海は凪・・・なのに@ステイタス 長崎
長崎のステイタス遠征三日目は海の波も収まり早朝からの出船となりました。
はじめは島周りの浅場から釣り開始。
開始したと思ったらもう釣ってる人がいる。そう!この人根魚王!
しかしながら後が続かず、潮がとまてしまったのを見計らい大移動することになりました。
かっとびステイタス号で凪の海を突っ走ること一時間あまり、一見何の変化もない海の上に船は止まります。
しかしこのあたりの海底はいい水深で変化する有名な曽根になっているらしいのでした。
期待して一同釣り続けるも、ここでも潮があまり動かない様子で渋い状態が続きます。
何度か流し変えた時、船首方向から順に次々と竿が曲がり始めた!
きたか地合い!今がつるチャンスと喜んで自分へもヒットするのを期待してしゃくると、おお!絵に描いたように順番が自分にも回ってきたじゃあありませんか!
しかし、ちょっとしたらその引きかたが怪しいのに気付きましたよ。
ほぼ同時に最初にヒットさせた方が魚の正体を見てため息をついている。
そう!連発の魚の正体は「うまい棒」ことアカヤガラだったのでした。
この魚は食べると大変美味しいので、釣って嬉しくはあるのですが、一方でこの魚が釣れる時はだいたい潮が動かない時が多いんですね。
釣れた時は潮が動いていな証拠といってもいいくらいの魚なんです。
そのアカヤガラ、さらに次々と連発し全員が二匹づつくらい釣り上げたところで忍耐強く潮の動き始めるのを待っていた船長も決断したようで大移動することになりました。
再び船は風の如く突っ走ります。
今度は30分ほど走ったところで止まり漁礁を狙うというアナウンス。
水深100メートルほどの場所に垂直に漁礁が有るらしいのです。
船を流しながら漁礁の上を通過していったその時。
ミヨシからヒットの声。
ついさっきまで船の奥で寝ていたY店長です。
この人本当に寝ていたと思ってたら起きてきて簡単にヒョイと大物を釣り上げる。
ファイトを見ているとなかなかの魚のようです。
上がってきたのは今回のツアーで一番のサイズのヒラマサでした。
引率の方がこんな一番大きいのを釣っちゃってえ…って言う声があちこちから聞こえてきそうな雰囲気の中、ここの漁礁はこの一本のみで後が続かず、飛行機に乗る時間も時間から逆算すると残り時間も無くなってきたので帰港することになりました。
ううん、三日目はいいところなかったなあ。うまい棒二本。一本だけキープしてもう一本はリリースです。
こうして、三日目は海は凪いだものの潮が動かずなかなか渋い釣りを強いられたのでありました。昨日とは同じ海とは思えないくらい。まあ、こういう難しさが釣りの面白いところでもあるのですが。
台風が二つもいたわりにはなんとか釣りにもなって、十分満足とは言えないながらも楽しい遠征でした。
ステタイスさんのかっとび新艇にも乗ることができましたし。
写真提供 : プロショップ Ebb&Flow
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