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2016年10月21日 (金)

アカジン祭りなるか?!@マリンボックス 西表島

10月11日火曜日に西表島を訪れて以来天候はどうも今ひとつで風が強い。
この日も夜中に風と雨の音で目が覚めてしまった。
それは、まどろみながらも明日は釣りができるのだろうかと心配になるほどの激しい雨音だった。

朝起きてみると風はだいぶ弱くなったもののまだ風音を立てて吹いている。
今日も行けるポイントは限られるのだろうな、と半ば諦めてはいたものの、この島の実力ならば釣れるっところならば釣れるだろうと楽観視もしていた。

朝食をとりながらこの日のプランをY店長が話す。
残ったメンバーの釣りの趣向を考えてこの日は根魚ジギング船とキャスティング・青物ジギング船の二船に分かれて釣りをすることになった。

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根魚船は当然この人、根魚王とアカジン狙いで来た私、そしてY店長の三名。
キャスティング船はキャスティング大好きのヨッシーさんと青物大好きのジギング王の二名となる。

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昨年は根魚ポイントとキャスティング・ポイントがある程度両立したのだが、風と波により限られた場所にしか行けないとなったためキャプテンの宮城さんの提案でこのようになったのは嬉しかった。

港に着くと天気は雲の間からときおり日が差す。波は昨日ほどは高くなさそうだが、決して凪ではなかった。

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午前9時、二船同時に出向し我がジギング船はとりあえず通り道にあるリーフで小物釣りを楽しむ。

小物ちゃんたちと遊んだ後はアカジンのポイントへまっしぐらとなった。
水新50メートルあたりがアカジンのいる場所なので、そのような条件のいい場所を探っていくのだがなかなかルアーへの反応がない。

私はこの日、ゴビアス・アンセスターという根魚に強力に効くルアーを選んでしゃくっていたのだが、どうも今ひとつ魚の反応は悪く、ときおりバラハタが釣れる程度だった。

キャプテンの宮城さんがタイラバをジギングのようにしゃくって使い、いい反応を得ていた様子なので私もこの方法に方向転換しタイラバ100gをそこから20mくらいの範囲で誘う釣りに変えた。

何度かポイントを変えたちょうど12時を回るころ、いいアタリがありすぐにね魚だとわかったのだが、先ほどまでのバラハタとは引きかたが違うのが手に伝わる。

「来た〜!アカジ〜ン!」と昨日からヒットのたびに叫んではバラハタを釣っていた私の声に、他の釣りの皆さんの耳には狼少年の叫びにしか聞こえなかった様子であったがちらっと私のファイトを見たY店長が、「お!アカジンかもしれませんね」と例によって予言をしてくれた。

この予言はなかなか的中率が高く、しかし、往々にして釣れても嬉しくない魚への予言が圧倒的に多いので悪魔の預言者などと本ブログにも書いてしまっているのだけれど、こういういい方向への予言はどんどんしていただきたい。

「予言よ当たれ!」と糸を巻いていくと見えてきたのは小型ながらも立派なアカジンではないか!またまた予言が当たってしまった。次回もヒット時には是非「アカジン」と予言をしていただきたいな、などと思いつつ、嬉しくて顔はにやける。

これでまた今夜も美味しいアカジン料理が食べられるからだ。

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「私が家に持ち帰って料理するより宮城さんに料理していただいてみんなで食べる方がハッピーなので宜しくお願いします」などと、余裕をかまして宮城キャプテンにお願いする。

やっとアカジンが釣れたので連発かと思いきやこのポイントも単発で終わってしまい移動することに。
このころから雲行きが怪しくなってきて、島の風上側から吹く風が深い山に当たり作りだす雨雲が風裏の風下にいる我々に向かって吹き込んでくる。

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雨が降る前にお昼を食べましょう、と促されて食べたのが正解だった。
食べ終わるか否かくらいの絶妙なタイミングで雨が降り出し、日焼けしようと競泳水着にギンバルという破廉恥な姿で釣りをしていた私も寒くなってTシャツと雨具を着込まなければならないほどに体感温度が下がる。

次に入ったポイントは西表島の実力を垣間見させてくれた場所だった。
キャプテンから魚探にいい反応がある、と言われた直後、回収中の私のタイラバを何かがひったくられた。

ひったくった瞬間魚は走りドラグを出す。
底から20mは巻き上げていたので、アオチビキあたりの青物が食いついたと思ったので、心の中では「ああ外道か・・・」と落胆しながらもなかなかのファイトを見せる魚とやりとりする。

すると今度は隣で釣っていた根魚王にもヒット!
これもいいサイドの魚らしく竿を大きく絞り込んでいる。

根魚王は自分のヒットを素早くアカジンと見抜き慎重にファイトを始める。一方の私も魚が走ったのは最初だけでそのあとのファイトが根魚らしい、ときおりグングンと引き込むようなものに変わったのでひょっとして・・・と慎重にファイトすることにした。

その様子を見ていたY店長、根魚王の魚にはいち早くアカジン宣言をしたものの私の方にはなかなか予言をしてくれない。

残り10mくらいまで上げてきたところで「アカジンかもしれませんねえ」とやっと予言をしてくれた。
このあたりになって、私もひょっとするとアカジンかも、という気がしていたので俄然やる気になって慎重にファイトする。

魚は重く、明らかに今回の遠征で掛けた魚の中では一番重い。

クルーのコーヘイくんに、ネット!ネット!と声をかけ巻き続ける。
やがて暗い海から魚の姿が見えてきた瞬間、思わず大声を上げてしまった。

やったーっ!アカジンだ!デカイ!デカイ!

