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2016年11月

2016年11月28日 (月)

人生初金洲釣行@光輝丸 御前崎

いつもお世話になっているソルト・ルアー・ショップのEbb&Flowさんから急遽のお誘いで御前崎に釣りに出かけました。

御前崎に行くのは生まれて初めてであります。
イメージ的には静岡の遥か彼方、名古屋に近いイメージなのでこれまで釣りに出かけようなどとは考えたこともなかったのでありますが、以前からプール仲間の釣り師先輩で御前崎にしばしば釣行なされる方から、「御前崎は釣れるよ〜!」と再三聞かされていたので、この話があった時には何を釣るのかも聞かずに二つ返事で「行きます行きます」といってしまったのであります。

御前崎までは横浜から200kmくらいの道のり。
高速を走れば3時間ほどで着きます。

さて当日、夜中の12時に集合したのは四名。
ベルファイヤーFさん、平戸のMさん、Y店長にわたし。

ベルファイヤーFさんのベルファイヤーに乗り込んで出発。

午前3時過ぎ御前崎港近くのセブンイレブンに到着し、ここで船長と待ち合わせる段取りになっていました。

午前4時過ぎに船長が現れて港へ向かいます。
真っ暗で何も見えないのですが、港に着いたら船の明かりで照らされていた。


今回お世話になるのは光輝丸さんというジギングを中心にやっているらしい船です。
船は手すりがしっかりついているのでジギングはしやすく、ロッドホルダーもそこそこあって釣りやすそうな船でした。
荷物を積み込んで午前五時半出船。

この日の計画では、まずは青物をジギングでやってみて、ダメなら中深場のクロムツ、アカムツ狙いということでした。

東の空が次第にオレンジいるの染まっていく中船は南東方向に走ります。
目指すは金洲。

この金洲というポイント。
まだ海の釣りをする前から釣り番組などでしばしば聞いていた場所なので、すぐに名ポイントだということが分かりました。
同時に大物への期待も湧き上がります。
一時間少し走りちょうど水平線に陽が昇った頃、快走していた船が急激にスピードを落とし旋回をはじまめ、ポイント到着を釣り師に知らせてくれると、キャビンの後ろ側で波しぶきを避けながらボーッとしていた頭が一気にスイッチが入り釣りモードに変わります。

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最初のポイントは100m前後の水深でした。

期待を込めて落とした一投目。
底をとってしゃくり始めると、三回程しゃくったあたりで魚の気配がしたと思ったらすぐにヒット!なんと開始早々一投目でヒット!なんだかいいぞ!爆釣の予感!

ところがあまり引かない。魚はどうやら小さいようなです。船長が出てきて竿先の動きを見てサバかな?と言ったら上がってきたのは大当たり!サバちゃんでした。
ちょっとがっかりするも、魚はいる!と気合を入れ直します。

船は群れの反応を追いかけて小移動しながら入れ直していきます。

二〜三回目の流しで回収して!と船長の指示があり糸を巻いていたらいきなりガツン!というひったくるようなアタリ!
すぐ横で釣っていたY店長が「サワラかな?」というのでちょっと嬉しくなりましたよ。
なんたって昨年仙台でY店長の釣ったサワラを食べて以来あの美味しさにすっかり虜になってしまっていたのであります。

グイグイと力強く心地よい引きごたえが腕に伝わり竿もいい感じでしなります。

サワラらしきその魚は横に走り回り、糸を船の反対側方向にまで引っ張っていくので、船底に糸が擦れるのではないかとヒヤヒヤしましたが、なんとか回避してその姿を現しました。

船長にギャフで上げてもらったらサワラではなくカマスサワラでありました。
鋭い歯をむき出したその顔は野獣のよう。船長にも歯に気をつけて、と言われながらまあまあのサイズにちょっと満足。

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この時私以外の船上の釣り師の方々にもこのカマスサワラが次々とアタッタようで、皆さんこの鋭い歯で糸を切られて散々だったということを後から聞かされました。

臭いけれど美味しいというのでキープすることにし、写真を撮ってから〆てクーラー・ボックスに入れようとしたら入らない。無理やり尻尾を捻じ曲げてなんとか収めたので1mくらいはあったのか。

他の釣り師の皆さんが次々と糸を切られるので釣りにならないと判断したのか、船は大きく移動し50〜60mのポイントに入りました。

早速反対側の常連釣り師の方にヒット。
いいサイズのカンパチが上がってきました。

こちらも気合を入れてしゃくってると隣のY店長にヒット!続けざまにさらに向こう隣のMさんにもヒット、そしてさらにミヨシのベルファイヤーさんにもヒット!と連続ヒット!

