無料ブログはココログ
フォト

« コーヒー自家焙煎シリーズ@ルワンダ レメラCWS | トップページ | 赤金大爆発!シーバスジギング@長崎丸 本牧港 横浜 »

2017年3月27日 (月)

懐かしい友と旅をする@別所温泉 長野

高校時代からの古い友人たちと一泊旅行に出かけた。

長野の別所温泉で一泊して厄払いをしようと言い出したのは長野在住のKという男。
彼は高校当時、僕のいた埼玉の高校に都内から転校してきた都会的な雰囲気を持った男で、僕にジャズという音楽を教えてくれた。

当時の音楽大好き高校生の最先端はプログレだったので、彼が持ってきたジャズのレコードを音楽室で鳴らした時にそれがどう良いのか理解できたものはいなかったように思う。

僕もそのうちの一人だったけれど心のどこかに引っかかるものがあり、ジャズを聴いてみようと彼にどんなレコードを買えば良いのか相談したのがジャズを聴くようになるきっかけだった。

その後すっかりジャズにのめり込み、Kが持っていたヤマハのテナー・サックスを買いとり大学ではジャズ研に入り、というよりむしろジャズ研に入りたくて大学に行ったようなものだ。

よって、大学時代はジャズびたりの毎日。
卒業後も何か音楽に関われるような仕事をと転々としながら今に至る。

彼との出会いが僕の人生の方向を大きく買えたのは明らかだった。

今回の旅には参加しなかったが、高校二年生の時に学祭で映画を作って発表しようと、当時では考えられないような突拍子のないことを言い出した男がいる。
彼の言葉になぜか賛同した数名がそこに集まり、実際に映画を作り上げてしまったのだが、その時の仲間が今回の温泉旅行の主たるメンバーだ。

ビデオも無い8ミリ映画の時代にどうやって経費を捻出したのかも定かでは無いが、とにかく僕らは高校二年、三年の間に二本の映画を作り学祭で上映した。

それぞれ部活をしているものしていないもの様々だったけれど、映画作りが僕らを強く結びつけてくれた。

映画というのはさまざなな職能、才能をもつもの総合芸術だ。
そういうものを集まったメンバーたちは自然に発揮しお互い認め合い力を合わせたことが数十年経った今も僕らの人間関係を成り立たせてくれているのだと思う。

人生も終盤に差し掛かろうかという僕らなので、この数十年の間に辛いこと、楽しいこと、それぞれが様々な経験をしてきたのだと思う。

その間、僕らは必ずしも常に共にいたわけではなく、この数年になって再開したので、今回の一泊旅行ではそれぞれの自分の人生の棚卸的会話で話が弾んだ。

じっくり話せばみんなそれぞれに辛い経験や悲しい経験を積み重ねて大人になっている。まあ、人生は誰もがそういうものなのであろうけれど、そういうことを素直に語り合い、共感し、ある時は批判しあえる仲の友達関係というのはありそうでなかなか無いものではないだろうか。

当日は旅館への午後三時のチェック・インを待てずに強引に部屋に上がり込んだ僕を含む先発隊は部屋に入るや早速ウイスキーや焼酎を思い思いに飲み始め、およそ一時間半後に全員が揃えば自ずと宴会となる。

中には数十年ぶりの再会をするものもあり、宴会と言っても馬鹿騒ぎするのではなく、近況報告や過去の想いの清算など語りたい事はいくらでもある。時間はいくらあっても足らないのだ。

Dsc00013

夕食を食べて一風呂浴びてから再び飲み会に突入。
この時点で仕事の疲れもあってか一気に飲みすぎたのか既にダウンしてしまうものも出たが、風呂を浴びてさっぱりした僕は浴衣姿で楽器を取り出してKにギターを弾かせてジャズを何曲かやった。

お前の教えてくれたジャズをこの程度にはできるようになったのだぞ。と自慢したかったのだ。

Img_1774

その後は生演奏でカラオケを数曲やってからは過去の清算大会に突入する。

忘れていた記憶が突然引き出しから引き出されたように飛び出したり、自分だけ全く記憶にない事柄をみんなが共有していたり、初めて知らされる真実があったりして、驚きや笑いの連発。なぜかこの仲間の前では素直になれる。最後は今抱えている問題を親身に相談に乗ったりしていたりしてみんな優しいのだ。

