コーヒー自家焙煎シリーズ@グァテマラSHB
今度の日曜日に開催するEnoCafeエブフロ店に合わせて大量購入した豆の中から本日選んで焙煎したのはグァテマラSHBという豆でございます。
グァテマラの豆はこれまた今を去ること42年くらい前に新宿御苑のコーヒー問屋さんで買って飲んだのが初めてで、さすがにその時の記憶は定かではありません。でもその後一切購入していなかったということはあまり自分に合う豆でなかったということは言えるのでないかと思います。
まあ、早い話この40年あまり飲まず嫌いでいたわけでありますが、今回のイベントに際して、せっかくのいい機会だから改めて色々飲んでみて、現時点での再評価をしてみようということになったわけでありますが、さていかなることに。
そこでいつものようにシャカシャカと焙煎しました。
グァテマラの豆といえば比較的深めの焙煎のものが多いような印象で、確か知人のやってるイタリアレストランもグァテマラの深煎り豆を苦めに入れていて、それはそれでイタリア料理にはよくあっていたのです、ここはあえて中煎りにしてどのような味がするのかを確かめた上で今後の焙煎に生かそうということにしました。
ところで焙煎の深さについて、本ブログでは僕の無知から、浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りあたりを基準にそれよりちょい深とかちょい浅トイy表現をしてまいりましたが、先日あるコーヒー豆の販売店さんのサイトでコーヒー焙煎の深度を表にしたロースト表なるものを発見し、ああ、やっぱりこういうのがちゃんとあるんだ。と感心する一方でプロの方々はこういうことは基本中の基本として学んでいるのだろうなと、己の無知を恥じるところもあったのでございます。
その表によれば、コーヒー豆は焙煎の浅い順に8段階に分けられており、ライトロースト、シナモンロースト、ミディアムロースト、ハイロースト、シティロースト、ジャーマンロースト、フレンチロースト、イタリアンローストとなっております。
ライトやシナモンは最近はやりのサードウェーブコーヒーとやら、ミディアムローストというのは昔ながらの喫茶店で出てくるコーヒーのロースト(関東では)でシティローストは某コンビニの○○カフェの焙煎、某アメリカ系チェーン店はシティかジャーマンあたりの深煎りと書いたら雰囲気が伝わるかな?
これまでも色々な場面でこれらの名前は耳にしていたものの、焙煎の深さについてはこの表と異なるイメージで認識していたので、このロースト表を見て改めて自分がこれまでやっていた焙煎がどの位置にあるのかを再確認できたことと、今後の焙煎の具合を見ていう上で大変参考になることになり、おのれのシロートぶりに呆れつつもいい勉強をさせていただいた感があります。
今回のグァテマラについていえば、おそらく僕がこれまで知っていたものはシティローストやフレンチローストと呼ばれる深煎り豆で苦みばしった豆、というものでした。
どのようなお味かと申しますと、コロンビアの豆などにあるモカなどのアフリカ系の豆の酸味とはちょっと違う質の酸味が強く、一口飲むと口いっぱいに酸味が広がる。その後から程よい苦味とコクが絡むように口に広がってくるというものなんですね。
先入観というものは恐ろしいもので、自分が予想していたものとは全く違う味だったのでビックリしたのと、その味が自分の好みだったことで大きな喜びを感じました。
今回はちょっと酸っぱめのミディアムローストにしましたが、次は一段階深いハイローストかシティローストあたりにして苦味を少しだけ前に出してみようと企むのであります。
さて、今回はグァテマラの豆の再発見をしたのですが、今週末のEnoCafeエブフロ店に向けて、まだまだ初めて焙煎する豆が数種類あるので順次やっていきましょう。
新たなコーヒー豆との出会いに大いに期待するものであります。
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