてさっさと入れてしまうというものでした。

実際にそのサイトでは取材した方がその淹れ方をしているお店に出かけて、通常の入れ方のコーヒーとぐじゃぐじゃ法のコーヒーを飲み比べたところ、通常は「酸っぱ〜い」と書いてったのに、ぐじゃぐじゃ法は「酸っぱくない!」と書いてある。


その記事によれば、深煎りコーヒーの豆というのは質量が少なくお湯をさすと浮いてしまうのでじっくり入れる必要があるのだけれど、浅煎りコーヒーは質量が多い、つまり重いのでお湯に浮かないのでじっくり入れる必要がない、ということらしい。

コーヒーを自分で焙煎していると、この豆の煎る深さによる質量の変化というのは実感しており、ああ、やっぱりそうだったのね、と思ったもののその違いによって淹れ方も変えるということには気づきもしなかった。

う〜む、さすがコーヒーのプロは違うな、と感心しつつ早速じゃあやってみようか、ということになったのでありますが、不幸にも手元に浅煎り豆がなかったのと、この頃(6月頃かな)はホンジュラスの中深煎り豆の虜になっていたので試す機会がなかったんです。


あれから三ヶ月。
2キロもあったホンジュラスの豆も飲みきってしまい久しぶりにコロンビア・スプレモを煎ることにした時、件の浅煎りぐじゃぐじゃ法を思い出したので浅煎り豆を作ってみました。

そして早速、先ほどのサイトを再読してから試してみましたよ。

沸かしたお湯を少し冷まして、挽いた豆をドリップに入れたら片手にヤカン、片手にスプーンという側で見ていたらちょっと変な光景だろなと思いつつ、お湯をコーヒーにさしたらためらわずにぐじゃぐじゃかき回してみました。


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こうすることで豆全体に均等に素早くお湯を行き渡らせて蒸らすことができるそうなんですね。

ということを思い出しながら腕時計と睨めっこして蒸らすこと一分。


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次からは三度に分けて適量のコーヒーを淹れ切るということなのでお湯の量の加減にちょっぴり緊張しつつ淹れてみたらうまくいきました。

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いつも飲んでる量ピッタンコにはいったコーヒーを見てみれば、う〜んなんだかいつもより美味しいかも。

まずは香りを嗅いでみます。

この時点では特にこれまでとは変わらず、コロンビアらしいいい香り。

さて一口飲んでみると、味は如何に!

もちろん酸っぱくないコーヒーをイメージして口に入れたのですが、あれ〜?酸っぱい。

以前コロンビア・スプレモの浅煎りを淹れた時と印象が変わらないんですよ。

う〜む、どこかやり方を間違えたのだろうか?とこの一回で結論を出さずに何日か続けてこの方法で淹れてみました。
どうせ豆は沢山煎っちゃってあるんだからやるしかないのだけれど。

二日目は件の記事をもう一度読み返して、マニュアル通りにやってみました。
しかし、相変わらずコーヒーは酸っぱい。
まあ、豆の種類と焙煎の具合からしたら納得の味なので美味しいのではありますが、酸っぱくならないという淹れ方をやっても酸っぱい、というところが納得できない。

それからは、毎日、かき混ぜ方を変えてみたり湯温を微調整したりして色々試すこと一週間。とうとう最後の一杯まで酸っぱくないコーヒーが入らなかったんです。
何が悪いのだろう、なんだかすごい敗北感。

最後の一日を飲みながら件の記事をよ〜く読み直してみたら、この記事では、もともと豆の酸度の高いエチオピアの豆を使っているところが大きな違い。それからコーヒーの豆の量に対してのお湯の量やお湯の温度をシビアにやらないとダメらしい。さらに「高品質の豆」という一言があるのが気になる。

私が通販で購入している豆は総じて美味しいのではありますが、この記事のお店のいう「高品質」に該当しているかどうかなのは不明なのであります。

記事中に出てくるそのコーヒーの味の表現には、紅茶のように薄く、ほどよい酸味、余韻でフルーティな香りと甘みが口から鼻にフッと抜け、などと書かれているのですが、私の淹れたコーヒーもこのくらいの条件は満たしている気もするのではありますが…

好みから言うともともと酸っぱいコーヒーはそんなに好きではないので、自分の淹れたコーヒーがほどよい酸味なのかどうなのかの判断ができないのだけれど、「酸っぱくない」と聞いたらどうしても一度飲んでみたくなるのが私の性分。