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右舷の四人で釣れていないのは私だけ。トホホ・・・

次の流しでは「根が荒いから根掛かりに気をつけて」という船長の合図をちゃんと聞かずに中深用の仕掛けにツチノコ150gをつけて落としたら、底をとって二しゃくり目でヒット!根が!
300m巻いてきた1.5号のPEは悲しいかな高切れしてしまい中深ポイントで使えなくなってしまったのであります。

今回の釣りに来る前に、「中深もやるかも」と聞いてからいろいろネットで調べたら、あちこちに『高切れしたら釣りにならなくなるので道糸は400m巻くように」と書かれていたのを読んだのにもかかわらず、舐めて300mしか巻かずに来たのでバチが当たってしまった。

一方他の皆さんはアヤメカサゴなどをポツリポツリと釣っていらっしゃるご様子なのですが私にはアタリがなく、それでも釣れる気は十分で気合も十分だったんですよ、このあたりまでは・・・

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この頃から凪いでいた海に少しうねりが出始めます。
しばらくこのポイントを流し直していたのですがアタリはなかなか出ず、午前10時頃に見切りをつけて「300mやるよ」という船長の一声で移動します。

30分ほど揺られてポイントに到着。
「300mからね」と言われたけれど道具がない。
仕方ないのでY店長に泣きついてスピニングながら3号を400m巻いてあるタックルを借りて釣りをすることになったのでありました。

ジグはクイックゼロワンの300g。これを3号のPEラインで300m落とすのですが糸はどんどん出て行くのでありますがいつになっても底が取れない。
糸の目印を見ていてもあまりに長いので何メートル出たのかがわからなくなてしまい、糸がなんとなくフケタところでこの辺がそこかな?と糸を巻いて竿を上げれば、引き重りが強くただただ重いばかり。

ポイントはそこから5mと言うので二〜三度しゃくっては落としまたしゃくる、というのを繰り返すのですがどうも重いだけで楽しくない。

ふとミヨシ方向を見るとMさんがクロムツを釣り上げているところでした。
ご本人は「なんか良くわからない」みたいなことをおっしゃっていましたが、釣っちゃうんですから流石です。


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私はというと不甲斐なくも二度目の流しでは投入のタイミングを外してしまったので、オマツリを避けるために投入せずにひとの釣りを見ていたら眠くなってきてしまった。

普段は少々眠いくらいでは釣りは止めないのでありますが、遥か彼方300先のジグを操るという集中力に自信をなくしていたこともあり、眠気に負けてキャビンに入って少し休むことにしたのであります。

中に入ったらいつの間にかベルファイヤーさんが爆睡しているじゃありませんか。
あら、お仲間がいた。と思ったら妙に気が緩んでしまいそのまま私も爆睡モードに入ってしまいました。

揺れる船の上でウトウトするのは実に気持ちが良くて、ふわふわとるれる中で夢を見たりしているうちに時間がず分経ってしまったようです。

フッと目が覚めた時に、このままじゃあ終われない、と起き上がって釣り座に戻り300mの釣りを再開。

休んだおかげで集中力が戻ったのか、今度は底を取れているのがはっきりと感じられました。


ちょうどその時隣の店長がヒットしたようなのでアタリの感触はどんな感じなんですか?と聞いたら、ドン!と以下のアタリのような感じで来ますよという。その後は巻くと重いですから分かります。と言いながらご本人はヒットしているので色を巻き巻きしている。

ドン!ですね、その後は重くなるのね。と念仏を唱えていると、長い時間かけて300mを巻き上げてきた店長の魚が見えてきた。
黒っぽいからクロムツかな?と思っていたら、なんと付いているのはイカじゃあないですか!そりゃあ、ドンとイカのようなアタリをするわけだ!と二人で大笑い。

しばらくしたら私にもドン!というほどではないけれどアタリらしき感触、そして竿をあおると確かに先ほどよりは重い感じ。

半信半疑ながらもつれた感じがするので300mの巻を開始します。
たくさん巻かなければならないので早く巻きたいところなのですが、本命のアカムツは口の周りがモロイので強く引くと口が切れてしまうので優しくゆっくりというのが定石だそうで、はやる気持ちを抑えながらゆっくり巻き巻きすること数分。

やっと残り10mくらいまで来ると先ほどまでは半ば仕方なく巻いていたのが、急に何が付いているのかワクワクしてくるから不思議なものです。

海の中から見えてきたのは何やら赤い魚。
ひょっとして、とおもったけれどなんだか小さい。

上げてみたら20cmくらいの細身のカサゴのようなお魚でした。ユメカサゴという名前らしい。先ほどまでキャビンで夢見ていた私にはおあつらえ向きのお魚ちゃんですが、おチビだし返せば生きて戻るというので写真も撮らずにリリース。

それでも、一匹釣れたのは大きい。
感触がなんとなく分かったのと、釣れる、という自信が次の釣りに気持ちをを向かわせてくれるから不思議なものです。

その後も300m落としては探って、きたかな?と思って300m巻き巻きするも勘違い、ということなどを何度か繰り返したところでお時間となってしまいました。

せっかく釣りの感じが分かってきたところだったのでもう少しやりたかったのですが、港まで走る時間も考慮すると致し方ない。

再びキャビンの椅子に腰掛けて港近くまでウトウトしたのでありました。
途中、目を覚ました時に船から見える富士山の姿は日頃関東側から見るそれとは違い、急角度でそそり立つ凛々しい姿で感動を与えてくれました。

住むところによって心にある富士山の形やイメージというのはずいぶん異なるものなんだろうなあなどと思いながら再び眠りに入って行ったのでありました。

小一時間揺られて港に戻り陸に上がると日差しが強く暑いくらいの陽気で思わずシャツ一丁になってしまいました。

海はそこそこ凪いでいたし、風も冷たくなかったし、いい釣り日和だったのだなあと思いつつも、居眠りをこいていたのと道具の不備で中深の釣りに関しては思いを残すところばかりで中途半端な結果になってしまったのでありました。

帰りの道のりは土曜の夕方というにもかかわらず東名高速上り線に特に渋滞もなく午後6時過ぎには横浜に到着してしまったこともあり、自分の中では御前崎は釣りのエリアとして日帰り可能な釣りエリアとしてインプットされたのでありました。

