Eno Cafe五島列島店@ステイタス
毎度、遠征釣行に乗じてコーヒー未開の海あるいは島で自家焙煎コーヒーをゴリゴリしちゃおうというEno Cafeでございます。
今回は九州は長崎県五島列島の北部にてゴリゴリしてきましたよ。
今回持って行ったお豆ちゃんはといいますと、前回のコーヒー焙煎シリーズでご紹介したエチオピア・シダモG2とホンジュラス・セロアスール農場の二種類でございます。
遠征前日に自宅キッチンでコーヒーをシャカシャカやるのはすかり定着してしまい、むしろ魚を釣るためのルーティーン化していると言っても過言でないほど、私にとっては魚釣りをする前の重要な儀式になってしまったのであります。
さて、遠征初日、今回の遠征は五島列島方面の島に泊まっての遠征ということだったので、宿泊先でコーヒーを淹れることになるのかと勝手に判断してしまった私は、当日船に乗り込む直前に立ち寄ったコンビニで紙コップを買うことをうっかりわせれてしまうというミスをしてしまったのでありました。
今回乗船するステイタス号は船中泊はしない船なので、船にカップや食器類が用意されていないことは容易に想像できたにもかかわらず、どこかで気を抜いてしまったようです。
それに気づいたのは、港を出た船が「しばらく走りますよ、40分くらいかな」と船長の言葉とともにスピードを上げた瞬間でありました。
朝の7時過ぎ、海はベタ凪、時間はたっぷりある、となったらコーヒーを淹れない手はないじゃあないですか!にもかかわらず、淹れたところでカップが無〜い!
熱々のコーヒーを手の平をすぼめてコップ代わりに飲むわけもいかないのでどうにもすることができなかったのでありました。
幸い、この日は午後から入れ食いになったのでコーヒーのことはすっかり忘れて釣りに集中できたおかげでなんとか乗り切ることができたのですが、船が島につき宿に入ったら真っ先に近所のスーパーに紙コップを買いに行きましたよ。
ところが、スーパーのコップ・コーナーにはビニール・コップは三種類あるのに紙がない。
忙しそうにレジ打ちしている店員のお姉さんに在庫の有無を聞いてみたら、嫌な顔一つせずに奥の倉庫を見てみますね、と探してくださった。
数分間、在庫に期待して待ったのですが在庫はなく仕方なく宿へ戻ったものの、まだ諦めきれない。執念深いんです。
なんと言ってもこの日初日にまあまあ良い釣りができたのであとはキッッチリとコーヒーを淹れておかないことにははるばる五島列島まで釣りに来た意味がないじゃあないですか。
そこで宿の女将に相談したら、いくつかあるかもしれないので見てみるといい、これしかなかったとちょうど人数分の紙コップを手に持ってきてくださった。
この時の女将は後ろから後光が差してまるで天照大神のように見えましたよ。(ホンモノは見たことないけど)
そしてその夜は、翌日も朝早い出だったので、風呂→乾杯→夕食→寝る、とコーヒーのことは明日に回すということにして早寝したのであります。
さて、釣行二日目。
今回は九州は長崎県五島列島の北部にてゴリゴリしてきましたよ。
今回持って行ったお豆ちゃんはといいますと、前回のコーヒー焙煎シリーズでご紹介したエチオピア・シダモG2とホンジュラス・セロアスール農場の二種類でございます。
遠征前日に自宅キッチンでコーヒーをシャカシャカやるのはすかり定着してしまい、むしろ魚を釣るためのルーティーン化していると言っても過言でないほど、私にとっては魚釣りをする前の重要な儀式になってしまったのであります。
さて、遠征初日、今回の遠征は五島列島方面の島に泊まっての遠征ということだったので、宿泊先でコーヒーを淹れることになるのかと勝手に判断してしまった私は、当日船に乗り込む直前に立ち寄ったコンビニで紙コップを買うことをうっかりわせれてしまうというミスをしてしまったのでありました。
今回乗船するステイタス号は船中泊はしない船なので、船にカップや食器類が用意されていないことは容易に想像できたにもかかわらず、どこかで気を抜いてしまったようです。
それに気づいたのは、港を出た船が「しばらく走りますよ、40分くらいかな」と船長の言葉とともにスピードを上げた瞬間でありました。
朝の7時過ぎ、海はベタ凪、時間はたっぷりある、となったらコーヒーを淹れない手はないじゃあないですか!にもかかわらず、淹れたところでカップが無〜い!