このまま敗北感を引きずったまま毎日のコーヒー生活を続けるのは辛いので、なんとか自分なりの結論を出したいのであります。

そこで、先日購入したエチオピアの豆があるので次はそれでやってみることにします。
もし、これでダメだったらもう酸っぱいコーヒーはいいや。
たいして好きでもないものにこれだけの労力をかけるのは辛すぎるし。



あ、それから、これももうひと月くらい前の話なんですが、朝日新聞の記事で「自分でコーヒー豆を焙煎するのが流行りつつある」「フォース・ウェーブ・コーヒーとなるのか?」的な記事を見ましたよ。

うむうむ、新し物好きの私、これまでもバス釣り、バック・カントリー・スキーにスポーツ・サイクルなど世間の流行の5年から10年先を行ってきたので流行る頃にはすっかり飽きてしまったという経験がありますが、今回もこのパターンになるかな?


それでは次回をお楽しみに。多分、豆を入ります。(笑)



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2016年9月 4日 (日)

横浜国際プールで泳いでみた

今回は水泳の話でございます。

およそ10年ほど前から水泳教室に入って週末の二日間のレッスンで都合1500~2000メートルほど泳ぐというの続けてきたところ、最初はなあんにもできなかったのが、昨年の春レッスンの他にも自由に泳いでいいプログラムに参加し毎晩泳ぐようになったあたりからバタフライがうまく泳げるようになり、夏頃からはクロールでの泳力が急激に高まり、さらに秋の終わり頃にはクロールで一気に200メートル泳ぐのが苦でなくなる、という飛躍的進歩を遂げたのでありました。

継続は力なりと申しますが、まさにそれでありますね。
自分でもびっくりするくらい泳げるようになってしまったのですから。

これも、長い目でご指導してくださった多くの先生の皆様と自身の努力(笑)の賜物だと思うのでありますが、まあいいんです、泳げるようになってしまったんですから。

子供の頃から運動神経はいい方で、逃げ足は早かったし、飛んで跳ねても得意だったのですが、水泳と体操競技だけは苦手だったので、そのうちのひとつをある程度克服できたことは人生においてもたいへん大きな意味を持ち喜ばしいことなのであります。

そんなこんなで最近では泳ぐのがすっかり楽しくなってしまい、毎週コンスタントに4000メートルくらいの距離を泳ぐようになってしまったのですが、そうなってくると今度は自分がどの位のスピードで泳いでいるのかを知りたくなってきたのであります。

そんな折、通っているスイミング・クラブの関東地方南部の大会が新横浜の国際プールで行われるので参加しませんか?というお誘いを受けたので、昨年までも誘われていたんですがこれまではなんやかんや理由をつけて断っていたのであります。だって泳ぐの好きじゃなかったし。

ところが今年は二つ返事で「はいはい、参加しますよ」ということになり、大会ではバタフライ、クロール、背泳ぎを各々50メートル泳ぐ種目にエントリーしたのでありました。

公式競技では「50メートル」という競技はあまり聞きませんよねえ、大体は最低100メートルから始まるもんです。でも、シロート・スイマーにとっては50メートルで十分。


何と言っても日頃泳いでいるプールはなんと片道20メートルという規格外の小ささ!
一往復半してようやく50メートルなものですから、このような環境で育ったスイマーに取っては片道50メートルのプールというのが想像すらできない。

これは、大会前に一度現地に行って慣れていく必要があるな、ということになり夏のある日、横浜国際プールに出かけて行ったのでありました。

緊張しながらロッカールームから通路を抜けてメイン・プールに出て行くと「おお!デカイ!」これまで映像では見たことがあったので大まかな想像はしていたものの実際にその場に立ってみるとその大きさの迫力がド~ン!と迫ってくるじゃあありませんか。

まず、プールがデカイ!あたりまえか!

スゴスゴとプールの端っこから隠れるようにプールに入り「ゆっくり泳ぐコース」と区分けされたコースまで行きスタート地点に立ってみれば50メートル先のゴールは遥か彼方!

しかし、ここで気持ちが負けていてはおしまいだとばかりに無謀にもいきなりバタフライで50メートルを泳ぎ始めてしまった。しかも普段20メートルプールの片道を泳ぐ時のペースで!
半分くらいまでは「なんかいけそう♪」なんて思いながら泳いでいたものの後半がどんどん辛くなってくる。

最後の10メートルは足が疲労してキックが打てなくなり、最後の残り5メートルは泳いでいるのかおぼれているのか?というような悲惨な有様。

なんとかゴールに辿り着いたもののしばらくは呼吸を整えるだけで動けなかった。
20メートルプールで一往復半するのとは全く運動の質が違う!