次はもう少し自分の狙いたい釣りものがある時の平日を狙ってのんびり出かけてみようなどと企むのでありました。

写真提供:Ebb&Flow    光輝丸
釣りに関するお問い合わせはEbb&Flow

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2016年11月14日 (月)

岩見淳三14thリサイタル 第二部@かなっくホール 東神奈川

さて、前回(昨日)本ブログに書きました岩見淳三リサイタルの第二部の開幕でございます。


第二部の始まりは暗転したステージに岩見さん一人、ガットギターを手に椅子に座っての始まり。

ギターソロで「ミスティ」を弾きます。
ギターという楽器はコードを弾きながらメロディもリズムも奏でることのできる楽器ですが、これはそれなりの腕があるからこそできる技でありまして、私がジャズのソロギターでこういうスタイルを聞いたのは1970年代後半にジョー・パスというギタリストの「バーチョーゾ」というソロアルバムが初めてでした。

その時の驚きは、これは本当に一人で同時に弾いているものなのか?!というものでしたが、今まさにそういう演奏が眼の前で繰り広げられているではありませんか。
岩見さんのソロギターも一音一音細やかな表現に富んでおり、曲の進行とともにギターは様々な顔を見せてくれる。

ある有名な音楽家が「ギターという楽器は小さなオーケストラだ」というようなことをかつて言っていたのを思い出すほどそのギターの奏でるサウンドは彩り豊かで表現力に溢れるものだのでありました。

切ない恋心を歌った同曲の歌詞はないものの、メロディやハーモニーからはその切なさがひしひしと伝わり会場は静まり返ったのでありました。


二曲目は打って変わって全員集合してアップ・テンポの曲「スイングしなけりゃ意味ないね」です。
YAYOIさんのリード・ヴォーカルに娘、息子三人のコーラス隊が息もぴったりにスイングする。

バックのメンバーもノリノリでコーラスのリフとの掛け合いも実に小気味良く、ドラムス、ピアノ、ベースと交互に掛け合いながら文字通りスイングしまくりの一曲でありました。
サウンド的にはマンハッタン・トランスファーですね。歌手の構成こそ違いますがあのスイング感であります。

三曲目はHanahちゃんのみがステージに残り、いつの間にか手にはウクレレを持ち、弾きながらMCで家族の思い出などひとしきり語った後に自己のオリジナル曲「ありがとう」という曲を披露。
ウクレレに合わせて口笛のイントロから彼女の澄んだソプラノ声がスッと会場に響き渡る。この人はすでにメジャーデビューもしている歌手で、ミーシャさんのバックコーラスにも入っているらしく実力は本物、声も美しいながら細かな歌の表現が実に素晴らしく天性のものを感じさせてくれます。
シンプルなメロディーに家族や友達、みんなへの感謝の気持ちが優しく伝わって来るとても美しい曲でした。


次なる曲は、東日本大震災や熊本の震災被災地の方への募金を募るためにファミリーで作ったクリスマスソング集のCDの中から「オー・ホーリー・ナイト」 を兄弟三人と岩見さんのガットギターでご披露。

こう曲もできるんだ!とちょっとびっくりさせられた一曲。
クリスマスソングの中では最もダイナミックで好きな歌なのでどんな風になるのか興味津々でしたが、Hanahちゃんのリードに二人のコーラスが美しく一瞬だけ幸せなクリスマス気分に浸らせてくれました。

さらに次の曲もHanahちゃんをフューチャーして彼女のオリジナル曲「ソング・フォー・ダーリン」という曲。
今度はHanahちゃんギターを手にリズミカルなイントロから始まる、ちょっとソウルフルな曲。70年代っぽいサウンドだなあ、彼女の音楽のルーツが垣間見えるような感じだなあ、なんて思っていたら曲のリフがいつの間にかスティービー・ワンダーの「 Isn't she lovely」になている。客席の手拍子も呼び込んでノリノリの曲でありました。

それにしてもこの子(失礼)は才能あるなあ。お父さんのギターにお母さんの歌唱力をそのまま両方受け継いでしまっている。
今後の彼女の活動にはみなさんご注目あれ!あ、この曲 i-tunesでも聴けるとか。
ご興味ある方は是非。

さて、しばしのHanahちゃんコーナーが終わり再びYAYOIさんが登場し全員での演奏。
今度は最近の不安定な世界情勢に向けて平和な世界を、というメッセージを込めてジョン・レノンの「イマジン」を歌います。
ジョン・レノンファンの私としてはこんなに嬉しい選曲はないのですが、これをどうアレンジして聴かせてくれるのか興味津々。


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三人のコーラースと岩見さんのガットギターをバックちょっとゴスペル風に始まり、イン・ テンポになってからはさらにソウルフルに平和への願いを歌い上げてくれました。
曲が終わり「さて、残念なお知らせがあります。次の曲が今夜の最後の曲です」というMCでYAYOIさんが客席の笑いを取りながら始まったのはセルジオメンデスで昔大ヒットした「マシュケナダ」
最後の曲らしくノリノリの演奏でしたよ。客席にも「オバ・オバ・オバ」というリフのを一緒に歌わせて会場全体が盛り上がります。

