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2016年10月14日 (金)

マングローブ・パラダイス西表島 二@マリンボックス 西表島

マングローブ・フィッシング二日目の午後、後半も大物マングローブ・ジャックとテッポウウオを求めて上流の支流奥深くから河口に向かって釣り下ってくるという展開となる。

昼食後、釣り始めて早々に小型のマングローブ・ジャックが釣れた。
ルアーは相変わらず管釣り用のシケーダーというルアー。セミちゃんである。

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周囲のマングローブからは絶えずセミの声が聞こえていたのでこのルアーが当たるのもうなずける。
もうこの頃になると何匹釣れたのかも覚えていなかった。

Imgp7730cb_2


潮はゆっくりと上がり始めていた。
水面に浮かぶ木の葉がゆっくりと上流に向かって流れている。

5344bb

両側をマングローブに囲まれた支流をふと見上げればそこは原生の世界が広がり、人の手の全く入っていない手つかずの自然を満喫出る。
なんども書いてしまうが、このようなところが今日本国内にどれだけ残されているのだろうか?


上がり始めた潮の流れに逆らうようにカヌーは下流に向かいゆっくりと流しながら釣りを続けていくのだが、どうも魚の反応が先ほどよりも鈍くなってしまった様子である。

テッポウウオのいるポイントを攻めるが魚の反応は全く無くなってしまった。

やる気のある魚さえいてくれれば、いい場所にルアーを落としたらすぐに答えが出るのがここでの釣りの素晴らしいところなのだが、魚がいないとはっきりと反応もなくなる。


カヌーは狭い水路から本流に出た。
来るときは川の両岸に広大な干潟が広がっていたのだが、全て水の中に沈んでおり川幅は倍くらいに広くなっているように感じられた。

Imgp7759cb

ここからしばらくは倒木や立木周リに着くマングローブ・ジャックを狙うのだが、こうなると大物狙いの得意な帝王の独壇場だった。

彼は、ブラックバスのトップ・ウォーター・プラグのカタログのようなタックル・ボックスからその場その場の状況に応じたルアーを選んで、テンポよくかつ正確にポイントを攻めていった。

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                                       まるでルアーのカタログのような帝王のボックス


立木と流れの当たる、いかにも魚の好みそうなポイントに来たとき、ここぞという場所に投げた帝王のレッド・ペッパーを動かした瞬間、大きな波紋とともにバシャン!という水音が立ち水面が炸裂する。

次の瞬間、帝王の雄叫びがジャングルに響きわたる。
水面はふたたび静かに戻っており、魚は針にかかりきらなかったのだ。

さらに、同じ筋を下りながら似たような場所で二発出るのだが針に乗らない。
どうも魚の活性が下がり気味の様子でルアーを食い切らないのだ。

やる気のある魚というのは動くもの、自分の琴線に触れるものには迷わず食らいついたり、飛びついたりするものだが少しでも活性が落ちると食い方が甘くなる。

この日は潮が上がり始めてからは魚達のその傾向が顕著になり始め、いいポイントを狙い魚が反応してもルアーを舐めるように触るだけだったりするので、その度に釣り師は身をよじらせて悶え苦しむのであった。

前半にテッポウウオの反応の良かったポイントも、下りながら上げ潮の状態になったら同じポイントなのかと思うほど沈黙してしまい魚の姿すら見えなくなってしまった。

ガイドのヨネちゃんは悩みながら川を右に左に、過去のそして今日午前中良かったポイントを次々と攻めていくのだが、波紋が広がる程度の魚の反応はあるもののなかなか針にかかるまでには至らなかった。


朝一番でテッポウウオの反応が一番良かったポイントまで釣り下り、本日最後のテッポウウオ狙をすることになった。

同じ場所なのだが午前中に比べて水位が1メートル近く上昇しているので同じ場所に見えない。

川面のかぶさるマングローブの枝と水面のわずかな隙間にルアーを投げ込むのは、なかなかの集中力と腕前がいるのだが帝王はいとも簡単にこなしていく。

何投目かに久しぶりのヒット!
魚はあまり大きくないようだがテッポウウオ的サイズだったのでとうとう来たか!と
一瞬カヌーの上は盛り上がったのだが、上がってきたのはオキフエダイだった。

小さいながらもオレンジの背びれに黄色の鮮やかなお腹からヒレにかけてのコントラストの美しい魚体は変わらない。

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さらにそこから数メートル下ったところで今度は私にヒット!
しかしこれも同じくオキフエダイだった。

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午前中にはたくさん見えたテッポウウオの姿も全く見られない。
オキフエダイの群れが入れ替わってしまったようにも感じられるほど状況は変わったしまっていた。


時間も残り少なくなったのでボートをあげる側の岸に移動し最後のポイントを流したところで帝王のレッドペッパーにバラクーダがヒット。

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この魚がこの日の最後の魚となりカヌーを岸にあげた。

昨日は午後遅くからのお試し程度の釣りだったが、今日は朝から夕方までマングローブを堪能した。

潮の動きによる魚の活性の変化、どんな場所でどんなルアーが効くのかなどいろいろ知ることもできたし、なによりも教科書通りにいい場所にはいい魚がいて私達と遊んでくれる。

こんな夢のようなパラダイスが他にあるだろうか?

私の子供の頃は身近に川や沼があり、簡単な仕掛けの道具と餌で小ブナやクチボソが簡単に釣れた。
小学校に入る直前に初めて釣ったクチボソが私の釣りの原体験である。
それ以来遊びといえば魚釣り。クチボソからフナへ、フナからヘラブナへ、大人になってからはルアーのブラックバスや管釣りのニジマスと移行していくのであるが、お金もかからずに手軽に釣りのできる環境が身近にあったからこそ今の私の釣りがある。


今、若者達の釣り離れが顕著のように思えるが、彼らの周りには魚の釣れる場所がない。子供達は釣り場もなければ釣りに接する機会も私の子供の頃に比べたらなきに等しいと思われる。

ここの島のマングローブのようにまでとは行かずとも、魚を手軽に釣ることのできるフィールドが日本の各地にあって、子供達が気軽に釣りを楽しむことができたなら日本の釣り界の未来も明るくなるのだろうな、などと自分の釣果よりも釣り界の将来を思ってしまうのであった。

ご参考
ルアー・フィッシング・ガイド・サービス

マリンボックス

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コメント

ご無沙汰しております。
毎度遠征でうらやましい限りです。えのさんは川から海からありとあらゆる釣りがお好きなんですねー!
海でのビッグ釣果期待しています!

未来さん
お久しぶりです。

昨夜遅く西表島から帰っていました。

埼玉生まれ、育ちの私の釣りの原体験はクチボソでした。
そのあとはヘラブナ。
バスで初めてルアーにはまり、海の釣りを始めたのは
まだ6年くらい前からなんです。

そういう僕にとって、西表島というところは本当に様々な釣りができるので
天国のような島です。

未来さんも、いつか機会があったら訪れることをお勧めします。

海の釣果の方は、追い追いブログでご紹介しますね。

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