しばらくして息は整ったものの動く気がしない。
何人もの中高年スイマーが私の横を泳ぎ去ってゆくのを見ながらようやく体力が回復したので、今度はクロールでゆっくりと元のスタート地点まで戻った。

今度は、ぬかりなくゆるいペースで泳いだので問題なくたどり着き、さあてもう少し泳ぎ込んで慣れておこうかな、などと思っていたところに隣でお話ししていたおばあちゃんスイマーの声が耳に入る。
「私はねえ、200メートルを4分40秒で泳ぐのが一応の目標なんですけれど、今測ったら4分20秒でした」と、聞こえてきた。

えええ?私の最近の記録は10分で400メートル、つまり200メートルで5分。それをあのような明らかに私より高齢の方が4分20秒って!

思わずプールサイド上方にあるタイム計測用の大きな秒針時計を見てしまった。

そしてそこからプールに向かって視線を落としていくと「速い人コース」を猛烈なスピードでバタフライで泳ぐ若者の姿が!

ううむ、さすが国際プール、レベルが高い!

もうこの時点ですっかり精神的にも肉体的にも負けてしまったのですが、たかだか100メートル泳いだくらいで帰るのもシャクなので本番で自分が泳ぐ種目で一通り泳ぎペース配分を探りました。


背泳ぎをした時など、日頃は低い天井を見ているので自分が進んでいくのがよくわかるのですが、国際プールの天井は遥か彼方、どこを見ればいいのかもわからないくらい遠いので、おのずと自分が進んでいるかどうかなんて全くわからないのでありました。

残り5メートルのところに小さな旗がぶら下がっていてそれを目印にするのですが、いつになっても目印がこない。

もうそろそろだろう!と思ってもまだまだやってこない。
ああ、このままでは溺れてしまう、と思った頃にやっと現れました。ふう…。


最後に、せっかくだから100メートル、クロールのタイムを取ってみようと時計を睨んで丁度0秒のところでスタート!

ペースを考えながらも多少スピードを意識して50メートル、ターンで足を取られてコケそうになりながらも一気に100メートルのゴールに向かって泳ぎます。

しかし、最後の10メートルが長く感じましたよ。
こんなに長かったの?10メートル!?っていう感じ。

タッチしてすぐに時計を見たら、秒針の方に目がいったのをみたら40秒のところを指していた。ということは2分40秒?まさか3分ということはないよなあ、と、よ~く見たら

2分台だったので一安心。おばさまの記録には遠く及ばないものの、なんとか3分台だけは免れた。

この日は都合500メートルしか泳いでいないのに体全体がズッシリと重く感じられてうちに帰るなりぐったりと寝込んでしまう始末。

こんなことで本番は大丈夫なのだろうか?もう一~二度は国際プールに通わにゃならんだろうなあと思ったのでありました。

後日、リオ・オリンピックの男子競泳荻野選手の個人メドレーの記録を見てさらにびっくり!

まあ、ここで笑わないでくださいよ、トップ・アスリートと還暦近いおっさんスイマーを比較すること自体間違っていることは重々わかっちゃいるんだけれど、自分のクロールの二倍以上のスピードで個人メドレーで200メートルを泳ぎ切る凄さを肌で実感できるのは自分も泳いでいるからなんですよ。

泳いでいないみなさんにはこの驚きとこの感覚、わかんないだろうなあ。


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2016年9月 3日 (土)

ネットのない生活をしてみた!

ここ数日、実家で暮らす両親のところに用があって滞在したのだけれど、この間ネット環境がなく、メールも見られない、ブログは書けない、天気予報もニュースも交通情報も釣果情報もフェイスブックも釣具屋の営業時間も、なあんにもわかんないという生活でありました。

まあ、言って見れば「ネット断食」のような生活をしたことになるのですが、果たしてこのようにネットから隔絶された生活をした時に、日頃は朝から寝る前までネット漬け生活をしている自分はどう変化するのであろうか?というところが自分のことながら興味があって、日々観察していたのであります。

実家に行った日は例のライブを行った日なので、到着は深夜。すぐに寝てしまったので問題なかったのですが、翌朝起きて顔を洗っていつものようにPCの電源を入れてハタと手が止まった。