歌のバックをサポートするバックもノリノリ。
歌の間に短く入るソロもキレ良く楽しく思わず体が動き出してしまいます。

続いてまたまたC・ジャム・ブルースの演奏にのってメンバー紹介。
客席へのご挨拶もノリノリのまま大拍手に包まれてステージは終了。となるところなのでありますが、会場からの手拍子がすぐさま始まり鳴り止まずアンコールへ。

岩見さんがステオージに現れると、この日、北は北海道西は関西方面から駆けつけてくれたお客様へのお礼の言葉があり、さらにYAYOIさんんが登場して曲のの始まり。

アンコール曲は岩見さんのガットギターとYAYOIさんのデュオで「テネシー・ワルツ」をしっとりと歌い始めました。

私、個人的にこの曲は幼かったころ我が家にあったエリ・ちえみのSPレコードを繰り返し聞いて体に染み込んでいた曲なので、そういった幼い日々の思い出などが一気に去来して思わずジンと来てしまった。

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ジンとしていると間奏のギターソロの間にYAYOIさんはステージを降りて客席でマイクなしで生声で二コーラース目を歌い上げた。これがなんとも感動的に気持ちが伝わってきて、終わるとともに大拍手。

さらに、メンバー全員をステージに呼び戻してもう一曲。
ドラムスの叩き出すイントロに始まり「スウィング・スウィング・スウィング」です。

最後の曲らしくノリノリの歌と演奏だったのですが、この曲の花は何と言ってもドラムス。
オリジナルでもドラムスとベニー・グッドマンのクラリネットの掛け合いが聴きどころですが、ここではコーラスとドラムスの掛け合いが小気味良い。
さらに岩見さんのギターとドラムのデュオがつづく。
ギターから次々と飛び出す聞き覚えのあるメロディーが楽しい。次は何が出るのかと聞き入ってしまう。

引き続いては菅野さんのドラムスのソロが炸裂!
この人のドラムスは本当にキレがいい。小技がうまい。大技もすごい。
大物ミュージシャンとの共演もたくさん経験なさってらっしゃるようなので、そういう方々との演奏にも興味が湧いて行ったのでありました。
最後は怒涛のドラムス叩きまくりで締めたところでもうワン・コーラス。

最後の最後までノリノリのステージでは幕を閉じたのでありました。


今回のリサイタルは「岩見ファミリー」と大きく銘打っただけあって、これまでのゲストミュージシャンと岩見クゥアルテット+YAYOIさんというスタイルから、ファミリーの作り出すサウンドに変わってきましたね。

曲もジャズのスタンダード中心から、ポッポスの曲をジャズ風に、あるいはオリジナルを取り混ぜてとても多彩で楽しい音楽を家族で作り出してしまうというのはすごいことなのではないか!と感心させられてしまったのでありました。

岩見さんのファミリーでのコンサートは年に1〜2度、不定期に行われるそうです。ギタリスト岩見淳三のジャズ・サウンドに加えたさらなる魅力がありますので、コンサート情報など目にした方は一度お聴きにお出かけすることを勧めいたします。
写真提供:350club


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2016年11月13日 (日)

岩見淳三14thリサイタル@かなっくホール 東神奈川

みなさん岩見淳三というジャズギタリストをご存知でありましょうか?
良いう書き出しでジャズギタリスト岩見淳三さんのコンサート・レビューまがいのことを書き始めて今年でもう四回目。

ジャズギタリスト岩見淳三さんは初回にも書かせていただいたのですが、あの日本を代表するビッグ・バンドであるシャープス・アンド・フラッツでギターを弾いていた方なのであります。

現在はシャープス・アンド・フラッツが活動休止状態なので、主にライブハウスで奥様でヴォーカリストのYAYOIさんとのデュオ活動を中心に、自己のトリオや他バンドのゲストとして活躍なさっていらっしゃるギタリストであります。


毎年秋に行われる岩見淳三リサイタルでありますが、毎年様々な趣向で楽しませてくれるので今年も楽しみに出かけました。

今年のリサイタルは「岩見FAMILY With Special Unitと題しており、これまでの岩見さんのギターバンドにゲストプレーヤーをお迎えしての演奏とは少し趣が変わり、ファミリーを前面に出してのリサイタルでありました。

ご存知ない方に少しご説明いたしますと、先に書きましたようにギタリスト岩見淳三の奥様のYAYOIちゃんはヴォーカリスト、さらに長女SHIZUKAちゃん、次女Hanah Spring、長男Daichiくんの三人もボーカリストという音楽一家なのでありまして、それぞれがプロとして音楽活動をしていらっしゃるのでありますが、このリサイタルで一同に会してファミリーでリサイタルをしてしまおうというのが今回のリサイタルなのでありました。

このヴォーカル四人のバックにギターの岩見さん、ピアノの二村希一さん、ベースの小野照彦さんというレギュラーメンバーに加え、今回はドラムスに菅野知明さんという中堅実力派ドラマーを配してのリサイタルとなりました。

さてさて開演のお時間であります。
暗転したステージにメンバーが現れやや緊張した空気の中でギターとベースのチューニングチェックなどが少しあったのち、ギターのイントロと同時にステージは照明に照らされギタークァルテットでの演奏でスタートです。
曲はMenia Moca。

小気味良いボサノバのリズムに乗りの良いギターが次々とメロディを奏でる。
このメンバー、ドラムスを除いては何度も聞いているのですが改めてじっくり聴いてみると素晴らしい。

