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2016年10月13日 (木)

マングローブ・パラダイス西表島 その一@マリンボックス 西表島

2016年秋の西表釣行、二日目も初日と同じく岐阜の帝王と一緒にマングローブ・フィッシングを楽しむ。

今日向かう川はテッポウウオがいる川だというので、自ずとメイン・ターゲットはテッポウウオ、そしてもちろんでかいマングロブ・ジャックとなる。

テッポウウオと言ってもご存知ない方もいらっしゃるかもしれないが、この魚は主に東南アジアのジャングルに生息する魚で、水中から川などに覆いかぶさるように生茂る草木の葉にとまる昆虫類に向かい、水中から虫をめがけて口から勢いよく水鉄砲を発射して虫に当て、その勢いに押されて水面に落ちたところを一瞬でパクリと食べてしまうという大変珍しい魚であり、私が小学生の頃は珍しい生き物として小学生向けの学習雑誌や理科の教科書にも写真付やイラスト付きで書かれていた。

その珍しい魚がまさか日本にいて、それを自分が釣ろうとは小学生当時のenos少年は夢にも思わなかったのだが、昨年初めて訪れたこの西表島で思いがけなく釣ってしまってからというもの、憧れの釣りのターゲットの一つになってしまった。

そうのような珍しい魚なので西表島にいると言ってもどこにでもいる訳ではないらしく、限られた川の限られた場所にしかいないらしい。
従って、西表島を訪れたからといって必ずこの魚にである訳ではなく、生態を熟知したガイドがいて初めて出会える魚なのだ。

これは魚に限らず大自然に住む鳥や珍獣などにおいても同じことが言え、自然の中の動物というのは檻の中にいる動物園の動物とは違い行けば見られるなどという簡単なものではないのである。

さて、話を先に進めよう。
この日朝9時過ぎにカヌーを積んだ車でマリンボックスを出発し川に向かう。
途中で水分などを補給し川へ着きすぐにカヌーを下ろして釣り始める。

この日、釣りのガイドを務めてくれるのは若き名ガイドのヨネちゃん。
昨年は二人で港の目の前の海でアカジンを釣りまくるという嬉しい体験をさせてくださった。

天気は快晴、風は微風ながら涼しい風だ。

時間はちょうど下潮の潮止まりらしく、水の引き切った河口付近は広い洲とむき出しの岩盤に囲まれてその上にマングローブが生茂るという風景になっていた。

出発に際し、帝王がタックル・ボックスから取り出したルアーがおかしかった。
アメリカのマンズ社製のハード・ルアーなのだが、その形はミミズを模したワームと言われるソフト・ルアーそのもの。

Imgp7694b

ソフトルアーというのは総じてハード・ルアーよりも良く釣れることが多いので、何故わざわざ手間暇かけてこのようなものを作り上げたのか?おそらくアメリカ人的ジョークも交えて作ったのであろうけれども、このルアーの開発に携わったフィールド・テスターは初めてこのルアーを手渡された時に、一体どのような反応をしめしたのかなど謎と興味が次々と湧いてくる珍ルアーなのであった。

帝王曰く、知り合いのルアーショッップから是非これでマングローブ・ジャックを釣ってくれ!というリクエストとともに手渡されたらしい。

そんなルアーを見ながら出船。
最初に入ったポイントがいきなりテッポウウオのいる場所。
私は昨年ここでテッポウウオを釣り上げ、強烈な印象を受けたのでこの場所がそういうところであるということがすぐに分かった。

そして、ポイントに近づいてみるとテッポウウオの群れがわらわらと湧き出すように逃げていくではないか。
この光景を見て興奮しない釣り師はいないと思うであろう。

すぐさま用意していたルアーをキャストする。
木から落ちてきた虫を食べる習性の魚のので、私が用意したルアーはグラス・ポッパーというバッタを模したルアー。

これは本来釣堀のマス釣りで夏場から秋のバッタのいる時期に多く使用されるものなのであるが、今回西表島に来るに際しテッポウウオ対策として、このバッタちゃんとその他にもセミを模したものなど虫の形のルアーをいくつか持ってきたのだ。