気がついたら午前三時を回っていたので、翌日の運転がある僕は先に床に入ったが、残ったメンバーはその後も四時頃まで飲んでいたらしい。

翌朝は、と言っても数時間後七時には起きて朝風呂に入り朝食をとり最後はEnoCafeの美味しいコーヒーで締めた。

Dsc00009b

お風呂も食事もチェック・アウトもたくさんのお客さんの中でいつも僕らが一番最後だった。

チェック・アウト後に近くの北向観音まで歩き厄払いのお参りをして、記念の写真を何枚かとった。
みんないい顔している。寝不足の二日酔いとは思えない。

Dsc00042b

Dsc00065

宿を離れてから隣町まで「牛乳パン」なるものを求めて小一時間のドライブ。
着いた先の小さなパン屋さんでは既に売り切れており、卸先の上田市内のスーパーへ向かう。

このあたりで僕は眠さの限界で運転も交代してもらった。
スーパーで無事「牛乳パン」に出会うことができたので一同購入し、さらにお土産コーナーも充実していたので土産物を買い込むと、今度は昼食を求めて上田市内を蕎麦屋を求めて彷徨うが昼時で満員のためは入れず。

上田城公園に行きで店で何か買って食べようということになったけれど、行ってみたら真田丸人気で人ばかり、僕は疲れ果てて駐車場の車の中で寝た。

結局ここでも昼食にありつけなかったらしく、長野在住のK、電車で来た女性二人と僕たち車組四人は再会を誓いここで別れ帰路に向かった。

途中高速のサービス・エリアで遅いお昼を食べたが、ここでも僕は車内に残り寝ていた。

車内でも昨夜の話の続きやこの二日間の楽しかったことなど話していたら、信州からのおよそ200キロの道のりは短く感じあっという間に解散する駅に到着してしまった。

Dsc00090

      行く道は異なれど、いい距離感で付き合っている僕らを象徴するような一枚

あっという間の二日間だったけれども、とても濃くて楽しい時間だった。
僕にとっては自分の人生を走馬灯のように振り返る旅だった。
人は自分の死ぬ一瞬にそういう体験をするとういうけれど、二日間もかけてじっくり振り返ることができ、さらにまだいくばくかの余生が僕にはある。
僕の人生はとても素敵でいい人生なんじゃないかと思う旅だった。


ブログ掲載の文章、画像の無断転載は禁止です (C)enos1091 All rights reserve

« コーヒー自家焙煎シリーズ@ルワンダ レメラCWS | トップページ | 赤金大爆発!シーバスジギング@長崎丸 本牧港 横浜 »

友達」カテゴリの記事

コメント

幹事役、ご苦労様でした。
じっくりと腰を据えて話せたね。
これまで知らなかったことも多かった。
人生の多感な時期を一緒に過ごした仲間との時間は
とても濃密で、また素直になれて、ほかではありえない体験だ、

エノカフェのコーヒーも大変美味しかった。
僕の人生で5本の指に入る美味しさで感動した。
ジャズ演奏は、楽譜が初見でついていけず、迷惑かけた。
でもソプラノサックスの優しい音色は頭の中に今も響いてるよ。

毎年というわけにはいかないけれど、泊りの会は
また機会ができたら、やりたいものだね。

なんであんなに素直になれるのか不思議だよね。
今度は夏の信州でやらない?
環境が揃っていればの話だけれどね。
次の時はあらかじめやる曲を決めておこうか?

幹事さんお疲れ様でした。
おかげさまで良い思い出がまた一つ増えました。

しかし、最近みんなと話してると
自分のことなのに初めて知る真実がいっぱいあって
ビビりっぱなしですよアタシは

今回もホント驚いた!(大笑)

でも知らなかったことを知って同時にフに落ちることもあり
あの頃のゴタゴタしていた自分が
整理されていく気持ち良さも味わってます。

いやぁ〜みんな。。。
ずっと友達でいてくれてありがとね

ビビりますか〜。笑

今回は本当に友達のありがたみを実感した旅でした。
これからもよろしくお願いいたします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 懐かしい友と旅をする@別所温泉 長野:

« コーヒー自家焙煎シリーズ@ルワンダ レメラCWS | トップページ | 赤金大爆発!シーバスジギング@長崎丸 本牧港 横浜 »

2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31