最初に耳に入ってきたのは始めて聞いたドラムスの菅野さん。
その叩き出すリズムは実にシャープで、細かな音使いや音の強弱、音色、確かなリズムキープどれを取っても素晴らしい。
ああ、まだまだ日本には僕の知らない素晴らしいミュージシャンがたくさんいるのだなあと感心させられてしまいました。

他のメンバーはと言いますと各メンバーソロのメロディを受けてのインタープレーが小気味良くバンドの一体感といいますか、バンドとしてのサウンドが実に素晴らしい。

ピアノの二村さんはオーソドックスなバップ・スタイルながらメロディの組み立てが素晴らしく一音も聞き落とせないアドリブを展開してくれる。

ベースの小野さん太くてしなやかで安定したベースでバックを支える。
プロのミュージシャンを他のミュージシャンに例えるのはご本人に失礼であるとは知るつつも聞いたことのないみなさんにイメージし易くするためにあえて言うならばレイ・ブレウン的な音色に音の太さ、これに独特のしなやかさが加わった素晴らしいベーシストなのであります。

このメンバーでの演奏は実に軽快で小気味良い。
何気ないフォー・バースなどものけぞるくらい気持ち良く決まってあっという間に一曲が終わる。


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岩見さんのMCで曲の紹介と共に観客の笑いを取りつつメンバー紹介がおわると、ヴォーカル陣の四名が舞台袖から登場し二曲目の演奏開始。

曲はルート66、あのナット・キング・コールの有名な曲であります。
YAYOIさんのヴォーカルに三人のコーラスが素晴らしい。
いわゆるスリー・パート・ハーモニーというやつですね。

久しぶりにこの曲を聴いていたら、昔アリゾナの砂漠の中のダム湖で釣りをした時の荒涼とした風景が思い浮かんできた。アメリカの砂漠の乾いた風のようなものが演奏から感じられたのでありました。
三曲目はShizukaさんのヴォーカルをフューチャーしてAlmost Like Being In Love。ミュージカルからのスタンダードナンバーです。


Shizukaさんのヴォーカルは大人のジャズヴォーカルという雰囲気たっぷりで、アップテンポのこの曲では軽快なスキャットが気持ち良い。スキャットとのフォーバースのコラボも素晴らしく楽しさあふれる一曲でありました。
次は岩見さんのギターのみをバックにHanahちゃんのヴォーカルで明日にかける橋。Hanahちゃんの美しいソプラノの声に姉弟のコーラスのハーモニーも美しさに華を添えすばらしい。会場を感動で包まれます。
大地くん、歌うまくなってる。曲の持つ嬉しさを伝えてくれている。まだまだこれからだと思うけれど楽しみ

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この曲は、僕らの世代にとっては青春の名曲なので聞くたびに様々な思い出が去来するのでありますが、そういう自分の思い出とも重なって思わずグッときてしまうようなすばらしさでありました。


さらに続いてはDaichくんのヴォーカルをフューチャーして「君住む街かど」というミュジカル「マイ・フェア・レディ」からの一曲。どうやら岩見家の子供たちが順番にフューチャーされていくという思考のようであります。

Daichiくんは今年の6月頃に初の自己のライブを開いた若い男性ヴォーカリストなのですが、若さというのはすばらしいと感じたのは、そのファースト・ライブの時に比べてグンと上手くなっている。
以前はいっぱいいっぱいで全力で歌う姿が新人らしくて微笑ましい、といった印象だったのがグンと実力がついてきて聴かせるヴォーカルになっていた。
伸びしろのある若者に還暦間近の私としては少々羨ましさを感じさせられたのでありました。

続いてはお母様のYAYOIさんの登場で「ララバイ・オブ・バードランド」
ここにきて曲名の表記が英語とカタカナ、和訳ごちゃ混ぜになりつつありますが、分かりやすさを優先させていきましょう。

ベースとDaichiくんのリフにコーラスが絡むという小洒落た出だしで始まったこの曲。続いて入る御大YAYOIさんのヴォーカルを子供たち三人のコーラスで盛り上げるというスタイル。
スキャットはそれぞれのヴォーカルに受け渡しながらさらにそれを受けたバックのサポートが素晴らしく実に小気味良くスウィングした一曲なのでありました。


ここでYAYOIさんのMCで、熊本の大震災の時に丁度九州を巡業中で震災を自ら体験した話に続き、熊本の方々を励ます意味で、と「五木の子守唄」を岩見さんのアコースティック・ギターをバックにしっとりと歌い上げ会場の感動を誘います、さらにそのまま「サマータイム」に移行し小野さんのベースも加わりサウンドに重みが加わります。静かながら会場全体も緊張したように静まり返るほどの感動的な演奏なのでありました。
さて、早くも第一部最後の曲となります。曲は「サヴォイでストンプ」
ハナ、ギターに美しい声に両親の才能をそのまま受け継いでいる、細かな声の使い方が素晴らしく感情をそのまま伝えてくれるヴォーカル



大地 進歩が著しい 今年6月のファーストライブの時よりも格段上手になっている
三人の繰り出すスリー・パート・ハーモニーが素晴らしく、ヤヨイちゃんのヴォーカルを引き立てる
のメロを拾って次のメロディを紡ぎ出す、フレーズを羅列するのではなく曲・音楽を作り上げていく素晴らしさ
ギターソロ、小さな箱のような楽器の中にオーケストラが存在する、といった大音楽家の言葉通り、美しいメロディー、リズム、様々な音色を同時に奏でる素晴らしさ