することがないのであります。

通常はまず朝起きて昨夜のメール・チェック。そしてそれに続いてフェイスブックあたりを開いて身の回りの情報を手繰り集めるのでありますが、これらが全くできない。

仕方がないので昨夜の自分たちのライブの様子をブログに書こうと、テキストだけ打つことにした。

これでしばらく間は持ち、朝食を終えていつもの挽きたてコーヒーを飲みながら「埼玉の朝は早い」などと大昔の大橋巨泉さんのネスカフェのCMの真似をしたりしていたものの(わかんねぇだろうなぁ)コーヒーがなくなったところではいおしまい。

することがなくなってしまった。

サックスでも吹いて暇つぶそうか?と時計に目をやればまだ朝の7時台。
こんな時間から住宅街のど真ん中でサックスなんか吹いた日にゃあ警察にでも通報されるのが関の山、ということで別なことを考える。

通常、ネット→ジャズと動き始めたらその次あたりに来るのは「釣り」ということになり、埼玉の実家に滞在中は車で10分にある日本一釣れない管理釣り場である朝霞ガーデンに出向いてストイックなマス釣りを展開するのが常でありまして、今回も車の後ろには当然のごとくフライとルアーのマス釣り体制が一式揃ってる。

しかし、おりしも史上稀なる行動をしている台風10号が南大東島近海からゆっくりと北上を始めた影響で関東地方も朝から雨模様。

いくら釣り好きでもこんなジトジトベタベタの雨の中の釣りはまっぴらゴメン!
と、啖呵を切るのはいいのだがやはりやることがない。

そんな時、ふと頼まれていたビデオの編集が滞っていたことを思い出し、おもむろに外付けハードディスクをつないでみたら素材のデータがしっかり入っているじゃあありませんか。

先ほどまでの落胆の連続が嘘のように自分でも「あ、今オレ生き生きしてる!」と感じるくらい元気になて編集を始めました。
集中すること二時間。さすがにどんなにやることがなくても仕事的作業への集中力はこのくらいが限界で、いったん休んでしまったら気持ちがもう編集の方に向かない。

ああ、相変わらず気分屋な性格のオレ!

などど思いながら、もうじきお昼だから何か作ろうと、別なベクトルに目的を見出してなんとか午前を乗り切りました。

午後は昼寝してからサックスを思う存分吹きまくってご近所にご迷惑をかけてこの日はなんとか乗り切りました。

とはいうものの、最近はサックスの練習にもPCのアプリを使って行うので、ネットにこそ依存しないもののPC依存は逃れられない。


さて二日目、この日も台風の影響で雨で昨日と状況は変わらず。
それでも朝起きてから一番にしたのはPCにスイッチを入れること。立ち上がってデスクトップの画面を見てから「ああ、することないんだ」と気がついた。

朝ごはんでも食べよっと、と朝食→引き立てコーヒー、といったところでさて次は何をする?

立ち上がったPCをみて、昨日の編集の続きでもするか…ということにした。

これでなんとか午前中は間が持ちました。

午後は昨日と同じく昼寝サックスね。PC使って。

さあ、二日目を終えていよいよ三日目。と言っても特に何もすることもなければ出来事も起こらないのだけれども、さすがに三日目ともなると、朝起きて反射的にPCを立ち上げることはしなかった。

この日は台風10号が関東地方に接近していたので、台風の進路が気になり一時間おきにテレビで台風情報をチェックしながら、暴風雨のため締め切った部屋で朝からサックスの練習。

昼まであっという間に時間は過ぎ、午後はまたまた昼寝してラッパ吹いてという自堕落生活。

そうは言いながらも、折あるごとにネットで天気予報を見ようとしたり、一日50通以上来るメールのことが気になったりとなかなか心はネットから逃げられない。
それに、使えない、使わないと分かっていながらもPCの電源が入っていないと落ち着かないという禁断症状も。


この日の夕方から夜にかけては東北地方に向かった台風10号の情報から目が離せず、通常ならPCの台風情報にへばりつくところを、久しぶりにテレビの前に釘付けとなってこの日は終わったのでありました。



