無料ブログはココログ
フォト

« バンド仲間とセッション忘年会@モンゴメリーランド 池袋 | トップページ | 本が読める喜び »

2016年12月22日 (木)

2016年の釣りを振り返る

 今年の釣りは釣りに行くことよりも先に、昨年末鹿島のワラサジギング釣行の際に偶然「つり丸」というつり雑誌に取材されたものが記事になり1月の15日発売の「つり丸」に載ったことから始まった。

自分が釣りをしている、あるいは釣れている姿がメディアに載るというのは釣りバカとしてはなかなか気分のいいもので、特別大物を釣ったわけでもないけれどその釣行が自体がいい記念となって残る。

そんな年明けの初釣行は1月21日に出かけた、平塚の庄三郎丸さんでのアマダイ釣り。
この時も幸先よく竿頭を取れてしまったので嬉しかった。

Imgp6784

この勢いで今年一年大きいのがたくさん釣れたらと都合のいいように思っていたら、1月末の釣行後に左肩が痛くなてしまい釣りどころではなくなってしまった。

整体や整形外科などで診てもらったところいずれでも肩から首周りの骨格が歪んでいるのが原因、と共通の診断するもののそれを矯正してくれるすべがないようでなかなか治らない。そんな時に知り合いからいい整体院があると紹介されて4月に予定されていた与那国島の遠征直前になんとか痛みを取ることができた。

与那国島遠征では飛行機の着陸直前に飛行機に鳥が当たって石垣島へ引き返すというトラブルがあったものの、なんとか2時間遅れで島に着き釣りはできた。

与那国島では10キロ以上はあろう手応えの大きなカンパチが次々とかかるすごい釣りを経験したのだが、同時にそのカンパチを次々とサメが襲うという最悪な経験もした。さらに目の前でジギング王の25キロはあろうかというデカカンパチを見せつけられておしまい。
しかし、この時の経験が次の輪島でのブリ釣行に生きた。

重いジグを楽に操作する竿を購入したぼくは、4月の輪島弾丸ブリ釣りツアーにこれを持って行き、重いジグ特有の動きでブリを釣り上げることができた。釣り方のヒントはプロショップEbb&Flowの店長から聞いたものだったが、こんなに早く実践して結果が出せるとは思わなかったので嬉しかった。

Img_1899



そして、このあと5月以降の遠征がちょっと神がかっていた。

5月にはあのカリスマ船長のサンライズ号での男女群島遠征。
ここでは、泳がせ釣りでクエを狙っていた根魚王の目の前でジグでクエを釣ってしまった。この時のジグも輪島と同じスキルジグの340gという重いジグ。与那国での敗退の産物だった。

Img_2007


6月の沖縄、よせみや船中白遠征ではさらに大変なことが起こる。
二日目の夕まずめ、二流しで船中計8匹のGTを釣るという歴史的事件を体験してしまう。

Img_4748


その時は、一流し目で20キロオーバー(推定)、二流し目で35キロオーバー(推定)という自己の持つ大物記録をあっさりと二流し連続で更新。奇跡だった。

Img_4758


Dsc04877


もう、こんなことは一生ないだろうと思って臨んだ翌月の種子島遠征だったが、今度は40キロ(推定)のイソマグロを釣ってしまった。

P7020079



この時はGTがヒットしたとばかり思い込んで一生懸命ファイトしたのに、上がってきたのがイソマグロだったのでぼくは落胆し「なんだよ!イソンボかよ」という暴言を吐き、Y店長をはじめとする同乗のベテラン釣り師の怒りをかってしまうという出来事もあった。釣り師の価値観というのは皆個々に違うものなのだなあと思ったものだったが、あとになって振り変えると釣れたのがイソマグロで良かったと思えてきたのであった。

昨年のカンパチ20キロ弱、今年のGT、イソマグロとオフショアの大物的には残すところはブリの10キロオーバーとヒラマサの20キロくらいのを、とりわけヒラマサのデカイのが釣れたらキャスティングの大物釣りはもうやめちゃおうかしら、などと冗談とも本気ともつかないことを言ってY店長を弄んだりしたのだが、ヒラマサ20キロなどというのはそう簡単に釣れるものでないことは重々承知したうえでの話だ。


さて、8月は例年ならば相模湾のマグロ狙いで出かけるのだけれど、今年は台風が来たこともあり出かけるタイミングを逸してしまった。一ヶ月間釣り堀も含めて全く釣りをしなかったのは何年ぶりのことだろう。

9月はまたまた遠征で長崎のステイタスさんへ。
甑島への釣行を予定していたが海の状況で五島列島での釣りとなる。
ここではまさかの今年、いや、人生二匹目のクエを釣ってしまった。

Img_5244


狙いは大ヒラマサだったのだがクエが釣れてしまうと妙な安心感が漂ってしまい闘争心が薄れキャスティングを卒業するためのデカヒラマサを狙うこともなく、その後は船上でコーヒーを淹れるなどして満足してしまった。

10月は今年最後の遠征で西表島へ。
昨年長居してたくさんの楽しい思い出を作った島なので再訪は嬉しかった。
今回も遠征本体より長めの滞在をし、前半は岐阜の帝王とマングローブでのジャングルフィッシング、後半は海での五目釣りとなる。

マングローブではトップをウォーターでのマングローブジャックやメッキ、オキフエダイなど様々な南の魚を釣り楽しめたが、どうしても釣りたかったテッポウウオだけが手にできなかったのが悔しい。
一匹などは針にかかって手元まで抜き上げたのに空中で針が外れて魚はカヌーの反対側に勢いで飛んで行ってしまったのだから身をよじるほどの悔しさが残った。