これまでに自分の見たスジアラ系アカジンでは最大の魚体が水面に現れると、興奮は極限に達し「コーヘーくん、すくってね!」と声を掛ける。
ネットに魚が入った瞬間は思わず何か大声を上げていたに違いない、興奮して覚えていないのだ。

一方、隣の根魚王も私の魚を見て自分のも同サイズを確信したようで、ニヤリと笑ったように見えた。依然として竿は大きくしなる。根魚王のこの竿がこのしなり方をしたのは9月の五島列島遠征でクエを釣り上げた時以来、間違いなく大物だと確信させられた。

ところが、糸は巻き上げられまもなくリーダーにはいると思った瞬間、フッ!と糸のテンションがなくなり竿は直立してしまった。
一瞬何が起こったのかわからなかったが、根魚王の落胆する顔を見て理解できた。
バレてしまったのだ。正確には糸が切れてしまったのだ。

根魚王曰く、おそらくこの魚を掛ける前の段階で根がかりを何度か外したりした時にラインに傷が付いていたのではないかと。

「釣りに一番大切な道具は針と糸です」という師匠の言葉が思い浮かんだ。

「ダブルヒットの写真を撮りたかったですねえ」と残念がるY店長に私一人喜ぶ写真を撮影していただき、根魚王には申し訳ないが私の心はかなり満たされてしまった。

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現金なもので先ほどは「私の魚はみんなで食べてください」と言ったにもかかわらず、大きな魚を見たとたんに「この魚持って帰ります」とキャプテンに調理しないようにお願いしてしまう自分をつくづくせこい人間だなと卑下しながらも、顔は笑っていたに違いない。

そんな様子を見透かしたのか、この直後根魚王は二匹連続でアカジンをヒットさせ釣り上げてしまった。
私の偶然の回収中ヒットなどとは腕の差、いやステージが違うというか魚がいればきっちり結果を出してしまうところが根魚王の王様たる所以。
バラしたのを含めれば一流しでアカジンを三本かけたことになる。
なんという的中率!ただただ驚かされるばかりなのであった。

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このあと、雨がひどくなりポイントを移動。
やや浅めのポイントに入り潮の動きも止まったと言うので、私はタイラバをやめて潮止まり時に強いゴビアス・ブルスリムにルアーを変え釣りをし小さなバラハタを何匹かかけたのみに終わる。

さらに雨足が激しくなり、雨雲から逃げるようにポイントを変えたものの逃げ切ることはできず、魚の反応もあまり良くないので上がることになった。

港に向けて船を走らせ始めると行く手に虹がでて海面から海面へと美しいアーチを描いていた。まるで絵に描いたようなアーチは虹の袂までしっかりと見ることができた。

都会で見る虹はビルや建物の上のあたりからぼんやりと立ち上がり、アーチも全て見ることは中々ないのであるが、原生林の山を背景に小ぶりながら美しい形を見せてくれた虹に感動する。

港に着くと既に帰港していたキャスティング船の二人が荷物を片付けていたので釣果を聞くと、キャスティングは完敗だったようで、こちらも思うようにいいポイントに行けなかったらしい。帰りがけにリーフで憂さ晴らしをしたらしいのだが二人の顔には落胆の色がにじみ出ているように感じた。

宿に帰りシャワーで潮を落としビールを飲む。
この日の夕食は団体さんの予約が入ってしまっていたため、団体さんが帰るまで別室でビールや泡盛のロックを飲んでいたのだが、宮城さんが気をつかてくださり栓を抜いていない中国の白酒を提供してくださった。

一見してかなり高級な白酒であることが見て取れる。
一口なめてみると、これまで飲んだ白酒の中では最も風味、舌触り、口の中に残る味わいが深い素晴らしいものだった。

アルコール58度コップもある強力なスピリッツなので、白酒未経験の方々にはグラスに舐める程度に次いでに注いで配ったのだが、匂いをかいただけでギブ・アップの方と一舐めで放棄した方の分を私のグラスに集めてちびちびとやっていたらいつの間にかすっかり酔っ払ってしまい、肝心の夕食の時間になる頃にはすっかり出来上がってしまった。

「みなさんで・・・」といった本日一匹目のアカジンが調理されて出てきた頃には意識も朦朧とし漠然とした記憶しか残っていない。

真っ先にベッドに潜り込むやいなや記憶は薄れてしまったのでありました。

写真提供 Ebb&Flow

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