ヤヨイ、軽妙なMCでバンドを引っ張る。
舞台から降りて客席からステージに向かってマイクなしで歌う気持ちの入ったヤヨイの歌に心を打たれる
五木の子守唄 日本的メロディにジャズ的ハーモニーのコラボが美しい。水を打ったように会場は静まり、ギターの音色と歌声が空気に染み渡るように響く。これに続いてベースが入りインテンポになると「サマータイム」に移っていく。

ワンコーラス歌った後にギターとベースのデュオが静まり返った会場に響きわたる。
この曲は様々なミュージシャンが様々なアレンジでやっているけれど、こういうシンプルでスローでしっとり聴かせるのもいいなあ。

第一部の最後の曲は「サボイでストンプ」
「サーボ〜イ」というコーラスの合間を縫うようにYAYOIさんのヴォーカルが入ったかと思うとサビの部分はDaichiくんHanahちゃん、Shizukaちゃんとバトンタッチして再びAメロに、ワンコーラス終わったところでハイテンポになり、軽快なノリノリスキャットに変わります。

ヴォーカルというのはそれぞれ自分の「キー」というのを持っているので、こういう曲の歌い方というのはかなりの力量が必要なのではないかと思うのですが難なくスウィングしたかと思うと再びテンポを落としてエンディングのテーマに。
バックの息もぴったりに小気味良く最後は「サ〜ボ〜イ」のコーラスで決まりました。

第一部だけでも色々盛りだくさんで楽しかったので第二部が楽しみ。
一部のエンディングはCジャム・ブルースのコーラスをバックにMCで盛り上げて終了。

ファミリー・コンサートの名にふさわしい楽しいステージ前半でありました。

第二部に続く・・・


写真提供:350club



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2016年11月 6日 (日)

初スミイカ@東京湾

今シーズン初アマダイで撃沈し、意気消沈していた翌日、「明日東京湾のスミイカやらない?」という義兄からの電話。

「行きます行きます」と節操もなく二つ返事で行くことになりました。

調子よく返事をしたもののスミイカ釣りはしたことはないし仕掛けもどんなのかわからない。
とりあえず必要なものを義兄から聞いて早速釣具屋さんに出かけてエギとオモリを購入し当日を迎えます。

午前5時半、出船する金沢漁港に到着すると天気予報では朝からベタ凪だったのが前日からの風が残り、冷たい北西風が吹いている。
「予報より半日遅れているなあ」と義兄。マイボートの支度をして荷物を乗り込み6時出船。


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港を出ると結構な風が吹き波もそこそこあるので、とりあえずは風裏のポイントでやろうということになり向かいます。


スミイカの仕掛けは道糸に中オモリという細長いオモリで両側に糸が結べる様になっているものを、道糸→中オモリ→エギ、という順番に結ぶだけのシンプルなもの。

これを海底まで沈めて底を取ってから1メートルほど巻いて竿をしゃくり、エギをフォールさせながらアタリを待ち、再び竿をしゃくる。という誘い方をします。水深は15メートル前後。

何しろ全てが初めての釣りなので義兄の真似をしてやるしかない。
オモリの着底とともに糸を巻き竿をしゃくり、と段取りを頭の中で言いながら繰り返していると開始10分もしないうちに義兄にヒット。

いいサイズのスミイカが上がってきました。

なあんだ、簡単に釣れるじゃない。
と、この時は思いましたよ。

竿をしゃくるだけなんですから、そんなに難しいことはないとナメテいました。
竿をしゃくるテンポ、スピード、しゃくる幅など義兄の真似をしながらしゃくってればそのうち釣れるだろうと。

ところがしゃくれどしゃくれど、全くアタラない。
義兄はその後一杯追加したところで早くも二時間が経過し、アタリが遠のいたところで場所を移動することになりました。

次の場所に移動後、またまた一投目の数しゃくりで義兄がヒット。
しかし私にゃあ全くアタリがない。イカはいるはずなのに。


ここで、エギの色が合わないのかもしれないということで義兄のヒットカラーと同じものを借りることにしました。

今度は釣れるだろう。としゃくり続けると、トン!と竿先に感じたので竿をあおってみたら、ズル〜!という感触とともに何かが外れていくじゃあありませんか。

「イカがばれたんだね」という義兄の言葉に励まされ、次こそは乗せるぞ!としゃくります。

しばらくしたらまた竿先にアタリを感じたので合わせると、今度はしっかり重みを感じて乗っているのがわかりました。「やったー!人生初スミイカ〜!」と声を上げて巻いてきたら、水中から上がってきたのは何か白っぽい。

「ありゃあ?これイカじゃない」と上げてみたらなんとサバフグじゃありませんか!
エギでフグが釣れるなんて知りませんでしたよ。ぬか喜びしていたのががっかりに変わりながらも次こそは、と釣り続けます。

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魚の気配、いや、イカの気配はあるようで時々アタリらしき感触があるのだけれど乗らないということが何度かあったのち、グン!という手応えで竿がしなりました。

今度こそはスミイカだろう!と慎重に糸を巻いてきたら、あれえ?またまた白っぽい。
サバフグの連チャンじゃあないですか?!フグってそんなにエギに食うものなの?