四日目は台風一過の晴天の中、本来の実家に来た用事があったので午前中これを済ませて、午後は昼寝してからまた用事をひとつこなしたところで午後の四時。

さあて、夕飯までの間何すっか?とPCで音楽を聴きながらふと、あることを思い出してブログに書き始める。

ブログを書いている時の自分というのは一体どういう顔をしているのだろう?と思うくらい集中して一時間半、夕食までの時間で半分書き上げて、食後すぐに残りを書き切る。

さらに、寝るまでの時間にもう一本。
と、ネタと書くモチベーションさえ上がればいくらでもいけちゃう自分が怖い。

とはいえ、本来ならおの作業もネットを経由してブログを書く作業なのでありまして、基本的なにはネット依存的精神状態なのに変わりがない。

ああ、ここまで自分の心も体も根深くネットの根っこが這い尽くされてしまっているのかと思わされるばかり。

五日目になるとさすがにネット禁断症状から這い出せたのか、PCの存在も気にならず、と言いたいところだけれど朝起きたらPCの電源を入れている。

主にスケジュールの確認などのために立ち上げたのでありネットに依存しているわけではないのだけれど、PCが立ち上がっていることで精神的に安定する自分がわかる。

ここまでを振り返ってみると、ネットに依存しているのもわかるけれどそれ以上にPCへの依存が強いことがよくわかりました。

生活の中にPCが無いのが想像でき無いくらい依存している。
生活のツールとしてかなり大きな割合を占めているのですね。
今回は諦めてしまっているので使わないけれど、普段は料理をするときにもクックパッドなどのレシピでネットのお世話になっていますからPCなしの生活は考えられないほどになっています。

私はスマホは持たないので、これは想像ですが、おそらく私のPC依存と同等、あるいはそれ以上にスマホ依存の方々は多いのではないかとも思いますね。

私は釣りに行ったときはPCから全く離れることができますが、スマホを持っていらっしゃる皆さんは移動中にさらってる方も多く見られますし、釣った魚の写真を即座にSNSにアップする方なんかもいらっしゃる。

ウィンドウズ95の発売以降急激に広がったコンピュータ社会ですが、まだ20年あまり、というか私にとってはもう20年という感覚かな、インターネットが普及して17~8年、

スマホに至ってはこの5年くらい?

良くも悪くも世の中はすっかり変わってしまいましたね。
私も変わってしまった。
皆さんも変わってしまったんだと思いますよ。


さあて五日目の晩、ようやく自宅に戻ってネット生活に戻るわけですが、それを前にしてすでにネットを使ってしなければならないことが山積み。
その作業の事前の整理にPCを使ったりして…



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2016年9月 2日 (金)

ライブは楽し@プチ 吉祥寺

10日ほど前に本ブログに台風10号について書きましたが、結果的には最悪の予想が当たってしまい、東北北部や北海道に大きな被害をもたらしでしまいました。

被災された皆さまには心からお見舞い申し上げます。


さて、もう一週間近く経ってしまいましたが、数年ぶりにお客さんを前に演奏をするということをしてしまいました。ライブ演奏であります。
二年ほど前に福島県の二本松でのとあるフェスティバルに呼ばれて演奏して以来。

今回のは本ブログでも一週間ほど前に告知したアレであります。

日頃、月に一度ペースで集まっては音を出して遊んでいたセッションバンド仲間で、「ライブをやろうよ」という話が出てのは今年の始め頃だったか、なんとなく人前でやってみたくなったのと、身内で出しっ放しの中途半端な演奏を続けるよりも、決めるところはきちっと決めた演奏を日頃からしておいて、いざという時は人前でできるようにしたいなあ、という思いからでた発想でありまして、自分らのサウンドを他人に聴いて感動させようなどという発想は全くなかったのであります。

今回はセッション・メンバーの中でプロで日常的にライブをやっているピアノ氏とドラム氏の取り計らいによって、彼らの月一回のライブの前座として一時間やらせていただく、という慎ましやかなものだったのですが、いざ人前でやるとなれば、やはりきちっと合わせるところは合わせ、始まりと終わりくらいはきちっと決めなければならないので7月から3回ほどこのライブ用に練習を重ねて臨んだのでありました。


どうせ身内のライブだからお客さんも来ないだろ、と気楽に考えていたのですが、当日、ライブ開始時刻を前に20人ほど入るライブスペースは立ち見が出るほどの盛況ぶり!というようなことは全くなく、予想通り演奏開始時刻になっても身内のお客さんが二人ポツンと座っているだけ。

