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2016年10月27日 (木)

Eno Cafe西表島店@マリンボックス 西表島

毎度離島に自家焙煎コーヒー豆と道具一式を持ち込みコーヒーを淹れて、無理やり飲ませては「美味しい」という感想を強要する、離島無理やりカフェ「Eno Cafe」でございます。

今回はあと一息で日本の最西端と最南端に届く西表島。ちなみに最西端は与那国島、最南端は波照間島でどちらもお隣の島であります。

今回は一週間弱の長逗留だったので豆を二種、この内一種は焙煎を変えて二種類にし、コーヒーの味的には三種の豆を持ち込みました。

タッパーに入れた豆をバッグに入れて移動するものだから、空港の荷物カウンターでバッグを持ち上げるたびにジャラジャラ豆の転がる音がしたり、バッグに近づくとほのかにコーヒーの香りがしたりと、なんとなく怪しい荷物の運び屋的な気分で飛行機、タクシー、連絡船を乗り継ぎはるばるやってきました西表島。

10月なのにまだ真夏の暑さが出迎えてくれました。
さすがにこの暑さの中、船の上ではホット・コーヒーは飲めないだろうなと予想してきたので、厚かましくもお世話になるマリンボックスさんに併設のレストランRocoさんにコーヒーを持ち込んで、持ち込みコーヒーなる反則技を使ってしまいましたよ。
もちろん事前に了解をとってのことですけれどね。

今回のお豆はエチオピア・シダモG2の中煎りよりちょい深め、ホンジュラスHGの中ちょい深と中深煎りの三種類。

到着日は午後遅く到着してそのまま釣りに行ったので、翌朝の朝食後、釣りに出かける前に最初のEno Cafeをやっちゃいました。

釣り師は岐阜の帝王と二人きりだったので、ご挨拶代わりにお店のスタッフの分も淹れることに。朝の慌ただしい時間に無理やりお湯を沸かしていただいた上にカップまで用意していただいてごめんなさい。

せっかく西表島まで来たのだからということで、テラスでそよ風に吹かれながらコーヒー豆をゴリゴリ。この日はホンジュラスHGの中ちょい深煎りでまずは様子を見ることに。

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6杯分の豆を使い、私好みの少し濃いめに淹れてみました。

程よい湯温で淹れられたのかコーヒーの味はとてもまろやかに仕上がり、同行の釣り師、岐阜の帝王を始めお店のスタッフのみなさまにも飲んでいただきます。

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今回は岐阜の帝王が、このEno Cafeに岐阜では有名な「ういろ」を持参して下り色を添えていただきました。

この「ういろ」これまで私らが知っていた「ういろ」とは異次元の柔らかさ。
パッケージされたまま触ってもぷよぷよとしたいい感触。
食感ももちもちしながら滑らかで甘すぎず、ただ甘いネトネトういろとは一線画する「ウいろ」への固定観念を覆すおいしいものでした。

なんでも原料に米粉をふんだんに使ってるとか。
岐阜にお立ち寄りの際はぜひご賞味ください。

そんな「ういろ」をつまみながらのコヒー・タイム。
心地よい風が吹き風の音、鳥の声、遠くに波の音と自然の音しか聞こえてこない西表島のテラスで飲むコーヒーのなんと贅沢なことか。

街中でジャズを聴きながら飲むコーヒーもいいものですが、こういう自然の音しか聞こえないという環境は、もはや国内ではなかなかできない体験。男女群島や沖縄船中泊などの波と風の音だけという洋上でのコーヒーともまた違った趣でとても気持ちの良い朝を迎えられました。
スタッフの皆様からも、しさしぶりにコーヒーを飲みましたという声をかけていただき自己満足に浸ります。

日本の西と南の果てまですぐそこ、という島ですから、他にも幾つかレストランはあるようですが自家焙煎の挽きたてコーヒーを出すお店はそうないと思われるので、はるばる重い荷物と一緒にコーヒー・ミルをここまで運んできた甲斐があるというものです。