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しかし私のすぐ隣、二メートルも離れていないのにそこで釣ってる義兄は私がフグを釣った直後にスミイカを釣り上げる、というのが二回続いたので、これは何か決定的に違うものあるともう一度一から義兄の真似をして、何が違うのかを検証してみましたよ。

竿とリールは義兄の借り物なのでにたようなもの、エギも同様に同じ色を使ってるし、オモリも形と色こそ違えど同じ重さ。あとは違うのはハリスくらいと、義兄のハリスを見せてもらったらナイロンの20ポンドを使っている私のよりも太いフロロ・カーボンのハリスを使っているので、フロロの方がアタリが出やすいのか?と聞いてみたところ、あまり関係ないという。

となると、ハリスの太さや素材よりも長さの問題か?とよ〜く見てみると、私のハリスの長さが短いことが分かった。

最初は1.5メートルと指示通りの長さで始めたものの、エギの交換やフグにかじられた分をカットなどしているうちにずいぶんと短くなってしまったようだった。

早速ハリスの交換をして二メートルほどに少し長めにしてみたら、なんかいい感じじゃあないですか。
たったこれだけの事をしただけで釣れる気分がしてくるから釣り師と言うのはおめでたい。

ところが、この辺りからフグがエギにアタルのがわかるようになってきて、トン、とかコン、とアタッタ時はだいたいフグだというのが分かります。
エギもフグにつつかれたりカジられたりで表面が剥がれてボロボロになてきてしまっったじゃありませんか。

Imgp7893b



しばらくしてまたまた私にヒット!仕掛けを変えたから今度こそスミイカだろうって?いや!もう騙されません!
竿が曲がってもクンクン引いても笑顔なんか出しません。どうせフグなんだから。と少々自虐的になりながら巻いてきたらやっぱりフグ!

今日はイカ釣りじゃなくてフグ釣りだな。フグ釣り師としては優秀かもしれない。
などと冗談を言うしかなくなってしまった。

何杯か追加した義兄にもフグがアタルようになってきて、エギを回収する時に海面近くまでフグが何匹も追ってくるのが見えるようになってしまいました。
さすがにこれだけフグにやられたのではたまらない、と場所を移動。

朝よりもいくぶん風も収まり波も穏やかになりつつあったので少し沖に出てやることにしました。

このポイントは今ひとつアタリが出なかったので二流しして大移動する事に。

時間はお昼を遠に回っておりなんとなくボーズの予感が迫ってくる。
嫌なパターンですがここで諦めたら釣りにならないので次のポイントでもしゃくり倒しましたよ。

しばらくしたら、ズン!とこれまでとは違った手応えがあり竿先は曲がり手元にも心地よい重さが伝わってきた。それでも今日の私は懐疑的になっていたので顔を見るまでは油断しないぞ!またフグかも。なんていいながら巻いていたら、「ここはフグはいないからイカだよ」と義兄がおっしゃる。

それならいいんだけれど、と安心しきれずに巻いてきたら水中に見えてきたのは小さいながらもイカちゃんの姿。
ああ、やっと釣れた!

嬉しいやら、情けないやら。でもとりあえず釣れたのでホッとしました。

Imgp7899b



このあとはアタリもないので港に帰りがけに港の近場でちょこっとやたら、またまた義兄が一杯追加し午後三時過ぎ終了。

一杯だけしか釣れなかったけれど、今日一日で底の取り方、棚の取り方、しゃくり方、エギのカラーなどだいぶ感じが分かってきたので次回また誘われたら挑戦しようと思っています。
それにしてもフグ三匹は初めてかも、ここでも自己記録更新か?
振り返れば、夏の太刀魚、先日のアマダイと今年は近場の釣りがよくないなあ。

魚がたくさんいて誰でも釣れちゃう遠征の釣りに体も心もナマクラになってしまったのか?

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2016年11月 5日 (土)

2016-17シーズン初アマダイで撃沈!@浅八丸 平塚

つい先日まで最高気温が30度近い日が続いていたと思ったら急に寒くなり、季節は秋を通り越して冬になってしまったような今年の気候ですが、北西の風が吹いてくると気になるのがアマダイ釣り。

すでに10月に入った頃から船は出ていたので釣果は時々チェックしていたのですが、連日40センチオーバーが上がるなど、今年は全般的に数、型ともにいい傾向にあるようでそわそわしていたのでありました。

そんなある日、フェイスブックに載せた私のデカ・アカジンの写真を見たまだうら若きながら古くからの知り合いの女の子 I (アイ)ちゃんが「私も釣りをしてみたい」というので、ではあまり寒くならないうちにアマダイでも行きましょうか、ということになりました。

11月の平日、船が空いていて尚且つ暖かそうな日を天気予報とにらめっこして日程を決定。

ところが当日は日本列島にこの秋一番の寒気が入り込み北風が吹いて寒い朝になってしまった。

それでも決めてしまったので浅八丸さんに集合。

時間になってやってきた I ちゃんに支度をしてもらい船に向かう。

船に乗り込み仕掛けの作り方、リールの操作方法、餌のつけ方などなど、基本から順番に教えていくのでありますが、餌のオキアミも嫌がることなく上手につけていたのでなんとかなるだろうと一安心。