もう少しお客さんの入りを様子見て始めようか、と言っているところに、やはり身内の方数名が入っていらして少し格好がついたのでいよいよ演奏開始をすることに。

MCを任されてしまった私のご挨拶に始まって、一曲目のWhisper notがスタート。

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MCマイクと私のソプラノ・サックス用のマイクが併用で、しかもマイクスタンドを用意していなかったために譜面台にマイクを置いてそれに向かって吹く、という素人らしいスタイルになってしまたため、曲を紹介したらすぐにマイクを譜面台においてサックスを構えるのでありますが、曲紹介と同時にドラムのカウントが出てしまったので、マイクを置いてサックスを構えるまでの時間が無くて一瞬焦る。

なんとかギリギリで間に合ってうまく最初の一音が出せたのでちょっと安心しました。

今回のライブでは前半4曲ジャズの曲、後半4曲はボサノバという構成であります。

数年前のフェスティバルのライブと違うのは、狭いライブスポットでのライブなので、お客さんの反応がダイレクトに伝わってくるんですね。

目の前のお客さんに「がっかり•••」みたいなため息なんか疲れた時にはもうどうしたら良いのか分からなくなってしまうので、怖くて目を開けて吹くことすらしたくないのでありますが、拍手ひとつとってもおざなりの拍手と気持ちの入った拍手の違いがわかるのでその辺りも狭い場所でのライブの大変よいところであります。

テーマのアンサンブルは何度も練習したのでまあまあ小さいトチリはあったもののなんとかこなしたのですが、アドリブとなるとこれはもう実力がそのまま出てしまうのでゴマカシがきかない。

自分の演奏についてここでは細かいことは触れないことにしておきますが、自分自身の課題が人前でやることで具体的に見えたのはとても良い経験になりました。

三曲目が始まる頃には身内ながらも10人以上のお客さんでまあまあ客席も埋まりなんだか本格ライブっぽい感じになってきましたよ。

私のテナー・サックスをフューチャーした「 It  easy to remember」という曲では出だしの大事な音をミスって冷や汗ものでしたが、なぜかあまり緊張はしなかったんですね。

76 音がないとそれなりにサマになってる?

それより自分の音がよく聞こえて、音程の悪さや音色のムラなどの方が気になったなあ。

演奏よりもMCであれこれ色々気を使って、むしろそちらの方で疲れてしまったという感じもしたりして。

09b 次回はMCのみで参加か?(笑)

ともあれ、始まってしまえば時の過ぎるのは早く、あっという間に一時間の持ち時間は過ぎて、拍手の中第二部の、こちらが本日のメイン・イベントとなる進藤伸一トリオ+Voの演奏へと移っていったのですが、聞いていらしたお客さん達にとってはこの一時間はどのような長さに感じられたのであろうか?怖いけれどおいおい知人関係者に聞いてみることにしよう。


9b こちらは本物なので聴きごたえあり
                                             

やっと一息して、飲み物を飲みながらピアノトリオ+ボーカルの演奏を聴きながら、来てくれた知人達に声をかけて話していると、一時間はこれまたあっという間に過ぎ去ります。

最後の一時間はジャムセッション。
他のバンド仲間の面々が「待ってました」とばかりにステージに上がって三曲ばかりやりましたが、私自身の演奏では何もできなかいほど惨憺たるものだったのでかなりヤバイ。
でも和やかな雰囲気で楽しくやるこういうのもまあアリか、という感じであそびました。

最後の方ではフリーでいらしたの身内以外のお客さんもお一人さん入ってきてくださり嬉しかった。
自分の演奏が終わったらいつの間にかお店の店員さんになってお客さんの注文をとったりして、車で行ったのでお酒を飲むことはできなかったのでしたが、なかなか楽しい雰囲気の三時間でした。

身内ながらも見に来てくださったお客様の皆さん、ありがとうございました。

次はいつになるかわからないけれど、これに懲りずまたいらしてください。
次回はもう少しマシな演奏ができるように精進いたしますので。

場所を貸してくださったプチのオーナー、そしてセッティングをしてくださった進藤さん、三浦さん、ありがとうございました。

蛇足になりますが、一時間ライブ演奏をするというのは結構疲れるもので体力が要求されるのであります。比較するのもたいへんおこがましいのでありますが、ポール・マッカートニー先生やストーンズなど御歳70歳にもなろうというお方が二時間もぶっ通しで歌い続けるというのなど、想像を絶する凄さ!
体力だけじゃありません、曲の順番、構成、仕掛け、演出などモロモロを全て覚えて、さも、当然のごとく自然にやっているところが信じられない。

やはりプロ中のプロは「住んでいる世界」が違うようで。

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