さて、翌日、三日目の朝は風が強かったのでレストランRocoの店内をお借りしてのEnoCafeを強行。

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この日の豆はエチオピアのシダモG2の中炒り豆です。
一般的には「モカ」で売られている豆ですね。
酸味が強いのが特徴なのですが、一般的な中入りよりもほんの少しだけ強く焙煎したこともあってか、酸味は程よく苦味とのバランスも良いコーヒーになりました。

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朝の慌ただしい時間にお湯を沸かしたりコーヒーカップを用意させたりと余分な仕事をお願いしたにもかかわらず、快くご協力したお店のスタッフの皆様にもお礼の意味も込めて淹れました。


四日目の朝からは本体合流で釣り師だけで5名となったので、豆の在庫量の都合から釣り師のみへの提供となりました。


毎度遠征ではおなじみのジギング王、根魚王にとっては遠征の朝はEno cafeで始まるというのが常態化しつつあるようで、淹れる方もその期待に応えなければと毎回手を尽くします。

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今回はホンジュラスHGの中深煎りを淹れました。
実はEno Cafeで中深煎り豆を持ってきたのは今回が初めてで、それは苦目のこのコーヒーが釣り師の皆さんにどの程度受け入れられるのか様子を見ていたのと、世の中どこに行っても中深煎り豆を飲ませるコーヒー店ばかりなのでそれとは違った味を、とわざと持ってこなかったのが理由だったのですが、今回は「本物の中深煎りをあなたに!」的に真正面から日頃みなさんがお飲みのコーヒーと比べてくださいとばかりに淹れてみました。

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苦目のコーヒーになるかと思いきや、もともとコクと苦味のバランスが良いホンジュラスHGの豆は思いの外まろやかに仕上がり、柔らかな南国の朝にぴったりのお味。

まろやかに仕上がった原因の一つには、ここ半年ほど、コーヒーを淹れる際に熱湯を使わず、少し冷ましたお湯で淹れるようになったことも挙げられると思います。

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これは、今年の春ころにコーヒー友の兎夢さんという方から、「コーヒーは熱湯で入れちゃダメ!」と教えられ、試してみたところ、数十年間「コーヒーを淹れるときはお湯は熱いほど旨味が出る」と信じていた私の考えを根底から覆すまろやかなコーヒーを体験してしまって以来、この湯温で淹れるようになり、その湯温お具合も繰り返し入れているうちに感覚でこのくらいが一番美味しいというのを見つけ出せたからに他なりません。

物事なんでも自分の思い込みや決め付けで「それが一番」と思い込んでしまうと進歩がないようで、その筋の詳しい方々の意見にはできるだけ耳を貸し、自分の間口を広げていくことが大切なのだなあ、ということを改めて実感しつつ西表島の空を流れる雲を見ながら味わったのでありました。

翌日の朝も滞りなくEno Cafeを開店し、最終日の朝は前夜に飲んだ強烈58度の白酒の影響で、朝コーヒーを淹れるのは無理かも!と宣言してしまったにもかかわらず、この日最終日、西表島の空は本来の青さを取り戻し眩しく照りつける朝日の中でコーヒーを飲まずにこの遠征を終えられようか!と気合を入れての開店。

この日も外のテラスで朝日を浴びながら自然の音に包まれてコーヒーを頂いたのでありました。

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毎朝コーヒーを飲んでいる私にはこうしてコーヒーを飲むことは当たり前のことになっているのでありますが、昨年この島を訪れたときには引き立てコーヒーがなかったので二週間の長逗留中に一時的に禁断症状が出そうになったことも今回わざわざ道具一式を持参したことの一因なのでありました。

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アウトドアのような非日常生活においては、その「非日常性を楽しむ」ということもある種の快楽なのでありますが、その「非日常」の中に無理やり「日常」を持ち込むという「非常識性」を楽しむところがEno Cafeの醍醐味でありまして、まあ砕いて言えばジョーク的なバカバカしさを楽しんでいるのであります。


さて、次回は一体どこでコーヒーを淹れられるのかな?


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