熱々のコーヒーを手の平をすぼめてコップ代わりに飲むわけもいかないのでどうにもすることができなかったのでありました。
幸い、この日は午後から入れ食いになったのでコーヒーのことはすっかり忘れて釣りに集中できたおかげでなんとか乗り切ることができたのですが、船が島につき宿に入ったら真っ先に近所のスーパーに紙コップを買いに行きましたよ。
ところが、スーパーのコップ・コーナーにはビニール・コップは三種類あるのに紙がない。
忙しそうにレジ打ちしている店員のお姉さんに在庫の有無を聞いてみたら、嫌な顔一つせずに奥の倉庫を見てみますね、と探してくださった。
数分間、在庫に期待して待ったのですが在庫はなく仕方なく宿へ戻ったものの、まだ諦めきれない。執念深いんです。
なんと言ってもこの日初日にまあまあ良い釣りができたのであとはキッッチリとコーヒーを淹れておかないことにははるばる五島列島まで釣りに来た意味がないじゃあないですか。
そこで宿の女将に相談したら、いくつかあるかもしれないので見てみるといい、これしかなかったとちょうど人数分の紙コップを手に持ってきてくださった。
この時の女将は後ろから後光が差してまるで天照大神のように見えましたよ。(ホンモノは見たことないけど)
そしてその夜は、翌日も朝早い出だったので、風呂→乾杯→夕食→寝る、とコーヒーのことは明日に回すということにして早寝したのであります。
さて、釣行二日目。
今日こそは船の上で淹れてやる!と朝一から気合が入ります。
どのタイミングて淹れてやろうかと様子を伺うのですが、最初の移動はほんの重数分程度だったのでここは見送ることに。
朝一ポイントを攻め終わり「次は大きく移動します」と船長が声を発した時には「ここだ〜っ!」と気合を入れます。
船長にお湯沸かして!とお願いし、走る船の上でコーヒーなんか淹れたら、船の揺れでコーヒーをこぼして新しい船を汚しちゃったりして、なんていうことは気にはしつつも一切を排除し頭の中はEno Cafeモード一直線なのでありました。
揺れる船の上にバカがいる図
さあて、お湯も湧いて豆もゴリゴリしました。
本日は苦味とコクのホンジュラスでバシッと決めて、眠たい頭の中をすきっとしていただこうという目論見です。
湯を注ごうとしたら湯沸かしポットが台の上に置いてあるので手元に降ろそうと船長に許可を願ったら、「電源外すと電気ポットなのでお湯が出ませんよ」と言われてしまった。
ドリッパーと受けるポットを手にして湯沸ポットのところまで持って行きお湯を注ごうとしたら、湯沸ポットの口がドリッパーに届かないし、なんとか斜めにしてお湯をさしたら、今度は受けるポットの熱で手が火傷しそうだし・・・
あああ、思ってもいない展開、ここまで来てお湯がさせないのかあぁぁ!!!
と落胆しそうになったところに神の一言。
紙コップにお湯を一旦入れてそれをコーヒーにさせばいいじゃないですか!