6時半、時間通り船は出航し大磯沖へ。

私自身も今シーズン初アマダイなのでやる気十分、久しぶりのアマダイ釣りに期待は大きく40センチオーバーに心はまっしぐらだったでありました。

最初のポイントに着くと、まずは仕掛けの投入を教えて、次はそこの取り方、竿のしゃくり方、アタリの取り方と順番に教えていきます。

人にものを教えるというのは自分の知識の再確認でもあるので、曖昧なところがあると他人に教えられ無いということも実感しつつ自分も仕掛けを投入して釣りを開始します。

釣りながらも I ちゃんがちゃんと底を取れているか、糸がフケてオマツリしないかなど気になるので視線は彼女の竿先と糸に集中しながら釣りをします。

アマダイは居ればすぐにアタリが出るタイプの魚だと思うのですが、この日はなかなかアタリが出ず、船中もしばらくノーバイト。

二流し目でやっと顔を見たので、そろそろ釣れるかな?と思っていたら、 I ちゃんの竿先が曲がっている。
「それ、魚ついていない?」と聞いたらわからないという返事が来たので、「とりあえずあげてみて」と指示して上げてきたら、やっぱり魚が付いていた。

小さなオニカサゴとウミヘビのダブル!
オニは毒が怖くてヘタに触れないしウミヘビちゃんはヌルヌルでしかも仕掛けにぐるぐる巻きになっちゃっているしで外すのに一苦労でしたが、釣ったご本人は初めて魚らしい魚が釣れた!とご満足の様子。スマホで写真を撮りまくる。

釣りを再開するも、どうもこちらにアタリが出ない。
魚っ気はあるしエサ取りがエサをつつくのはわかるのだけれど本命が食ってこない状態。

視線は相変わらず I ちゃんの竿先に集中しているとまた何かかかったようで竿の曲がりが大きくなってる。
「上げてみて」と巻いてきたら小さいながらもアマダイがついてる。
本命キャッチ。ああ、やっぱり先を越された。初めての他人とくるといつもこのパターンなんですよ。だいたい自分は釣れなくてお誘いした方がいい釣りをするという。

それでも、弟子が釣れたのは嬉しくもあり、少しホッとしたりで楽しいのであります。

海の方が潮がいい感じで流れてきてチャンスタイム到来。
船中、ポツリ、ポツリと型を見るのですがどうも今ひとつ数が出ないし後が続かない。

2時間ほどやって少し沖のポイントに移動。
こちらの方が魚も濃さそうで釣れる気がしたのですが、初めて間もなく船長の「すいません上げてください。サメが湧いている」とのアナウンスで回収。

船は再び岸寄りのポイントに移動。
魚がいるポイントを攻められないのは少々辛い展開となってしまいました。
何よりもこの日一番感じたのは水温が高いこと。

11月だというのに海のなかがぬるま湯のようで、100メートル落とした仕掛けを回収するとお守りが暖かく感じるほど温まってしまう。

昨年だか一昨なんだかもこういうことがあって、その時は釣れたアマダイにシイラが食いついて仕掛けごと持っていかれちゃったけ。

なんていうことを思い出しながら釣りをしていたら、 I ちゃんが自ら竿をあおって巻き始めた。
お!だいぶ慣れてきたな、と感心しながら様子を見ていると時折竿先をクククンと叩く、いかにもアマダイのアタり。上がってきたのは30センチほどのまあまあアマダイちゃん。

「今回は自分でもアタリがわかった!釣った気がする!」と大喜びの I ちゃんの写真を撮りながらわしもつらにゃあ、とちと焦る。

時計は早くも昼近くなろうとしている。


やっとそれらしきアタリがあり、ちっこいアマダイを手にすることができてなんとかボーズだけは脱出。

その後 I ちゃんはオニカサゴを追加し、トラギスやサバなどの外道にも「魚が釣れた!」と無邪気に喜んでくれているのでこちらもなんだか自分の釣りなどどうでもよくなってくるくらい嬉しくなってしまった。

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ここまでお読みの皆様の中には私が若い女の子に気をとらてスケベ根性を出しているから釣れないんだよ、などと思われる方もいらっしゃるかと思われますが、今回同行の I ちゃんは、我が家も娘のお友達でありご近所さんのお嬢様なので、皆様のお考えの様な関係ではないのでありますので誤解なき様に。
さて、一方船全体としてはやはりイマイチな様子なので午後1時近く、船長の英断で大きく場所を移動して茅ヶ崎沖へやってきた。

この辺でアマダイをやるのは初めてなので、正直あまり期待はしていなかったのですが船中2匹ほどのアマダイといい型のオニカサゴが上がったところで時間切れに。

アマダイ一匹というのはわたし的には過去最低釣果だったのでありますが、若い女の子に釣りを教えてちゃんと釣れたから気分はそう悪くないのであります。


斯様に男とは単純に出来ているのでありますが、単純な男は私だけではなく、周りの釣りオヤジさんたちも、オマツリしても妙に優しく、外道で釣れたいい型のアジをくれたりとかして鼻の下が伸びきっていたような。

釣りの場合なぜか女性の方がデカイのを釣る、というジンクスのようなものがありまして、これは世界共通にあるようで開高健さんもアラスカのキングサーモン釣りの話の中でそのようなことを書いていた。

今回も見事ジンクス通り女性に軍配は上がったのでありますが、釣りの神様に男どもの下心を見透かされてしまっているようにも思えつつも、 このような可愛い弟子ができたことと、その喜ぶ様子を見られたことの方が釣れなかった悲しみよりよはるかに大きかったのでありました。
翌日以降のアマダイの釣果をみたところ、どうもムラがあるというか、魚のいるところといないところがはっきりしているようで、いい所に当たれば数は出るという感じでした。

もう少し水温が下がるまで待った方がいいのかどうか、悩ましいところであります。


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