キャストを繰り返すが、どうも魚からの反応はよろしくなくルアーを追ってくる姿が見えない。

何度か繰り返すがどうも反応は今ひとつ、しかし10センチほどのテッポウウオがワラワラと湧き出すように逃げていく様子は時折見るのでいることは間違いない。

同じポイントを何度か回り込んでは攻め直したが魚は出ることがなかったため次のポイントに移動する。

この時私はルアーをバッタからセミに代えることにした。
何故ならマングローブの林からセミの鳴き声がうるさいほどに聞こえていたから。

これが良かったのか次に移動したポイントで本日初フィッシュとなるナンヨウチヌを釣り上げた。おチビちゃんながら魚が釣れるのは嬉しいし、自分の狙いが当たったような気もしたのでご機嫌である。


Imgp7696b

さらにおよそ5分後、今度はマングローブ・ジャックことゴマフエダイのこれもまたおチビちゃんを釣り上げる。どうもルアーが釣堀のニジマス用の小さいルアーなので釣れる魚も自ずと小さくなってくる様子。こういうセコイ釣りは得意なのだ。

Imgp7698b



カヌーを上流に向かって流しながらんポイントはテッポウウオからマングローブ・ジャックポイントへと変わったのでルアーも代えてミノーにしてみた。

しばらく流していったところでマングローブの根っこギリギリのところに落としたルアーをチョンと引いたところで竿がしなる。
なんだか今日は調子いいぞ!とこれまたおチビちゃんながらも引きを楽しんで巻いてくるとナンヨウチヌだった。

しばらく川を上り支流に再びテッポウウオのポイントだというのでセミちゃんにルアーを戻して投げたらすぐにヒット!やった!テッポウウオだ!ルアーに飛びかかる姿が見えた!

しかし、手応えはどうもテッポウウオのそれとは違う。
茶色い背中を見せて上がってきたのはマングローブ・ジャックだった。

Imgp7701b

ヒットの瞬間を見ていたヨネちゃんによれば、テッポウウオが食いつこうとした瞬間下から飛び出したマングローブ・ジャックが我先にと食いついたのだという。

余計なことをしやがって!狙いのテッポウウオが釣れたと思いぬか喜びしたというのに。

その時、ほぼ同時に帝王にもヒット。
そちらはジャックならぬナンヨウチヌ。同じ場所にいろいろな魚がいるのには本当に驚かされるし楽しい。

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帝王もジャックやナンヨウチヌを次々とキャッチするのだが、肝心なテッポウウオがなかなかかかってくれない。

一度は私にヒットしたのにバレてしまった。
この時は木から落ちる虫になりきって水面に落とし、一瞬間をおいてちょこっともだえるようにルアーを動かした瞬間に来た。狙い通りの展開に喜んだのもつかの間1メートルほど引いてきたところで外れてしまったのだ。

次に来たのも虫になりきって岸際ギリギリにルアーを落とした瞬間。
一瞬テッポウウオの大きな縞模様が見えたので、こいつはいただきと思った瞬間下からロケットのように飛び出したマングローブ・ジャックの口に針がかかってしまった。

贅沢な話なのだがマングローブ・ジャックが憎くてたまらない。
今、僕が欲しいのは君じゃないんだよ。ごめんね。
と声をかけてリリースする。

この後はナンヨウチヌ、マングローブ・ジャック、メッキなどが何匹かかかったがそんなことはもうどうでもよくなっていた。

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                                               マングローブ・ジャックの牙
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とにかくテッポウウオが釣りたかったのである。
支流の奥まで釣りあがったところでマングローブの木陰にカヌーをとめてお弁当を食べる。

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潮は上がり始めており、つい先ほどまで見えていたマングローブの根っこが少しずつ水に浸かり始めるのを見ながらこの日後半の釣りの展開を想いつつ美味しいお弁当を口に運んだ。


ご参考
ルアー・フィッシング・ガイド・サービス

マリンボックス

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