というハット君の助言に目から鱗は落ちるは、落ちそうになっていた肩はスッと伸びてやる気十分になるはで、さっそく淹れました。
ちょうどコーヒーがはいったところでポイントに到着し、釣り師の皆さんはコーヒーなんかより魚を釣る方に気持ちが行っているのを無理やりコーヒーを手渡し飲ませます。

どのタイミングて淹れてやろうかと様子を伺うのですが、最初の移動はほんの重数分程度だったのでここは見送ることに。
朝一ポイントを攻め終わり「次は大きく移動します」と船長が声を発した時には「ここだ〜っ!」と気合を入れます。
船長にお湯沸かして!とお願いし、走る船の上でコーヒーなんか淹れたら、船の揺れでコーヒーをこぼして新しい船を汚しちゃったりして、なんていうことは気にはしつつも一切を排除し頭の中はEno Cafeモード一直線なのでありました。
揺れる船の上にバカがいる図
さあて、お湯も湧いて豆もゴリゴリしました。
本日は苦味とコクのホンジュラスでバシッと決めて、眠たい頭の中をすきっとしていただこうという目論見です。
湯を注ごうとしたら湯沸かしポットが台の上に置いてあるので手元に降ろそうと船長に許可を願ったら、「電源外すと電気ポットなのでお湯が出ませんよ」と言われてしまった。
ドリッパーと受けるポットを手にして湯沸ポットのところまで持って行きお湯を注ごうとしたら、湯沸ポットの口がドリッパーに届かないし、なんとか斜めにしてお湯をさしたら、今度は受けるポットの熱で手が火傷しそうだし・・・
あああ、思ってもいない展開、ここまで来てお湯がさせないのかあぁぁ!!!
と落胆しそうになったところに神の一言。
紙コップにお湯を一旦入れてそれをコーヒーにさせばいいじゃないですか!
というハット君の助言に目から鱗は落ちるは、落ちそうになっていた肩はスッと伸びてやる気十分になるはで、さっそく淹れました。
ちょうどコーヒーがはいったところでポイントに到着し、釣り師の皆さんはコーヒーなんかより魚を釣る方に気持ちが行っているのを無理やりコーヒーを手渡し飲ませます。

ハット君の神の声がこのコーヒーを・・・
まったく迷惑な押し売りコーヒー屋なのでありますが、いいんです!私にとってはこれも釣りの中の重要なルーティーンなんですから。
自分でも一口飲んだのですが、これが残念なことにイマイチの味。
お湯を注ぎ過ぎてしまってお湯の味のするコーヒーになってしまったのでした。
なんか気負って淹れた分残念な味なのですが、心優しい釣り師の皆さんの「美味しい」という言葉に励まされ、折れそうになった心もなんとか持ち切りました。
しかし、迷惑な話ですよねえ。さあ!釣りをしよう!という時に飲みたくもないコーヒーを飲まされた上に「美味いと」いう言葉を半ば強要されるのですから。
おそらく強制的船上コーヒーなどとは予想だに・・・
そんな迷惑も顧みず、私自身は上五島の海の上でコーヒーを淹れたことで大いに満足してしまい、釣りなどはもうどうでもよくなってしまった。
しばらくは、みなさんの釣りする姿を見ながら出来が65点ぐらいのコーヒーをチビチビ飲んでは満足顔をしていたのでありました。
この心の充足度は思いの外高く、この日はこの後釣りに勤しんだにもかかわらず、ちっこいアカハタを一匹釣っただけに終わったにもかかわらず、とても満足して宿に戻ったのでありました。
そしてこの晩。
大雨から逃げて早めに上がったこの日は夕食も比較的早い時間に済み、「さて、寝るか!」と一人さっさと部屋に逃げ込むように宿の食堂を出ようとした時、神の声がまたまた聞こえたのです。
「コーヒーやらないんですか?」
と言う神のその声を置き去りにしながら一度は部屋に入ったものの、部屋の戸を閉めた瞬間、なぜかスイッチが入ってしまったのです。
コーヒー・ミル、ドリパー、紙、豆の一式をリュックに詰め込むと素早く食堂に戻り「Eno Cafeやります」と宣言し、神の声の主ハット君に豆をゴリゴリしていただきながらお湯だのカップだのを準備し、今度はお湯の味がしないキッチリとコーヒーらしい太い味のを入れましたよ。
まずは自分で味見して納得の味だったので、みなさんに振舞います。
苦いコーヒーは嫌い〜!というY店長とKHKさんには、特別に薄めの二番出し、三番出しのコーヒーを入れてご提供。
鬼才KHKさんのこの笑顔は嬉しいッス!