Imgp7785



一方、海の方も季節的なものか潮周りのせいか、はたまた海の状況で入りたいポイントに入れなかったことなどもあり釣果はあまり芳しくなかったが、最後にいいサイズのアカジンが釣れたので十分満足できた。

Img_5548

大物釣り以外では、ライトルアーに初挑戦の知人を案内して相模湾でサバ釣りをする。
激渋の中、なんとか数匹釣り上げられたのはとても嬉しかった。
新しい釣り仲間が増えることも嬉しい。

Imgp7436

さらに11月には若い女の子に弟子入りされてアマダイ釣りに行く。
こちらはエサ釣りだが、この日もアマダイ釣りとしては激渋の中、弟子はしっかりとアマダイを釣り上げ大喜びだったので良しとしよう。


釣り人口は年々着実に減りつつある。
子供達や若者が釣りに触れる機会や場所がないからだ。
身近な川や沼はフェンスに囲まれ立ち入り禁止、防波堤の釣りも似たような場所が増えていると聞く。
僕らの子供の頃は釣りはお金のかからない身近な遊びだったが、今の子供達にはそのような環境は皆無だろう。


数年前僕の家からさほど遠く無いところにある川の合流点に大きな遊水池が作られた。従来は川の合流点なので湿地が広がり池もあった、当然そこには小魚がたくさんいて水鳥やカワセミなどが飛来する自然の残った場所だった。
周辺の水路にも小魚がたくさんいるので僕には手軽に楽しめる釣り場だったので時々子供を連れてオイカワなどを釣りに行ったものだ。

ところが政府(国土交通省河川管理局)はその池をすべて埋め立てて、普段はグランドにし洪水時は水をためる場所にしようとした。
その計画には野鳥の観察団体から反対の声が上がり、長年の協議の結果池は半分だけ残されて半分はグランドになった。
池が残されることになったと聞いた時僕は安堵したのだが工事が終わってそのましょを訪れた時には落胆が広がった。

確かに池は残された。敷地内には水路や別な池も残っていた。
しかし、それらはすべて鉄柵で囲まれており立ち入り禁止になっていたのだ。

子供が落ちたら危険、という配慮なのだろうけれど余計なお世話だ。
僕も子供達も身近な釣り場を失ってしまい、以来その公園となった遊水池を訪れる気はまったく起こらない。

おそらく全国でこのような工事が行われ釣り場が減っているのだろう。
政府の役人の釣り文化に対する無知がこういう工事を常態化させている。
日本の子供たちにはすでに「釣り」というものは過去のものになりつつあるのかもしれないとさえ思ってしまう。


若者たちもバスブームで釣りを始めた世代より下の世代の釣り師は激減している。
今の釣りを支えているのは50歳以上の高齢者なのだ。

20年後、いや、10年後、日本の釣り界の状況はどうなっているのか?
釣り人、乗り合い船の船長は高齢化とともに激減するだろう。
ヘラブナの釣り堀の経営もおぼつかなるに違いない。

今以上に釣りのできる環境が狭まるに違いない。
この危機的現状を僕は非常に危惧しているのである。
今年は大きい魚が釣れたから嬉しい、釣り人が減れば自分が大きいのを釣る確率が増える、などと喜んではいられないのである。

これらの問題を解決していくには長期的ビジョンに立った釣り人口の増加策を考えなくてはならないのだが一体誰がそれをするのか?
メーカーさん、釣具屋さん、釣りメディアさん、釣り船さんはみなさん自分たちの近い将来の問題として今こそ真剣に考え直ちに取り組むべきだと思う。

このような現状に危惧して「釣り人口増加委員会」なる団体も活動をしていることを最近知り、こういう活動が起爆剤になって新たな展開が起こればと期待するのである。

僕にできることは、身内の人で釣りに興味のある人をなんとか釣らせてあげて仲間に引き入れることくらいなのだけれど、地道にやっていこうと思うのだ。



この一年は昨年に比べると釣行日数は随分と少なかった一年であったけれど、クエ、GT、イソマグロ、クエ、アカジンと今年はなかなかすごい内容の、むしろ神がかってるとも言える釣果を上げることのできた一年であったけれど、心残りは実家の埼玉でのヘラブナやタナゴ釣りが一度もできなかったことだ。

これらの釣りはオフショアの大物釣りに比べたら牧歌的な釣りであるけれど、繊細さにおいては群を抜いて楽しい釣りであり、こういう釣りもぼくは好きなのだ。

さて、来年の釣りのことを想うと、今のところ遠征の予定はわずかしかないのでこの二年間のようなダイナミックな釣りは期待できないだろう。
それでも釣りの楽しみ方は色々有るので、身近なできる範囲での釣りを楽しむ一年にしていきたいと思っている。

来年もせっせとブログを書きますので、いつも読んでいただいている皆様におかれましては、来年もよろしくお願い致します。

それではみなさん、よい釣りのできるお年を!

写真提供:Ebb&Flow   
釣りに関するお問い合わせはEbb&Flow

 

ブログ掲載の文章、画像の無断転載は禁止です (C)enos1091 All rights reserve

にほんブログ村 釣りブログ 日本全国釣行記へ

« バンド仲間とセッション忘年会@モンゴメリーランド 池袋 | トップページ | 本が読める喜び »

Fishing」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2016年の釣りを振り返る:

« バンド仲間とセッション忘年会@モンゴメリーランド 池袋 | トップページ | 本が読める喜び »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31