まったく迷惑な押し売りコーヒー屋なのでありますが、いいんです!私にとってはこれも釣りの中の重要なルーティーンなんですから。
自分でも一口飲んだのですが、これが残念なことにイマイチの味。
お湯を注ぎ過ぎてしまってお湯の味のするコーヒーになってしまったのでした。
なんか気負って淹れた分残念な味なのですが、心優しい釣り師の皆さんの「美味しい」という言葉に励まされ、折れそうになった心もなんとか持ち切りました。
しかし、迷惑な話ですよねえ。さあ!釣りをしよう!という時に飲みたくもないコーヒーを飲まされた上に「美味いと」いう言葉を半ば強要されるのですから。
おそらく強制的船上コーヒーなどとは予想だに・・・
そんな迷惑も顧みず、私自身は上五島の海の上でコーヒーを淹れたことで大いに満足してしまい、釣りなどはもうどうでもよくなってしまった。
しばらくは、みなさんの釣りする姿を見ながら出来が65点ぐらいのコーヒーをチビチビ飲んでは満足顔をしていたのでありました。
この心の充足度は思いの外高く、この日はこの後釣りに勤しんだにもかかわらず、ちっこいアカハタを一匹釣っただけに終わったにもかかわらず、とても満足して宿に戻ったのでありました。
そしてこの晩。
大雨から逃げて早めに上がったこの日は夕食も比較的早い時間に済み、「さて、寝るか!」と一人さっさと部屋に逃げ込むように宿の食堂を出ようとした時、神の声がまたまた聞こえたのです。
「コーヒーやらないんですか?」
と言う神のその声を置き去りにしながら一度は部屋に入ったものの、部屋の戸を閉めた瞬間、なぜかスイッチが入ってしまったのです。
コーヒー・ミル、ドリパー、紙、豆の一式をリュックに詰め込むと素早く食堂に戻り「Eno Cafeやります」と宣言し、神の声の主ハット君に豆をゴリゴリしていただきながらお湯だのカップだのを準備し、今度はお湯の味がしないキッチリとコーヒーらしい太い味のを入れましたよ。
まずは自分で味見して納得の味だったので、みなさんに振舞います。
苦いコーヒーは嫌い〜!というY店長とKHKさんには、特別に薄めの二番出し、三番出しのコーヒーを入れてご提供。
鬼才KHKさんのこの笑顔は嬉しいッス!
以前もこの方法で入れたら、苦味が薄く爽やかな感じのコーヒーがはいるのでそれなりに満足していただいたという経験もあったのでそうしたのですが、KHKさんからはコーヒーへの認識が変わった、という嬉しい言葉をいただきました。
さらに一番出しの、いわばストロングコーヒーを焼酎のロックに入れて割ると美味しいと根魚王がやり始めたのを見て船長も焼酎コーヒー割りを飲みいけるとおっしゃる。
根魚王のコーヒー割り
どれ、私のも一口、と飲ませて頂いたら、とてもすっきりしたコーヒーの香りとコクが口に広がるカクテル、という感じですんなりと飲めてしまうではありませんか。

味はこの笑顔が物語るのか?
後になっていろいろ人に聞いてみたら、焼酎コーヒー割りというのは居酒屋さんのメニューでは既に確立されているらしいですね。
船長が「これはいくらでも飲めちゃいますねえ」とおっしゃるのを聞いて私もご満悦になり、安心して眠りにつくことができたのでありました。
底無的船長飲酒之図
でも、今更ながらですが船長ったらどんなお酒でもいくらでも飲んじゃうような気もするんですが・・・まあ、いいでしょう!細かいことは!
ということで、翌朝も張り切って早起きし、朝食時にエチオピアのシダモを淹れました。もうここまでくるとコーヒー三昧しただけで満足してしまい、釣りは二の次になってしまったのであります。
ジギング王にもご満足いただけたようで光栄です
今年五月の男女群島に始まり、六月の沖縄船中泊、七月の種子島、そして今回の上五島と九州方面の釣り場で着実に足跡を残しているEno Cafeでありますが、はたして次はどんなところに出現するのでありましょうか。
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